JPH07115896A - 密封容器入りゆで卵 - Google Patents

密封容器入りゆで卵

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JPH07115896A
JPH07115896A JP5269121A JP26912193A JPH07115896A JP H07115896 A JPH07115896 A JP H07115896A JP 5269121 A JP5269121 A JP 5269121A JP 26912193 A JP26912193 A JP 26912193A JP H07115896 A JPH07115896 A JP H07115896A
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JP
Japan
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egg
boiled
sealed container
storage
package
Prior art date
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Pending
Application number
JP5269121A
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English (en)
Inventor
Jun Kinoshita
下 純 木
Hikoichirou Kunika
香 彦一郎 国
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kewpie Corp
Original Assignee
QP Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 保存料含有液を使用しても保存中に卵黄中心
部までみずっぽくなるというような食感上の問題もな
く、その上保存性に優れた密封容器入りゆで卵を提供す
ることを目的とする。 【構成】 密封容器入りゆで卵は、ゆで卵1と、略卵の
形状をなし内部に前記ゆで卵を収納した収納部5,5′
を有する包装体2とを備えている。包装体2の収納部
5,5′の内面と卵1の外面との間に、卵1の外面全域
に亘って約1mm以下の空隙3が形成されている。空隙3
内に保存料含有液が収納されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、密封容器入りゆで卵に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ゆで卵を長期に保存する密封
容器入りゆで卵としては、ゆで卵を調味液とともに缶に
詰め、密封して殺菌したものが知られている。このもの
は長期に亘って保存でき、必要に応じて缶を開けて使用
することができることから大変重宝されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところがこのような密
封容器入りゆで卵には、保存中に調味液中の水分が卵に
より吸収されて卵白を経由して卵黄にまで到達し、その
結果卵白と卵黄との境の部分やさらには卵黄の中心部ま
でがみずっぽくなるという問題があった。よって、本発
明の目的は、このような問題が生じ難く、それでいて保
存性もある新規な密封容器入りゆで卵を提供することに
ある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成した本発
明は、ゆで卵と、略卵の形状をなし内部に前記ゆで卵を
密封して収納した包装体とを備え、前記包装体の内面と
卵の外面との間に、卵の外面全域に亘って約1mm以下の
空隙を形成するとともに、前記空隙内に保存料含有液を
収納したことを特徴とする密封容器入りゆで卵を提供す
るものである。
【0005】
【作用】本発明の密封容器入りゆで卵によれば、ゆで卵
と包装体との空隙が卵の外面全域に亘って約1mm以下で
あり、その空隙内に存在する保存料含有液がわずかであ
るために、保存中卵による水分吸収はほとんどなく、よ
って卵黄部が軟化してみずっぽくなることも実質上な
く、卵黄部はゆでたてのホクホクした状態を維持し得る
ものと考えられる。
【0006】
【実施例】以下、本発明を、図を参照しつつ本発明の実
施例に基づき説明する。図1乃至図3に示すように、本
発明の密封容器入りゆで卵は、ゆで卵1と、略卵の形状
をなし内部に前記ゆで卵1を収納した包装体2とを備え
たものである。上記包装体2は、ゆで卵1の約半分を収
納する一方の半部4とゆで卵1の残りの約半分を収納す
る他方の半部4′とからなる。すなわち前記一方の半部
4はゆで卵1の約半分を収納する外方に開口した収納部
5と、収納部5の開口周縁に設けられたフランジ部6と
からなり、また前記他方の半部4′はゆで卵1の残りの
約半分を収納する外方に開口した収納部5′と、収納部
5′の開口周縁に設けられたフランジ部6′とからな
る。この両フランジ部6と6′とが当接されて包装体2
が構成されている。なお、収納部は通常図1および図2
に示すように相互にフランジ部で連接して複数である
が、単数であってもよい。また図3に示すように、包装
体2の収納部5,5′内面とゆで卵1の外面との間に
は、ゆで卵1の外面全域に亘って約1mm以下の空隙3が
形成されている。さらに空隙3内には、保存料含有液が
収納されている。
【0007】以下、各部分について詳説する。ゆで卵1
は、うずらやにわとりなどの鳥の卵でゆでたもので、殻
を剥いた丸ごと状態のものからなっている。卵の種類は
特に限定されず、任意である。うずらが特に好ましい。
なお、ゆで卵の固さはヤング率で約200×104 dyn/
cm2 以下であることが食感上好ましい。また、上記ゆで
卵は本発明の目的を損わない範囲で、任意の加工処理、
例えば着色、あるいは燻製が施してあってもよい。包装
体2を構成する一方の半部4と他方の半部4′は、通常
塩化ビニールなどのプラスチックからなっているが、特
にこれに限定されるものではない。
【0008】空隙3内に収納される保存料含有液は、例
えば、ポリリジン、グリシン、酢酸ソーダ、プロタミ
ン、リゾチーム、グリセリンモノ脂肪酸エステルなどの
保存料を含む水溶液からなっている。水溶液中の保存料
の濃度は、保存料の種類によって多少異なるが、一般的
には0.1〜2%(重量)程度でよい。なお、本発明の
目的を損わない範囲で、上記保存料含有液に他の原料・
成分、例えば卵の変色を抑制するためにリン酸塩を添加
するなどは任意である。
【0009】次に、密封容器入りゆで卵の代表的な製造
方法について述べる。まず、一方の半部4を準備し、こ
の一方の半部4の収納部5内にゆで卵1を収納する。ま
た、ゆで卵1の収納の前または後に、(開口部を上向き
にさせた状態の)収納部5内に上述した保存料含有液を
充填し、その後一方の半部4に対して他方の半部4′を
重ね合わせる。この場合、一方の半部4の収納部5は他
方の半部4′の収納部5′に対応するように、また一方
のフランジ部6に他方のフランジ部6′が当接するよう
に配置される。ここで当接とは、大体当っているという
程度の意味であり、必ずしも密着している必要はない。
次に、包装体2内の空気を可及的に抜いた状態で包装体
のフランジ部をヒートシールしてゆで卵1を包装体内に
密封する。通常は、一方の半部4の外周縁に位置するフ
ランジ部6と他方の半部4′の外周縁に位置するフラン
ジ部6′とを一部を残してヒートシールして接着させ、
さらに脱気ボックス内で包装体内の空気を可及的に抜
き、最後にヒートシールしないで残していた外周縁フラ
ンジ部をヒートシールして密封をする。このようにして
図1乃至図3に示す密封容器入りゆで卵が得られる。上
記のフランジ部のヒートシールに際しては、ゆで卵1を
収納した個々の収納部5,5′が隣り合う収納部5,
5′と連通することがないようにヒートシールしてもよ
い。
【0010】以下、本発明の具体例を述べる。 (1)うずらのゆで卵の用意:1個約10グラムのうず
らの卵(殻付き:短径約25ミリ:殻剥後約8グラム)
を12個、殻付きごと90℃の湯中で20分間ゆで、う
ずらのゆで卵を製造し、次いて、殻を剥いた。
【0011】(2)一方の半部と他方の半部の用意:た
て13センチ、よこ10センチ、厚み約0.04ミリの
塩化ビニール製のプラスチックシートを用いて、加熱バ
キウム取りにより、うすら卵の半分が収まる大きさの収
納部(直径約26ミリ:深さ約15ミリ)を、一列4個
で3列、計12個形成し、一方の半部とした。なお、収
納部の相互間隔は芯々で約31ミリ、収納部でのプラス
チックの厚みは約0.02ミリであった。同様に他方の
半部を調製した。
【0012】(3)ゆで卵の収納とフランジ部の密封 上記の殻を剥いたゆで卵12個(約100グラム)を一
方の半部の各収納部に長軸方向をタテにして収納し、そ
の後約5グラム(卵の重量に対して外割りで約5%)の
保存料含有液(3%ポリリジンの水溶液)を上記の各収
納部内に静かに注いだ。その上から他方の半部を、一方
の半部の収納部と他方へ半部の収納部とが対応するよう
にかぶせて包装体を形成した後、包装体周縁部3辺をヒ
ートシールし、次いで開放されている残る1辺をバキウ
ムをとってヒートシールして包装体を密封した。
【0013】密封後、容器の反転を数回くりかえした。
バキウムとりにより収納部の内面と卵の外面とが密着し
たこと、および毛細管現象により、さらに上記の反転に
より、保存料含有液は収納されている12個の卵の外面
全域に行き渡っていた。また、ゆで卵の外面とそれを収
納している各収納部の内面との空隙(保存料含有液で満
たされている)は間隔にして約1ミリ以内であった。
【0014】(4)殺菌 密封後、全体を90℃の湯中で10分間殺菌して、ゆで
卵や包装体の内外に付着している雑菌を殺菌した。殺菌
後放冷してから、4℃に保管した。なお、上記の具体例
では、うずらの卵は収納部に長軸方向をタテにして収納
したが、必ずしもタテにする必要はなく、長軸方向をヨ
コにして収納してもよい。その場合、収納部の寸法は、
長径約30ミリ、短径約26ミリで深さ約13ミリとす
ればよい。
【0015】上記の具体例の方法で得られた密封容器入
りゆで卵について、製造直後および1カ月保存後(保存
温度10℃)の(イ)卵の固さを測定し、また(ロ)卵
白と卵黄との境の部分および卵黄の中心部を、みずっぽ
さの程度に関して官能検査した。対照として、保存料含
有液は使用しないでその他は具体例と同じ条件で製造し
た密封容器入りゆで卵(比較例1)および市販の缶詰の
うずらゆで卵(調味液入りで100℃以上で殺菌された
もの:比較例2)についても同様に試験した。
【0016】試験結果:結果は、以下の表1に示すとお
りであった。
【表1】 1)表中の○、×は下記の意義を有する。 イ.みずっぽさについて ○:みずっぽさはまったく感じられず、ホクホクしてい
る。 ×:みずっぽく、ベタベタしている。 ロ.保存性について ○:何ら異常はみられなかった。 ×:12個すべて腐敗臭がした。また卵の周辺が全般に
白濁していた。 2)ヤング率について: イ.12個測定した結果の平均値を示す。単位は、10
4 dyn/cm2 ロ.測定法 硬度計(不動工業(株)製レオメーター)を使用して、
次の条件で測定した。 ゆで卵は、長軸方向を水平(ヨコ)にして試料台上に
置いた。 レオメーターの条件 ・試料台の上昇速度:毎分6センチ ・使用プランジャー:直径5ミリの球形プランジャー
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、ゆで卵と包装体との間
の空隙内に存在する保存料含有液がわずかであるため、
保存中にゆで卵がその卵白と卵黄との境部分や卵黄中心
部などでみずっぽくなることがなく、ひいては卵黄部は
ゆでたてのホクホクした状態を維持することができる。
しかも保存料含有液により防腐効果も奏し得ることから
優れた保存性を有する密封容器入りゆで卵が提供されう
る。また、保存料含有液を収納していることもあり、本
発明のゆで卵はあまり高い温度で仕上げ殺菌処理をしな
くても長期保存が可能となり、その結果、あまり固くな
らないゆで卵を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による密封容器入りゆで卵を示す平面
図。
【図2】図1のII−II線断面図。
【図3】図2に示す密封容器入りゆで卵の拡大図。
【符号の説明】
1 ゆで卵 2 包装体 3 空隙 4 一方の半部 4′ 他方の半部 5,5′ 収納部 6,6′ フランジ部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ゆで卵と、略卵の形状をなし内部に前記ゆ
    で卵を密封して収納した包装体とを備え、前記包装体の
    内面と卵の外面との間に、卵の外面全域に亘って約1mm
    以下の空隙を形成するとともに、前記空隙内に保存料含
    有液を収納したことを特徴とする密封容器入りゆで卵。
  2. 【請求項2】ゆで卵の固さが、ヤング率で約200×1
    4 dyn/cm2 以下である、請求項1記載の密封容器入り
    ゆで卵。
  3. 【請求項3】包装体が、卵の約半分を収納する外方に開
    口した収納部と、収納部の開口周縁に設けられたフラン
    ジ部とからなる一方の半部と、 卵の残りの約半分を収納する外方に開口した収納部と、
    収納部の開口周縁に設けられたフランジ部とからなる他
    方の半部とからなり、一方の半部のフランジ部と他方の
    半部のフランジ部とを当接して構成されている、請求項
    1記載の密封容器入りゆで卵。
  4. 【請求項4】一方の半部および他方の半部は、各々フラ
    ンジ部で相互に連接した複数の収納部を有する、請求項
    3記載の密封容器入りゆで卵。
JP5269121A 1993-10-27 1993-10-27 密封容器入りゆで卵 Pending JPH07115896A (ja)

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JP5269121A JPH07115896A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 密封容器入りゆで卵

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JP5269121A Pending JPH07115896A (ja) 1993-10-27 1993-10-27 密封容器入りゆで卵

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JP (1) JPH07115896A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6235325B1 (en) * 1998-09-17 2001-05-22 Melvin A. Greitzer Food product contained in an imitation egg shell
JP2007135496A (ja) * 2005-11-18 2007-06-07 Q P Corp 素揚げ茹で卵の製造方法及びこれに用いる液漬け茹で卵
JP2016152793A (ja) * 2015-02-12 2016-08-25 横山 豪 味付けゆで卵製造用容器

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6235325B1 (en) * 1998-09-17 2001-05-22 Melvin A. Greitzer Food product contained in an imitation egg shell
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