JPH07105331B2 - ホログラム光学素子の製造装置 - Google Patents
ホログラム光学素子の製造装置Info
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- JPH07105331B2 JPH07105331B2 JP62247625A JP24762587A JPH07105331B2 JP H07105331 B2 JPH07105331 B2 JP H07105331B2 JP 62247625 A JP62247625 A JP 62247625A JP 24762587 A JP24762587 A JP 24762587A JP H07105331 B2 JPH07105331 B2 JP H07105331B2
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- Japan
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- scanning
- photoresist
- irradiation
- deflection electrode
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- Electron Beam Exposure (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ホログラム光学素子の表面のホログラムパタ
ーンを、電子ビームを用いて製造するための装置に関す
る。
ーンを、電子ビームを用いて製造するための装置に関す
る。
従来技術 従来から回折格子やフレネルレンズなど、断面が複雑な
形状を有するホログラム光学素子を製造するにあたって
は、たとえばホトレジストなどに電子ビームを照射し
て、パターンニングを施し、たとえば未感光のホトレジ
ストを除去した後に、エッチングを施す処理過程を行っ
ていた。
形状を有するホログラム光学素子を製造するにあたって
は、たとえばホトレジストなどに電子ビームを照射し
て、パターンニングを施し、たとえば未感光のホトレジ
ストを除去した後に、エッチングを施す処理過程を行っ
ていた。
このような処理過程によるホログラム光学素子として、
光導波路上に設けて外部の光源からの光を導波路内に導
く光学素子(回折格子を含む)は、集積化が容易である
ことや、波長選択性を持たせることができるなどの特徴
を有するため幅広く利用されている。
光導波路上に設けて外部の光源からの光を導波路内に導
く光学素子(回折格子を含む)は、集積化が容易である
ことや、波長選択性を持たせることができるなどの特徴
を有するため幅広く利用されている。
このような光学格子の結合効率や、波長選択性を良好な
ものとするためには、1μm以下の精度の加工技術が必
要とされる。このため、前記露光用ビームの径を0.1μ
m以下に絞ることができる電子ビームで、前記ホトレジ
スト上に光学格子などのホログラムパターンを直接描画
する技術が用いられている。
ものとするためには、1μm以下の精度の加工技術が必
要とされる。このため、前記露光用ビームの径を0.1μ
m以下に絞ることができる電子ビームで、前記ホトレジ
スト上に光学格子などのホログラムパターンを直接描画
する技術が用いられている。
このような電子ビームによる描画法では、たとえば格子
パターンを描く場合には、後段の処理過程でエッチング
などを施される基板上に、たとえばポジ形のホトレジス
トを塗布した後、ホトレジストを残したい部分に電子ビ
ームを照射し、ホトレジストを除去したいところを照射
しないなどの処理を行なう。このとき照射する電子ビー
ムの照射量を一定に保持した場合、現像後、残存するホ
トレジストの断面形状は矩形となることが知られてい
る。
パターンを描く場合には、後段の処理過程でエッチング
などを施される基板上に、たとえばポジ形のホトレジス
トを塗布した後、ホトレジストを残したい部分に電子ビ
ームを照射し、ホトレジストを除去したいところを照射
しないなどの処理を行なう。このとき照射する電子ビー
ムの照射量を一定に保持した場合、現像後、残存するホ
トレジストの断面形状は矩形となることが知られてい
る。
これはホトレジストの現像後の残膜量は、電子ビームの
照射量に依存するからであり、したがって電子ビームに
よる基板上の像の輪郭が明瞭である程、すなわち電子ビ
ームの照射部分と、非照射部分とが急峻に区分される
程、残留ホトレジストの断面形状は、一層矩形に近くな
る。
照射量に依存するからであり、したがって電子ビームに
よる基板上の像の輪郭が明瞭である程、すなわち電子ビ
ームの照射部分と、非照射部分とが急峻に区分される
程、残留ホトレジストの断面形状は、一層矩形に近くな
る。
また、特定の方向への回折効率を向上するためなどに、
前記光学格子の格子形状をその断面を鋸歯状にする、い
わゆるブレーズ化が行なわれている。このようなブレー
ズ化を実現するためには、照射する電子ビームの照射量
を、光学格子の周期と同一周期で連続的に変化すること
にが必要となる。
前記光学格子の格子形状をその断面を鋸歯状にする、い
わゆるブレーズ化が行なわれている。このようなブレー
ズ化を実現するためには、照射する電子ビームの照射量
を、光学格子の周期と同一周期で連続的に変化すること
にが必要となる。
このように電子ビームの照射量を変化する方法として
は、従来、電子ビームの走査速度を変化させる技術や、
同一照射位置を走査する回数を変化する技術や、電子ビ
ームの引出し電圧を変化してビーム電流量を変化する技
術などが用いられていた。
は、従来、電子ビームの走査速度を変化させる技術や、
同一照射位置を走査する回数を変化する技術や、電子ビ
ームの引出し電圧を変化してビーム電流量を変化する技
術などが用いられていた。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、前記走査速度を変化させる技術では、電
子ビームを走査させるための走査用コイルに加える電流
値をたえず変動させることになり、電子ビームの動作状
態が不安定になってしまうという問題点がある。また同
一照射位置を走査する回数を変化する技術では、この回
数を増大した場合、描画時間がむやみに増大してしまう
という問題点がある。さらにビーム電流を変化する方法
では、電子ビームを発生する電子銃の状態がたえず変化
するため、電子銃の動作状態が不安定となるばかりでな
く、電子銃の寿命を縮めてしまうという問題点があっ
た。
子ビームを走査させるための走査用コイルに加える電流
値をたえず変動させることになり、電子ビームの動作状
態が不安定になってしまうという問題点がある。また同
一照射位置を走査する回数を変化する技術では、この回
数を増大した場合、描画時間がむやみに増大してしまう
という問題点がある。さらにビーム電流を変化する方法
では、電子ビームを発生する電子銃の状態がたえず変化
するため、電子銃の動作状態が不安定となるばかりでな
く、電子銃の寿命を縮めてしまうという問題点があっ
た。
本発明の目的は、上述の問題点を解決し、露光用ビーム
を発生させる構成や露光用ビームを走査させる構成など
をむやみに不安定な状態とすることなく、また描画速度
を低下させることなく、任意の態様の露光を行うことが
できるホログラムパターンを形成するためのホログラム
光学素子の製造装置を提供することである。
を発生させる構成や露光用ビームを走査させる構成など
をむやみに不安定な状態とすることなく、また描画速度
を低下させることなく、任意の態様の露光を行うことが
できるホログラムパターンを形成するためのホログラム
光学素子の製造装置を提供することである。
問題点を解決するための手段 本発明は、ホトレジストが表面に塗布されたホログラム
光学素子の被加工物6に向けて電子ビーム3を発生する
電子銃2と、 電子銃2からの電子ビームを収束、偏向する偏向用電極
4と、 偏向用電極4を経た電子ビーム3を、被加工物6上で走
査する走査用コイル5と、 被加工物6上に電子ビーム3によって描画しようとする
ホログラムパターンを入力する入力手段と、 該入力手段によって入力されたホログラムパターンに従
う被加工物6上の走査位置と、電子ビームの照射量とホ
トレジストの残膜率との予め定める特性に基づいて前記
走査位置におけるホログラムパターンに対応したホトレ
ジストの残膜率を得るための電子ビームの照射量とを演
算する演算処理部11と、 演算処理部11によって演算して求められた走査位置に対
応する照射量を記憶する記憶部12と、 記憶部12から読出した走査位置に電子ビームが照射され
るように走査用コイル5を駆動する走査用コイル駆動回
路8と、 電子ビームが照射される走査位置での記憶部12から読出
した照射量に対応する照射時間だけ、電子ビームが照射
されてレジストを露光するように偏向用電極4を駆動す
る偏向用電極駆動回路7とを含むことを特徴とするホロ
グラム光学素子の製造装置である。
光学素子の被加工物6に向けて電子ビーム3を発生する
電子銃2と、 電子銃2からの電子ビームを収束、偏向する偏向用電極
4と、 偏向用電極4を経た電子ビーム3を、被加工物6上で走
査する走査用コイル5と、 被加工物6上に電子ビーム3によって描画しようとする
ホログラムパターンを入力する入力手段と、 該入力手段によって入力されたホログラムパターンに従
う被加工物6上の走査位置と、電子ビームの照射量とホ
トレジストの残膜率との予め定める特性に基づいて前記
走査位置におけるホログラムパターンに対応したホトレ
ジストの残膜率を得るための電子ビームの照射量とを演
算する演算処理部11と、 演算処理部11によって演算して求められた走査位置に対
応する照射量を記憶する記憶部12と、 記憶部12から読出した走査位置に電子ビームが照射され
るように走査用コイル5を駆動する走査用コイル駆動回
路8と、 電子ビームが照射される走査位置での記憶部12から読出
した照射量に対応する照射時間だけ、電子ビームが照射
されてレジストを露光するように偏向用電極4を駆動す
る偏向用電極駆動回路7とを含むことを特徴とするホロ
グラム光学素子の製造装置である。
作 用 本発明に従えば、電子銃2からの電子ビーム3は、偏向
用電極4で収束、偏向され、走査用コイル5によって走
査されてホログラム光学素子の被加工物6上に照射さ
れ、入力手段には、その被加工物6上に描画しようとす
るホログラムパターンが入力され、演算処理部11は、そ
のホログラムパターンの位置とそのレジストの厚みに対
応する残膜率とが、予め定める特性に基づいて演算され
て記憶部12に記憶され、走査用コイル駆動回路8は、記
憶部12から読出した走査位置に電子ビームが照射される
ように走査用コイル5を駆動し、偏向用電極駆動回路7
は、その照射される走査位置で、記憶部12から読出した
照射量に対応する照射時間だけ、電子ビームが照射され
てレジストを露光するように偏向用電極4を駆動する。
これによって露光用の電子ビームの走査速度や、同一照
射位置の走査回数や、電子ビーム電流値などをむやみに
変化することなく、電子ビームによるレジストの露光動
作を達成することができる。
用電極4で収束、偏向され、走査用コイル5によって走
査されてホログラム光学素子の被加工物6上に照射さ
れ、入力手段には、その被加工物6上に描画しようとす
るホログラムパターンが入力され、演算処理部11は、そ
のホログラムパターンの位置とそのレジストの厚みに対
応する残膜率とが、予め定める特性に基づいて演算され
て記憶部12に記憶され、走査用コイル駆動回路8は、記
憶部12から読出した走査位置に電子ビームが照射される
ように走査用コイル5を駆動し、偏向用電極駆動回路7
は、その照射される走査位置で、記憶部12から読出した
照射量に対応する照射時間だけ、電子ビームが照射され
てレジストを露光するように偏向用電極4を駆動する。
これによって露光用の電子ビームの走査速度や、同一照
射位置の走査回数や、電子ビーム電流値などをむやみに
変化することなく、電子ビームによるレジストの露光動
作を達成することができる。
実施例 第1図は、本発明の一実施例のビーム露光装置1の基本
的構成を示すブロック図である。第1図を参照して、本
実施例の電子ビーム露光装置(以下、露光装置と略す)
1について説明する。露光装置1は、ビーム発生手段で
ある電子銃2を有しており、発生された電子ビーム3
は、電子ビーム偏向用電極4によってビームが収束さ
れ、また電子ビーム走査用コイル5によって照射位置が
決定され、ホトレジストが表面に塗布されたホログラム
光学素子の被加工物である試料6上を走査する。
的構成を示すブロック図である。第1図を参照して、本
実施例の電子ビーム露光装置(以下、露光装置と略す)
1について説明する。露光装置1は、ビーム発生手段で
ある電子銃2を有しており、発生された電子ビーム3
は、電子ビーム偏向用電極4によってビームが収束さ
れ、また電子ビーム走査用コイル5によって照射位置が
決定され、ホトレジストが表面に塗布されたホログラム
光学素子の被加工物である試料6上を走査する。
前記電子ビーム偏向用電極4は、偏向用電極駆動回路7
によって動作状態が制御される。すなわち、偏向用電極
駆動回路7によって電子ビーム偏向用電極4が電子ビー
ム3を収束しなければ、電子ビーム3は試料6上のホト
レジストを感光させることが不可能となる。また電子ビ
ーム3が収束されれば、この感光が行なわれる。このよ
うにして、偏向用電極駆動回路7によって、試料5にお
ける感光の実行/非実行が決定される。この偏向用電極
駆動回路7および電子ビーム偏向用電極4が、照射時間
制御手段を構成する。
によって動作状態が制御される。すなわち、偏向用電極
駆動回路7によって電子ビーム偏向用電極4が電子ビー
ム3を収束しなければ、電子ビーム3は試料6上のホト
レジストを感光させることが不可能となる。また電子ビ
ーム3が収束されれば、この感光が行なわれる。このよ
うにして、偏向用電極駆動回路7によって、試料5にお
ける感光の実行/非実行が決定される。この偏向用電極
駆動回路7および電子ビーム偏向用電極4が、照射時間
制御手段を構成する。
また電子ビーム走査用コイル5は、走査用コイル駆動回
路8によって駆動され、発生された電子ビーム3を試料
6上で所望の態様に走査させる。
路8によって駆動され、発生された電子ビーム3を試料
6上で所望の態様に走査させる。
このような電子ビーム露光装置1には、制御用コンピュ
ータ9がインタフェース回路10を介して接続される。こ
の制御用コンピュータ9には、演算処理部11と、記憶部
12とが設けられている。
ータ9がインタフェース回路10を介して接続される。こ
の制御用コンピュータ9には、演算処理部11と、記憶部
12とが設けられている。
使用者は、試料6上には描画しようとするホログラムパ
ターンを図示しない入力手段によって、制御コンピュー
タ9の演算処理部11に入力する。演算処理部11は、この
ホログラムパターンに従って試料6上の走査位置と、該
走査位置における電子ビームの照射強度とを演算する。
前記照射強度は、単位面積1cm2あたりの電子ビームによ
る電流値と時間との積Cであり、以下の説明では、照射
量と言うことがある。この照射量は、次に述べる電子ビ
ームの照射量とホトレジストの残膜率との第2図(1)
または第2図(2)の特性に基づいて、各走査位置にお
けるホトレジストの厚みであるホログラムパターンに対
応した残膜率を得るために、演算処理部11で演算して求
められる。この演算結果は、前記記憶部12に記憶され
る。
ターンを図示しない入力手段によって、制御コンピュー
タ9の演算処理部11に入力する。演算処理部11は、この
ホログラムパターンに従って試料6上の走査位置と、該
走査位置における電子ビームの照射強度とを演算する。
前記照射強度は、単位面積1cm2あたりの電子ビームによ
る電流値と時間との積Cであり、以下の説明では、照射
量と言うことがある。この照射量は、次に述べる電子ビ
ームの照射量とホトレジストの残膜率との第2図(1)
または第2図(2)の特性に基づいて、各走査位置にお
けるホトレジストの厚みであるホログラムパターンに対
応した残膜率を得るために、演算処理部11で演算して求
められる。この演算結果は、前記記憶部12に記憶され
る。
第2図は、第1図示の電子ビーム露光装置1による発生
される電子ビームの試料6への照射量の制御態様を説明
する図である。第2図(1)は試料6上に形成されるホ
トレジストがネガ形、すなわち電子ビームが照射されな
い領域を凝固して残存させる種類である場合の照射量
と、残膜率とを示すグラフである。第2図(2)は用い
られるホトレジストが、ポジ形すなわち電子ビームが照
射された領域が凝固されて残存する種類である場合の照
射量と、残膜率とを示すグラフである。
される電子ビームの試料6への照射量の制御態様を説明
する図である。第2図(1)は試料6上に形成されるホ
トレジストがネガ形、すなわち電子ビームが照射されな
い領域を凝固して残存させる種類である場合の照射量
と、残膜率とを示すグラフである。第2図(2)は用い
られるホトレジストが、ポジ形すなわち電子ビームが照
射された領域が凝固されて残存する種類である場合の照
射量と、残膜率とを示すグラフである。
このように、用いられるホトレジストがネガ形あるいは
ポジ形である場合にそれぞれ対応して、電子ビームの照
射量が適宜選ばれる。すなわち照射された電子ビーム
は、試料6上でたとえば直径0.1μm程度に収束されて
おり、電子ビーム偏向用電極4が後述するようなブラン
キング状態では、該電子ビーム3は試料6に到達するま
でにスリットなど(図示せず)で阻害されてビーム量が
低下し、ホトレジストを感光させることができない。ま
た後述するようなアンブランキング信号UBが、偏向用電
極駆動回路7に入力されている期間は、電子ビーム3
は、偏向用電極4によって収束されては試料6に正しく
入射され、ホトレジストを感光させるに充分な強度とな
る。前記ブランキング状態では、偏向用電極4によって
電子ビームが収束しないようにその電子ビームの断面が
拡げられ、単位面積あたりの電子ビームの強度が低下さ
れ、また上述のようにスリットなどに阻害され、あるい
は収束されたままで偏向されてスリットなどに阻害さ
れ、これによってホトレジストに感光させることはな
い。
ポジ形である場合にそれぞれ対応して、電子ビームの照
射量が適宜選ばれる。すなわち照射された電子ビーム
は、試料6上でたとえば直径0.1μm程度に収束されて
おり、電子ビーム偏向用電極4が後述するようなブラン
キング状態では、該電子ビーム3は試料6に到達するま
でにスリットなど(図示せず)で阻害されてビーム量が
低下し、ホトレジストを感光させることができない。ま
た後述するようなアンブランキング信号UBが、偏向用電
極駆動回路7に入力されている期間は、電子ビーム3
は、偏向用電極4によって収束されては試料6に正しく
入射され、ホトレジストを感光させるに充分な強度とな
る。前記ブランキング状態では、偏向用電極4によって
電子ビームが収束しないようにその電子ビームの断面が
拡げられ、単位面積あたりの電子ビームの強度が低下さ
れ、また上述のようにスリットなどに阻害され、あるい
は収束されたままで偏向されてスリットなどに阻害さ
れ、これによってホトレジストに感光させることはな
い。
照射される電子ビーム3の量は、電子銃2などの輝度な
どのハードウエア的に決定される要因を除けば、このア
ンブランキング信号のアンブランキング期間で決定さ
れ、現像後のレジストの残膜率もこの時間で決定され
る。レジストの残膜率は、ポジ形、ネガ形のいずれの場
合であっても、上記第2図を参照して説明したように、
照射時間でほぼ決定されるが、この残膜率は必ずしも照
射時間に比例関係にはないので、厳密な制御が必要な場
合には、残膜率と照射時間との別途定められる関係式
を、制御用コンピュータ9に入力しておき、実際の照射
操作にあたっては、必要な残膜率を指定することによ
り、照射時間を制御用コンピュータ9による制御にて実
現する。
どのハードウエア的に決定される要因を除けば、このア
ンブランキング信号のアンブランキング期間で決定さ
れ、現像後のレジストの残膜率もこの時間で決定され
る。レジストの残膜率は、ポジ形、ネガ形のいずれの場
合であっても、上記第2図を参照して説明したように、
照射時間でほぼ決定されるが、この残膜率は必ずしも照
射時間に比例関係にはないので、厳密な制御が必要な場
合には、残膜率と照射時間との別途定められる関係式
を、制御用コンピュータ9に入力しておき、実際の照射
操作にあたっては、必要な残膜率を指定することによ
り、照射時間を制御用コンピュータ9による制御にて実
現する。
第3図は、電子ビーム露光装置1の動作を説明するタイ
ミングチャートである。第1図〜第3図を参照して、電
子ビーム露光装置1による露光動作について説明する。
試料6上に所望のレジストパターンを描画するにあたっ
て、先ず制御用コンピュータ9によって、所望のレジス
トパターンに対応する試料6上の描画位置と、個々の描
画位置における照射量を算出する。この算出結果は、記
憶部12に記憶され、必要に応じて読出される。
ミングチャートである。第1図〜第3図を参照して、電
子ビーム露光装置1による露光動作について説明する。
試料6上に所望のレジストパターンを描画するにあたっ
て、先ず制御用コンピュータ9によって、所望のレジス
トパターンに対応する試料6上の描画位置と、個々の描
画位置における照射量を算出する。この算出結果は、記
憶部12に記憶され、必要に応じて読出される。
通常、描画範囲は1mm角であり、描画の最小ピッチは、
0.1μm程度である。したがって必要なデータ量は、描
画位置データが4×108バイト程度、照射量データが2
×108バイト程度となり、これらのデータは、通常の磁
気ディスクメモリに充分記憶可能な量である。
0.1μm程度である。したがって必要なデータ量は、描
画位置データが4×108バイト程度、照射量データが2
×108バイト程度となり、これらのデータは、通常の磁
気ディスクメモリに充分記憶可能な量である。
このように演算されたデータに基づいて、描画を行なう
にあたっては、第3図(I)に示される描画データD、
すなわち後述する第3図(3)に示されるアンブランキ
ング信号UBの照射時間W1を与えるデータと、電子ビーム
3の走査位置を与えるデータとを第3図時刻t1で入力し
た後、第3図時刻t2で期間W2の書込み信号Wが制御用コ
ンピュータ9からインターフェイス10を介して走査用コ
イル駆動回路8に与えられ、走査用コイル5は、前記入
力された照射位置を定める。続いて第3図時刻t3で前記
長さW1のアンブランキング信号UBが偏向用電極駆動回路
7に与えられ、電子ビーム偏向用電極4は試料6上に電
子ビームを正しく照射し、一照射位置の照射が終了す
る。
にあたっては、第3図(I)に示される描画データD、
すなわち後述する第3図(3)に示されるアンブランキ
ング信号UBの照射時間W1を与えるデータと、電子ビーム
3の走査位置を与えるデータとを第3図時刻t1で入力し
た後、第3図時刻t2で期間W2の書込み信号Wが制御用コ
ンピュータ9からインターフェイス10を介して走査用コ
イル駆動回路8に与えられ、走査用コイル5は、前記入
力された照射位置を定める。続いて第3図時刻t3で前記
長さW1のアンブランキング信号UBが偏向用電極駆動回路
7に与えられ、電子ビーム偏向用電極4は試料6上に電
子ビームを正しく照射し、一照射位置の照射が終了す
る。
このような手順を繰返すことにより、試料6の必要な全
照射領域に関して描画することができる。このような各
照射位置ごとの照射に必要な時間は、第3図に示す描画
データDが与えられる周期W3である。したがって、試料
6に関して、分解能0.1μmで1mm平方の領域を描画する
場合、全照射時間は要求される断面の形状の如何に拘わ
らずW×108秒で終了する。また照射しないでよい領域
が、試料6上にある場合には、さらに短い時間で露光を
終了することができる。
照射領域に関して描画することができる。このような各
照射位置ごとの照射に必要な時間は、第3図に示す描画
データDが与えられる周期W3である。したがって、試料
6に関して、分解能0.1μmで1mm平方の領域を描画する
場合、全照射時間は要求される断面の形状の如何に拘わ
らずW×108秒で終了する。また照射しないでよい領域
が、試料6上にある場合には、さらに短い時間で露光を
終了することができる。
本件発明者が、本実施例の条件に即して実験を行なった
ところ、前記照射時間W3を40μsとして場合、全描画時
間は最大4000sであった。
ところ、前記照射時間W3を40μsとして場合、全描画時
間は最大4000sであった。
すなわち、本実施例の技術を用いることにより、従来技
術の項で述べたように、電子ビームの走査速度を変化さ
せたり、同一描画位置を走査する回数を変化したり、ま
たビーム電流量を変化するなど電子ビーム露光装置1の
動作状態が不安定となるような動作を行なう必要がな
く、かつアンブランキング信号UBのアンブランキング期
間W1を適宜選択することにより、種々の断面形状を有す
るホログラム光学素子を容易に製作することができる。
術の項で述べたように、電子ビームの走査速度を変化さ
せたり、同一描画位置を走査する回数を変化したり、ま
たビーム電流量を変化するなど電子ビーム露光装置1の
動作状態が不安定となるような動作を行なう必要がな
く、かつアンブランキング信号UBのアンブランキング期
間W1を適宜選択することにより、種々の断面形状を有す
るホログラム光学素子を容易に製作することができる。
上述したように形成されたレジストパターンを現像する
ことにより、所望のホログラムパターンを得ることがで
きる。
ことにより、所望のホログラムパターンを得ることがで
きる。
効 果 以上のように本発明によれば、ホログラム光学素子の被
加工物6におけるホトレジストの厚みを、電子ビームを
用いて希望するホログラムパターンに対応して得ること
ができ、しかもその電子ビームの走査速度や、同一照射
位置の走査回数や、電子ビームの電流値などをむやみに
変化することなくホトレジストの露光を行うことがで
き、これによって描画速度を低下させることなく、また
電子ビームを不安定に陥らせることなく、ホログラム光
学素子のホログラムパターンを容易に製造することがで
きるようになる。
加工物6におけるホトレジストの厚みを、電子ビームを
用いて希望するホログラムパターンに対応して得ること
ができ、しかもその電子ビームの走査速度や、同一照射
位置の走査回数や、電子ビームの電流値などをむやみに
変化することなくホトレジストの露光を行うことがで
き、これによって描画速度を低下させることなく、また
電子ビームを不安定に陥らせることなく、ホログラム光
学素子のホログラムパターンを容易に製造することがで
きるようになる。
また本発明によれば、演算処理部11で演算して求められ
た走査位置に対応する照射量を読出して、電子ビームの
照射時間を設定するようにしたので、ホトレジストの露
光時には、特別に複雑な演算を行う必要はなく、したが
って現像後の残存するホトレジストの厚みを高速で制御
して製造することができる。
た走査位置に対応する照射量を読出して、電子ビームの
照射時間を設定するようにしたので、ホトレジストの露
光時には、特別に複雑な演算を行う必要はなく、したが
って現像後の残存するホトレジストの厚みを高速で制御
して製造することができる。
第1図は本発明の一実施例の電子ビーム露光装置1の構
成を示すブロック図、第2図は電子ビームの照射量と残
膜率との関係を示すグラフ、第3図は電子ビーム露光装
置1の動作を説明するタイミングチャートである。 1……電子ビーム露光装置、2……電子銃、3……電子
ビーム偏光用電極、5……電子ビーム走査用コイル、6
……試料
成を示すブロック図、第2図は電子ビームの照射量と残
膜率との関係を示すグラフ、第3図は電子ビーム露光装
置1の動作を説明するタイミングチャートである。 1……電子ビーム露光装置、2……電子銃、3……電子
ビーム偏光用電極、5……電子ビーム走査用コイル、6
……試料
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−168104(JP,A) 特開 昭54−100263(JP,A) 特開 昭62−125617(JP,A) 実開 昭63−134534(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】ホトレジストが表面に塗布されたホログラ
ム光学素子の被加工物6に向けて電子ビーム3を発生す
る電子銃2と、 電子銃2からの電子ビームを収束、偏向する偏向用電極
4と、 偏向用電極4を経た電子ビーム3を、被加工物6上で走
査する走査用コイル5と、 被加工物6上に電子ビーム3によって描画しようとする
ホログラムパターンを入力する入力手段と、 該入力手段によって入力されたホログラムパターンに従
う被加工物6上の走査位置と、電子ビームの照射量とホ
トレジストの残膜率との予め定める特性に基づいて前記
走査装置におけるホログラムパターンに対応したホトレ
ジストの残膜率を得るための電子ビームの照射量とを演
算する演算処理部11と、 演算処理部11によって演算して求められた走査位置に対
応する照射量を記憶する記憶部12と、 記憶部12から読出した走査位置に電子ビームが照射され
るように走査用コイル5を駆動する走査用コイル駆動回
路8と、 電子ビームが照射される走査位置での記憶部12から読出
した照射量に対応する照射時間だけ、電子ビームが照射
されてレジストを露光するように偏向用電極4を駆動す
る偏向用電極駆動回路7とを含むことを特徴とするホロ
グラム光学素子の製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62247625A JPH07105331B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | ホログラム光学素子の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62247625A JPH07105331B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | ホログラム光学素子の製造装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6489515A JPS6489515A (en) | 1989-04-04 |
| JPH07105331B2 true JPH07105331B2 (ja) | 1995-11-13 |
Family
ID=17166291
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62247625A Expired - Lifetime JPH07105331B2 (ja) | 1987-09-30 | 1987-09-30 | ホログラム光学素子の製造装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07105331B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006113429A (ja) * | 2004-10-18 | 2006-04-27 | Toppan Printing Co Ltd | レリーフパターンの作製方法およびレリーフパターン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS54100263A (en) * | 1978-01-24 | 1979-08-07 | Jeol Ltd | Electron beam exposure device |
| JPH0673343B2 (ja) * | 1985-11-26 | 1994-09-14 | 株式会社東芝 | 荷電ビ−ム描画方法 |
-
1987
- 1987-09-30 JP JP62247625A patent/JPH07105331B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6489515A (en) | 1989-04-04 |
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