JPH07114155A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法Info
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- JPH07114155A JPH07114155A JP26126193A JP26126193A JPH07114155A JP H07114155 A JPH07114155 A JP H07114155A JP 26126193 A JP26126193 A JP 26126193A JP 26126193 A JP26126193 A JP 26126193A JP H07114155 A JPH07114155 A JP H07114155A
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- Japan
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- silver halide
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- halide photographic
- processing
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動現像機による迅速処理にて、乾燥性の劣
化がなく、かつ感度、カバリングパワー及び画像の粒状
性、耐ローラーマーク性を改良したハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法の提供。 【構成】 (1).自動現像機を用いて現像、定着、水洗及
び乾燥処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に
おいて、現像液がアルデヒ系硬膜剤を含有し、かつ定着
液が重亜硫酸塩と付加可能な化合物及び/又は重亜硫酸
塩との付加体及び/又は水溶性メチロール化合物を含有
することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。(2).全処理時間がDry to Dryで20秒から35秒の範
囲であることを特徴とする(1)項記載のハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法。
化がなく、かつ感度、カバリングパワー及び画像の粒状
性、耐ローラーマーク性を改良したハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法の提供。 【構成】 (1).自動現像機を用いて現像、定着、水洗及
び乾燥処理するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に
おいて、現像液がアルデヒ系硬膜剤を含有し、かつ定着
液が重亜硫酸塩と付加可能な化合物及び/又は重亜硫酸
塩との付加体及び/又は水溶性メチロール化合物を含有
することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。(2).全処理時間がDry to Dryで20秒から35秒の範
囲であることを特徴とする(1)項記載のハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はハロゲン化銀写真感光材
料の処理方法に関し、詳しくは乾燥性、写真性能などを
改良した現像液及び定着液に関するものである。
料の処理方法に関し、詳しくは乾燥性、写真性能などを
改良した現像液及び定着液に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にハロゲン化銀写真感光材料は、現
像処理する際に過度の膜膨潤のために傷つき易くなり、
搬送時のローラーマークや処理液中でのプレッシャーな
どによる弊害を招くことである。
像処理する際に過度の膜膨潤のために傷つき易くなり、
搬送時のローラーマークや処理液中でのプレッシャーな
どによる弊害を招くことである。
【0003】そのため、現像液中にジアルデヒド系化合
物を用いた英国特許825,543号或いは、アルデヒド系化
合物に起因するカブリの発生とコントラストの劣化を防
止するためにポリアルキレンオキサイドを用いた特開昭
50-81539号などが開示されている。
物を用いた英国特許825,543号或いは、アルデヒド系化
合物に起因するカブリの発生とコントラストの劣化を防
止するためにポリアルキレンオキサイドを用いた特開昭
50-81539号などが開示されている。
【0004】しかしながら本発明者の検討によれば、こ
のようなアルデヒド系硬膜剤を含む現像液で現像した場
合には、予想に反して感光材料への現像、定着、水洗後
の持ち込み水分量(キャリーオーバー量)が多くなり、
その結果、乾燥性を劣化している事実が分かった。
のようなアルデヒド系硬膜剤を含む現像液で現像した場
合には、予想に反して感光材料への現像、定着、水洗後
の持ち込み水分量(キャリーオーバー量)が多くなり、
その結果、乾燥性を劣化している事実が分かった。
【0005】さらにアルデヒド系硬膜剤を含有する現像
液で処理した場合、硬膜剤のないときに較べて粒状性、
ローラーマーク性などを向上する点では有用であるが、
感度、カバリングパワーに関しては硬膜剤を含まない場
合と較べて優れないことが分かっている。
液で処理した場合、硬膜剤のないときに較べて粒状性、
ローラーマーク性などを向上する点では有用であるが、
感度、カバリングパワーに関しては硬膜剤を含まない場
合と較べて優れないことが分かっている。
【0006】なお、X線写真用などの医療用フィルムに
おいては、迅速な診断、特に術中診断のように迅速な判
断が要求される事例においては、迅速処理を可能にする
活性現像液の使用起因による粒状性劣化の問題、或いは
定着液中の硬膜性が起因する乾燥不良の問題などが挙げ
られており、上述した問題も含めて、その早急な改良が
強く望まれていた。
おいては、迅速な診断、特に術中診断のように迅速な判
断が要求される事例においては、迅速処理を可能にする
活性現像液の使用起因による粒状性劣化の問題、或いは
定着液中の硬膜性が起因する乾燥不良の問題などが挙げ
られており、上述した問題も含めて、その早急な改良が
強く望まれていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の第1の
目的は、自動現像機による迅速処理にて、乾燥性のよい
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供することで
ある。
目的は、自動現像機による迅速処理にて、乾燥性のよい
ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供することで
ある。
【0008】本発明の第2の目的は、迅速処理にて感
度、カバリングパワーを劣化することがなく、かつ粒状
性、耐ローラーマーク性を改良したハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法を提供することである。
度、カバリングパワーを劣化することがなく、かつ粒状
性、耐ローラーマーク性を改良したハロゲン化銀写真感
光材料の処理方法を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、以下の本
発明によって解決された。即ち、 (1).支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀写真乳剤
層を有するハロゲン化銀写真感光材料を露光後、自動現
像機を用いて現像、定着、水洗及び乾燥処理するハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法において、現像液がアル
デヒド系硬膜剤を含有し、かつ定着液が重亜硫酸塩、亜
硫酸塩、メタ重亜硫酸塩と付加可能な化合物及び/又は
重亜硫酸塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩の何れかの化合
物との付加体及び/又は水溶性メチロール化合物を含有
することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
発明によって解決された。即ち、 (1).支持体上に少なくとも1層のハロゲン化銀写真乳剤
層を有するハロゲン化銀写真感光材料を露光後、自動現
像機を用いて現像、定着、水洗及び乾燥処理するハロゲ
ン化銀写真感光材料の処理方法において、現像液がアル
デヒド系硬膜剤を含有し、かつ定着液が重亜硫酸塩、亜
硫酸塩、メタ重亜硫酸塩と付加可能な化合物及び/又は
重亜硫酸塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩の何れかの化合
物との付加体及び/又は水溶性メチロール化合物を含有
することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理
方法。
【0010】(2).全処理時間がDry to Dryで20秒から35
秒の範囲であることを特徴とする(1)項記載のハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法により達成された。
秒の範囲であることを特徴とする(1)項記載のハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法により達成された。
【0011】以下、本発明を詳述する。
【0012】本発明に係る現像液に用いられるアルデヒ
ド系硬膜剤としては、アルデヒド基を少なくとも1個を
有する化合物、或いはそれらアルデヒドと亜硫酸塩、メ
タ重亜硫酸塩、重亜硫酸塩の付加物を挙げることができ
る。
ド系硬膜剤としては、アルデヒド基を少なくとも1個を
有する化合物、或いはそれらアルデヒドと亜硫酸塩、メ
タ重亜硫酸塩、重亜硫酸塩の付加物を挙げることができ
る。
【0013】具体的にはホルムアルデヒド、ジメチロー
ル尿素、グリオキザール、グルタルアルデヒド、α-メ
チルグルタルアルデヒド、β-メチルグルタルアルデヒ
ド、マレインジアルデヒド、サクシンジアルデヒド、メ
トキシサクシンジアルデヒド、メチルサクシンジアルデ
ヒド、α-メトキシ-β-エトキシグルタルアルデヒド、
α-n-ブトキシグルタルアルデヒド、α-エチル-β-エト
キシグルタルアルデヒド、α,α-ジメトキシサクシンジ
アルデヒド、β-イソプロピルサクシンジアルデヒド、
α,α-ジエチルサクシンジアルデヒド、ブチルマレイン
ジアルデヒド又はこれらの重亜硫酸塩付加物などであ
る。
ル尿素、グリオキザール、グルタルアルデヒド、α-メ
チルグルタルアルデヒド、β-メチルグルタルアルデヒ
ド、マレインジアルデヒド、サクシンジアルデヒド、メ
トキシサクシンジアルデヒド、メチルサクシンジアルデ
ヒド、α-メトキシ-β-エトキシグルタルアルデヒド、
α-n-ブトキシグルタルアルデヒド、α-エチル-β-エト
キシグルタルアルデヒド、α,α-ジメトキシサクシンジ
アルデヒド、β-イソプロピルサクシンジアルデヒド、
α,α-ジエチルサクシンジアルデヒド、ブチルマレイン
ジアルデヒド又はこれらの重亜硫酸塩付加物などであ
る。
【0014】これらのなかで好ましい化合物としてはグ
ルタルアルデヒド、グリオキザール、ホルムアルデヒ
ド、などが挙げられ、即硬化性の点ではグルタルアルデ
ヒドが特に好ましい。
ルタルアルデヒド、グリオキザール、ホルムアルデヒ
ド、などが挙げられ、即硬化性の点ではグルタルアルデ
ヒドが特に好ましい。
【0015】これらのアルデヒド系化合物は、処理され
る写真層の感度が抑制されず、かつ乾燥時間が長くなら
ない適量で用いられる。具体的には現像液1リットル当
たり1〜50g、好ましくは3〜20gである。
る写真層の感度が抑制されず、かつ乾燥時間が長くなら
ない適量で用いられる。具体的には現像液1リットル当
たり1〜50g、好ましくは3〜20gである。
【0016】次に本発明の定着液に用いられる重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩と付加可能な化合物とし
ては、下記一般式〔I〕、〔II〕及び〔III〕で表される
アルデヒド基或いはメチロール基を有する水溶性化合物
である。
塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩と付加可能な化合物とし
ては、下記一般式〔I〕、〔II〕及び〔III〕で表される
アルデヒド基或いはメチロール基を有する水溶性化合物
である。
【0017】アルデヒド基はモノ、ジ又はトリアルデヒ
ド基であってもよい。
ド基であってもよい。
【0018】一般式〔I〕 R−CHO (式中、Rは水素原子、アルキル基、アリル基、アリー
ル基、複素環基を表し、これらの基は置換されていても
よい。) 一般式〔I〕で表される具体的化合物例としては、例え
ばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキ
シメチレン、グリコールアルデヒド、メチラール、クロ
ラール、アセトアルデヒド、アルドール、プロピオール
アルデヒド、アクロレイン、ジブロムアクロレイン、ク
ロトンアルデヒド、サリチルアルデヒド、グリオキシル
酸、ムコクロル酸、ムコブロム酸、アラビノーズ、キシ
ローズ、グリセリンアルデヒド、フルフラールなどが挙
げられる。
ル基、複素環基を表し、これらの基は置換されていても
よい。) 一般式〔I〕で表される具体的化合物例としては、例え
ばホルムアルデヒド、パラホルムアルデヒド、トリオキ
シメチレン、グリコールアルデヒド、メチラール、クロ
ラール、アセトアルデヒド、アルドール、プロピオール
アルデヒド、アクロレイン、ジブロムアクロレイン、ク
ロトンアルデヒド、サリチルアルデヒド、グリオキシル
酸、ムコクロル酸、ムコブロム酸、アラビノーズ、キシ
ローズ、グリセリンアルデヒド、フルフラールなどが挙
げられる。
【0019】また上記化合物の前駆体も使用できる。例
えばドイツ特許539,372号、及び同600,665号等に記載さ
れているヘキサメチレンテトラミンなどが挙げられる。
えばドイツ特許539,372号、及び同600,665号等に記載さ
れているヘキサメチレンテトラミンなどが挙げられる。
【0020】一般式〔II〕 OHC−R1−CHO (式中、R1は直接結合又は2価の脂肪族基または2価
の芳香族基を表す。) 一般式〔II〕で表される具体的化合物例としては、例え
ばグリオキザール、サクシンアルデヒド、酒石酸ジアル
デヒド、テレフタルアルデヒド、グルタルアルデヒド、
α-メチルグルタルアルデヒド、シクロペンタン-ジカル
ボキシアルデヒド及び英国特許1,102,001号、フランス
特許1,543,694号に記載のジアルデヒド類などである。
また上記化合物の前駆体も使用できる。例えば特公昭39
-27570号記載の2,5-ジアルコキシテトラフラン等であ
る。
の芳香族基を表す。) 一般式〔II〕で表される具体的化合物例としては、例え
ばグリオキザール、サクシンアルデヒド、酒石酸ジアル
デヒド、テレフタルアルデヒド、グルタルアルデヒド、
α-メチルグルタルアルデヒド、シクロペンタン-ジカル
ボキシアルデヒド及び英国特許1,102,001号、フランス
特許1,543,694号に記載のジアルデヒド類などである。
また上記化合物の前駆体も使用できる。例えば特公昭39
-27570号記載の2,5-ジアルコキシテトラフラン等であ
る。
【0021】一般式〔III〕 R2−CH2OH (式中、R2は脂肪族基または複素環基を表す。) 一般式〔III〕で表される具体的化合物例としては、例
えばN-メチロール尿素、N,N′-ジメチロール尿素、N-メ
チロールメチレンビスモノエチル尿素、N-メチロールN,
N-ジメチロール尿素、メチロールヒダントイン、ジメチ
ロールメラミン、モノメチロールジメチルヒダントイ
ン、ヒドロキシメチルビウレッド、ヒドロキシジメチル
ビウレッド、トリヒドロキシメチルビウレッド、2,2,6,
6-テトラメチロールシクロヘキサノール、メチロールジ
シアンジアミド、英国特許1,116,944号記載の化合物で
例えば3-ヒドロキシ-2,2-ジヒドロキシメチルプロピオ
ン酸などが挙げられる。本発明に特に有用な重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩の何れかの化合物との付
加可能のアルデヒド化合物としては、たとえばアセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、
コハク酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、β-メチル
グルタルアルデヒド、マレイン酸ジアルデヒド、N,N-ジ
メチロール尿素などで特にグルタルアルデヒドは本発明
の定着液に有用である。
えばN-メチロール尿素、N,N′-ジメチロール尿素、N-メ
チロールメチレンビスモノエチル尿素、N-メチロールN,
N-ジメチロール尿素、メチロールヒダントイン、ジメチ
ロールメラミン、モノメチロールジメチルヒダントイ
ン、ヒドロキシメチルビウレッド、ヒドロキシジメチル
ビウレッド、トリヒドロキシメチルビウレッド、2,2,6,
6-テトラメチロールシクロヘキサノール、メチロールジ
シアンジアミド、英国特許1,116,944号記載の化合物で
例えば3-ヒドロキシ-2,2-ジヒドロキシメチルプロピオ
ン酸などが挙げられる。本発明に特に有用な重亜硫酸
塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩の何れかの化合物との付
加可能のアルデヒド化合物としては、たとえばアセトア
ルデヒド、プロピオンアルデヒド、ブチルアルデヒド、
コハク酸アルデヒド、グルタルアルデヒド、β-メチル
グルタルアルデヒド、マレイン酸ジアルデヒド、N,N-ジ
メチロール尿素などで特にグルタルアルデヒドは本発明
の定着液に有用である。
【0022】本発明において、重亜硫酸塩と付加可能な
化合物は定着液中にて容易に反応して重亜硫酸付加体を
形成し得るものである。これらの反応は「The Chemistr
y ofthe Carbonyl Group」第2巻33頁(1970年.Inter S
cience Publishers発行)を始めとする多くの著書に記
載されている。
化合物は定着液中にて容易に反応して重亜硫酸付加体を
形成し得るものである。これらの反応は「The Chemistr
y ofthe Carbonyl Group」第2巻33頁(1970年.Inter S
cience Publishers発行)を始めとする多くの著書に記
載されている。
【0023】これら重亜硫酸塩付加可能な化合物を使用
する場合、定着液には亜硫酸塩、重亜硫酸塩またはメタ
重亜硫酸塩を含有させることが好ましい。これらの化合
物としては亜硫酸ナトリウム、亜硫酸アンモニウム、亜
硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナト
リウム、メタ重亜硫酸カリウムなどが好ましく、処理液
1リットル当たり1×10-3モル〜5モル、好ましくは1
×10-2モル〜1モル加えることが好ましい。これら重亜
硫酸塩付加体又は付加可能な化合物の定着液への添加量
は、単用又は組合せてもよく、該処理液1リットル当た
り1×10-3モル〜5モル、好ましくは1×10-2モル〜1
モルである。
する場合、定着液には亜硫酸塩、重亜硫酸塩またはメタ
重亜硫酸塩を含有させることが好ましい。これらの化合
物としては亜硫酸ナトリウム、亜硫酸アンモニウム、亜
硫酸カリウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸ナト
リウム、メタ重亜硫酸カリウムなどが好ましく、処理液
1リットル当たり1×10-3モル〜5モル、好ましくは1
×10-2モル〜1モル加えることが好ましい。これら重亜
硫酸塩付加体又は付加可能な化合物の定着液への添加量
は、単用又は組合せてもよく、該処理液1リットル当た
り1×10-3モル〜5モル、好ましくは1×10-2モル〜1
モルである。
【0024】本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料の
処理方法は全処理時間がDry To Dryで20秒〜35秒の範囲
で処理されることを特徴とする。ここでDry To Dryと
は、処理するフィルムの先端が自動現像機の挿入部分に
入った瞬間から現像−定着−水洗−乾燥を経て フィル
ム先端が自動現像機から出てくる瞬間までの時間をい
う。
処理方法は全処理時間がDry To Dryで20秒〜35秒の範囲
で処理されることを特徴とする。ここでDry To Dryと
は、処理するフィルムの先端が自動現像機の挿入部分に
入った瞬間から現像−定着−水洗−乾燥を経て フィル
ム先端が自動現像機から出てくる瞬間までの時間をい
う。
【0025】感光材料の写真処理は例えば、リサーチ・
ディスクロージャー(RD)の17643のXX〜XXI、29〜30頁或
は同308119のXX〜XXI、1011〜1012頁に記載されている
ような処理液による処理がなされてよい。
ディスクロージャー(RD)の17643のXX〜XXI、29〜30頁或
は同308119のXX〜XXI、1011〜1012頁に記載されている
ような処理液による処理がなされてよい。
【0026】この処理は銀画像を形成する白黒写真処理
で現像液のpHが8.5〜13の範囲のものが好ましく、さら
に好ましくは9〜12の範囲である。処理温度は通常18℃
から50℃の範囲で処理される。
で現像液のpHが8.5〜13の範囲のものが好ましく、さら
に好ましくは9〜12の範囲である。処理温度は通常18℃
から50℃の範囲で処理される。
【0027】白黒写真処理での現像剤としては、ジヒド
ロキシベンゼン類(例えばハイドロキノン)、3-ピラゾ
リドン類(例えば1-フェニル-3-ピラゾリドン)、アミ
ノフェノール類(例えばN-メチル-P-アミノフエノー
ル)などを単独もしくは組合せて用いることができる。
なお、現像液には公知の例えば保恒剤、アルカリ剤、p
H緩衡剤、カブリ防止剤、現像促進剤、界面活性剤、消
泡剤、色調剤、硬水軟化剤、溶解助剤、粘性付与剤など
を必要に応じて用いてもよい。
ロキシベンゼン類(例えばハイドロキノン)、3-ピラゾ
リドン類(例えば1-フェニル-3-ピラゾリドン)、アミ
ノフェノール類(例えばN-メチル-P-アミノフエノー
ル)などを単独もしくは組合せて用いることができる。
なお、現像液には公知の例えば保恒剤、アルカリ剤、p
H緩衡剤、カブリ防止剤、現像促進剤、界面活性剤、消
泡剤、色調剤、硬水軟化剤、溶解助剤、粘性付与剤など
を必要に応じて用いてもよい。
【0028】定着液にはチオ硫酸塩、チオシアン酸塩な
どの定着剤が用いられ、さらに硬膜剤として水溶性のア
ルミニウム塩例えば硫酸アルミニウム或はカリ明ばんな
どを含んでいてもよい。その他保恒剤、pH調整剤、硬
水軟化剤などを含有していてもよい。
どの定着剤が用いられ、さらに硬膜剤として水溶性のア
ルミニウム塩例えば硫酸アルミニウム或はカリ明ばんな
どを含んでいてもよい。その他保恒剤、pH調整剤、硬
水軟化剤などを含有していてもよい。
【0029】本発明の処理方法が適用できるハロゲン化
銀写真感光材料としては、用いられ乳剤のハロゲン化銀
組成として臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀などを用いる
ことができるが、好ましくは約10モル%以下の沃化銀を
含む沃臭化銀乳剤が挙げられる。
銀写真感光材料としては、用いられ乳剤のハロゲン化銀
組成として臭化銀、沃臭化銀、塩沃臭化銀などを用いる
ことができるが、好ましくは約10モル%以下の沃化銀を
含む沃臭化銀乳剤が挙げられる。
【0030】ハロゲン化銀乳剤は、正常晶粒子、即ち立
方体、8面体、14面体のような全て等方的に成長したも
の、或は球形のような多面的な結晶型のもの、又は双晶
面のような面欠陥を有した双晶からなるもの、或はそれ
らの混合型または複合型であってもよいが好ましくは平
行双晶面を有する6面体型、8面体型、14面体又は平板
状ハロゲン化銀粒子が挙げられる。
方体、8面体、14面体のような全て等方的に成長したも
の、或は球形のような多面的な結晶型のもの、又は双晶
面のような面欠陥を有した双晶からなるもの、或はそれ
らの混合型または複合型であってもよいが好ましくは平
行双晶面を有する6面体型、8面体型、14面体又は平板
状ハロゲン化銀粒子が挙げられる。
【0031】これらのハロゲン化銀粒子の粒径は、0.2
μmから3.0μmの範囲が好ましく0.3〜2.0μmがさらに好
ましい。
μmから3.0μmの範囲が好ましく0.3〜2.0μmがさらに好
ましい。
【0032】乳剤は物理熟成または化学熟成前後の工程
において、各種の写真用添加剤を用いることができる。
公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスクロー
ジャー(RD)No.17643(1978年12月)、同No.18716(1979年1
1月)及び同No.308119(1989年12月)に記載された化合物
が挙げられる。これら三つの(RD)に示されている化合物
種類と記載箇所を下記に掲載した。
において、各種の写真用添加剤を用いることができる。
公知の添加剤としては、例えばリサーチ・ディスクロー
ジャー(RD)No.17643(1978年12月)、同No.18716(1979年1
1月)及び同No.308119(1989年12月)に記載された化合物
が挙げられる。これら三つの(RD)に示されている化合物
種類と記載箇所を下記に掲載した。
【0033】 添加剤 RD-17643 RD-18716 RD-308119 頁 分類 頁 分類 頁 分類 化学増感剤 23 III 648 右上 996 III 増感色素 23 IV 648〜649 996〜8 IVA 減感色素 23 IV 998 IVB 染料 25〜26 VIII 649〜650 1003 VIII 現像促進剤 29 XXI 648 右上 カブリ抑制剤・安定剤 24 IV 649 右上 1006〜7 VI 増白剤 24 V 998 V 硬膜剤 26 X 651 左 1004〜5 X 界面活性剤 26〜7 XI 650 右 1005〜6 XI 帯電防止剤 27 XII 650 右 1006〜7 XIII 可塑剤 27 XII 650 右 1006 XII スベリ剤 27 XII マット剤 28 XVI 650 右 1008〜9 XVI バインダー 26 XXII 1003〜4 IX 支持体 28 XVII 1009 XVII 本発明に係る感光材料に用いることのできる支持体とし
ては、例えば前述のRD-17643の28頁及びRD-308119の100
9頁に記載されているものが挙げられる。
ては、例えば前述のRD-17643の28頁及びRD-308119の100
9頁に記載されているものが挙げられる。
【0034】適当な支持体としてはポリエチレンテレフ
タレートフィルムなどで、これら支持体の表面は塗布層
の接着をよくするために、下塗層を設けたり、コロナ放
電、紫外線照射などを施してもよい。
タレートフィルムなどで、これら支持体の表面は塗布層
の接着をよくするために、下塗層を設けたり、コロナ放
電、紫外線照射などを施してもよい。
【0035】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
る。
る。
【0036】実施例1 〈ハロゲン化銀写真感光材料の調製〉 種乳剤の調製1 60℃、pAg=8、pH=2.0にコントロールしつつ、ダブル
ジェット法で平均粒径0.3μmの沃化銀2モル%を含む沃
臭化銀の単分散立法晶粒子を調製した。 得られた反応液を40℃にて花王アトラス社製、 デモール
N水溶液と硫酸マグネシウム水溶液を用いて脱塩したの
ち、 ゼラチン水溶液を加えて再分散し、 種乳剤を得た。 種乳剤からの成長1 上述の種乳剤を用い次のように粒子を成長させた。まず
40℃に保たれたゼラチン水溶液中に上記の種乳剤を分散
し、さらにアンモニア水と酢酸でpHを9.7に調整した。
この液にアンモニア性硝酸銀水溶液及び臭化カリウムと
沃化カリウムの水溶液をダブルジェット法で添加した。
添加中はpAg=7.3、pHを9.7に制御し沃化銀含有率35モ
ル%の層を形成した。次にアンモニア性硝酸銀水溶液と
臭化カリウム水溶液をダブルジェット法で添加した。目
標粒径の95%まではpAg=9.0に保ち、pHは9.0〜8.0に
まで連続的に変化させた。その後pAgを11.0に調整しpH
を8.0に保ちながら目標粒径まで成長させた。続いて酢
酸でpHを6.0まで下げてから5,5′-ジクロロ-9-エチル-
3,3′-ジ-(3-スルホプロピル)オキサカルボシアニンナ
トリウム塩の無水物をハロゲン化銀1モル当たり400mg
添加し、前記のデモールN水溶液と硫酸マグネシウム水
溶液を用いて脱塩した後ゼラチン溶液を加えて再分散し
た。
ジェット法で平均粒径0.3μmの沃化銀2モル%を含む沃
臭化銀の単分散立法晶粒子を調製した。 得られた反応液を40℃にて花王アトラス社製、 デモール
N水溶液と硫酸マグネシウム水溶液を用いて脱塩したの
ち、 ゼラチン水溶液を加えて再分散し、 種乳剤を得た。 種乳剤からの成長1 上述の種乳剤を用い次のように粒子を成長させた。まず
40℃に保たれたゼラチン水溶液中に上記の種乳剤を分散
し、さらにアンモニア水と酢酸でpHを9.7に調整した。
この液にアンモニア性硝酸銀水溶液及び臭化カリウムと
沃化カリウムの水溶液をダブルジェット法で添加した。
添加中はpAg=7.3、pHを9.7に制御し沃化銀含有率35モ
ル%の層を形成した。次にアンモニア性硝酸銀水溶液と
臭化カリウム水溶液をダブルジェット法で添加した。目
標粒径の95%まではpAg=9.0に保ち、pHは9.0〜8.0に
まで連続的に変化させた。その後pAgを11.0に調整しpH
を8.0に保ちながら目標粒径まで成長させた。続いて酢
酸でpHを6.0まで下げてから5,5′-ジクロロ-9-エチル-
3,3′-ジ-(3-スルホプロピル)オキサカルボシアニンナ
トリウム塩の無水物をハロゲン化銀1モル当たり400mg
添加し、前記のデモールN水溶液と硫酸マグネシウム水
溶液を用いて脱塩した後ゼラチン溶液を加えて再分散し
た。
【0037】この方法により平均沃化銀含有率2.0モル
%の頂点が丸みを帯びた14面体で平均粒径 0.40μm、0.
65μm、1.00μm、変動係数(δ/r)がそれぞれ0.17、
0.16、0.16の単分酸沃臭化銀乳剤を(A)、(B)及び
(C)を調製した。
%の頂点が丸みを帯びた14面体で平均粒径 0.40μm、0.
65μm、1.00μm、変動係数(δ/r)がそれぞれ0.17、
0.16、0.16の単分酸沃臭化銀乳剤を(A)、(B)及び
(C)を調製した。
【0038】種乳剤の調製2 40℃で激しく撹拌した過酸化水素処理ゼラチンを含む0.
05Nの臭化カリウム水溶液に、硝酸銀水溶液と過酸化水
素処理ゼラチンを含む等モルの臭化カリウム水溶液をダ
ブルジェット法で添加し、1.5分後から30分間かけて25
℃まで液温を下げてから硝酸銀1モル当たり80mlのアン
モニア水(28%)を加え5分間撹拌を続けた。
05Nの臭化カリウム水溶液に、硝酸銀水溶液と過酸化水
素処理ゼラチンを含む等モルの臭化カリウム水溶液をダ
ブルジェット法で添加し、1.5分後から30分間かけて25
℃まで液温を下げてから硝酸銀1モル当たり80mlのアン
モニア水(28%)を加え5分間撹拌を続けた。
【0039】その後、酢酸にてpHを6.0に合わせてから
デモールN水溶液と硫酸マグネシウム水溶液を用いて脱
塩した後、ゼラチン水溶液を加えて再分散した。得られ
た種乳剤は平均粒径0.23μm、変動係数0.28の球型粒子
だった。
デモールN水溶液と硫酸マグネシウム水溶液を用いて脱
塩した後、ゼラチン水溶液を加えて再分散した。得られ
た種乳剤は平均粒径0.23μm、変動係数0.28の球型粒子
だった。
【0040】種乳剤からの成長2 上述の種乳剤を用い次のように粒子を成長させた。75℃
で激しく撹拌したオセインゼラチンと、プロピレンオキ
シ-ポリエチレンオキシ-ジサクシネート-ジナトリウム
塩を含む水溶液に臭化カリウムと沃化カリウムの水溶液
及び硝酸銀水溶液をダブルジェット法で添加した。
で激しく撹拌したオセインゼラチンと、プロピレンオキ
シ-ポリエチレンオキシ-ジサクシネート-ジナトリウム
塩を含む水溶液に臭化カリウムと沃化カリウムの水溶液
及び硝酸銀水溶液をダブルジェット法で添加した。
【0041】この間pH=5.8、pAg=9.0に保った。添加
終了後pHを6.0に合わせ5,5′-ジクロロ-9-エチル-3,
3′-ジ-(3-スルホプロピル)オキサカルボシアニンナト
リウム塩の無水物をハロゲン化銀1モル当たり400mg添
加した。さらに40℃にてデモールN水溶液を用いて脱塩
した後ゼラチン水溶液を加えて再分散した。
終了後pHを6.0に合わせ5,5′-ジクロロ-9-エチル-3,
3′-ジ-(3-スルホプロピル)オキサカルボシアニンナト
リウム塩の無水物をハロゲン化銀1モル当たり400mg添
加した。さらに40℃にてデモールN水溶液を用いて脱塩
した後ゼラチン水溶液を加えて再分散した。
【0042】この方法により平均沃化銀含有率1.5モル
%で投影面積直径0.96μm、変動係数0.25、アスペクト
比が2.0、3.5及び5.0の平板状沃臭化銀乳剤(D-1)、
(D-2)、(D-3)を調製した。
%で投影面積直径0.96μm、変動係数0.25、アスペクト
比が2.0、3.5及び5.0の平板状沃臭化銀乳剤(D-1)、
(D-2)、(D-3)を調製した。
【0043】試料の調製 得られた乳剤(A)、(B)、(C)及び(D-1)〜
(D-3)のそれぞれに、55℃にて5,5′-ジクロロ-9-エ
チル-3,3′-ジ-(3-スルホプロピル)オキサカルボシアニ
ンナトリウムの無水物と5,5′-ジ-(ブトキシカルボニ
ル)-1,1′-ジエチル-3,3′-ジ-(4-スルホブチル)ベンゾ
イミダゾロカルボシアニンナトリウム塩の無水物を200:
1の重量比でハロゲン化銀1モル当たり(A)が975mg、
(B)が600mg、(C)が390mg、(D-1)〜(D-3)
が500mg添加した。 10分後、適当量の塩化金酸、チオ硫酸ナトリウム、チオ
シアン酸アンモニウムを加えて化学熟成を行った。熟成
終了15分前に沃化カリウムをハロゲン化銀1モル当たり
200mg添加し、その後4-ヒドロキシ-6-メチル-1,3,3a,7-
テトラザインデンをハロゲン化銀1モル当たり3×10-2
モル加え、ゼラチンを70g含む水溶液に分散した。 熟成済みの4種類の乳剤の内(A)、(B)及び(C)
は重量比で15:65:20の割合で混合し乳剤(R-1)と
し、(D-1)、(D-2)、(D-3)はそれぞれ単独
のまま用いた。
(D-3)のそれぞれに、55℃にて5,5′-ジクロロ-9-エ
チル-3,3′-ジ-(3-スルホプロピル)オキサカルボシアニ
ンナトリウムの無水物と5,5′-ジ-(ブトキシカルボニ
ル)-1,1′-ジエチル-3,3′-ジ-(4-スルホブチル)ベンゾ
イミダゾロカルボシアニンナトリウム塩の無水物を200:
1の重量比でハロゲン化銀1モル当たり(A)が975mg、
(B)が600mg、(C)が390mg、(D-1)〜(D-3)
が500mg添加した。 10分後、適当量の塩化金酸、チオ硫酸ナトリウム、チオ
シアン酸アンモニウムを加えて化学熟成を行った。熟成
終了15分前に沃化カリウムをハロゲン化銀1モル当たり
200mg添加し、その後4-ヒドロキシ-6-メチル-1,3,3a,7-
テトラザインデンをハロゲン化銀1モル当たり3×10-2
モル加え、ゼラチンを70g含む水溶液に分散した。 熟成済みの4種類の乳剤の内(A)、(B)及び(C)
は重量比で15:65:20の割合で混合し乳剤(R-1)と
し、(D-1)、(D-2)、(D-3)はそれぞれ単独
のまま用いた。
【0044】乳剤のそれぞれに対し特開平2-301744号、
95頁16行〜96頁20行に示された通りの添加剤を加えた。
95頁16行〜96頁20行に示された通りの添加剤を加えた。
【0045】さらに下記に示す染料乳化分散液をハロゲ
ン化銀1モル当たり1.2g加えて乳剤塗布液とした。
ン化銀1モル当たり1.2g加えて乳剤塗布液とした。
【0046】染料乳化分散液の調製方法 下記の染料10kgをトリクレジルホスヘイト28lと酢酸エ
チル85lからなる溶媒に55℃で溶解した。これをオイル
系溶媒と言う。一方、下記のアニオン性活性剤(AS)を
1.35kg含む9.3%ゼラチン水溶液を調製し、次いでオイ
ル系溶媒と、ゼラチン水溶液を分散釜にいれ、液温を40
℃に保ちながら分散した。得られた分散液にフェノール
と1,1′-ジメチロール-1-ブロム-1-ニトロメタンの適当
量を加え水で240kgに仕上げた。
チル85lからなる溶媒に55℃で溶解した。これをオイル
系溶媒と言う。一方、下記のアニオン性活性剤(AS)を
1.35kg含む9.3%ゼラチン水溶液を調製し、次いでオイ
ル系溶媒と、ゼラチン水溶液を分散釜にいれ、液温を40
℃に保ちながら分散した。得られた分散液にフェノール
と1,1′-ジメチロール-1-ブロム-1-ニトロメタンの適当
量を加え水で240kgに仕上げた。
【0047】
【化1】
【0048】また保護層液に用いた添加剤は以下の通り
である。添加量は塗布液1リットル当たりの量である。
である。添加量は塗布液1リットル当たりの量である。
【0049】 石灰処理イナートゼラチン 68g 酸処理ゼラチン 2g ナトリウム-i-アミル-n-デシルスルホサクシネート 0.3g ポリメチルメタクリレート(面積平均粒径5μmのマット剤) 1.1g 二酸化ケイ素(面積平均粒径3μmのマット剤) 0.5g ルドックスAM(デュポン社製コロイダルシリカ) 30mg グリオキザール40%水溶液 1.5ml (CH2=CHSO2CH2)2O 500mg
【0050】
【化2】
【0051】得られた塗布液を厚さ175μmの下引き済み
のブルーに着色したポリエチレンテレフタレートフィル
ムベース上に均一に塗布、乾燥した。
のブルーに着色したポリエチレンテレフタレートフィル
ムベース上に均一に塗布、乾燥した。
【0052】なお、塗布量は片面当たり乳剤層が銀換算
値で2.25g/m2で、ゼラチン付量として2.5g/m2、保
護層はゼラチン付量として0.99g/m2になるように2台
のスライドホッパー型コーターで毎分90mのスピードで
乳剤層、保護層を両面同時塗布して試料を得た。
値で2.25g/m2で、ゼラチン付量として2.5g/m2、保
護層はゼラチン付量として0.99g/m2になるように2台
のスライドホッパー型コーターで毎分90mのスピードで
乳剤層、保護層を両面同時塗布して試料を得た。
【0053】次に本発明に用いた現像液及び定着液の組
成を示す。
成を示す。
【0054】 現像液処方 Part-A(12l仕上げ用) 水酸化カリウム 700g 亜硫酸カリウム(50%溶液) 2280g ジエチレンテトラアミン5酢酸 120g 重炭酸水素ナトリウム 132g ホウ酸 200g 5-メチルベンゾトリアゾール 1.2g 1-フェニル-5-メルカプトテトラゾール 0.2g ハイドロキノン 390g 水を加えて 5000mlに仕上げる。
【0055】 Part-B(12l仕上げ用) 氷酢酸 170g トリエチレングリコール 310g 1-フェニル-3-ピラゾリドン 25g Part-C 本発明の硬膜剤 表1に記載の量 スターター 氷酢酸 120g 臭化カリウム 225g 水を加えて 1.0lに仕上げる。
【0056】 定着液処方 Part-A(18l仕上げ用) チオ硫酸アンモニウム(70wt/vol%) 6000g 亜硫酸ナトリウム 150g 酢酸ナトリウム・3水塩 450g 本発明の硬膜剤 表1に記載の量 酒石鹸 20g クエン酸ナトリウム 50g グルコン酸 70g 1-(N,N-ジメチルアミノ)-エチル-5-メルカプトテトラゾール 18g 氷酢酸 150g Part-B 硫酸アルミニウム 800g 50%H2SO4 100g 現像液の調製は水約5lにPartA,PartBを同時添加
し、撹拌溶解しながら水を加え12lに仕上げpHを10.68
に調整した。これを現像補充液とする。
し、撹拌溶解しながら水を加え12lに仕上げpHを10.68
に調整した。これを現像補充液とする。
【0057】この現像補充液1lに対して前記のスター
ターを20ml/l添加しpHを10.55に調整し使用液とす
る。
ターを20ml/l添加しpHを10.55に調整し使用液とす
る。
【0058】定着液の調製は水約5lにPartA、PartB
を同時添加し、撹拌溶解しながら水を加え18lに仕上
げ、硫酸とNH4OHを用いてpHを4.4に調整した。これを
定着補充液とする。
を同時添加し、撹拌溶解しながら水を加え18lに仕上
げ、硫酸とNH4OHを用いてpHを4.4に調整した。これを
定着補充液とする。
【0059】なお、表1において現像液及び定着液に用
いた本発明の硬膜剤としては下記を用いた。
いた本発明の硬膜剤としては下記を用いた。
【0060】A:グルタルアルデヒド(50%溶液) B:グルタルアルデヒドビス重亜硫酸ナトリウム C:グリコールアルデヒド重亜硫酸ナトリウム D:N,N′-ヂメチロール尿素 (評価) 〈センシメトリー〉得られた試料を蛍光増感紙 KO-250
(コニカ(株)製)で挟み、管電圧90KVP、20mA、0.05秒
のX線を照射し、距離法にてセンシトメトリーカーブを
作成し感度を求めた。感度の値はカブリ+0.1の濃度を
得るのに必要なX線量の逆数として求めた。結果は試料
No.1の感度を100とした場合の相対感度で表した。
(コニカ(株)製)で挟み、管電圧90KVP、20mA、0.05秒
のX線を照射し、距離法にてセンシトメトリーカーブを
作成し感度を求めた。感度の値はカブリ+0.1の濃度を
得るのに必要なX線量の逆数として求めた。結果は試料
No.1の感度を100とした場合の相対感度で表した。
【0061】なお、現像は自動現像機 SRX-501(コニカ
(株)製)を速度可変に改良し現像温度が35℃、定着温度
が33℃、水洗水は温度18℃で毎分3.51を供給し、乾燥温
度50℃で全処理工程を次に示すモードで処理した。
(株)製)を速度可変に改良し現像温度が35℃、定着温度
が33℃、水洗水は温度18℃で毎分3.51を供給し、乾燥温
度50℃で全処理工程を次に示すモードで処理した。
【0062】 [処理工程] 工 程 処理温度 処理時間(秒) 補充量 (℃) 挿 入 − 1.8 1.35 1.0 現像+渡り 35 14.6 11.0 8.2 21cc/四ッ切 定着+渡り 33 9.8 7.3 5.5 32cc/四ッ切 水洗+渡り 18 8.0 6.0 4.5 7.0l/四ッ切 スクイズ 40 4.1 3.1 2.3 乾 燥 45 6.7 5.0 3.8 合 計 − 45.0 30.0 25.3 〈カバリングパワー(cp)の評価〉試料を現像後の濃
度が最高濃度になるように適性露光をかけてから前記の
センシトメトリーと同様の処理を行った。
度が最高濃度になるように適性露光をかけてから前記の
センシトメトリーと同様の処理を行った。
【0063】得られた試料の濃度〔D〕と現像銀量〔A
v(mg/dm2)〕を測定し、cp=〔D〕/〔Av〕×100
として求めた。
v(mg/dm2)〕を測定し、cp=〔D〕/〔Av〕×100
として求めた。
【0064】〈粒状性の評価〉光で一面に露光し黒化濃
度0.6〜0.8の領域の20cm×20cmの現像試料を下記の5段
階による目視評価を行った。
度0.6〜0.8の領域の20cm×20cmの現像試料を下記の5段
階による目視評価を行った。
【0065】5:非常に良好 4:良好 3:実用可 2:実用する範囲内でザラついている 1:ザラつきがひどく実用不可 〈ローラーマークの評価〉試料を127mm×305mmに裁断し
現像後の濃度が約0.4、0.6、1.0になるように3段階の
濃度を持つよう予め露光した試料と未露光の試料を用意
した。これらの試料を前記と同様の処理機、処理剤でDr
y to Dryで35秒処理を行い得られた試料の斑点状マーク
の発生状況を下記の5段階で評価した。
現像後の濃度が約0.4、0.6、1.0になるように3段階の
濃度を持つよう予め露光した試料と未露光の試料を用意
した。これらの試料を前記と同様の処理機、処理剤でDr
y to Dryで35秒処理を行い得られた試料の斑点状マーク
の発生状況を下記の5段階で評価した。
【0066】5:全く発生していない 4:僅かに発生 3:僅かに発生しているが実用上可のもの 2:数多く発生し、実用上不可のもの 1:著しく発生 〈乾燥性の評価〉試料を四つ切りサイズに裁断し、現像
後の濃度が1.0になるような露光を与えてから、前記の
処理条件で迅速処理した。
後の濃度が1.0になるような露光を与えてから、前記の
処理条件で迅速処理した。
【0067】自動現像機の乾燥部を通過した直後の試料
フィルムを手で触れて、乾燥の程度を下記の5段階で評
価した。
フィルムを手で触れて、乾燥の程度を下記の5段階で評
価した。
【0068】1:全面に濡れている 2:半分以上が湿っていてフィルムがくっつき易く、引
っ掻くと容易に傷付く 3:部分的に湿っているが、くっつきはない 4:湿った感じは僅かで、表面は冷たい 5:手触りが、さらさらしていて温かい (上記の評価が3〜5までは問題ないが、1と2は実用
に耐えない) 以上、得られた結果を下記の表1、2に示す。
っ掻くと容易に傷付く 3:部分的に湿っているが、くっつきはない 4:湿った感じは僅かで、表面は冷たい 5:手触りが、さらさらしていて温かい (上記の評価が3〜5までは問題ないが、1と2は実用
に耐えない) 以上、得られた結果を下記の表1、2に示す。
【0069】
【表1】
【0070】
【表2】
【0071】表から明らかなように、本発明によれば超
迅速処理しても乾燥性がよく、かつ感度及びカバリング
パワー(cp)が優れ、粒状性及び耐ローラーマーク性
も良化していることが分かる。
迅速処理しても乾燥性がよく、かつ感度及びカバリング
パワー(cp)が優れ、粒状性及び耐ローラーマーク性
も良化していることが分かる。
【0072】
【発明の効果】本発明によれば超迅速処理しても乾燥性
が優れ、かつ高感度、高カバリングパワーで高画質を得
ることが出来た。さらに自動現像機によるローラーマー
クの発生がないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を
得られた。
が優れ、かつ高感度、高カバリングパワーで高画質を得
ることが出来た。さらに自動現像機によるローラーマー
クの発生がないハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を
得られた。
Claims (2)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも1層のハロゲン化
銀写真乳剤層を有するハロゲン化銀写真感光材料を露光
後、自動現像機を用いて現像、定着、水洗及び乾燥処理
するハロゲン化銀写真感光材料の処理方法において、現
像液がアルデヒド系硬膜剤を含有し、かつ定着液が重亜
硫酸塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩と付加可能な化合物
及び/又は重亜硫酸塩、亜硫酸塩、メタ重亜硫酸塩の何
れかの化合物との付加体及び/又は水溶性メチロール化
合物を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光
材料の処理方法。 - 【請求項2】 全処理時間がDry to Dryで20秒から35秒
の範囲であることを特徴とする請求項1記載のハロゲン
化銀写真感光材料の処理方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26126193A JPH07114155A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP26126193A JPH07114155A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07114155A true JPH07114155A (ja) | 1995-05-02 |
Family
ID=17359373
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP26126193A Pending JPH07114155A (ja) | 1993-10-19 | 1993-10-19 | ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07114155A (ja) |
-
1993
- 1993-10-19 JP JP26126193A patent/JPH07114155A/ja active Pending
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