JPH07114110B2 - 導電膜黒鉛の塗布方法及びその装置 - Google Patents
導電膜黒鉛の塗布方法及びその装置Info
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- JPH07114110B2 JPH07114110B2 JP1116270A JP11627089A JPH07114110B2 JP H07114110 B2 JPH07114110 B2 JP H07114110B2 JP 1116270 A JP1116270 A JP 1116270A JP 11627089 A JP11627089 A JP 11627089A JP H07114110 B2 JPH07114110 B2 JP H07114110B2
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Landscapes
- Formation Of Various Coating Films On Cathode Ray Tubes And Lamps (AREA)
- Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は陰極線管、例えばカラー受像管の製造装置に関
し、特にファンネル内面に導電膜黒鉛を被着形成する方
法及びその装置に関する。
し、特にファンネル内面に導電膜黒鉛を被着形成する方
法及びその装置に関する。
陰極線関、例えばカラー受像管は第4図に示すように、
内面には蛍光膜1に対向した多数の開口部が設けられた
シャドウマスク3と、パネル2に封着されたファンネル
4と、ファンネル4を介して連接されたネック5と、ネ
ック5の一端の封止部に複数のステムピンが埋設された
ステム6と、ステム6に組み立てられた電子銃構体7と
からなる。
内面には蛍光膜1に対向した多数の開口部が設けられた
シャドウマスク3と、パネル2に封着されたファンネル
4と、ファンネル4を介して連接されたネック5と、ネ
ック5の一端の封止部に複数のステムピンが埋設された
ステム6と、ステム6に組み立てられた電子銃構体7と
からなる。
ファンネル4には、電子銃高電圧印加電極(図示しな
い)に高電圧を供給すると共に、外部導電被膜(図示し
ない)との間に容量を形成するように第5図のようにパ
ネル及び電子銃構体との接合以前にネック5内面にネッ
ク部導電膜黒鉛8,ファンネル4内面にファンネル部導電
膜黒鉛9が被着形成されているのが一般的である。
い)に高電圧を供給すると共に、外部導電被膜(図示し
ない)との間に容量を形成するように第5図のようにパ
ネル及び電子銃構体との接合以前にネック5内面にネッ
ク部導電膜黒鉛8,ファンネル4内面にファンネル部導電
膜黒鉛9が被着形成されているのが一般的である。
このうち、ファンネル内面に導電膜黒鉛(以下、黒鉛と
略す)を被着形成する方法として、一般にスプレー方式
と呼ばれる方法で、特開昭61−103855号あるいは特開昭
59−12457号に開示されている。この方法は第6図に示
すように、ファンネル4のフリットシール面及びネック
部分の黒鉛の被着形成範囲外の部分をそれぞれフリット
シール面部マスキング10,ネック部マスキング11により
マスキングし、ファンネルの径大部分より主としてスプ
レーノズル12により黒鉛を噴射させて被着形成させてい
た。図中、13はポンプ,14はタンクである。
略す)を被着形成する方法として、一般にスプレー方式
と呼ばれる方法で、特開昭61−103855号あるいは特開昭
59−12457号に開示されている。この方法は第6図に示
すように、ファンネル4のフリットシール面及びネック
部分の黒鉛の被着形成範囲外の部分をそれぞれフリット
シール面部マスキング10,ネック部マスキング11により
マスキングし、ファンネルの径大部分より主としてスプ
レーノズル12により黒鉛を噴射させて被着形成させてい
た。図中、13はポンプ,14はタンクである。
また、別の方法として図示しない刷子方式と呼ばれ、黒
鉛を含浸させたハケ(又はスポンジ)を黒鉛塗布部位に
当接し、ファンネル又はハケを移動させながら塗布を行
う方法がある。
鉛を含浸させたハケ(又はスポンジ)を黒鉛塗布部位に
当接し、ファンネル又はハケを移動させながら塗布を行
う方法がある。
上述した従来のスプレーノズルによる被着形成方法は以
下のような問題があった。すなわち、 (1) 黒鉛が霧状に飛散するため、マスキングのわず
かな隙間よりフリットシール面やネック内に入り易く、
不良となる率が高い。
下のような問題があった。すなわち、 (1) 黒鉛が霧状に飛散するため、マスキングのわず
かな隙間よりフリットシール面やネック内に入り易く、
不良となる率が高い。
(2) 黒鉛がマスキング部に付着し、次第にこびりつ
いていくため、塗布中にこの黒鉛が剥がれてファンネル
内に落下し、管内異物等の不良の原因となる。
いていくため、塗布中にこの黒鉛が剥がれてファンネル
内に落下し、管内異物等の不良の原因となる。
(3) (2)項の防止のため、マスキング部を頻繁に
交換する必要があり、作業効率低下の原因となってい
る。
交換する必要があり、作業効率低下の原因となってい
る。
前述の2つの特許公開公報に記載された発明は上記の問
題を解決するためのものであるが、完全には解決されて
いない現状であり、また他の問題として、設備にマスキ
ングをする構成や作業者への安全衛生対策として局部排
気設備が必要となり、設備価格が高くなるなどの問題が
あった。
題を解決するためのものであるが、完全には解決されて
いない現状であり、また他の問題として、設備にマスキ
ングをする構成や作業者への安全衛生対策として局部排
気設備が必要となり、設備価格が高くなるなどの問題が
あった。
また、最近の傾向として管内放電時の放電電流を抑制す
る目的でファンネル内面のネック接合部より円形状断面
を有する部位に塗布する黒鉛と概略矩形状断面を有する
部位に塗布する黒鉛とは異なった種類の黒鉛を使用する
傾向にあり、この場合、スプレー方式では上述したネッ
ク部とフリットシール面へのマスキングの他に、円形状
断面の塗布部と矩形状断面の塗布部との境界にさらにも
う一つマスキングを行う必要があり、これによって管内
異物などの不良要因の増加と作業効率の低下をもたらす
という問題があった。
る目的でファンネル内面のネック接合部より円形状断面
を有する部位に塗布する黒鉛と概略矩形状断面を有する
部位に塗布する黒鉛とは異なった種類の黒鉛を使用する
傾向にあり、この場合、スプレー方式では上述したネッ
ク部とフリットシール面へのマスキングの他に、円形状
断面の塗布部と矩形状断面の塗布部との境界にさらにも
う一つマスキングを行う必要があり、これによって管内
異物などの不良要因の増加と作業効率の低下をもたらす
という問題があった。
さらに、従来のスプレーによる吹き付け方式では、ファ
ンネルに塗布される黒鉛以外に霧状となって飛散するた
め、黒鉛の消費量が多いという問題があった。
ンネルに塗布される黒鉛以外に霧状となって飛散するた
め、黒鉛の消費量が多いという問題があった。
また、刷子方式では、ファンネル内面の形状、特に概略
矩形部分の形状は複雑な曲面をなしているため、この曲
面に沿ってハケ等の塗布部材を移動することが困難であ
り、主に、作業者による手塗りによって行われているの
が現状で自動化対応が遅れている方式であった。
矩形部分の形状は複雑な曲面をなしているため、この曲
面に沿ってハケ等の塗布部材を移動することが困難であ
り、主に、作業者による手塗りによって行われているの
が現状で自動化対応が遅れている方式であった。
本発明の目的は前記課題を解決した導電膜黒鉛の塗布方
法及びその装置を提供することにある。
法及びその装置を提供することにある。
上述した従来の導電膜黒鉛塗布装置に対し、本発明は、 (1) 円形状断面をなす塗布部位と概略矩形状断面を
なす塗布部材とに分割して塗布を行い、 (2) 円形状断面をなす塗布部位にはファンネル内面
の形状にほぼ等しい塗布部材を使用し、また、概略矩形
状断面をなす部位には可変シーケンスロボットに固定し
た塗布部材を使用し、それぞれ刷子方式によって塗布を
行う という相違点を有する。
なす塗布部材とに分割して塗布を行い、 (2) 円形状断面をなす塗布部位にはファンネル内面
の形状にほぼ等しい塗布部材を使用し、また、概略矩形
状断面をなす部位には可変シーケンスロボットに固定し
た塗布部材を使用し、それぞれ刷子方式によって塗布を
行う という相違点を有する。
前記目的を達成するため、本発明に係る導電膜黒鉛の塗
布方法は、第1の塗布工程と、第2の塗布工程とを有す
る導電膜黒鉛の塗布方法であって、 第1の塗布工程は、ファンネルに連結されたネック部を
上にして、ファンネル内壁のネック接合部より円形状断
面をなす部位に、黒鉛を含浸させた塗布スポンジを有す
る塗布ホルダーを上昇させてファンネル内面に接触し回
転させ、円形状断面をなす部位に黒鉛を塗布する処理を
行うものであり、 第2の塗布工程は、前記ファンネルのフリットシール面
側開口部を上にして、前記ファンネル内壁の前記円形状
断面の上部よりフリットシール面側開口部までの概略矩
形状断面をなす部位に、可変シーケンスロボットのアー
ム先端に固定して黒鉛を含浸させた塗布部材をファンネ
ル内面に沿って当接させ、概略矩形状断面をなす部位に
黒鉛を塗布する処理を行うものであり、 さらに前記第2の塗布工程における塗布処理は、前記第
1の塗布工程で塗布された黒鉛が乾燥する前に重合部か
ら塗布を開始するものである。
布方法は、第1の塗布工程と、第2の塗布工程とを有す
る導電膜黒鉛の塗布方法であって、 第1の塗布工程は、ファンネルに連結されたネック部を
上にして、ファンネル内壁のネック接合部より円形状断
面をなす部位に、黒鉛を含浸させた塗布スポンジを有す
る塗布ホルダーを上昇させてファンネル内面に接触し回
転させ、円形状断面をなす部位に黒鉛を塗布する処理を
行うものであり、 第2の塗布工程は、前記ファンネルのフリットシール面
側開口部を上にして、前記ファンネル内壁の前記円形状
断面の上部よりフリットシール面側開口部までの概略矩
形状断面をなす部位に、可変シーケンスロボットのアー
ム先端に固定して黒鉛を含浸させた塗布部材をファンネ
ル内面に沿って当接させ、概略矩形状断面をなす部位に
黒鉛を塗布する処理を行うものであり、 さらに前記第2の塗布工程における塗布処理は、前記第
1の塗布工程で塗布された黒鉛が乾燥する前に重合部か
ら塗布を開始するものである。
また本発明に係る導電膜黒鉛の塗布装置は、ファンネル
内面のネック接合部より円形状断面をなす部位と、この
円形状断面上部よりファンネルのフリットシール面側開
口部までの概略矩形状断面をなす部位とに分けて導電膜
黒鉛を被着形成する装置であって、 前記ファンネルの概略矩形状断面をなす部位への導電膜
黒鉛を被着形成する装置は、位置決め機構と、可変シー
ケンスロボットと、塗布部材と、導電膜黒鉛供給部と、
黒鉛絞り機構とを有しており、 位置決め機構は、ファンネル内面のネック接合部より円
形状断面をなす部位に黒鉛が塗布されたファンネルの管
軸方向及び管軸を中心とした回転方向を所望の位置に固
定するものであり、 可変シーケンスロボットは、ファンネル内面の円形状断
面上部よりファンネルのフリットシール面側開口部まで
の概略矩形状断面をなす部位に沿って塗布部位を移動さ
せるものであり、 塗布部位は、前記可変シーケンスロボットのアーム先端
に固定され、ファンネルの概略矩形状断面をなす部位に
黒鉛を塗布するものであり、 導電膜黒鉛供給部は、前記塗布部材に導電膜黒鉛を供給
するものであり、 黒鉛絞り機構は、前記塗布部材に余分に供給された黒鉛
を絞り取るものである。
内面のネック接合部より円形状断面をなす部位と、この
円形状断面上部よりファンネルのフリットシール面側開
口部までの概略矩形状断面をなす部位とに分けて導電膜
黒鉛を被着形成する装置であって、 前記ファンネルの概略矩形状断面をなす部位への導電膜
黒鉛を被着形成する装置は、位置決め機構と、可変シー
ケンスロボットと、塗布部材と、導電膜黒鉛供給部と、
黒鉛絞り機構とを有しており、 位置決め機構は、ファンネル内面のネック接合部より円
形状断面をなす部位に黒鉛が塗布されたファンネルの管
軸方向及び管軸を中心とした回転方向を所望の位置に固
定するものであり、 可変シーケンスロボットは、ファンネル内面の円形状断
面上部よりファンネルのフリットシール面側開口部まで
の概略矩形状断面をなす部位に沿って塗布部位を移動さ
せるものであり、 塗布部位は、前記可変シーケンスロボットのアーム先端
に固定され、ファンネルの概略矩形状断面をなす部位に
黒鉛を塗布するものであり、 導電膜黒鉛供給部は、前記塗布部材に導電膜黒鉛を供給
するものであり、 黒鉛絞り機構は、前記塗布部材に余分に供給された黒鉛
を絞り取るものである。
次に本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明において円形状断面をなすファンネル内
面に黒鉛を被着形成する装置の部分断面図である。
面に黒鉛を被着形成する装置の部分断面図である。
図において、ファンネル4はネック部を上にして載置台
15に載せられ、載置台15がシリンダ16により上昇し、フ
ァンネル4がファンネル受台17に当接して停止する。フ
ァンネル4とファンネル受台17との接触位置はファンネ
ル4外面の基準となるリファレンス線部(図示しない)
で受けているため、ファンネルの高さ方向及びファンネ
ル中心線の位置決めが高精度に保たれる。また載置台15
はファンネル4のフリットシール面側開口部よりやや小
さな範囲で空洞になっている。
15に載せられ、載置台15がシリンダ16により上昇し、フ
ァンネル4がファンネル受台17に当接して停止する。フ
ァンネル4とファンネル受台17との接触位置はファンネ
ル4外面の基準となるリファレンス線部(図示しない)
で受けているため、ファンネルの高さ方向及びファンネ
ル中心線の位置決めが高精度に保たれる。また載置台15
はファンネル4のフリットシール面側開口部よりやや小
さな範囲で空洞になっている。
塗布ホルダ18は、その外周形状がファンネル内面の塗布
範囲部分とほぼ同じ形状をなし、これに帯状の塗布スポ
ンジ19を等間隔に3本貼付されている。
範囲部分とほぼ同じ形状をなし、これに帯状の塗布スポ
ンジ19を等間隔に3本貼付されている。
ファンネル位置決め時は、塗布ホルダ18は載置台15下部
に待機し、この間に黒鉛供給装置(図示しない)によっ
て塗布スポンジ19に黒鉛が供給される。
に待機し、この間に黒鉛供給装置(図示しない)によっ
て塗布スポンジ19に黒鉛が供給される。
ファンネル4の位置決めが完了すると、塗布ホルダ18は
モータ20の回転軸23によって回転を開始し、回転を継続
したままシリンダ21によって上昇を開始する。ファンネ
ル4の中心線と塗布ホルダ18との中心線とは機械的に一
致するように設計されており、塗布ホルダ18は中心線上
を上昇して載置台15の空洞部を貫通してストッパ22によ
り停止する。ストッパ22の位置調整は塗布ホルダ18の停
止時に塗布スポンジ19がファンネル内面に接触して約1m
m程度押し付けられる位に調整しておく。このストッパ2
2は外周がネジになっているので、微調整が可能であ
る。
モータ20の回転軸23によって回転を開始し、回転を継続
したままシリンダ21によって上昇を開始する。ファンネ
ル4の中心線と塗布ホルダ18との中心線とは機械的に一
致するように設計されており、塗布ホルダ18は中心線上
を上昇して載置台15の空洞部を貫通してストッパ22によ
り停止する。ストッパ22の位置調整は塗布ホルダ18の停
止時に塗布スポンジ19がファンネル内面に接触して約1m
m程度押し付けられる位に調整しておく。このストッパ2
2は外周がネジになっているので、微調整が可能であ
る。
塗布スポンジ19がファンネル内面に接触した時点から、
塗布が開始される。この塗布時間はタイマー(図示しな
い)によって調整可能であるが、約2sec〜3sec程度で塗
布が完了する。
塗布が開始される。この塗布時間はタイマー(図示しな
い)によって調整可能であるが、約2sec〜3sec程度で塗
布が完了する。
この後は上記塗布動作と逆の順序で各部が復帰しファン
ネル4を取り出して1サイクルが完了となる。
ネル4を取り出して1サイクルが完了となる。
なお、本実施例では帯状の塗布スポンジを3本使用した
が、形状及び本数はこれに限るものではない。
が、形状及び本数はこれに限るものではない。
なお、本塗布装置によって円形状断面の部位に黒鉛の被
着形成が完了したファンネルはパレットコンベア(図示
しない)によって概略矩形状断面をなす部位の塗布装置
へと運ばれる。
着形成が完了したファンネルはパレットコンベア(図示
しない)によって概略矩形状断面をなす部位の塗布装置
へと運ばれる。
次にファンネル内面の概略矩形状部分に黒鉛を被着形成
する塗布装置の実施例を第2図に基づいて説明する。
する塗布装置の実施例を第2図に基づいて説明する。
図において、ファンネル4は4箇所の外周支持部24と、
ネックチャック25によって管軸方向及び管軸を中心とし
た回転方向の位置決めが行われる。
ネックチャック25によって管軸方向及び管軸を中心とし
た回転方向の位置決めが行われる。
本実施例では多関節ロボット26(以下、ロボットと略
す)を架台27に上下逆吊りにして設置している。こうす
ることにより、ロボット26の動作範囲を有効に利用する
ことができる。
す)を架台27に上下逆吊りにして設置している。こうす
ることにより、ロボット26の動作範囲を有効に利用する
ことができる。
ロボット26のアーム先端には円筒形状をなした塗布スポ
ンジ28がアダプタ29を介して固定されている。またロボ
ット26近傍のロボット26の動作範囲内に撹拌器30が具備
されたタンク31及び絞り器32が設置されている。
ンジ28がアダプタ29を介して固定されている。またロボ
ット26近傍のロボット26の動作範囲内に撹拌器30が具備
されたタンク31及び絞り器32が設置されている。
ファンネル4の位置決め中に、黒鉛を供給するため、塗
布スポンジ28をタンク31側に移動させ、撹拌器30上部に
当接して黒鉛を含浸させる。但し、この時点では塗布ス
ポンジ28を含浸させた黒鉛の量が塗布時の消費量よりも
一般に多くなるため、塗布本数が多くなるにつれ、塗布
スポンジ28の黒鉛含浸量が増え、垂れや溜りが発生し易
くなる。このため、本発明による実施例では、黒鉛を塗
布スポンジ28に供給後、塗布スポンジ28の直径より小さ
な間隔に絞り棒33を平行に並べた絞り器32により塗布ス
ポンジを絞り棒33の間で上下させてはさみ込むことで余
分な黒鉛を絞り出すようにしている。
布スポンジ28をタンク31側に移動させ、撹拌器30上部に
当接して黒鉛を含浸させる。但し、この時点では塗布ス
ポンジ28を含浸させた黒鉛の量が塗布時の消費量よりも
一般に多くなるため、塗布本数が多くなるにつれ、塗布
スポンジ28の黒鉛含浸量が増え、垂れや溜りが発生し易
くなる。このため、本発明による実施例では、黒鉛を塗
布スポンジ28に供給後、塗布スポンジ28の直径より小さ
な間隔に絞り棒33を平行に並べた絞り器32により塗布ス
ポンジを絞り棒33の間で上下させてはさみ込むことで余
分な黒鉛を絞り出すようにしている。
上記のように、ファンネル位置決め及び黒鉛の供給が完
了するとロボット26は塗布動作に入る。
了するとロボット26は塗布動作に入る。
塗布順序としては、先ず、第1図の実施例の塗布装置に
よって被着形成された円形状断面の部位との重合部から
塗り始める。
よって被着形成された円形状断面の部位との重合部から
塗り始める。
一般に、乾燥固化した黒鉛に、新たに黒鉛を重ね塗りし
た場合、その重合部において、黒鉛の剥がれが発生す
る。よって本発明では円形状断面の部位の黒鉛塗布後、
黒鉛が乾燥する前に速やかに重合部を塗布することによ
ってこの問題を解決している。
た場合、その重合部において、黒鉛の剥がれが発生す
る。よって本発明では円形状断面の部位の黒鉛塗布後、
黒鉛が乾燥する前に速やかに重合部を塗布することによ
ってこの問題を解決している。
重合部塗布後、塗布スポンジ28をファンネルフリットシ
ール面方向へ向かって順次塗布を行うようにロボット26
のティーチングを行う。ティーチングは微妙な姿勢制御
が可能なため、塗布スポンジ28の押付力を塗布各部にお
いて最適な状態に制御することが容易に行うことができ
る。
ール面方向へ向かって順次塗布を行うようにロボット26
のティーチングを行う。ティーチングは微妙な姿勢制御
が可能なため、塗布スポンジ28の押付力を塗布各部にお
いて最適な状態に制御することが容易に行うことができ
る。
さて、上記2つの実施例による装置によって黒鉛が被着
形成されたファンネルは、第3図に示すように次の特徴
をもつ。
形成されたファンネルは、第3図に示すように次の特徴
をもつ。
(1) 円形状断面塗布部34は円周方向に塗布スポンジ
の薄いスジ目模様が見られる。
の薄いスジ目模様が見られる。
(2) 円形状断面の塗布部位と概略矩形状断面の塗布
部位との重合部35には、円周方向の薄いスジが見られ
る。
部位との重合部35には、円周方向の薄いスジが見られ
る。
(3) 概略矩形状断面塗布部36は塗布スポンジが移動
した方向に薄いスジ目模様が見られる。
した方向に薄いスジ目模様が見られる。
上記本発明による塗布装置の塗布形態に対し、スプレー
方式による方法ではスジ目模様が見られず、塗布部と未
塗布部との境界が明確でなく、徐々にぼかしたような状
態となる。
方式による方法ではスジ目模様が見られず、塗布部と未
塗布部との境界が明確でなく、徐々にぼかしたような状
態となる。
また、刷子方法による手塗り作業では、全体に刷子のス
ジ目模様が見られるが、円形状断面と矩形状断面との塗
布重合部のスジはあまり見られない。
ジ目模様が見られるが、円形状断面と矩形状断面との塗
布重合部のスジはあまり見られない。
なお、本発明の塗布方法及び塗布装置によって見られる
スジ目模様は薄いものであって、製品の品質に影響する
ものではない。
スジ目模様は薄いものであって、製品の品質に影響する
ものではない。
以上説明したように本発明は円形状断面をなす部位と、
概略矩形状断面をなす部位とに分割して塗布を行うこと
でサイクルタイムを短縮でき、また、上記2つの部位に
それぞれ異なった黒鉛を被着形成する場合においてもそ
のまま対応でき、さらにファンネルの円形状断面の部位
の黒鉛塗布後、黒鉛が乾燥する前に速やかに重合部を塗
布することにより、黒鉛を重ね塗りした重合部における
黒鉛の剥がれを防止することができる。また、概略矩形
状断面をなす部位の塗布装置に可変シーケンスロボット
を使用することにより、塗布の自動化が可能となり、省
人,省力化が達成できる。さらに、絞り機構を有するこ
とにより、長時間にわたって安定した塗布状態が保てる
という効果がある。
概略矩形状断面をなす部位とに分割して塗布を行うこと
でサイクルタイムを短縮でき、また、上記2つの部位に
それぞれ異なった黒鉛を被着形成する場合においてもそ
のまま対応でき、さらにファンネルの円形状断面の部位
の黒鉛塗布後、黒鉛が乾燥する前に速やかに重合部を塗
布することにより、黒鉛を重ね塗りした重合部における
黒鉛の剥がれを防止することができる。また、概略矩形
状断面をなす部位の塗布装置に可変シーケンスロボット
を使用することにより、塗布の自動化が可能となり、省
人,省力化が達成できる。さらに、絞り機構を有するこ
とにより、長時間にわたって安定した塗布状態が保てる
という効果がある。
第1図は本発明の円形状断面をなす塗布部位に導電膜黒
鉛を被着形成する装置の部分断面図、第2図は本発明の
概略矩形状断面をなす塗布部位に導電膜黒鉛を被着形成
する塗布装置の部分断面図、第3図は本発明の塗布装置
によって導電膜黒鉛が被着形成されたファンネルの縦断
面図、第4図は陰極線管の構造を示した縦断面図、第5
図は内部導電膜黒鉛の塗布部位を示したファンネルの縦
断面図、第6図は従来のスプレー方式による導電膜黒鉛
の塗布装置の斜視図である。 4……ファンネル、15……載置台 16……シリンダ、17……ファンネル受台 18……塗布ホルダ、19,28……塗布スポンジ 26……ロボット、30……撹拌器 31……タンク、32……絞り器
鉛を被着形成する装置の部分断面図、第2図は本発明の
概略矩形状断面をなす塗布部位に導電膜黒鉛を被着形成
する塗布装置の部分断面図、第3図は本発明の塗布装置
によって導電膜黒鉛が被着形成されたファンネルの縦断
面図、第4図は陰極線管の構造を示した縦断面図、第5
図は内部導電膜黒鉛の塗布部位を示したファンネルの縦
断面図、第6図は従来のスプレー方式による導電膜黒鉛
の塗布装置の斜視図である。 4……ファンネル、15……載置台 16……シリンダ、17……ファンネル受台 18……塗布ホルダ、19,28……塗布スポンジ 26……ロボット、30……撹拌器 31……タンク、32……絞り器
Claims (2)
- 【請求項1】第1の塗布工程と、第2の塗布工程とを有
する導電膜黒鉛の塗布方法であって、 第1の塗布工程は、ファンネルに連結されたネック部を
上にして、ファンネル内壁のネック接合部より円形状断
面をなす部位に、黒鉛を含浸させた塗布スポンジを有す
る塗布ホルダーを上昇させてファンネル内面に接触し回
転させ、円形状断面をなす部位に黒鉛を塗布する処理を
行うものであり、 第2の塗布工程は、前記ファンネルのフリットシール面
側開口部を上にして、前記ファンネル内壁の前記円形状
断面の上部よりフリットシール面側開口部までの概略矩
形状断面をなす部位に、可変シーケンスロボットのアー
ム先端に固定して黒鉛を含浸させた塗布部材をファンネ
ル内面に沿って当接させ、概略矩形状断面をなす部位に
黒鉛を塗布する処理を行うものであり、 さらに前記第2の塗布工程における塗布処理は、前記第
1の塗布工程で塗布された黒鉛が乾燥する前に重合部か
ら塗布を開始することを特徴とする導電膜黒鉛の塗布方
法。 - 【請求項2】ファンネル内面のネック接合部より円形状
断面をなす部位と、この円形状断面上部よりファンネル
のフリットシール面側開口までの概略矩形状断面をなす
部位とに分けて導電膜黒鉛を被着形成する装置であっ
て、 前記ファンネルの概略矩形状断面をなす部位への導電膜
黒鉛を被着形成する装置は、位置決め機構と、可変シー
ケンスロボットと、塗布部材と、導電膜黒鉛供給部と、
黒鉛絞り機構とを有しており、 位置決め機構は、ファンネル内面のネック接合部より円
形状断面をなす部位に黒鉛が塗布されたファンネルの管
軸方向及び管軸を中心とした回転方向を所望の位置に固
定するものであり、 可変シーケンスロボットは、ファンネル内面の円形状断
面上部よりファンネルのフリットシール面側開口部まで
の概略矩形状断面をなす部位に沿って塗布部位を移動さ
せるものであり、 塗布部材は、前記可変シーケンスロボットのアーム先端
に固定され、ファンネルの概略矩形状断面をなす部位に
黒鉛を塗布するものであり、 導電膜黒鉛供給部は、前記塗布部材に導電膜黒鉛を供給
するものであり、 黒鉛絞り機構は、前記塗布部材に余分に供給された黒鉛
を絞り取るものであることを特徴とする導電膜黒鉛の塗
布装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1116270A JPH07114110B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 導電膜黒鉛の塗布方法及びその装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1116270A JPH07114110B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 導電膜黒鉛の塗布方法及びその装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02297835A JPH02297835A (ja) | 1990-12-10 |
| JPH07114110B2 true JPH07114110B2 (ja) | 1995-12-06 |
Family
ID=14682922
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1116270A Expired - Lifetime JPH07114110B2 (ja) | 1989-05-10 | 1989-05-10 | 導電膜黒鉛の塗布方法及びその装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07114110B2 (ja) |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5390612A (en) * | 1977-01-20 | 1978-08-09 | Kajima Corp | Building frame construction |
| JPS5676140A (en) * | 1979-11-26 | 1981-06-23 | Toshiba Corp | Manufacture of cathode-ray tube |
| JPS6313644Y2 (ja) * | 1980-07-09 | 1988-04-18 | ||
| JPS6145042A (ja) * | 1984-08-06 | 1986-03-04 | 清水建設株式会社 | コンクリ−ト打設用型枠 |
| JPS63304545A (ja) * | 1987-06-03 | 1988-12-12 | Nec Corp | カラ−ブラウン管用導電膜塗布装置 |
-
1989
- 1989-05-10 JP JP1116270A patent/JPH07114110B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02297835A (ja) | 1990-12-10 |
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