JPH07104318A - Mim型非線形素子とその製造方法 - Google Patents

Mim型非線形素子とその製造方法

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JPH07104318A
JPH07104318A JP25192593A JP25192593A JPH07104318A JP H07104318 A JPH07104318 A JP H07104318A JP 25192593 A JP25192593 A JP 25192593A JP 25192593 A JP25192593 A JP 25192593A JP H07104318 A JPH07104318 A JP H07104318A
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film
metal film
mim type
type non
linear element
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JP25192593A
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Takashi Inoue
孝 井上
Hideto Ishiguro
英人 石黒
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】MIM型非線形素子の絶縁膜中に含まれる酸素
とタンタルの原子比をO/Ta<2.5とすることで電
圧−電流特性の急峻性を大きくすることを目的とする。 【構成】第一の金属膜をなすタンタル膜合金膜を、アル
コール溶媒の化成液で陽極酸化し絶縁膜中の元素比を調
整することで電圧−電流特性の急峻性の大きなMIM型
非線形素子を提供する。陽極酸化の溶媒に特性を損ねな
い範囲で、酸化しやすくするために水を加えてもよい。
さらに、第一の金属膜をタンタルと周期律表の6,7,
8属元素との合金膜を、エチレングリコール溶媒の化成
液で陽極酸化し素子容量を22以下にすると、電気特性
の経時変化が無く急峻性の大きなMIM型非線形素子に
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はMIM型非線形素子に関
し、特に液晶を駆動することに適した電圧−電流特性を
得る事及び基板内に均一な電気特性を持った素子を得る
事に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、アクティブマトリクス方式の液
晶表示装置においては、画素領域ごとに非線形素子を設
けてマトリクスアレイを形成した一方側の基板と、カラ
ーフィルタが形成された他方側の基板との間に液晶を充
填しておき、各画素領域ごとの液晶の配向状態を制御し
て、所定の情報を表示する。ここで、非線形素子として
薄膜トランジスタ(TFT)などの3端子素子または金
属−絶縁体−金属(MIM)型非線形素子などの2端子
素子を用いるが、液晶表示素子に対する画面の大型化お
よび低コスト化などの要求に対応するにはMIM型非線
形素子を用いた方式が製造工程が短いために有利であ
る。しかも、MIM型非線形素子を用いた場合には、マ
トリクスアレイを形成した一方側の基板に走査線を設
け、他方側の基板には信号線を設けることができるの
で、3端子素子の不良の大きな原因となっている走査線
と信号線のクロスオーバー短絡が発生しないというメリ
ットもある。
【0003】このようなMIM型非線形素子を用いたア
クティブマトリクス方式の液晶表示パネルにおいては、
液晶表示パネルの等価回路である図3に示すように、各
画素領域3で各走査線31と各信号線32との間にMI
M型非線形素子1(図中、バリスタの符号で示す。)と
液晶表示素子2(図中、コンデンサの符号で示す。)が
直列接続された構成として表され、走査線31および信
号線32に印加された信号に基づいて、液晶表示素子2
を表示状態および非表示状態あるいはその中間状態に切
り換えて表示動作を制御する。
【0004】図4(a)の41で示すように、MIM型
非線形素子1において、印加電圧VNLと電流INLとは非
線形性の関係を有している。MIM型非線形素子1のし
きい値電圧をVth、液晶表示素子2のしきい値電圧をV
b、表示状態となる電位を(Vb+△V)とすると、図4
(b)に示すように選択期間では、所定の画素領域3に
おける走査線31と信号線32との間の電位差V(単位
画素への印加電圧)を(Vb+Vth)とすることによっ
て、液晶表示素子2を非表示状態とする事ができ、走査
線31と信号線32との間の電位差Vを(Vb+Vth
△V)とすることによって、液晶表示素子2を表示状態
とする事ができる。一方、非選択期間では単位画素に印
加する電位Vを、液晶表示素子2に残留した電位に対し
て概ね近接する様に設定しその差がVth以下であれば、
非選択期間内でMIM型非線形素子1は常に遮断状態と
なり、選択期間に定められた状態をそのまま維持する事
になる。
【0005】以上は、MIM型非線形素子の容量が十分
小さく、電圧−電流特性の非線形性が十分高い理想的な
MIM型非線形素子1を得る事ができ、MIM型非線形
素子に信号を与える配線の抵抗が十分に低くできた場合
の最も基本的な動作例である。容量が十分小さく,電圧
−電流特性の高い素子として、特開平2−93433に
示されているように第一の金属膜をなすTa膜中にシリ
コンを10原子%以下添加し、該膜を陽極酸化してなる
酸化タンタル膜中にシリコンを含ませて作製したMIM
型非線形素子1があげられる。また、Ta膜は薄膜状態
では正方晶構造となり比抵抗が180μΩ・cmと非常
に高いので、他の陽極酸化可能な金属との合金膜や陽極
酸化可能な低抵抗金属との2層構造をした膜を用いるこ
とが考えられている。
【0006】このようなMIM型非線形素子の一般的な
構造をMIM型非線形素子の平面図である図1(a)の
AA´の断面図である図1(b)を用いて述べる。MI
M型非線形素子1は、透明基板11の表面側に形成さ
れ、走査線31を介して走査回路側に導電接続するTa
原子を主成分とした第一の金属膜12と、その表面側の
金属酸化膜13と、その表面側に形成されて画素電極1
5に導電接続するCrからなる第二の金属膜14とから
構成されている。金属酸化膜13は、Ta膜の表面に膜
厚が均一で、しかもピンホールがない状態で形成される
ように、第一の金属膜12に対する陽極酸化によって形
成される。
【0007】この構造を実現する一般的なプロセス例は
以下のようになる。
【0008】1.ガラス基板上に、Ta膜をスパッタリ
ングで堆積し、熱酸化をすることで、約1000ÅのT
25膜を形成する工程と、 2.次に、図2(a)に示すように、コスパッタリング
法や電子ビーム蒸着法でTa原子を主成分としTa原子
以外の不純物原子を含んだ第一の金属膜を約5000Å
堆積し、パターニングする工程と、 3.次に、図2(b)に示すように、例えばクエン酸の
希薄水溶液を化成液とし30Vで陽極酸化し、第一の金
属膜の表面側に酸化膜を形成する工程と、 4.次に、図2(b)の状態の基板を真空中で400〜
600℃の温度で1〜2時間熱処理する工程と、 5.次に、図2(c)に示すように、第二の金属膜とな
るCr膜を1500Å程スパッタリング法で堆積し、パ
ターニングする工程と、 6.次に、図2(d)に示すように、画素電極となる透
明導電膜の1つであるITO膜をスパッタリング法で約
2000Å堆積し、パターニングする工程から従来はな
っていた。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MIM
型非線形素子1を用いた液晶表示パネルにおいては、色
の階調がきれいにでない,クロストークが目立つ,静止
画像などを表示した後に残像が発生しやすいという問題
点があった。その原因として、本発明ではマトリクスア
レイの各構成要素と表示性能との関係を調査した結果、
その原因がMIM型非線形素子1を構成する金属酸化膜
13を構成する元素とその組成比に関連があることを確
認した。以下に個々の課題について詳細に説明する。
【0010】第一の課題の色の階調がでないことについ
て述べる。原因としては、MIM型非線形素子の電圧−
電流特性の急峻性が小さいこと,非選択期間でのリーク
電流が大きいこと及び素子容量が大きいことである。対
策として、金属酸化膜13にシリコン原子等を混入させ
るとよいが、該膜を第一の金属膜に対する陽極酸化で形
成するとシリコンが水溶液中では酸化されにくいので均
一な膜形成が難しい。従って、特開平2−93433で
はシリコン添加量は10原子%以下にするとよいとの記
述がなされている。
【0011】第二の課題のクロストークの発生原因とし
て、薄膜では抵抗値が高くなるタンタルを主成分とした
走査線31をなす第一の金属膜12の配線抵抗が高いこ
と及びMIM型非線形素子のオフ状態でのリーク電流が
大きいことが挙げられる。配線抵抗低下の方法として、
第一の金属膜をアルミニウムや銅などの低抵抗金属との
2層構造にしたり、前記金属との合金にして抵抗値を低
下させる方法があるが、従来から該膜の陽極酸化膜が均
一に堆積されないでいた。
【0012】第三の課題である残像の発生は、電圧−電
流特性の経時変化が原因である。MIM型非線形素子の
電圧−電流特性が電圧印加によって変化すると、図4
(b)に示すように、動作初期段階では、走査線31と
信号線32との間の電位差Vを(Vb+Vth)とするこ
とによって液晶表示素子3を非表示状態に、電位差Vを
(Vb+Vth+△V)とすることによって液晶表示素子
3を表示状態に制御できていたものが、MIM型非線形
素子1の印加電圧VNLと電流INLが使用履歴によってシ
フトするので、液晶表示パネルの配向状態が動作初期と
は同じように変化しなくなる。それ故、液晶表示パネル
に残像などが発生し、その表示品質が低下するなどの問
題が生じてしまう。残像現象は液晶表示素子を見にくく
するばかりでなく、コントラストの低下やカラー表示の
場合は色の純度の低下を招く事になる。
【0013】
【課題を解決するための手段】基板の表面に形成したM
IM型非線形素子において、該絶縁膜をなす金属酸化膜
の酸素原子とタンタル原子の原子比をO/Ta<2.5
となるようにすれば、電圧−電流特性の急峻性が大きく
なる。該絶縁膜は、タンタル原子を含んだ金属膜である
第一の金属膜を、アルコール溶液で溶質を溶かした化成
液を用いて陽極酸化すると得られるほかに、第一の金属
膜に酸化されにくい元素が含まれていても均一膜質かつ
基板面内で均一な膜厚である酸化膜が形成される。特
に、アルコール溶液のなかでもエチレングリコール溶液
はムラなく酸化膜を形成でき、かつ該絶縁膜の比誘電率
を22以下にしMIM型非線形素子の電圧−電流特性も
向上させることができる。
【0014】上記の記述よりも液晶を駆動するに適した
MIM型非線形素子を得るために、該絶縁膜をタンタル
とシリコン原子を含んだ金属膜である第一の金属膜のエ
チレングリコール溶液で溶質を溶かした化成液を用いた
陽極酸化膜とすることで、大量のシリコン原子が含まれ
ていても、基板内で均一な金属酸化膜が堆積でき、電圧
−電流特性の急峻性が大きく素子容量の小さなMIM型
非線形素子が得られる。さらに、該第一の金属膜にタン
グステン,レニウム,イリジウム等の周期律表の6,
7,8族原子が含まれていると金属酸化膜中に前記元素
が取り込まれ電圧印加時の電流値の経時変化が抑えられ
る。
【0015】
【実施例】以下、本発明について、実施例に基づき詳細
に説明する。
【0016】今回の発明に共通している製造工程を以下
に示す。図1には、本発明の液晶表示素子を用いたアク
ティブマトリクスの上面図であるa図とAA´線上の断
面図であるb図を示す。MIM型非線形素子1は、第一
の金属膜からなる走査線12と第二の金属膜14との交
点部分に作られており、画素電極は15で示してある。
11はガラスや石英などの透明基板であり、11aはス
パッタリング法で堆積したタンタル(Ta)膜をすべて
熱酸化してあるいはスパッタ法で堆積したタンタル酸化
膜(TaOX)であり、12はタンタルを主成分とした
金属膜である。11aの酸化タンタル膜は、金属酸化膜
13堆積後の熱処理による第一の金属膜12の膜剥がれ
と基板からの不純物の拡散を防止するためであるので、
前記の事柄が問題にならない場合は堆積する必要はな
い。次に、第一の金属膜12をアルコールを溶媒としこ
の中に溶質を加えた化成液で陽極酸化することによっ
て、第一の金属膜12に含まれる元素を含んだ金属酸化
膜13が形成される。14は第二の金属膜でその種類は
どのようなプロセスを採用するかで決定される。15は
画素電極であり、ITO膜等の透明導電膜が使われてい
る。また、図11に示すように製造工程を短くするため
に、第二の金属膜を画素電極であるITO膜等の透明導
電膜111で兼用してもよい。
【0017】上述のとうり製造工程は従来技術と変化は
ない。今回の発明では、第一の金属膜の構成,金属酸化
膜の材質および製造方法について言及している。
【0018】第一のMIM型非線形素子の急峻性を大き
くする方法を述べる。金属酸化膜13に含まれる元素の
うちタンタル(Ta)と酸素(O)の原子比は、アルコ
ールを溶媒としこの中に溶質を加えた化成液で第一の金
属膜12を陽極酸化すると0/Ta<2.5となり、水
を溶媒とした場合のO/Ta>2.5と異なる。このよ
うに酸素とタンタルの原子比が0/Ta<2.5の関係
になるようにすると、電圧−電流特性の急峻性が大きく
なる。一般的には、金属酸化膜中には、TaとO以外の
元素も含まれることになるがここで述べているタンタル
と酸素の原子比は、金属酸化膜13に含まれている元素
中のタンタルと酸素の原子比のことである。さきにO/
Ta<2.5にすると電圧−電流特性の急峻性が大きく
なると述べたが、具体的にはMIM型非線形素子の電圧
−電流特性を横軸に電圧を線形に表し縦軸に電流値を電
圧で除した値の対数で表した図5において、水溶液化成
の特性51に対してアルコール溶液化成の特性は52の
ようになることである。つまり、52のほうが51の傾
きより大きくなっていることを示している。また、前記
の傾きの値を今後β値と呼ぶことにする。
【0019】さて、アルコール溶液といってもいろいろ
な種類があるが、今回の発明では液晶表示素子を駆動す
るMIM型非線形素子を対象に考えているために、該素
子の電気特性が1m角程度の大きさの基板上のどこに作
製しても均一になることが条件であるが、この点に関し
てはエチレングリコール溶液が最も優れていた。
【0020】エチレングリコールを陽極酸化の化成液に
用いると、溶質の溶解度が水溶液に比べて小さくなるも
のが多いことや、陽極酸化終了後に基板に付着した溶液
を取り除くために硫酸溶液に浸す必要があるなど、取扱
いが複雑になるので溶液をエチレングリコールと水の混
合にして、多少のβ値の低下を招くことになるが前記の
問題を解決することがある。図6に、エチレングリコー
ルと水の混合液中のエチレングリコールの濃度とβ値の
関係を示す。これは、第一の金属膜をタンタルにタング
ステンを数原子%添加した合金膜にし、陽極酸化の溶質
にはクエン酸を用い30Vで化成して作製したMIM型
非線形素子の測定データである。エチレングリコール濃
度が50%を境にしてβ値が大きく変化しているが、こ
の濃度のときにO/Ta=2.5となっている。つま
り、陽極酸化化成液のエチレングリコール溶媒中に水が
含まれても、O/Ta<2.5となるような水の含有量
であれば比較的大きなβ値が得られる。図6のデータを
得たMIM型非線形素子では、β値が急減に変化するエ
チレングリコール濃度は50%であったが、陽極酸化化
成液に用いる溶質や第一の金属膜を構成する元素によっ
て、大きなβ値を得るためのエチレングリコール濃度は
異なる。従って、エチレングリコールに加える水の濃度
はプロセス条件によって異なり、それぞれに最適化する
必要がある。
【0021】第二にβ値を大きくして、MIM型非線形
素子の容量を小さくする必要を述べる。MIM型非線形
素子を用いた液晶表示素子は、図3に示すように液晶と
直列につながれているので、液晶の保持期間の電荷の流
出を防ぐためには、液晶表示素子2に対してMIM型非
線形素子1の容量をできるだけ小さくすることが望まし
い。容量を小さくする方法としては、従来の方法で作製
すると比誘電率が28であるTaOXが主成分である金
属酸化膜13中に該膜より比誘電率の小さな材料を添加
する方法がとられていたが、1m角の基板に同じような
電圧−電流特性を有した素子を作製することは難しかっ
た。以下に比誘電率が22以下の金属酸化膜13を均一
に作製する方法を二通り述べる。
【0022】まず、図2(a)のように第一の金属膜1
2を周期律表で6,7,8族の元素を10原子%以下含
んだタンタル膜とし、該膜をエチレングリコールを溶媒
とし適当な溶質を溶かした溶液を用いて陽極酸化し、熱
処理のあとに図2(c)のように第2の金属膜14を堆
積すればよい。こうして作製されたMIM型非線形素子
の比誘電率は22以下且つ原子比がO/Ta<2.5と
なる。該MIM型非線形素子は従来みられた一定時間の
電圧印加前後で電圧−電流特性が異なったり、電流を流
す方向変えたときに流れる電流値が変化したりすること
はない。さらに、β値も大きくなり液晶駆動に適した素
子になっている。溶質の種類によって電気特性が異な
り、例えば、燐酸を用いれば比誘電率が18でβ値は3
0Vの電圧で陽極酸化処理をして5程度になり、クエン
酸ではその値がおのおの21,4.5となり特性は悪く
なるが、基板内の素子特性の均一性はクエン酸溶質の方
が優れている。溶質がエチレングリコールに溶解しずら
い場合は、金属酸化膜13の比誘電率が22以下で原子
比がO/Ta<2.5になる範囲で水を添加してもよ
い。
【0023】第二の方法としては、図2(a)のように
第一の金属膜12をタンタルにシリコン原子を15原子
%以上含んだ合金膜とし、該膜をエチレングリコールを
溶媒とし適当な溶質を溶かした溶液を用いて陽極酸化
し、熱処理のあとに図2(c)のように第2の金属膜1
4を堆積すればよい。水を溶媒とした化成液では、均一
な電気特性を持った素子の形成が難しかったが、エチレ
ングリコールを溶媒にすると素子の電気特性がほぼ一定
になった。また、シリコン原子の原子比率が半分以上に
なった第一の金属膜の陽極酸化は難しかったが、エチレ
ングリコールを溶媒にするとシリコン原子が80原子%
のタンタル合金膜でもMIM型非線形素子となりうる金
属酸化膜の堆積が可能となった。さらに、β値も溶質と
陽極酸化の条件を同じにすれば水溶液中で陽極酸化した
場合と比較すると20%ほど大きくなった。
【0024】もし、比誘電率が22以上のMIM型非線
形素子を作製すると、β値が小さいので非常に複雑な駆
動方法を用いるか開口率を小さくするようなパネル設計
を行わなければ液晶表示パネルを動かすことができなか
った。しかし、今回の発明で駆動回路を簡素化し開口率
を増大しおよび大型パネルでもコントラストのとれるM
IM型非線形素子が得られた。
【0025】第三に、走査線の配線抵抗を低下させ、ク
ロストークを減少させる方法を述べる。図1aに示すよ
うに第一の金属膜12は、図3に示されている走査線3
1も兼ねることになるので液晶表示素子のサイズが大き
くなると配線遅延が問題になってくる。ところで、第一
の金属膜の主成分がTaであると比抵抗が200μΩ・
cmと通常の金属の10倍以上もあるので、図1bのか
わりに図7に示すように第一の金属膜12をアルミニウ
ム(Al)からなる12bとTa主成分とする合金膜1
2aとの2層膜にしたり、第一の金属膜をAlを主成分
としTaを含んだ合金膜とする方法がある。ところが、
図7に示すようにAl膜12bの側面に陽極酸化膜を堆
積する場合、陽極酸化化成液の溶媒を水にするとAl酸
化膜が堆積されると共にTa膜との電気反応で水に溶け
やすくなり、結局Al膜のサイドには酸化膜が堆積され
なくなりMIM型非線形素子の第一の金属膜と第二の金
属膜が短絡してしまう。ここで、溶媒をエチレングリコ
ールにすると問題なく酸化膜が堆積される。
【0026】Alの陽極酸化にエチレングリコールを用
いる方法は特開平2−85826に示されているが、本
発明ではTa膜とAl膜を一度に酸化し、しかも堆積さ
れるTaとAlの酸化膜で、Alの酸化膜の電気伝導度
をTa酸化膜より小さい酸化膜とするためである。つま
り、Alの酸化膜はTa酸化膜よりも十分電気伝導度が
小さいために同程度の厚さの酸化膜が堆積されれば前記
用件を達成できるので、電気反応でのAl酸化膜の溶解
をエチレングリコール溶液にして防止している。尚、陽
極酸化化成液に水が含まれていても、図6にあるように
β値が大きくなる濃度領域では十分な膜厚のAl酸化膜
が堆積される。
【0027】第一の金属膜12をAlとTaの合金膜と
しても、陽極酸化の化成液をエチレングリコールを溶媒
にすると、AlとTaを含んだ金属酸化膜13が基板面
内に均一に堆積される。水溶液でAlとTaの合金膜を
陽極酸化すると、Al酸化物が安定に堆積されないため
に基板面内での膜厚のばらつきが大きかった。AlとT
aの合金膜を陽極酸化して作製したMIM型非線形素子
は、金属酸化膜中のAl酸化物が電気伝導に関与しない
ために、電流値がAlの含有量に比例して減少するが、
電圧−電流特性の急峻性に変化はない。したがって、優
れた液晶表示パネルを構成するためには、金属酸化膜1
3中にAlが含まれていない素子よりも、該膜中のAl
含有量に応じてMIM型非線形素子サイズを大きくすれ
ば、電気特性の変わりのない走査線31の配線抵抗が小
さい液晶表示パネルを提供できる。
【0028】第四に残像の発生原因となる電圧−電流特
性の経時変化を抑える方法について述べる。第二の方法
のところでも述べたが、第一の金属膜をタンタル原子と
周期律表の6,7,8族元素の合金膜にし、該膜をエチ
レングリコール溶媒で陽極酸化して金属酸化膜を堆積す
ることでMIM型非線形素子を作製すると、β値が大き
くなることと合わせて、素子に一定時間電圧を加えた前
後での電圧−電流特性の変化をなくすこと及び電流が第
一の金属膜から第二の金属膜に流れる場合とその逆の場
合での電流値の違いをなくすことができる。さらに、第
一の金属膜をシリコン原子が15原子%以上含まれたタ
ンタル膜に数原子%のタングステンが含まれた膜とし、
該膜をエチレングリコールを溶媒とした化成液を用いて
陽極酸化しMIM型非線形素子を作製すると、素子容量
が小さく,β値はさらに大きく,素子に電圧を印加して
も電圧−電流特性が変化しないという液晶を駆動するに
最適の2端子素子を作製することができる。
【0029】以上が今回の発明で解決した課題であり、
第二の金属膜は金属膜,透明導電膜などの導電膜を用い
れば同じ結果が得られる。以下に電圧−電流特性の急峻
性(β値)が大きくなったとき,及びMIM型非線形素
子の容量が小さくなったとき及び走査線の配線抵抗が低
下したときの液晶表示素子に与える影響を説明する。
【0030】電圧−電流特性の急峻性が向上すると、例
えば液晶表示素子の駆動にどのような効果がもたらされ
るかを説明する。マルチプレクス駆動では、選択期間に
単位画素を充電する電圧の差によって表示状態を変調す
るが、信号線上では他の走査線に同期させて書き込むべ
きデータ電位が絶えず(1水平期間周期で)上下してお
り、既に選択を終えた単位画素にも選択された画素の印
加電圧の変化である外乱量として印加される。つまり、
変調の可能なダイナミックレンジと非選択時に単位画素
に加わってしまう電圧とは少なくとも正の相関関係にあ
り、十分なコントラストの表示を得ようとすれば非選択
期間に単位画素に加わる電圧を小さくする事はできない
ことになる。
【0031】急峻性が小さい場合、十分な選択期間の電
流値を保つならば非選択期間の電流値も大きくなってし
まい、非選択期間に加わる電圧によって保持すべき液晶
層の電荷がMIM型非線形素子を通じて流出する。逆に
この電荷を保持するために変調の電圧幅を十分にとらな
い場合には、表示画素においてコントラストを上げられ
ないということになる。更に、電荷流出量が他の部分の
表示画像によって異なるためにクロストークが発生す
る。これらに加え急峻性が小さいということは、選択期
間において特に配線遅延などによって印加電圧波形が変
わった場合、液晶層に加わる電圧が大きく変わる原因に
なる。以上のように、急峻性を大きくすると前記の悪影
響が現れなくなるので、きれいな液晶表示素子を提供で
きる。
【0032】さらに、急峻性が大きくなると、利用でき
る液晶の選択の範囲が広がる。つまり、上述したことか
ら液晶に印加できる実効値電圧の範囲を広くとることが
できる。このように液晶に印加できる実効値電圧範囲を
高くしかも広くできると、例えば高分子分散型液晶にみ
られる高電圧印加時でも透過率が徐々に大きくなる電圧
−透過率曲線を持つ液晶に対しても、その性能を十分に
引きだした利用ができる。
【0033】次に、MIM型非線形素子の容量
(CMIM)が低下したときの効果について説明する。単
位画素に印加される電圧(Vap)は、CMIMと液晶層の
容量(Clc)とで分割されることになるが、CMIMの値
が大きくなるにつれて、Vapの変化分のうちMIM型非
線形素子に加わる割合が小さくなっていく。つまり、選
択期間開始時と終了時に液晶層電圧の引き上げられる量
と押し下げられる量(いわゆるフィールドスルー電圧)
が増加する。特に選択期間終了時のフィールドスルー電
圧量は、液晶電圧自体を低下させると共にフィールドス
ルー電圧量が信号の変調度によって異なるため表示画像
のダイナミックレンジも低下させることになる。具体的
には、信号電圧或いはその変調される電圧幅が同じであ
っても、CMIMが大きい場合には表示画像として十分な
コントラストが得られなくなるという現象である。
【0034】更に、CMIMは非選択期間においても液晶
層電圧に大きな影響を与える。信号線上では、他の走査
線に同期させて書き込むべきデータ電位が絶えず(1水
平期間周期で)上下しており、既に選択を終えた単位画
素にもVapの変化である外乱量として印加される。上述
の様に、CMIMが大きければそれだけVap変化分の内液
晶層に加わる電圧が大きくなり、保持されるはずの液晶
層が外乱を受けるわけであるが、この外乱の量が表示画
像によって違う事、それがクロストークという表示装置
には致命的な欠陥を誘起する。実際の画像では、表示パ
ターンが薄く尾を引く現象として現れる。
【0035】クロストークに対しては、充電時間による
表示状態のパルス幅変調などを行う事によって外乱量を
均一化(表示画像に依らない)しようという試みもなさ
れているが現在のところ十分な効果を得るに至ってはい
ない。前述したように、配線遅延によるタイミングのず
れ,画像の空間周波数の増加,パターンの偶奇数などが
原因である。つまり外乱量自体を減少させるしか根本的
な解決策はないのである。
【0036】次に、第一の金属膜12からなる走査線3
1の配線抵抗が低下したときの効果を説明する。図3の
ように、直列につながれたMIM型非線形素子1と液晶
表示素子3には、図8(a)のような信号電圧が走査回
路と信号供給回路から加えられている。このときMIM
型非線形素子1にかかる電圧は図8(b)に示すように
なるので、液晶表示素子3には図8(c)の如く電圧が
かかることになり光のスイッチング動作を制御すること
になる。ここで”T”で記した領域がある画素の選択期
間であり、他の領域は非選択期間である。図8は、選択
期間でMIM型非線形素子1をオン状態にしたものを記
してある。
【0037】さて、図8(a)のような信号電圧は、走
査回路と信号供給回路に近い画素(図3のA領域)に
は、ほぼ印加波形と同じ波形が加えられる。ところが、
走査線31の抵抗値が高いと信号遅延を起こし走査回路
から離れている画素領域2は印加波形がかなりなまって
しまう。
【0038】例えば、図3のように走査回路と信号供給
回路が配置されたパネルにおいて、1行目の一番左の画
素(図3のA領域)と一番右の画素(図3のB領域)に
印加される電圧波形を比べてみる。尚、1行目の画素を
選んだ理由は、1つの画素に印加される電圧は信号供給
回路から与えられる電圧と走査回路から与えられる電圧
の差で決まるので、信号線32の信号遅延を無視するた
めである。従って、信号供給回路から遠くにあるn行目
では、信号線の遅延も問題になってくる。ここで、この
走査線31の信号遅延が問題になるのは、電圧値の変動
が激しい画素の選択期間にあるのでこの場合に限って説
明する。
【0039】図9(a),(b),(c)は図3のA領
域にかかる電圧で、(d),(e),(f)はB領域に
かかる電圧の選択期間の前後の波形であり、同じ信号を
入力した場合のものである。(a)と(d),(b)と
(e),(c)と(f)は、それぞれ画素領域2に印加
される電圧波形,MIM型非線形素子1に印加される電
圧波形,液晶表示素子3に印加される電圧波形を示す。
【0040】図3のA領域には、図9(a)の電圧がか
かるのが、B領域には走査線31の信号遅延のために、
図9(d)のような波形のなまりが生じる。その結果、
A領域のMIM型非線形素子1に図9(b)に示すよう
な電圧が印加されるのに、B領域では図9(e)のよう
になり、MIM型非線形素子1に印加される電圧が△V
Mだけ低下するので、液晶表示素子3の書き込み電圧に
△VLの電圧差が生じる。この電圧差△VLが一階調分に
達しないときには、△VLがディスプレイとして絵を表
示させても、人間の目では違いを感知できない。ところ
が、画面が大きくなったり、多階調表示になると、絵を
表示したときに△VLに起因する画面のムラが認識され
るようになってくる。このとき第一の金属膜の抵抗値が
高いために、△VLの大きさが問題となるときでも、例
えば抵抗値が1/10になると、△VLも1/10にな
り画面のムラが人間の目で感知しにくくなる。
【0041】さらに、前記の議論から走査線31の配線
抵抗の低下はクロストークについても低減効果がある。
なお、クロストークの低減は、前述したようにMIM型
非線形素子の容量を小さくすることによっても効果があ
るので、走査線の配線抵抗の低下を伴うと効果はさらに
上がることになる。横方向に走査線が形成されている液
晶表示パネルで、図10に示すように、周囲が白101
を表示している中に黒領域102を表示させたとする。
このとき、領域103の白レベルは領域104の白レベ
ルより黒っぽくなっている。つまり、クロストークはあ
る走査線にかかる配線抵抗と容量の積で決定されるが、
液晶は基板に対して平行にあるとき(液晶が光を遮断し
ている状態)と垂直にあるとき(液晶が光を透過してい
る状態)とで容量が倍程度異なるので、黒領域を通過す
る走査線105は白領域だけを通過する走査線106よ
り配線抵抗と容量の積が大きくなる。従って、配線抵抗
と容量の積が走査線105と106で△VLに与える影
響が大差ないようにするためには、配線抵抗を低下させ
ればよい。
【0042】また、走査線31は上述のことから配線に
かかる液晶容量を軽くするために、配線長が短くなる方
向に設けられていたが、走査線の抵抗が小さくなると2
端子素子に顕著にあらわれるクロストークを抑えながら
配線長が長くなる方向に形成することができる。そうす
ると、画素領域を大きくすることができ開口率が向上す
るので液晶表示パネルを明るくすることができる。
【0043】
【発明の効果】以上のとおり、MIM型非線形素子の金
属酸化膜中のタンタルと酸素の原子比率をO/Ta<
2.5とすることでβ値の大きくでき、基板内均一な電
気特性を持った素子が作製できる。前記のMIM型非線
形素子をえるためには、第一の金属膜をアルコール溶媒
に適当な溶質を溶かした溶液に対する陽極酸化で金属酸
化膜を作製すればよい。このとき、走査線をもなす第一
の金属膜をAlとの2層配線にし低抵抗化しても液晶を
駆動できるだけのMIM型非線形素子を提供できる。ま
た、比誘電率が22以下の素子を作製しても同様な効果
が得られる。前記MIM型非線形素子は陽極酸化の溶媒
をエチレングリコールとすればよい。このとき、金属酸
化膜中にタングステン原子が添加されていると、一定時
間の電圧印加で生じる特性のシフト及び極性差がなくな
るので、残像の無い液晶表示素子を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a) 本発明のMIM型非線形素子の上面
図。(b) 本発面のMIM型非線形素子の断面図。
【図2】MIM型非線形素子の製造工程を示す断面図。
【図3】アクティブマトリクス方式の液晶表示装置の等
価回路図。
【図4】(a) 従来のMIM型非線形素子の印加電圧
と電流値の関係を示す図。(b) 液晶表示素子の単位
画素への印加電圧と明るさの関係を示す図。
【図5】MIM型非線形素子の印加電圧と電流値の関係
を表す図。
【図6】陽極酸化時の溶媒のエチレングリコールと水の
濃度とMIM型非線形素子電圧−電流特性のβ値との関
係を表す図。
【図7】MIM型非線形素子の断面図。
【図8】液晶表示パネルの駆動電圧波形を示す図。
【図9】液晶表示パネルの両端の駆動電圧波形を示す
図。
【図10】クロストークのある液晶表示パネルを示す
図。
【図11】(a) 本発明のMIM型非線形素子の上面
図。(b) 本発面のMIM型非線形素子の断面図。
【符号の説明】
1 MIM型非線形素子 2 液晶表示素子 3 画素領域 11 透明基板 11a TaOX膜 12 第一の金属膜 12a タンタルを主成分とする金属膜 12b タンタルよりも抵抗の低い金属膜 13 金属酸化膜 14 第二の金属膜 15 画素電極 31 走査線 32 信号線 41 初期電圧−電流特性 42,43 電圧印加後の電圧−電流特性 51 水溶液溶媒で陽極酸化した電圧−電流
特性 52 エチレングリコール溶媒で陽極酸化し
た電圧−電流特性 101 白領域 102 黒領域 103 黒領域の影響を受けた白領域 104 黒領域の影響を受けない白領域 105 クロストークのある走査線 106 クロストークのない走査線 111 第二の金属膜と画素電極をなす透明導
電膜

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板の表面に形成した第一の金属膜−絶縁
    膜−第二の金属膜または導電膜からなるMIM型非線形
    素子において、 該絶縁膜はタンタル原子を含む金属の酸化膜でありタン
    タル(Ta)原子と酸素(O)原子の原子比が O/Ta<2.5 であることを特徴とするMIM型非線形素子。
  2. 【請求項2】基板の表面に形成した第一の金属膜−絶縁
    膜−第二の金属膜または導電膜からなるMIM型非線形
    素子において、 該絶縁膜は、タンタル原子を含んだ金属膜である第一の
    金属膜を、アルコール溶液で溶質を溶かした化成液を用
    いて陽極酸化した膜とすることを特徴とするMIM型非
    線形素子の製造方法。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の前記絶縁膜は、タンタル
    原子を含んだ金属膜である第一の金属膜を、アルコール
    と水の混合液で溶質を溶かした化成液を用いて陽極酸化
    した膜とすることを特徴とするMIM型非線形素子の製
    造方法。
  4. 【請求項4】請求項2及び請求項3記載の前記アルコー
    ルをエチレングリコールとすることを特徴とするMIM
    型非線形素子の製造方法。
  5. 【請求項5】基板の表面に形成した第一の金属膜−絶縁
    膜−第二の金属膜または導電膜からなるMIM型非線形
    素子において、 該絶縁膜はタンタル原子を含む金属の酸化膜であり比誘
    電率を22以下とすることを特徴とするMIM型非線形
    素子。
  6. 【請求項6】基板の表面に形成した第一の金属膜−絶縁
    膜−第二の金属膜または導電膜からなるMIM型非線形
    素子において、 該絶縁膜は、タンタル原子と周期律表の6,7,8族の
    元素がすくなくとも1つ含まれた金属膜である第一の金
    属膜を、エチレングリコール溶液で溶質を溶かした化成
    液を用いて陽極酸化した膜とすることを特徴とするMI
    M型非線形素子の製造方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の前記絶縁膜は、タンタルと
    シリコン原子を含んだ金属膜である第一の金属膜を、エ
    チレングリコール溶液で溶質を溶かした化成液を用いて
    陽極酸化した膜とすることを特徴とするMIM型非線形
    素子の製造方法。
  8. 【請求項8】請求項6記載の前記絶縁膜はタンタル,シ
    リコンとタングステン原子を含んだ金属膜である第一の
    金属膜を、エチレングリコール溶液で溶質を溶かした化
    成液を用いて陽極酸化した膜とすることを特徴とするM
    IM型非線形素子の製造方法。
  9. 【請求項9】請求項1から8記載のMIM型非線形素子
    において、前記第二の金属膜または導電膜が透明導電膜
    であることを特徴とするMIM型非線形素子。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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