JPH0711749Y2 - ミシンの給油装置 - Google Patents
ミシンの給油装置Info
- Publication number
- JPH0711749Y2 JPH0711749Y2 JP1989038636U JP3863689U JPH0711749Y2 JP H0711749 Y2 JPH0711749 Y2 JP H0711749Y2 JP 1989038636 U JP1989038636 U JP 1989038636U JP 3863689 U JP3863689 U JP 3863689U JP H0711749 Y2 JPH0711749 Y2 JP H0711749Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- oil
- main shaft
- amount adjusting
- discharge pipe
- oil amount
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 238000009958 sewing Methods 0.000 title claims description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 claims description 98
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 claims description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 238000005461 lubrication Methods 0.000 description 2
- 238000005299 abrasion Methods 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 230000007812 deficiency Effects 0.000 description 1
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ミシンの給油装置に関する。
[従来の技術] ミシンの天秤クランクや針棒クランクは、主軸1の回転
にともなって、それぞれ高速で回動し上下動するので、
その部分の磨耗や焼き付きを防止するために給油をする
必要がある。また、適当量の潤滑油を過不足無く給油す
るため、給油量を調節しなければならない。
にともなって、それぞれ高速で回動し上下動するので、
その部分の磨耗や焼き付きを防止するために給油をする
必要がある。また、適当量の潤滑油を過不足無く給油す
るため、給油量を調節しなければならない。
従来の技術では、天秤クランクや針棒クランクへの給油
量を調節する際、第3図のようなゴム9を巻いた偏心部
7を有する油量調節ピン6を用いていた。
量を調節する際、第3図のようなゴム9を巻いた偏心部
7を有する油量調節ピン6を用いていた。
これによれば、油量調節ピン6を回転すると、ゴム9を
巻いた偏心部7が同時に回転し、油排出管4の流入口の
面積が変化する。これにより、給油量は偏心部の回転位
置に応じて変化する。
巻いた偏心部7が同時に回転し、油排出管4の流入口の
面積が変化する。これにより、給油量は偏心部の回転位
置に応じて変化する。
例えば、第4図の場合は油排出管4の流入口を偏心ピン
の側面が完全に塞いだ状態であり、軸受部へは油は全く
流れない。逆に、第5図A及び第5図Bの場合は、油排
出管4の流入口を最大に開放した状態であり軸受部への
油量はもっとも多くなる。
の側面が完全に塞いだ状態であり、軸受部へは油は全く
流れない。逆に、第5図A及び第5図Bの場合は、油排
出管4の流入口を最大に開放した状態であり軸受部への
油量はもっとも多くなる。
このように、ゴム9を巻いた偏心部7を回転させること
により油排出管4の流入口の面積を連続的に変化させ、
針棒クランク部や天秤クランク部への給油量を調節して
いた。
により油排出管4の流入口の面積を連続的に変化させ、
針棒クランク部や天秤クランク部への給油量を調節して
いた。
[考案が解決しようとする課題] ところが、従来の技術では次のような問題点があった。
まず、油排出管4の流入口の面積が最小となる偏心部7
の位置と最大となる偏心部7の位置の有効調節角度差が
狭く、微調整がやりづらい。つまり、第5図A及び第5
図Bのように、偏心部7に巻かれたゴム9が油排出管4
を塞いだ状態から約36°油量調節ピン6を回転すると油
排出管4に流入する油量が最大となり、それ以上油量調
整ピン6を回転しても油量が最大のまま変わらない。
の位置と最大となる偏心部7の位置の有効調節角度差が
狭く、微調整がやりづらい。つまり、第5図A及び第5
図Bのように、偏心部7に巻かれたゴム9が油排出管4
を塞いだ状態から約36°油量調節ピン6を回転すると油
排出管4に流入する油量が最大となり、それ以上油量調
整ピン6を回転しても油量が最大のまま変わらない。
さらに、偏心部7と油排出管4の流入口の隙間から油が
流れ込むことを防ぐため偏心部7の周囲にゴム9を巻い
ているが、時間が経つにつれて偏心部7に巻かれている
ゴム9が油を含んで膨張する。このため、偏心部7の断
面積が大きくなり、油排出管4の流入口の面積が少なく
なり、時間が経つにつれて給油量が変化する。
流れ込むことを防ぐため偏心部7の周囲にゴム9を巻い
ているが、時間が経つにつれて偏心部7に巻かれている
ゴム9が油を含んで膨張する。このため、偏心部7の断
面積が大きくなり、油排出管4の流入口の面積が少なく
なり、時間が経つにつれて給油量が変化する。
また、油量調節時に油量調節ピン6を回転させる際、回
転による応力によっても油排出管4の流入口の面積が変
化する。
転による応力によっても油排出管4の流入口の面積が変
化する。
このため、意図した給油量が得られず、給油量が少なす
ぎると天秤クランク部及び針棒クランク部が磨耗や焼き
付きを起こし、逆に多すぎると油が針棒を伝って落下し
縫製物を汚すという問題があった。
ぎると天秤クランク部及び針棒クランク部が磨耗や焼き
付きを起こし、逆に多すぎると油が針棒を伝って落下し
縫製物を汚すという問題があった。
[課題を解決するための手段] 前述の課題を解決するため、本考案では断面積の異なる
複数個の油量調節溝5を表面に主軸方向に沿って掘った
油量調節ピン2を主軸1に嵌着する。
複数個の油量調節溝5を表面に主軸方向に沿って掘った
油量調節ピン2を主軸1に嵌着する。
[作用] 油量調整を行う際、油量調節ピン2を回転させると、断
面積の異なる複数個の油量調節溝5が油排出穴4に連通
した時、各溝によって油排出穴4の流出口からでる油の
量が段階的に変化する。
面積の異なる複数個の油量調節溝5が油排出穴4に連通
した時、各溝によって油排出穴4の流出口からでる油の
量が段階的に変化する。
[考案の実施例] 第1図において、1は主軸、2は主軸1の先端部に嵌着
された油量調節ピン、3はOリング、4は天秤クランク
部や針棒クランク部へ主軸1と油量調節溝5を経由した
油が通過する油排出管、5は油量調整ピン2の表面に主
軸1方向に刻んであり主軸1から流入してきた油を油排
出管4へ送る油量調節溝である。第2図は第1図の主軸
1と油量調節ピン2を線A−A部において切断した断面
図である。
された油量調節ピン、3はOリング、4は天秤クランク
部や針棒クランク部へ主軸1と油量調節溝5を経由した
油が通過する油排出管、5は油量調整ピン2の表面に主
軸1方向に刻んであり主軸1から流入してきた油を油排
出管4へ送る油量調節溝である。第2図は第1図の主軸
1と油量調節ピン2を線A−A部において切断した断面
図である。
主軸1の通ってきた油は油量調節溝5を経由して油排出
管4から天秤クランク部や針棒クランク部へ供給され
る。
管4から天秤クランク部や針棒クランク部へ供給され
る。
この時、油量調節ピン2を回転させると断面積の異なる
油量調節溝5が油排出管4の流入口に連通し、天秤クラ
ンク部や針棒クランク部へ供給される油量を段階的に調
節することができる。天秤クランク部や針棒クランク部
へ供給される油が多すぎるときは油量調節ピン2を回し
てより断面積の小さい油量調節溝5と油排出管4が連通
するようにすれば良い。逆に天秤クランク部や針棒クラ
ンク部へ供給される油が少なすぎるときは油量調節ピン
2を回してより断面積の大きい油量調節溝5と油排出管
4が連通するようにすれば良い。
油量調節溝5が油排出管4の流入口に連通し、天秤クラ
ンク部や針棒クランク部へ供給される油量を段階的に調
節することができる。天秤クランク部や針棒クランク部
へ供給される油が多すぎるときは油量調節ピン2を回し
てより断面積の小さい油量調節溝5と油排出管4が連通
するようにすれば良い。逆に天秤クランク部や針棒クラ
ンク部へ供給される油が少なすぎるときは油量調節ピン
2を回してより断面積の大きい油量調節溝5と油排出管
4が連通するようにすれば良い。
[効果] 以上のように、この考案は油量調節ピン2をその位置で
回動して、所定の油量調節溝5を油排出管4に一致させ
ることにより油量を調節できる、換言すると油量を調節
する際に油量調節ピン2を回動したとき、油量調節ピン
2は軸線方向に移動しないので、スペースの狭い主軸1
の先端部等に設けても、油量を調節したとき油量調節ピ
ン2が他の機構の移動経路に突出して運動を妨げたりす
ることがなく、狭い場所にコンパクトに設けることがで
きる効果がある。
回動して、所定の油量調節溝5を油排出管4に一致させ
ることにより油量を調節できる、換言すると油量を調節
する際に油量調節ピン2を回動したとき、油量調節ピン
2は軸線方向に移動しないので、スペースの狭い主軸1
の先端部等に設けても、油量を調節したとき油量調節ピ
ン2が他の機構の移動経路に突出して運動を妨げたりす
ることがなく、狭い場所にコンパクトに設けることがで
きる効果がある。
またこの考案は、油量調節溝5が油量調節ピン2の油排
出管4と主軸1の油管とが主軸の軸線に沿って直線的に
形成されているので、その経路が短く、ゴミ等が油量調
節溝5につまる可能性が少なく、安定した給油ができる
効果がある。
出管4と主軸1の油管とが主軸の軸線に沿って直線的に
形成されているので、その経路が短く、ゴミ等が油量調
節溝5につまる可能性が少なく、安定した給油ができる
効果がある。
さらにこの考案は、油量調節溝5を主軸1の軸線に沿い
それぞれ断面積(深さ)が異なるように、直線的に複数
形成する構成であるから、その加工が簡単で、コストが
安価となる効果がある。
それぞれ断面積(深さ)が異なるように、直線的に複数
形成する構成であるから、その加工が簡単で、コストが
安価となる効果がある。
第1図は考案の実施例の縦断面図、 第2図は第1図のA−A部分の断面図、 第3図は従来例の縦断面図、 第4図の各図は従来例の作用を説明する第3図のB−B
部分の断面図、 第4図Aは潤滑油の流量が最小の状態のB−B部分の断
面図、 第4図B及び同図Cはは潤滑油の流量が最大の状態のB
−B部分の断面図、 第5図は従来の油量調節ピンの斜視図。 1……主軸、2……本考案の油量調節ピン、3……Oリ
ング、4……油排出穴、5……油量調節溝、6……従来
の油量調節ピン、7……従来の油量調節ピンの偏心部、
8……従来の油量調整ピンの溝、9……ゴム。
部分の断面図、 第4図Aは潤滑油の流量が最小の状態のB−B部分の断
面図、 第4図B及び同図Cはは潤滑油の流量が最大の状態のB
−B部分の断面図、 第5図は従来の油量調節ピンの斜視図。 1……主軸、2……本考案の油量調節ピン、3……Oリ
ング、4……油排出穴、5……油量調節溝、6……従来
の油量調節ピン、7……従来の油量調節ピンの偏心部、
8……従来の油量調整ピンの溝、9……ゴム。
Claims (1)
- 【請求項1】貯油槽内の潤滑油が主軸1内の油管を通っ
て主軸に連結された各運動機構部に給油されるミシンに
おいて、 主軸1の軸線方向に沿う主軸1内の油管とそれと連通し
て交差する油排出管4を有する主軸1と、 先端部の円柱状の径部が主軸1の油管に回動可能に嵌着
されると共に、前記径部外周に、主軸1の軸線に沿い前
記油管と油排出管とを連通し、且つそれぞれの断面積が
異なる各別の複数の油量調節溝5を形成した油量調節ピ
ン2とを備え、 油量調節ピン2の回動により、前記油排出管に対し油量
調節溝5を選択して一致させ、油量を調節することを特
徴とするミシンの給油装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989038636U JPH0711749Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | ミシンの給油装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1989038636U JPH0711749Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | ミシンの給油装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02130578U JPH02130578U (ja) | 1990-10-29 |
| JPH0711749Y2 true JPH0711749Y2 (ja) | 1995-03-22 |
Family
ID=31546819
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1989038636U Expired - Lifetime JPH0711749Y2 (ja) | 1989-03-31 | 1989-03-31 | ミシンの給油装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0711749Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5915886U (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-31 | ジューキ株式会社 | ミシンの給油量調節装置 |
-
1989
- 1989-03-31 JP JP1989038636U patent/JPH0711749Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02130578U (ja) | 1990-10-29 |
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