JPH0711146Y2 - セメントロータリーキルン用内張りれんが - Google Patents
セメントロータリーキルン用内張りれんがInfo
- Publication number
- JPH0711146Y2 JPH0711146Y2 JP40444190U JP40444190U JPH0711146Y2 JP H0711146 Y2 JPH0711146 Y2 JP H0711146Y2 JP 40444190 U JP40444190 U JP 40444190U JP 40444190 U JP40444190 U JP 40444190U JP H0711146 Y2 JPH0711146 Y2 JP H0711146Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rotary kiln
- working surface
- cement rotary
- brick
- material layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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Landscapes
- Muffle Furnaces And Rotary Kilns (AREA)
- Compositions Of Oxide Ceramics (AREA)
- Furnace Housings, Linings, Walls, And Ceilings (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、セメントロータリー
キルン用内張りれんがに関するものである。
キルン用内張りれんがに関するものである。
【0002】
【従来の技術】セメントロータリーキルンの焼成帯及び
冷却帯には主にマグネシアークロム質(以後マグクロと
称す)、マグネシアースピネル質(以後マグスピネルと
称す)及びマグネシアードロマイト質(以後マグドロと
称す)が内張りされている。耐用は、操業条件及び適用
部位によって異なるが、5000〜10000hrが一
般的である。上記3材質は各々表1に示すような長所・
短所を有しているが、総合的にはマグクロ質が優れてお
り、大半のキルンで使用されている。
冷却帯には主にマグネシアークロム質(以後マグクロと
称す)、マグネシアースピネル質(以後マグスピネルと
称す)及びマグネシアードロマイト質(以後マグドロと
称す)が内張りされている。耐用は、操業条件及び適用
部位によって異なるが、5000〜10000hrが一
般的である。上記3材質は各々表1に示すような長所・
短所を有しているが、総合的にはマグクロ質が優れてお
り、大半のキルンで使用されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが、近年の公害
防止、環境問題でマグクロ質の使用が困難になってき
た。つまり、使用後のマグクロ質が変質し、6価クロム
を流出し、環境・人体に害する虞れが生じてきたためで
ある。これは、使用後マグクロ質れんがの廃却場が制限
され、限界に近づいて来たためによるものである。加え
て使用後の再利用法が今だ充分確立しておらず、使用後
れんがにCr2O3成分を含ませないことが緊急の課題と
なって来た。
防止、環境問題でマグクロ質の使用が困難になってき
た。つまり、使用後のマグクロ質が変質し、6価クロム
を流出し、環境・人体に害する虞れが生じてきたためで
ある。これは、使用後マグクロ質れんがの廃却場が制限
され、限界に近づいて来たためによるものである。加え
て使用後の再利用法が今だ充分確立しておらず、使用後
れんがにCr2O3成分を含ませないことが緊急の課題と
なって来た。
【0004】しかし、非Cr2O3含有材質であるスピネ
ル質、ドロマイト質では前述の短所を有するため充分代
替することは出来ず、又更なる開発も現状では効果を出
していない。
ル質、ドロマイト質では前述の短所を有するため充分代
替することは出来ず、又更なる開発も現状では効果を出
していない。
【0005】
【課題を解決するための手段】この考案は、上記目的を
達成させるため次のように構成した。以下図1、図2を
参照しながら説明する。内張りれんがの使用方法は次の
ようである。稼動面1から100〜150mm程を実質
使用厚とし、残りの非稼動面2側100〜130mm程
は残厚を残して廃却とする。この残厚は脱落及びシェル
の変形を防止するために必要である。そこで使用する稼
動面1側は現状の特性を生かすためにCr2O3含有材質
層3としてマグクロ材質Aを、未使用となる非稼動面2
側はCr2O3成分を含まない材質のCr2O3非含有材質
層4を配置しその中間部にはぼかし部層5を設けること
にした。異なる2種の材質は熱膨脹率が異なり焼成時に
境界部にき裂が発生する恐れがある。また、充分結合し
強度を有さないとハンドリング時及び使用中の応力によ
り折れ、き裂が発生し脱落する危険性がある。このため
中間特性を有するぼかし部層5を設け、熱膨脹差の緩和
及び結合の強化を図った。また、各々種類の単一れんが
を2層張りした場合は、内張りれんがの残寸が薄くなっ
た時点で脱落する危険があり、その時の耐用も従来の半
分程度と予想される。ぼかし部層5が存在すれば上記の
危険性はなくなり、従来の使用時にはマグクロ質の特性
が生かされ、廃却する時には低Cr2O3あるいは非Cr
2O3成分含有となるため全く廃却・環境問題にはならな
いことになる。
達成させるため次のように構成した。以下図1、図2を
参照しながら説明する。内張りれんがの使用方法は次の
ようである。稼動面1から100〜150mm程を実質
使用厚とし、残りの非稼動面2側100〜130mm程
は残厚を残して廃却とする。この残厚は脱落及びシェル
の変形を防止するために必要である。そこで使用する稼
動面1側は現状の特性を生かすためにCr2O3含有材質
層3としてマグクロ材質Aを、未使用となる非稼動面2
側はCr2O3成分を含まない材質のCr2O3非含有材質
層4を配置しその中間部にはぼかし部層5を設けること
にした。異なる2種の材質は熱膨脹率が異なり焼成時に
境界部にき裂が発生する恐れがある。また、充分結合し
強度を有さないとハンドリング時及び使用中の応力によ
り折れ、き裂が発生し脱落する危険性がある。このため
中間特性を有するぼかし部層5を設け、熱膨脹差の緩和
及び結合の強化を図った。また、各々種類の単一れんが
を2層張りした場合は、内張りれんがの残寸が薄くなっ
た時点で脱落する危険があり、その時の耐用も従来の半
分程度と予想される。ぼかし部層5が存在すれば上記の
危険性はなくなり、従来の使用時にはマグクロ質の特性
が生かされ、廃却する時には低Cr2O3あるいは非Cr
2O3成分含有となるため全く廃却・環境問題にはならな
いことになる。
【0006】
【実施例】本考案による内張りれんがを試作した。 ・稼動面側…マグクロ材質A ・非稼動面側…マグスピネル材質B ・ぼかし部…両者の混合域を配しプレス成形した。(図
1、2) この成形体を高温焼成した後通常同様、目地鉄板、膨脹
代ボール紙を付けた。
1、2) この成形体を高温焼成した後通常同様、目地鉄板、膨脹
代ボール紙を付けた。
【0007】使用材質の特性を表2に示す。本考案表3
による内張りれんがをセメントロータリーキルンにライ
ニングテストした。その結果を表3に示す。9465h
r運転後、この部位のれんがは廃却となった。この運転
時間はほぼ従来のマグクロ質と同程度であった。
による内張りれんがをセメントロータリーキルンにライ
ニングテストした。その結果を表3に示す。9465h
r運転後、この部位のれんがは廃却となった。この運転
時間はほぼ従来のマグクロ質と同程度であった。
【0008】使用後れんがの残厚は約110mmであ
り、稼動面にぼかし部が残っていたが廃却時問題となる
量(Cr2O3含有量)ではなく、非稼動面側のマグスピ
ネル材質も健全であった。(図3)
り、稼動面にぼかし部が残っていたが廃却時問題となる
量(Cr2O3含有量)ではなく、非稼動面側のマグスピ
ネル材質も健全であった。(図3)
【0009】
【考案の効果】稼動面側にはCr2O3含有材質層、非稼
動面側にはCr2O3非含有材質層を各々配置し、ほぼ中
央部は両材質のぼかし部層境界部を有するセメントロー
タリーキルン用内張りれんがは実使用においてき裂等に
よる落下もなく、かつ使用後れんがの廃却時に問題とな
るCr2O3成分を含まず、困難な問題を解決する等大き
動面側にはCr2O3非含有材質層を各々配置し、ほぼ中
央部は両材質のぼかし部層境界部を有するセメントロー
タリーキルン用内張りれんがは実使用においてき裂等に
よる落下もなく、かつ使用後れんがの廃却時に問題とな
るCr2O3成分を含まず、困難な問題を解決する等大き
【表1】
【表2】
【表3】 な効果がある。
【図1】この考案セメントロータリーキルン用内張りれ
んがの正面図である。
んがの正面図である。
【図2】同側面図である。
【図3】同使用後の説明図である。
【符号の説明】 1 稼動面 2 非稼働面 3 Cr2O3含有材質層 4 Cr2O3非含有材質層 5 ぼかし部層 A マグクロ材質 B マグスピネル材質
Claims (1)
- 【請求項1】 稼動面側にはCr2O3含有材質層、非稼
動面側にはCr2O3非含有材質層を各々配置し、ほぼ中
央部に両者入り混ったぼかし部層を有するセメントロー
タリーキルン用内張りれんが
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40444190U JPH0711146Y2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | セメントロータリーキルン用内張りれんが |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP40444190U JPH0711146Y2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | セメントロータリーキルン用内張りれんが |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0545037U JPH0545037U (ja) | 1993-06-18 |
| JPH0711146Y2 true JPH0711146Y2 (ja) | 1995-03-15 |
Family
ID=18514118
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP40444190U Expired - Fee Related JPH0711146Y2 (ja) | 1990-12-21 | 1990-12-21 | セメントロータリーキルン用内張りれんが |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711146Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5477274B2 (ja) * | 2010-12-14 | 2014-04-23 | 新日鐵住金株式会社 | 精錬炉 |
-
1990
- 1990-12-21 JP JP40444190U patent/JPH0711146Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0545037U (ja) | 1993-06-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |