JPH07105802B2 - 信号伝送システム - Google Patents

信号伝送システム

Info

Publication number
JPH07105802B2
JPH07105802B2 JP63328815A JP32881588A JPH07105802B2 JP H07105802 B2 JPH07105802 B2 JP H07105802B2 JP 63328815 A JP63328815 A JP 63328815A JP 32881588 A JP32881588 A JP 32881588A JP H07105802 B2 JPH07105802 B2 JP H07105802B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
transmission
processing unit
return
central processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63328815A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02161845A (ja
Inventor
恭二 山崎
正之 森田
有一 渡辺
敏彦 笹井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP63328815A priority Critical patent/JPH07105802B2/ja
Priority to EP19890116011 priority patent/EP0357038A3/en
Publication of JPH02161845A publication Critical patent/JPH02161845A/ja
Publication of JPH07105802B2 publication Critical patent/JPH07105802B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bidirectional Digital Transmission (AREA)
  • Dc Digital Transmission (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、中央処理装置と複数の端末器とを1対の伝
送線で接続し、中央処理装置から端末器へのアドレス信
号、制御信号等の伝送信号を電圧モードで送出し、端末
器から中央処理装置への監視データ等を電流モードで送
出する信号伝送システムに関し、特に中央処理装置にお
いて端末器に接続された負荷を監視制御する遠隔制御用
として好適な信号伝送システムに関する。
[従来の技術] 従来、遠隔制御用の信号伝送システムとして、中央処理
装置と複数の端末器とを1対の伝送線により接続し、中
央処理装置より端末器へアドレス信号用および制御信号
用の短パルスと監視信号用の長パルスとを伝送し、各端
末器において適宜限流抵抗とスイッチ要素との直列回路
を伝送線に並列的に接続して監視信号用長パルスの伝送
期間中に監視内容に応じてスイッチ要素を開閉し、この
開閉動作による伝送線の電流変化を中央処理装置で検出
するものが知られている(特公昭61−3155号)。
[発明が解決しようとする課題] ところで、この従来の信号伝送システムのように、端末
器でシンクする電流を変化させる電流モードで端末器か
ら中央処理装置への信号伝送を行なう場合、中央処理装
置では検出抵抗等により電流を電圧に変換して検出する
ことができる。しかし、この信号電流は発信元端末器と
中央処理装置との間にしか流れないため、発信元端末器
と中央処理装置との間以外の位置ではこの監視信号等を
検出できない。
したがって、この従来の信号伝送システムは、端末器か
ら送出される監視信号等を検出して負荷の状態監視表示
を行なう監視表示盤を接続する際、全部の端末器の監視
信号等を検出するためには、この監視表示盤をどの端末
器より前段(中央処理装置寄り)に接続しなければなら
ず、監視表示盤の設置位置が限定され、実用性に欠ける
という不都合があった。
また、中央処理装置で端末器からの電流モードの監視デ
ータ等を検出し、監視表示盤の表示を制御する信号に変
換して送信することにより、監視表示装置を伝送線上の
任意の位置に接続することを可能にすることもできる。
しかし、この場合、監視表示盤を制御する時間だけ伝送
スピードが遅くなり、かつ中央処理装置の負担が大きく
なるという不都合があった。
さらに、この従来の信号伝送システムにおいては、各端
末器が、より後段の端末器の信号しか検出できず、各端
末器が全て他の端末器の信号を検出できるようにするこ
とはできない。このため、この従来の信号伝送システム
は、ランダム伝送で端末器から起動をかけようとする
(子起動の)場合に、その起動端末器はより前段の端末
器からの送出信号の有無、すなわち伝送線の占有や起動
の衝突を判別することができず、ランダム伝送には適さ
ないという不都合があった。
また、親起動(中央起動)の場合でも、返送した端末器
(子機)が、返送データを中央処理装置(親機)が正し
く受け取ったことを確認するためには中央処理装置から
のアンサー信号を受け取る必要があり、この分、伝送ス
ピードが低下するという不都合があった。
この発明は、このような従来例における問題点に鑑みて
なされたもので、監視表示盤を伝送線の任意の位置に接
続することができ、好適なランダム伝送を実現すること
ができ、かつ伝送スピードの速い信号伝送システムを提
供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述の目的を達成するため、請求項1記載の信号伝送シ
ステムでは、制御情報および制御対象を特定するアドレ
ス情報を含む電圧モードの伝送信号を時分割して伝送線
を介して送出する送信手段と、伝送線を介して入力した
電流モードの伝送信号の変化を検出する電流検出手段、
および電流検出手段が電流モードの伝送信号の変化を検
出したときに送信手段から送出する伝送信号の極性を反
転させる電圧反転手段と設けた中央処理装置と;伝送線
に接続され、電流モードの伝送信号を時分割して中央処
理装置に送出する複数の端末器と;を備えたことを特徴
とする。
また、請求項2記載の発明では、請求項1記載の信号伝
送システムに付加して、表示盤を備えたことを特徴とす
る。
請求項3記載の発明では、制御情報、制御対象を特定す
るアドレス情報、制御対象からの返送信号を要求する返
送要求信号および返送信号の送出タイミングを示す同期
信号を含む電圧モードの伝送信号を時分割して伝送線を
介して送出する送信手段と、伝送線を介して入力した電
流モードの返送信号の変化を検出する電流検出手段、お
よび電流検出手段が電流モードの返送信号の変化を検出
したときに送信手段から送出する伝送信号の極性を反応
させる電圧反転手段と設けた中央処理装置と;伝送線に
接続され、返送要求信号に応答した電流モードの返送信
号を時分割して中央処理装置に送出する複数の端末器
と;を備えたことを特徴とする。
請求項4記載の信号伝送システムは、請求項3記載のも
のにおいて、電圧検出手段は、端末器から同期信号に同
期して返送された電流モードの返送信号の変化を検出し
たとき、同期信号から所定時間送らせて伝送信号の極性
を反転させるように構成されていることを特徴とする。
請求項5記載の信号伝送システムは、請求項3記載のも
のにおいて、電圧反転手段は、端末器から同期信号に同
期して返送された電流モードの返送信号の変化を検出し
たとき、電流モードの返送信号の立ち上がりにより伝送
信号の極性を反転させるように構成されていることを特
徴とする。
請求項6記載の発明は、制御情報、制御対象を特定する
アドレス情報、制御対象からの返送信号を要求する返送
要求信号および返送信号の送出タイミングを示す同期信
号を含む電圧モードの伝送信号を時分割して伝送線を介
して送出する送信手段と、伝送線を介して入力した電流
モードの返送信号の有無を検出する電流検出手段、およ
び電流検出手段が電流モードの搬送信号の有りを検出し
たときに、返送信号の終了後送信手段から送出する伝送
信号の極性を反転させる電圧反転手段と設けた中央処理
装置と;伝送線に接続され、返送要求信号に応答した電
流モードの返送信号を時分割して中央処理装置に送出す
る複数の端末器と;を備えたことを特徴とする。
[作 用] 請求項1および2記載の発明において、中央処理装置
は、制御情報および制御対象を特定するアドレス情報を
含む電圧モードの伝送信号を時分割して伝送線を介して
端末器に送出する。また、制御対象の端末器は、電流モ
ードの伝送信号を時分割して中央処理装置に送出する。
そして、この電流モードの伝送信号を入力する中央処理
装置の電圧反転手段は、電流モードの伝送信号の変化を
検出したときに伝送信号の極性を反転させて送出する。
したがって、伝送線に対する端末器の接続位置に拘らず
に他の端末器の信号を検出することができるようにな
る。また、端末器から送出された伝送信号に対応した特
別のアンサー信号の送受信が不要となるため、伝送速度
の低下を誘発することがない。
さらに請求項2記載の発明においては、伝送線に接続さ
れた表示盤は、中央処理装置から送出された電圧モード
の伝送信号を受信して伝送内容を表示する。
また、請求項3〜6記載の発明において、中央処理装置
は、制御情報、制御対象を特定するアドレス情報、制御
対象からの返送信号を要求する返送要求信号および返送
信号の送出タイミングを示す同期信号を含む電圧モード
の伝送信号を時分割して伝送線を介して端末器に送出す
る。また、制御対象の端末器は、中央処理装置から送出
された同期信号に応じたタイミングで、返送要求信号に
応答した電流モードの返送信号を時分割して伝送線を介
して中央処理装置に送出する。そして、この電流モード
の返送信号を中央処理装置が入力すると、その電圧反転
手段は、電流モードの返送信号の変化または返送信号の
有検出に応じて伝送信号の極性を反転させて送出する。
したがって、伝送線に対する端末器の接続位置に拘らず
に他の端末器の信号を検出することができるようにな
る。また、端末器から送出された伝送信号に対応した特
別のアンサー信号の送受信が不要となるため、伝送速度
の低下を発することがない。さらに、端末器からの返送
信号の伝送タイミングは同期信号に基づき決定されるた
め、伝送のタイミング合わせが容易になる。
[実施例] 以下、図面を用いて、本発明の実施例を詳細に説明す
る。
[第1の実施例] 第1図は、この発明の第1の実施例に係る信号伝送シス
テムの概略の構成を示す。同図のシステムは、親機とし
ての中央処理装置1、この中央処理装置1に1対の伝送
線3を介して接続された子機としての複数の端末器5
(5−1,5−2,5−3,…)および監視表示盤7等を備えて
いる。各端末器5−1,5−2,5−3,…には、それぞれ図示
しない負荷、例えば照明器具、壁スイッチ、照度センサ
等が接続されている。
第2図に、中央処理装置1のブロック構成図を示す。同
図に示すように、中央処理装置1は、信号処理回路11、
端末器からの電流モード信号を検出する手段である電流
検出回路12および伝送線3に伝送信号を送出する送信手
段を構成するドライブ回路13を備えている。さらに、中
央処理装置1は、電流検出回路12の出力電圧が変化する
ごとに微分出力を発生する微分回路と、この微分出力で
反転するフリップフロップ回路19を備えている。なお、
この中央処理装置には、さらに、データ入力用のキーボ
ードおよびスイッチ類またはセンサ類、ならびに各種表
示用の表示装置、例えばCRT等が必要に応じて設けられ
る。
信号処理回路11は、所定のシーケンスに従って前記キー
ボードやスイッチ、センサ等からデータを取り込んだ
り、各端末器の監視データを収集し、これらのデータに
基づいて制御信号を作成したり、前記表示装置に表示す
る。また、この制御信号等からなる伝送用電圧信号を作
成する。従来の中央処理装置においては、この電圧信号
がそのままドライブ回路13に入力され、伝送信号として
伝送線3に送出されていたため、この伝送用電圧信号の
フォーマットは、第3図(a)に示す従来システムにお
ける中央処理装置からの伝送信号フォーマットと同じで
ある。
第3図(a)を参照して、この伝送用電圧信号すなわち
従来システムにおける伝送信号は、“1"レベルの長パル
ス信号からなるスタート信号STと、所要ビット数の1/2
の数の“1"レベル短パルス群からなり送信先端末器のア
ドレスADRおよび制御信号CNT等の伝送データを示す送信
信号ADR/CNTと、“1"レベルの長パルス信号からなり送
信先端末器からの監視データ等の返送待機期間を示す返
送期間信号RTM等で構成されている。前記の送信信号ADR
/CNTは、順次連続する各“1"レベル部分と“0"レベル部
分がそれぞれ1ビットのデータを表わしており、“1"ま
たは“0"レベル部分が短かいものはデータ“0"を示し、
長いものは“1"を示している。
第2図に戻って、電流検出回路12は、伝送線3を介して
中央処理装置1と端末器との間に流れる電流(第3図
(a)に斜線で示すような監視データ等の電流モード信
号)を電圧に変換する。
ドライブ回路13は、入力信号に応じた複極信号で伝送線
3を駆動するもので、例えば入力信号が“1"レベルであ
れば伝送線を+24Vにプルアップし、“0"レベルであれ
ば−22Vにプルダウンする。従来の中央処理装置におい
ては信号処理回路11の信号電圧出力をそのままドライブ
回路13へ入力していたのに対し、この実施例では、第3
図(b)に示すようにスタート信号STおよび制御対象を
特定するアドレス情報および制御情報を含む送信信号AD
R/CNTはそのまま送出するが、返送期間に信号処理回路1
1から出力される返送期間信号RTMはフリップフロップ回
路19で加工されて送出される。このフリップフロップ回
路19は前述のドライブ回路13とともに、この実施例の中
央処理装置の送信手段である送信回路20を構成してい
る。
また、微分回路15は、電流検出回路12の出力電圧を微分
することにより、端末器から送出される電流モードの伝
送信号の変化を検出するもので、電流検出回路12ととも
に本実施例における電流検出手段を構成している。
フリップフロップ(F/F)回路19は、本実施例において
電圧反転手段を構成するもので、その電圧出力が信号処
理回路11から出力される電圧信号の立ち上がりで立ち上
がり、立ち下がりで立ち下がるとともに、電流検出手段
を構成する微分回路15の微分出力をトリガとしてステア
リング動作して、その出力を反転させる。すなわち、フ
ロップフロップ回路19は、信号処理回路11の出力変化に
従って変化する電圧をドライブ回路13に送出し、信号処
理回路11の出力が一定の状態では電流検出回路12で検出
される電流モード信号が変化するごとに反転する電圧を
ドライブ回路13に送出する。
このフリップフロップ回路19の出力電圧に応じてドライ
ブ回路13が伝送線3を駆動することによって、第3図
(a)(b)に示すように、スタート信号STおよび送信
信号ADR/CNTは信号処理装置11からの出力波形と同形の
電圧モード信号で伝送線3に送出されるとともに、前記
返送期間においては、端末器からの電流モード返送信号
RPIに応じた電圧モード信号RPVが伝送線3に送出され
る。
すなわち、第1図の伝送システムにおいては、前記返送
期間中、端末器5からの電流モード信号が中央処理装置
1で電圧モード信号に変換されて伝送線3に送出され
る。このため、監視表示盤7は、この電圧モード信号に
よって、自身より後段に接続された端末器5−3以降の
端末器については勿論のこと、前段に接続された端末器
5−1,5−2からの電流モード信号についてもその内容
を判別することができる。したがって、このシステムに
おいては、監視表示盤7を伝送線3の任意の場所に接続
することができる。また、いずれの端末器もこの電圧モ
ード信号によって全ての端末器の信号送出状態を判別す
ることができる。つまり、いずれの各端末器も自身で伝
送線3のあき具合や信号衝突の有無を判定できる。した
がって、このシステムによれば、中央処理装置の負担を
重くすることなく、衝突が少なく、ランダム式本来の伝
送スピードが速いという特徴を生かしたランダム伝送方
式を実現することができる。さらに、各端末器は、電流
モード信号を送出したときは、中央処理装置がこの電流
モード信号から変換した電圧モード信号を判別すること
により、この電流モード信号が中央処理装置によって受
け取られたことを確認することができる。したがって、
中央処理装置からのアンサー信号が不要であり、伝送方
式によらず、伝送スピードの高速化を図ることができ
る。
第4図は、第1図の伝送システムにおける端末器5の機
能ブロック図を示す。この端末器5は、信号処理回路5
1、受信回路52および送信回路53等を具備する。信号処
理回路51には単数または複数の負荷9が接続されてい
る。
受信回路52は、中央処理装置1から伝送線3に送出され
る電圧モード信号を受信する。信号処理回路51は、所定
のシーケンスに従って動作し、受信回路52で受信された
電圧モード信号に含まれた制御信号等を受け取ってこの
制御信号等に基づく負荷駆動信号の負荷9に供給した
り、負荷9が監視負荷であればその監視信号を検出して
監視データを作成し、前記制御信号等に従ってこの監視
データを送信回路53に出力する。送信回路53は、信号処
理回路51から出力される監視データに応じて伝送線の線
間に抵抗を接続し、この端末器5におけるシンク電流値
を変化させる。これにより、前記監視データが電流モー
ド信号として伝送線3に送出される。中央処理装置のド
ライブ回路の出力インピーダンスが低い場合、この電流
モード信号による伝送線3の線間電圧の変化は殆どない
が、第3図(a)の斜線部RPIは、この電流モード信号
を模式的に示している。
第5図は、第1図の伝送システムにおける監視表示盤7
の機能ブロック図を示す。この監視表示盤7は、信号処
理回路71、受信回路72および表示部73等を具備する。
受信回路72は中央処理装置1から伝送線3に送出される
電圧モード信号を受信する。信号処理回路71は、所定の
シーケンスに従って動作し、受信回路72の出力に基づい
て、前記端末器から送出される電流モード信号を中央処
理装置で変換した電圧モード信号より監視データ等を判
別し、表示部73にこの監視データに応じた表示用信号を
送出する。表示部73は、LED、ランプ、LEDアレイ、LCD
またはCRT等の表示素子とこれらの表示素子を駆動する
ための駆動回路とからなり、信号処理回路71から入力さ
れる表示用信号に従って負荷等の状態をこれらの表示素
子を点滅し、あるいはこれらの表示素子に線、図形、文
字等を現わすことによって表示する。
第6図は、第1図の伝送システムにおける中央処理装置
1の具体的回路例を示す。
同図の中央処理装置回路は、マイクロプロセッサ(CP
U)21によってその全体動作を制御するように構成した
もので、第2図の信号処理回路11、微分回路15およびフ
リップフロップ回路19に相当する機能はCPU21の動作プ
ログラムによって実現している。
同図の中央処理装置は、さらに、電流検出回路12のアナ
ログ出力をCPU21が処理可能なディジタルデータに変換
して供給するためのA/Dコンバータ22、交流電源より例
えばドライブ回路13の出力段用の+26Vと−24Vおよびこ
の出力段以外の回路用の+5Vの直流電圧を発生する直流
電源23、交流電源のゼロクロスを検出するゼロクロス検
出回路24、ゼロクロス信号を伝送線3に送出するための
ゼロクロス信号送出回路25、CPU21の駆動クロックを発
生する発振回路26、CPU21を初期状態に設定するための
リセット回路27を具備している。
中央処理装置から端末器へ伝送信号を送出する場合、CP
U21は、第3図(b)に示す波形と相似の、但し“0"レ
ベルが0Vで、“1"レベルが5Vの電圧信号をドライブ回路
13に供給する。ドライブ回路13は、CPU21からの電圧信
号に従って“0"レベルが−22Vで、“1"レベルが+24V
の、第3図(b)に示すような波形の電圧モード信号を
伝送線3に送出する。
ゼロクロス検出回路24は、交流電源のゼロクロスを検出
し、“1"レベルのゼロクロス信号をCPU21に入力する。
この検出回路24においては、例えばAC100Vの交流電源を
絶縁トランスT1を介してダイオードブリッジDB1に供給
し、このダイオードブリッジDB1からの全波整流出力を
トランジスタTr1のベースに印加して超C級増幅するこ
とにより、この全波整流出力が0Vであるとき、すなわち
交流電源のゼロクロスするタイミングでトランジスタTr
1のコレクタに5Vのゼロクロス信号を発生する。
CPU21は、このゼロクロス信号を、中央起動時等の必要
時であればそのままゼロクロス信号送信回路25に供給す
る。ゼロクロス信号送信回路25においては、ゼロクロス
信号入力時アナログスイッチAS1がオフすることによっ
てCPU21からドライブ回路13への電圧信号供給を遮断
し、これにより中央処理装置から端末器への信号伝送を
遮断するとともに、CPU21からのゼロクロス信号により
フォトカプラPC1を駆動してダイオードブリッジDB2の交
流端子間を短絡することによって伝送線3の線間を短絡
する。これにより、電圧0のゼロクロス信号が端末器へ
伝送される。
このゼロクロス信号は、従来、端末器において作成され
ていたが、このように、中央処理装置で作成して各端末
器に伝送するようにすれば、ゼロクロス検出回路が1個
で足り、端末器ごとに設ける場合に比べ、システム全体
から見て回路構成の簡略化および低廉化を図ることがで
きる。
第7図は、第1図の伝送システムにおける端末器5の具
体的回路例を示す。
同図において、61は第4図の信号処理回路51に対応する
マイクロプロセッサ(CPU)であり、52および53はそれ
ぞれ第4図に示したものと共通の受信回路および送信回
路である。
また、62はゼロクロス信号受信回路、63は自己アドレス
設定回路、64は交流電源より5Vの直流出力を発生する直
流電源、65はクロック発生回路である。さらに、C51は
この端末器の電源投入時にCPU61をリセットするための
コンデンサ、DB51は複極(交流)系である伝送線3と単
極(直流)系である送信回路52およびゼロクロス信号受
信回路55との整合するためのダイオードブリッジであ
る。
この端末器には必要に応じて様々な負荷装置が単独また
は様々な組み合わせで接続されるが、ここでは、91とし
てゼロクロス信号を要しない負荷装置を、92としてゼロ
クロス信号を要する負荷装置である調光装置を、さらに
93として監視負荷であるスイッチを例示してある。な
お、負荷装置91および92はそれぞれ負荷駆動部のみが示
されている。
受信回路52は、伝送線3の電圧モードが“0"であるか、
“1"であるかに応じてそれぞれ0および5Vの信号を発生
し、CPU61に供給する。送信回路53は、CPU61で作成され
る端末器から中央処理装置への伝送信号を供給され、こ
の伝送信号が“1"のときだけ伝送線3の線間に抵抗R51
を接続する。このとき抵抗R51は電流シンクとなり、抵
抗R51を流れる電流によって第3図(a)に斜線で示す
ように伝送線3を流れる電流RPIが変化し、これが中央
処理装置の電流検出回路12(第2図)で検出されること
によって端末器から中央処理装置への電流モードの信号
伝送が行なわれる。
前述のように、伝送線3の線間電圧は、中央処理装置か
らのゼロクロス信号送出時のみ0となり、それ以外は+
24Vまたは−22Vとなっている。すなわち、ダイオードブ
リッジDB51の直流端電圧は、ゼロクロス信号送出時のみ
0なり、それ以外では約+24Vまたは+22Vとなる。ゼロ
クロス信号受信回路55は、このダイオードブリッジDB51
の直流端電圧を約1/5に分圧する分圧抵抗回路である。
CPU61は、ゼロクロス信号受信回路62の出力が約5Vから
0となったときそれをゼロクロス信号として検出する。
そして、交流電源の半サイクルごとにこのゼロクロス信
号と中央処理装置から伝送された制御信号に基づく位相
角で5Vのパルスを作成し、調光装置92に供給する。これ
により、調光装置92ではトライアックTZが前記制御信号
で指定された導通角でオンし、図示しない負荷であるラ
ンプが調光点灯される。
一方、監視負荷93において、スイッチSW93が操作される
と、CPU61がそれを検出し、そのオン/オフを示す監視
データを作成する。この監視データは、前述のように電
流モードで中央処理装置に送出される。
第8図は、第1図の伝送システムにおける監視表示盤7
の具体的回路例を示す。
同図において、71は第5図の信号処理回路71に対応する
マイクロプロセッサ(CPU)、72および73はそれぞれ第
5図に示したものと共通の受信回路および表示部であ
る。
また、75は交流電源より5Vの直流出力を発生する直流電
源、76はクロック発生回路、C71はこの監視表示装置の
電源投入時にCPU71をリセットするためのコンデンサで
ある。
受信回路72は、伝送線3の電圧モードが“0"であるか
“1"であるかに応じてそれぞれ0および5Vの受信信号を
発生し、CPU71に供給する。表示部73は、CPU71の出力端
子OUT71〜7nのそれぞれに対応する表示素子(発光ダイ
オード)LED71〜7nとこれを駆動するためのトランジス
タTr71〜7n等により構成されており、CPU71が前記受信
信号に基づいて5Vの駆動信号を発生した出力端子OUT7x
に接続されたトランジスタTr7xがオンすることによって
LED7xが点灯し、表示がなされる。
次に、第9〜11図のフローチャートを参照しながら、第
1図および第6〜8図に示される構成のシステムの動作
を説明する。
中央処理装置1、端末器5および監視表示盤7は、それ
ぞれ自身の電源が投入されると、それぞれのCPUごとに
内蔵された制御プログラムに従って動作を開始する。ま
ず、CPU内に内蔵された各種メモリおよびレジスタ等を
イニシャライズし、その後、それぞれ第9〜11図のフロ
ーチャートに示す無限ループ処理を実行する。
A.中央処理装置の動作 第9図を参照して、中央処理装置1は、先ず、ステップ
102にて起動データの有無を判定する。端末器へ送出す
べきデータすなわち起動データが有れば、ステップ104
〜142の中央起動(親起動)処理を実行し、起動データ
が無ければ、ステップ150〜180の通常モード処理を実行
する。
中央起動処理 中央起動処理時は、先ず、ステップ104にて第3図
(b)に示すようなスタート信号ST、送信先端末器アド
レスADRおよび制御信号(起動データ)CNT等からなる伝
送データをドライブ回路13より電圧モードで伝送線3に
送出する。この伝送データ送出は、ステップ104の処理
を1回経由するごとに1ビットずつ行なわれる。次のス
テップ106は、このステップ104の処理が伝送データのビ
ット数に対応する所定の回数だけ繰り返されたか否かを
判定するためのステップで、ステップ104の処理回数が
この所定回数より少なければ処理をステップ104に戻
す。ステップ104の処理が所定回数繰り返され、所定ビ
ット数の電圧モード信号が送出されると、ステップ106
にて送信終了と判定し、処理を次のステップ112に進め
る。
ステップ112では電流検出回路12の出力を取り込み、ス
テップ114にて端末器からの電流モード信号の有無を判
定する。この実施例では所定時間(例えば600μS)内
に電流モードの信号が検出されない場合はその所定時間
の属する区間に対応する返送データの1ビット(返送信
号)が“0"であることを意味し、検出されればそのビッ
ト(返送信号)は“1"であることを意味している。
ステップ114にて返送信号有りと判定されれば、ステッ
プ118にてドライブ回路13からの送出電圧を反転し、ス
テップ122にてその返送信号が検出されなくまで待機
し、ステップ124にて送出電圧を再度反転して元の電圧
モードに戻した後、ステップ132に処理を進める。これ
らのステップ118〜124の処理により電流モード返送信号
の“1"が電圧モード返送信号の“0"に変換される。
一方、返送信号が検出されなければ、ステップ118〜124
をスキップしてステップ114から直接ステップ132に処理
を進める。この場合、電流モード信号は“0"であり、電
圧モード信号は“1"のままであるから、やはり、電流モ
ード信号が電圧モード信号に変換されたと同じことにな
る。
ステップ132では端末器からの返送が終了したか否かを
判定する。返送データの全部のビットについて前記電流
モード信号から電圧モード信号への変換処理が終了して
いなければ、返送は終了していないのであるからステッ
プ132からステップ112に戻って、ステップ112〜132の処
理を繰り返す。
一方、返送データのビット数と同じ回数だけ前記ステッ
プ112〜132の処理を実行したときは、ステップ132にて
端末器からの返送が終了したものと判定し、処理をステ
ップ140に進める。ステップ140では返送データが正常な
ものか否かを判定する。この判定は、例えば送信した制
御信号CNTと同じ信号を肯定応答ACKとして返送させ、こ
の肯定応答と自身の送信した制御信号CNTとが一致する
か否かを判定することによって行なうことができる。
返送データが正常であれば、返送データの伝送が正常に
実施されたのであるからステップ142にて起動データを
クリアする等して起動を解除した後、ステップ102に戻
る。
一方、返送データが異常であれば、ステップ142をスキ
ップしてステップ140から直接ステップ102に戻る。この
場合、起動データはそのまま残っているから、ステップ
102にて起動データ有りと判定され、この中央起動処理
が再度実行される。すなわち、起動データが正常に伝送
されるまでこの中央起動処理が繰り返される。
通常モード処理 前記ステップ102にて起動データ無しと判定すると、次
にステップ150にて端末起動用のスタート信号を送信
し、ステップ154にて端末器から電流モードの起動信号
が送出された否かを判定する。この端末起動用スタート
信号に対して所定の時間(例えば数mS)どの端末器から
も応答がなければ、端末起動は無かったのであるから、
ステップ102に戻る。
一方、ステップ154にて端末起動信号が検出されると、
端末起動有りと判定して処理をステップ158に進め、ス
テップ158〜180の通常モード処理を実行する。
この通常モード処理時は、先ずステップ158にて端末器
から送出される電流モード信号を受信する。
この実施例では、前述のように、所定時間(例えば600
μS)内の電流モード信号無しはその所定時間が属する
区間に対応する端末データの1ビットが“0"であること
を意味し、電流モード信号有りはそのビットが“1"であ
ることを意味する。ステップ160では電流検出回路12の
出力を検査する。そして、電流モード信号が検出されれ
ば、端末データの現タイミングに対応するビット(伝送
信号)は“1"であるから、ステップ164にてドライブ回
路13からの送出電圧を反転し、ステップ170にてその電
流モード信号が検出されなくなるまで待機し、ステップ
172にてドライブ回路13からの送出電圧を再度反転して
伝送線の電圧モードを元に戻した後、処理を次のステッ
プ180に進める。
一方、ステップ160にて前記所定時間(例えば600μS)
待っても返送信号が受信されなければ、端末データの現
タイミングに対応するビットは“0"であるから、ステッ
プ164〜172の処理をスキップしてスキップ160から直接
ステップ180に処理を進める。この場合、ドライブ回路1
3から伝送線3への送出電圧は反転されない。
すなわち、ステップ158〜180の処理を1回実行するごと
に端末データが1ビットずつ電圧モード信号に変換され
る。
ステップ180は端末データを順次の1ビットごとに上記
電圧モードへ変換するための判定処理である。すなわ
ち、ステップ180では端末器からの端末データの全部の
ビットに対応する電流モード信号の受信が終了したか否
か、すなわち所定ビット数の電流モード信号を全部電圧
モード信号に変換したか否かを判定する。受信を終了し
ていなければ、ステップ158に戻って前記ステップ158〜
180の処理を繰り返す。
ステップ158〜180の処理を端末データのビット数と同じ
だけ繰り返すと、端末データの全ビットについての受信
および電流モード信号から電圧モード信号への変換等、
前記端末データに関し必要な処理が終了する。この場合
には、ステップ180にて受信終了と判定され、処理は最
初のステップ102に戻る。
B.端末器の動作 第10図を参照して、端末器5は、先ずステップ202にて
中央処理装置から電圧モードの中央起動信号が送出され
たか否かを判定する。中央処理装置から中央起動信号が
送出されていれば(第9図のステップ104)ステップ202
〜230の返送処理を実行する。一方、送出されていなけ
れば、ステップ250にて起動データの有無を判定する。
中央処理装置へ送出すべきデータすなわち起動データが
あれば、ステップ260〜280の循環処理からなる端末起動
(子起動)処理を実行する。ステップ202にて中央起動
信号が送出されておらず、かつ自身から中央処理装置に
送出する端末データも無ければ、そのまま最初のステッ
プ202に戻る。
返送処理 返送処理時は、ステップ204およびステップ210の循環処
理にて受信回路52の出力に基づき中央処理装置から送出
される(第9図のステップ104〜106)電圧モードの伝送
データをこの循環処理の1回ごとに1ビットずつ受信す
る。そして、所定ビット数の受信を終了すると、ステッ
プ210からステップ224に進み、ステップ224にて返送デ
ータの最初の1ビット(返送信号)を送信回路53から伝
送線3へ電流モードで送出する。この電流モードの返送
信号は中央処理装置によって受信され(第9図ステップ
112)電圧モード信号に変換される(同ステップ118〜12
4)。
ステップ228では伝送線3より電圧モード信号を受信し
てこの受信信号が自身の送出した返信信号と内容的に一
致するか否かを判定する。
一致していれば、ステップ224で送出した返送信号の1
ビットが中央処理装置で受信されて電流モードより電圧
モードに変換されたのであるから、そのビットの伝送は
正常に行なわれたことになる。次のステップ230では返
送信号の全ビットの正常な送出が終了したか否かを判定
する。全部のビットについての返送が終了していなけれ
ばステップ224に戻って、次のビット(返送信号)につ
いて前記ステップ224〜230の処理を繰り返す。一方、全
部のビットについての返送が終了していれば返送処理を
終了してステップ202に戻る。
前記ステップ228にて返送信号と受信信号が一致しなけ
れば、返送データのそのビット(返送信号)は中央処理
装置に正しく受信されなかったのであるからそのままス
テップ202に戻る。この場合、中央処理装置においては
所定ビット数の返送データが得られない(第9図ステッ
プ140)ため、起動解除(同ステップ142)処理がスキッ
プされ、再度中央起動処理が実行される。したがって、
端末器はこれに対して再度返送処理を実行することにな
り、結局、正常な返送データ伝送が行なわれるまで、中
央処理装置の中央起動処理とこれに対する端末器の返送
処理が繰り返されることになる。
端末起動処理 この端末起動処理においては、先ず、ステップ260〜270
の循環処理を1回実行するごとに起動データを1ビット
ずつ電流モードで送出する。この電流モード信号は、中
央処理装置によって受信され(第9図ステップ158)電
圧モード信号に変換される(同ステップ164〜172)。こ
の循環処理の際、ステップ268では伝送線3の電圧モー
ドを判別し、この電圧モード信号と自身の送出した電流
モード信号との内容を比較する。もし、これらの信号の
内容が一致すれば、自身の送出した電流モード信号は、
間違いなく中央処理装置に受信され電圧モードに変換さ
れたものと判定することができる。そして、正しく受信
されたと判定されている限り、前記循環処理はステップ
270で起動データの送信が終了したと判定されるまで続
行する。
起動データのビット数に対応する回数だけ前記循環処理
を実行すると、ステップ270で起動データの送信を終了
したと判定し、処理をステップ280に進める。ステップ2
80では起動データをクリアする等して起動を解除した
後、処理をステップ202に戻す。
一方、ステップ258にて送信した電流モード信号と受信
した電圧モード信号との内容が異なる場合には、端末器
から送出された電流モード信号が中央処理装置に正しく
受信されなかったと判定し、前記循環処理をステップ25
8で中断してステップ202に戻る。この場合、端末器の起
動データはそのまま残っているから、中央処理装置から
端末起動用スタート信号が送出され(第9図ステップ15
0)、処理がステップ202からステップ250に進められる
と、このステップ250にて起動データ有りと判定され、
この端末起動処理が再度実行される。すなわち、起動デ
ータが中央起動処理へ正常に伝送されるまでこの端末起
動処理が繰り返される。
C.監視表示盤の動作 第11図を参照して、監視表示盤7は、先ず、ステップ30
2にて中央処理装置から中央起動信号が送出されたか否
かを判定する。中央処理装置から中央起動信号が送出さ
れていれば(第9図のステップ104)、処理をステップ3
04に進め、一方、送出されていなければ、ステップ312
に進める。
ステップ304では中央処理装置から送出される(第9図
のステップ104〜106)電圧モードの伝送信号(中央起動
データ)を検出する。そして、次のステップ306にてこ
の伝送信号に対する端末器の返送信号(返送データ)を
中央処理装置で変換した電圧モード信号によって検出し
た後、ステップ308にてこれらの信号が内容的に一致す
るか否かを判定する。このステップ308は、中央処理装
置におけるステップ140(第9図)と同様の処理であ
る。ステップ308にて2つの信号が一致していれば中央
処理装置と端末器とのデータ伝送が正常に行なわれたの
であるから、ステップ310にてそのデータ伝送の内容に
基づく表示を行なう。
一方、ステップ308にて2つの信号が内容的に不一致で
あれば、中央処理装置と端末器とのデータ伝送に異常が
あったのであるから、ステップ304および306で受信した
データはクリアしてステップ302に戻る。この場合、同
一内容のデータ伝送は正常に実行するまで繰り返される
ため、その正常に実行された際にステップ310の処理を
実行することになるから、その時、ステップ310にてそ
の伝送されたデータの内容に基づく表示を行なう。
ステップ302にて中央起動でなければ、処理をステップ3
12に進め、このステップ312にて端末起動の有無を判定
する。いずれの端末器も起動しなければ、ステップ312
から直接ステップ302に戻る。
ステップ312にていずれかの端末器が起動したと判定さ
れれば、ステップ314にて起動端末から送出される端末
データの1ビットずつを、中央処理装置で変換された電
圧モード信号により検出し、ステップ316にて所定ビッ
ト数の信号が検出されたか否か等に基づいて端末信号が
正常に伝送されたか否かを判定する。
正常に伝送されていればステップ310にてこの端末デー
タに基づく負荷監視表示を行なう。
一方、ステップ312にて端末器から中央処理装置へのデ
ータ伝送が正常に行なわれなかったものと判定したとき
は、ステップ316からステップ302へ戻る。この場合も端
末起動のデータ伝送は正常に実施されるまで繰り返され
るから、正常に実施された際にステップ310まで進むこ
とにより監視表示されることになる。
上述した第1の実施例においては、中央処理装置が、端
末器からの返送期間に、“1"レベルの返送待機信号RTM
を送出するシステムにこの発明を適用した例について説
明したが、第12図(a)に示すように、返送待機信号RT
Mが“0"レベルの場合にもこの発明は摘要可能である。
但し、電流モード信号より変換された電圧モードの極性
は、同図(b)と第3図(b)とを比較すれば判るよう
に、上述の場合と逆になる。
[第2の実施例] 第13〜19図は、第2の実施例を示す。
上述した従来例や第1の実施例においては、端末器から
中央処理装置へ電流モードの端末データを伝送する端末
伝送期間に、中央処理装置から伝送線に、第15図(a)
に示す返送期間信号RTMのような、正または負の長パル
ス電圧を送出し、端末器側でこの長パルス電圧より電流
をシンクすることによって端末器から中央処理装置への
電流モードの信号伝送を行なっている。
そして、これらの従来例や第1の実施例の場合、返送信
号等の電流モード端末信号の送出は、前記中央処理装置
により設定された長パルス区間内にて比較的自由なタイ
ミングで行われている。このため、端末器の状態や中継
器による遅れ等により伝送タイミングがずれることがあ
り、中央処理装置にてタイミングを合わせ難いという欠
点があった。
この第2の実施例は、第1図に示すような構成の信号伝
送システムにおいて、第15図(b)に示すように、返送
待機期間等の端末伝送期間中に伝送データのビットごと
の伝送タイミングを示す同期信号を中央処理装置1より
伝送線3に電圧モードで送出することにより、端末器3
からの信号伝送のタイミングを中央処理装置1にて管理
するようにしたものである。
ここでは、第1の信号伝送システムにおいて、中央処理
装置1として第6図に示すハードウエアを用い、端末器
5として第7図に示すハードウエアを用いるとともにCP
U21およびCPU61の制御プログラムを適宜設定することに
よって、上記の機能を実現している。
第13図および第14図は、それぞれこの第2の実施例に係
る中央処理装置1および端末器3の機能ブロック構成を
示す。
第13図の中央処理装置1は、第2図のものに対し、端末
器から中央処理装置への信号伝送期間中だけ所定の周期
で同期信号SYNCを発生する同期信号発生回路18を付加
し、フリップフロップ回路19を微分回路15の微分出力の
他、同期信号SYNCによっても反転するように構成したも
のである。これらの微分回路15、同期信号発生回路18お
よびフリップフロップ回路19等の機能は、いずれもCPU2
1の制御プログラムによって実現される。
第14図の端末器は、第4図のものに対し、受信回路52の
出力に基づいて中央処理装置1から伝送線3に送出され
る電圧モードの同期信号を検出する同期信号検出回路55
と信号処理回路51の出力をラッチするフリップフロップ
回路57とを付加し、同期信号検出回路55が同期信号を検
出したとき送信回路53よりフリップフロップ回路57のラ
ッチ出力を電流モードで伝送線3に送出するようにした
ものである。これらの同期信号検出回路55およびフリッ
プフロップ回路57の機能もCPU61の制御プログラムによ
り実現される。
次に、第16〜19図のフローチャートを参照しながら、第
1図、第6図、第7図、第13図および第14図によりその
構成を示されるシステムの動作を説明する。
中央処理装置1、端末器5および監視表示盤7は、それ
ぞれの電源が投入されると、それぞれのCPUごとに内蔵
された制御プログラムに従って動作を開始する。先ず、
CPUに内蔵された各種メモリ、フラグおよびレジスタ等
をイニシャライズした後、中央処理装置1は第16図およ
び第18図のフローチャートに示す、端末機5は第17図お
よび第19図のフローチャートに示す、そして監視表示盤
7は前に説明した第11図のフローチャートに示す、それ
ぞれの無限ループ処理を実行する。
A.中央処理装置の動作 第16図を参照して、中央処理装置1は、先ず、ステップ
102にて今から行なうべきデータ伝送が通常モードであ
るか否かを判定する。中央処理装置1から端末器5へ送
出すべきデータ、すなわち起動データが無ければ通常モ
ードであり、後述するステップ190にて通常モードフラ
グがセットされている。一方、起動データ有りならば、
後述するステップ188にて通常モードフラグがリセット
されている。したがって、ステップ102では通常モード
フラグを検査し、このフラグがセットされていれば処理
をステップ150に進め、ステップ150〜180の通常モード
処理を実行する。一方、通常モードフラグがリセットさ
れていれば処理をステップ104に進め、ステップ104〜14
2(第18図)の中央起動処理を実行する。
中央起動処理 第18図を参照して、中央起動処理時は、先ず、ステップ
104にて第15図(b)に示すようなスタート信号ST、送
信先端末器アドレスADRおよび制御信号(起動データ)C
NT等からなる伝送データをドライブ回路13より電圧モー
ドで伝送線3に送出する。続いてステップ108にて制御
変数nを1にセットした後、ステップ110〜132の返送信
号受信処理を実行する。
この返信信号受信処理においては、ステップ110にてド
ライバ回路13より第n番目の同期信号を送出する。ここ
で、同期信号は、レベル“1"の短パルスであり、その後
にレベル“0"を保ち、ステップ114およびステップ126か
らなる循環処理にて電流検出回路12の出力を検査する。
端末器5から電流モードの返送信号が送出されると電流
検出回路12の出力電圧が変化する。ステップ114にて返
送信号の送出が検出されると、返送信号有りと判定し、
処理をステップ114からステップ118に進め、このステッ
プ118にてドライブ回路13からの送出電圧を反転し、ス
テップ120にて返送データの第nビットは“1"であると
判定し、ステップ122にてその返送信号が検出されなく
まで待機し、ステップ124にてドライブ回路13からの送
出電圧を再度反転して伝送線3を元の電圧モードである
レベル“0"に戻した後、ステップ130にて制御変数nを
歩進して処理をステップ132に進める。これらのステッ
プ118〜124の処理により電流モード返送信号の“1"が電
圧モード信号の“1"に変換される。
この実施例において、端末器5は送出すべき返送データ
の1ビット(返送信号)が“1"であるときは電流モード
信号“1"を送出するが、“0"であるときは電流モード信
号を送出しない。そこで、ステップ114およびステップ1
26からなる循環処理にて電流モードの返送信号が検出さ
れることなく所定の時間(例えば600μS)を経過した
ときは、ステップ126にて返送信号無しと判定して処理
をステップ128に進め、ステップ128にて返送データの第
nビットは“0"であると判定し、ステップ130にて制御
変数nを歩進した後、処理をステップ132に進める。こ
の返送信号無しの場合には、ドライバ回路13の送出電圧
は“0"のままであり、結果として伝送線3上で、電流モ
ード返送信号の“0"が電圧モードの“0"で現わされるこ
とになる。すなわち、電流モード返送信号は、レベルが
“0"および“1"のいずれであっても、伝送線3上に電圧
モード信号として変換されることになる。
ステップ132では返送データの全部のビットについて端
末器5からの電流モードによる返送信号の、検出、レベ
ル判定および電圧モード信号への変換等の処理が終了し
たか否かを判定する。制御変数nは処理済ビットの数を
示しており、制御変数nが返送データのビット数Nに達
していなければ、未だ受信していない返送信号が残って
いるのであるからステップ132からステップ110に戻っ
て、ステップ110〜132の返送信号受信処理を繰り返す。
一方、制御変数nが返送データのビット数Nに達してい
れば、返送データの全ビットを受信したのであるから、
ステップ132にて端末器からの返送が終了したものと判
定し、この返送信号受信処理を解除して処理を第16図の
ステップ182に進める。
ステップ182では同期信号を出力し、続くステップ184で
は端末器5へ送信すべきデータが有るか否かを判定す
る。送信すべきデータが有ればステップ186にて送信デ
ータとして新規データをセットし、さらにステップ188
にて通常モードフラグをリセットした後、一方、端末器
5へ送信すべきデータが無ければステップ190にて通常
モードフラグをセットした後、処理を最初のステップ10
2に戻す。
通常モード処理 第16図を参照して、前述のように、中央処理装置1から
端末器5へ送信すべきデータが無い場合にはステップ19
0にて通常モードフラグがリセットされ、これがステッ
プ102にて判定されて処理がステップ150に進められ、こ
のステップ150〜180の通常モード処理が実行される。
この通常モード処理においては、先ず、ステップ150に
て通常モード時用のスタート信号を伝送線3に送出す
る。続いて、ステップ152にて制御変数mを1にセット
した後、ステップ156〜180の端末信号受信処理を実行す
る。
この端末信号受信処理においては、先ず、ステップ156
ではドライバ回路13より第m番目の同期信号を送出す
る。次にステップ160とステップ174とからなる循環処理
にて電流検出回路12の出力を検査する。ここで、同期信
号はレベル“1"の短パルスであり、この同期信号の後に
端末データの1ビット(端末信号)を検出するためのレ
ベル“0"の端末待機期間が続く。
前述の返送信号受信処理時と同様に、この端末信号受信
処理においても、端末器5から電流モードの端末信号が
送出されると電検出回路12の出力電圧が変化する。ステ
ップ160ではこの電流検出回路12の出力電圧変化すなわ
ち端末信号の送出が検出されると端末信号有りと判定
し、処理をステップ160からステップ164に進め、このス
テップ164にてドライブ回路13からの送出電圧を反転す
る。そして、ステップ168にて端末データの第mビット
が“1"であることを判定し、ステップ170にてその電流
モードの端末信号が再度“0"に変化するまで待機し、ス
テップ172にてドライブ回路13からの送出電圧を再度反
転して伝送線3の電圧モードをレベル“0"に戻した後、
処理をステップ178に進める。これらのステップ164〜17
2の処理によって電流モード端末信号の“1"が電圧モー
ド信号の“1"に変換される。
前述の返送信号受信処理において説明したように、この
実施例において、端末器5からの中央処理装置1への送
信データの1ビットである端末信号が“1"であるときは
端末器5から送出される電流モード信号は“1"である
が、“0"であるときの電流モード信号は“0"であり、こ
れは無信号状態と同じである。
そこで、ステップ160とステップ174とからなる循環処理
にて電流モードの端末信号が検出されることなく所定の
時間(例えば600μS)を経過したときは、ステップ174
から処理をステップ176に進め、このステップ176にて端
末データの第mビットは“0"であると判定した後、処理
をステップ178に進める。この電流モード端末信号が
“0"の場合には、ドライバ回路13の送出電圧は“0"まま
で変化しないが、この場合にも、電流モード端末信号が
電圧モード信号に変換されたとみなして差支えない。す
なわち、電流モード端末信号は、レベルが“0"および
“1"のいずれであっても、ステップ156〜176の処理によ
って、電圧モード信号に変換され、伝送線3上に送出さ
れたことになる。
ステップ178では、制御変数mを歩進する。次のステッ
プ180では端末データの全ビット受信したか否かを判定
する。制御変数mは処理済ビットの数を示しており、制
御変数mが端末データのビット数Mに達していなけれ
ば、未だ端末データの全ビットは受信されていない。こ
の場合には、処理をステップ180からステップ156に戻し
て、ステップ156〜180の端末信号受信処理を繰り返す。
一方、制御変数mが端末データのビット数Mと等しくな
れば、端末データを全ビット受信したことになる。この
場合には、ステップ180にて端末データの受信を終了し
たものと判定し、処理をステップ180からステップ182に
進め、前述したステップ182〜190の処理およびその他の
必要な処理を終了した後、ステップ102に戻って上述の
処理を繰り返す。
B.端末器の動作 第17図を参照して、端末器5は、先ず、ステップ202に
て受信回路52の出力に基づき中央処理装置1から送出さ
れた電圧モードの信号が通常モード時スタート信号であ
るか否かを判定する。中央処理装置1から第16図ステッ
プ150の処理によって送出される通常モード時スタート
信号を受信していれば、ステップ250に進んで負荷の監
視入力が変化したか否かを判定する。監視入力が変化し
たときはその監視入力を中央処理装置1へ監視データ
(端末データ)として伝送すべく、ステップ260〜280の
循環処理からなる端末起動処理を実行する。一方、ステ
ップ250にて監視入力なしであればこの通常モード時ス
タート信号に対応して送出するデータは無いのであるか
ら、図示しないその他処理を実行した後、ステップ202
に戻って次のスタート信号を待機する。
ステップ202にて受信されたスタート信号が通常モード
時スタート信号ではなく、中央処理装置1から第18図の
ステップ104の処理によって送出される中央起動時スタ
ート信号であれば、第19図のステップ204に進んで中央
処理装置1から中央起動時スタート信号に続けて送出さ
れる送信先アドレスADRや制御信号CNTなどの伝送データ
を受信する。続くステップ208では送信先アドレスADRが
自己アドレスと一致するか否かを判定する。送信先アド
レスADRが自己アドレスと一致しなければ、続く制御信
号CNTは他の端末器5へ向けて送出されたものであるか
ら、前記その他処理を実行した後、ステップ202に戻っ
て次のスタート信号を待機する。
一方、ステップ208にて送信先アドレスADRと自己アドレ
スとが一致したときは、ステップ214〜230の返送処理を
実行する。
返送処理 返送処理時は、先ず、ステップ214にて制御変数nを1
にセットした後、ステップ216にて同期信号が受信され
るまで待機する。ステップ216にて同期信号が受信され
れば、ステップ218にて所定時間(例えば50μS)待機
した後、ステップ220にて返送データの第nビット(返
送信号)が“1"であるか否かを判定する。“1"であれば
ステップ224にて送信回路53から伝送線3へ“1"の電流
モード返送信号を送出した後、ステップ226に進む。こ
の電流モードの返送信号は中央処理装置1によって受信
され(第18図ステップ114)、電圧モード信号に変換さ
れる(同ステップ118〜124)。一方、ステップ220にて
返送データの第nビットが“0"であれば“0"の電流モー
ド返送信号は無信号と同じであるから、ステップ224の
電流モード信号送出処理はスキップして、ステップ220
から直接ステップ226に進む。
ステップ226では制御変数nを歩進し、続くステップ230
にて返送データの全ビットの送出が終了したか否かを判
定する。全部のビットについての返送が終了していなけ
ればステップ216に戻って、次のビット(返送信号)に
ついて前記ステップ216〜230の処理を繰り返す。一方、
全部のビットについての返送が終了していれば返送処理
を終了してステップ202に戻る。
端末起動処理 前述のように、ステップ202にて通常モード時スタート
信号が受信され、ステップ250にて監視入力有りと判定
されると、ステップ250〜270の端末起動処理により監視
データを中央処理装置1に伝送する。
この端末起動処理においては、先ず、ステップ252にて
端末データとして自己アドレスおよび監視データをセッ
トする。さらに、制御変数mを1にセットた後、ステッ
プ256〜270の循環処理からなる端末データ送信処理を実
行し、この端末データ送信処理の1サイクルごとに端末
データを1ビットずつ端末信号として電流モードで送出
する。
すなわち、ステップ256にて同期信号が受信されるまで
待機し、同期信号が受信されれば、ステップ260にて端
末データの第mビット(端末信号)が“1"であるか否か
を判定する。“1"であればステップ262にてさらに所定
時間(例えば50μS)待機し、ステップ264にて送信回
路53から伝送線3へ“1"の電流モード端末信号を送出し
た後、処理をステップ266に進める。この電流モードの
端末信号は中央処理装置1によって受信され(第16図ス
テップ160)、電圧モード信号に変換される(同ステッ
プ164〜172)。一方、ステップ260にて端末データの第
mビットが“0"であれば、“0"の電流モード信号は無信
号と同じであるから、ステップ264の電流モード信号送
出処理はスキップして、処理をステップ260から直接ス
テップ266に進める。
ステップ266では制御変数mを歩進し、続くステップ270
にて端末データの全ビットの送出が終了したか否かを判
定する。全部のビットについての信号送出が終了してい
なければ、ステップ256に戻って、次のビット(端末信
号)について前記ステップ256〜270の処理を繰り返す。
一方、全部のビットについての信号送出が終了していれ
ば、端末起動処理を終了してステップ202に戻る。
なお、上述においては、返送データまたは端末データの
各ビット、すなわち返送信号または端末信号と1:1対応
で同期信号を送出する例について説明したが、複数ビッ
トごとに1個の同期信号を送出するようにしてもよく、
あるいは1つ、例えば最初のビットだけについて1つだ
け同期信号を送出するようにしてもよい。
このように、中央処理装置にて、端末器からの信号待機
期間に1つまたは複数の同期信号を送出し、端末器側で
はこの同期信号に応じたタイミングで返送信号または端
末信号の送出を行なうことにより、下記のような効果が
得られる。
中央処理装置側にて端末器からの信号伝送タイミング
を管理するので、タイミング合わせが容易になる。
中央処理装置側にて同期パルスの数を限定することが
できるので、端末伝送待機期間に冗長性を持たせること
ができる。また、端末器からの伝送ビット数にも冗長性
を持たせることができる。
上述のように、伝送期間および伝送ビット数が従来と
同じ時間およびビット数なら条件が冗長になる結果、そ
の余裕分で伝送スピードの向上を図ることができる。
[第3の実施例] 第20〜23図は、第3の実施例を説明するためのものであ
る。
上述した第2の実施例においては、中央処理装置より端
末器へ同期信号を送り、端末器では同期信号に同期して
返送信号または端末信号が“1"であれば電流モード信号
を送っている。しかし、返送信号または端末信号が“0"
のときは電流を流さないようにしているため、これは無
信号と区別がつかず、このため、返送または端末データ
の信号がオール“0"場合と、伝送していない場合やエラ
ー、故障等で伝送が途中で打ち切らきられた場合とを中
央処理装置側で判別できないという問題がある。
この第3の実施例は、伝送信号の最終部分に、伝送が正
常に終了した場合のみ“1"となるステータスビットを付
加し、中央処理装置では、このステータスビットをチェ
ックすることにより、受信したデータが正規のものか否
かを判別するようにしている。そして、端末器より中央
処理装置への伝送が異常無く終了したのか、エラーや故
障等で伝送が途中で打ち切られたかを中央処理装置で判
断できず、誤制御することを防止している。
次に、第20および21図のフローチャートを参照しなが
ら、この第3の実施例に係る信号伝送システムの動作を
説明する。
この第3の実施例では端末起動時の動作は第2の実施例
と全く同じであるから、中央起動時の動作についてのみ
説明する。
A.中央処理装置1の動作 中央処理装置1において、末端器5へ送出すべきデー
タ、すなわち起動データが発生すると、第20図の中央起
動処理を実行する。
中央起動処理 第20図を参照して、中央起動処理時は、先ず、ステップ
104にてスタート信号ST、モード信号MOD、送信先端末器
アドレスADRおよび制御信号(起動データ)CNT等からな
る伝送データを電圧モードで伝送線3に送出する。続い
て、ステップ108にて制御変数nを1にセットした後、
ステップ110〜132の返送信号受信処理を実行する。
この返送信号受信処理では、ステップ110にて第n番目
の同期信号を送出し、ステップ114およびステップ126か
らなる循環処理にて電流検出回路12の出力を検査する。
ステップ114にて端末器5ら第21図ステップ224の処理に
より送出された返送信号が検出されると、処理をステッ
プ114からステップ118に進め、このステップ118にて伝
送線3への電圧モード出力を反転し、ステップ120にて
返送データの第nビットが“1"であることを判定し、ス
テップ122にて受信中の返送信号が検出されなくなるま
で待機し、ステップ124にて伝送線への送出電圧モード
を再度反転して元に戻した後、ステップ130にて制御変
数nを歩進して処理をステップ132に進める。これらの
ステップ118〜124の処理により電流モード返送信号の
“1"が電圧モード信号の“1"に変換される。
一方、ステップ114とステップ126とからなる循環処理に
て電流モードの返送信号が検出されることなく所定の時
間(例えば600μS)を経過したときは、ステップ126に
て返送信号無しと判定して処理をステップ128に進め、
ステップ128にて返送データの第nビットは“0"である
と判定し、ステップ130にて制御変数nを歩進した後、
処理をステップ132に進める。
ステップ132では返送データの全部のビットについて端
末器5からの電流モードによる返送信号が受信されたか
否か、すなわち全ビットの受信を終了したか否かを判定
する。終了していなければ、ステップ110に戻って、ス
テップ110〜132の返送信号受信処理を繰り返す。一方、
終了していればステップ134にて同期信号を送出した
後、ステップ136〜146の処理を実行した後、処理を第16
図のステップ182に進める。
この第3の実施例においては、前記第2の実施例に対し
て、ステップ136〜146の処理が付加されている。
第20図において、ステップ136では返送データの第nビ
ット目が“1"であったか否かを判定する。この第nビッ
ト目、すなわち最終ビットは中央処理装置1と端末器5
との間の通信が正常に行われたか否かを示す端末器5か
らの送信データである。
ステップ136の判定が“0"であれば、中央処理装置1か
ら端末器5、たは端末器5から中央処理装置1へのデー
タ伝送に異常があったのであるからステップ137にて再
送信フラグをセットする。一方、“1"であれば、通信は
正常に行われたのであるから、ステップ138にて再送信
フラグをリセットする。
続くステップ140では上記再送信フラグを検査する。そ
して、リセットされていれば、ステップ144にて新規デ
ータをセットした後、一方、セットされていれば、ステ
ップ146にて現在の送信データをそのまま残して、ステ
ップ180に進める。
B.端末器の動作 端末器5は、第17図のステップ202にて、中央処理装置
1から送出された電圧モードのスタート信号が中央処理
装置1の第20図ステップ104の処理によって送出される
中央起動時スタート信号であれば、処理を第21図のステ
ップ204に進め、中央処理装置1から中央起動時スター
ト信号に続けて送出される送信先アドレスADRや制御信
号CNTなどの伝送データを受信する。そして、ステップ2
06にて受信データの異常の有無を判定する。異常があれ
ば処理をステップ232に進め、異常が無ければステップ2
08に進める。
ステップ208では送信先アドレスADRが自己アドレスと一
致するか否かを判定する。送信先アドレスADRが自己ア
ドレスと一致しなければ、続く制御信号CNTは他の端末
器5へ向けて送出されたものである。この場合はステッ
プ232に進める。
ステップ232では返送データの最終ビットに“0"をセッ
トした後、ステップ202に戻る。このステップ202では次
のスタート信号を待機する。
一方、ステップ208にて送信先アドレスADRと自己アドレ
スとが一致したときは、ステップ212にて前記返送信号
の最終ビットに“1"をセットした後、ステップ214〜230
の返送処理を実行する。
返送処理 返送処理時は、先ず、ステップ214にて制御変数nを1
にセットし、ステップ216にて同期信号が受信されるま
で待機する。ステップ216にて同期信号が受信されれ
ば、ステップ218にて所定時間(例えば50μS)待機し
た後、ステップ220にて返送データの第nビット(返送
信号)が“1"であるか否かを判定する。“1"であればス
テップ224にて送信回路53から伝送線3へレベル“1"の
電流モード返送信号を送出した後、処理をステップ226
に進める。この電流モードの返送信号は中央処理装置1
によって受信され(第20図ステップ114)、電圧モード
信号に変換される(同ステップ118〜124)。一方、ステ
ップ220にて返送データの第nビットが“0"であれば
“0"の電流モード返送信号は無信号と同じであるから、
ステップ224の電流モード信号送出処理はスキップし
て、処理をステップ220から直接ステップ226に進める。
ステップ226では制御変数nを歩進し、続くステップ230
にて返送データの全ビットの送出が終了したか否かを判
定する。全部のビットについての返送が終了していなけ
ればステップ216に戻って、次のビット(返送信号)に
ついて前記ステップ216〜230の処理を繰り返す。一方、
全部のビットについての返送が終了していれば返送処理
を終了してステップ202に戻る。
この実施例においては、第22図に示すように、返送デー
タの最後に1ビットを付加しこの最終ビット、すなわち
第nビット目を端末器5の受信および返送のステータス
ビットとして用い、正常通信時は最終ビットを“1"にし
ている。このため、中央処理装置1は、この最終ビット
としてレベル“1"の電流モードを受信することにより、
伝送が正常に行われたことを判定することができる。
なお、上述においては、伝送信号の最終部分に付加する
ステータスビットを伝送が正常に終了した場合に“1"に
セットしているが、このステータスビットを伝送エラー
が発生したときに“1"にセットし、中央処理装置では、
このステータスビット“1"によりエラー発生を検知する
ようにしてもよい。
このように、この第3の実施例によると、伝送エラーや
故障等により途中で伝送が打ち切られた場合と正規の伝
送が終了した場合とを中央処理装置で判別できるため、
誤制御を防止することができる。
さらに、この実施例のシステムによれば、ランダム伝送
の場合の衝突処理を好適に実施することができる。すな
わち、中央処理装置1は複数の端末起動が衝突したこと
を検知すると、先ず、スタート信号ST、モード信号MO
D、全端末指定のダミーアドレスADRからなる全起動端末
器宛のポーリングをかける。この際、各端末器5は、い
くつかのグループにグループ分けしておき、中央処理装
置1ではこのグループ数に同じビット数の返送信号RPI
が返送されるように同期信号SYNCを電圧モードで送出す
る。中央処理装置1における衝突検知は、例えば、前記
ステータス信号などに基づき、あるいは受信信号の乱れ
を検出して行なうことができる。
第23図(a)は、衝突検知後1回目の中央処理装置1か
らのポーリング信号を示す。同図において、返送信号RP
Iは、中央処理装置1で電圧モードに変換された信号RPV
で現わしてある。ここでは、端末器5を自己アドレスの
上位3ビットの値xに応じて8つに分割してあり、同期
信号SYNCも8ビットの返送信号を返送させるように送出
している。
すなわち、第1回目のポーリングに対して、各起動端末
器5は、自身の属するグループに応じて、例えば第xグ
ループであれば、第xビット目でのみ“1"レベルの電流
モード返送信号RPIを発生する。これにより、中央処理
装置1は、どのグループの端末器5が起動したかを検知
することができる。ここでは、第3番目(上位3ビット
が010)のグループと第4番目(上位3ビットが011)の
グループの端末器が起動した例を示している。
第2回目以降は、検知したグループを指定してポーリン
グを行なう。すなわち、上記の例では、アドレス信号AD
Rの上位アドレスには、先ず、010(または011)をセッ
トし、下位にはダミーアドレスをセットして第2回目の
ポーリングを行なう。これに対して端末器は上位アドレ
スが010(または011)のもののみが今度は自己アドレス
の第4〜6ビット目の値に応じたタイミングで“1"レベ
ルの電流モード返送信号RPIを発生する。この2回のポ
ーリングにより、中央処理装置1は、起動端末器の一方
のアドレスの上位6ビットまで検知することができる。
第23図(b)は、衝突検知後第2回目以降の中央処理装
置1からのポーリング信号を示す。同図によると、第2
番目(検出しようとする3ビットの値が001)のグルー
プが返送信号を発生している。したがって、これが2回
目のポーリングであれば、起動端末器の1つ(または複
数)についてアドレスが010001……であることが検知で
きる。以下同様にして、512個(9ビット)のアドレス
のうちの1つを3回のポーリングで検知することができ
る。
[第4の実施例] 第24〜29図は、第4の実施例を説明するためのものであ
る。
この第4の実施例は、第1図の信号伝送システムにおい
て、第1の実施例に係る第2図の中央処理装置1を第24
図に示す中央処理装置1と置き換えてある。
第24図は、この第4の実施例に係る中央処理装置1の機
能ブロック構成を示す。第2図の中央処理装置1は、端
末器から中央処理装置へ電流モード信号が送出されると
1つの信号についてその立上りと立下りの2回のフリッ
プフロップ回路19の出力を反転し、これにより、1つの
電流モード信号を1つの電圧パネルに変換していた。こ
れにに対して、第24図の中央処理装置1は微分回路15の
代わりに立上り検出回路16を用いることにより、立上り
時のみフリップフロップ回路19の出力を反転している。
また、第25図に示すように、端末器からの返送データま
たは端末データの1ビットごとに同期信号を発生し、こ
の同期信号の立下りでフリップフロップ回路19をリセッ
トするようにしている。第25図(a)は、フリップフロ
ップ回路19が無い場合の伝送線3の線間電圧波形図、第
25図(b)は、この第4の実施例における電圧波形図で
ある。前記の立上り検出回路16やフリップフロップ回路
19等の機能は、いずれもCPU21の制御プログラムによっ
て実現される。
次に、第26図および第27図のフローチャートを参照しな
がら、第1図、第6図、第7図および第24図等によりそ
の構成を示されるシステムの動作を説明する。
中央処理装置1、端末器5および監視表示盤7は、それ
ぞれの電源が投入されると、それぞれのCPUごとに内蔵
された制御プログラムに従って動作を開始する。先ず、
CPUに内蔵された各種メモリおよびレジスタ等をイニシ
ャライズした後、中央処理装置1は第26図のフローチャ
ートに示す、端末器5は第27図のフローチャートに示
す、そして監視表示盤7は前に説明した第11図のフロー
チャートに示す、それぞれの無限ループ処理を実行す
る。
A.中央処理装置の動作 第26図を参照して、中央処理装置1は、まず、ステップ
102にて起動データの有無を判定する。端末器へ送出す
べきデータすなわち起動データが有れば、ステップ104
〜142の中央起動(親起動)処理を実行し、起動データ
が無ければ、ステップ150〜180の通常モード処理を実行
する。
中央起動処理 中央起動処理時は、先ず、ステップ104にてその起動デ
ータに応じた第28図(2)〜に示すような、スター
ト信号ST、信号先端末器アドレスADRおよび制御信号
(起動データ)CNT等からなる伝送データをドライブ回
路13より電圧モードで伝送線3に送出する。この伝送デ
ータ送出は、ステップ104の処理を1回経由するごとに
1ビットずつ行なわれる。次のステップ106はこのステ
ップ104の処理が伝送データのビット数に対応する所定
の回数だけ繰り返されたか否かを判定するためのステッ
プで、ステップ104の処理回数がこの所定回数より少な
ければ処理をステップ104に戻す。ステップ104の処理が
所定回数繰り返され、所定ビット数の電圧モード信号が
送出されると、ステップ106にて送信終了と判定し、処
理を次のステップ110に進める。
ステップ110ではレベル“1"の電圧パルスからなる同期
信号を発生する。続いて、ステップ112では電流検出回
路12の出力を取り込み、ステップ114にて端末器からの
電流モード信号を有無を判定する。前記の各実施例と同
様に、この実施例においても、端末器5は送出すべきデ
ータの1ビット(返送信号または端末信号)が“1"であ
れば電流モード信号を送出するが、“0"であるときは電
流モード信号を送出しない。したがって、ここでは所定
時間(例えば600μS)内に電流モードの信号が検出さ
れない場合は前記送出すべきデータのその所定時間が属
する区間に対応する1ビット(返送信号)が“0"である
ことを意味し、検出されればそのビット(返送信号)は
“1"であることを意味している。
ステップ114にて返送信号有りと判定されれば、ステッ
プ118にてドライブ回路13からの送出電圧を反転した
後、返送信号が検出されなければ、ステップ118をスキ
ップして、すなわちドライブ回路13からの送出電圧を反
転することなく直接ステップ132に処理を進める。
ステップ132では端末器からの返送が終了したか否かを
判定する。返送データの全部のビットについて同期信号
発生(ステップ110)や返送信号受信(ステップ112)の
処理が済んでいなければ、返送はまだ終了していないの
であるからステップ132からステップ110に戻って、ステ
ップ110〜132の処理を繰り返す。
一方、返送データのビット数と同じ回数だけ前記ステッ
プ110〜132の処理を実行したときは、ステップ132にて
端末器からの返送が終了したものと判定し、処理をステ
ップ140に進める。ステップ140では返送データが正常な
ものか否かを判定する。この判定は、例えば送信した制
御信号CNTと同じ信号を肯定応答ACKとして返送させ、こ
の肯定応答ACKと自身の送信した制御信号CNTとが一致す
るか否かを判定することによって行なうことができる。
あるいは第3の実施例において示したように、端末器か
らの返送データの末尾に端末器における送受信の正常/
異常検出結果を示すステータス信号を付加し、このステ
ータス信号を受信したか否かに応じてステップ140の判
定を行なうこともできる。
返送データが正常であれば、ステップ142にて起動デー
タをクリアする等して起動を解除した後、ステップ102
に戻る。
一方、返送データが異常であれば、ステップ142をスキ
ップしてステップ140から直接ステップ102に戻る。この
場合、起動データはそのまま残っているから、ステップ
102にて起動データ有りと判定され、この中央起動処理
が再度実行される。すなわち、起動データが正常に伝送
されるまでこの中央起動処理が繰り返される。
通常モード処理 前記ステップ102にて起動データ無しと判定すると、次
にステップ150にて第28図(1)に示すような端末起動
用のスタート信号との最初の同期信号を送信し、ステッ
プ154にて端末器から電流モードの起動信号が送出され
たか否かを判定する。この最初のスタート信号に続く同
期信号に対して所定の時間(例えば600μS)どの端末
器からも応答がなければ、端末起動は無かったのである
から、ステップ102に戻る。
一方、ステップ154にて第28図(3)に示すような端末
起動信号が検出されると、端末起動有りと判定して処理
をステップ156に進め、ステップ156〜180の通常モード
処理を実行する。
この通常モード処理時は、先ずステップ156にて最初の
同期信号を送出し、続いてステップ158にて電流検出回
路12の出力を取り込む。
前述のように、この実施例において、所定時間(例えば
600μS)内の電流モード信号無しはその所定時間が属
する区間に対応する端末データの1ビットが“0"である
ことを意味し、電流モード信号有りはそのビットが“1"
であることを意味する。ステップ160では取り込んだ電
流検出回路12の出力を検査する。そして、電流モード信
号が検出されれば、端末データの現タイミングに対応す
るビット(端末信号)“1"であるから、ステップ164に
てドライブ回路13からの送出電圧を反転した後、処理を
次のステップ180に進める。
一方、ステップ160にて前記所定時間を経過しても端末
信号が受信されなければ、端末データの現タイミングに
対応するビットは“0"であるから、ステップ164の処理
をスキップしてステップ160からそのまま、ステップ180
に処理を進める。この場合、ドライブ回路13から伝送線
3への送出電圧は反転されない。
ステップ180では端末データの全部のビットに対する同
期信号送出処理(ステップ156)、受信処理(ステップ1
58)および信号有無判定処理(ステップ160)等の処理
が終了したか否かを判定する。これらの処理を終了して
いかなければ、処理をステップ156に戻して前記ステッ
プ156〜180の処理を繰り返す。
ステップ156〜180の処理を端末データのビット数と同じ
だけ繰り返すと、ステップ180にて受信終了と判定し、
処理をステップ102に戻す。
B.端末器の動作 第27図を参照して、端末器5は、先ずステップ202にて
中央処理装置から電圧モードの中央起動信号が送出され
たか否かを判定する。中央処理装置から第26図ステップ
104の処理による中央起動信号が送出されていれば、処
理をステップ204に進め、ステップ204〜230の返送処理
を実行する。一方、送出されていなければ、ステップ25
0にて起動データの有無を判定する。中央処理装置へ送
出すべきデータすなわち起動データがあれば、ステップ
256〜280の循環処理からなる端末起動(込起動)処理を
実行する。ステップ202にて中央起動信号が送出されて
おらず、かつ自身から中央処理装置に送出する端末デー
タも無ければ、最初のステップ202に戻る。
返送処理 返送処理時は、ステップ204およびステップ210の循環処
理にて受信回路52の出力に基づき中央処理装置から送出
される(第26図のステップ104〜106)電圧モードの伝送
データをこの循環処理の1回ごとに1ビットずつ受信す
る。そして、所定ビット数の受信を終了すると、ステッ
プ210からステップ216に進み、ステップ216にて同期信
号を受信するまで待機する。同期信号を受信すると、続
くステップ222にて所定時間(例えば50μS)待機した
後、ステップ224にて返送データの1ビット(返送信
号)を送信回路53から伝送線3への電流モードで送出す
る。この電流モードの返送信号は中央処理装置によって
受信され(第26図ステップ112)、これにより中央処理
装置からの送出電圧モードが反転される(同ステップ11
8)。
ステップ228では伝送線3の電圧モード信号を受信して
この受信信号が直前に送出した返送信号と内容的に一致
するか否かを判定する。
一致していれば、ステップ224で送出した返送信号が中
央処理装置で受信されて伝送線の電圧モードが反転され
たのであるから、そのビットの伝送は正常に行なわれた
ことになる。次のステップ230では返送信号の全ビット
の正常な送出が終了したか否かを判定する。全部のビッ
トについての返送が終了していなければステップ216に
戻って、次のビット(返送信号)について前記ステップ
216〜230の処理を繰り返す。一方、全部のビットについ
ての返送が終了していれば返送処理を終了してステップ
202に戻る。
前記ステップ228にて返送信号と受信信号が内容的に一
致しなければ、返送データのそのビット(返送信号)は
中央処理装置に正しく受信されなかったのであるから、
ステップ228から直接ステップ202に戻る。この場合、中
央処理装置においては所定ビット数の返送データが得ら
れない(第26図ステップ140)。このため、起動解除
(同ステップ142)処理がスキップされ、再度中央起動
処理が実行される。したがって、端末器はこれに対して
再度返送処理を実行することになり、結局、返送データ
の正常な伝送が行なわれるまで、中央処理装置の中央起
動処理とこれに対する端末器の返送処理が繰り返される
ことになる。
端末起動処理 この端末起動処理時は、ステップ256にて中央処理装置
の第26図ステップ150またはステップ156の処理にて送出
される同期信号の受信を待機する。この同期信号を受信
すると、続くステップ258にて所定時間(例えば50μ
S)待機した後、ステップ260にて端末データの1ビッ
ト(端末信号)を送信回路53から伝送線3へ電流モード
で送出する。この電流モードの端末信号は中央処理装置
によって受信され(第26図ステップ160)、中央処理装
置から伝送線への送出電圧モードが反転される(同ステ
ップ164)。
ステップ268では伝送線3の電圧モード信号を受信して
この受信信号が直前に送出した端末信号と内容的に一致
するか否かを判定する。一致していれば、ステップ260
で送出した端末信号が中央処理装置で受信されている伝
送線の電圧モードが反転されたのであるから、端末デー
タのそのビットの伝送は正常に行なわれたことになる。
次のステップ270では端末信号の全ビットの正常な送出
が終了したか否かを判定する。全部のビットについての
端末信号送出が終了していなければステップ256に戻っ
て、端末データの次のビット(端末信号)について前記
ステップ256〜270の処理を繰り返す。一方、全部のビッ
トについての信号送出が終了していればこの端末起動処
理を終了してステップ202に戻る。
一方、ステップ260にて送信した電流モード信号とステ
ップ268にて検査した電圧モード信号との内容が異なる
場合には、端末器から送出された電流モード信号が中央
処理装置に正しく受信されなかったと判定し、前記循環
処理をステップ268で中断してステップ202に戻る。この
場合、端末器の起動データはそのまま残っているから、
中央処理装置から端末起動用スタート信号が送出され
(第26図ステップ150)、処理がステップ202からステッ
プ250に進められたとき、このステップ250にて起動デー
タ有りと判定され、この端末起動処理が再度実行され
る。すなわち、起動データが中央起動処理へ正常に伝送
されるまでこの端末起動処理が繰り返される。
第29図は、中央処理装置から送出される同期信号SYNC
と、端末器から送出される電流モード信号RPIと、この
電流モード信号RPIを受信したことに応じて中央処理装
置から送出される電圧モード信号PRVとのタイミング関
係の一例を示す。
同図の例では、端末器における同期クロックSYNCの立下
りから電流モード信号RPI送出までの時間が最大50μS
であり。中央処理装置において電流モード信号RPIを検
出してから電圧極性を反転(電圧モード信号PRVを送
出)するまでの時間が最大50μSであり、中継器等によ
る信号最大遅延時間は300μSである。
[第5の実施例] 第30〜33図は、第5の実施例を説明するためのものであ
る。
この第5の実施例は、第1図の信号伝送システムにおい
て、第4の実施例に係る第24図に示す構成の中央処理装
置1の第30図に示す構成の中央処理装置1と置き換えて
ある。
第30図は、この第5の実施例に係る中央処理装置1の機
能ブロック構成を示す。第24図の中央処理装置1は、中
央処理装置において端末器からへの電流モード信号が検
出されると、この検出信号の立上りで直ちにフリップフ
ロップ回路19の出力を反転していた。これに対して、第
30図の中央処理装置1は、さらにAND回路17を付加し、
立上り検出回路16の出力と信号処理装置11で同期信号か
ら一定時間遅れて発生するパルス信号とによってAND回
路17から出力される論理分出力でフリップフロップ回路
19の出力を反転している。第31図(a)は、フリップフ
ロップ回路19が無い場合の伝送線3の線間電圧波形図、
第31図(b)は、この第5の実施例における電圧波形図
である。立上り検出回路16、AND回路17およびフリップ
フロップ回路19等の機能は、いずれもCPU21の制御プロ
グラムによって実現される。
次に、第32図および第33図のフローチャートを参照しな
がら、第1図、第6図、第7図および第30図等によりそ
の構成を示されるシステムの動作を説明する。
中央処理装置1、端末器5および監視表示盤7は、それ
ぞれの電源が投入されると、それぞれのCPUごとに内蔵
された制御プログラムに従って動作を開始する。先ず、
CPUに内蔵された各種メモリおよびレジスタ等をイニシ
ャライズした後、中央処理装置1は第32図のフローチャ
ートに示す、端末器5は第33図のフローチャートに示
す、そして監視表示盤7は前に説明した第11図のフロー
チャートに示す、それぞれの無限ループ処理を実行す
る。
A.中央処理装置の動作 第33図を参照して、中央処理装置1は、先ず、ステップ
102にて起動データの有無を判定する。端末器へ送出す
べきデータすなわち起動データが有れば、ステップ104
〜142の中央起動(親起動)処理を実行し、起動データ
が無ければ、ステップ150〜180の通常モード処理を実行
する。
中央起動処理 中央起動処理時は、先ず、ステップ104にてその起動デ
ータに応じた前記第28図(2)〜に示すような、ス
タート信号ST、送信先端末器アドレスADRおよび制御信
号(起動データ)CNT等からなる伝送データをドライブ
回路13より電圧モードで伝送線3に送出する。この伝送
データ送出は、ステップ104の処理を1回経由するごと
に1ビットずつ行なわれる。次のステップ106はこのス
テップ104の処理が伝送データのビット数に対応する所
定の回数だけ繰り返されたか否かを判定するためのステ
ップで、ステップ104の処理回数がこの所定回数より少
なければ処理をステップ104に戻す。ステップ104の処理
が所定回数繰り返され、所定ビット数の電圧モード信号
が送出されると、ステップ106にて送信終了と判定し、
処理を次のステップ110に進める。
ステップ110ではレベル“1"の電圧パルスからなる同期
信号を発生する。続いて、ステップ112では電流検出回
路12の出力を取り込み、ステップ114にて端末器からの
電流モード信号の有無を判定する。前記の各実施例と同
様に、この実施例においても、端末器5は送出すべきデ
ータの1ビット(返送信号または端末信号)が“1"であ
れば電流モード信号を送出するが、“0"であるときは電
流モード信号を送出しない。したがって、ここでは所定
時間(例えば600μS)内に電流モードの信号が検出さ
れない場合は前記送出すべきデータのその所定時間が属
する区間に対応する1ビット(返送信号)が“0"である
ことを意味し、検出されればそのビット(返送信号)は
“1"であることを意味している。
ステップ114にて返送信号有りと判定されれば、ステッ
プ116にて所定時間τ(例えばτ=100μS)待機して
後、ステップ118にてドライブ回路13からの送出電圧を
反転して処理をステップ132に進める。これにより、電
流モード信号が検出されると、電圧モード信号は同期信
号から一定時間τだけ遅れて反転する。一方、ステップ
114にて返送信号が検出されなければ、ステップ118をス
キップして、すなわちドライブ回路13からの送出電圧を
反転することなく直接ステップ132に処理を進める。
ステップ132では端末器からの返送が終了したか否かを
判定する。返送データの全部のビットについて同期信号
発生(ステップ110)や返送信号受信(ステップ112)等
の処理が済んでいなければ、ステップ132からステップ1
10に戻って、ステップ110〜132の処理を繰り返す。
一方、返送データのビット数と同じ回数だけ前記ステッ
プ110〜132の処理を実行したときは、ステップ132にて
端末器からの返送が終了したものと判定し、処理をステ
ップ140に進める。ステップ140では返送データが正常な
ものか否かを判定する。この判定は、例えば送信した制
御信号CNTと同じ信号を肯定応答ACKとして返送させ、こ
の肯定応答ACKと自身の送信した制御信号CNTとが一致す
るか否かを判定することによって行なうことができる。
あるいは第3の実施例において示したように、端末器か
らの返送データの末尾に端末器における送受信の正常/
異常検出結果を示すステータス信号を付加し、このステ
ータス信号を受信したか否かに応じてステップ140の判
定を行なうこともできる。
返送データが正常であれば、ステップ142にて起動デー
タをクリアする等して起動を解除した後、ステップ102
に戻る。
一方、返送データが異常であれば、ステップ142をスキ
ップしてステップ140から直接ステップ102に戻る。この
場合、起動データはそのまま残っているから、ステップ
102にて起動データ有りと判定され、この中央起動処理
が再度実行される。すなわち、起動データが正常に伝送
されるまでこの中央起動処理が繰り返される。
通常モード処理 前記ステップ102にて起動データ無しと判定すると、次
にステップ150にて第28図(1)に示すような端末起動
用のスタート信号と最初の同期信号を送信し、ステップ
154にて端末器から電流モードの起動信号が送出された
か否かを判定する。この最初のスタート信号に続く同期
信号に対して所定の時間(例えば600μS)どの端末器
からも応答がなければ、端末起動は無かったのであるか
ら、ステップ102に戻る。
一方、ステップ154にて第28図(3)に示すような端末
起動信号が検出されると、端末起動有りと判定して処理
をステップ156に進め、ステップ156〜180の通常モード
処理を実行する。
この通常モード処理時は、先ずステップ156にて最初の
同期信号を送出し、続いてステップ158にて電流検出回
路12の出力を取り込む。
前述のように、この実施例において、所定時間(例えば
600μS)内の電流モード信号無しはその所定時間が属
する区間に対応する端末データの1ビットが“0"である
ことを意味し、電流モード信号有りはそのビットが“1"
であることを意味する。ステップ160では取り込んだ電
流検出回路12の出力を検査する。そして、電流モード信
号が検出されれば、端末データの現タイミングに対応す
るビット(端末信号)は“1"であるから、ステップ162
にて所定時間τ(例えばτ=100μS)待機して、ステ
ップ164にてドライブ回路13からの送出電圧を反転した
後、処理をステップ180に進める。これらのステップ160
〜164の処理により、電流モード信号が検出されると、
電圧モード信号は同期信号から一定時間τだけ遅れて反
転する。
一方、ステップ160にて前記所定時間を経過しても端末
信号が受信されなければ、端末データの現タイミングに
対応するビットは“0"であるから、ステップ164の処理
をスキップしてステップ160からそのまま、ステップ180
に処理を進める。この場合、ドライブ回路13から伝送線
3への送出電圧は反転されない。
ステップ180では端末データの全部のビットに対する同
期信号送出処理(ステップ156)、受信処理(ステップ1
58)および信号有無判定処理(ステップ160)等の処理
が終了したか否かを判定する。これらの処理を終了して
いなければ、処理をステップ156に戻して前記ステップ1
56〜180の処理を繰り返す。
ステップ156〜180の処理を端末データのビット数と同じ
だけ繰り返すと、ステップ180にて受信終了と判定し、
処理をステップ102に戻す。
B.端末器の動作 第33図を参照して、端末器5は、先ずステップ202にて
中央処理装置から電圧モードの中央起動信号が送出され
たか否かを判定する。中央処理装置から第32図ステップ
104の処理による中央起動信号が送出されていれば、処
理をステップ204に進め、ステップ204〜230の返送処理
を実行する。一方、送出されていなければ、ステップ25
0にて起動データの有無を判定する。中央処理装置へ送
出すべきデータすなわち起動データがあれば、ステップ
256〜280の循環処理からなる端末起動(子起動)処理を
実行する。ステップ202にて中央起動信号が送出されて
おらず、かつ自身から中央処理装置に送出する端末デー
タも無ければ、最初のステップ202に戻る。
返送処理 返送処理時は、ステップ204およびステップ210の循環処
理にて受信回路52の出力に基づき中央処理装置から第32
図のステップ104の処理により送出される電圧モードの
伝送データをこの循環処理の1回ごとに1ビットずつ受
信する。そして、所定ビット数の受信を終了すると、ス
テップ210からステップ216に進み、ステップ216にて同
期信号を受信するまで待機する。同期信号を受信する
と、続くステップ224にて返送データの1ビット(返送
信号)を送信回路53から伝送線3へ電流モードで送出す
る。この電流モードの返送信号は中央処理装置によって
受信され(第32図ステップ112)、これにより中央処理
装置からの送出電圧モードが反転される(同ステップ11
8)。
ステップ228では伝送線3の電圧モード信号を受信して
この受信信号が直前に送出した返送信号と内容的に一致
するか否かを判定する。
一致していれば、ステップ224で送出した返送信号が中
央処理装置で受信されて伝送線の電圧モードが反転され
たのであるから、そのビットの伝送は正常に行なわれた
ことになる。次のステップ230では返送信号の全ビット
の正常な送出が終了したか否かを判定する。全部のビッ
トについての返送が終了していなければステップ216に
戻って、次のビット(返送信号)について前記ステップ
216〜230の処理を繰り返す。一方、全部のビットについ
ての返送が終了していれば返送処理を終了してステップ
202に戻る。
前記ステップ228にて返送信号と受信信号が内容的に一
致しなければ、返送データのそのビット(返送信号)は
中央処理装置に正しく受信されなかったのであるから、
ステップ228から直接ステップ202に戻る。この場合、中
央処理装置においては所定ビット数の返送データが得ら
れない(第32図ステップ140)。このため、起動解除
(同ステップ142)処理がスキップされ、再度中央起動
処理が実行される。したがって、端末器はこれに対して
再度返送処理を実行することになり、結局、返送データ
の正常な伝送が行なわれるまで、中央処理装置の中央起
動処理とこれに対する端末機の返送処理が繰り返される
ことになる。
端末起動処理 この端末起動処理時は、ステップ256にて中央処理装置
の第32図ステップ150またはステップ156の処理にて送出
される同期信号の受信を待機する。この同期信号を受信
すると続くステップ260にて端末データの1ビット(端
末信号)を送信回路53から伝送線3へ電流モードで送出
する。この電流モードの端末信号は中央処理装置によっ
て受信され(第32図ステップ160)、中央処理装置から
伝送線への送出電圧モードが反転される(同ステップ16
4)。
ステップ268では伝送線3の電圧モード信号を受信して
この受信信号が直前に送出した端末信号と内容的に一致
するか否かを判定する。一致していれば、ステップ260
で送出した端末信号が中央処理装置で受信されて伝送線
の電圧モードが反転されたのであるから、端末データの
そのビットの伝送は正常に行なわれたことになる。次の
ステップ270では端末信号の全ビットの正常な送出が終
了したか否かを判定する。全部のビットについての端末
信号送出が終了していなければステップ256に戻り、端
末データの次のビット(端末信号)について前記ステッ
プ256〜270の処理を繰り返す。一方、全部のビットにつ
いての正常な信号送出が終了していればステップ280に
てこの端末起動処理を解除してステップ202に戻る。
一方、ステップ260にて送信した電流モード信号とステ
ップ268にて検査した電圧モード信号との内容が異なる
場合には、端末器から送出された電流モード信号が中央
処理装置に正しく受信されなかったと判定し、前記循環
処理をステップ268で中断してステップ202に戻る。この
場合、端末器の起動データはそのまま残っているから、
中央処理装置から端末起動用スタート信号が送出され
(第26図ステップ150)、処理がステップ202からステッ
プ250に進められたとき、このステップ250にて起動デー
タ有りと判定され、この端末起動処理が再度実行され
る。すなわち、起動データが中央起動処理へ正常に伝送
されるまでこの端末起動処理が繰り返される。
[第6の実施例] 第34〜36図は、第6図の実施例を説明するためのもので
ある。
この第6の実施例は、第1図の信号伝送システムにおい
て、第2の実施例に係る第13図に示す構成の中央処理装
置1を第34図に示す構成の中央処理装置1と置き換えて
ある。
第34図は、この第6の実施例に係る中央処理装置1の機
能ブロックを示す。第34図の中央処理装置1は、第13図
の中央処理装置における微分回路15に代えて立下がり検
出回路16′を設けたものである。この構成により、中央
処理装置1から同期信号SYNCが送出され、この同期信号
SYNCに応じて端末器5から電流モードの返送信号(また
は端末信号)RPIが送出されると、中央処理装置1で
は、電流検出回路12がこの電流RPIに応じてHレベルの
電圧を出力する。さらに、端末器5からの返送信号RPI
が終了すると、電流検出回路12の出力はLレベルとな
る。立下がり検出回路16′は、この電流検出回路12の出
力がHレベルからLレベルへ変化する際の立下がりを検
出する。フリップフロップ回路19は、この立下がり検出
信号によりトリガされて出力を反転する。
第35図(b)は、この第6の実施例における伝送線3の
線間電圧波形を示す。なお、同図(a)は、第15図
(a)に示したと同様の従来例における伝送線の線間電
圧波形を示す。また、第35図(c)は、この第6の実施
例における端末器5からの返送信号の電流波形を示す。
この第6の実施例においては、端末器5から電流モード
信号RPIが出力されたときはこの電流モード信号RPIが終
了してはじめて伝送線3の電圧モードを切り換えてい
る。これに対し、前記第2の実施例においては、端末器
5から出力される電流モード号RPIの変化を検出する都
度、伝送線3の電圧モードを切り換えており、この場
合、電流モード信号RPIが歪むおそれがある。
第34図に戻って、フリップフロップ回路19は、同期信号
発生回路18から出力される同期信号の立下がりによって
出力をリセットされ、かつ信号処理回路11によっても必
要に応じて所定の出力状態にセットまたはリセットされ
る。
第34図のフリップフロップ回路19および立下り検出回路
16′等の機能は、いずれもCPU21の制御プログラムによ
って実現される。第36図は、上記機能を実現するための
制御プログラムを示すフローチャートである。このフロ
ーチャートは、第18図のものに対し、ステップ118の処
理を除去したものである。したがって、この第6の実施
例において、中央処理装置1および端末器5は、中央処
理装置1がステップ118の出力電圧反転動作を行なわな
いことを除き、第16〜19図を参照して前述したと全く同
様に動作する。
このように、中央処理装置1にて端末器5からの信号待
機期間に1つまたは複数の同期信号を送出し、端末器5
側ではこの同期信号に応じたタイミングで電流モードの
返送信号または端末信号の送出を行なうとともに、中央
処理装置にてこの返送信号または端末信号の立下がりを
検出して伝送線の電圧モードを反転することによって、 中央処理装置側から同期パルスを送出するためタイミ
ングがとり易い。
中央処理装置側で電流モード信号検出後伝送線の電圧
モードを反転するため、所定の端末器でデータが正しく
受けとられたかを伝送線のどの位置においても、すなわ
ちどの端末機および監視表示盤においても確認すること
ができる。
という前記第2の実施例と同様の長所に加え、 極性反転タイミングと電流モード信号の重複が無いた
め、電流モード信号の歪が発生しない。
という効果が得られる。
[発明の効果] 請求項1および2記載の発明によれば、中央処理装置
は、電流モードの伝送信号の変化を検出したときに伝送
信号の極性を反転させて送出するため、伝送線に対する
端末器の接続位置に拘らずに他の端末器の信号を検出す
ることができるようになる。また、端末器から送出され
た伝送信号に対応した特別のアンサー信号の送受信が不
要となるため、伝送速度の低下を誘発することがない。
さらに請求項2記載の発明によれば、上述の効果に加え
て、表示盤を伝送線の任意の位置に接続することができ
るという効果があるため、好適なランダム伝送が可能に
なる。
また、請求項3〜6記載の発明によれば、中央処理装置
は、電流モードの返送信号の変化または返送信号の有検
出に応じて伝送信号の極性を反転させて送出する。した
がって、伝送線に対する端末器の接続位置に拘らずに他
の端末器の信号を検出することができるようになる。ま
た、端末器から送出された伝送信号に対応した特別のア
ンサー信号の送受信が不要となるため、伝送速度の低下
を誘発することがない。さらに、端末器からの返送信号
の伝送タイミングは同期信号に基づき決定されるため、
伝送のタイミング合わせが容易になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の第1の実施例に係る信号伝送シス
テムの全体構成を示すブロック図、 第2図は、第1図のシステムにおける中央処理装置の機
能ブロック図、 第3図は、第1図のシステムの伝送信号フォーマット説
明図、 第4図は、第1図のシステムにおける端末器の機能ブロ
ック図、 第5図は、第1図のシステムにおける監視表示盤の機能
ブロック図、 第6図は、第2図の中央処理装置の具体例を示す回路
図、 第7図は、第4図の端末器の具体例を示す回路図、 第8図は、第5図の監視表示盤の具体例を示す回路図、 第9図は、第6図の中央処理装置の動作を示すフローチ
ャート、 第10図は、第7図の端末器の動作を示すフローチャー
ト、 第11図は、第8図の監視表示盤の動作を示すフローチャ
ート、 第12図は、第1の実施例の変形例を示す伝送信号フォー
マット図、 第13図は、この発明の第2の実施例に係る中央処理装置
の機能ブロック図、 第14図は、この発明の第2の実施例に係る端末器の機能
ブロック図、 第15図は、この発明の第2の実施例に係る伝送信号フォ
ーマット説明図、 第16および第18図は、第13図の中央処理装置の動作を示
すフローチャート、 第17および第19図は、第14図の端末器の動作を示すフロ
ーチャート、 第20図は、この発明の第3の実施例に係る中央処理装置
の動作説明のためのフローチャート、 第21図は、この発明の第3の実施例に係る端末器の動作
説明のためのフローチャート、 第22および23図は、この発明の第3の実施例における衝
突時起動端末検出動作説明のための伝送信号フォーマッ
ト説明図、 第24図は、この発明の第4の実施例に係る中央処理装置
の機能ブロック図、 第25図は、この発明の第4の実施例に係る伝送信号フォ
ーマット説明図、 第26図は、この発明の第4の実施例に係る中央処理装置
の動作説明のためのフローチャート、 第27図は、この発明の第4の実施例に係る端末器の動作
説明のためのフローチャート、 第28図は、この発明の第4の実施例に係る伝送信号の動
作モード別詳細フォーマット 第29図は、この発明の第4の実施例における信号伝送遅
れを説明するためのタイミング図、 第30図は、この発明の第5の実施例に係る中央処理装置
の機能ブロック図、 第31図は、この発明の第5の実施例に係る伝送信号フォ
ーマット説明図、 第32図は、この発明の第5の実施例に係る中央処理装置
の動作を示すフローチャート、 第33図は、この発明の第5の実施例の係る端末器の動作
を示すフローチャート、 第34図は、この発明の第6の実施例に係る中央処理装置
の機能ブロック図、 第35図は、この発明の第6の実施例に係る伝送信号フォ
ーマット説明図、そして 第36図は、この発明の第6の実施例に係る中央処理装置
の動作を示すフローチャートである。 1:中央処理装置 3:伝送線 5(5−1,5−2,5−3,…):端末器 7:監視表示盤 9:負荷装置 11,51:信号処理回路 12:電流検出回路 15:微分回路 16:立上がり検出回路 16′:立下がり検出回路 18,55:同期信号発生回路 19,57:フリップフロップ回路 20,53:送信回路 21,61,71:CPU 55:同期信号検出回路 RPI:電流モード信号 RPV:電圧モード信号 SYNC:同期信号

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】制御情報および制御対象を特定するアドレ
    ス情報を含む電圧モードの伝送信号を時分割して伝送線
    を介して送出する送信手段と、伝送線を介して入力した
    電流モードの伝送信号の変化を検出する電流検出手段、
    および電流検出手段が電流モードの伝送信号の変化を検
    出したときに送信手段から送出する伝送信号の極性を反
    転させる電圧反転手段と設けた中央処理装置と; 伝送線に接続され、電流モードの伝送信号を時分割して
    中央処理装置に送出する複数の端末器と; を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
  2. 【請求項2】制御情報および制御対象を特定するアドレ
    ス情報を含む電圧モードの伝送信号を時分割して伝送線
    を介して送出する送信手段と、伝送線を介して入力した
    電流モードの伝送信号の変化を検出する電流検出手段、
    および電流検出手段が電流モードの伝送信号の変化を検
    出したときに送信手段から送出する伝送信号の極性を反
    転させる電圧反転手段と設けた中央処理装置と; 伝送線に接続され、電流モードの伝送信号を時分割して
    中央処理装置に送出する複数の端末器と; 伝送線に接続され、中央処理装置から送出された電圧モ
    ードの伝送信号を受信して伝送内容を表示する表示盤
    と; を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
  3. 【請求項3】制御情報、制御対象を特定するアドレス情
    報、制御対象からの返送信号を要求する返送要求信号お
    よび返送信号の送出タイミングを示す同期信号を含む電
    圧モードの伝送信号を時分割して伝送線を介して送出す
    る送信手段と、伝送線を介して入力した電流モードの返
    送信号の変化を検出する電流検出手段、および電流検出
    手段が電流モードの返送信号の変化を検出したときに送
    信手段から送出する伝送信号の極性を反転させる電圧反
    転手段と設けた中央処理装置と; 同期信号を検出する同期信号検出手段と、同期信号検出
    手段が同期信号を検出したときに、返送要求信号に応答
    した電流モードの返送信号を時分割して伝送線を介して
    中央処理装置に送出する送信手段とを設けた複数の端末
    器と; を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
  4. 【請求項4】電圧検出手段は、端末器から同期信号に同
    期して返送された電流モードの返送信号の変化を検出し
    たとき、同期信号から所定時間遅らせて伝送信号の極性
    を反転させるように構成されていることを特徴とする請
    求項3記載の信号伝送システム。
  5. 【請求項5】電圧反転手段は、端末器から同期信号に同
    期して返送された電流モードの返送信号の変化を検出し
    たとき、電流モードの返送信号の立ち上がりにより伝送
    信号の極性を反転させるように構成されていることを特
    徴とする請求項3記載の信号伝送システム。
  6. 【請求項6】制御情報、制御対象を特定するアドレス情
    報、制御対象からの返送信号を要求する返送要求信号お
    よび返送信号の送出タイミングを示す同期信号を含む電
    圧モードの伝送信号を時分割して伝送線を介して送出す
    る送信手段と、伝送線を介して入力した電流モードの返
    送信号の有無を検出する電流検出手段、および電流検出
    手段が電流モードの返送信号の有りを検出したときに、
    返信信号の終了後送信手段から送出する伝送信号の極性
    を反転させる電圧反転手段と設けた中央処理装置と; 同期信号を検出する同期信号検出手段と、同期信号検出
    手段が同期信号を検出したときに、返送要求信号に応答
    した電流モードの返送信号を時分割して伝送線を介して
    中央処理装置に送出する送信手段とを設けた複数の端末
    器と; を備えたことを特徴とする信号伝送システム。
JP63328815A 1988-08-31 1988-12-28 信号伝送システム Expired - Fee Related JPH07105802B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63328815A JPH07105802B2 (ja) 1988-08-31 1988-12-28 信号伝送システム
EP19890116011 EP0357038A3 (en) 1988-08-31 1989-08-30 Signal transmission system and method, in which operation response time can be shortened

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21803188 1988-08-31
JP63-218031 1988-08-31
JP63328815A JPH07105802B2 (ja) 1988-08-31 1988-12-28 信号伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02161845A JPH02161845A (ja) 1990-06-21
JPH07105802B2 true JPH07105802B2 (ja) 1995-11-13

Family

ID=26522353

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63328815A Expired - Fee Related JPH07105802B2 (ja) 1988-08-31 1988-12-28 信号伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07105802B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1697339B (zh) 2004-05-11 2011-01-19 瑞昱半导体股份有限公司 混合模式传输单元及具有混合模式传输单元的网络装置
US9509530B2 (en) * 2009-07-28 2016-11-29 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Communication system and communication terminal

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5432009A (en) * 1977-08-15 1979-03-09 Matsushita Electric Works Ltd Multiple transmission device of 2-core exclusive wire
JPS5489411A (en) * 1977-12-27 1979-07-16 Komatsu Mfg Co Ltd Data transmission system using both voltage and current signals
JPS58101590A (ja) * 1981-12-14 1983-06-16 Tamura Electric Works Ltd 信号送受信方式
JPS58101591A (ja) * 1981-12-14 1983-06-16 Tamura Electric Works Ltd 信号伝送方式

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02161845A (ja) 1990-06-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2119322B1 (en) Communication protocol for a lighting control system
US7787485B2 (en) Method of transmitting a high-priority message in a lighting control system
US4796025A (en) Monitor/control communication net with intelligent peripherals
US6507158B1 (en) Protocol enhancement for lighting control networks and communications interface for same
JPH07105802B2 (ja) 信号伝送システム
JPH08265308A (ja) 双方向同時通信方法とその通信装置およびその通信方法を用いたプログラマブルコントローラ
KR920009049B1 (ko) 신호 전송시스템
JPH0265547A (ja) 信号伝送方式
DE10034087B4 (de) Feldbussystem mit minimierter Hardwarearchitektur
JPH02260844A (ja) 信号伝送システム
JPH02210935A (ja) 信号伝送方式
JPS6219062Y2 (ja)
JPH02200095A (ja) 信号伝送システム
US20240289291A1 (en) Master/slave system conforming to i2c communication protocol
JPH03117244A (ja) 伝送方式
JPH0659054B2 (ja) デ−タ伝送装置
CN113672540B (zh) 二总线系统
JPH03203434A (ja) 信号伝送装置
JP3070832B2 (ja) 空気調和機のデータ通信装置
JPH03285428A (ja) 信号伝送方式
JP3019103B2 (ja) 遠隔監視制御システム
JPH05176379A (ja) 遠隔制御装置
JPH04269095A (ja) 多重伝送方式
JPH03285429A (ja) 信号伝送システム
JPH03203435A (ja) 信号伝送装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees