JPH07111777B2 - メタル塗布型磁気記録媒体 - Google Patents
メタル塗布型磁気記録媒体Info
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- JPH07111777B2 JPH07111777B2 JP2002084A JP208490A JPH07111777B2 JP H07111777 B2 JPH07111777 B2 JP H07111777B2 JP 2002084 A JP2002084 A JP 2002084A JP 208490 A JP208490 A JP 208490A JP H07111777 B2 JPH07111777 B2 JP H07111777B2
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Description
る。
ルムにメタル塗布型磁性層を設けてなる磁気記録媒体が
知られている(たとえば特開昭60−66319号公報)。
媒体は、その出力特性、周波数特性のため高密度記録用
磁気記録媒体として重要視されている。しかし、上記従
来のメタル塗布型磁気記録媒体では、一般に、平滑なベ
ースフィルムが用いられるため、摩擦係数が大きく、滑
らず走行性が不十分であり、また、走行性を向上させる
ために粒子のサイズを大きくすると出力特性が不良とな
る問題点があった。
録媒体が有する優れた出力特性を維持しつつ(以下、出
力特性に優れるという)、走行性に優れた(以下、走行
性に優れるという)メタル塗布型磁気記録媒体を提供す
ることを目的とする。
ル塗布型磁性層を設けてなるメタル塗布型磁気記録媒体
であって、該基材フィルムが熱可塑性樹脂Aよりなる層
(A層)の少なくとも片面に不活性粒子を含有する熱可
塑性樹脂Bよりなる層(B層)を積層してなる二軸配向
フィルムであり、B層に含有される不活性粒子の平均粒
径dBが10〜600nm、該粒子のB層における含有量が1.5〜
40重量%、B層の厚さtBと平均粒径dBの比tB/dBが0.1〜
3の範囲であることを特徴とするメタル塗布型磁気記録
媒体、(2)基材フィルムの少なくとも一方のB層側に
メタル塗布型磁性層が設けられており、該磁性層側のB
層に含有される不活性粒子の平均粒径dBが10〜450nmで
あることを特徴とする上記(1)記載のメタル塗布型磁
気記録媒体、(3)基材フィルムがA層の片面にのみB
層を積層してなる二軸配向フィルムであり、A層側にの
みメタル塗布型磁性層が設けられており、該B層に含有
される不活性粒子の平均粒径dBが50〜600nmであること
を特徴とする上記(1)記載のメタル塗布型磁気記録媒
体、(4)基材フィルムが、熱可塑性樹脂Aよりなる層
(A)の一方の面に不活性粒子を含有する熱可塑性樹脂
Bよりなる層(B層)を、他面に不活性粒子を含有する
熱可塑性樹脂Cよりなる層(C層)を積層してなる二軸
配向フィルムであって、該基材フィルムのB層側にのみ
メタル塗布型磁性層が設けられており、該B層に含有さ
れる不活性粒子の平均粒径dBが10〜450nm、該粒子のB
層における含有量が1.5〜40重量%、B層の厚さtBと平
均粒径dBの比tB/dBが0.1〜3、該C層に含有される不活
性粒子の平均粒径dCが50〜600nm、該粒子のC層におけ
る含有量が1.5〜40重量%、C層の厚さtCと平均粒径dC
の比tC/dCが0.1〜3であることを特徴とするメタル塗布
型磁気記録媒体に関するものである。
Cは同じでも、異なる種類のものでも良く、ポリエステ
ル、ポリオレフィン、ポリアミド、ポリフェニレンスル
フィドなど特に限定されることはないが、特に、ポリエ
ステル、中でも、エチレンテレフタレート、エチレン
α,β−ビス(2−クロルフェノキシ)エタン−4,4′
−ジカルボキシレート、エチレン2,6−ナフタレート単
位から選ばれた少なくとも一種の構造単位を主要構成成
分とする場合に走行性がより一層良好となるので望まし
い。
は結晶性である場合に走行性がより一層良好となるので
きわめて望ましい。ここでいう結晶性とはいわゆる非晶
質ではないことを示すものであり、定量的には結晶化パ
ラメータにおける冷結晶化温度Tccが検出され、かつ結
晶化パラメータΔTcgが150℃以下のものである。さら
に、示差走査熱量計で測定された融解熱(融解エンタル
ピー変化)が7.5cal/g以上の結晶性を示す場合に走行性
がより一層良好となるのできわめて望ましい。また、エ
チレンテレフタレートを主要構成成分とするポリエステ
ルと場合に走行性がより一層良好となるので特に望まし
い。
B、Cから選ばれる少なくとも一種に他種の熱可塑性樹
脂を混合してもよいし共重合ポリマを用いても良い。ま
た、本発明の目的を阻害しない範囲内で、熱可塑性樹脂
A、B、Cから選ばれる少なくとも一種の酸化防止剤、
熱安定剤、滑剤、紫外線吸収剤などの有機添加剤が通常
添加される程度添加されていてもよい。
平均粒径dBは走行性、出力特性の点から10〜600nmであ
る必要があり、さらにB層側に磁性層が設けられる場合
には10〜450nm、磁性層が設けられない場合には50〜600
nmが好ましい。また本発明の基材フィルムB層中の不活
性粒子の含有量は1.5〜40重量%、好ましくは2〜30重
量%、さらに好ましくは3〜20重量%であることが必要
である。含有量が上記の範囲より多いと出力特性が満足
できず、少ないと走行性が不良となり好ましくない。さ
らに本発明の基材フィルムB層の厚さtBと該B層中に含
有する不活性粒子の平均粒径dBの比、tB/dBは0.1〜3、
好ましくは0.2〜2.0、さらに好ましくは0.3〜1.5の範囲
であることが必要である。tB/dBが上記の範囲より小さ
いと走行性が不良となり、逆に大きいと出力特性が不良
となるので好ましくない。
子の平均粒径dCは、良好な走行性、出力特性を得るため
に50〜600nmが必要である。さらに、基材フィルムC層
中に含有する不活性粒子の含有量は、良好な走行性、出
力特性を有する磁気記録媒体とするために1.5〜40重量
%、好ましくは2〜15重量%であることが必要である。
またこのC層の厚さtCと、含有する不活性粒子の平均粒
径dCの比tC/dCは0.1〜3の範囲である場合に走行性、出
力特性がより一層良好となるので望ましい。
る必要は特にないが、平均粒径が5〜600nm、特に10〜4
50nmの不活性粒子が0.001〜0.15重量%、特に0.005〜0.
05重量%含有されていると走行性、出力特性がより一層
良好となるので望ましい。
短径)が1.0〜1.3の粒子、特に、球形状の粒子の場合に
走行性、出力特性がより一層良好となるので望ましい。
本発明に使用する不活性粒子は基材フィルム中での単一
粒子指数が0.7以上、好ましくは0.9以上である場合に走
行性、出力特性がより一層良好となるので特に望まし
い。本発明に使用する不活性粒子は粒径の相対標準偏差
が0.6以下、好ましくは0.5以下の場合に走行性、出力特
性がより一層良好となるので望ましい。
が、コロイダルシリカに起因する実質的に球形のシリカ
粒子、架橋高分子による粒子(たとえば架橋ポリスチレ
ン)等があるが、特に10重量%減量時温度(窒素中で熱
重量分析装置島津TG−30Mを用いて測定。昇温速度20℃
/分)が380℃以上になるまで架橋度を高くした架橋高
分子粒子の場合に走行性、出力特性がより一層良好とな
るので特に望ましい。なお、コロイダルシリカに起因す
る球形シリカの場合にはアルコキシド法で製造された、
ナトリウム含有量が少ない、実質的に球形のシリカの場
合に走行性、出力特性がより一層良好となるので特に望
ましい。しかしながら、その他の粒子、冷えば炭酸カル
シウム、二酸化チタン、アルミナ等他の粒子でも熱可塑
性樹脂B層の厚さtBと平均粒径dBの比の適切なコントロ
ールにより十分使いこなせるものである。
層フィルムを二軸配向せしめたフィルムであって、一軸
あるいは無配無フィルムでは走行性が不良となるので好
ましくない。この配向の程度は特に限定されないが、高
分子の分子配向の程度の目安であるヤング率が長手方
向、幅方向ともに350kg/mm2以上である場合に出力特
性、走行性がより一層良好となるのできわめて望まし
い。分子配向の程度の目安であるヤング率の上限は特に
限定されないが、通常、1500kg/mm2程度が製造上の限界
である。
マン結晶化指数は、20cm-1以下の場合に走行性、出力特
性がより一層良好となるので特に望ましい。
反射ラマン結晶化指数は、20cm-1以下の場合に走行性、
出力特性がより一層良好となるので特に望ましい。
タル塗布型磁性層を設けてなる磁気記録媒体である。用
いられる磁性粉末は特に限定されないが強磁性粉末、な
かでも、Fe、Co、Fe−Co、Fe−Co−Ni、Co−Ni等の金属
または合金、これらとAl、Cr、Si等との合金等が好まし
く用いられる。
できるが、一般には熱硬化性樹脂系バインダーおよび放
射線硬化系バインダーが好ましく、その他添加剤として
分散剤、潤滑剤、帯電防止剤を常法に従って用いてもよ
い。例えば塩化ビニル・酢酸ビニル・ビニルアルコール
共重合体、ポリウレタンプレポリマおよびポリイソシア
ネートよりなるバインダーなどを用いることができる。
性層側のB層の厚さtB(一層)との比、tB/tMが0.002〜
10、特に0.01〜10、さらに好ましくは0.01〜5の範囲で
ある場合に出力特性、走行性がより一層良好となるので
望ましい。またtMの値としては0.5〜5μmの範囲とし
ておくことが出力特性、走行性がより一層良好となるの
で望ましい。
は25%以下、さらに好ましくは20%以下である場合に出
力特性、走行性がより一層良好となるので特に望まし
い。
2μm、好ましくは0.02〜1μmの場合に走行性、出力
特性がより一層良好となるので特に望ましい。
均粗さRaと最大高さRtの比、Rt/Raは9.0以下、特に8.5
以下の場合に出力特性、走行性がより一層良好となるの
で特に望ましい。
ンマススペクトルによって測定される表層粒子濃度比は
特に限定されないが、表層粒子濃度比が1/10以下、特に
1/50以下である場合に走行性、出力特性がより一層良好
となるので特に望ましい。
る。
としては、不活性粒子をエチレングリコールのスラリー
とし、ベント方式の2軸混練押出機を用いて熱可塑性樹
脂に練り込む方法が、延伸破れなく、本発明範囲の厚さ
と平均粒径の関係、含有量の基材フィルムを得るのにき
わめて有効である。
度マスターを作っておき、それを製膜時に不活性粒子を
実質的に含有しない熱可塑性樹脂で希釈して粒子の含有
量を調節する方法が有効である。
可塑性樹脂Bのペレットを必要に応じて乾燥したのち、
公知の溶融積層用押出装置に供給し、スリット状のダイ
からシート状に押出し、キャスティングロール上で冷却
固化せしめて未延伸フィルムを作る。すなわち、2また
は3台の押出し機、2または3層のマニホールドまたは
合流ブロックを用いて、熱可塑性樹脂A、Bを積層し、
口金から2または3層のシートを押し出し、キャスティ
ングロールで冷却して未延伸フィルムを作る。この場
合、熱可塑性樹脂Bのポリマ流路に、スタティックミキ
サー、ギヤポンプを設置する方法は延伸破れなく、本発
明範囲の厚さと平均粒径の関係、含有量、望ましい範囲
の表層粒子濃度比のフィルムを得るのに有効である。ま
た、合流ブロックとして矩形のフィードブロックを用い
るのが本発明範囲の厚さと平均粒径の関係を得るのにき
わめて有効である。また、熱可塑性樹脂B側の押し出し
機の溶融温度を、熱可塑性樹脂A側より、10〜40℃高く
することが、延伸破れなく、本発明範囲の厚さと平均粒
径の関係、含有量、望ましい範囲の積層厚さ斑、表層粒
子濃度比、全反射ラマン結晶化指数のフィルムを得るの
に有効である。上記の説明は構成として、A/B、B/A/Bに
ついて述べたが、B/A/Cの構成の場合は3台の押出機を
用いて同様に、3層のマニホールドまたは合流ブロック
を用いて、熱可塑性樹脂B、A、Cを積層し、口金から
3層のシートを押し出し、キャスティングロールで冷却
して未延伸フィルムを作る。
る。延伸方法としては、逐次二軸延伸法または同時二軸
延伸法を用いることができる。ただし、最初に長手方
向、次に幅方向の延伸を行なう逐次二軸延伸法を用い、
長手方向の延伸を3段階以上に分けて、総縦延伸倍率を
3.0〜6.5倍で行なう方法は、本発明範囲の厚さと平均粒
径の関係、含有量のフィルムを得るのに有効である。長
手方向延伸温度は熱可塑性樹脂の種類によって異なり一
概には言えないが、通常、その1段目を50〜130℃と
し、2段目以降はそれより高くすることが本発明範囲の
厚さと平均粒径の関係、本発明の望ましい範囲の表層粒
子濃度比のフィルムを得るのに有効である。長手方向延
伸速度は5000〜50000%/分の範囲が好適である。幅方
向の延伸方法としてはステンタを用いる方法が一般的で
ある。延伸倍率は、3.0〜5.0倍、延伸速度は、1000〜20
000%/分、温度は80〜160℃の範囲が好適である。次に
この延伸フィルムを熱処理する。この場合の熱処理温度
は170〜200℃、特に170〜190℃、時間は0.5〜60秒の範
囲が好適である。
を塗布する方法は公知の方法で行なうことができるが、
グラビヤロールで塗布する方法が本発明範囲の厚さと平
均粒径の関係、本発明の望ましい範囲の表層粒子濃度比
のフィルムを得るのに有効である。塗布後の乾燥工程
は、温度を90〜120℃とするのが好ましい。
ルを弾性ロールに用い、25〜90℃、特に40〜70℃の温度
範囲で行なうのが本発明範囲の厚さと平均粒径の関係、
本発明の望ましい範囲の表層粒子濃度比のフィルムを得
るのに有効である。さらに、このフィルムの磁性層をキ
ュアした後、その原反(広幅)をスリットして本発明の
メタル塗布型磁気記録媒体を得る。
通りである。
除去し粒子を露出させる。処理条件は熱可塑性樹脂は灰
化されるが粒子はダメージを受けない条件を選択する。
これを走査型電子顕微鏡(SEM)で観察し、粒子の画像
をイメージアナライザーで処理する。観察箇所を変えて
粒子数5,000個以上で次の数値処理を行ない、それによ
って求めた数平均系Dを平均粒径とする。
値)/(短径の平均値)の比である。すなわち、下式で
求められる。
(最短径)、Nは粒子数である。
D、粒子数Nから計算される標準偏差σ(={Σ(Di−
D)2/N}1/2)を平均径Dで割った値(σ/D)で表わし
た。
し、粒子を検知する。観察倍率を10万倍程度にすれば、
それ以上分けることができない1個の粒子が観察でき
る。粒子の占める全面積をA、そのうち2個以上の粒子
が凝集している凝集体の占める面積をBとした時、(A
−B)/Aをもって、単一粒子指数とする。TEM条件は下
記のとおりである。1視野面積:2μm2の測定を場所を変
えて、500視野測定する。
し、粒子を熱可塑性樹脂から遠心分離し、粒子の全体重
量に対して比率(重量%)をもって粒子含有量とする。
件は次の通りである。すなわち、試料10mgをDSC装置に
セットし、300℃の温度で5分間溶融した後、液体窒素
中に急冷する。この急冷試料を10℃/分で昇温し、ガラ
ス転移点Tgを検知する。さらに昇温を続け、ガラス状態
からの結晶化発熱ピーク温度をもって冷結晶化温度Tcc
とした。さらに昇温を続け、融解ピークから融解熱を求
めた。ここでTccとTgの差(Tcc−Tg)を結晶化パラメー
タΔTcgと定義する。
トロンタイプの引っ張り試験機を用いて、25℃、65%RH
にて測定した。
振動である1730cm-1の半価幅をもって表面の全反射ラマ
ン結晶化指数とした。測定条件は次の通りである。但し
測定深さは、表面から500〜1000Å程度とした。
となるようにフィルム表面を全反射プリズムに圧着さ
せ、レーザーのプリズムへの入射角(フィルム厚さ方向
との角度は60゜とした。
0)(supply 1,600V) 測定条件 SLIT 1,000 μm LASER 100 mW GATE TIME 1.0sec SCAN SPEED 12 cm-1/min SAMPLING INTERVAL 0.2cm-1 REPEAT TIME 6 (9)固有粘度[η](単位はdl/g) オルトクロロフェノール中、25℃で測定した溶液粘度か
ら下記式で計算される値を用いる。すなわち、 ηSP/C=[η]+K[η]2・C ここで ηSP=(溶液粘度/溶媒粘度)−1、Cは溶媒
100mlあたりの溶解ポリマ重量(g/100ml、通常1.2)、
Kはハギンス定数(0.343とする)。また、溶液粘度、
溶媒粘度はオストワルド粘度計を用いて測定した。
中の粒子に起因する元素のうち最も高濃度の元素と熱可
塑性樹脂の炭素元素の濃度比を粒子濃度とし、厚さ方向
の分析を行なう。SIMSによって測定される最表層粒子濃
度(深さ0の点)における粒子濃度Aとさらに深さ方向
の分析を続けて得られる最高濃度Bの比、A/Bを表層粒
子濃度比と定義した。測定装置、条件は下記のとおりで
ある。
(最大高さ) 表面粗さ計を用いて測定した。条件は下記のとおりであ
り、20回の測定の平均値をもって値とした。
6mmφの固定軸に1/2インチ幅のテープを角度θ=πrad
で接触させ、3.3cm/sの速さで走行させる。入口テンシ
ョンT1を25gとした時の出口テンションT2を測定し、次
式から動摩擦係数(μK)を算出する。
を走行性:良、0.30を超えるものを走行性:不良とし
た。
このテープに家庭用VTRを用いてテレビ試験波形発生器
により100%クロマ信号を記録し、その再生信号からカ
ラービデオノイズ測定器でクロマS/Nを測定した。
ープと比較して同等のもの(差が+0dB以下のもの)を
出力特性:不良、差が+2dB以下のものを出力特性:
良、差が+2dBを超えるものを出力特性:優とした。
リカに起因するシリカ粒子を含有するエチレングリコー
ルスラリーを調製し、このエチレングリコールスラリー
を190℃で1.5時間熱処理した後、テレフタル酸ジメチル
とエステル交換反応させ、重縮合し、該粒子を0.5〜10
重量%含有するポリエチレンテレフタレート(以下PET
と略す)のペレットを作った。この時、重縮合時間を調
節し固有粘度を0.70とした(熱可塑性樹脂B)。また、
常法によって、固有粘度0.62のPETを製造し、熱可塑性
樹脂Aとした。
rr)した後、熱可塑性樹脂Bを押出機1に供給し290℃
で溶融し、さらに、熱可塑性樹脂Aを押出機2に供給
し、280℃で溶融し、これらのポリマを合流ブロックで
合流積層し、静電印加キャスト法を用いて表面温度30℃
のキャスティングドラムに巻きつけて冷却固化し、積層
未延伸フィルムを作った。この時、それぞれの押出機の
吐出量を調節し総厚さ、熱可塑性樹脂B層の厚さを調節
した。
伸した。この延伸は2組ずつのロールの周速差で、4段
階で行なった。この一軸延伸フィルムをステンタを用い
て延伸速度2,000%/分で100℃で幅方向に4.0倍延伸
し、定長下で、190℃にて5秒間熱処理し、総厚さ15μ
mの二軸配向積層フィルムを得た。
する。磁性塗料は次のようにして調製した。
剤6部を添加して得られた混練物をフィルターでろ過し
て磁性塗布液を準備し、上記フィルム上に塗布、磁場配
向させ、110℃で乾燥し、さらに小型テストカレンダー
装置(スチールロール/ナイロンロール、5段)で、温
度70℃、線圧200kg/cmでカレンダー処理した後、70℃、
48時間でキュアリングしメタル塗布型磁気記録媒体を得
た。
を用いて3層積層の積層未延伸フィルムを、実施例4で
はさらにA層両面に異なるポリマを積層した3層積層の
積層未延伸フィルムを、また比較例1は通常の単層フィ
ルムを、比較例4では3台の押出機を用いて3層積層の
積層未延伸フィルムを得た。
倍延伸した。この一軸延伸フィルムをステンタを用いて
延伸速度2,000%/分で105℃で幅方向に4.5倍延伸し、
定長下で、190℃にて5秒間熱処理し、二軸配向フィル
ムを得た。
する。磁性塗料は上記実施例と同様のものを用意した。
その磁性塗料をボールミルで48時間混合分散した後、硬
化剤6部を添加して得られた混練物をフィルターでろ過
して磁性塗布液を準備し、塗布、磁場配向させ、100℃
で乾燥し、さらに小型テストカレンダー装置(スチール
ロール/ナイロンロール、5段)で、温度70℃、線圧20
0kg/cmでカレンダー処理した後、70℃、48時間でキュア
リングしメタル塗布型磁気記録媒体を得た。
樹脂系バインダーに球状シリカ(0.3μm)を5重量%
含有した塗液を公知の方法で塗布、乾燥させ、コーティ
ング厚さ1μmのフィルムを得た。
メタル塗布型磁気記録媒体は走行性、出力特性は優また
は良であったが、そうでない場合は走行性、出力特性を
満足するメタル塗布型磁気記録媒体は得られなかった。
可塑性樹脂を用いて、粒子の大きさとフィルム厚さの関
係、含有量を特定範囲としたので、走行性、出力特性に
優れた磁気記録媒体が得られたものであり、各用途での
フィルム加工速度の増大に対応できるものである。
Claims (7)
- 【請求項1】基材フィルムの少なくとも片面にメタル塗
布型磁性層を設けてなるメタル塗布型磁気記録媒体であ
って、該基材フィルムが熱可塑性樹脂Aよりなる層(A
層)の少なくとも片面に不活性粒子を含有する熱可塑性
樹脂Bよりなる層(B層)を積層してなる二軸配向フィ
ルムであり、B層に含有される不活性粒子の平均粒径dB
が10〜600nm、該粒子のB層における含有量が1.5〜40重
量%、B層の厚さtBと平均粒径dBの比tB/dBが0.1〜3の
範囲であることを特徴とするメタル塗布型磁気記録媒
体。 - 【請求項2】基材フィルムの少なくとも一方のB層側に
メタル塗布型磁性層が設けられており、該磁性層側のB
層に含有される不活性粒子の平均粒径dBが10〜450nmで
あることを特徴とする請求項(1)記載のメタル塗布型
磁気記録媒体。 - 【請求項3】基材フィルムがA層の片面にのみB層を積
層してなる二軸配向フィルムであり、A層側にのみメタ
ル塗布型磁性層が設けられており、該B層に含有される
不活性粒子の平均粒径dBが50〜600nmであることを特徴
とする請求項(1)記載のメタル塗布型磁気記録媒体。 - 【請求項4】基材フィルムが、熱可塑性樹脂Aよりなる
層(A層)の一方の面に不活性粒子を含有する熱可塑性
樹脂Bよりなる層(B層)を、他面に不活性粒子を含有
する熱可塑性樹脂Cよりなる層(C層)を積層してなる
二軸配向フィルムであって、該基材フィルムのB層側に
のみメタル塗布型磁性層が設けられており、該B層に含
有される不活性粒子の平均粒径dBが10〜450nm、該粒子
のB層における含有量1.5〜40重量%、B層の厚さtBと
平均粒径dBの比tB/dBが0.1〜3、該C層に含有される不
活性粒子の平均粒径dCが50〜600nm、該粒子のC層にお
ける含有量が1.5〜40重量%、C層の厚さtCと平均粒径d
Cの比tC/dCが0.1〜3であることを特徴とするメタル塗
布型磁気記録媒体。 - 【請求項5】熱可塑性樹脂Cが結晶性ポリエステルであ
り、かつ、C層表面の全反射ラマン結晶化指数が20cm-1
以下であることを特徴とする請求項(4)に記載のメタ
ル塗布型磁気記録媒体。 - 【請求項6】熱可塑性樹脂Bが結晶性ポリエステルであ
り、かつ、B層表面の全反射ラマン結晶化指数が20c-1
以下であることを特徴とする請求項(1)〜(5)のい
ずれかに記載のメタル塗布型磁気記録媒体。 - 【請求項7】磁性層側のB層の厚さtBと該磁性層の厚さ
tMの比、tB/tMが0.002〜10の範囲であることを特徴とす
る請求項(1)〜(6)のいずれかに記載のメタル塗布
型磁気記録媒体。
Applications Claiming Priority (2)
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Families Citing this family (2)
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|---|---|---|---|---|
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| JP2826235B2 (ja) * | 1992-08-18 | 1998-11-18 | 富士写真フイルム株式会社 | 磁気記録媒体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63224020A (ja) * | 1987-03-12 | 1988-09-19 | Hitachi Maxell Ltd | 磁気記録媒体 |
-
1990
- 1990-01-08 JP JP2002084A patent/JPH07111777B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0386916A (ja) | 1991-04-11 |
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