JPH07119773B2 - トリガ回路 - Google Patents

トリガ回路

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JPH07119773B2
JPH07119773B2 JP29842391A JP29842391A JPH07119773B2 JP H07119773 B2 JPH07119773 B2 JP H07119773B2 JP 29842391 A JP29842391 A JP 29842391A JP 29842391 A JP29842391 A JP 29842391A JP H07119773 B2 JPH07119773 B2 JP H07119773B2
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JP29842391A
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健太郎 滝田
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ソニー・テクトロニクス株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル・オシロスコー
プ等に使用するトリガ回路に関し、特に、複数のトリガ
条件を任意に設定可能なトリガ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】デジタル・オシロスコープ等の電気信号
を測定する装置では、入力信号の選択した事象を測定す
るためには、その事象が発生した時点でトリガをかける
必要がある。従来、複数の事象に基づいてトリガを設定
するためには、それと同数のトリガ検出手段、遅延回路
及びロジック回路とからなる回路を用い、所定条件を満
たすとトリガがかかるようになっていた。このような従
来のトリガ回路は、特開昭63−169568号、特開
平3−72269号及び特開平3−73864号公報に
記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来は回路構成上、あ
る限られたトリガ条件のみ設定可能であったり、複雑な
トリガ条件の設定が困難であった。そこで、本発明の目
的は、構成が簡単なトリガ回路を提供することである。
本発明の他の目的は、トリガ条件を多種類設定可能で、
変更も容易なトリガ回路を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明のトリガ回路は、
アナログ入力信号をデジタル信号に変換するアナログ・
デジタル変換器と、入力信号の傾斜方向を表すデジタル
信号を出力する検出手段と、デジタル・メモリとして複
数のアドレス端子及び複数のデータ出力端子を有するR
AM(ランダム・アクセス・メモリ)とを具える。アナ
ログ・デジタル変換器は、一般に10ビット程度の分解
能を有し、電圧レベル判定に必要な精度だけの上位ビッ
トをRAMに供給する。さらに、RAMの第1データ出
力端子からの出力データを所望時間だけ遅延して、上記
RAMの第3アドレス端子に供給するタイマ(遅延手
段)と、RAMの第2データ出力端子からの出力データ
を所望時間だけラッチして、上記RAMの第4アドレス
端子に供給するフリップ・フロップ(ラッチ手段)とを
具え、RAM(デジタル・メモリ)に所望トリガ条件に
対応するデジタル・データを蓄積し、上記アナログ入力
信号が上記所望トリガ条件に一致したときに、上記RA
Mの第3データ出力信号に出力データをトリガ信号とし
て発生することを特徴とする。
【0005】
【実施例】図1は本発明の好適実施例を示している。図
示せずも、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)16
のアドレス入力端子とデータ出力端子は、制御手段であ
るマイクロ・プロセッサにアドレス・バス及びデータ・
バスで接続され、任意にその内容を書き換えることがで
きる。また、図中のクロックはすべて同期している。ア
ナログ・デジタル(A/D)変換器12は、一般的には
10ビット程度の分解能を有し、入力端子10からの入
力信号をデジタル信号に変換する。RAM16はその入
力アドレス端子に、入力信号の電圧レベル判定に必要な
精度だけの上位ビットをA/D変換器12から受ける。
入力端子10からの入力信号のスロープ(傾斜)をトリ
ガ条件の1つとするために傾斜検出回路14がある。こ
れは、スロープが正のときは論理レベル”1”、負のと
きは論理レベル”0”をラッチし、スロープ信号として
RAM16のアドレス入力端子A3に供給する。なお、
RAMのデータ出力端子は、データ入力端子と兼用でも
良い。
【0006】RSフリップ・フロップ(ラッチ手段)1
8は、RAM16のデータ出力端子D5及びD4からの
セットF信号及びリセットF信号を受けてフラグ信号を
セット及びリセットする。第1タイマ(第1遅延手段)
20は、データ出力端子D3からのスタート1信号を受
けるとクロックのカウントを始め、任意に設定可能な設
定時間だけカウンタするとストップ1信号を出力する。
ただし、データ出力端子D2からのリセット1信号を受
けると、第1タイマ20はリセットされる。第2タイマ
(第2遅延手段)22も同様に動作する。
【0007】本発明の装置の実際の動作例を、図2に示
すアナログ入力信号が来たとして説明する。第1実施例
として、事象E1は電圧V1でスロープが正とし、事象
E2は電圧V2でスロープが正としたときに、事象E1
の次に来る事象E2でトリガをかけるというトリガ条件
を考える。図3は、この条件を満たすステート・マップ
である。また、この場合アドレス・バス及びデータ・バ
スを介して、マイクロ・プロセッサはRAM14に表1
のようなデータを記憶している。(以下の表1から3に
示していないアドレス入力とデータ出力の関係について
は、アドレス入力の値に関わらずデータ出力の値を”
0”とする。また、表中の”・”は任意の値であること
を示す。)
【表1】
【0008】電圧V1はデジタル信号で示すと、MSB
が”1”、次の桁が”0”であるとし、電圧V2は同じ
く、MSBが”0”、次の桁が”1”であるとする。精
度を上げる必要があれば、それぞれ更にその次の桁まで
用いれば良い。信号入力が開始されると事象E1待ちの
状態になる。時点T1でRAM16のアドレス入力端子
A6が”1”、A5が”0”を受ければ、入力信号がV
1に達したとわかり、このとき同時に、スロープ信号を
受けるアドレス入力端子A3が”1”であれば入力信号
のスロープが正であるから、事象E1が発生したとわか
る。すると、データ出力端子D5が”1”となり、RS
フリップ・フロップ18にフラグ信号として”1”がラ
ッチされるので、RAM16のアドレス端子A2が”
1”となり、事象E2待ち状態になる。この事象E2待
ち状態で、時点T2において入力信号が電圧V2でスロ
ープが正になると、つまり、RAM16のアドレス端子
A6が”0”、A5が”1”、A3が”1”となり、次
のクロックがRAM16に入力されると、データ出力端
子D6からトリガ信号が出力される。同時に、RSフリ
ップ・フロップ18のフラグ信号をリセットするリセッ
トF信号が出力される。これによって、再びE1待ち状
態となる。
【0009】図4は、第2実施例を示すステート・マッ
プである。これは、事象E1が起こった時点から任意に
設定可能な時間t1から時間t1+t2の間に、電圧V
2でスロープが負である事象E3が発生することをトリ
ガ条件としている。よって、トリガ信号は、図2に示す
ように時点T4で発生する。この場合、マイクロ・プロ
セッサはRAM14の記憶内容を表2のようにする。
【表2】
【0010】時点T1で事象E1が発生するとスタート
1信号及びスタート2信号が発生して、時間t1カウン
ト状態になる。このとき、第1及び第2タイマ(遅延手
段)20及び22は同時にクロックのカウントを始め、
それぞれ時間t1及びt1+t2だけ経過すると論理レ
ベル”1”のストップ1信号及びストップ2信号をそれ
ぞれRAM16のアドレス端子A1及びA0へ出力し、
両端子を”1”にラッチする。ここでは、ストップ1信
号の方をストップ2信号よりも時間的に早く出力すると
する。第1タイマ20がストップ1信号を出力すると、
時間t1カウント状態から事象E3待ち状態になる。こ
こで、第2タイマ22がストップ2信号を出力する前に
入力信号が電圧V2でスロープが負になれば、つまり、
時点T4でRAM16のアドレス端子A6、A5、A
3、A1及びA0がそれぞれ論理レベル”0”、”
1”、”0”、”1”及び”0”になれば、データ出力
端子D6からトリガ信号が出力されると共に、D2及び
D0端子から第1及び第2タイマにそれぞれリセット信
号、リセット1信号及びリセット2信号が出力され、E
1待ち状態に戻る。一方、E3待ち状態で事象E3が発
生する前にストップ2信号が来ると、RAMは、トリガ
信号を出力せずにリセット1信号及びリセット2信号だ
けを出力し、E1待ち状態に戻る。
【0011】図5は、第3実施例のステート・マップを
示している。第1の実施例では、入力信号が図2の
(a)の破線で示したように、時点T2で電圧V2に達
しない場合、つまり、時点T2で事象E2が発生しない
場合には、時点T3の事象E2でトリガがかかる。しか
し、第3実施例では、事象E1発生後、時間t3以内に
事象E2が発生した場合にのみトリガをかける。この場
合、マイクロ・プロセッサはRAM14の記憶内容を表
3のようにする。
【表3】
【0012】上述と同じく、信号入力を開始すると事象
E1待ち状態になり、事象E1が発生すると、データ出
力端子D5及びD3にセットF信号及びスタート1信号
が発生し、RSフリップ・フロップ18はフラグ信号”
1”をラッチし、事象E2待ち状態になる。事象E1発
生後、時間t3を経過する前に事象E2が発生するとデ
ータ出力端子D6にトリガ信号が発生するとともに、リ
セット1信号及びリセットF信号が発生して事象E1待
ち状態に戻る。時間t3を経過する前に事象E2が発生
しなければ、ストップ1信号が発生し、トリガ信号を発
生せず、リセット1信号及びリセットF信号が発生して
事象E1待ち状態に戻る。
【0013】第3実施例の応用例として次のようなもの
が考えられる。通常の場合は、図2の実線に示すように
時点T1で事象E1が発生後、時間t3以内に時点T2
で事象E2が発生している。この時間t3以内に事象E
2が発生しなかった場合にトリガをかけるいうものであ
る。この場合、マイクロ・プロセッサはRAM14の記
憶内容を表4のようにする。
【表4】
【0014】上述のように、ラッチ手段並びに第1及び
第2遅延手段をそれぞれ単独に用いても、組み合わせて
用いても良く、上述以外にも多種類のトリガ条件を設定
できることは言うまでもない。
【発明の効果】本発明のトリガ回路によれば、デジタル
・メモリを用いることにより、構成が簡単である。ま
た、デジタル・メモリの内容を変更するだけで、トリガ
条件としての入力信号の電圧レベル、スロープ及び時間
関係をそれぞれ任意に設定でき、したがって、容易に多
種類のトリガ条件を設定できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるトリガ回路のブロック図である。
【図2】実施例で用いる入力信号に対するトリガ条件の
例を示す図である。
【図3】第1実施例を示すステート・マップである。
【図4】第2実施例を示すステート・マップである。
【図5】第3実施例を示すステート・マップである。
【符号の説明】
10 入力端子 12 アナログ・デジタル変換器 14 傾斜検出回路 16 RAM(ランダム・アクセス・メモリ) 18 RSフリップ・フロップ 20 第1タイマ 22 第2タイマ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログ入力信号をデジタル出力信号に
    変換するアナログ・デジタル変換器と、 上記アナログ入力信号の傾斜方向を表すデジタル信号を
    発生する傾斜検出回路と、 上記アナログ・デジタル変換器のデジタル出力信号の少
    なくとも最上位ビット及び上記傾斜検出回路のデジタル
    出力信号を第1及び第2アドレス端子にそれぞれ受ける
    デジタル・メモリと、 該デジタル・メモリの第1データ出力端子からの出力デ
    ータを所望時間だけ遅延して、上記デジタル・メモリの
    第3アドレス端子に供給する遅延手段と、 上記デジタル・メモリの第2データ出力端子からの出力
    データをラッチして、上記デジタル・メモリの第4アド
    レス端子に供給するラッチ手段とを具え、 上記デジタル・メモリに所望トリガ条件に対応するデジ
    タル・データを蓄積し、上記アナログ入力信号が上記所
    望トリガ条件に一致したときに、上記デジタル・メモリ
    の第3データ出力信号に出力データをトリガ信号として
    発生することを特徴とするトリガ回路。
  2. 【請求項2】 アナログ入力信号をデジタル出力信号に
    変換するアナログ・デジタル変換器と、 上記アナログ入力信号の傾斜方向を表すデジタル信号を
    発生する傾斜検出回路と、 上記アナログ・デジタル変換器のデジタル出力信号の少
    なくとも最上位ビット及び上記傾斜検出回路のデジタル
    出力信号を第1及び第2アドレス端子にそれぞれ受ける
    デジタル・メモリと、 該デジタル・メモリの第1データ出力端子からの出力デ
    ータを所望時間だけ遅延して、上記デジタル・メモリの
    第3アドレス端子に供給する遅延手段とを具え、 上記デジタル・メモリに所望トリガ条件に対応するデジ
    タル・データを蓄積し、上記アナログ入力信号が上記所
    望トリガ条件に一致したときに、上記デジタル・メモリ
    の第3データ出力信号に出力データをトリガ信号として
    発生することを特徴とするトリガ回路。
  3. 【請求項3】 アナログ入力信号をデジタル出力信号に
    変換するアナログ・デジタル変換器と、 上記アナログ入力信号の傾斜方向を表すデジタル信号を
    発生する傾斜検出回路と、 上記アナログ・デジタル変換器のデジタル出力信号の少
    なくとも最上位ビット及び上記傾斜検出回路のデジタル
    出力信号を第1及び第2アドレス端子にそれぞれ受ける
    デジタル・メモリと、 該デジタル・メモリの第1データ出力端子からの出力デ
    ータをラッチして、上記デジタル・メモリの第3アドレ
    ス端子に供給するラッチ手段とを具え、 上記デジタル・メモリに所望トリガ条件に対応するデジ
    タル・データを蓄積し、上記アナログ入力信号が上記所
    望トリガ条件に一致したときに、上記デジタル・メモリ
    の第3データ出力信号に出力データをトリガ信号として
    発生することを特徴とするトリガ回路。
JP29842391A 1991-10-17 1991-10-17 トリガ回路 Expired - Lifetime JPH07119773B2 (ja)

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JPH05119066A JPH05119066A (ja) 1993-05-14
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