JPH0710061Y2 - 筒内圧信号の異常判定装置 - Google Patents
筒内圧信号の異常判定装置Info
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- JPH0710061Y2 JPH0710061Y2 JP10498588U JP10498588U JPH0710061Y2 JP H0710061 Y2 JPH0710061 Y2 JP H0710061Y2 JP 10498588 U JP10498588 U JP 10498588U JP 10498588 U JP10498588 U JP 10498588U JP H0710061 Y2 JPH0710061 Y2 JP H0710061Y2
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- cylinder pressure
- ignition timing
- pmax
- crank angle
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Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、筒内圧信号の異常判定装置、特に筒内圧信
号に基づいてエンジンの失火や部分燃焼が生じているか
どうかの異常を判定するものに関する。
号に基づいてエンジンの失火や部分燃焼が生じているか
どうかの異常を判定するものに関する。
(従来の技術) 近時、エンジンのノッキングを生じない領域では、筒内
圧が最大となるクランク角位置(Θptax)がエンジンの
発生トルクを最大にする一定位置(Θ0)にくるように
点火時期を制御(いわゆるMBT制御)することが行なわ
れている(特開昭59−39974号公報参照)。
圧が最大となるクランク角位置(Θptax)がエンジンの
発生トルクを最大にする一定位置(Θ0)にくるように
点火時期を制御(いわゆるMBT制御)することが行なわ
れている(特開昭59−39974号公報参照)。
これを第9図で説明すると、1は点火プラグの座金状に
形成される筒内圧センサで、筒内圧センサ1は筒内圧を
圧電素子によって電荷に変換し、そのセンサ出力S1をチ
ャージアンプ2に出力する。チャージアンプ2はいわゆ
る電荷−電圧変換増幅器からなり、センサ出力S1を電圧
信号S2に変換してサンプリング回路3に出力する。
形成される筒内圧センサで、筒内圧センサ1は筒内圧を
圧電素子によって電荷に変換し、そのセンサ出力S1をチ
ャージアンプ2に出力する。チャージアンプ2はいわゆ
る電荷−電圧変換増幅器からなり、センサ出力S1を電圧
信号S2に変換してサンプリング回路3に出力する。
クランク角センサ4からの信号Ref,Posも入力されるサ
ンプリング回路3は所定のクランク角毎(たとえば2°
毎)に所定のクランク角区間(圧縮上死点からATDC50°
程度まで)にわたって、筒内圧を表す電圧信号S2をサン
プリングし、サンプリング信号S3を筒内圧最大クランク
角検出回路5に出力する。
ンプリング回路3は所定のクランク角毎(たとえば2°
毎)に所定のクランク角区間(圧縮上死点からATDC50°
程度まで)にわたって、筒内圧を表す電圧信号S2をサン
プリングし、サンプリング信号S3を筒内圧最大クランク
角検出回路5に出力する。
検出回路5では、サンプリング信号S3とクランク角信号
Ref,Posに基づいて筒内圧が最大となるクランク角位置
(Θpmax)を検出する。
Ref,Posに基づいて筒内圧が最大となるクランク角位置
(Θpmax)を検出する。
このΘpmaxを検出情報として点火時期のMBT制御を行う
装置では、Θpmaxが圧縮上死点後の一定位置Θ0(たと
えばATDC10°〜20°)と一致するように、両者の偏差
(Θpmax−Θ0)に基づく補正量(M)が算出され、そ
の補正量Mにて基本点火時期が修正制御される。
装置では、Θpmaxが圧縮上死点後の一定位置Θ0(たと
えばATDC10°〜20°)と一致するように、両者の偏差
(Θpmax−Θ0)に基づく補正量(M)が算出され、そ
の補正量Mにて基本点火時期が修正制御される。
なお、クランク角センサ4は、爆発間隔(6気筒エンジ
ンではクランク角で120°,4気筒エンジンでは180°)毎
に各気筒の所定位置でハイレベルとなるパルス信号(Re
f)を出力するとともに、クランク角の単位角度毎(た
とえば1°毎)にハイレベルとなるパルス信号(Pos)
を出力する。
ンではクランク角で120°,4気筒エンジンでは180°)毎
に各気筒の所定位置でハイレベルとなるパルス信号(Re
f)を出力するとともに、クランク角の単位角度毎(た
とえば1°毎)にハイレベルとなるパルス信号(Pos)
を出力する。
(考案が解決しようとする課題) ところで、こうした装置ではサンプリング区間が圧縮上
死点より所定のクランク角位置(ATDC50°程度)までと
なっている。この区間に限定するのは、正常に燃焼が行
なわれるとすれば、必ずこの区間にΘpmaxが存在し、こ
の区間を外れては存在しないはずだからである。
死点より所定のクランク角位置(ATDC50°程度)までと
なっている。この区間に限定するのは、正常に燃焼が行
なわれるとすれば、必ずこの区間にΘpmaxが存在し、こ
の区間を外れては存在しないはずだからである。
このため、正常に燃焼が行なわれない場合にはΘpmaxを
正確に検出できないことがある。たとえば、点火時期を
進角(あるいは遅角)しすぎたり、あるいは低負荷等で
燃焼が正常に行なわれがたい運転域において失火または
部分燃焼が生じた場合には、単なる圧縮圧力のピーク位
置がΘpmaxとして検出される。
正確に検出できないことがある。たとえば、点火時期を
進角(あるいは遅角)しすぎたり、あるいは低負荷等で
燃焼が正常に行なわれがたい運転域において失火または
部分燃焼が生じた場合には、単なる圧縮圧力のピーク位
置がΘpmaxとして検出される。
特に、点火時期を遅角しすぎて失火した場合と、点火時
期を進角しすぎてΘpmaxが圧縮上死点近傍にきた場合と
では、いずれもΘpmaxは圧縮上死点近傍にあるとして検
出されるが、前者の場合は本来、点火時期を進角補正す
べきところであるのに、後者と誤って遅角補正されてし
まう。つまり、遅角しすぎて失火した気筒についてのΘ
pmaxは誤検出であるといえ、誤検出した情報に基づいて
エンジンの燃焼を制御すれば、運転性や燃費の悪化を招
くのである。
期を進角しすぎてΘpmaxが圧縮上死点近傍にきた場合と
では、いずれもΘpmaxは圧縮上死点近傍にあるとして検
出されるが、前者の場合は本来、点火時期を進角補正す
べきところであるのに、後者と誤って遅角補正されてし
まう。つまり、遅角しすぎて失火した気筒についてのΘ
pmaxは誤検出であるといえ、誤検出した情報に基づいて
エンジンの燃焼を制御すれば、運転性や燃費の悪化を招
くのである。
一方、失火の判定を行うようにした装置としては、実願
昭60−181263号公報に記載のものがある。しかし、この
装置は筒内圧のピーク値と圧縮上死点位置での筒内圧と
の大小比較に基づいて失火を生じたかどうかを判定する
構成であるため、ノイズにより筒内圧のピーク値に誤差
が生ずると誤った判定をすることがあり、失火の判定が
万全に行なわれるとはいいがたい。
昭60−181263号公報に記載のものがある。しかし、この
装置は筒内圧のピーク値と圧縮上死点位置での筒内圧と
の大小比較に基づいて失火を生じたかどうかを判定する
構成であるため、ノイズにより筒内圧のピーク値に誤差
が生ずると誤った判定をすることがあり、失火の判定が
万全に行なわれるとはいいがたい。
また、特開昭61−128133号公報の燃焼状態検出装置によ
れば、点火時期からΘpmaxまでの期間を測定し、この値
がたとえば前回までの平均値に比べて小さすぎるような
場合には、燃焼圧力によるものでないつまり失火を生じ
ていると判断して、今回検出したΘpmaxの代わりにメモ
リに記憶している前回までのΘpmaxを保持するものが構
成されるが、Θpmaxが圧縮上死点近傍に生じた場合に、
その原因が点火時期の進角のしすぎによるのか、遅角し
すぎて失火を生じたことにあるのかの判定までは行って
いない。
れば、点火時期からΘpmaxまでの期間を測定し、この値
がたとえば前回までの平均値に比べて小さすぎるような
場合には、燃焼圧力によるものでないつまり失火を生じ
ていると判断して、今回検出したΘpmaxの代わりにメモ
リに記憶している前回までのΘpmaxを保持するものが構
成されるが、Θpmaxが圧縮上死点近傍に生じた場合に、
その原因が点火時期の進角のしすぎによるのか、遅角し
すぎて失火を生じたことにあるのかの判定までは行って
いない。
この考案はこのような従来の課題に着目してなされたも
ので、Θpmaxが圧縮上死点近傍に生じた原因が点火時期
の進角のしすぎによるのか、それとも遅角しすぎて失火
を生じたことにあるのかを、Θpmaxとそのときに設定さ
れている点火時期とを比較することにより判定するよう
にした装置を提供することを目的とする。
ので、Θpmaxが圧縮上死点近傍に生じた原因が点火時期
の進角のしすぎによるのか、それとも遅角しすぎて失火
を生じたことにあるのかを、Θpmaxとそのときに設定さ
れている点火時期とを比較することにより判定するよう
にした装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) この考案は、第1図に示すように、点火時期を設定する
手段11と、設定された点火時期(D)に合わせて点火を
行う手段12と、エンジンのクランク角を検出するセンサ
13と、エンジンの筒内圧を検出するセンサ14と、この筒
内圧センサ14の検出値を所定のクランク角毎(たとえば
2°毎)にサンプリングする手段15と、サンプリング手
段15にて得られるデータより筒内圧が最大となるクラン
ク角位置(Θpmax)を検出する手段16と、この筒内圧最
大クランク角位置Θpmaxが圧縮上死点近傍にある場合に
筒内圧最大クランク角位置Θpmaxと前記点火時期設定手
段11にて設定された点火時期Dとを比較することによ
り、点火時期の進角のしすぎか、それとも遅角のしすぎ
で失火を生じているのかを判定する手段17とを設けた。
手段11と、設定された点火時期(D)に合わせて点火を
行う手段12と、エンジンのクランク角を検出するセンサ
13と、エンジンの筒内圧を検出するセンサ14と、この筒
内圧センサ14の検出値を所定のクランク角毎(たとえば
2°毎)にサンプリングする手段15と、サンプリング手
段15にて得られるデータより筒内圧が最大となるクラン
ク角位置(Θpmax)を検出する手段16と、この筒内圧最
大クランク角位置Θpmaxが圧縮上死点近傍にある場合に
筒内圧最大クランク角位置Θpmaxと前記点火時期設定手
段11にて設定された点火時期Dとを比較することによ
り、点火時期の進角のしすぎか、それとも遅角のしすぎ
で失火を生じているのかを判定する手段17とを設けた。
(作用) Θpmaxが圧縮上死点近傍に現れるのは、点火時期を進角
しすぎた場合に限らず、遅角しすぎて失火した場合にも
生ずる。ただし、前者の場合と後者の場合とでは、Θ
pmaxと点火時期との相対位置が前者において近接し、後
者においてそれよりも離れる。
しすぎた場合に限らず、遅角しすぎて失火した場合にも
生ずる。ただし、前者の場合と後者の場合とでは、Θ
pmaxと点火時期との相対位置が前者において近接し、後
者においてそれよりも離れる。
このため、本考案にてΘpmaxと点火時期が比較される
と、両者がはっきりと区別される。つまり、燃焼圧力に
よらない場合にまで、燃焼圧力を生じたかのように誤判
断することが避けられる。
と、両者がはっきりと区別される。つまり、燃焼圧力に
よらない場合にまで、燃焼圧力を生じたかのように誤判
断することが避けられる。
(実施例) 第2図はΘpmaxを検出情報としていわゆるMBT制御を行
う装置にこの考案を適用した一実施例のブロック図で、
第9図と同じ部分には同一の符号を付してあり、その部
分の説明は省略する。なお、サンプリング回路3による
サンプリング区間は圧縮上死点からATDC30°程度までと
している。
う装置にこの考案を適用した一実施例のブロック図で、
第9図と同じ部分には同一の符号を付してあり、その部
分の説明は省略する。なお、サンプリング回路3による
サンプリング区間は圧縮上死点からATDC30°程度までと
している。
第2図において、22は点火時期設定回路で、この回路22
では運転状態(たとえばエンジン回転数とエンジン負荷
としての吸入空気流量)に応じて基本点火時期(N)を
テーブルルックアップあるいは計算にて求めるととも
に、このNを後述する補正量(M)にて補正して最終点
火時期D(=N+M)を設定する。このDは点火時期記
憶回路23に出力してメモリにセーブしておく。
では運転状態(たとえばエンジン回転数とエンジン負荷
としての吸入空気流量)に応じて基本点火時期(N)を
テーブルルックアップあるいは計算にて求めるととも
に、このNを後述する補正量(M)にて補正して最終点
火時期D(=N+M)を設定する。このDは点火時期記
憶回路23に出力してメモリにセーブしておく。
さらに、このDに対応するタイミングで点火信号Spを点
火手段24に出力する。点火手段24は点火コイル24Aや点
火プラグ24B等からなり、点火信号Spに基づき高電圧を
発生させて混合気に点火する。
火手段24に出力する。点火手段24は点火コイル24Aや点
火プラグ24B等からなり、点火信号Spに基づき高電圧を
発生させて混合気に点火する。
検出回路5からのΘpmaxと記憶回路23のメモリ値(つま
り点火時期)D′とを入力する判定回路25では、Θpmax
が圧縮上死点近傍にある場合に、それが点火時期の進角
のしすぎによるものか、それとも点火時期を遅角しすぎ
て失火した結果によるものなのかを判定し、その判定信
号Shを補正量演算回路26に出力する。
り点火時期)D′とを入力する判定回路25では、Θpmax
が圧縮上死点近傍にある場合に、それが点火時期の進角
のしすぎによるものか、それとも点火時期を遅角しすぎ
て失火した結果によるものなのかを判定し、その判定信
号Shを補正量演算回路26に出力する。
補正量演算回路26では今回検出されたΘpmaxおよび信号
Shに基づいて次回のΘpmaxがエンジンの発生トルクを最
大にする一定位置(Θ0)にくるように補正量Mを演算
し、これを点火時期設定回路22に出力する。
Shに基づいて次回のΘpmaxがエンジンの発生トルクを最
大にする一定位置(Θ0)にくるように補正量Mを演算
し、これを点火時期設定回路22に出力する。
第2図に示したサンプリング回路3,点火時期設定回路2
2,点火時期記憶回路23、判定回路25、補正量演算回路26
はハードウエアでも構成できるが、マイクロコンピュー
タからなるコントロールユニット21を用いれば、各回路
は以下に示すプログラムによってその機能を実現するこ
とができる。
2,点火時期記憶回路23、判定回路25、補正量演算回路26
はハードウエアでも構成できるが、マイクロコンピュー
タからなるコントロールユニット21を用いれば、各回路
は以下に示すプログラムによってその機能を実現するこ
とができる。
次に、第3図ないし第8図に基づいてこの実施例の作用
を説明する。
を説明する。
第3図は筒内圧のサンプリングを行うプログラムで第1
図の手段15の機能に相当する。まず、P1で筒内圧を表す
電圧信号(筒内圧波形に相当)S2をA/D変換してそのA/D
変換値(図では単に「A/D値」で表す。第4図において
同じ)をメモリにセーブする。この場合、サンプリング
区間は圧縮上死点から開始するようにしてあり、最初の
筒内圧のA/D変換値は圧縮上死点位置におけるものとな
る。P2では圧縮上死点以降、クランク角で2°毎のA/D
変換処理を開始し、そのA/D変換値をそのときのクラン
ク角に対応させて対(ペア)でメモリにセーブする。そ
して、この処理を本ルーチンの実行毎に所定角度ΘEND
(ATDC30°)まで繰り返す。つまり、ΘENDはサンプリ
ング区間の終期を定める。これにより、燃焼状態に応じ
て変化する筒内圧波形がサンプリング区間において2°
毎にA/D変換されていく。
図の手段15の機能に相当する。まず、P1で筒内圧を表す
電圧信号(筒内圧波形に相当)S2をA/D変換してそのA/D
変換値(図では単に「A/D値」で表す。第4図において
同じ)をメモリにセーブする。この場合、サンプリング
区間は圧縮上死点から開始するようにしてあり、最初の
筒内圧のA/D変換値は圧縮上死点位置におけるものとな
る。P2では圧縮上死点以降、クランク角で2°毎のA/D
変換処理を開始し、そのA/D変換値をそのときのクラン
ク角に対応させて対(ペア)でメモリにセーブする。そ
して、この処理を本ルーチンの実行毎に所定角度ΘEND
(ATDC30°)まで繰り返す。つまり、ΘENDはサンプリ
ング区間の終期を定める。これにより、燃焼状態に応じ
て変化する筒内圧波形がサンプリング区間において2°
毎にA/D変換されていく。
第4図はΘpmaxを検出するプログラムで、第1図の手段
16の機能に相当する。まず、P11で筒内圧のA/D変換値を
読み込み、P12でそのときのクランク角が圧縮上死点
(図では「TDC」で表す。第5図において同じ)かどう
かの判断を行い、圧縮上死点のときにはP13で筒内圧の
最大値(Pmax)を代入するメモリ(Pmaxメモリ)の値を
零とする処理を行う。これは初期化であり、圧縮上死点
を過ぎるとP13の処理は行わない。なお、クランク角の
検出は、たとえば信号Posのパルスを圧縮上死点以後カ
ウントすることにより行う。
16の機能に相当する。まず、P11で筒内圧のA/D変換値を
読み込み、P12でそのときのクランク角が圧縮上死点
(図では「TDC」で表す。第5図において同じ)かどう
かの判断を行い、圧縮上死点のときにはP13で筒内圧の
最大値(Pmax)を代入するメモリ(Pmaxメモリ)の値を
零とする処理を行う。これは初期化であり、圧縮上死点
を過ぎるとP13の処理は行わない。なお、クランク角の
検出は、たとえば信号Posのパルスを圧縮上死点以後カ
ウントすることにより行う。
P14では今回の筒内圧のA/D変換値を前回までにPmaxメモ
リに代入されている値と比較し、筒内圧のA/D変換値が
メモリ値以上であるときはP15で今回のA/D変換値をPmax
メモリに代入するとともに、P16でそのA/D変換値に対応
するクランク角をΘpmaxメモリに代入する。つまり、P
maxメモリでは順次大きな値で更新されていくのであ
り、これにてPmaxが求められ、かつPmaxに対応してΘ
pmaxメモリに代入されている値がΘpmaxを与える。
リに代入されている値と比較し、筒内圧のA/D変換値が
メモリ値以上であるときはP15で今回のA/D変換値をPmax
メモリに代入するとともに、P16でそのA/D変換値に対応
するクランク角をΘpmaxメモリに代入する。つまり、P
maxメモリでは順次大きな値で更新されていくのであ
り、これにてPmaxが求められ、かつPmaxに対応してΘ
pmaxメモリに代入されている値がΘpmaxを与える。
一方、ステップP14で筒内圧のA/D変換値がPmaxメモリの
値に満たないとき燃焼のピークを過ぎて筒内圧が下降し
ていると判断し、P15,P16をジャンプしてP17に進む。
値に満たないとき燃焼のピークを過ぎて筒内圧が下降し
ていると判断し、P15,P16をジャンプしてP17に進む。
P17では信号Posのカウント値(CP)を前述の所定角度
(ATDC30°)に相当する数値(たとえば30)と比較し、
CPがその数値30以下であるときはP18で筒内圧のA/D変換
値の読み込み処理の継続を指令して今回のルーチンを終
了する。そして、CPがその数値30を越えると、P19でATD
C30°のクランク角による割込みをかけて本プログラム
の終了(すなわち、マスクする)を指令し、次の点火時
期とΘpmaxとを比較するプログラムに移行する。
(ATDC30°)に相当する数値(たとえば30)と比較し、
CPがその数値30以下であるときはP18で筒内圧のA/D変換
値の読み込み処理の継続を指令して今回のルーチンを終
了する。そして、CPがその数値30を越えると、P19でATD
C30°のクランク角による割込みをかけて本プログラム
の終了(すなわち、マスクする)を指令し、次の点火時
期とΘpmaxとを比較するプログラムに移行する。
第5図は点火時期とΘpmaxとを比較するプログラムで、
第1図の手段17の機能に相当する。P31でΘpmaxが圧縮
上死点近傍にあるかどうかを判定する。これは、点火時
期を進角しすぎてΘpmaxが圧縮上死点近傍にきた場合の
外、遅角しすぎて失火を生じた場合にもΘpmaxが圧縮上
死点近傍にくるからである。後者の場合には、失火して
いなければΘpmaxが圧縮上死点近傍にくるはずがない、
つまり燃焼圧力に基づくものではないので、後者の場合
をも進角のしすぎであるとすることは誤った判断とな
る。したがって、Θpmaxが圧縮上死点近傍に存在すると
きは、P34へと進んで両者を区別し、誤った判断をしな
いようにしなればならない。
第1図の手段17の機能に相当する。P31でΘpmaxが圧縮
上死点近傍にあるかどうかを判定する。これは、点火時
期を進角しすぎてΘpmaxが圧縮上死点近傍にきた場合の
外、遅角しすぎて失火を生じた場合にもΘpmaxが圧縮上
死点近傍にくるからである。後者の場合には、失火して
いなければΘpmaxが圧縮上死点近傍にくるはずがない、
つまり燃焼圧力に基づくものではないので、後者の場合
をも進角のしすぎであるとすることは誤った判断とな
る。したがって、Θpmaxが圧縮上死点近傍に存在すると
きは、P34へと進んで両者を区別し、誤った判断をしな
いようにしなればならない。
なお、P32で例外処理を行うかどうかの判定フラグ(IF
0)をセットする(IFO=1とする)のは、後述する点火
時期制御に必要となるからで、IF0=1にて例外処理を
行うことが指示される。この逆に、IF0=0は通常のMBT
制御を指示することになり、したがってP31でΘpmaxが
圧縮上死点近傍にないときはP33で判定フラグIF0をリセ
ットする(IF0=0とする)。
0)をセットする(IFO=1とする)のは、後述する点火
時期制御に必要となるからで、IF0=1にて例外処理を
行うことが指示される。この逆に、IF0=0は通常のMBT
制御を指示することになり、したがってP31でΘpmaxが
圧縮上死点近傍にないときはP33で判定フラグIF0をリセ
ットする(IF0=0とする)。
ここで、筒内圧の燃焼波形(すなわち筒内圧センサの出
力波形)に着目すると、点火時期を遅角しすぎて失火し
た場合には、第6図に示すように、筒内圧のピークが圧
縮上死点近傍に現れ、したがってΘpmaxとそのときに設
定した点火時期D(あるいはメモリに代入してある点火
時期D′)とが近接する。これに対して、点火時期を進
角しすぎても、第7図に示すように、筒内圧のピークが
圧縮上死点近傍に現れるが、この場合にはΘpmaxと点火
時期Dとは失火した場合よりも離れている。
力波形)に着目すると、点火時期を遅角しすぎて失火し
た場合には、第6図に示すように、筒内圧のピークが圧
縮上死点近傍に現れ、したがってΘpmaxとそのときに設
定した点火時期D(あるいはメモリに代入してある点火
時期D′)とが近接する。これに対して、点火時期を進
角しすぎても、第7図に示すように、筒内圧のピークが
圧縮上死点近傍に現れるが、この場合にはΘpmaxと点火
時期Dとは失火した場合よりも離れている。
そこで、エンジンの燃焼速度等より予め定めたマージン
量(A)を用意し、P34でΘpmaxとD′+Aを比較させ
れば、ΘpmaxがD′+Aを越えない場合に遅角しすぎて
失火していると判断されるので、P36で判定フラグ(IF
1)をリセットしてルーチンを終了する。この逆に、Θ
pmaxがD′+A以上であるときは、進角のしすぎである
と判断してP35で判定フラグIF1をセットする。ここに、
IF1=0は遅角しすぎて失火したことを、IF1=1は進角
しすぎであること意味することになり、IF1の値にて両
者が区別される。つまり、燃焼圧力によらない場合にま
で、燃焼圧力を生じたかのように誤判断せずとも済むこ
とになるのである。言い替えると、Θpmaxを検出情報と
する場合の情報が正確なものとなり、Θpmaxの検出精度
が向上する。
量(A)を用意し、P34でΘpmaxとD′+Aを比較させ
れば、ΘpmaxがD′+Aを越えない場合に遅角しすぎて
失火していると判断されるので、P36で判定フラグ(IF
1)をリセットしてルーチンを終了する。この逆に、Θ
pmaxがD′+A以上であるときは、進角のしすぎである
と判断してP35で判定フラグIF1をセットする。ここに、
IF1=0は遅角しすぎて失火したことを、IF1=1は進角
しすぎであること意味することになり、IF1の値にて両
者が区別される。つまり、燃焼圧力によらない場合にま
で、燃焼圧力を生じたかのように誤判断せずとも済むこ
とになるのである。言い替えると、Θpmaxを検出情報と
する場合の情報が正確なものとなり、Θpmaxの検出精度
が向上する。
第8図は第5図で導入した判定フラグ(IF0とIF1)を用
いて点火時期補正量を演算するプログラムである。ま
ず、P41でIF0=0のときはP42で通常のMBT制御を行う。
すなわち、Θpmaxの検出情報に基づいて次回のΘpmaxが
エンジンの発生トルクを最大にする一定位置(Θ0)に
くるように、その偏差とフィードバック定数を用いてフ
ィードバック量を算出し、これをMメモリに代入してル
ーチンを終了する。つまり、Mメモリの値がMBT補正量
(M)を与える。なお、図示しないプログラムでは、こ
のMで基本点火時期Nを補正することにより最終的な点
火時期D(=N+M)が設定される。
いて点火時期補正量を演算するプログラムである。ま
ず、P41でIF0=0のときはP42で通常のMBT制御を行う。
すなわち、Θpmaxの検出情報に基づいて次回のΘpmaxが
エンジンの発生トルクを最大にする一定位置(Θ0)に
くるように、その偏差とフィードバック定数を用いてフ
ィードバック量を算出し、これをMメモリに代入してル
ーチンを終了する。つまり、Mメモリの値がMBT補正量
(M)を与える。なお、図示しないプログラムでは、こ
のMで基本点火時期Nを補正することにより最終的な点
火時期D(=N+M)が設定される。
一方、P41でIF0=1の場合は例外処理を行う場合である
として次に進む。P43でIF1=1のときは進角のしすぎで
あるから、P44でMメモリに予め定めた遅角量(KRTD)
を代入する。これにて、進角しすぎた気筒では燃焼が遅
らされることになって、燃焼圧力のピークが圧縮上死点
以降へとずれる。これに対してP43でIF1=0のときは遅
角しすぎて失火しているのであるからP45でMメモリに
予め定めた進角量(KADV)を代入する。これにて、失火
した気筒では早めに燃焼が始まり、失火からの速やかな
回復が図られる。
として次に進む。P43でIF1=1のときは進角のしすぎで
あるから、P44でMメモリに予め定めた遅角量(KRTD)
を代入する。これにて、進角しすぎた気筒では燃焼が遅
らされることになって、燃焼圧力のピークが圧縮上死点
以降へとずれる。これに対してP43でIF1=0のときは遅
角しすぎて失火しているのであるからP45でMメモリに
予め定めた進角量(KADV)を代入する。これにて、失火
した気筒では早めに燃焼が始まり、失火からの速やかな
回復が図られる。
つまり、従来例によれば、点火時期を遅角しすぎて失火
した場合も、点火時期を進角しすぎてΘpmaxが圧縮上死
点にきた場合と同じに扱われるので、MBT制御を行う
と、さらに遅角されることになって、ますます燃焼状態
を悪くすることがあったのであるが、この例によれば、
判定フラグの値により遅角しすぎて失火した場合が進角
しすぎてΘpmaxが圧縮上死点にきた場合と明確に区別さ
れるので、失火した場合への適切な処理が可能となり、
運転性や燃費が向上するのである。
した場合も、点火時期を進角しすぎてΘpmaxが圧縮上死
点にきた場合と同じに扱われるので、MBT制御を行う
と、さらに遅角されることになって、ますます燃焼状態
を悪くすることがあったのであるが、この例によれば、
判定フラグの値により遅角しすぎて失火した場合が進角
しすぎてΘpmaxが圧縮上死点にきた場合と明確に区別さ
れるので、失火した場合への適切な処理が可能となり、
運転性や燃費が向上するのである。
(考案の効果) この考案は筒内圧最大クランク角位置が圧縮上死点近傍
にある場合に筒内圧最大クランク角位置と点火時期設定
手段にて設定された点火時期とを比較することにより、
点火時期の進角のしすぎか、それとも遅角のしすぎで失
火を生じているのかを判定する手段を設けたので、遅角
しすぎて失火した場合にまで、進角しすぎてΘpmaxが圧
縮上死点にきた場合と混同されることがなく、筒内圧最
大クランク角位置の検出精度を向上することができるば
かりか、これを検出情報としてMBT制御を行えば、失火
した場合への適切な処理が行なわれて、運転性や燃費が
向上する
にある場合に筒内圧最大クランク角位置と点火時期設定
手段にて設定された点火時期とを比較することにより、
点火時期の進角のしすぎか、それとも遅角のしすぎで失
火を生じているのかを判定する手段を設けたので、遅角
しすぎて失火した場合にまで、進角しすぎてΘpmaxが圧
縮上死点にきた場合と混同されることがなく、筒内圧最
大クランク角位置の検出精度を向上することができるば
かりか、これを検出情報としてMBT制御を行えば、失火
した場合への適切な処理が行なわれて、運転性や燃費が
向上する
第1図はこの考案のクレーム対応図、第2図はこの考案
を点火時期のMBT制御に適用した場合の一実施例のブロ
ック図、第3図ないし第5図と第8図は第2図の実施例
と同様な装置をマイクロコンピュータで実現する場合の
制御動作を説明するための流れ図、第6図と第7図はそ
れぞれ遅角しすぎて失火した場合と、進角のしすぎによ
りΘpmaxが圧縮上死点近傍にきた場合の筒内圧波形図、
第9図は従来例のブロック図である。 1…筒内圧センサ、2…チャージアンプ、3…サンプリ
ング回路、4…クランク角センサ、5…筒内圧最大クラ
ンク角検出回路、11…点火時期設定手段、12…点火手
段、13…クランク角センサ、14…筒内圧センサ、15…サ
ンプリング手段、16…筒内圧最大クランク角検出手段、
17…判定手段、21…コントロールユニット、22…点火時
期設定回路、23…点火時期記憶回路、24…点火装置、25
…判定回路、26…補正量演算回路。
を点火時期のMBT制御に適用した場合の一実施例のブロ
ック図、第3図ないし第5図と第8図は第2図の実施例
と同様な装置をマイクロコンピュータで実現する場合の
制御動作を説明するための流れ図、第6図と第7図はそ
れぞれ遅角しすぎて失火した場合と、進角のしすぎによ
りΘpmaxが圧縮上死点近傍にきた場合の筒内圧波形図、
第9図は従来例のブロック図である。 1…筒内圧センサ、2…チャージアンプ、3…サンプリ
ング回路、4…クランク角センサ、5…筒内圧最大クラ
ンク角検出回路、11…点火時期設定手段、12…点火手
段、13…クランク角センサ、14…筒内圧センサ、15…サ
ンプリング手段、16…筒内圧最大クランク角検出手段、
17…判定手段、21…コントロールユニット、22…点火時
期設定回路、23…点火時期記憶回路、24…点火装置、25
…判定回路、26…補正量演算回路。
Claims (1)
- 【請求項1】点火時期を設定する手段と、設定された点
火時期に合わせて点火を行う手段と、エンジンのクラン
ク角を検出するセンサと、エンジンの筒内圧を検出する
センサと、この筒内圧センサの検出値を所定のクランク
角毎にサンプリングする手段と、サンプリング手段にて
得られるデータより筒内圧が最大となるクランク角位置
を検出する手段と、この筒内圧最大クランク角位置が圧
縮上死点近傍にある場合に筒内圧最大クランク角位置と
前記点火時期設定手段にて設定された点火時期とを比較
することにより、点火時期の進角のしすぎか、それとも
遅角のしすぎで失火を生じているのかを判定する手段と
を設けたことを特徴とする筒内圧信号の異常判定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10498588U JPH0710061Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 筒内圧信号の異常判定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10498588U JPH0710061Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 筒内圧信号の異常判定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0226769U JPH0226769U (ja) | 1990-02-21 |
| JPH0710061Y2 true JPH0710061Y2 (ja) | 1995-03-08 |
Family
ID=31337194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10498588U Expired - Lifetime JPH0710061Y2 (ja) | 1988-08-09 | 1988-08-09 | 筒内圧信号の異常判定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0710061Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-08-09 JP JP10498588U patent/JPH0710061Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0226769U (ja) | 1990-02-21 |
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