JPH07108664B2 - ハイブリッド式ハウジングを有するステアリング装置 - Google Patents

ハイブリッド式ハウジングを有するステアリング装置

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JPH07108664B2
JPH07108664B2 JP1107940A JP10794089A JPH07108664B2 JP H07108664 B2 JPH07108664 B2 JP H07108664B2 JP 1107940 A JP1107940 A JP 1107940A JP 10794089 A JP10794089 A JP 10794089A JP H07108664 B2 JPH07108664 B2 JP H07108664B2
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rack
support sleeve
bore
steering
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フランシス ピーターザック ガリー
マシュー プラント セカンド アーネスト
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は自動車のためのラック・ピニオン型ステアリン
グ装置に関する。
自動車の構成部品を金属に代えてエンジニアリング合成
プラスチックで作るのは車輌の全重量の軽減を行なう一
方法である。たとえば、ラック・ピニオン型ステアリン
グ装置において、ハウジングをダイキャストのアルミニ
ウムまたは合金の代りにエンジニアリング・プラスチッ
クで作った場合には装置の重量を減らすことができる。
しかしながら、ハウジングが荷重担持部材であるため、
ステアリング装置がパワー式である場合には、高温で高
圧の作動流体に対して不浸透性であり、回転弁部品によ
る内傷を受けにくいものでなければならず、ハウジング
全体をプラスチックで製作したものは満足できる性能を
持てない。本発明によるラック・ピニオン型ステアリン
グ装置のハウジングは金属・プラスチックのハイブリッ
ド式ハウジングであり、強度、耐久性を保ちながら従来
の全金属製ハウジングに比して重量の軽減を行なえると
共に、種々の車輌モデルで使用するのに合わせて種々の
ハウジング形態に容易に適用できる。
本発明はラック・ピニオン型ステアリング装置用の新規
で改良されたハウジングである。本発明によるラック・
ピニオン型ステアリング装置ハウジングは車輌のシャシ
に取り付けるようになっているエンジニアリング・プラ
スチック製のシェルと、シェル内に配置した金属製の支
持スリーブとを包含する。このステアリング装置のピニ
オン軸は金属スリーブに支持されステアリング装置ハウ
ジングのピニオン軸線まわりに回転することができ、こ
のステアリング装置のステアリング・ラックはまるごと
動けるようにプラスチック製シエル上に支持されてい
る。金属製の支持スリーブは手動、流体動力援助式のど
ちらの用途に対しても押出成型で作ると便利である。プ
ラスチック製シェルはダイキャスト用アルミニウムまた
は合金のために必要とされる成型型よりは比較的安価で
ある成型型で正味の形状に成形すると便利である。本発
明によるステアリング装置ハウジングの好ましい実施例
では、プラスチック製のシェルにはそれを貫いて円筒形
のピニオン・ボアが形成してあり、その一端には截頭円
錐形の内側肩部が設けてあり、支持スリーブはシェルの
ピニオン・ボア内に円筒形外壁面に有する小径端を有
し、シェルの截頭円錐形の内側肩部には截頭円錐形の外
側肩部が着座しており、支持スリーブの端に螺合させた
ナットがピニオン・ボアの截頭円錐形肩部と反対側の端
のところでプラスチック製シェルを押圧しており、それ
によって、ナットを締め付けたときにスリーブをシェル
内に着座させることができる。流体動力援助式のラック
・ピニオン型ステアリング装置の場合、支持スリーブは
截頭円錐形肩部の小径端と反対側に大径端を有し、この
大径端に回転制御弁が配置される。大径端は高温の加圧
作動流体を収容し、回転制御弁の回転要素のための硬い
耐摩耗性面を構成する円筒形内壁面を有する。
以下、添付図面を参照しながら本発明を説明する。
第1図および第2図を参照して、ここに示す流体動力援
助式ラック・ピニオン型ステアリング装置10は細長いス
テアリング・ラック12を包含する。このステアリング・
ラック12は長手方向の軸線14を有し、また、複数のラッ
ク歯16を有する。ステアリング・ラックの長手軸線14は
車輌(図示せず)の横方向に延びている。ステアリング
装置はこの車輌上に装着される。ステアリング・ラック
12の左端はタイロッド組立体18を介して車輌の車輪に連
結してある。ステアリング・ラック12の右端はタイロッ
ド組立体20を介して車輌の車輪に連結してある。ステア
リング・ラックを長手軸線14の方向にまるごと変位させ
ると、車輪がそれぞれのステアリング軸線まわりに一体
に回動する。
ステアリング・ラック12の一部はパワー・シリンダ22内
に配置してある。このパワー・シリンダはその左端にバ
ルクヘッド組立体・ガイド24を有し、これはステアリン
グ・ラック12の外面と摺動自在に係合している。バルク
・ヘッド組立体・ガイド24の右で、ステアリング・ラッ
クは環状のピストン26を支持しており、このピストンは
パワー・シリンダの内壁面を摺動可能にシールしてい
る。ピストン26はバルクヘッド組立体・ガイド24と協働
して第1の流体モータ室28を構成している。バルクヘッ
ド組立体・ガイド24付近でパワー・シリンダ22の外側に
は第1の取り付けブラケット30が固着してあり、これが
取り付け点となり、ラック・ピニオン型パワー・ステア
リング装置10の左端(第1図)が車両のシャシに固着さ
れる。
第1図および第2図で最も良くわかるように、ステアリ
ング・ラック12のピストン26の右に対する部分はステア
リング装置10の、本発明によるハイブリッド式ハウジン
グ36のプラスチック製シェル34のラック・ボア32を貫い
て突出している。ラック・ボア32の左端のところで、軸
受スリーブ38がステアリング・ラック12の外径部と係合
している。パワー・シリンダ22の右端はラック・ボアの
左端まわりでプラスチック製シェル34の対応する外面を
受け止めている。プラスチック製シェルは複数の射出成
形したプラスチック製ピン40を介してパワー・シリンダ
に連結してある。これらのピンはプラスチック製シェル
34およびパラー・シリンダ22の対向した周方向溝に受容
されている。パワー・シリンダ22とステアリング・ラッ
ク12の間にはシール42が設けてあり、これはピストン26
と協働して第2の流体モータ室44を構成している。パワ
ー・シリンダの一対の高圧管継手46a,46bを通してモー
タ室28,44内に交互に圧力流体を導入することにより、
ステアリング・ラック12がその長手軸線14に沿って対応
した方向に駆動され、流体動力援助式舵取り操作を行な
うことができる。
プラスチック製シェル34はガラス繊維入りナイロン
(「Celanese Nylon」という商品名でアメリカ合衆国の
Hoechst Celaneseが市販している)のようなガラス繊維
入りエンジニアリング・プラスチックを正味の形状に成
形したものである。ラック・ボア32に加えて、プラスチ
ック製シェル34はそのピニオン軸線50に整合したピニオ
ン・ボア48と、ピニオン・ボア48と交差する軸受ボア52
(第2図)とを有する。軸受ボア52内には軸受ブロック
54が摺動自在に配置してあり、対応する面がラック歯16
と反対側にあるステアリング・ラック12の外面と摺動係
合している。プラスチック製シエルの成形中に形成され
ると便利である軸受ボア52の内ねじにはキャップ56が螺
合させてある。キャップ56とブロック54の間にはスプリ
ング58が配置してあり、これはブロックをステアリング
・ラック12に向って付勢している。プラスチック製シェ
ル内には取り付けブラケット60(第1図)が一体成形し
てあり、これは取り付け点となり、ステアリング装置10
の右端が車両のシャシに固着される。
ステアリング装置の軸組立体62がプラスチック製シェル
のピニオン・ボア48内に置かれ、管状スタブ軸64とピニ
オン軸66とを包含する。スタブ軸の右端は車両の舵取り
ハンドル(図示せず)に駆動連結するようになってい
る。スタブ軸内のトーション・バー68がその右端をスタ
ブ軸の右端にピン止めしてあり、一体に回転できる。ト
ーション・バーの左端はピニオン軸66の右端にあるソケ
ット70内にプレスばめしてあり、ピニオン軸と一体に回
転できる。スリーブ軸受72がトーション・バーとスタブ
軸の間に配置してあり、スタブ軸64の左端はトーション
・バー68に回転自在に支持されている。ピニオン軸の右
端とスタブ軸の左端の間には普通の空動き連結部(図示
せず)が設けてあり、これは剛性止めが係合してピニオ
ン軸、スタブ軸を一体回転できるようにする前にスタブ
軸をピニオン軸に対して限られた範囲で回転できるよう
にする。ピニオン軸66と一体のピニオン歯車74はステア
リング・ラックのラック歯16と噛み合う複数の歯を有す
る。
第2図、第4a図で最も良くわかるように、金属製の支持
スリーブ76がハイブリッド・ハウジング36の一部となっ
ており、プラスチック・シェル34と軸組立体62の間に配
置されている。この支持スリーブ76は最大限に材料を利
用できるように中実金属スラグから押し出し成形で作る
と好ましく、円筒形の大径端78aと円筒形の小径端78bと
を有する。大径端78aは外壁面80aと内壁面80bとを有す
る。小径端78bは外壁面82aと内壁面82bとを有する。外
壁面80a,82aは截頭円錐形の外側肩部84によってつなが
っている。金属スリーブの小径端78bには間隙孔86が形
成してあり、これはプラスチック・シェル34にあるラッ
ク・ボア32とほぼ整合している。ステアリング・ラック
12のラック歯16はこの間隙孔86を貫いて突出し、ピニオ
ン歯車74の歯と噛み合っている。
スリーブ軸受88が金属スリーブ76の小径端78bの内壁面8
2bにある溝内に配置してあり、これはピニオン軸66の右
端付近でそれと摺動係合している。玉軸受90の内側レー
スがピニオン軸66の左端で縮径部92に嵌っており、これ
はこの縮径部に螺合させたナット94でそこに保持されて
いる。軸受90の外側レースは金属スリーブ76の小径端78
bの左端で端ぐり孔96のねじ無し部分に密着嵌合してい
る。カップ状のキャップ98が端ぐり孔96のねじ付き部分
に螺合させてあり、これは軸受90の外側レースを押圧し
ており、それによって、軸受は金属スリーブ上に保持さ
れる。軸受90はスリーブ軸受88と協働して、金属スリー
ブ76上にピニオン軸66を支持しており、ピニオン軸はス
リーブの長手軸線(ピニオン軸の長手軸線およびプラス
チック・シェル34の軸線50と一致している)のまわりに
回転できる。
第2図でわかるように、プラスチック・シェル34とピニ
オン・ボア48の右端は截頭円錐形の内側肩部100に囲ま
れている。金属スリーブの外側肩部84はプラスチック・
シェル34の肩部100に着座し、スリーブのシェル内への
完全な侵入を可能としている。キャップ98の外ねじには
ロック・ナット102が螺合させてあり、これはピニオン
・ボア48の左端まわりのプラスチック・シェルの端面10
4を押圧している。ロック・ナットをこの端面に締め付
けると、金属スリーブの肩部84がプラスチック・シェル
の肩部100に緊密に着座しており、それによって、スリ
ーブおよびシェルが互いに一体に固着される。
金属スリーブ76の大径端78a内には普通の回転制御弁が
配置してある。この制御弁は米国特許第3022772号に記
載されているものと同じであり、スタブ軸64と一体のス
プール部分106と、このスプール部分のまわりにあり、
ピニオン軸66と一体に回転できる弁スリーブ108とを包
含する。弁スリーブ108はスリーブの大径端78aの内壁面
80bに面する複数の外側溝を有する。これらの溝は内壁
面80bを摺動押圧するシール・リングによって隔離され
ている。溝の1つは圧力流体入口110と連絡している。
流体戻り流路112(第1図)が制御弁に隣接した低圧領
域113(第2図)と連絡している。弁スリーブの残りの
2つの外側溝は金属スリーブ76の大径端78aの外壁面8
0′aに溶接した一対の高圧管継手116a,116bを貫く一対
の高圧導管114a,114bのそれぞれと連絡している。導管1
14a,114bはパワー・シリンダの高圧管継手46a,46bを貫
く流体モータ室28,44のそれぞれと連絡している。
舵取りハンドルが回されたとき、スプール部分106がト
ーション・バー68の与える擬似荷重感覚に抗して弁スリ
ーブ108に対して回転する。入口110からの圧力流体は流
体モータ室28,44の一方に与えられ、他方の流体モータ
室は低圧領域113および戻り流路112に通じ、流体動力援
助式舵取りが行なわれる。金属スリーブの大径端78a上
にあるリング118はスタブ軸の半径方向の振れを制御す
るニールド・ベアリング120を支持している。回転制御
弁の両側面には一対のシール122a,122bが設けてあり、
ステアリング歯車の流体漏れと内部汚染を防いでいる。
第3図および第4図において、ここには本発明によるハ
イブリッド・ハウジングを有する手動式ラック・ピニオ
ン・ステアリング装置の関連した特徴が示してあり、流
体動力援助式ステアリング装置10の既に説明した要素に
対応する要素は同じ参照符号に′記号を付けて示してい
る。一層詳しく言えば、この手動式ラック・ピニオン・
ステアリング装置10′はハイブリッド・ハウジング36′
を包含する。このハウジング36′のプラスチック・シェ
ル34′はピニオン・ボア48′を有し、これは一端で截頭
円錐形内側肩部100′によって囲まれている。ステアリ
ング装置のステアリング・ラック12′がプラスチック・
シェル34′を貫いて突出しており、ブロック54′を押圧
している。このブロックはプラスチック・シェルのボア
52′内に配置してあり、ボア52′に螺合させたキャップ
56′に着座させたスプリング58′によってステアリング
・ラックに向って付勢されている。ステアリング・ラッ
ク12′は流体動力援助式ステアリング装置10のステアリ
ング・ラック12とほぼ同じであるが、ステアリング装置
10′が流体動力援助式ではないのでピストンは持ってい
ない。
この手動式ステアリング装置10′は、さらに、ピニオン
歯車74′を設けたピニオン軸66′を包含する。ピニオン
軸66′の右端は車輌の舵取り軸に駆動連結するようにな
っている。ピニオン軸66′はハイブリッド・ハウジング
36′の金属製支持スリーブ76′内に配置してある。スリ
ーブ76′は材料を最大限に利用するため中実金属から押
し出し成形で作ると好ましく、円筒形の大径端78a′と
円筒形の小径端78b′とを包含する。大径端78a′は外壁
面80a′と内壁面80b′とを有する。小径端78b′は外壁
面82a′と内壁面82b′とを有する。外壁面80a′,82a′
は截頭円錐形の外側肩部84′でつながっている。金属ス
リーブの小径端78b′には間隙孔86′が形成してあり、
これはプラスチック・シェル34′のラック・ボア32′と
ほぼ整合している。ステアリング・ラック12′のラック
歯は孔86′を貫いて突出し、ピニオン歯車74′の歯と噛
み合っている。ニードル・ベアリング124がピニオン歯
車74′の右端のところでスリーブの小径端の内壁面82b
とピニオン軸66′との間に配置してある。玉軸受90′の
内側レースがピニオン軸の左端のところで縮径部92′上
に嵌っており、これは縮径部に螺合させたナット94′に
よってそこに保持されている。軸受90′の外側レースが
スリーブの小径端78b′の左端のところで端ぐり孔96′
のねじ無し部分に密着嵌合している。端ぐり孔96′のね
じ付き部分にはカップ状のキャップ98′が螺合させてあ
り、これは軸受90′の外面に着座していて軸受をスリー
ブ上に保持している。軸受90′はニードル・ベアリング
124と協働してスリーブの長手軸線(ピニオン軸の長手
軸線およびプラスチック・シェル34′の軸線50′と一致
している)のまわりに回転できるように金属スリーブ上
にピニオン軸66′を支持している。
第3図で最も良くわかるように、金属スリーブの外側肩
部84′はプラスチック・シェル34′の内側肩部100′に
着座している。キャップ98′の外ねじにはロック・ナッ
ト102′が螺合させてあり、これはピニオン・ボア48′
の左端まわりでプラスチック・シェルの端面104′を押
圧している。ロック・ナットをこの端面に向って締め付
けたとき、金属スリーブの肩部84′はプラスチック・シ
ェルの肩部100′に緊密に着座させられ、スリーブおよ
びシェルが相互に一体に固着される。金属スリーブ76′
の大径端78a′の、プラスチック・シェル34′の右方に
対する外側にはカップ状のプラスチック・シールド126
が取り付けてある。このシールド126はピニオン軸66′
の右端を取り囲んでおり、可撓性ブーツや同様の保護覆
い(図示せず)を取り付けるのに便利な部位を与える。
金属製支持スリーブ76,76′およびプラスチック製シェ
ル34,34′は本発明の重要な特徴である。経済的な製作
を目的として、支持スリーブ76,76′は長さを除いてほ
ぼ同じである。したがって、同じ押し出し成形用具を使
用できる。個々の用途でピニオン軸の軸線とステアリン
グ・ラックの軸線との角度が異なっている場合、間隙孔
86,86′の寸法、角度のみを変えるだけでよく、比較的
少ない出費で済む。スリーブ76の大径端78aはスリーブ7
6′の大径端78a′より大きく、流体動力援助式ステアリ
ング装置10の回転弁を受け入られるようになっている。
プラスチック製のシェル34,34′は金属ダイキャスト用
の金型やダイスよりも安い金型、ダイスで作られる。し
たがって、種々の車輌用途で取り付けブラケット30,60
のような部品の位置、向きとかピニオン軸線とステアリ
ング・ラック軸線の角度が異なっていても、比較的安価
な設備出費で済む。
耐久性に関しては、ステアリング装置10,10′は、ピニ
オン軸、ステアリング・ラックがプラスチック材料に直
接乗っている全プラスチック製ハウジングを有するステ
アリング装置よりもずっと改良されている。金属製の支
持スリーブ76,76′はプラスチック材料に比べて剛性、
耐久性で優れており、全金属製のハウジングと同様の寿
命を持つが重量は軽い。さらに、流体動力援助式ステア
リング装置10では、金属のスリーブ76は制御弁まわりの
高温で高圧のオイルを受け入れるのに有効であるが、同
じ能力を有するエンジニアリング・プラスチック材料は
市販されてもいないか、極めて高価かのどちらかであ
る。さらに、金属スリーブの大径端78aの内壁面80bを硬
化処理して弁スリーブのシールの摺動による摩耗に耐え
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるハイブリッド・ハウジングを有す
る流体動力援助式ラック・ピニオン・ステアリング装置
の平面図である。 第2図は第1図の2−2線で示す平面にほぼ沿った拡大
断面図である。 第3図は第2図と同様の断面図であり、本発明によるハ
イブリッド・ハウジングを有する手動式ラック・ピニオ
ン型ステアリング装置を示す図である。 第4a図および第4b図は第2図、第3図に示す動力援助
式、手動式ラック・ピニオン型ステアリング装置のハイ
ブリッド・ハウジングの金属製支持スリーブの部分破断
概略斜視図である。 図面において、10……流体動力援助式ラック・ピニオン
型ステアリング装置、12……ステアリング・ラック、16
……ラック歯、18,20……タイロッド組立体、22……パ
ワー・シリンダ、24……バルクヘッド組立体・ガイド、
28……第1流体モータ室、30……第1取り付けブラケッ
ト、32……ラック・ボア、34……プラスチック・シェ
ル、36……ハイブリッド・ハウジング、38……軸受スリ
ーブ、40……プラスチック・ピン、44……第2流体モー
タ室、48……ピニオン・ボア、52……軸受ボア、54……
軸受ブロック、56……キャップ、58……スプリング、60
……取り付けブラケット、62……軸組立体、64……スタ
ブ軸、66……ピニオン軸、68……トーション・バー、70
……ソケット、72……スリーブ軸受、74……ピニオン歯
車、76……金属支持スリーブ、78a……大径端、78b……
小径端、80a,82a……外壁面、80b,82b……内壁面、84…
…外側肩部、86……間隙孔、88……スリーブ軸受、90…
…玉軸受、94……ナット、96……端ぐり孔、98……キャ
ップ、100……内側肩部、102……ロック・ナット、106
……スプール部分、108……弁スリーブ、110……圧力流
体入口、112……流体戻り流路、120……ニードル・ベア
リング。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−181775(JP,A) 特開 昭54−53426(JP,A) 実開 昭62−72876(JP,U) 実開 昭63−114875(JP,U) 実開 昭60−102583(JP,U) 特公 昭55−11814(JP,B2) 特公 昭50−35301(JP,B2) 実公 昭45−29382(JP,Y1) 特表 昭62−500095(JP,A) 米国特許3777589(US,A)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車輌の一対の操舵可能な車輪に駆動連結す
    るようになっており、複数のラック歯(16)を有する細
    長いステアリング・ラック(12,12′)と、該車輌の舵
    取りハンドルに駆動連結するようになっており、ピニオ
    ン歯車(74,74′)を有するピニオン軸手段(66,66′)
    と、エンジニアリング・プラスチック材料で作ってあ
    り、ピニオン軸線(50,50′)に整合する円筒形のピニ
    オン・ボア(48,48′)、ラック・ボア(32)および軸
    受ボア(52,52′)を規定しているシェル(34,34′)
    と、このシェル上に設けてあって、ブラケット(60)を
    構成しており、それによって、シェルを車輌に取り付け
    ることができるようにしている手段とを有するラック・
    ピニオン型ステアリング装置において、長手軸線に整合
    する円筒形の小径端(78b,78′b)、前記長手軸線に整
    合する円筒形の大径端(78a,78a′)および前記小径端
    の外壁(82a,82a′)と前記大径端の外壁(80a,80a′)
    との間にある截頭円錐形の外側肩部(84,84′)を有す
    る金属製の支持スリーブ(76,76′)と、この支持スリ
    ーブ上に設けてあってその長手軸線に整合する円筒形の
    内壁を規定している手段と、前記支持スリーブ上に設け
    てあって、前記支持スリーブの小径端(78b,78b′)に
    間隙孔(86,86′)を規定している手段とを有し、前記
    ピニオン軸手段(66,66′)が前記金属製の支持スリー
    ブ(76,76′)内に配置してあり、前記支持スリーブ(7
    6,76′)の前記長手軸線と整合しており、さらに、前記
    支持スリーブ(76,76′)と前記ピニオン軸手段(66,6
    6′)との間に軸受手段(88,90,90′,124)が設けてあ
    って前記ピニオン軸手段が前記長手軸線まわりに前記支
    持スリーブに対して回転することができ、さらにまた、
    前記ピニオン・ボア(48,48′)の一端まわりに截頭円
    錐形の内側肩部(100,100′)を構成する手段が前記プ
    ラスチック製シェル(34,34′)上に設けてあり、前記
    支持スリーブの小径端(78b,78b′)が前記プラスチッ
    ク製シェルのピニオン・ボア(48,48′)内に入ってい
    て、前記支持スリーブ(76,76′)の前記外側肩部(84,
    84′)が前記プラスチック製シェル(34,34′)の前記
    内側肩部(100,100′)と係合して前記スリーブの前記
    シェル(34,34′)内への侵入量を制限し、前記ピニオ
    ン・ボアの前記内側肩部(100、100′)と反対側の端
    (104、104′)で前記プラスチック製シェル(34、3
    4′)と係合するねじ式ファスナ手段(98、102、98′、
    102′)が前記支持スリーブ(76、76′)に設けてあ
    り、前記支持スリーブ(76、76′)の前記外側肩部(8
    4、84′)が前記ファスナ手段(98、102、98′、10
    2′)を締め付けたときに前記シェル(34、34′)の前
    記内側肩部(100、100′)に着座して、前記プラスチッ
    ク製シェル(34、34′)を前記支持スリーブ(76、7
    6′)に対して中央に位置決めするようになっており、
    前記ステアリング・ラック(12,12′)はラック歯(1
    6)が前記プラスチック製シェル(34,34′)の前記ラッ
    ク・ボア(32)内に配置されるようになっており、前記
    ラック歯(16)が前記支持スリーブ(76,76′)の間隙
    孔(86,86′)を通して前記ピニオン歯車(74,74′)と
    噛み合っており、軸受ブロック(54,54′)が前記軸受
    ボア(52,52′)内に摺動自在に配置してあり、前記ラ
    ック歯(16)と反対の側で前記ステアリング・ラック
    (12,12′)と係合しており、前記軸受ブロック(54,5
    4′)と前記プラスチック製シェル(34,34′)の間で前
    記軸受ボア(52,52′)内にスプリング手段(58,58′)
    が設けてあって、前記軸受ブロック(54,54′)を前記
    ステアリング・ラック(12,12′)に向かって付勢する
    と共に、前記ステアリング・ラック(12,12′)を前記
    ピニオン歯車(74,74′)に向かって付勢していること
    を特徴とするラック・ピニオン型ステアリング装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載のラック・ピニオン型ステア
    リング装置において、前記プラスチック製シェル(34,3
    4′)のラック・ボア(32)が前記ピニオン・ボア(48,
    48′)と交差しており、前記支持スリーブ(76,76′)
    の前記円筒形内壁の一端に端ぐり孔(96,96′)が形成
    してあり、前記ピニオン歯車(74,74′)が一端に縮径
    部(92,92′)を有し、前記軸受手段が前記ピニオン軸
    (66,66′)と前記支持スリーブ(76,76′)の間にある
    第1軸受(88,124)と、前記ピニオン軸(66,66′)と
    前記支持スリーブ(76,76′)との間にあって、前記ピ
    ニオン軸(66,66′)の前記縮径部(92,92′)に固着し
    た内側レースおよび前記支持スリーブ(76,76′)の前
    記端ぐり孔(96,96′)内に着座した外側レースを有す
    る第2の軸受(90,90′)とから成り、前記軸受外側レ
    ースの長手方向外側で前記端ぐり孔(96,96′)にキャ
    ップ(98,98′)が螺合させてあって前記軸受外側レー
    スを前記支持スリーブ(76,76′)上に保持しており、
    前記第1、第2の軸受(88,90,90′,124)が前記支持ス
    リーブの長手軸線まわりに回転できるように前記支持ス
    リーブ(76,76′)上に前記ピニオン軸(66,66′)を支
    持するように協働し、さらにまた、前記ピニオン軸を前
    記車輌の舵取りハンドルに駆動連結する手段(64,68)
    が設けてあることを特徴とするラック・ピニオン型ステ
    アリング装置。
  3. 【請求項3】請求項2記載のラック・ピニオン型ステア
    リング装置において、前記ピニオン軸(66)を前記車輌
    の舵取りハンドルに駆動連結する手段が、前記支持スリ
    ーブ(76)内にその長手軸線まわりに回転できるように
    配置され、かつ前記舵取りハンドルに連結するようにな
    っている一端と前記ピニオン軸(66)に対して回転でき
    る反対端とを有する管状スタブ軸(64)と、この管状ス
    タブ軸(64)内に配置してあって一端が前記スタブ軸
    (64)の前記一端で前記スタブ軸(64)に固着的に連結
    してあり、反対端が前記ピニオン軸(66)に固着的に連
    結してあるトーション・バー(68)とを有することを特
    徴とするラック・ピニオン型ステアリング装置。
  4. 【請求項4】請求項3記載のラック・ピニオン型ステア
    リング装置において、前記支持スリーブ大径端(78a)
    内で前記スタブ軸(64)上に配置してあり、前記スタブ
    軸(64)と一体に回転できる弁スプール(106)と、前
    記ピニオン軸(66)と一体に回転できるように前記弁ス
    プール(106)まわりに配置した弁スリーブ(108)とか
    ら成る回転制御弁を有することを特徴とするラック・ピ
    ニオン型ステアリング装置。
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