JPH07109574B2 - 位置指示器の状態検出方式 - Google Patents
位置指示器の状態検出方式Info
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- JPH07109574B2 JPH07109574B2 JP61212169A JP21216986A JPH07109574B2 JP H07109574 B2 JPH07109574 B2 JP H07109574B2 JP 61212169 A JP61212169 A JP 61212169A JP 21216986 A JP21216986 A JP 21216986A JP H07109574 B2 JPH07109574 B2 JP H07109574B2
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、座標入力装置における位置指示器の状態を検
出する方式に関するものである。
出する方式に関するものである。
(従来の技術) 従来、座標入力装置において、タブレット上の入力すべ
き座標位置のみを指定した位置指示器の使用状態(以
下、ペンダウン状態と称す。)を検出する方式として
は、位置指示器にスイッチ手段を設けて、ペンダウン時
のみ、該スイッチ手段をオン(又はオフ)し、該スイッ
チ手段のオン(又はオフ)に基づくタイミング信号を、
コードを介してあるいは超音波や赤外線を用いて位置検
出回路に送るよう構成されたものがあった。
き座標位置のみを指定した位置指示器の使用状態(以
下、ペンダウン状態と称す。)を検出する方式として
は、位置指示器にスイッチ手段を設けて、ペンダウン時
のみ、該スイッチ手段をオン(又はオフ)し、該スイッ
チ手段のオン(又はオフ)に基づくタイミング信号を、
コードを介してあるいは超音波や赤外線を用いて位置検
出回路に送るよう構成されたものがあった。
(発明が解決しようとする問題点) しかしながら、位置指示器よりコードを用いてタイミン
グ信号を送るものでは該コードが位置指示器の操作性を
悪くし、また、超音波や赤外線を用いてタイミング信号
を送るものでは、位置指示器自体にこれらの送信機や信
号発生回路、電池等を設けなければならず、構成が複雑
化し、大型且つ大重量となり、これによって、位置指示
器の操作性を悪くするという問題点があった。
グ信号を送るものでは該コードが位置指示器の操作性を
悪くし、また、超音波や赤外線を用いてタイミング信号
を送るものでは、位置指示器自体にこれらの送信機や信
号発生回路、電池等を設けなければならず、構成が複雑
化し、大型且つ大重量となり、これによって、位置指示
器の操作性を悪くするという問題点があった。
本発明は、位置指示器の操作性を落すことなく、その使
用状態と座標入力位置とを検出し得る方式を提供するこ
とを目的とする。
用状態と座標入力位置とを検出し得る方式を提供するこ
とを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明では前記問題点を解決するため、ペン型の位置指
示器の先端が座標入力装置のタブレットに押付けられた
ことを検出する位置指示器の状態検出方式であって、ペ
ン型の位置指示器に、該位置指示器の先端がペン軸方向
に押圧された時にインダクタンスが変化するコア入りの
コイルとコンデンサとを含み且つ前記インダクタンスの
変化により外部信号に対してほぼ同一周波数で且つ位相
の変化を伴って応答して電波を発信する同調回路を設
け、電波発生手段より前記同調周波数とほぼ同一周波数
の電波を間欠的に発信し、該電波の発信を停止している
期間中、電波検出手段により電波を受信し、該受信され
た電波の前記発信した電波に対する位相の変化を検出
し、該検出結果より、位置指示器の先端の座標入力装置
のタブレットへの押付けを検出する位置指示器の状態検
出方式を提案する。
示器の先端が座標入力装置のタブレットに押付けられた
ことを検出する位置指示器の状態検出方式であって、ペ
ン型の位置指示器に、該位置指示器の先端がペン軸方向
に押圧された時にインダクタンスが変化するコア入りの
コイルとコンデンサとを含み且つ前記インダクタンスの
変化により外部信号に対してほぼ同一周波数で且つ位相
の変化を伴って応答して電波を発信する同調回路を設
け、電波発生手段より前記同調周波数とほぼ同一周波数
の電波を間欠的に発信し、該電波の発信を停止している
期間中、電波検出手段により電波を受信し、該受信され
た電波の前記発信した電波に対する位相の変化を検出
し、該検出結果より、位置指示器の先端の座標入力装置
のタブレットへの押付けを検出する位置指示器の状態検
出方式を提案する。
(作用) 本発明によれば、位置指示器の先端を座標入力装置のタ
ブレットに押付けると、同調回路はそのコア入りのコイ
ルのインダクタンスが変化する。電波発生手段より発信
され、同調回路に受信された電波はその位相を変化させ
て反射される。該反射された電波は電波の発信の停止期
間中において電波検出手段により受信され、これによっ
て、位置指示器の先端が座標入力装置のタブレットに押
付けられたことを検出する。
ブレットに押付けると、同調回路はそのコア入りのコイ
ルのインダクタンスが変化する。電波発生手段より発信
され、同調回路に受信された電波はその位相を変化させ
て反射される。該反射された電波は電波の発信の停止期
間中において電波検出手段により受信され、これによっ
て、位置指示器の先端が座標入力装置のタブレットに押
付けられたことを検出する。
(実施例) 第1図は本発明の一実施例を示すもので、図中、1はタ
ブレット、2は位置指示器(以下、入力ペンと称
す。)、3は位置検出回路、4はタイミング制御回路で
ある。
ブレット、2は位置指示器(以下、入力ペンと称
す。)、3は位置検出回路、4はタイミング制御回路で
ある。
タブレット1は、合成樹脂製の筐体11にタブレット本体
12およびアンテナコイル13を収納してなるもので、タブ
レット本体12は位置検出回路3に接続され、また、アン
テナコイル13はタイミング制御回路4に接続されてい
る。
12およびアンテナコイル13を収納してなるもので、タブ
レット本体12は位置検出回路3に接続され、また、アン
テナコイル13はタイミング制御回路4に接続されてい
る。
タブレット本体12は、位置検出回路3に駆動されて、入
力ペン2により指定された座標入力位置を検出する検出
部を構成するもので、該タブレット本体12は筐体11のほ
ぼ中央に配置されている。なお、筐体11の上面パネル11
aに描かれている枠14はその座標入力範囲を示す。
力ペン2により指定された座標入力位置を検出する検出
部を構成するもので、該タブレット本体12は筐体11のほ
ぼ中央に配置されている。なお、筐体11の上面パネル11
aに描かれている枠14はその座標入力範囲を示す。
該タブレット本体12および位置検出回路3としては、例
えば本件出願人の出願にかかる特願昭58−238532号の
「座標位置検出装置」(特開昭60−129616号公報参照)
あるいは特願昭59−33083号の「位置検出装置(特開昭6
0−176134号参照)を用いることができる。前者におい
てはタブレット本体12の表面と平行に、且つ互いに直交
させた多数の磁歪伝達媒体を配設して、これに各一端か
ら他端に向けて周期的に磁歪振動を伝搬させ、入力ペン
2が近づくと、これに設けた棒磁石により磁歪振動がそ
の個所で増大することを利用して、その個所までの伝搬
時間から位置検出回路3がそのXY座標を検出する。また
後者においては、直交配列された各磁性体を交流励磁し
て各検出コイルによってその誘導電圧をとり出すように
し、同様な入力ペンが近づくと磁性体の透磁率が局部的
に変化して誘導電圧が変化することを利用してXY座標を
検出する。
えば本件出願人の出願にかかる特願昭58−238532号の
「座標位置検出装置」(特開昭60−129616号公報参照)
あるいは特願昭59−33083号の「位置検出装置(特開昭6
0−176134号参照)を用いることができる。前者におい
てはタブレット本体12の表面と平行に、且つ互いに直交
させた多数の磁歪伝達媒体を配設して、これに各一端か
ら他端に向けて周期的に磁歪振動を伝搬させ、入力ペン
2が近づくと、これに設けた棒磁石により磁歪振動がそ
の個所で増大することを利用して、その個所までの伝搬
時間から位置検出回路3がそのXY座標を検出する。また
後者においては、直交配列された各磁性体を交流励磁し
て各検出コイルによってその誘導電圧をとり出すように
し、同様な入力ペンが近づくと磁性体の透磁率が局部的
に変化して誘導電圧が変化することを利用してXY座標を
検出する。
アンテナコイル13は、塩化ビニル等の絶縁被覆を施した
導線を、タブレット本体12の座標入力範囲の周囲、ここ
では前記枠14の周囲の筐体11の上面パネル11aの裏面に
配設してなるものである。なお、図示例では1ターンと
なしているが、必要に応じて複数ターンとしても良い。
導線を、タブレット本体12の座標入力範囲の周囲、ここ
では前記枠14の周囲の筐体11の上面パネル11aの裏面に
配設してなるものである。なお、図示例では1ターンと
なしているが、必要に応じて複数ターンとしても良い。
入力ペン2は、位置指定用の磁気発生器、例えば棒磁石
21と、コイルとコンデンサと抵抗とを含む同調回路22を
内蔵している。
21と、コイルとコンデンサと抵抗とを含む同調回路22を
内蔵している。
第2図は入力ペン2の詳細な構造を示すもので、合成樹
脂等の非金属材料からなるペン軸23の内部に、ボールペ
ン等の芯体24と、該芯体24を摺動自在に収容し得る透孔
を備えた棒磁石21と、コイルバネ25と、フェライトコア
などのコア221入りのコイル222、コンデンサ223、微調
節用の可変コンデンサ224とからなる同調回路22とが一
体的に組合わされて内蔵され、その後端にはキャップ26
が取付けられてなっている。
脂等の非金属材料からなるペン軸23の内部に、ボールペ
ン等の芯体24と、該芯体24を摺動自在に収容し得る透孔
を備えた棒磁石21と、コイルバネ25と、フェライトコア
などのコア221入りのコイル222、コンデンサ223、微調
節用の可変コンデンサ224とからなる同調回路22とが一
体的に組合わされて内蔵され、その後端にはキャップ26
が取付けられてなっている。
前記コア221は、芯体24を、例えばその先端をタブレッ
ト面に押付けることによって、ペン軸23内に押込むと、
その後端によりコイルバネ25に抗して移動して、コイル
222との電磁結合が変化する如くなっていて、後記する
如く、その電磁結合の変化に基づいて、入力ペン2の使
用状態を識別するようにしている。第3図にも示すよう
に、コンデンサ223と可変コンデンサ224は互いに並列に
接続され、その各端にコイル222の各端が接続されて、
並列共振回路22を構成している。
ト面に押付けることによって、ペン軸23内に押込むと、
その後端によりコイルバネ25に抗して移動して、コイル
222との電磁結合が変化する如くなっていて、後記する
如く、その電磁結合の変化に基づいて、入力ペン2の使
用状態を識別するようにしている。第3図にも示すよう
に、コンデンサ223と可変コンデンサ224は互いに並列に
接続され、その各端にコイル222の各端が接続されて、
並列共振回路22を構成している。
なお、共振回路22はアンテナコイル13より発信される電
波の周波数に共振(同調)すべく、可変コンデンサ224
によって調節して設定される。共振回路22は、コア221
とコイル222との電磁結合が変化して、そのインダクタ
ンスが変化することによって、選択度Q=R/(ω0L)
(但しω0は共振角速度、Rは共振回路の抵抗値、Lは
インダクタンス)が変化して位相ずれが生ずる。そして
同時に共振周波数も変化するが共振を可能にしている。
波の周波数に共振(同調)すべく、可変コンデンサ224
によって調節して設定される。共振回路22は、コア221
とコイル222との電磁結合が変化して、そのインダクタ
ンスが変化することによって、選択度Q=R/(ω0L)
(但しω0は共振角速度、Rは共振回路の抵抗値、Lは
インダクタンス)が変化して位相ずれが生ずる。そして
同時に共振周波数も変化するが共振を可能にしている。
第3図はタイミング制御回路4の詳細な構成を示すもの
で、図中、401は発振器(OSC)、402は分周カウンタ、4
03,404はナンドゲート、405は送信端子、406は受信端
子、407,408は受信切替スイッチ、409,410,4111は増幅
器、412はフィルタ、413は位相検波器(PSD)、414は低
域フィルタ(LPF)415はコンパレータ、416は出力端子
である。
で、図中、401は発振器(OSC)、402は分周カウンタ、4
03,404はナンドゲート、405は送信端子、406は受信端
子、407,408は受信切替スイッチ、409,410,4111は増幅
器、412はフィルタ、413は位相検波器(PSD)、414は低
域フィルタ(LPF)415はコンパレータ、416は出力端子
である。
第4図は第3図の各部における信号波形図である。以
下、動作について詳細に説明する。
下、動作について詳細に説明する。
発振器401より発生した、例えば910KHzのクロックパル
スは、分周カウンタ402で1/2および1/32に分周される。
ナンドゲート403の一方の入力端子には、1/2に分周され
た455KHzのパルス信号Aが入力され、他方の入力端子に
は1/32に分周された28.44KHzのパルス信号(パルス幅1
7.6μs)が入力され、その出力はさらにナンドゲート4
04に送出されて、第4図に示すように、17.6μs毎に45
5KHzのパルス信号を出したり、出さなかったりする信号
Bとなる。
スは、分周カウンタ402で1/2および1/32に分周される。
ナンドゲート403の一方の入力端子には、1/2に分周され
た455KHzのパルス信号Aが入力され、他方の入力端子に
は1/32に分周された28.44KHzのパルス信号(パルス幅1
7.6μs)が入力され、その出力はさらにナンドゲート4
04に送出されて、第4図に示すように、17.6μs毎に45
5KHzのパルス信号を出したり、出さなかったりする信号
Bとなる。
該信号Bは、送信端子405を介してアンテナコイル13に
送出され、さらに電波として発信される。該同調回路22
は送られてくる電波に共振する。而して、該回路は送信
側の発信が停止する間も減衰しながら共振し続けるた
め、第4図に示すような信号Cを発生し、該信号Cはコ
イル222より電波として発信され、アンテナコイル13に
受信される。
送出され、さらに電波として発信される。該同調回路22
は送られてくる電波に共振する。而して、該回路は送信
側の発信が停止する間も減衰しながら共振し続けるた
め、第4図に示すような信号Cを発生し、該信号Cはコ
イル222より電波として発信され、アンテナコイル13に
受信される。
受信切替スイッチ407,408は、前記28.44KHzのパルス信
号により17.6μs毎に切替えられているため、送信停止
期間の間のみ、受信端子406よりの信号を取入れ、第4
図に示す信号Dとなる。該受信信号Dは、増幅器409,41
0により増幅され、信号Eとなり、さらに共振周波数455
KHzのメカニカルフィルタ412を通して雑音成分が除去さ
れ、増幅器411を介して位相検波器413に送出される。な
お、増幅器410はオートレベルコントロール機能を有し
ていて、信号Eを一定振幅にする。
号により17.6μs毎に切替えられているため、送信停止
期間の間のみ、受信端子406よりの信号を取入れ、第4
図に示す信号Dとなる。該受信信号Dは、増幅器409,41
0により増幅され、信号Eとなり、さらに共振周波数455
KHzのメカニカルフィルタ412を通して雑音成分が除去さ
れ、増幅器411を介して位相検波器413に送出される。な
お、増幅器410はオートレベルコントロール機能を有し
ていて、信号Eを一定振幅にする。
位相検波器413には前記455KHzのパルス信号Aが入力さ
れており、この時、受信信号Eの位相とパルス信号Aの
位相とが一致しているならば、第4図に示すような、ち
ょうど、受信信号Eを折返した信号Fを出力する。しか
しながら本発明は信号Aと信号Eとの位相の変化特性を
扱うものである。
れており、この時、受信信号Eの位相とパルス信号Aの
位相とが一致しているならば、第4図に示すような、ち
ょうど、受信信号Eを折返した信号Fを出力する。しか
しながら本発明は信号Aと信号Eとの位相の変化特性を
扱うものである。
信号Fは、遮断周波数の充分低い低域フィルタ414にて
平坦な信号に変換され、コンパレータ415に入力され
る。
平坦な信号に変換され、コンパレータ415に入力され
る。
ここで、位相検波器413の入力として、分周カウンタ402
の1/2分周による信号をeRとすると、第5図(A)を参
照し、これは振幅1の方形波であるから、その角速度を
ωRとすると、フーリエ展開により、 eR=(4/π){sinωRt+(1/3)sin3ωRt +(1/5)sin5ωRt+…} ……(1) となる。そして増幅器411側からの信号をeiとして、こ
れは最大値ES,角速度ωSの同期成分eSと、最大値E
N,角速度ωNの雑音である非同期成分eNよりなるもの
とすると、角速度ωS=ωRであるから、 ei=eS+eN=ESsinωRt +ENsinωNt ……(2) となる。
の1/2分周による信号をeRとすると、第5図(A)を参
照し、これは振幅1の方形波であるから、その角速度を
ωRとすると、フーリエ展開により、 eR=(4/π){sinωRt+(1/3)sin3ωRt +(1/5)sin5ωRt+…} ……(1) となる。そして増幅器411側からの信号をeiとして、こ
れは最大値ES,角速度ωSの同期成分eSと、最大値E
N,角速度ωNの雑音である非同期成分eNよりなるもの
とすると、角速度ωS=ωRであるから、 ei=eS+eN=ESsinωRt +ENsinωNt ……(2) となる。
本実施例においては、入力ペン2をタブレット面に押付
けたときに信号eRと信号eSとが同相になるようにしてお
り、信号eRとeSとが同相のときは、位相検波器413の出
力をeO(第3図及び第4図の信号F)とすると、 eO=eR×ei=(4/π){ESsinωRt} {sinωRt+(1/3)sin3ωRt+……} +(4/π){ENsinωNt}{sinωRt +(1/3)sin3ωRt+……} =(4/π)ES{sin2ωRt +(1/3)sinωRt・sin3ωRt+……} +(4/π)EN{sinωNt・sinωRt +(1/3)sinωNt・sin3ωRt+……} ……(3) となる。ここで、(3)式の第1項のsin ωRtのみに
直流成分が含まれ、他は交流成分であるから、次段の低
域フィルタ414の出力として、直流成分のみに注目し
て、これを直流出力▲▼とすると、sin2ωRt=(1
/){1−cos2ωRt}より、 ▲▼=(2/π)ES ……(4) となる。(4)式は第5図(A)における信号eOの平均
値であり、該信号eOがコンパレータ415の一方の入力端
子に入力される。
けたときに信号eRと信号eSとが同相になるようにしてお
り、信号eRとeSとが同相のときは、位相検波器413の出
力をeO(第3図及び第4図の信号F)とすると、 eO=eR×ei=(4/π){ESsinωRt} {sinωRt+(1/3)sin3ωRt+……} +(4/π){ENsinωNt}{sinωRt +(1/3)sin3ωRt+……} =(4/π)ES{sin2ωRt +(1/3)sinωRt・sin3ωRt+……} +(4/π)EN{sinωNt・sinωRt +(1/3)sinωNt・sin3ωRt+……} ……(3) となる。ここで、(3)式の第1項のsin ωRtのみに
直流成分が含まれ、他は交流成分であるから、次段の低
域フィルタ414の出力として、直流成分のみに注目し
て、これを直流出力▲▼とすると、sin2ωRt=(1
/){1−cos2ωRt}より、 ▲▼=(2/π)ES ……(4) となる。(4)式は第5図(A)における信号eOの平均
値であり、該信号eOがコンパレータ415の一方の入力端
子に入力される。
つぎに、入力ペン2をタブレット面から離したことによ
り、コイル222のインダクタンスが変化して、信号eRとe
Sとに位相差φが生ずると、(3)式の第1項をe′O
とおき、 e′O=(4/π)ES{sin(ωRt −φ)sinωRt}=(4/π)ES(1/2){cosφ −cos(2ωRt+φ)} ……(5) となる。(5)式の第2項は交流成分であるから、直流
出力▲▼は ▲▼=(2/π)EScosφ ……(6) となり、φ=180゜と仮定すると、 ▲▼=−(2/π)ES となる。(6)式は第5図(c)における信号eOの平均
値であり、該信号▲▼がコンパレータ415の一方の
入力端子に入力される。このようにして、信号▲▼
は、第5図(A)(B)(C)(D)を参照して、信号
eRとeSとの位相差φ=0のときが最大、φ=180゜のと
きが最小であって、位相差φの変化に応じてその間の値
をとる。
り、コイル222のインダクタンスが変化して、信号eRとe
Sとに位相差φが生ずると、(3)式の第1項をe′O
とおき、 e′O=(4/π)ES{sin(ωRt −φ)sinωRt}=(4/π)ES(1/2){cosφ −cos(2ωRt+φ)} ……(5) となる。(5)式の第2項は交流成分であるから、直流
出力▲▼は ▲▼=(2/π)EScosφ ……(6) となり、φ=180゜と仮定すると、 ▲▼=−(2/π)ES となる。(6)式は第5図(c)における信号eOの平均
値であり、該信号▲▼がコンパレータ415の一方の
入力端子に入力される。このようにして、信号▲▼
は、第5図(A)(B)(C)(D)を参照して、信号
eRとeSとの位相差φ=0のときが最大、φ=180゜のと
きが最小であって、位相差φの変化に応じてその間の値
をとる。
本実施例においては、入力ペン2をタブレット面から離
したことにより、コイル222のインダクタンスの変化に
よって、位相差φが約180゜変化するようにしていて、
コンパレータ415は、入力ペン2がタブレット面に押付
けられたときの位相差φ=0の状態と、離したことによ
るφ=0以外の状態とを確実に判別するようにしてい
る。コンパレータ415の他方の入力端子には、予め所定
の閾値電圧+VTが入力されており、前記低域フィルタ4
14の出力は閾値電圧VTと比較され、コンパレータ415の
出力端子416の信号Gは位相差φ=0のときはハイ
(H)レベルとなり、位相差φが例えば数十度変化する
と、ロー(L)レベルとなる。
したことにより、コイル222のインダクタンスの変化に
よって、位相差φが約180゜変化するようにしていて、
コンパレータ415は、入力ペン2がタブレット面に押付
けられたときの位相差φ=0の状態と、離したことによ
るφ=0以外の状態とを確実に判別するようにしてい
る。コンパレータ415の他方の入力端子には、予め所定
の閾値電圧+VTが入力されており、前記低域フィルタ4
14の出力は閾値電圧VTと比較され、コンパレータ415の
出力端子416の信号Gは位相差φ=0のときはハイ
(H)レベルとなり、位相差φが例えば数十度変化する
と、ロー(L)レベルとなる。
なお、信号D′の場合、信号E,Fとも全て「0」レベル
であり、信号Gもロー(L)レベルとなる。よって入力
ペン2の使用状態が無接点で識別される。
であり、信号Gもロー(L)レベルとなる。よって入力
ペン2の使用状態が無接点で識別される。
前記信号Gがハイレベルの時はペンダウン状態であり、
ローレベルの時はペンダウン状態ではないと定義付け
て、該信号Gを位置検出回路3に送るようにすれば、入
力ペン2をタブレット1上で操作し、座標入力したい位
置で該入力ペン2の先端をタブレット1上に押付けるの
みで、座標入力することができる。
ローレベルの時はペンダウン状態ではないと定義付け
て、該信号Gを位置検出回路3に送るようにすれば、入
力ペン2をタブレット1上で操作し、座標入力したい位
置で該入力ペン2の先端をタブレット1上に押付けるの
みで、座標入力することができる。
なお、本実施例においては、芯体24の移動に伴って、コ
ア221を移動させることによってコイル222のインダクタ
ンスを変化させるようにしたが、コア221は固定したま
まで、棒磁石21を同様に移動させてコア221に近づけた
り離したりして変化させてもよい。
ア221を移動させることによってコイル222のインダクタ
ンスを変化させるようにしたが、コア221は固定したま
まで、棒磁石21を同様に移動させてコア221に近づけた
り離したりして変化させてもよい。
(発明の効果) 以上説明したように本発明によれば、位置指示器と他の
回路との間にコードが不要であることはもとより、コイ
ルとコンデンサとを含む同調回路を設けるのみで良く、
従来のような複雑な信号発生回路や電池等も不要とな
り、しかも位置指示器の先端の座標入力装置のタブレッ
トへの押付けを無接点で検出できるので、極めて操作性
が良く且つ安定した状態検出をなし得る。
回路との間にコードが不要であることはもとより、コイ
ルとコンデンサとを含む同調回路を設けるのみで良く、
従来のような複雑な信号発生回路や電池等も不要とな
り、しかも位置指示器の先端の座標入力装置のタブレッ
トへの押付けを無接点で検出できるので、極めて操作性
が良く且つ安定した状態検出をなし得る。
第1図は本発明の実施例を示す位置指示器の斜視図、第
2図は入力ペンの断面図、第3図はタイミング制御回路
のブロック図、第4図は第3図の各部の波形図、第5図
は第3図の位相検波器の動作を説明する波形図である。 1……タブレット、2……入力ペン(位置指示器)、3
……位置検出回路、4……タイミング制御回路、13……
アンテナコイル、14……座標入力範囲、22……同調回
路、221……コア、222……コイル。
2図は入力ペンの断面図、第3図はタイミング制御回路
のブロック図、第4図は第3図の各部の波形図、第5図
は第3図の位相検波器の動作を説明する波形図である。 1……タブレット、2……入力ペン(位置指示器)、3
……位置検出回路、4……タイミング制御回路、13……
アンテナコイル、14……座標入力範囲、22……同調回
路、221……コア、222……コイル。
Claims (3)
- 【請求項1】ペン型の位置指示器の先端が座標入力装置
のタブレットに押付けられたことを検出する位置指示器
の状態検出方式であって、 ペン型の位置指示器に、該位置指示器の先端がペン軸方
向に押圧された時にインダクタンスが変化するコア入り
のコイルとコンデンサとを含み且つ前記インダクタンス
の変化により外部信号に対してほぼ同一周波数で且つ位
相の変化を伴って応答して電波を発信する同調回路を設
け、 電波発生手段より前記同調周波数とほぼ同一周波数の電
波を間欠的に発信し、 該電波の発信を停止している期間中、電波検出手段によ
り電波を受信し、 該受信された電波の前記発信した電波に対する位相の変
化を検出し、 該検出結果より、位置指示器の先端の座標入力装置のタ
ブレットへの押付けを検出する ことを特徴とする位置指示器の状態検出方式。 - 【請求項2】電波の発生と電波の検出とを同一のコイル
で交互に行うことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の位置指示器の状態検出方式。 - 【請求項3】電波の発生及び検出を行うコイルとして座
標入力装置のタブレットの座標入力範囲の周囲に設けた
アンテナコイルを用いたことを特徴とする特許請求の範
囲第1項又は第2項記載の位置指示器の状態検出方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61212169A JPH07109574B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 位置指示器の状態検出方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP61212169A JPH07109574B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 位置指示器の状態検出方式 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6367622A JPS6367622A (ja) | 1988-03-26 |
| JPH07109574B2 true JPH07109574B2 (ja) | 1995-11-22 |
Family
ID=16618048
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP61212169A Expired - Lifetime JPH07109574B2 (ja) | 1986-09-09 | 1986-09-09 | 位置指示器の状態検出方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07109574B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010026586A (ja) * | 2008-07-15 | 2010-02-04 | Newcom Inc | 指示具及び位置検出装置 |
-
1986
- 1986-09-09 JP JP61212169A patent/JPH07109574B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6367622A (ja) | 1988-03-26 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
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