JPH08309072A - ミシンの釜給油量調整装置 - Google Patents

ミシンの釜給油量調整装置

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JPH08309072A
JPH08309072A JP12002395A JP12002395A JPH08309072A JP H08309072 A JPH08309072 A JP H08309072A JP 12002395 A JP12002395 A JP 12002395A JP 12002395 A JP12002395 A JP 12002395A JP H08309072 A JPH08309072 A JP H08309072A
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JP
Japan
Prior art keywords
lower shaft
adjusting screw
oil supply
oil
amount
Prior art date
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Application number
JP12002395A
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English (en)
Inventor
Hideaki Nakagaki
垣 英 明 中
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Aisin Corp
Original Assignee
Aisin Seiki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 煩わしい作業を必要とすることなく、油の供
給量を確認することができる構成とすることを目的とす
る。 【構成】 ミシンヘッド11内に配設された釜28に向
けて油を供給する油供給通路と、一端側が油供給通路に
接触し他端側が釜の潤滑部分に接触した含浸部材22
と、油供給通路を流れる油の量を調整する調整ネジ26
とを備えたミシンの釜給油量調整装置において、調整ネ
ジの頭部26aと調整ネジが取り付けられる壁面23と
の間に配設され、調整ネジが抜ける方向に常時付勢する
と共に、調整ネジの締め込み量を測定するスケール27
cを有した測定部材27を備えたことを特徴とするミシ
ンの釜給油量調整装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ミシンの釜給油量調整
装置に関し、釜の回転摺動部の適切な潤滑を図り、円滑
な運動を行わせるためのものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術としては、実公昭61
−21025号公報に開示される技術が知られている。
これは、下軸と下軸メタルに油の供給通路を形成し、釜
のみならず下軸と下軸メタルとの摺動部分にも油を供給
できる構成としたものである。
【0003】そして、油の供給通路中を流れる油の量
は、下軸メタルに噛合され供給通路の通路面積を変化さ
せることのできるネジを設け、このネジの締め込み量を
変化させることによって調整するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術にお
いては、ネジを締め切って油の供給通路を全閉にし、そ
こからネジを何回転させたかによって給油量を調整して
いるために、目視にてネジが何回転している状態なのか
が判別できない。
【0005】ところで、ミシンにおいては、釜への給油
量が縫いに与える影響が大きい。このため、ミシンの振
動でネジが徐々に緩み、給油量が設定したときよりも減
少していることがあり、定期的に点検を行ったりするこ
とがある。
【0006】上記したような点検のときなど、単に給油
量が知りたいだけのときにも、わざわざネジをいっぱい
まで回した後、何回転緩めてあったのかを調べなければ
ならず、煩わしい作業が必要となる。
【0007】本発明は、煩わしい作業を必要とすること
なく、油の供給量を確認することができる構成とするこ
とを技術的課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記した技術的課題を解
決するため請求項1の発明において講じた技術的手段
は、ミシンヘッド内に配設された釜に向けて油を供給す
る油供給通路と、一端側が油供給通路に接触し他端側が
釜の潤滑部分に接触した含浸部材と、油供給通路を流れ
る油の量を調整する調整ネジとを備えたミシンの釜給油
量調整装置において、調整ネジの頭部と調整ネジが取り
付けられる壁面との間に配設され、調整ネジが抜ける方
向に常時付勢すると共に、調整ネジの締め込み量を測定
するスケールを有した測定部材を備えたことである。
【0009】請求項2の発明において講じた技術的手段
は、ミシンベッドの下面に固着された下軸メタルと、一
端部側が開口する盲ボア状の横孔が形成され且つ下軸メ
タルに回転可能に支承された下軸と、下軸の一端部側に
固着された釜と、横孔の開口に配設された含油部材と、
下軸メタルと下軸との間に形成され、下軸メタルに形成
された給油孔を介して、油が供給される第1溜まり部
と、第1溜まり部と横孔とを連通すべく、下軸を半径方
向に貫通して形成される第1縦孔と、下軸メタルと下軸
との間に形成され、下軸メタルに形成された排出口と連
通し、且つ第1溜まり部よりも釜側に位置する第2溜ま
り部と、第2溜まり部と横孔とを連通すべく、下軸を半
径方向に貫通して形成される第2縦孔と、排出孔に介設
された排出孔から排出される油の量を調整する調整ネジ
とを備えたミシンの釜給油量調整装置において、調整ネ
ジの頭部と調整ネジが取り付けられる下軸メタルとの間
に配設され、調整ネジが抜ける方向に常時付勢すると共
に、調整ネジの締め込み量を測定するスケールを有した
測定部材を備えたことである。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、測定部材の付勢力
に抗して調整ネジを締め込むと、油供給通路を油が流れ
にくくなり、緩めると流れやすくなる。油が流れにくく
なれば、含浸部材に油がしみ込む量が多くなり、釜に多
くの油が供給される。又、油が流れやすくなれば、含浸
部材にしみ込む油が少なく、釜に供給される油も少なく
なる。このときの調整ネジの締め込み量は、測定部材の
スケールから読み取ることができる。
【0011】請求項2の発明においては、前記下軸メタ
ルに形成された給油孔から供給された油は、第1溜まり
部、第1縦孔、横孔、第2縦孔、第2溜まり部を通って
排出口に流れる。そして、測定部材の付勢力に抗して調
整ネジを締め込むと、排出口から油が流れにくくなり、
緩めると流れやすくなる。油が流れにくくなれば、含浸
部材に油がしみ込む量が多くなり、釜に多くの油が供給
される。又、油が流れやすくなれば、含浸部材にしみ込
む油が少なく、釜に供給される油も少なくなる。このと
きの調整ネジの締め込み量は、測定部材のスケールから
読み取ることができる。
【0012】
【実施例】本発明に係る一実施例を図面に基づいて説明
する。
【0013】図1は本実施例のミシンの釜給油用調整装
置を採用した給油装置の外観斜視図、図2は給油装置の
分解斜視図、図3は釜近傍の給油装置の断面図である。
【0014】図において、符号10はミシンヘッド11
に回転可能に支持された上軸を示している。上軸10に
は、ネジ13により第1曲がり歯傘歯車12が一体的に
回転可能に取り付けられている。この第1曲がり歯傘歯
車12に噛合するもう一方の第2曲がり歯傘歯車14
は、ミシン支柱11a内に回転自在に支持された連動軸
15に、ネジ16により一体回転可能に支持されてい
る。連動軸15の下端には、引っ掛かり部15aが設け
られていて、図示しない油の供給用ポンプを駆動する構
成になっている。尚、連動部15の中央部より少し上側
及び下側には、軸受メタル15b、15cが図示しない
ネジにより固定されている。
【0015】連動軸15の中央部より少し下側には、ネ
ジ17により一体回転可能に支持された第3曲がり歯傘
歯車18が固定されている。この第3曲がり歯傘歯車1
8に噛合するもう一方の第4曲がり歯傘歯車19は、ミ
シンベッド11bに回転可能に支持されている下軸20
に、ネジ21により一体回転可能に固定されている。
【0016】下軸20の一端面には、盲ボア状の横孔2
0aが設けられている。この横孔20aの開口部分に
は、含浸部材であるフェルト22がはめ込まれている。
含浸部材は、一端側が横孔20aに接触し、他端側が釜
の中心穴28aに挿入されている。尚、含浸部材は、フ
ェルトのみに限定するものではなく、布や紐や綿等でも
よい。下軸20には、軸受メタル20dが図示しないネ
ジにより一体回転可能に固定されている。下軸20の横
孔20aが設けられている側の端部近傍には、下軸メタ
ル23が挿入されている。下軸メタル23は、ミシンベ
ッド11bに固着され、下軸20を回転可能に支承して
いる。下軸メタル23には、給油孔23aと排出孔23
bが形成されていて、これらの孔は、それぞれ2つの連
通孔23c、23dと第1及び第2溜まり部23e、2
3fと下軸20の半径方向に貫通して設けられた第1縦
孔20b、第2縦孔20cとを介して、下軸20の横孔
20aに連通している。尚、符号23gは、盲栓を示し
ている。
【0017】下軸メタル23の給油孔23aは、ホース
24を介して油の供給用ポンプの吐出側に接続されてい
る。一方、排出孔23bは、排出口25から油が排出さ
れ、排出された油は図示しないオイルパンに受け止めら
れ、再びポンプに戻って再循環される。
【0018】下軸メタル23には、排出孔23bを流れ
る油の量を調整する調整ネジ26が噛合されている。更
に、下軸メタル23(調整ネジ26が取り付けられる壁
面)と調整ネジ26の頭部26aとの間には、図4に示
されるような測定部材27が配設されている。この測定
部材27の上下面には、貫通孔27a、27bが設けら
れていて、両貫通孔27a、27bをネジ26が貫通す
るようになっている。
【0019】測定部材27は、バネ鋼等の弾性体から構
成されていて、調整ネジ26を常に抜ける方向に付勢し
ている。更に、測定部材27の外面には、調整ネジ26
の締め込み量を測定するスケール27cが設けられてい
て、ピン27dの位置でスケール27cの目盛りを読む
ようにする。
【0020】下軸メタル23の横孔20aが設けられて
いる側の端部には、外釜28がネジ29により固着さ
れ、両者は一体回転するようになっている。外釜28内
には、糸が巻回されるボビン30とボビンケース底バネ
31とボビンケース32がはめ込まれる。
【0021】次に、本実施例の作用について説明する。
【0022】上軸10が図示しない駆動源により回転駆
動されると、その回転は第1及び第2曲がり歯傘歯車を
介して連動軸15に伝達され、連動軸15を回転させ
る。更に、連動軸15の回転は第3及び第4曲がり歯傘
歯車を介して下軸20に伝達されて、下軸20を回転さ
せると共に、図示されてない油の供給用ポンプを駆動す
る。
【0023】ポンプからの油は、ホース24を通って下
軸メタル23の供給孔23aに流入し、連通孔23c、
第1溜まり部23e、第1縦孔20b、横孔20a、第
2縦孔20c、第2溜まり部23f、連通孔23d、排
出孔23b、即ち油供給通路を通って、排出口25から
排出される。横孔20a内の油は、毛細管現象によりフ
ェルト22にしみ込み、外釜28に油が供給される。
【0024】外釜28に供給される油の量を変化させる
には、調整ネジ26の締め込み量を変化させる。これに
より、例えば排出孔23bから排出される油の量を多く
すれば、横孔20a内の圧力が低くなってフェルト22
にしみ込む油の量が減少し、給油量が減少される。一
方、排出孔23dから排出される油の量を少なくすれ
ば、横孔20a内の圧力が高くなってフェルト22にし
み込む油の量が増加し、給油量が増加される。
【0025】又、調整ネジ26の締め込み量を変化させ
ると、測定部材27が上下から締めつけられたり、緩め
られたりして、測定部材27のピン27dが上下に移動
し、このときの目盛りを読むことによって油の給油量が
認知できる。
【0026】上記したように、本実施例では、調整ネジ
26の締め込み量を測定部材27のスケール27cにて
読み取ることができるため、煩わしい作業を行うことな
くスケールの目盛りを見るだけで油の供給量が認知する
ことができる。更に、測定部材27は、バネ鋼等の弾性
体から構成されることによって、ミシン運転時の振動に
よる調整ネジ26の緩み止めにもなる。
【0027】
【発明の効果】請求項1及び請求項2の発明において
は、調整ネジの締め込み量を測定部材のスケールにて読
み取ることができるため、煩わしい作業を行うことなく
スケールの目盛りを見るだけで油の供給量が認知するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るミシンの釜給油用調整装置を採用
した給油装置の外観斜視図を示す。
【図2】本発明に係るミシンの釜給油用調整装置を採用
した給油装置の分解斜視図を示す。
【図3】釜近傍の給油装置の断面図を示す。
【図4】測定部材の外観斜視図を示す。
【符号の説明】
20・・・下軸 20a・・・横孔 20b・・・第1縦孔 20c・・・第2縦孔 22・・・フェルト(含浸部材) 23・・・下軸メタル 23a・・・給油孔(油供給通路) 23b・・・排出孔(油供給通路) 23c、23d・・・連通孔(油供給通路) 23e・・・第1溜まり部(油供給通路) 23f・・・第2溜まり部(油供給通路) 26・・・調整ネジ 27・・・測定部材 27c・・・スケール 28・・・外釜

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ミシンヘッド内に配設された釜に向けて
    油を供給する油供給通路と、 一端側が前記油供給通路に接触し他端側が前記釜の潤滑
    部分に接触した含浸部材と、 前記油供給通路を流れる前記油の量を調整する調整ネジ
    とを備えたミシンの釜給油量調整装置において、 前記調整ネジの頭部と前記調整ネジが取り付けられる壁
    面との間に配設され、前記調整ネジが抜ける方向に常時
    付勢すると共に、前記調整ネジの締め込み量を測定する
    スケールを有した測定部材を備えたことを特徴とするミ
    シンの釜給油量調整装置。
  2. 【請求項2】 ミシンベッドの下面に固着された下軸メ
    タルと、 一端部側が開口する盲ボア状の横孔が形成され且つ前記
    下軸メタルに回転可能に支承された下軸と、 前記下軸の一端部側に固着された釜と、 前記横孔の開口に配設された含油部材と、 前記下軸メタルと前記下軸との間に形成され、前記下軸
    メタルに形成された給油孔を介して、油が供給される第
    1溜まり部と、 前記第1溜まり部と前記横孔とを連通すべく、前記下軸
    を半径方向に貫通して形成される第1縦孔と、 前記下軸メタルと前記下軸との間に形成され、前記下軸
    メタルに形成された排出口と連通し、且つ前記第1溜ま
    り部よりも前記釜側に位置する第2溜まり部と、 前記第2溜まり部と前記横孔とを連通すべく、前記下軸
    を半径方向に貫通して形成される第2縦孔と、 前記排出孔に介設された前記排出孔から排出される前記
    油の量を調整する調整ネジとを備えたミシンの釜給油量
    調整装置において、 前記調整ネジの頭部と前記調整ネジが取り付けられる前
    記下軸メタルとの間に配設され、前記調整ネジが抜ける
    方向に常時付勢すると共に、前記調整ネジの締め込み量
    を測定するスケールを有した測定部材を備えたことを特
    徴とするミシンの釜給油量調整装置。
JP12002395A 1995-05-18 1995-05-18 ミシンの釜給油量調整装置 Pending JPH08309072A (ja)

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ID=14776003

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100374636C (zh) * 2001-05-25 2008-03-12 飞马缝纫机制造株式会社 缝纫机
CN100436692C (zh) * 2002-05-01 2008-11-26 飞马缝纫机制造株式会社 缝纫机的弯针机构
WO2009119555A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 ブラザー工業株式会社 ミシンの釜用潤滑装置及びミシン
CN105483948A (zh) * 2016-01-29 2016-04-13 中山市旋霸缝纫设备有限公司 外梭架和旋梭

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WO2009119555A1 (ja) * 2008-03-24 2009-10-01 ブラザー工業株式会社 ミシンの釜用潤滑装置及びミシン
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