JPH07107345B2 - 過負荷保護装置付駆動装置 - Google Patents
過負荷保護装置付駆動装置Info
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- JPH07107345B2 JPH07107345B2 JP61125193A JP12519386A JPH07107345B2 JP H07107345 B2 JPH07107345 B2 JP H07107345B2 JP 61125193 A JP61125193 A JP 61125193A JP 12519386 A JP12519386 A JP 12519386A JP H07107345 B2 JPH07107345 B2 JP H07107345B2
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Links
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Landscapes
- Window Of Vehicle (AREA)
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 発明の目的 [産業上の利用分野] 本発明は過負荷保護装置付駆動装置に関し、詳しくは、
開口部の開口覆材、例えば車両のサイドウインドのウイ
ンドガラスやサンルーフのルーフパネルの開閉における
事故等を防止する過負荷保護装置付駆動装置に関する。
開口部の開口覆材、例えば車両のサイドウインドのウイ
ンドガラスやサンルーフのルーフパネルの開閉における
事故等を防止する過負荷保護装置付駆動装置に関する。
[従来の技術] 従来より過負荷保護装置付駆動装置としては、例えば特
開昭59−83218に示される「車上電動装置の駆動制御装
置」や特開昭59−172924に示される「モータの過負荷保
護駆動装置」等の発明や提案等が知られている。
開昭59−83218に示される「車上電動装置の駆動制御装
置」や特開昭59−172924に示される「モータの過負荷保
護駆動装置」等の発明や提案等が知られている。
これらの発明や提案等においては、例えば車両のサイド
ウインドのウインドガラスの開閉を行なうモータの駆動
の負荷レベルを検出し、その負荷レベルが所定レベルよ
り大きくなった時、ウインドガラスが上昇する時にサイ
ドウインドに腕等を挟み込んだものと判定してモータの
駆動を停止させたり、逆回転させてウインドガラスを下
降させる等の制御を行なっている。また、更にウインド
ガラスの所定の位置に対応して予め定められた負荷レベ
ルを半導体メモリ等に予め格納しておき、そのレベルと
モータの駆動の負荷レベルとを比較することによってサ
イドウインドの挟み込みを検出するといったより緻密な
制御等も行なわれている。
ウインドのウインドガラスの開閉を行なうモータの駆動
の負荷レベルを検出し、その負荷レベルが所定レベルよ
り大きくなった時、ウインドガラスが上昇する時にサイ
ドウインドに腕等を挟み込んだものと判定してモータの
駆動を停止させたり、逆回転させてウインドガラスを下
降させる等の制御を行なっている。また、更にウインド
ガラスの所定の位置に対応して予め定められた負荷レベ
ルを半導体メモリ等に予め格納しておき、そのレベルと
モータの駆動の負荷レベルとを比較することによってサ
イドウインドの挟み込みを検出するといったより緻密な
制御等も行なわれている。
[発明が解決しようとする問題点] これらの発明や提案等は、サイドウインド等に物が挟み
込まれたことを的確に検出することができ、腕や首等を
挟み込んだ結果、人身事故に至るといった事故を未然に
防ぐといった優れた効果を有するものの、猶、依然とし
て次のような問題が残されていた。即ち、 これらの過負荷保護装置付駆動装置では、過負荷の検出
に供する判断レベルを予め設定しておくので、開口覆材
を駆動する動力系の経年変化等によっては、過負荷の発
生を正確に判断し得ないことが考えられた。例えば車両
のウインドガラスの開閉を行なう駆動装置では、ウイン
ドガラスに圧接されたドアサッシのゴム材の劣化やウイ
ンドレギュレータの錆の発生や塵埃の付着あるいは潤滑
剤の消尽によりその摩擦係数が高くなり、結果的に駆動
装置にとっての負荷が増大してしまい、これを過負荷の
発生と誤検出してしまうといった問題が考えられた。従
って、過負荷の検出を常に正確に行なうには判断レベル
を調整する必要があった。また、オーバーホール等によ
り負荷が軽くなった場合には、逆に過負荷の検出感度が
低下することになり、腕等の挟み込みを充分に検出しえ
ない場合も考えられ、こうした時等には、再調整を要す
ることが考えられた。
込まれたことを的確に検出することができ、腕や首等を
挟み込んだ結果、人身事故に至るといった事故を未然に
防ぐといった優れた効果を有するものの、猶、依然とし
て次のような問題が残されていた。即ち、 これらの過負荷保護装置付駆動装置では、過負荷の検出
に供する判断レベルを予め設定しておくので、開口覆材
を駆動する動力系の経年変化等によっては、過負荷の発
生を正確に判断し得ないことが考えられた。例えば車両
のウインドガラスの開閉を行なう駆動装置では、ウイン
ドガラスに圧接されたドアサッシのゴム材の劣化やウイ
ンドレギュレータの錆の発生や塵埃の付着あるいは潤滑
剤の消尽によりその摩擦係数が高くなり、結果的に駆動
装置にとっての負荷が増大してしまい、これを過負荷の
発生と誤検出してしまうといった問題が考えられた。従
って、過負荷の検出を常に正確に行なうには判断レベル
を調整する必要があった。また、オーバーホール等によ
り負荷が軽くなった場合には、逆に過負荷の検出感度が
低下することになり、腕等の挟み込みを充分に検出しえ
ない場合も考えられ、こうした時等には、再調整を要す
ることが考えられた。
発明の構成 [問題点を解決するための手段] 上記問題点を解決するために本発明の過負荷保護装置付
駆動装置のとった構成は次の如くである。即ち、第1図
にその基本的構成を例示するように本発明の過負荷保護
装置付駆動装置は、 開口部を覆う開口覆材(M1)の開閉を行なう駆動手段
(M2)と、 該駆動手段(M2)による上記開口覆材(M1)の開閉時の
上記駆動手段(M2)の負荷を検出する負荷検出手段(M
3)と、 上記駆動手段(M2)により駆動されて上記開口覆材(M
1)が閉じる方向に移動する時、上記検出された駆動手
段(M2)の負荷の値と所定の比較値とを比較する比較手
段(M5)と、 上記駆動手段(M2)により駆動されて上記開口覆材(M
1)が開く方向に移動する時、上記検出された駆動手段
(M2)の負荷に基づいて上記比較値を設定,更新する比
較値設定手段(M4)と、 上記比較手段(M5)により上記検出された駆動手段(M
2)の負荷の値が上記比較値より大きいと判断された時
には、上記駆動手段(M2)を停止させる駆動停止手段
(M6)と、 を備えて構成されている。
駆動装置のとった構成は次の如くである。即ち、第1図
にその基本的構成を例示するように本発明の過負荷保護
装置付駆動装置は、 開口部を覆う開口覆材(M1)の開閉を行なう駆動手段
(M2)と、 該駆動手段(M2)による上記開口覆材(M1)の開閉時の
上記駆動手段(M2)の負荷を検出する負荷検出手段(M
3)と、 上記駆動手段(M2)により駆動されて上記開口覆材(M
1)が閉じる方向に移動する時、上記検出された駆動手
段(M2)の負荷の値と所定の比較値とを比較する比較手
段(M5)と、 上記駆動手段(M2)により駆動されて上記開口覆材(M
1)が開く方向に移動する時、上記検出された駆動手段
(M2)の負荷に基づいて上記比較値を設定,更新する比
較値設定手段(M4)と、 上記比較手段(M5)により上記検出された駆動手段(M
2)の負荷の値が上記比較値より大きいと判断された時
には、上記駆動手段(M2)を停止させる駆動停止手段
(M6)と、 を備えて構成されている。
ここで、開口部を覆う開口覆材(M1)とは、例えば車両
のサイドウインド(運転者席ドアの窓,助手席ドアの
窓,運転者席後部のドアの窓,助手席後部のドアの窓)
のウインドガラス、サンルーフのルーフパネル等種々の
ものが考えられ、特に車両に限るものではない。
のサイドウインド(運転者席ドアの窓,助手席ドアの
窓,運転者席後部のドアの窓,助手席後部のドアの窓)
のウインドガラス、サンルーフのルーフパネル等種々の
ものが考えられ、特に車両に限るものではない。
駆動手段(M2)とは、開口覆材(M1)の開閉を行なうも
のであって、電動式ではモータが、圧力式ではエアシリ
ンダや油圧シリンダ等が考えられる。尚、この駆動手段
(M2)により開閉される開口覆材(M1)の開閉の形式
は、スライド式であってもよいしチルト式であってもよ
い。
のであって、電動式ではモータが、圧力式ではエアシリ
ンダや油圧シリンダ等が考えられる。尚、この駆動手段
(M2)により開閉される開口覆材(M1)の開閉の形式
は、スライド式であってもよいしチルト式であってもよ
い。
駆動手段(M2)の負荷を検出する負荷検出手段(M3)と
は、駆動手段(M2)の負荷を検出し得るものならばどん
な構成のものでもよく、例えばモータ等においてはその
負荷電流を検出する構成として、エアシリンダや油圧シ
リンダ等においてはその制御用の空気量や油量を測定す
る構成として、あるいは各々の駆動手段(M2)のトルク
を直接検出する構成として実現することが考えられる。
は、駆動手段(M2)の負荷を検出し得るものならばどん
な構成のものでもよく、例えばモータ等においてはその
負荷電流を検出する構成として、エアシリンダや油圧シ
リンダ等においてはその制御用の空気量や油量を測定す
る構成として、あるいは各々の駆動手段(M2)のトルク
を直接検出する構成として実現することが考えられる。
比較値設定手段(M4)とは、駆動手段(M2)により駆動
されて上記開口覆材(M1)が開く方向に移動する時、負
荷検出手段(M3)により検出された駆動手段(M2)の負
荷に基づいて駆動手段(M2)の過負荷の検出に用いられ
る比較値を設定、更新する手段のことであって、半導体
メモリや磁気テープ等を用いて構成することができる。
この学習される比較値は、開口覆材(M1)の移動する各
位置で検出された駆動手段(M2)の負荷に基づき、開口
覆材(M1)の移動する各位置に対応した値としてもよい
し、開口覆材(M1)が移動する時検出された駆動手段
(M2)の最大負荷あるいは平均負荷に基づいた値として
もよい。また、比較値は、車両のイグニションスイッチ
等のオン毎に所定の初期値から再開するよう構成しても
よいし、不揮発性メモリ等を用いてイグニションスイッ
チ等のオフ後も記憶しその記憶された値から再開するよ
う構成してもよい。尚、この比較値の更新は、異常時、
例えば比較手段(M5)が駆動手段(M2)の過負荷を検出
した時等には実行されないのは言うまでもないことであ
る。
されて上記開口覆材(M1)が開く方向に移動する時、負
荷検出手段(M3)により検出された駆動手段(M2)の負
荷に基づいて駆動手段(M2)の過負荷の検出に用いられ
る比較値を設定、更新する手段のことであって、半導体
メモリや磁気テープ等を用いて構成することができる。
この学習される比較値は、開口覆材(M1)の移動する各
位置で検出された駆動手段(M2)の負荷に基づき、開口
覆材(M1)の移動する各位置に対応した値としてもよい
し、開口覆材(M1)が移動する時検出された駆動手段
(M2)の最大負荷あるいは平均負荷に基づいた値として
もよい。また、比較値は、車両のイグニションスイッチ
等のオン毎に所定の初期値から再開するよう構成しても
よいし、不揮発性メモリ等を用いてイグニションスイッ
チ等のオフ後も記憶しその記憶された値から再開するよ
う構成してもよい。尚、この比較値の更新は、異常時、
例えば比較手段(M5)が駆動手段(M2)の過負荷を検出
した時等には実行されないのは言うまでもないことであ
る。
比較手段(M5)とは、駆動手段(M2)により駆動されて
開口覆材(M1)が閉じる方向に移動する時、検出された
駆動手段(M2)の負荷の値と設定された比較値とを比較
する手段のことであって、コンパレータ等を用いたディ
スクリートな回路として、あるいは上記比較値設定手段
(M4)等と共に論理演算回路として構成することが考え
られる。尚、比較手段(M5)は、比較値設定手段(M4)
により最初の設定が行われるまでは、予め設定された初
期値を比較値として用いるよう構成するのが安全性の見
地からも好適である。
開口覆材(M1)が閉じる方向に移動する時、検出された
駆動手段(M2)の負荷の値と設定された比較値とを比較
する手段のことであって、コンパレータ等を用いたディ
スクリートな回路として、あるいは上記比較値設定手段
(M4)等と共に論理演算回路として構成することが考え
られる。尚、比較手段(M5)は、比較値設定手段(M4)
により最初の設定が行われるまでは、予め設定された初
期値を比較値として用いるよう構成するのが安全性の見
地からも好適である。
駆動手段(M2)を停止させる駆動停止手段(M6)とは、
検出された駆動手段(M2)の負荷の値と設定された比較
値との大小関係が比較手段(M5)により比較され、検出
された負荷の値が比較値より大きいと判断された時に
は、駆動手段(M2)を強制的に停止させる手段のことで
あって、駆動手段(M2)に停止信号を出力する等して駆
動手段(M2)の動作を停止させるよう構成すること等が
考えられる。尚、駆動手段(M2)が停止後、駆動手段
(M2)を逆回転させる等して開口覆材(M1)を所定量だ
け移動させ、挟み込み等による過負荷を解消させるよう
構成してもよいことはもちろんのことである。
検出された駆動手段(M2)の負荷の値と設定された比較
値との大小関係が比較手段(M5)により比較され、検出
された負荷の値が比較値より大きいと判断された時に
は、駆動手段(M2)を強制的に停止させる手段のことで
あって、駆動手段(M2)に停止信号を出力する等して駆
動手段(M2)の動作を停止させるよう構成すること等が
考えられる。尚、駆動手段(M2)が停止後、駆動手段
(M2)を逆回転させる等して開口覆材(M1)を所定量だ
け移動させ、挟み込み等による過負荷を解消させるよう
構成してもよいことはもちろんのことである。
[作用] 本発明の過負荷保護装置付駆動装置は次の如く作用す
る。
る。
本発明の過負荷保護装置付駆動装置は、駆動手段(M2)
により開口部を覆う開口覆材(M1)の開閉を行なうが、
駆動手段(M2)により駆動されて開口覆材(M1)が開く
方向に移動する時、負荷検出手段(M3)により検出され
た駆動手段(M2)の負荷に基づいた値を比較値設定手段
(M4)により比較値として設定,更新し、駆動手段(M
2)により駆動されて上記開口覆材(M1)が閉じる方向
に移動する時、負荷検出手段(M3)により検出された駆
動手段(M2)の負荷の値と比較値設定手段(M4)により
設定された比較値との大小関係を比較手段(M5)により
比較し、比較の結果、学習された比較値より検出された
駆動手段(M2)の負荷の値の方が大きいと判定された時
には、駆動停止手段(M6)により駆動手段(M2)の動作
を強制的に停止させるように働く。
により開口部を覆う開口覆材(M1)の開閉を行なうが、
駆動手段(M2)により駆動されて開口覆材(M1)が開く
方向に移動する時、負荷検出手段(M3)により検出され
た駆動手段(M2)の負荷に基づいた値を比較値設定手段
(M4)により比較値として設定,更新し、駆動手段(M
2)により駆動されて上記開口覆材(M1)が閉じる方向
に移動する時、負荷検出手段(M3)により検出された駆
動手段(M2)の負荷の値と比較値設定手段(M4)により
設定された比較値との大小関係を比較手段(M5)により
比較し、比較の結果、学習された比較値より検出された
駆動手段(M2)の負荷の値の方が大きいと判定された時
には、駆動停止手段(M6)により駆動手段(M2)の動作
を強制的に停止させるように働く。
[実施例] 次に本発明の過負荷保護装置付駆動装置の構成を一層明
らかにするために好適な実施例を図面と共に説明するこ
とにする。
らかにするために好適な実施例を図面と共に説明するこ
とにする。
第2図は本発明の一実施例の過負荷保護装置付駆動装置
の構成を示す概略構成図である。
の構成を示す概略構成図である。
図示するように、本実施例の過負荷保護装置付駆動装置
は、車両サイドウインド(以下、単にウインドと呼ぶこ
ともある)SWのウイントガラスWGの開閉を行なうもので
あり、ウインドレギュレータWR、ウインドレギュレータ
WRの駆動源としての直流モータ1、オン状態の時に直流
モータ1を正回転させる正回転リレー2、オン状態の時
に直流モータ1を逆回転させる逆回転リレー3(正回転
リレー2、逆回転リレー3は同時にオン状態にされるこ
とはない)、直流モータ1にかかる負荷を検出する負荷
検出回路4、ウインドガラスWGの移動位置Xを検出する
ウインドガラス位置センサ6、乗員がウインドガラスWG
の位置を決める時に操作されるウインドガラス位置設定
器8、ウインドガラスWGの開閉を制御する電子制御装置
(以下、単にECUと呼ぶ)10等から構成されている。
尚、本実施例の過負荷保護装置付駆動装置は、イグニシ
ョンスイッチIGを介して車載のバッテリBATから電源を
供給されている。また、本実施例においては、サイドウ
インドSW,ウインドレギュレータWR,直流モータ1,ウイン
ドガラス位置センサ6,ウインドガラス位置設定器8等を
総称して窓部12と呼ぶことにする。
は、車両サイドウインド(以下、単にウインドと呼ぶこ
ともある)SWのウイントガラスWGの開閉を行なうもので
あり、ウインドレギュレータWR、ウインドレギュレータ
WRの駆動源としての直流モータ1、オン状態の時に直流
モータ1を正回転させる正回転リレー2、オン状態の時
に直流モータ1を逆回転させる逆回転リレー3(正回転
リレー2、逆回転リレー3は同時にオン状態にされるこ
とはない)、直流モータ1にかかる負荷を検出する負荷
検出回路4、ウインドガラスWGの移動位置Xを検出する
ウインドガラス位置センサ6、乗員がウインドガラスWG
の位置を決める時に操作されるウインドガラス位置設定
器8、ウインドガラスWGの開閉を制御する電子制御装置
(以下、単にECUと呼ぶ)10等から構成されている。
尚、本実施例の過負荷保護装置付駆動装置は、イグニシ
ョンスイッチIGを介して車載のバッテリBATから電源を
供給されている。また、本実施例においては、サイドウ
インドSW,ウインドレギュレータWR,直流モータ1,ウイン
ドガラス位置センサ6,ウインドガラス位置設定器8等を
総称して窓部12と呼ぶことにする。
負荷検出回路4は、抵抗器R1と差動増幅器14とから構成
されていて、直流モータ1を流れる負荷電流Iを、抵抗
器R1(抵抗器R1の値は微小)により電圧に変換し、この
抵抗器R1による電圧降下分の電圧を差動増幅器14で増幅
することにより検出する。
されていて、直流モータ1を流れる負荷電流Iを、抵抗
器R1(抵抗器R1の値は微小)により電圧に変換し、この
抵抗器R1による電圧降下分の電圧を差動増幅器14で増幅
することにより検出する。
ウインドガラス位置センサ6は、ポテンシヨメータ等と
から構成されていて、ウインドガラスWGの位置の移動を
電圧の変化として出力している。本実施例では、ウイン
ドガラスWGの位置が上昇してゆく毎にその出力電圧は大
きくなるように構成されている。
から構成されていて、ウインドガラスWGの位置の移動を
電圧の変化として出力している。本実施例では、ウイン
ドガラスWGの位置が上昇してゆく毎にその出力電圧は大
きくなるように構成されている。
ウインドガラス位置設定器8は、スライド式の可変抵抗
器より構成されていて、乗員の設定するウインドガラス
WGの位置に対応し、設定する位置が高い程、高い電圧を
発生するように構成されている。
器より構成されていて、乗員の設定するウインドガラス
WGの位置に対応し、設定する位置が高い程、高い電圧を
発生するように構成されている。
ECU10は、周知のCPU30,ROM31,RAM32,バックアップRAM33
と、出力回路35,入力回路36等とをバス37により相互に
接続した論理演算回路として構成されている。
と、出力回路35,入力回路36等とをバス37により相互に
接続した論理演算回路として構成されている。
出力回路35は、正回転ドライバ40,逆回転ドライバ41に
各々出力可能なように接続されている。正回転ドライバ
40,逆回転ドライバ41は、各々、上述した正回転リレー
2,逆回転リレー3に接続されていて、ウインドガラスWG
を上昇させる時には、出力回路35は正回転ドライバ40へ
の出力信号をハイレベルとし、ウインドガラスWGを下降
させる時には、出力回路35は逆回転ドライバ41への出力
信号をハイレベルとする。これにより、ウインドガラス
WGを上昇させる時には、正回転リレー2はオン状態,逆
回転リレー3はオフ状態となって、直流モータ1の負荷
(駆動)電流Iは、正回転リレー2のメイク接点2aから
直流モータ1へ、直流モータ1から逆回転リレー3のブ
レイク接点3bへ、ブレイク接点3bから負荷検出回路4の
抵抗器R1へと流れて直流モータ1を正回転させる(第2
図において電流Iaとして示した。)逆に、ウインドガラ
スWGを下降させる時には、正回転リレー2はオフ状態,
逆回転リレー3はオン状態となって、直流モータ1の負
荷電流Iは、逆回転リレー3のメイク接点3aから直流モ
ータ1へ、直流モータ1から正回転リレー2のブレイク
接点2bへ、ブレイク接点2bから抵抗器R1へと流れて直流
モータ1を逆回転させる(第2図において電流Ibとして
示した)。
各々出力可能なように接続されている。正回転ドライバ
40,逆回転ドライバ41は、各々、上述した正回転リレー
2,逆回転リレー3に接続されていて、ウインドガラスWG
を上昇させる時には、出力回路35は正回転ドライバ40へ
の出力信号をハイレベルとし、ウインドガラスWGを下降
させる時には、出力回路35は逆回転ドライバ41への出力
信号をハイレベルとする。これにより、ウインドガラス
WGを上昇させる時には、正回転リレー2はオン状態,逆
回転リレー3はオフ状態となって、直流モータ1の負荷
(駆動)電流Iは、正回転リレー2のメイク接点2aから
直流モータ1へ、直流モータ1から逆回転リレー3のブ
レイク接点3bへ、ブレイク接点3bから負荷検出回路4の
抵抗器R1へと流れて直流モータ1を正回転させる(第2
図において電流Iaとして示した。)逆に、ウインドガラ
スWGを下降させる時には、正回転リレー2はオフ状態,
逆回転リレー3はオン状態となって、直流モータ1の負
荷電流Iは、逆回転リレー3のメイク接点3aから直流モ
ータ1へ、直流モータ1から正回転リレー2のブレイク
接点2bへ、ブレイク接点2bから抵抗器R1へと流れて直流
モータ1を逆回転させる(第2図において電流Ibとして
示した)。
一方、入力回路36には、上述した負荷検出回路4の差動
増幅器14,窓部12のウインドガラス位置センサ6,ウイン
ドガラス位置設定器8が、各々A/D変換器42を介して接
続されている。これにより、ECU10は、差動増幅器14の
検出する直流モータ1の負荷電流I,ウインドガラス位置
センサ6の検出するウインドガラスWGの移動位置x,ウイ
ンドガラス位置設定器8の出力するウインドガラスWGの
設定位置SP等の各々の入力値に基づいてウインドガラス
WGの移動位置Xを好適に制御する。
増幅器14,窓部12のウインドガラス位置センサ6,ウイン
ドガラス位置設定器8が、各々A/D変換器42を介して接
続されている。これにより、ECU10は、差動増幅器14の
検出する直流モータ1の負荷電流I,ウインドガラス位置
センサ6の検出するウインドガラスWGの移動位置x,ウイ
ンドガラス位置設定器8の出力するウインドガラスWGの
設定位置SP等の各々の入力値に基づいてウインドガラス
WGの移動位置Xを好適に制御する。
次にECU10の動作を第3図,第4図及び第5図(A)な
いし(C)に示すフローチャートを用いて説明する。
いし(C)に示すフローチャートを用いて説明する。
第3図,第4図,第5図(A)ないし(C)に示すフロ
ーチャートは、ECU10により実行される「過負荷保護処
理」を表わしている。まず、イグニションスイッチIGが
投入されると、処理はステップ100から実行される。ス
テップ100では、RAM32に記憶される後述される各種フラ
グ等の値を初期値に戻す所謂初期設定が実行される。こ
の初期設定が終わると処理はステップ110に進む。
ーチャートは、ECU10により実行される「過負荷保護処
理」を表わしている。まず、イグニションスイッチIGが
投入されると、処理はステップ100から実行される。ス
テップ100では、RAM32に記憶される後述される各種フラ
グ等の値を初期値に戻す所謂初期設定が実行される。こ
の初期設定が終わると処理はステップ110に進む。
ステップ110では、CPU30は、バックアツプRAM33に記憶
されている挟み込み負荷F(x)を読み込み、その読み
込まれた挟み込み負荷F(x)をRAM32に書き込む処理
を実行する。この挟み込み負荷F(x)を第6図に示す
グラフを用いて説明する。
されている挟み込み負荷F(x)を読み込み、その読み
込まれた挟み込み負荷F(x)をRAM32に書き込む処理
を実行する。この挟み込み負荷F(x)を第6図に示す
グラフを用いて説明する。
第6図に示すグラフは、ウインドガラス位置センサ6の
出力するウインドガラスWGの移動位置Xを横軸に、直流
モータ1に流れる負荷電流Iに基づく差動増幅器14の出
力するモータ負荷M(x)を縦軸にとったものであり、
実線U(x)はウインドガラス上昇時の、破線D(x)
はウインドガラス下降時の、移動位置Xに対するモータ
負荷M(x)のレベルを各々示している。(以下、実線
U(x)を上昇負荷U(x)、破線D(x)を下降負荷
D(x)と呼ぶ)。また、一点鎖線F(x)は、挟み込
み負荷F(x)を表わしており、下降負荷D(X)に所
定値Z(Z>1)を掛けたものである。これは、後述さ
れるステップで上昇時のモータ負荷M(x)と比較され
るものである。
出力するウインドガラスWGの移動位置Xを横軸に、直流
モータ1に流れる負荷電流Iに基づく差動増幅器14の出
力するモータ負荷M(x)を縦軸にとったものであり、
実線U(x)はウインドガラス上昇時の、破線D(x)
はウインドガラス下降時の、移動位置Xに対するモータ
負荷M(x)のレベルを各々示している。(以下、実線
U(x)を上昇負荷U(x)、破線D(x)を下降負荷
D(x)と呼ぶ)。また、一点鎖線F(x)は、挟み込
み負荷F(x)を表わしており、下降負荷D(X)に所
定値Z(Z>1)を掛けたものである。これは、後述さ
れるステップで上昇時のモータ負荷M(x)と比較され
るものである。
移動位置xは、ウインドガラス位置センサ6の出力する
電圧をA/D変換器42にてA/D変換した値であり、ウインド
ガラスWGが全開状態で1、全閉状態で100となるように
ウインドガラスの位置を100分割したデジダル値xとし
て表わされ、値xが大きい程ウインドガラスWGの位置が
上にあることを示している。
電圧をA/D変換器42にてA/D変換した値であり、ウインド
ガラスWGが全開状態で1、全閉状態で100となるように
ウインドガラスの位置を100分割したデジダル値xとし
て表わされ、値xが大きい程ウインドガラスWGの位置が
上にあることを示している。
このグラフかも判るように、一般に、モータ負荷M
(x)のレベルは、ウインドレギュレータWRのギヤ効率
等の違いによりウインドガラスWGの位置により大きく変
化する。また、下降負荷D(x)のグラフと上昇負荷U
(x)のグラフとの形は良く似ているが、レベルがずれ
ている。この下降負荷D(x)と上昇負荷U(x)の違
いは、ウインドレギュレータWRの効率は下降時と上昇時
においてほぼ同じであっても、種々な摩擦力、例えばウ
インドガラスWGとウインドSWのドアサッシ部のゴム材等
との摩擦力やウインドガラスWGとウインドレギュレータ
WRの重量等の影響を受ける条件が下降時と上昇時とでは
異なることに起因する。しかしながら、このグラフより
ウインドガラスWGの移動位置xに対する下降負荷D
(x)のレベルがわかれば、ウインドSWに物が挟み込ま
れる等の過負荷が直流モータ1に加わらない限り、上昇
負荷U(x)のレベルが推定できることがわかる。これ
により、本実施例では、ウインドガラスWGが下降する時
のウインドガラスWGの移動位置xに対応した下降負荷D
(x)を用いてウインドの挟み込み負荷F(x)を決定
し、この挟み込み負荷F(x)をバックアップRAM33に
記憶しているのである。(後述されるステップで実行さ
れる)。ここで、ウインドガラスWGの移動位置xが指等
の小物が挟まれない程度に閉まっている状態(移動位置
x>FE)では、第6図のグラフに示すように挟み込み負
荷F(x)の値を十分大きくしている。これは、ウイン
ドガラスWGが全閉状態に近づいて過負荷となったのを、
誤って、ウインドSWに物が挟み込まれたと判定しないた
めである。
(x)のレベルは、ウインドレギュレータWRのギヤ効率
等の違いによりウインドガラスWGの位置により大きく変
化する。また、下降負荷D(x)のグラフと上昇負荷U
(x)のグラフとの形は良く似ているが、レベルがずれ
ている。この下降負荷D(x)と上昇負荷U(x)の違
いは、ウインドレギュレータWRの効率は下降時と上昇時
においてほぼ同じであっても、種々な摩擦力、例えばウ
インドガラスWGとウインドSWのドアサッシ部のゴム材等
との摩擦力やウインドガラスWGとウインドレギュレータ
WRの重量等の影響を受ける条件が下降時と上昇時とでは
異なることに起因する。しかしながら、このグラフより
ウインドガラスWGの移動位置xに対する下降負荷D
(x)のレベルがわかれば、ウインドSWに物が挟み込ま
れる等の過負荷が直流モータ1に加わらない限り、上昇
負荷U(x)のレベルが推定できることがわかる。これ
により、本実施例では、ウインドガラスWGが下降する時
のウインドガラスWGの移動位置xに対応した下降負荷D
(x)を用いてウインドの挟み込み負荷F(x)を決定
し、この挟み込み負荷F(x)をバックアップRAM33に
記憶しているのである。(後述されるステップで実行さ
れる)。ここで、ウインドガラスWGの移動位置xが指等
の小物が挟まれない程度に閉まっている状態(移動位置
x>FE)では、第6図のグラフに示すように挟み込み負
荷F(x)の値を十分大きくしている。これは、ウイン
ドガラスWGが全閉状態に近づいて過負荷となったのを、
誤って、ウインドSWに物が挟み込まれたと判定しないた
めである。
尚、本実施例においては、挟み込み負荷F(x)は、下
降負荷D(x)に所定値Z(Z>1)を掛けた値として
いるが、下降負荷D(x)に基づいた値ならばどんな値
でも使用可能であり、例えば下降負荷D(x)に所定値
Z1(Z1>0)を加算した値としてもよく、更に下降負荷
D(x)に所定値Zを掛けた値に所定値Z1を加算した値
としてもよい。
降負荷D(x)に所定値Z(Z>1)を掛けた値として
いるが、下降負荷D(x)に基づいた値ならばどんな値
でも使用可能であり、例えば下降負荷D(x)に所定値
Z1(Z1>0)を加算した値としてもよく、更に下降負荷
D(x)に所定値Zを掛けた値に所定値Z1を加算した値
としてもよい。
ステップ110における挟み込み負荷F(x)をRAM32に書
き込む処理が終了すると処理は次のステップに進む。
き込む処理が終了すると処理は次のステップに進む。
続くステップ120以降の処理は、実際にウインドガラスW
Gの動作制御をな行なう処理である。
Gの動作制御をな行なう処理である。
まず、ステップ120においては、ウインドガラス位置設
定器8,ウインドガラス位置センサ6,差動増幅器14から各
々出力させるウインドガラスWGの設定位置SP,ウインド
ガラス移動位置x,直流モータ1のモータ負荷M(x)の
各々のアナログ信号をA/D変換器42によりA/D変換し、そ
のA/D変換された値をデジタル値として各々RAM32に記憶
する処理が行なわれる。ここで、設定位置SPは、上述し
た移動位置xと同様、ウインドガラスWG全開の位置で1,
全閉の位置で100となるよう設定されるデジタル値であ
る。また、モータ負荷M(x)は、ウインドガラスWGの
移動位置xにたいする直流モータ1の負荷レベルを示し
ていて、直流モータ1の正転,逆転に係わらず、負荷電
流Iが大きくなるに従ってその値も大きくなる。
定器8,ウインドガラス位置センサ6,差動増幅器14から各
々出力させるウインドガラスWGの設定位置SP,ウインド
ガラス移動位置x,直流モータ1のモータ負荷M(x)の
各々のアナログ信号をA/D変換器42によりA/D変換し、そ
のA/D変換された値をデジタル値として各々RAM32に記憶
する処理が行なわれる。ここで、設定位置SPは、上述し
た移動位置xと同様、ウインドガラスWG全開の位置で1,
全閉の位置で100となるよう設定されるデジタル値であ
る。また、モータ負荷M(x)は、ウインドガラスWGの
移動位置xにたいする直流モータ1の負荷レベルを示し
ていて、直流モータ1の正転,逆転に係わらず、負荷電
流Iが大きくなるに従ってその値も大きくなる。
続くステップ130では、乗員によりウインドガラス位置
設定器8で設定された設定位置SPの変化があるか否か、
即ち、ステップ120において前回記憶された設定位置SP
と今回読み込まれた設定位置SPとの間に変化があるか否
かが判定される。ここで、乗員によりウインドガラス位
置設定器8が操作されて、設定位置SPに変化ありと判定
された時には、後述される過負荷フラグOFの値は値0に
リセットされて(ステップ140)、一方、設定位置SPに
変化無しと判定された時には直接、次のステップ150に
進む。
設定器8で設定された設定位置SPの変化があるか否か、
即ち、ステップ120において前回記憶された設定位置SP
と今回読み込まれた設定位置SPとの間に変化があるか否
かが判定される。ここで、乗員によりウインドガラス位
置設定器8が操作されて、設定位置SPに変化ありと判定
された時には、後述される過負荷フラグOFの値は値0に
リセットされて(ステップ140)、一方、設定位置SPに
変化無しと判定された時には直接、次のステップ150に
進む。
ステップ150では、移動位置xが乗員の肢体の一部等を
もはやウインドSWに挟み込めない程度に十分閉っている
位置FEよりも下にあるか否かを判定している。これは、
移動位置xが位置FEより上に位置していれば、物をウイ
ンドSWに挟むことはないからである。ここで、移動位置
x≦FEが成立した場合には、現在ウインドガラスWGが下
降中であるか否かが判定される(ステップ160)。この
判定は、後述される処理でウインドガラスWGが下降する
時に値1にセットされる下降フラグDFの値を判定するこ
とにより行なわれる。
もはやウインドSWに挟み込めない程度に十分閉っている
位置FEよりも下にあるか否かを判定している。これは、
移動位置xが位置FEより上に位置していれば、物をウイ
ンドSWに挟むことはないからである。ここで、移動位置
x≦FEが成立した場合には、現在ウインドガラスWGが下
降中であるか否かが判定される(ステップ160)。この
判定は、後述される処理でウインドガラスWGが下降する
時に値1にセットされる下降フラグDFの値を判定するこ
とにより行なわれる。
下降グラフDF=1の場合には、処理は下降処理DRTに進
み、DF=1でない場合には、処理は上昇処理URTに進
む。この下降処理DRT及び上昇処理URTの行なう処理を第
7図のグラフと共に説明する。
み、DF=1でない場合には、処理は上昇処理URTに進
む。この下降処理DRT及び上昇処理URTの行なう処理を第
7図のグラフと共に説明する。
第7図に示すグラフは、第6図に示すグラフと同様のも
のであるが、ウインドガラスWGの下降及び上昇を全開・
全閉の途中で停止させ、再び下降及び上昇させたときの
下降負荷D(x),上昇負荷U(x),挟み込み負荷F
(x)を各々表わしたものである。ここで、下降を開始
する位置をDP、上昇を開始する位置をUPで各々表わし、
以下、単に下降開始位置DP,上昇開始位置UPと呼ぶ。
のであるが、ウインドガラスWGの下降及び上昇を全開・
全閉の途中で停止させ、再び下降及び上昇させたときの
下降負荷D(x),上昇負荷U(x),挟み込み負荷F
(x)を各々表わしたものである。ここで、下降を開始
する位置をDP、上昇を開始する位置をUPで各々表わし、
以下、単に下降開始位置DP,上昇開始位置UPと呼ぶ。
下降処理DRTでは、まず、下降時のモータ負荷M(x)
をウインドガラスWGの移動位置xに対応する下降負荷レ
ベルD(x)とする処理が行われる(ステップ170)。
続いて、移動位置xが下降開始位置DPから所定の移動量
CWを減算した値より大きいか否かか判定される(ステッ
プ180)。移動位置x>DP−CWが成立と判定されると処
理はステップ190に進み、不成立と判定されると処理は
ステップ200に進む。
をウインドガラスWGの移動位置xに対応する下降負荷レ
ベルD(x)とする処理が行われる(ステップ170)。
続いて、移動位置xが下降開始位置DPから所定の移動量
CWを減算した値より大きいか否かか判定される(ステッ
プ180)。移動位置x>DP−CWが成立と判定されると処
理はステップ190に進み、不成立と判定されると処理は
ステップ200に進む。
ステップ190では、ウインドガラスWGが停止する直前の
下降負荷D(DP+1)に所定値Zを掛けたものを、ステ
ップ200では、下降中の下降負荷D(x)に所定値Zを
掛けたものを、挟み込み負荷F(x)としてバックアッ
プRAM33に記憶する。これは以下の理由による。
下降負荷D(DP+1)に所定値Zを掛けたものを、ステ
ップ200では、下降中の下降負荷D(x)に所定値Zを
掛けたものを、挟み込み負荷F(x)としてバックアッ
プRAM33に記憶する。これは以下の理由による。
第7図の下降負荷D(x)のグラフに示すように、移動
位置x=DPの位置でウインドガラスWGが停止している状
態「下降負荷D(x)の値は零レベル」から、再度下降
させた時には、直流モータ1にはモータ起動電流や静止
摩擦力等による過電流が流れることにより、停止位置の
下降負荷D(DP)に基づいて挟み込み負荷F(x)を定
めると過負荷レベルが相対的に低くなって、誤動作等の
原因となるからである。このため、ウインドガラスWGが
安定して働き出すまでは、即ち、モータ起動電流や静止
摩擦力等の影響を受けない移動位置x=DP−CWを過ぎる
までは、停止直前の下降負荷D(DP+1)を用いて挟み
込み負荷F(x)を算出しているのである。これによ
り、移動位置xの位置が、下降開始位置DPから位置DP−
CWまでの範囲では、挟み込み負荷F(x)の値は、第7
図のグラフに示すように一定値となる。尚、この下降起
動時の挟み込み負荷F(x)は、例えは下降負荷D(DP
+1)とウインドガラスが安定して動き出す下降負荷D
(DP−CW)とを結んだ直線を想定し、この想定された値
に基づいて設定すること等も考えられる。
位置x=DPの位置でウインドガラスWGが停止している状
態「下降負荷D(x)の値は零レベル」から、再度下降
させた時には、直流モータ1にはモータ起動電流や静止
摩擦力等による過電流が流れることにより、停止位置の
下降負荷D(DP)に基づいて挟み込み負荷F(x)を定
めると過負荷レベルが相対的に低くなって、誤動作等の
原因となるからである。このため、ウインドガラスWGが
安定して働き出すまでは、即ち、モータ起動電流や静止
摩擦力等の影響を受けない移動位置x=DP−CWを過ぎる
までは、停止直前の下降負荷D(DP+1)を用いて挟み
込み負荷F(x)を算出しているのである。これによ
り、移動位置xの位置が、下降開始位置DPから位置DP−
CWまでの範囲では、挟み込み負荷F(x)の値は、第7
図のグラフに示すように一定値となる。尚、この下降起
動時の挟み込み負荷F(x)は、例えは下降負荷D(DP
+1)とウインドガラスが安定して動き出す下降負荷D
(DP−CW)とを結んだ直線を想定し、この想定された値
に基づいて設定すること等も考えられる。
一方、上昇処理URTでは、まず、移動位置xが上昇時の
上昇開始位置UPに所定の移動量BWが加算した値より小さ
いか否かを判定している(ステップ210)。移動位置x
<UP+BWが成立と判定されると、ステップ215におい
て、移動位置xに対応して記憶された挟み込み負荷F
(x)にモータ起動時の過電流に基づいた所定負荷DWを
加算した値を挟み込み負荷F(x)とした後に、一方、
不成立と判定されると直接、処理はステップ220に進
む。これは以下の理由による。
上昇開始位置UPに所定の移動量BWが加算した値より小さ
いか否かを判定している(ステップ210)。移動位置x
<UP+BWが成立と判定されると、ステップ215におい
て、移動位置xに対応して記憶された挟み込み負荷F
(x)にモータ起動時の過電流に基づいた所定負荷DWを
加算した値を挟み込み負荷F(x)とした後に、一方、
不成立と判定されると直接、処理はステップ220に進
む。これは以下の理由による。
第7図の上昇負荷U(x)のグラフに示すように、移動
位置x=UPの位置でウインドガラスWGが停止している状
態[上昇負荷U(x)の値は零レベル]から、再度上昇
させた時には、下降時と同様に、モータ起動電流や静止
摩擦力等による過電流が流れることにより、バックアッ
プRAM33に記憶された挟み込み負荷F(x)をこのまま
モータ負荷M(x)の比較対象とすると誤動作の恐れが
あるからである。このため、ウインドガラスWGが安定し
て動き出すまでは(UP<移動位置x<UP+BW)、記憶さ
れた挟み込み負荷F(x)に所定負荷DWを加算した値を
挟み込み負荷F(x)として、比較の対象にしている。
位置x=UPの位置でウインドガラスWGが停止している状
態[上昇負荷U(x)の値は零レベル]から、再度上昇
させた時には、下降時と同様に、モータ起動電流や静止
摩擦力等による過電流が流れることにより、バックアッ
プRAM33に記憶された挟み込み負荷F(x)をこのまま
モータ負荷M(x)の比較対象とすると誤動作の恐れが
あるからである。このため、ウインドガラスWGが安定し
て動き出すまでは(UP<移動位置x<UP+BW)、記憶さ
れた挟み込み負荷F(x)に所定負荷DWを加算した値を
挟み込み負荷F(x)として、比較の対象にしている。
ステップ220では、バックアップRAMに記憶されている挟
み込み負荷F(x)、あるいはステップ215で算出され
た挟み込み負荷F(x)とウインドガラスWG上昇時のモ
ータ負荷M(x)との比較を行なっている。これは、上
昇時のモータ負荷M(x)が、設定された挟み込み負荷
F(x)を超えた場合には、ウインドSWに腕や指等が挟
み込まれたと判定するためのものである。ここで、モー
タ負荷M(x)>F(x)が成立と判定されるとステッ
プ230に進んだ後、不成立と判定されるとこのまま、上
昇処理URTを終える。
み込み負荷F(x)、あるいはステップ215で算出され
た挟み込み負荷F(x)とウインドガラスWG上昇時のモ
ータ負荷M(x)との比較を行なっている。これは、上
昇時のモータ負荷M(x)が、設定された挟み込み負荷
F(x)を超えた場合には、ウインドSWに腕や指等が挟
み込まれたと判定するためのものである。ここで、モー
タ負荷M(x)>F(x)が成立と判定されるとステッ
プ230に進んだ後、不成立と判定されるとこのまま、上
昇処理URTを終える。
ステップ230では、ウインドSWに物が挟み込まれた時の
過負荷フラグOFを値1にセットし、安全のために、挟み
込みがあった移動位置xからウインドガラスWGの位置を
所定の移動量AWだけ下降させるための位置をMP(以下、
保護位置MPと呼ぶ)として記憶する。
過負荷フラグOFを値1にセットし、安全のために、挟み
込みがあった移動位置xからウインドガラスWGの位置を
所定の移動量AWだけ下降させるための位置をMP(以下、
保護位置MPと呼ぶ)として記憶する。
上述した下降処理DRT,上昇処理URTが終了すると、処理
はステップ250に進む。尚、本実施例では、下降,上昇
開始時の挟み込み負荷F(x)を設定する期間を、各々
ウインドガラスWGが所定量CW,BWだけ移動する期間とし
たが、タイマ等を用いて、あるいはプログラム等により
所定の遅延時間を設定して構成することも考えられる。
はステップ250に進む。尚、本実施例では、下降,上昇
開始時の挟み込み負荷F(x)を設定する期間を、各々
ウインドガラスWGが所定量CW,BWだけ移動する期間とし
たが、タイマ等を用いて、あるいはプログラム等により
所定の遅延時間を設定して構成することも考えられる。
続くステップ250では、過負荷フラグOFの値が判定され
る。即ち、過負荷フラグOF=1が成立と判定されると、
次の保護処理SRT(ステップ260ないし280)が実行され
る。この保護処理SRTは、ウインドガラスWGの移動位置
xを、ステップ230において設定された保護位置MPまで
下降させるための処理である。
る。即ち、過負荷フラグOF=1が成立と判定されると、
次の保護処理SRT(ステップ260ないし280)が実行され
る。この保護処理SRTは、ウインドガラスWGの移動位置
xを、ステップ230において設定された保護位置MPまで
下降させるための処理である。
まず、ステップ260では、移動位置xと保護位置MPとの
比較がされる。ここで、移動位置x>MPが成立と判定さ
れた場合には、処理はステップ270に進み、不成立と判
定された場合には、処理はステップ280に進む。ステッ
プ270で行なわれる「ウインドガラス下降処理」は、ウ
インドガラスWGを下降させるための処理であり、ステッ
プ280で行なわれる「ウインドガラス停止処理」は、ウ
インドガラスWGを停止させるための処理である(詳しく
は後述される)。このステツプ260ないし280の保護処理
SRTは、乗員によりウインドガラス位置設定器8が操作
されて、設定位置SPが変化し過負荷フラグOFの値が0に
リセットされるまで(ステップ130,140)実行され続け
る。これにより、ウインドガラスWGは、ウインドSWに物
が挟み込まれたと判定された位置から、所定量AWだけ下
降させられるのである。
比較がされる。ここで、移動位置x>MPが成立と判定さ
れた場合には、処理はステップ270に進み、不成立と判
定された場合には、処理はステップ280に進む。ステッ
プ270で行なわれる「ウインドガラス下降処理」は、ウ
インドガラスWGを下降させるための処理であり、ステッ
プ280で行なわれる「ウインドガラス停止処理」は、ウ
インドガラスWGを停止させるための処理である(詳しく
は後述される)。このステツプ260ないし280の保護処理
SRTは、乗員によりウインドガラス位置設定器8が操作
されて、設定位置SPが変化し過負荷フラグOFの値が0に
リセットされるまで(ステップ130,140)実行され続け
る。これにより、ウインドガラスWGは、ウインドSWに物
が挟み込まれたと判定された位置から、所定量AWだけ下
降させられるのである。
一方、ステップ250において過負荷が検出されていない
場合には、過負荷フラグOF=1が不成立と判定され、処
理はステップ300以降に進み、ウインドガラスWGの移動
位置xを設定位置SPに一致させるための処理を行なう。
尚、上記ステップ150において、移動位置x>FEが成立
と判定された場合には、挟み込みの心配がないことか
ら、上述したステップ160ないし280の処理を実行するこ
となく、同じく処理はステップ300以降に進む。
場合には、過負荷フラグOF=1が不成立と判定され、処
理はステップ300以降に進み、ウインドガラスWGの移動
位置xを設定位置SPに一致させるための処理を行なう。
尚、上記ステップ150において、移動位置x>FEが成立
と判定された場合には、挟み込みの心配がないことか
ら、上述したステップ160ないし280の処理を実行するこ
となく、同じく処理はステップ300以降に進む。
まず、ステップ300では、移動位置xと設定位置SPとの
大小関係が判定される。即ち、移動位置x>SPと判定さ
れた時にはステップ270に、移動位置x=SPと判定され
た時にはステップ280に、移動位置x<SPと判定された
時にはステップ310に、処理は各々進む。このステップ2
70,280,310の「ウインドガラス下降処理」,「ウインド
ガラス停止処理」,「ウインドガラス上昇処理」を各々
第5図(A)ないし(C)のフローチャートを用いて説
明する。
大小関係が判定される。即ち、移動位置x>SPと判定さ
れた時にはステップ270に、移動位置x=SPと判定され
た時にはステップ280に、移動位置x<SPと判定された
時にはステップ310に、処理は各々進む。このステップ2
70,280,310の「ウインドガラス下降処理」,「ウインド
ガラス停止処理」,「ウインドガラス上昇処理」を各々
第5図(A)ないし(C)のフローチャートを用いて説
明する。
「ウインドガラス下降処理」は第5図(A)のフローチ
ャートに示す処理を実行する。まずステップ350におい
ては、下降フラグDFの値を判定している。ここで下降フ
ラグDF=1が成立と判定された時には既にウインドガラ
スWGは下降中であるとして、処理は「RETURN」に抜け、
不成立と判定された時にはステップ360ないし380の処理
を実行する。
ャートに示す処理を実行する。まずステップ350におい
ては、下降フラグDFの値を判定している。ここで下降フ
ラグDF=1が成立と判定された時には既にウインドガラ
スWGは下降中であるとして、処理は「RETURN」に抜け、
不成立と判定された時にはステップ360ないし380の処理
を実行する。
ステップ360では、下降処理を開始するとして、上昇フ
ラグUF,下降フラグDFの値を各々0,1にセットする処理が
行なわれる。この上昇フラグUF,下降フラグDFは、各々
値1がセットされた時は、各々上昇中,下降中であるこ
とを示している。次に現移動位置xを下降開始位置DPと
してRAM32に記憶する処理が行なわれる(ステップ37
0)。続くステップ380では、直流モータ1を逆回転させ
てウインドガラスWGを下降させるために、出力回路35を
介して逆回転ドライバ41の出力信号をハイレベルとする
処理が行なわれる。これにより、下降フラグDFの値が1
の間は、ウインドガラスWGは下降を続ける。
ラグUF,下降フラグDFの値を各々0,1にセットする処理が
行なわれる。この上昇フラグUF,下降フラグDFは、各々
値1がセットされた時は、各々上昇中,下降中であるこ
とを示している。次に現移動位置xを下降開始位置DPと
してRAM32に記憶する処理が行なわれる(ステップ37
0)。続くステップ380では、直流モータ1を逆回転させ
てウインドガラスWGを下降させるために、出力回路35を
介して逆回転ドライバ41の出力信号をハイレベルとする
処理が行なわれる。これにより、下降フラグDFの値が1
の間は、ウインドガラスWGは下降を続ける。
「ウインドガラス停止処理」は第5図(B)のフローチ
ャートに示す処理を実行する。即ち、ステップ390で
は、移動位置xが設定位置SPに至ったとして上昇フラグ
UF,下降フラグDFを各々値0にリセットし、続くステッ
プ400では、直流モータ1を停止すべく、出力回路35を
介して正回転ドライバ40,逆回転ドライバ41の出力信号
をロウレベルとする処理が行なわれる。これにより、直
流モータ1は停止する。
ャートに示す処理を実行する。即ち、ステップ390で
は、移動位置xが設定位置SPに至ったとして上昇フラグ
UF,下降フラグDFを各々値0にリセットし、続くステッ
プ400では、直流モータ1を停止すべく、出力回路35を
介して正回転ドライバ40,逆回転ドライバ41の出力信号
をロウレベルとする処理が行なわれる。これにより、直
流モータ1は停止する。
「ウインドガラス上昇処理」は第5図(C)のフローチ
ャートに示す処理を実行する。まず、ステップ410にお
いては、上昇フラグUFの値を判定している。ここで上昇
フラグUF=1が成立と判定された時には既にウインドガ
ラスWGは上昇中であるとして、処理は「RETURN」に抜
け、不成立と判定された時にはステップ420ないし440の
処理を実行する。
ャートに示す処理を実行する。まず、ステップ410にお
いては、上昇フラグUFの値を判定している。ここで上昇
フラグUF=1が成立と判定された時には既にウインドガ
ラスWGは上昇中であるとして、処理は「RETURN」に抜
け、不成立と判定された時にはステップ420ないし440の
処理を実行する。
ステップ420では、上昇処理を開始するとして、上昇フ
ラグUF,下降フラグDFの値を各々1,0にセットする処理が
行なわれる。次に現移動位置xを上昇開始位置UPとして
RAM32に記憶する処理が行なわれる(ステップ430)。続
くステップ440では、直流モータ1を正回転させてウイ
ンドガラスWGを上昇させるために、出力回路35を介して
正回転ドライバ40の出力信号をハイレベルとする処理が
行なわれる。これにより、上昇フラグUFの値が1の間
は、ウインドガラスWGは上昇を続ける。
ラグUF,下降フラグDFの値を各々1,0にセットする処理が
行なわれる。次に現移動位置xを上昇開始位置UPとして
RAM32に記憶する処理が行なわれる(ステップ430)。続
くステップ440では、直流モータ1を正回転させてウイ
ンドガラスWGを上昇させるために、出力回路35を介して
正回転ドライバ40の出力信号をハイレベルとする処理が
行なわれる。これにより、上昇フラグUFの値が1の間
は、ウインドガラスWGは上昇を続ける。
上記ステップ300,270,280,310の処理を実行することに
より、ウインドガラスWGは設定位置SPまで下降もしくは
上昇され、その設定位置SPにおいて停止させられる。
より、ウインドガラスWGは設定位置SPまで下降もしくは
上昇され、その設定位置SPにおいて停止させられる。
以上、詳細に説明した本実施例の過負荷保護装置付駆動
装置によると、ウインドガラスWGが下降する毎に、移動
位置xに対応した下降負荷D(x)に所定値Z(Z>
1)を掛けたものを挟み込み負荷F(x)としてバック
アップRAM33に記憶し、この記憶された挟み込み負荷F
(x)を、ウインドガラスWGが上昇する時に腕や指等を
挟み込んだことを検出する比較値としている。これによ
り、直流モータ1やウインドレギュレータWRあるいはサ
イドウインドSWのドアサッシ部のゴム材等の経年変化等
を十分に反映した挟み込み負荷F(x)を、挟み込み検
出の比較値として用いることができる。この結果、直流
モータ1やウインドレギュレータWRが経年変化を起こ
し、その特性が変化することがあっても、あるいはゴム
材等が経年変化することによりその摩擦力が変化して
も、常に、最新の状態に応じて感度調整された挟み込み
負荷F(x)とモータ負荷M(x)とを比較することが
でき、挟み込みの検出を常に正確に、感度よく行なうこ
とができる。従って、挟み込み検出の感度が低下した
り、誤動作を起こすといった不具合を発生させるといっ
たことはなくなる。また、本実施例では、ウインドガラ
スWGの下降起動時の挟み込み負荷F(x)を、前回記憶
されたウインドガラスWGの停止前の挟み込み負荷F
(x)を用いて設定し、ウインドガラスWGの上昇起動時
にモータ負荷M(x)と比較される挟み込み負荷F
(x)は、記憶された挟み込み負荷F(x)に直流モー
タ1の過電流に基づいた所定値DWを加算した値としてい
る。これにより、直流モータ1の起動電流や静止摩擦力
等により直流モータ1の過電流による誤動作や、挟み込
み検出の感度の異常等を発生させることもなく、安定し
た挟み込み検出・制御を行なうことができるという効果
も有している。
装置によると、ウインドガラスWGが下降する毎に、移動
位置xに対応した下降負荷D(x)に所定値Z(Z>
1)を掛けたものを挟み込み負荷F(x)としてバック
アップRAM33に記憶し、この記憶された挟み込み負荷F
(x)を、ウインドガラスWGが上昇する時に腕や指等を
挟み込んだことを検出する比較値としている。これによ
り、直流モータ1やウインドレギュレータWRあるいはサ
イドウインドSWのドアサッシ部のゴム材等の経年変化等
を十分に反映した挟み込み負荷F(x)を、挟み込み検
出の比較値として用いることができる。この結果、直流
モータ1やウインドレギュレータWRが経年変化を起こ
し、その特性が変化することがあっても、あるいはゴム
材等が経年変化することによりその摩擦力が変化して
も、常に、最新の状態に応じて感度調整された挟み込み
負荷F(x)とモータ負荷M(x)とを比較することが
でき、挟み込みの検出を常に正確に、感度よく行なうこ
とができる。従って、挟み込み検出の感度が低下した
り、誤動作を起こすといった不具合を発生させるといっ
たことはなくなる。また、本実施例では、ウインドガラ
スWGの下降起動時の挟み込み負荷F(x)を、前回記憶
されたウインドガラスWGの停止前の挟み込み負荷F
(x)を用いて設定し、ウインドガラスWGの上昇起動時
にモータ負荷M(x)と比較される挟み込み負荷F
(x)は、記憶された挟み込み負荷F(x)に直流モー
タ1の過電流に基づいた所定値DWを加算した値としてい
る。これにより、直流モータ1の起動電流や静止摩擦力
等により直流モータ1の過電流による誤動作や、挟み込
み検出の感度の異常等を発生させることもなく、安定し
た挟み込み検出・制御を行なうことができるという効果
も有している。
尚、本実施例においては、挟み込み負荷F(x)をバッ
クアップRAM33に記憶するように構成したが、単にRAM32
に記憶する様に構成してもよいことはもちろんのことで
あり、この場合には、イグニションスイッチIGがオンさ
れた時にウインドガラスWGが全閉状態でない時の挟み込
み負荷F(x)は、十分余裕を持った挟み込み負荷F
(x)をROM31に記憶しておき、この値を用いるように
構成すること等が考えられる。これにより、バックアッ
プRAM33や、バックアップRAM33用電源等を設けることな
く簡易な構成とすることができる。
クアップRAM33に記憶するように構成したが、単にRAM32
に記憶する様に構成してもよいことはもちろんのことで
あり、この場合には、イグニションスイッチIGがオンさ
れた時にウインドガラスWGが全閉状態でない時の挟み込
み負荷F(x)は、十分余裕を持った挟み込み負荷F
(x)をROM31に記憶しておき、この値を用いるように
構成すること等が考えられる。これにより、バックアッ
プRAM33や、バックアップRAM33用電源等を設けることな
く簡易な構成とすることができる。
更に、本実施例では、ウインドガラスWGの移動を行なう
処理(ステップ300,270,280,310)にヒステリシスを設
けることなく移動位置xを決定するように構成したが、
従来ウインドガラスの位置決めに用いられているヒステ
リシス処理を行なっても何等差し支えない。
処理(ステップ300,270,280,310)にヒステリシスを設
けることなく移動位置xを決定するように構成したが、
従来ウインドガラスの位置決めに用いられているヒステ
リシス処理を行なっても何等差し支えない。
発明の効果 本発明の過負荷保護装置付駆動装置においては、開口部
を覆う開口覆材が、開口部を閉じる方向に移動する時
に、所定の比較値と駆動手段の負荷とを比較して過負荷
の検出を行ない、開口覆材が開口部を開く方向に移動す
る時に、比較値の設定,更新を行っている。
を覆う開口覆材が、開口部を閉じる方向に移動する時
に、所定の比較値と駆動手段の負荷とを比較して過負荷
の検出を行ない、開口覆材が開口部を開く方向に移動す
る時に、比較値の設定,更新を行っている。
このように、開口覆材が開く方向に移動する毎に比較値
の更新が行われるので、開口覆材の支持部材や駆動手段
の特性が経年変化を起こし、摩擦力等が変化して駆動に
必要な負荷電流が変化したとしても、この現在の状態に
応じた比較値が常に設定される。
の更新が行われるので、開口覆材の支持部材や駆動手段
の特性が経年変化を起こし、摩擦力等が変化して駆動に
必要な負荷電流が変化したとしても、この現在の状態に
応じた比較値が常に設定される。
従って、本発明によれば、装置の現在の状態を十分に反
映して設定された比較値を用いて判定が行われるので、
挟み込み等を原因とする駆動手段の過負荷状態を、常に
正確に感度よく判定することができる。
映して設定された比較値を用いて判定が行われるので、
挟み込み等を原因とする駆動手段の過負荷状態を、常に
正確に感度よく判定することができる。
また、通常、指や腕等の挟み込みは、開口覆材が開口部
を閉じる方向に移動する時に起こるものであるため、挟
み込みの心配のない開口覆材の開時に、比較値の設定,
更新を行ない、開口覆材の閉時に過負荷状態の判定を行
なうことにより、比較値の設定,更新および過負荷の判
定を開口覆材の開閉時の区別なく行なう装置に比べ、制
御を簡単にすることができ、高速な制御を実現すること
ができる。
を閉じる方向に移動する時に起こるものであるため、挟
み込みの心配のない開口覆材の開時に、比較値の設定,
更新を行ない、開口覆材の閉時に過負荷状態の判定を行
なうことにより、比較値の設定,更新および過負荷の判
定を開口覆材の開閉時の区別なく行なう装置に比べ、制
御を簡単にすることができ、高速な制御を実現すること
ができる。
更に、負荷検出手段にて検出される駆動手段の負荷に基
づいて設定される比較値は、挟み込み等の心配のない開
口覆材の開時にのみ、設定,更新されるので、開口覆材
の閉時に、挟み込み等により駆動手段が過負荷の状態に
なっても、何等その影響を受けることがなく、常に正確
で感度のよい判定を行なうことがでる。
づいて設定される比較値は、挟み込み等の心配のない開
口覆材の開時にのみ、設定,更新されるので、開口覆材
の閉時に、挟み込み等により駆動手段が過負荷の状態に
なっても、何等その影響を受けることがなく、常に正確
で感度のよい判定を行なうことがでる。
即ち、開口覆材の閉時にも、比較値の更新を行っている
装置の場合、過負荷状態であると判定されると、比較値
の更新等は停止されるものの、過負荷状態であると判定
される直前は、その影響を受けた駆動手段の負荷に基づ
いて比較値の更新が続けられているため、正常時よりレ
ベルの大きな比較値が設定されることになるのである
が、本発明では、挟み込み等が発生する可能性のある開
口覆材の閉時には、過負荷の判定のみを行なって、比較
値の更新を行なわないようにしているので、たとえ過負
荷状態となっても比較値はその影響を受けることがな
く、常に正確で感度のよい判定を行なうことができるの
である。
装置の場合、過負荷状態であると判定されると、比較値
の更新等は停止されるものの、過負荷状態であると判定
される直前は、その影響を受けた駆動手段の負荷に基づ
いて比較値の更新が続けられているため、正常時よりレ
ベルの大きな比較値が設定されることになるのである
が、本発明では、挟み込み等が発生する可能性のある開
口覆材の閉時には、過負荷の判定のみを行なって、比較
値の更新を行なわないようにしているので、たとえ過負
荷状態となっても比較値はその影響を受けることがな
く、常に正確で感度のよい判定を行なうことができるの
である。
第1図は本発明の過負荷保護装置付駆動装置の基本的構
成を例示するブロック図、第2図は本発明一実施例の過
負荷保護装置付駆動装置の構成を示す概略構成図、第3
図,第4図及び第5図(A),(B),(C)はECU10
により実行される「過負荷保護処理」を示すフローチャ
ート、第6図及び第7図は各々移動位置xに対するモー
タ負荷M(x)を例示するグラフ、である。 1……直流モータ 2……正回転リレー 3……逆回転リレー 4……負荷検出回路 10……電子制御装置(ECU) 12……窓部 BAT……バッテリ IG……イグニションスイッチ R1……抵抗器 SW……サイドウインド WG……ウインドガラス WR……ウインドレギュレータ
成を例示するブロック図、第2図は本発明一実施例の過
負荷保護装置付駆動装置の構成を示す概略構成図、第3
図,第4図及び第5図(A),(B),(C)はECU10
により実行される「過負荷保護処理」を示すフローチャ
ート、第6図及び第7図は各々移動位置xに対するモー
タ負荷M(x)を例示するグラフ、である。 1……直流モータ 2……正回転リレー 3……逆回転リレー 4……負荷検出回路 10……電子制御装置(ECU) 12……窓部 BAT……バッテリ IG……イグニションスイッチ R1……抵抗器 SW……サイドウインド WG……ウインドガラス WR……ウインドレギュレータ
Claims (3)
- 【請求項1】開口部を覆う開口覆材の開閉を行なう駆動
手段と、 該駆動手段による上記開口覆材の開閉時の上記駆動手段
の負荷を検出する負荷検出手段と、 上記駆動手段により駆動されて上記開口覆材が閉じる方
向に移動する時、上記検出された駆動手段の負荷の値と
所定の比較値とを比較する比較手段と、 上記駆動手段により駆動されて上記開口覆材が開く方向
に移動する時、上記検出された駆動手段の負荷に基づい
て上記比較値を設定,更新する比較値設定手段と、 上記比較手段により上記検出された駆動手段の負荷の値
が上記比較値より大きいと判断された時には、上記駆動
手段を停止させる駆動停止手段と、 を備えて構成された過負荷保護装置付駆動装置。 - 【請求項2】上記比較値設定手段は、上記駆動手段の起
動時には、停止前に設定された比較値に基づいて比較値
の更新を行なう特許請求の範囲第1項に記載の過負荷保
護装置付駆動装置。 - 【請求項3】上記比較手段は、上記駆動手段の起動時に
は、現在設定されている比較値と起動時に検出された負
荷の値とに基づいた値を比較値として用いる特許請求の
範囲第1項または第2項記載の過負荷保護装置付駆動装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61125193A JPH07107345B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 過負荷保護装置付駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61125193A JPH07107345B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 過負荷保護装置付駆動装置 |
Related Child Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6135782A Division JPH07109149B2 (ja) | 1994-06-17 | 1994-06-17 | 過負荷保護装置付駆動装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62280476A JPS62280476A (ja) | 1987-12-05 |
| JPH07107345B2 true JPH07107345B2 (ja) | 1995-11-15 |
Family
ID=14904219
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61125193A Expired - Lifetime JPH07107345B2 (ja) | 1986-05-29 | 1986-05-29 | 過負荷保護装置付駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07107345B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH03143284A (ja) * | 1989-10-26 | 1991-06-18 | Mitsuba Electric Mfg Co Ltd | 開閉体駆動電動機用制御回路 |
| JPH0454887A (ja) * | 1990-06-21 | 1992-02-21 | Mitsuba Electric Mfg Co Ltd | モータの回転速度監視装置 |
| JP7081504B2 (ja) * | 2019-01-10 | 2022-06-07 | 株式会社デンソー | 開閉部材制御装置 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6332756Y2 (ja) * | 1981-01-16 | 1988-09-01 | ||
| JPS58222792A (ja) * | 1982-06-18 | 1983-12-24 | Aisin Seiki Co Ltd | 車上電動装備の駆動制御装置 |
-
1986
- 1986-05-29 JP JP61125193A patent/JPH07107345B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62280476A (ja) | 1987-12-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |