JPH07115917A - ペット用飼料及びその製造方法 - Google Patents

ペット用飼料及びその製造方法

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JPH07115917A
JPH07115917A JP5291411A JP29141193A JPH07115917A JP H07115917 A JPH07115917 A JP H07115917A JP 5291411 A JP5291411 A JP 5291411A JP 29141193 A JP29141193 A JP 29141193A JP H07115917 A JPH07115917 A JP H07115917A
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JP
Japan
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weight
casein
parts
polyhydric alcohol
fatty acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP5291411A
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English (en)
Inventor
Kazushige Nakaji
十成 中治
Kenji Tatsuno
謙二 辰野
Akiko Miyanaka
明子 宮中
Takafumi Takada
登史 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MINAMINIHON RAKUNOU KYODO KK
Minami Nihon Rakuno Kyodo Co Ltd
Original Assignee
MINAMINIHON RAKUNOU KYODO KK
Minami Nihon Rakuno Kyodo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】カゼインと、カゼイン100重量部当たり、多
価陽イオンを含まないアルカリ塩1〜20重量部、多価
アルコール脂肪酸エステル2〜20重量部、及び、多価
アルコール5〜30重量部からなる組成物を水分含量が
10〜40重量%となるように調整し、または、調整し
ながら混練し、50〜100℃で、5〜30Kg/cm
2 の圧力下に所要の形状に押出成形する。 【効果】本発明の方法により、ビーフジャーキーの様
な、低水分でソフトな食感を有するカゼインを主体とす
るペット用飼料を製造することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ソフトジャーキー状の
しなやかな食感を有する、牛乳蛋白質を主体とするペッ
ト用飼料及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】牛乳蛋白質であるカゼインは、栄養源と
して優れているばかりでなく、食品・飼料等の成形用素
材としても優れた性質を有する。そのため、カゼインを
主成分とした各種の成形体飼料が製造されている。例え
ば、ミルクカゼインにゼラチンを混合して成形した畜
犬用玩具食餌(特公昭57−39616号)、カゼイ
ンにアルカリ性膨剤を加えて加熱下に塑性加工した成形
体飼料(特公昭58−48150号)等である。しか
し、これらの先行技術においては、乳化剤等による原料
性状の改変は試みられていない。
【0003】食品又は飼料素材の押出成形法(エクスト
ルージョンクッキング)において乳化剤を使用した例が
ある。 澱粉を主原料としたもの−澱粉の損傷防止を目的とし
て多価アルコール脂肪酸エステル等を用いるもので、こ
の場合は蔗糖脂肪酸エステルでも効果があり、かつ、添
加量は原料に対して1%で十分である(食品産業エクス
トルージョンクッキング技術研究組合編『エクストルー
ジョンクッキング』、株式会社光琳、1987年、第3
6〜39頁)。 大豆蛋白質を主原料としたもの−大豆蛋白質の組織化
に際して組織中に細かい気泡を分散させる目的で、ステ
アリン酸モノグリセライドを原料に対して1%加えたも
のである(前出『エクストルージョンクッキング』、第
164〜174頁)。 しかし、これらは、以下に詳述する本願の場合とは、主
原料において、さらには、乳化剤を使用する目的、使用
量及びその効果において大きな相違がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記の、特公昭57−
39616号または特公昭58−48150号等に開示
された技術に基づく成形体飼料が市販されているが、こ
れらは、食感等においてまだまだ改善すべき点が認めら
れる。そこで、ジャーキーのような、低水分でソフトな
食感を有するペット用成形飼料をカゼインを主原料とし
て製造することを目的として研究を行った。
【0005】
【課題を解決するための手段】鋭意研究の結果、カゼイ
ンに多価アルコール脂肪酸エステル類及び多価アルコー
ル類を添加して成形すれば好結果が得られることを発見
し、本願発明を完成した。すなわち、カゼインと、カゼ
イン100重量部当たり、多価陽イオンを含まないアル
カリ塩1〜20重量部、多価アルコール脂肪酸エステル
2〜20重量部、及び、多価アルコール5〜30重量部
からなる組成物を水分含量が10〜40重量%となるよ
うに調整し、または、調整しながら混練し、50〜10
0℃で、5〜30Kg/cm2 の圧力下に所要の形状に
成形する。
【0006】ここで用いるカゼインとしては、酸カゼイ
ン、レンネットカゼイン、或いは、カゼインナトリウム
塩等が使用できる。多価陽イオンを含まないアルカリ塩
としては、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、炭酸ナ
トリウム、炭酸カリウム、リン酸三ナトリウム、トリポ
リリン酸ナトリウム、及び、アンモニア水等が挙げられ
る。多価陽イオンを含まないアルカリ塩は、水溶液とし
て、あらかじめカゼインに加えて溶解するか、或いは、
カゼイン、多価アルコール脂肪酸エステル、多価アルコ
ール、及び、フレーバー・調味料等のその他原料とエク
ストルーダーで混練しながら一定量を添加する。多価陽
イオンを含むアルカリ塩を使用した場合は、カゼインを
溶解することは可能であるが、製品にソフトな食感を付
与することができない。
【0007】多価アルコール脂肪酸エステルは、グリセ
リン脂肪酸エステル(ポリグリセリン脂肪酸エステルを
含む)、プロピレングリコール脂肪酸エステル、ソルビ
タン脂肪酸エステル等から選択し、カゼイン100重量
部に対し2〜20重量部、より望ましくは3〜10重量
部の割合で単独に、或いは、混合して用いる。使用する
多価アルコール脂肪酸エステルの量がカゼイン100重
量部に対して2重量部より少ない場合は、エクストルー
ダーのダイ出口において膨化してしまい、一定の形に成
形することが出来ない。また、使用量が20重量部を超
えるとエクストルーダー内で原料が空回りし、混練が不
十分となり、原料混合物に望ましい物性を付与すること
が出来ない。蔗糖脂肪酸エステルは、多価アルコール脂
肪酸エステルの一種であるが、なぜか本願の目的のため
には効果的ではなかった。
【0008】多価アルコールは、グリセリン、プロピレ
ングリコール、ソルビトール、マンニトール等が、単独
に又は混合して用いられる。使用量は、カゼイン100
重量部に対し5〜30重量部、より望ましくは8〜20
重量部の割合である。5重量部以下だと、原料混合物の
柔軟性が不足し、30重量部を超すとエクストルーダー
ダイ出口での保形性が悪くなる。
【0009】本発明においては、上記の原料配合物を水
分が10〜40重量%となるように調整し、又は、所定
の水量を加えながら混練し、温度・圧力調整のできるエ
クストルーダーから、出口温度50〜100℃、圧力5
〜30Kg/cm2 で適当な形状のダイを通して押し出
し成形する。配合原料に対する水分が10重量%以下だ
と、カゼインの溶解が不十分となり、エクストルーダー
ダイ出口での保形性が不良となる。また、水分が40重
量%以上になるとダイ出口での保形性のコントロールが
困難となり、かつ、製品の食感が柔らかになり過ぎる。
多価陽イオンを含まないアルカリ塩は、配合原料にその
まま混合するか、別に水に溶かしアルカリ塩溶液とし
て、エクストルーダー中の原料混合物に定量ポンプで添
加してもよい。アルカリ塩を配合原料にそのまま混合し
た場合は、所定量の水を添加する。
【0010】所定の原料配合割合の場合でも、押し出し
温度が50℃以下だと保形性が得られない。また、押し
出し温度が100℃を超えると水の沸騰のため一定の形
にすることが出来なくなる。同様に、押し出し圧力が5
Kg/cm2 以下だと原料組織自体の結着性が悪くて成
形出来ない。また、30Kg/cm2 以上だと原料組織
が極端に固くなり、しなやかな製品とならない。以下に
実施例をあげて本発明をさらに詳しく説明する。
【0011】
【実施例】
実施例1:カゼイン25Kg、ステアリン酸モノグリセ
ライド1.5Kgからなる混合物を、二軸エクストルー
ダー(神戸製鋼所製、T0C−30)に10Kg/時の
量で供給しながら、2個の定量ポンプを用いて、10重
量%の水酸化ナトリウム水溶液を2リットル/時、グリ
セリンを1Kg/時で供給し、次の条件下に混練して押
し出し成形した。 スクリュー軸回転数: 150r.p.m.(同方向回
転) 出口温度: 83℃ 出口圧力: 12Kg/cm2 ダイ: ロングノズルダイ(直径7.5mm、長さ
10cm) ニーディングディスク: 2カ所 加熱部: 3カ所 その結果、水分20重量%、直径7.5mmの白いひも
状物を27.2Kg得た。このひも状物を長さ12.5
cmに切断して製品とした。この製品は、180度曲げ
ても折れることがなく、しなやかな物性を持っていた。
【0012】実施例2:カゼイン20Kg、チーズパウ
ダー1Kg、ソルビタンモノパルミテート0.6Kg、
ラウリン酸モノグリセライド0.2Kg、リン酸三カリ
ウム1.5Kg、及び、ベータカロチン(1.5%粉
末)40gからなる混合物を、実施例1と同じ二軸エク
ストルーダーに10Kg/時の量で供給しながら、2個
の定量ポンプを用いて、プロピレングリコール0.7K
g/時、水1.5リットル/時で供給し、次の条件下に
混練して押し出し成形した。 スクリュー軸回転数: 150r.p.m. 出口温度: 95℃ 出口圧力: 26Kg/cm2 ダイ: 3×15mm ニーディングディスク: 2カ所 加熱部: 2カ所 その結果、水分18重量%のチーズ風味のある黄色いカ
ンピョウ状物を23.5Kg得た。このカンピョウ状物
を長さ15cmに切断して製品とした。この製品は、し
なやかで、曲げても折れることがなかった。
【0013】実施例3:カゼイン25Kg、プロピレン
グリコールパルミテート2Kg、ステアリン酸モノグリ
セライド0.5Kg、ソルビトール2.5Kg、ビーフ
ペースト1Kg、カラメル100g、及び、スモークフ
レーバー30gからなる混合物を、実施例1と同じ二軸
エクストルーダーに9Kg/時の量で供給しながら、定
量ポンプを用いて、8重量%の水酸化ナトリウム溶液を
1.6リットル/時で供給し、次の条件下に混練して押
し出し成形した。 スクリュー軸回転数: 200r.p.m. 出口温度: 75℃ 出口圧力: 23Kg/cm2 ダイ: ロングノズルダイ(直径6.5mm、長さ
10cm) ニーディングディスク: 2カ所 加熱部: 3カ所 切断機: ロングノズルダイから出た物をベルトコン
ベアに導いた後にセットした。 その結果、水分18重量%の直径6.8mm、長さ13
mm、1本当たり重量5gのビーフジャーキー状物を2
7.7Kg得た。このビーフジャーキー状物は、曲げて
も折れず、しなやかで、かつ、風味も良好であった。
【0014】実施例4:実施例3のソルビトールに替え
てマンニトールを用い、その他の条件は実施例3と全く
同様にして、ビーフジャーキー状物を27.0Kg得
た。このビーフジャーキー状物は、曲げても折れず、し
なやかで、かつ、風味も良好であった。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の方法によ
り、ビーフジャーキーの様な、低水分でソフトな食感を
有するカゼインを主体とするペット用飼料を製造するこ
とができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カゼインと、カゼイン100重量部当た
    り、多価陽イオンを含まないアルカリ塩1〜20重量
    部、多価アルコール脂肪酸エステル2〜20重量部、及
    び、多価アルコール5〜30重量部からなる組成物を水
    分含量が10〜40重量%となるように調整し、また
    は、調整しながら混練し、50〜100℃で、5〜30
    Kg/cm2 の圧力下に所要の形状に成形することを特
    徴とするペット用飼料。
  2. 【請求項2】 カゼインと、カゼイン100重量部当た
    り、多価陽イオンを含まないアルカリ塩1〜20重量
    部、多価アルコール脂肪酸エステル2〜20重量部、及
    び、多価アルコール5〜30重量部からなる組成物を水
    分含量が10〜40重量%となるように調整し、また
    は、調整しながら混練し、50〜100℃で、5〜30
    Kg/cm2 の圧力下に押出成形機により所要の形状に
    成形することを特徴とするペット用飼料の製造方法。
  3. 【請求項3】 混練される多価アルコール脂肪酸エステ
    ルが、グリセリン脂肪酸エステル、ソルビタン脂肪酸エ
    ステル、及び、プロピレングリコール脂肪酸エステルか
    らなる群より選ばれたものであることを特徴とする請求
    項1及び請求項2記載のペット用飼料及びその製造方
    法。
  4. 【請求項4】 混練される多価アルコールが、グリセリ
    ン、プロピレングリコール、ソルビトール、及び、マン
    ニトールからなる群より選ばれたものであることを特徴
    とする請求項1及び請求項2記載のペット用飼料及びそ
    の製造方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006502140A (ja) * 2002-08-16 2006-01-19 メリアル リミテッド 非動物製品含有獣医製剤
EP2116135A1 (en) 2008-05-08 2009-11-11 Kabushiki Kaisha Tominaga Jyushi Kogyosho Pet snack food and production method thereof

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