JPH07111786A - 振動波駆動装置の駆動制御装置 - Google Patents
振動波駆動装置の駆動制御装置Info
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- JPH07111786A JPH07111786A JP5255662A JP25566293A JPH07111786A JP H07111786 A JPH07111786 A JP H07111786A JP 5255662 A JP5255662 A JP 5255662A JP 25566293 A JP25566293 A JP 25566293A JP H07111786 A JPH07111786 A JP H07111786A
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- phase
- phase difference
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- General Electrical Machinery Utilizing Piezoelectricity, Electrostriction Or Magnetostriction (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 振動波モータに代表される振動波駆動装置に
おいて、簡単な構成で周波数制御が行える駆動制御装置
を提供することを目的とする。 【構成】 振動体に駆動用と振動検出用の圧電素子を配
したものを振動子9bとし、該駆動用圧電素子に駆動周
波信号を印加して該振動体の駆動面に進行波を形成し、
この進行波により該振動体の駆動面に加圧接触する部材
9aと該振動子9bとを相対的に移動させる振動波駆動
装置の駆動制御装置は、該駆動用圧電素子に駆動周波信
号を与えるための矩形波駆動周波信号信号発生手段と、
該振動検出用圧電素子からの出力信号と該矩形波駆動周
波信号信号発生手段の出力信号の位相差を検出する位相
差検出手段12と、該位相差検出手段12で検出された
位相差で該駆動周波信号を制御する制御手段とを有す
る。
おいて、簡単な構成で周波数制御が行える駆動制御装置
を提供することを目的とする。 【構成】 振動体に駆動用と振動検出用の圧電素子を配
したものを振動子9bとし、該駆動用圧電素子に駆動周
波信号を印加して該振動体の駆動面に進行波を形成し、
この進行波により該振動体の駆動面に加圧接触する部材
9aと該振動子9bとを相対的に移動させる振動波駆動
装置の駆動制御装置は、該駆動用圧電素子に駆動周波信
号を与えるための矩形波駆動周波信号信号発生手段と、
該振動検出用圧電素子からの出力信号と該矩形波駆動周
波信号信号発生手段の出力信号の位相差を検出する位相
差検出手段12と、該位相差検出手段12で検出された
位相差で該駆動周波信号を制御する制御手段とを有す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は振動波モータに代表され
る振動波駆動装置の駆動制御装置に関するものである。
る振動波駆動装置の駆動制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来振動波モータの駆動回路として、駆
動周波電圧と、振動波モータの振動体の振動状態を検出
するいわゆるセンサー相との間の位相差を検出する、あ
るいはセンサー相に発生する信号の振幅を検出する等の
方法により、振動波モータの駆動周波電圧の周波数を制
限する事は行なわれている。これは、振動波モータの特
性としてある駆動周波数より低い周波数になると、急激
に回転が停止してしまうのを防ぐ為のものである。
動周波電圧と、振動波モータの振動体の振動状態を検出
するいわゆるセンサー相との間の位相差を検出する、あ
るいはセンサー相に発生する信号の振幅を検出する等の
方法により、振動波モータの駆動周波電圧の周波数を制
限する事は行なわれている。これは、振動波モータの特
性としてある駆動周波数より低い周波数になると、急激
に回転が停止してしまうのを防ぐ為のものである。
【0003】前記位相差検出の方法を説明すると、 1.駆動電極に印加する駆動信号と、電歪素子等を用い
たセンサー電極に発生する電圧の位相差を検出する方
法。
たセンサー電極に発生する電圧の位相差を検出する方
法。
【0004】2.駆動電極に印加する駆動信号の電圧と
電流の位相差を検出する方法。
電流の位相差を検出する方法。
【0005】3.2の変形例として、通常、駆動回路と
振動波モータの電極間に挿入する誘導性素子(コイルま
たはトランス等)の両端電圧の位相差を検出する方法。
振動波モータの電極間に挿入する誘導性素子(コイルま
たはトランス等)の両端電圧の位相差を検出する方法。
【0006】等が実施されている。
【0007】この第1の方法に関して図2をもとに説明
する。
する。
【0008】図2は従来一般的に用いられている振動波
モータの駆動回路を示す図面であり、同図に於て1はマ
イコン、2はD/Aコンバータで、マイコン1のディジ
タル出力信号をアナログ電圧に変換する。3は電圧制御
発振器(VCO)で、D/Aコンバータ2の出力電圧に
応じた周波電圧を発生する。4は分周・位相器でVCO
3の周波電圧を分周し、±1/2π位相差の周波電圧を
出力する。5,6は電力増幅器で、分周・位相器4の周
波電圧を振動波モータ9を駆動可能な電圧と電流値に増
幅する。7,8はマッチングコイル、9は振動波モータ
で、9aはロータ、9bはステータ、9cはレンズ鏡筒
16に回転力を伝達する為のキーである。10,11は
電圧コンパレータ、12は位相検出器で、A相周波電圧
と、前記センサー相(S相)の位相を検出し、ディジタ
ル信号としてマイコン1に出力する。13はパルス板
で、ギヤ14,15を介してレンズ鏡筒16の外周ギヤ
部と嵌合する。17はレンズ、18はインタラプタで、
パルス板13の回転をすなわち振動波モータ9の回転を
検出する。19はインタラプタ18の信号検出回路で、
インタラプタ18の微少信号を増幅し、ディジタル信号
に変換する。20はUP/DOWNカウンタで、パルス
板13の回転により生ずるパルス信号をカウントする。
21はDC/DCコンバータで、電池22の電圧を振動
波モータを駆動するに必要な電圧に昇圧し、電力増幅器
5および6に供給する。
モータの駆動回路を示す図面であり、同図に於て1はマ
イコン、2はD/Aコンバータで、マイコン1のディジ
タル出力信号をアナログ電圧に変換する。3は電圧制御
発振器(VCO)で、D/Aコンバータ2の出力電圧に
応じた周波電圧を発生する。4は分周・位相器でVCO
3の周波電圧を分周し、±1/2π位相差の周波電圧を
出力する。5,6は電力増幅器で、分周・位相器4の周
波電圧を振動波モータ9を駆動可能な電圧と電流値に増
幅する。7,8はマッチングコイル、9は振動波モータ
で、9aはロータ、9bはステータ、9cはレンズ鏡筒
16に回転力を伝達する為のキーである。10,11は
電圧コンパレータ、12は位相検出器で、A相周波電圧
と、前記センサー相(S相)の位相を検出し、ディジタ
ル信号としてマイコン1に出力する。13はパルス板
で、ギヤ14,15を介してレンズ鏡筒16の外周ギヤ
部と嵌合する。17はレンズ、18はインタラプタで、
パルス板13の回転をすなわち振動波モータ9の回転を
検出する。19はインタラプタ18の信号検出回路で、
インタラプタ18の微少信号を増幅し、ディジタル信号
に変換する。20はUP/DOWNカウンタで、パルス
板13の回転により生ずるパルス信号をカウントする。
21はDC/DCコンバータで、電池22の電圧を振動
波モータを駆動するに必要な電圧に昇圧し、電力増幅器
5および6に供給する。
【0009】なお、後の説明の為にコイル7の出力の後
とコンパレータ10の入力を結ぶ線を信号線23、同様
に振動波モータのS相とコンパレータ11の入力を結ぶ
線を信号線24とする。
とコンパレータ10の入力を結ぶ線を信号線23、同様
に振動波モータのS相とコンパレータ11の入力を結ぶ
線を信号線24とする。
【0010】なお、振動子であるステータ9bは、図2
に示すリング形状の形式では、振動体と、該振動体の片
面側に接合された圧電素子とにより構成され、該圧電素
子は群間では1/4波長の奇数倍の位相差で配置され、
群内では1/2波長の間隔で極性が逆に分極処理が施さ
れた電極が形成された駆動用のA,B2相の圧電素子を
有し、また例えば該A,B2相の圧電素子の間に、例え
ば1/4波長の長さで振動検出用の圧電素子が形成さ
れ、このA,B2相の圧電素子に電力増幅器5,6から
の駆動信号が印加され、また該振動検出用の圧電素子か
らの信号が信号線24を介してコンパレータ11に出力
される。
に示すリング形状の形式では、振動体と、該振動体の片
面側に接合された圧電素子とにより構成され、該圧電素
子は群間では1/4波長の奇数倍の位相差で配置され、
群内では1/2波長の間隔で極性が逆に分極処理が施さ
れた電極が形成された駆動用のA,B2相の圧電素子を
有し、また例えば該A,B2相の圧電素子の間に、例え
ば1/4波長の長さで振動検出用の圧電素子が形成さ
れ、このA,B2相の圧電素子に電力増幅器5,6から
の駆動信号が印加され、また該振動検出用の圧電素子か
らの信号が信号線24を介してコンパレータ11に出力
される。
【0011】A,B2相の圧電素子に所定の位相差を有
する駆動信号を印加することにより、振動体の駆動面に
進行波が形成され、これにより、該駆動面に加圧接触す
るロータ9aが摩擦駆動される。
する駆動信号を印加することにより、振動体の駆動面に
進行波が形成され、これにより、該駆動面に加圧接触す
るロータ9aが摩擦駆動される。
【0012】次にマイコン1の各端子の機能を説明す
る。
る。
【0013】PHASE INは位相検出器12の検出
位相値を読み込む為の入力端子、USM EN/DIS
は振動波モータ9の駆動の許可/禁止設定の為の出力端
子、DIR2は振動波モータ9の回転方向を設定する為
の出力端子、D/A OUTはD/Aコンバータ2への
出力端子、MONは検出回路19の直接入力端子、RE
SETはUP/DOWNカウンタ20をリセットするた
めの出力端子で、Hiでリセットとする。
位相値を読み込む為の入力端子、USM EN/DIS
は振動波モータ9の駆動の許可/禁止設定の為の出力端
子、DIR2は振動波モータ9の回転方向を設定する為
の出力端子、D/A OUTはD/Aコンバータ2への
出力端子、MONは検出回路19の直接入力端子、RE
SETはUP/DOWNカウンタ20をリセットするた
めの出力端子で、Hiでリセットとする。
【0014】PULSE INはUP/DOWNカウン
タ20のカウント値の入力端子、DIRIはUP/DO
WNカウンタ20のカウント方向設定の為の出力端子
で、HiでUP、LoでDOWNとする。
タ20のカウント値の入力端子、DIRIはUP/DO
WNカウンタ20のカウント方向設定の為の出力端子
で、HiでUP、LoでDOWNとする。
【0015】CNT EN/DISはUP/DOWNカ
ウンタ20のカウントを禁止/許可する為の出力端子
で、Hiで許可、Loで禁止とする。
ウンタ20のカウントを禁止/許可する為の出力端子
で、Hiで許可、Loで禁止とする。
【0016】図3には、図2における分周・位相器の回
路の具体例を示したものであり、同図において31,3
2はDフリップフロップ、33はNANDゲート、3
4,35,36,38はANDゲート、36はORゲー
トである。
路の具体例を示したものであり、同図において31,3
2はDフリップフロップ、33はNANDゲート、3
4,35,36,38はANDゲート、36はORゲー
トである。
【0017】40は図2におけるVCO3からの4倍周
波数の入力端子、39は振動波モータの駆動方向設定端
子、40は振動波モータの駆動許可禁止端子で、Hiで
許可Loで禁止である。
波数の入力端子、39は振動波モータの駆動方向設定端
子、40は振動波モータの駆動許可禁止端子で、Hiで
許可Loで禁止である。
【0018】次に図4は、振動波モータ9の前記位相特
性を示した図であり、横軸に駆動周波数f、縦軸1にA
相−S相間の位相差θを、縦軸2に回転数nをとってい
る。同図において、位相差軸は上方に向かう程小さく、
回転数nは、上方に向かうほど高く、周波数fは、右方
が高くなる。
性を示した図であり、横軸に駆動周波数f、縦軸1にA
相−S相間の位相差θを、縦軸2に回転数nをとってい
る。同図において、位相差軸は上方に向かう程小さく、
回転数nは、上方に向かうほど高く、周波数fは、右方
が高くなる。
【0019】振動波モータは駆動周波数を高い方より低
い方に走査していく事により、ある起動周波数fmより
動き初め、その後さらに周波数の低い方に走査していく
事により、回転数は上昇すると同時に、A相−S相間の
位相差θも小さくなる。しかしながら、共振周波数fo
を越えてさらに周波数を低くすると、急激に回転が停止
してしまい、位相差θも急激に変動する。またこの特性
は温度、負荷により左右にシフトし、特に負荷が重くな
った場合は図4の右方向にシフトする特性を持ってい
る。
い方に走査していく事により、ある起動周波数fmより
動き初め、その後さらに周波数の低い方に走査していく
事により、回転数は上昇すると同時に、A相−S相間の
位相差θも小さくなる。しかしながら、共振周波数fo
を越えてさらに周波数を低くすると、急激に回転が停止
してしまい、位相差θも急激に変動する。またこの特性
は温度、負荷により左右にシフトし、特に負荷が重くな
った場合は図4の右方向にシフトする特性を持ってい
る。
【0020】図5はA相−S相の位相検出の概念を示す
図であり、上より、S相電圧波形5a、A相電圧波形5
b、および、おのおのの信号をコンパレータ10及び1
1を通して、ディジタル信号に変換した波形4c,4d
を示している。
図であり、上より、S相電圧波形5a、A相電圧波形5
b、および、おのおのの信号をコンパレータ10及び1
1を通して、ディジタル信号に変換した波形4c,4d
を示している。
【0021】位相検出器では、例えばコンパレータ11
の出力がHiになってからコンパレータ10の出力がH
iになるまでの時間、基準クロックをカウンタでカウン
トする事ににより、ディジタル値で直接A相−S相間の
位相を計測する事が出来る。例えば駆動周波数の256
倍の周波数の基準クロックをカウントする事により、A
相−S相の位相差を360°/256=1.4°きざみ
で精密に計測する事が出来る。
の出力がHiになってからコンパレータ10の出力がH
iになるまでの時間、基準クロックをカウンタでカウン
トする事ににより、ディジタル値で直接A相−S相間の
位相を計測する事が出来る。例えば駆動周波数の256
倍の周波数の基準クロックをカウントする事により、A
相−S相の位相差を360°/256=1.4°きざみ
で精密に計測する事が出来る。
【0022】このクロックを例えば8bitのバイナリ
カウンタでカウントする事により、1LSB=1.4°
の精度で8bitデータとしてマイコン1が直接読み取
る事ができる。
カウンタでカウントする事により、1LSB=1.4°
の精度で8bitデータとしてマイコン1が直接読み取
る事ができる。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】以上の構成の振動波モ
ータ駆動回路に於いて、図5に示した振動波モータに印
加する中心電圧は、DC/DCコンバータ21の出力電
圧(通常数+ボルト)をシフトしており、従って、コン
パレータ10のコンパレート電圧レベルは数十ボルトが
必要であり、高圧に耐える特殊なコンパレータが必要で
あった。
ータ駆動回路に於いて、図5に示した振動波モータに印
加する中心電圧は、DC/DCコンバータ21の出力電
圧(通常数+ボルト)をシフトしており、従って、コン
パレータ10のコンパレート電圧レベルは数十ボルトが
必要であり、高圧に耐える特殊なコンパレータが必要で
あった。
【0024】一方S相信号電圧は、一般的に最大振幅で
も数ボルト程度であり、通常の信号電圧レベルで処理可
能であるので、同じコンパレータでもA相とS相では異
なった種類のコンパレータを使用するか、双方共に同じ
高耐圧のコンパレータを使用し、S相信号の比較に関し
てはオーバースペックなものを使用していた。
も数ボルト程度であり、通常の信号電圧レベルで処理可
能であるので、同じコンパレータでもA相とS相では異
なった種類のコンパレータを使用するか、双方共に同じ
高耐圧のコンパレータを使用し、S相信号の比較に関し
てはオーバースペックなものを使用していた。
【0025】本発明はこのような従来の問題を解決し、
簡単な構成で周波数制御が行える振動波駆動装置の駆動
制御装置を提供することを目的とする。
簡単な構成で周波数制御が行える振動波駆動装置の駆動
制御装置を提供することを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段および作用】本発明の目的
を実現する構成は特許請求の範囲に記載の通りであり、
具体的には、位相差検出手段において、機械−電気エネ
ルギー変換手段に発生する信号と、振動波モータを駆動
する為の駆動周波信号の基となる矩形波信号の位相差を
比較する事により、特殊な電子回路を使用する事なく、
振動波モータに印加する駆動電圧の周波数を制御して、
振動波モータの特性である特定の周波数以下になると急
激に回転が停止する事を防止する振動波モータの駆動装
置を提供するものである。
を実現する構成は特許請求の範囲に記載の通りであり、
具体的には、位相差検出手段において、機械−電気エネ
ルギー変換手段に発生する信号と、振動波モータを駆動
する為の駆動周波信号の基となる矩形波信号の位相差を
比較する事により、特殊な電子回路を使用する事なく、
振動波モータに印加する駆動電圧の周波数を制御して、
振動波モータの特性である特定の周波数以下になると急
激に回転が停止する事を防止する振動波モータの駆動装
置を提供するものである。
【0027】
【実施例】図1は本発明の特徴を最もよく表わす図面で
あり、図2と同じ部分の説明は省略する。
あり、図2と同じ部分の説明は省略する。
【0028】同図に於て、位相検出器12への入力は、
分周位相器4の一方の出力端子Aの出力を一方に直接入
力し、他方へは図2に示す従来例と同様に、振動波モー
タ9のS相出力をコンパレータし、ディジタル出力に変
換したものを入力している。また、上記実施例は分周位
相器4からの矩形波信号を位相検出に用いているが、電
力増幅器5または6の出力を用いてもよい。
分周位相器4の一方の出力端子Aの出力を一方に直接入
力し、他方へは図2に示す従来例と同様に、振動波モー
タ9のS相出力をコンパレータし、ディジタル出力に変
換したものを入力している。また、上記実施例は分周位
相器4からの矩形波信号を位相検出に用いているが、電
力増幅器5または6の出力を用いてもよい。
【0029】図6はA相基本信号とS相との位相検出の
概念を示す図であり、図6の(a)は、S相電圧波形a
と、図の(b),(c)は同信号をコンパレータ11に
より、ディジタル信号に変換した波形b、およびA相基
本信号波形cを示している。位相検出器12では、例え
ばコンパレータ11の出力がHiになってから、A相基
本信号出力cがHiになるまでの時間、基準クロックを
カウンタでカウントする事により、ディジタル値で直接
A相基本信号とS相間の位相を計測する事が出来、その
方法は従来例において説明したので、省略する。
概念を示す図であり、図6の(a)は、S相電圧波形a
と、図の(b),(c)は同信号をコンパレータ11に
より、ディジタル信号に変換した波形b、およびA相基
本信号波形cを示している。位相検出器12では、例え
ばコンパレータ11の出力がHiになってから、A相基
本信号出力cがHiになるまでの時間、基準クロックを
カウンタでカウントする事により、ディジタル値で直接
A相基本信号とS相間の位相を計測する事が出来、その
方法は従来例において説明したので、省略する。
【0030】次に本実施例の作用を図7を用いて説明す
る。
る。
【0031】図7の(a)〜(d)のいずれも横軸は時
間を示している。
間を示している。
【0032】各縦軸は、同図の(a)においては周波数
fで、上方が高く、同図の(b)においては振動波モー
タの回転速度であり、パルス板13に形成されているス
リットの明暗検出間隔の逆数を取ったものであり、同軸
に於てVtは制御目標速度である。
fで、上方が高く、同図の(b)においては振動波モー
タの回転速度であり、パルス板13に形成されているス
リットの明暗検出間隔の逆数を取ったものであり、同軸
に於てVtは制御目標速度である。
【0033】また、同図の(c)においては、A相基本
信号とS相信号の位相差を取ったものであり、同軸に於
てθrは振動波モータの共振周波数に於ける位相差を示
し、θtは制御目標位相差である。同図の(d)におい
ては目標駆動位置迄の駆動残量である。
信号とS相信号の位相差を取ったものであり、同軸に於
てθrは振動波モータの共振周波数に於ける位相差を示
し、θtは制御目標位相差である。同図の(d)におい
ては目標駆動位置迄の駆動残量である。
【0034】同図の(a)において、振動波モータ駆動
周波数は、マイコン1により制御され、振動波モータ起
動周波数fmより低い方向に走査される。一方マイコン
1はパルス板13の回転により生ずるパルス信号の間隔
が目標間隔になるか、又は位相検出器12により検出さ
れる振動波モータの前記位相差θがある値になることの
何れかの条件が成立した時点t1で、周波数の走査を停
止する。図7に於ては、制御目標位相差θtに達する前
に速度Vが、目標速度Vtに達している為にt1の時点
で周波数の掃引を終了しているが、低温環境下等による
負荷の増大等により、目標速度Vtに達する前に、位相
差θが目標位相差θtに達した場合は、周波数の掃引を
終了する。
周波数は、マイコン1により制御され、振動波モータ起
動周波数fmより低い方向に走査される。一方マイコン
1はパルス板13の回転により生ずるパルス信号の間隔
が目標間隔になるか、又は位相検出器12により検出さ
れる振動波モータの前記位相差θがある値になることの
何れかの条件が成立した時点t1で、周波数の走査を停
止する。図7に於ては、制御目標位相差θtに達する前
に速度Vが、目標速度Vtに達している為にt1の時点
で周波数の掃引を終了しているが、低温環境下等による
負荷の増大等により、目標速度Vtに達する前に、位相
差θが目標位相差θtに達した場合は、周波数の掃引を
終了する。
【0035】なお、同図の(c)において目標位相差θ
tと振動波モータの共振周波数における位相差θrが等
しくないのは、高周波数側より周波数を掃引し、共振周
波数を越えてさらに低くなった場合に、急激に振動波モ
ータの回転が停止する為、これを防止する為に一般的に
共振周波数より僅かに高い周波数以下に周波数を掃引す
る事を禁止しており、その為に、共振周波数θrより所
定値離れた周波数θtを制御目標にしている。
tと振動波モータの共振周波数における位相差θrが等
しくないのは、高周波数側より周波数を掃引し、共振周
波数を越えてさらに低くなった場合に、急激に振動波モ
ータの回転が停止する為、これを防止する為に一般的に
共振周波数より僅かに高い周波数以下に周波数を掃引す
る事を禁止しており、その為に、共振周波数θrより所
定値離れた周波数θtを制御目標にしている。
【0036】時間t1よりt2迄は、目標位相差θtを
越さない範囲で、目標速度Vtを維持する様に制御を行
うが、駆動残量COUNTが所定値Ct以下になった時
点t3で、目標位置になめらかに停止させる為に周波数
を高周波側に戻し減速を行ないつつ、駆動目標地点に到
達する、即ち残り駆動量が0になった時点で振動波モー
タの駆動を終了する。
越さない範囲で、目標速度Vtを維持する様に制御を行
うが、駆動残量COUNTが所定値Ct以下になった時
点t3で、目標位置になめらかに停止させる為に周波数
を高周波側に戻し減速を行ないつつ、駆動目標地点に到
達する、即ち残り駆動量が0になった時点で振動波モー
タの駆動を終了する。
【0037】次にマイコン1にプログラムされている前
記動作について、図8のフローチャートを基に説明す
る。
記動作について、図8のフローチャートを基に説明す
る。
【0038】[ステップ801]マイコン1のRESE
T端子を一定時間Loレベルに設定し、UP/DOWN
カウンタ20の初期化を行なう。次にマイコン1のDI
R端子を、振動波モータの駆動方向に応じてCCWなら
ばカウントアップを行なう為にHiレベルに設定し、C
Wならばカウントダウンを行なう為にLoレベルに設定
し、次にCNT EN/DIS端子をHiレベルに設定
し、UP/DOWNカウンタ20のカウントを許可す
る。
T端子を一定時間Loレベルに設定し、UP/DOWN
カウンタ20の初期化を行なう。次にマイコン1のDI
R端子を、振動波モータの駆動方向に応じてCCWなら
ばカウントアップを行なう為にHiレベルに設定し、C
Wならばカウントダウンを行なう為にLoレベルに設定
し、次にCNT EN/DIS端子をHiレベルに設定
し、UP/DOWNカウンタ20のカウントを許可す
る。
【0039】[ステップ802]振動波モータの駆動方
向がCCWならばマイコン1のDIRI端子をHiレベ
ルに設定し、CWならばDIRI端子をLoレベルに設
定する。
向がCCWならばマイコン1のDIRI端子をHiレベ
ルに設定し、CWならばDIRI端子をLoレベルに設
定する。
【0040】[ステップ803]マイコン1のD/A
OUTを前記の初期周波数fsに相当する値に設定す
る。
OUTを前記の初期周波数fsに相当する値に設定す
る。
【0041】[ステップ804]マイコン1のUSM
EN/DIS端子をHiレベルに設定し、振動波モータ
の駆動を開始する。
EN/DIS端子をHiレベルに設定し、振動波モータ
の駆動を開始する。
【0042】[ステップ805]位相検出器12により
検出されたA相とS相の位相差θが、所定値θrよりも
小さければ減速する為にステップ808に分岐し、所定
値よりも大きければ、まだ加速出来るので、ステップ8
06に分岐する。
検出されたA相とS相の位相差θが、所定値θrよりも
小さければ減速する為にステップ808に分岐し、所定
値よりも大きければ、まだ加速出来るので、ステップ8
06に分岐する。
【0043】[ステップ806]パルス板13の回転に
より発生するパルスの間隔を測定し、パルス幅が所定値
(TW−TΔ)よりも小さければ減速する為に、ステッ
プ808に分岐し、所定値(TW+TΔ)よりも大きけ
れば、目標速度まで加速する為に、ステップ807に分
岐し、±TΔの所定幅にある時は、ステップ809に分
岐する。
より発生するパルスの間隔を測定し、パルス幅が所定値
(TW−TΔ)よりも小さければ減速する為に、ステッ
プ808に分岐し、所定値(TW+TΔ)よりも大きけ
れば、目標速度まで加速する為に、ステップ807に分
岐し、±TΔの所定幅にある時は、ステップ809に分
岐する。
【0044】[ステップ807]振動波モータを加速す
る為に、周波数を所定値下げる。
る為に、周波数を所定値下げる。
【0045】[ステップ808]振動波モータを減速す
る為に、周波数を所定値上げる。
る為に、周波数を所定値上げる。
【0046】[ステップ809]マイコン1のPULS
E IN入力端子より、UP/DOWNカウンタ20の
カウント値を読み込み、駆動目標位置の手前であれば、
ステップ805に戻り、駆動目標位置に達しているすな
わち駆動残量が0であればステップ810に分岐する。
E IN入力端子より、UP/DOWNカウンタ20の
カウント値を読み込み、駆動目標位置の手前であれば、
ステップ805に戻り、駆動目標位置に達しているすな
わち駆動残量が0であればステップ810に分岐する。
【0047】[ステップ810]マイコン1のUSM
EN/DIS出力端子をLoレベルに設定し、振動波モ
ータの駆動を終了する。
EN/DIS出力端子をLoレベルに設定し、振動波モ
ータの駆動を終了する。
【0048】次にステップ806にて実際の速度と比較
するべき目標速度の設定方法を図9および図10をもと
に説明する。
するべき目標速度の設定方法を図9および図10をもと
に説明する。
【0049】図9は駆動残量に対する駆動目標速度を示
すテーブルであり、マイコン1内の不図示ROMに記憶
しているものである。
すテーブルであり、マイコン1内の不図示ROMに記憶
しているものである。
【0050】アドレス8には目標速度I8に相当するパ
ルス板13のパルス間隔(i8)が記憶されており、以
下同様にアドレス0まで所定のパルス間隔が記憶されて
いる。
ルス板13のパルス間隔(i8)が記憶されており、以
下同様にアドレス0まで所定のパルス間隔が記憶されて
いる。
【0051】実際の数値としては、I8は振動波モータ
の最速スピードすなわち最短パルス間隔が記憶されてお
り、I0は停止直前の最も遅いスピードすなわち最長パ
ルス間隔が記憶されている。
の最速スピードすなわち最短パルス間隔が記憶されてお
り、I0は停止直前の最も遅いスピードすなわち最長パ
ルス間隔が記憶されている。
【0052】次にマイコン1にプログラムされている前
記動作について、図10を基に説明する。
記動作について、図10を基に説明する。
【0053】[ステップ1001]振動波モータの目標
駆動位置までの駆動残量が32以上ならばステップ10
03に分岐し、32より小さければステップ1002に
分岐する。この32の持つ意味であるが、図7の減速開
始点t2に示す様に、本例では駆動残量が32以上で
は、振動波モータは一定速で回転させ、32より小さく
なると、減速制御動作をおこない、停止目標位置にてス
ムーズに停止する用に考慮している。
駆動位置までの駆動残量が32以上ならばステップ10
03に分岐し、32より小さければステップ1002に
分岐する。この32の持つ意味であるが、図7の減速開
始点t2に示す様に、本例では駆動残量が32以上で
は、振動波モータは一定速で回転させ、32より小さく
なると、減速制御動作をおこない、停止目標位置にてス
ムーズに停止する用に考慮している。
【0054】[ステップ1002]減速領域では、駆動
残量に応じて減速時の速度を設定する為に駆動残量に対
応した目標速度の記憶されているテーブルのアドレスを
駆動残量を右に2ビットシフトする(4で割る)事で決
定する。
残量に応じて減速時の速度を設定する為に駆動残量に対
応した目標速度の記憶されているテーブルのアドレスを
駆動残量を右に2ビットシフトする(4で割る)事で決
定する。
【0055】 例) 駆動残量 2進表示 →右2ビットシフト 10進表示 31 11111 00111 7 30 11110 00111 7 29 11101 00111 7 28 11100 00111 7 27 11011 00110 6 26 11010 00110 6 25 11001 00110 6 24 11000 00110 6 すなわち右に2ビットシフトする事で、駆動残量31〜
28はアドレス7に記憶されているパルス間隔が制御目
標速度であり、駆動残量27から24はアドレス6に記
憶されているパルス間隔が制御目標速度である。
28はアドレス7に記憶されているパルス間隔が制御目
標速度であり、駆動残量27から24はアドレス6に記
憶されているパルス間隔が制御目標速度である。
【0056】同様の方法にて駆動残量0まで制御目標速
度記憶されているアドレスが決定される。
度記憶されているアドレスが決定される。
【0057】[ステップ1003]一方駆動残量>=3
2では振動波モータの駆動目標速度は最高速であるの
で、目標制御速度のアドレスは8に固定する。
2では振動波モータの駆動目標速度は最高速であるの
で、目標制御速度のアドレスは8に固定する。
【0058】[ステップ1004]ステップ1002ま
たはステップ1003にて求めたアドレスにもとずきR
OM内の速度テーブルを読みだし、制御速度を決定す
る。
たはステップ1003にて求めたアドレスにもとずきR
OM内の速度テーブルを読みだし、制御速度を決定す
る。
【0059】なお、上記プログラムはサウブルーチンと
して、図8のステップ806にて読み出される。
して、図8のステップ806にて読み出される。
【0060】上記した実施例は振動波モータを例にした
が、例えばリング状の振動子の一部(長円形振動子の直
線部)を用いた紙送り装置や、リニアモータに適用する
ことも可能である。
が、例えばリング状の振動子の一部(長円形振動子の直
線部)を用いた紙送り装置や、リニアモータに適用する
ことも可能である。
【0061】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明では、位相差
検出手段において、機械−電気エネルギー変換手段に発
生する信号と、振動子を駆動する為の駆動周波信号の基
となる矩形波信号の位相差を比較する事により、特殊な
電子回路を使用する事なく、簡単な構成で、振動子に印
加する駆動電圧の周波数を制御して、振動波モータに代
表される振動波駆動装置の特性である特定の周波数以下
になると急激に回転が停止する事を防止することができ
る。
検出手段において、機械−電気エネルギー変換手段に発
生する信号と、振動子を駆動する為の駆動周波信号の基
となる矩形波信号の位相差を比較する事により、特殊な
電子回路を使用する事なく、簡単な構成で、振動子に印
加する駆動電圧の周波数を制御して、振動波モータに代
表される振動波駆動装置の特性である特定の周波数以下
になると急激に回転が停止する事を防止することができ
る。
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図。
【図2】従来例を示すブロック図。
【図3】図1の分周・位相器の具体例を示す回路図。
【図4】振動波モータの位相および回転数を示す特性
図。
図。
【図5】従来例における位相検出の概念を示す図。
【図6】従来例における位相検出の概念を示す図。
【図7】図1の装置の動作タイミングチャート。
【図8】図1の実施例の動作を示すフローチャート。
【図9】制御目標速度を記憶しているテーブルを示す
図。
図。
【図10】図1の実施例の目標速度設定動作を示すフロ
ーチャート。
ーチャート。
1…マイコン 2…D/Aコン
バータ 3…電圧制御発信器 4…分周・位相
器 5,6…電力増幅器 7,8…コイル 9…振動波モータ 10,11…電
圧コンパレータ 12…位相検出器 13…パルス板 14,15…ギヤ 16…レンズ鏡
筒 17…レンズ 18…インタラ
プタ 19…検出回路 20…カウンタ 21…DC/DCコンバータ 22…電池
バータ 3…電圧制御発信器 4…分周・位相
器 5,6…電力増幅器 7,8…コイル 9…振動波モータ 10,11…電
圧コンパレータ 12…位相検出器 13…パルス板 14,15…ギヤ 16…レンズ鏡
筒 17…レンズ 18…インタラ
プタ 19…検出回路 20…カウンタ 21…DC/DCコンバータ 22…電池
Claims (1)
- 【請求項1】 振動体に駆動用と振動検出用の電気−機
械エネルギー変換素子を配したものを振動子とし、該駆
動用電気−機械エネルギー変換素子に駆動周波信号を印
加して該振動体の駆動面に進行波を形成し、この進行波
により該振動体の駆動面に加圧接触する部材と該振動子
とを相対的に移動させる振動波駆動装置において、 該駆動用電気−機械エネルギー変換素子に駆動周波信号
を与えるための矩形波駆動周波信号信号発生手段と、該
振動検出用電気−機械エネルギー変換素子からの出力信
号と該矩形波駆動周波信号信号発生手段の出力信号の位
相差を検出する位相差検出手段と、該位相差検出手段で
検出された位相差で該駆動周波信号を制御する制御手段
とを有することを特徴とする振動波駆動装置の駆動制御
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255662A JPH07111786A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 振動波駆動装置の駆動制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5255662A JPH07111786A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 振動波駆動装置の駆動制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07111786A true JPH07111786A (ja) | 1995-04-25 |
Family
ID=17281874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5255662A Pending JPH07111786A (ja) | 1993-10-13 | 1993-10-13 | 振動波駆動装置の駆動制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07111786A (ja) |
-
1993
- 1993-10-13 JP JP5255662A patent/JPH07111786A/ja active Pending
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