JPH0710568U - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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JPH0710568U
JPH0710568U JP4472693U JP4472693U JPH0710568U JP H0710568 U JPH0710568 U JP H0710568U JP 4472693 U JP4472693 U JP 4472693U JP 4472693 U JP4472693 U JP 4472693U JP H0710568 U JPH0710568 U JP H0710568U
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clutch
rotor
side rotating
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宣雄 中谷
明夫 羽山
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Koyo Seiko Co Ltd
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Koyo Seiko Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 駆動側回転部材と従動側回転部材の一方に連
結されるロータに対向するアーマチュア25は、駆動側
回転部材と従動側回転部材の他方に連結される内周部材
32にクラッチバネ33を介し連結される外周部材34
を有する。電磁力によって、その外周部材34をクラッ
チバネ33の弾性力に抗して内周部材32に対し軸方向
に変位させてロータ22に押し付ける。その外周部材3
4に軸方向に沿って作用するクラッチバネの弾性力の大
きさが周方向に関し不均一である。 【効果】 大きなクラッチ接続音が発生するのを防止で
きる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、回転動力の伝達に用いられる電磁クラッチに関する。
【0002】
【従来の技術】
駆動側回転部材と従動側回転部材の一方に連結されるロータと、このロータに 対向するアーマチュアとを備え、そのアーマチュアは、駆動側回転部材と従動側 回転部材の他方に連結される内周部材と、この内周部材にクラッチバネを介し連 結される外周部材とを有し、電磁力によって、その外周部材をクラッチバネの弾 性力に抗して内周部材に対し軸方向に変位させてロータに押し付ける電磁クラッ チが従来より用いられている。
【0003】 図5は、そのアーマチュア101の従来構造の一例を示すもので、リング状の 内周部材102と、円板状のクラッチバネ103と、リング状の外周部材104 とを有し、その内周部材102の内周に回転部材との連結用スプライン102a が形成されている。そのクラッチバネ103は複数の開口103aを有し、複数 のリベット105により内周部材102に連結され、また、外周部材104から 突出する複数の突起104aに嵌合され、この嵌合後に各突起104aがかしめ られることでクラッチバネ103は外周部材104に連結されている。そのクラ ッチバネ103の各開口103aは、面積は互いに等しく回転中心から互いに等 しい距離にあって周方向に沿って等間隔に配置され、その各リベット105は、 回転中心から互いに等しい距離にあって周方向に沿って等間隔に配置され、その 各突起104aは、回転中心から互いに等しい距離にあって周方向に沿って等間 隔に配置されている。
【0004】 また、特公昭63‐44972号公報に、アーマチュアを同心円状に配置され る複数のリング状部材と、各リング状部材を連結するクラッチバネとから構成し 、そのクラッチバネの弾性力を径方向に沿って変化させ、電磁力によって各リン グ状部材をクラッチバネの弾性力に抗して軸方向に変位させてロータに順次押し 付ける電磁クラッチが提案されている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
図5に示すアーマチュアを備えた電磁クラッチでは、電磁力を作用させた場合 、外周部材104の全体が一時にロータに押し付けられるため、大きなクラッチ 接続音が発生する。例えば、電磁クラッチを電動パワーステアリング装置の操舵 補助力発生用モータの回転動力の断接用に用いる場合、高速走行時の操舵の安定 性と低速走行時の操舵の高応答性を確保するため車速に応じ電磁クラッチを断接 することが行なわれるので、車速変化の度に発生するクラッチ接続音が騒音とし て問題になる。
【0006】 同心円状に配置される複数のリング状部材を電磁力によってロータに順次押し 付ける従来例では、伝達トルクの急激な増加を防止することはできるが、個々の リング状部材それぞれは一時にロータに押し付けられるため、やはり大きなクラ ッチ接続音が発生する可能性があり、また、リング状部材の数が多くなるため構 造が複雑化する。
【0007】 本考案は、上記従来技術の問題を解決することのできる電磁クラッチを提供す ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本考案は、駆動側回転部材と従動側回転部材の一方に連結されるロータと、こ のロータに対向するアーマチュアとを備え、そのアーマチュアは、駆動側回転部 材と従動側回転部材の他方に連結される内周部材と、この内周部材にクラッチバ ネを介し連結される外周部材とを有し、電磁力によって、その外周部材をクラッ チバネの弾性力に抗して内周部材に対し軸方向に変位させてロータに押し付ける 電磁クラッチにおいて、その外周部材に軸方向に沿って作用するクラッチバネの 弾性力の大きさが周方向に関し不均一であることを特徴とする。
【0009】
【作用】
本考案の構成によれば、電磁力によってアーマチュアの外周部材をクラッチバ ネの弾性力に抗して内周部材に対し軸方向に変位させてロータに押し付ける際、 その外周部材に軸方向に沿って作用する弾性力の大きさは周方向に関し不均一な ので、その外周部材は、作用する弾性力の小さな部分から順次ロータに押し付け られる。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の実施例を説明する。
【0011】 図2に示す電磁クラッチ1付きのモータ2は、電動パワーステアリング装置の 操舵補助力発生源として用いられるもので、モータヨーク3にベアリング4、5 を介し支持されるモータシャフト(駆動側回転部材)6と、このモータシャフト 6の外周に設けられるアーマチュアコイル7と、そのモータヨーク3の内周に取 り付けられるフェライト磁石8と、そのモータシャフト6の外周に設けられる整 流子9と、そのモータヨーク3に取り付けられたブラシホルダ10に保持される と共にバネ11によって整流子9に押し付けられる一対のブラシ12とを備える 。
【0012】 その電磁クラッチ1は、モータヨーク3のモータハウジング3aに取り付けら れたクラッチヨーク20と、このクラッチヨーク20に取り付けられた電磁コイ ル21と、前記モータシャフト6の外周に同行回転するようセレーション嵌合さ れる環状ロータ22と、そのモータシャフト6の先端外周にベアリング23を介 し相対回転するよう嵌合されると共にロータ22の環状ライニング22aに対向 するアーマチュア25とを備える。そのロータ22は、前記2つのベアリング4 、23に挟まれることでモータシャフト6に対する軸方向移動が阻止される。
【0013】 そのアーマチュア25は、図1にも示すように、リング状の内周部材32と、 円板状のクラッチバネ33と、リング状の外周部材34とを有し、その内周部材 32の中心のボス部に形成されたスプライン孔32aに、出力軸(従動側回転部 材)26が同行回転するようスプライン嵌合される。その出力軸26から電動パ ワーステアリング装置の操舵補助力が取り出される。そのクラッチバネ33は3 つの開口33a、33b、33cを有し、3本のリベット35a、35b、35 cにより内周部材32に連結され、また、外周部材34から突出する3つの突起 34a、34b、34cに嵌合され、この嵌合後に各突起34a、34b、34 cがかしめられることでクラッチバネ33は外周部材34に連結されている。そ の各リベット35a、35b、35cは回転中心から互いに等しい距離にあって 周方向に沿って等間隔に配置され、その各突起34a、34b、34cは回転中 心から互いに等しい距離にあって周方向に沿って等間隔に配置されている。これ により、その電磁コイル21に通電することで発生する電磁力によって、そのア ーマチュア25の外周部材34はクラッチバネ33の弾性力に抗して内周部材3 2に対し軸方向一方(図2において右方)に変位し、ロータ22のライニング2 2aに押し付けられ、モータシャフト6の回転は出力軸26に伝達される。また 、その電磁力が解除されると、外周部材34はクラッチバネ33の弾性力により ロータ22から離れるように軸方向他方に変位する。
【0014】 その外周部材34に軸方向に沿って作用するクラッチバネ33の弾性力の大き さは、周方向に関し不均一なものとされている。すなわち、前記クラッチバネ3 3の3つの開口33a、33b、33cは開口面積が互いに異なり、その径方向 内周縁33a′、33b′、33c′は回転中心から互いに等しい距離にあって 周方向に沿って等間隔に配置され、それぞれの径方向の開口幅Wa、Wb、Wc は周方向一方(図1において矢印A方向)に向かうに従い漸次小さくなるものと され、最も開口面積の大きな第1の開口33aの周方向一方側に隣接して2番目 に開口面積の大きな第2の開口33bが配置され、その2番目に開口面積の大き な第2の開口33bに隣接して最も面積の小さな第3の開口33cが配置されて いる。これにより、クラッチバネ33のバネ定数は、第1の開口33aの周方向 他方側の縁33a″の近傍位置において最も小さくなり、その位置から周方向一 方に向かうに従い次第に大きくなるので、外周部材34に軸方向に沿って作用す るクラッチバネ33の弾性力の大きさは周方向に沿って漸次変化する。
【0015】 上記構成によれば、電磁力によってアーマチュア25の外周部材34をクラッ チバネ33の弾性力に抗して内周部材32に対し軸方向に変位させてロータ22 のライニング22aに押し付ける際、その外周部材34に軸方向に沿って作用す る弾性力の大きさは周方向に沿って漸次変化するので、その外周部材34は、作 用する弾性力の小さな部分から周方向に沿って順次ロータ22のライニング22 aに押し付けられ、これにより、大きなクラッチ接続音が発生するのを防止でき る。
【0016】 なお、本考案は上記実施例に限定されない。例えば、図3に示すように、クラ ッチバネ33の各開口33a、33b、33cを、開口面積は互いに等しく回転 中心から互いに等しい距離にあって周方向に沿って等間隔に配置されるものとし 、クラッチバネ33を内周部材32に連結する3本のリベット35a、35b、 35cの回転中心からの距離Da、Db、Dcを互いに異なるものとしてもよい 。これにより、外周部材34に軸方向に沿って作用する弾性力の大きさは、回転 中心から最も近いリベット35bの近傍において最小になり、回転中心から最も 離れたリベット35aの近傍において最大になり、その周方向間では周方向に沿 って漸次変化するので、上記実施例と同様の効果を奏する。他は上記実施例と同 様で同様の構成とされている。また、クラッチバネ33を外周部材34に連結す る3つの突起34a、34b、34cの回転中心からの距離を互いに異なるもの としてもよく、要は、外周部材に軸方向に沿って作用する弾性力の大きさを周方 向に沿って不均一にすればよい。また、駆動側回転部材にアーマチュアの内周部 材を連結し、従動側回転部材にロータを連結してもよい。また、上記実施例では パワーステアリング装置の出力断接用電磁クラッチに本考案を適用したが、電磁 クラッチであれば本考案を適用できる。
【0017】 なお、前記モータ2におけるブラシ12の整流子9との対向面12aは、モー タシャフト6の軸方向一方に向かうに従い整流子9から離れるものとされ、その 対向面12aに、図4に示すように、モータシャフト6の軸方向と径方向とに沿 う複数の溝12bが形成されている。各溝12bの端部はブラシ12の対向面1 2aに交差する面において開口する。これにより、ブラシ12と整流子9との接 触により生ずる摩耗粉40は、図4の(1)に矢印Bで示す整流子9の回転によ り溝12b内を図中矢印Cで示すように移動し、ブラシ12と整流子9との対向 間の外方に排出され、その対向間への摩耗粉40の噛み込みによるブラシ12と 整流子9との接触不良を防止できる。また、この複数の溝12bは放熱効果があ りブラシ12と整流子9の接触により生じる発熱及び焼き付きを防止できる。そ のブラシ12の対向面12aはモータシャフト6の軸方向に沿うことで整流子9 と面接触するものであってもよい。
【0018】
【考案の効果】
本考案の電磁クラッチによれば、クラッチ接続時にアーマチュアの外周部材が ロータに一時に押し付けられることはないので、大きなクラッチ接続音が発生す るのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の実施例の電磁クラッチのアーマチュア
の正面図
【図2】本考案の実施例の電磁クラッチ付きモータの断
面図
【図3】本考案の変形例の電磁クラッチのアーマチュア
の正面図
【図4】モータのブラシの(1)は正面図、(2)は側
面図
【図5】従来例の電磁クラッチのアーマチュアの正面図
【符号の説明】
6 モータシャフト(駆動側回転部材) 22 ロータ 25 アーマチュア 26 出力軸(従動側回転部材) 32 内周部材 33 クラッチバネ 34 外周部材

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動側回転部材と従動側回転部材の一方
    に連結されるロータと、このロータに対向するアーマチ
    ュアとを備え、そのアーマチュアは、駆動側回転部材と
    従動側回転部材の他方に連結される内周部材と、この内
    周部材にクラッチバネを介し連結される外周部材とを有
    し、電磁力によって、その外周部材をクラッチバネの弾
    性力に抗して内周部材に対し軸方向に変位させてロータ
    に押し付ける電磁クラッチにおいて、その外周部材に軸
    方向に沿って作用するクラッチバネの弾性力の大きさが
    周方向に関し不均一であることを特徴とする電磁クラッ
    チ。
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