JPH07120718B2 - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH07120718B2
JPH07120718B2 JP61299208A JP29920886A JPH07120718B2 JP H07120718 B2 JPH07120718 B2 JP H07120718B2 JP 61299208 A JP61299208 A JP 61299208A JP 29920886 A JP29920886 A JP 29920886A JP H07120718 B2 JPH07120718 B2 JP H07120718B2
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oxide film
film
sio
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gate
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征史 橋本
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日本テキサス・インスツルメンツ株式会社
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【発明の詳細な説明】 イ.産業上の利用分野 本発明は半導体装置に関し、例えば不揮発性半導体メモ
リーに関するものである。
ロ.従来技術 不揮発性半導体メモリーとして、電気的に情報の書き込
み及び消去が可能なEEPROM(electrically erasable an
d programmable read only memory)が有用である。
現在汎用されているEEPROMのメモリーセル構造を第2図
に示すが、この図では理解容易のために断面を表すハッ
チングは図示省略している。第2図に示すメモリーセル
において、P-型シリコン基板1の一主面にN+型ソース領
域2、N+型ドレイン領域3、N+型半導体領域(ビット
線)4が形成され、これらの領域上にはSiO2膜(ゲート
絶縁膜)5を介して、Nチャネルの記憶用トランジスタ
Tr1を構成するポリシリコンのフローティングゲート6
とコントロールゲート7とが積層され、かつNチャネル
の選択用トランジスタTr2を構成するポリシリコンの選
択ワード線8が設けられている。ゲート絶縁膜5の一部
は100〜150Å程度に薄くしてフォウラー−ノルトハイム
(Fowler−Nordheim)(F−N)トンネリングによる電
荷の移動が可能となるトンネル領域9となっている。こ
の薄膜部10の下には不純物濃度の高い拡散層3が形成さ
れており、フローティングゲート6との間に電圧を印加
して薄膜部10に高電界をかけられるようになっている。
また、コントロールゲート7とフローティングゲート6
とは絶縁膜(一般にはSiO2膜)11によって電気的に絶縁
されている。
このようなメモリーセルにおいて、データーの書き込み
及び消去は、フローティングゲート6に電子又はホール
の注入をすることにより実現できる。電子又はホール注
入は、酸化膜5を薄くした部分(第2図中、トンネル領
域9又は薄膜部10で示した部分)でトンネル現象をひき
おこさせ、そこにトンネル電流を流すことで実現され
る。例えば、Nチャネルの場合は、ホールを注入してセ
ルに書き込みを行い、また電子を注入すれば情報の消去
を行える。Pチャネルの場合は動作がその逆である。
ここで、トンネル電流は、薄い酸化膜10に加えられる電
界の強さの関数であり、従ってフローティングゲートの
電位(VF)の関数となる。トンネル電流(IFN)がすべ
てFowler−Nordheimのトンネル電流であるとするなら、 であり、VFが大きくなると、流れる電流も多くなる。デ
ータの書き込み時間はトンネル電流に反比例する。よっ
て、VFを大きくできればデータの書き込み時間も短縮で
きる。これまで、メモリー素子の集積度を高めるため
に、フローディングゲートの電位は外部から与えること
はしないで、コントロールゲートの電位を高くし、容量
比でVFを与えていた。今、第2図中において、基板1−
フローティングゲート6間の容量をCF、フローティング
ゲート6−コントロールゲート7間の容量をCCとしたと
き、基板電位を0とし、コントロールゲートの電位をVG
とすると、VFは、 で与えられる。CFは、酸化膜5の薄いトンネル領域10も
あって、CCに比べて大きな値となるので、VFはVGの1/2
以下であるというのが従来のものであった。このため、
書き込み時間の短縮を図るために、書き込み時のみ、外
部から高い電圧を与えるとか、内部に電圧上昇回路を入
れるという方法がとられていた。しかしこれでは、回路
構成及びその制御が複雑化し、消費電力も上昇してしま
う。
ハ.発明の目的 本発明の目的は、簡単な構成であるにも拘わらず、所望
の高電位を効率良く実現できる構造の半導体装置を提供
することにある。
ニ.発明の構成 すなわち、本発明は、第1導電型の半導体基板と、前記
半導体基板の一主面に互いに隔離して形成された第2導
電型のドレイン領域及びソース領域と、前記半導体基板
の一主面上に形成された第1の酸化膜と、前記第1の酸
化膜上に形成された第1のゲート電極と、前記第1のゲ
ート電極上に形成された第2の酸化膜と、前記第2の酸
化膜上に形成された第2のゲート電極とを含み、前記第
1の酸化膜は前記ドレイン領域上又は前記ドレイン領域
と前記ソース領域との間のチャネル領域上に前記第1の
ゲート電極にトンネル効果で電荷を注入するための膜厚
の薄い薄膜部からなるトンネル領域を有し、前記第2の
酸化膜はシリコン原子を過剰に含有する第1の酸化シリ
コン膜を前記第1の酸化シリコン膜よりもシリコン原子
の含有量が少ない一対の第2の酸化シリコン膜で挟んだ
三層構造でなる積層構造を有する構成とした。
かかる構成において、データーの書き込み又は消去は、
第1の酸化膜のトンネル領域でトンネル電流を流して第
1のゲート電極に電子又はホールを注入することによっ
て行われる。第2の酸化膜において第2の酸化シリコン
膜が両ゲート電極間の電気的絶縁と耐圧の保持しつつ、
第1の酸化シリコン膜が両ゲート電極間の誘電率を高め
て容量を大きくすることにより、大きなトンネル電流が
得られ、データーの書き込み時間が短縮される。
本発明において望ましい実施態様によれば、上記の第1
のゲート電極としてのフローティングゲートと第2のゲ
ート電極としてのコントロールゲートとの間のSiO2膜に
Siを添加することにより、フローティングゲートとコン
トロールゲートとの間の電気的絶縁と、絶縁破壊耐圧と
を保ちながら、実効的な誘電率を高めてフローティング
ゲートとコントロールゲートとの間の容量を大きくし、
これによって書き込み効率の高いEEPROMメモリー等の不
揮発性半導体メモリーを提供することができる。
ホ.実施例 以下、本発明の実施例を説明する。
第1図〜第4図は、本発明の第1の実施例によるEEPROM
のメモリーセル部を示すものである。
まず指摘すべきことは、既述した如く、データの書き込
み効率を高めるためには、コントロールゲート7とフロ
ーティングゲート6との間の静電容量CCをフローティン
グゲート6と基板1との間の静電容量CFよりできるかぎ
り大きくすればよい。フローティングゲート6とSi基板
1との間の絶縁膜5は一般にSiO2膜を使う。また、Si3N
4はSiO2よりも誘電率が高い(SiO2の3.9に対してSi3N4
は7.9)ので、コントロールゲート7とフローティング
ゲート6との間にSi3N4を使う方法が提案されたが、ゲ
ート電極を形成しているポリシリコンとの密着性が良く
ないとか、膨張係数の違いから機械的ストレスがかかる
などの問題点があり、実用化に至っていない。
これに対し、本実施例では、コントロールゲート7とフ
ローティングゲート6との間の絶縁膜11として、Siが過
剰に添加されたSiO2膜を用いている点が極めて重要であ
る。この絶縁膜11は、第1図に拡大して示すように、両
ゲート間において各ゲートとの接触領域の厚さ(t1)50
〜150Åの薄いSiO2部分11a、11bからなっており、これ
らのSiO2部分に挾まれる如くにSi過剰のSiO2部分11cの
厚さ(t2)200〜400Åに連続して設けられたものであ
る。そして、絶縁膜11は全体として厚さ(全厚)が300
〜500Åである。
上記のSi過剰SiO2部分11cは、SiO2膜11の誘電率を高め
るのに非常に重要であり、また両側のSiO2部分11a及び1
1bは、両ゲート間の電気的絶縁と耐圧の保持とに寄与し
ている。こうした観点から、Si過剰SiO2部分11cのSi濃
度はSi/SiO2の重量比で数%〜50%の範囲とするのがよ
い。この範囲を外れて、Siが少なくなると膜の誘電率の
向上(即ち、上述のCCの向上)によるVFの上昇が少なく
なり、また50%を越えると却ってSi原子が結晶化して膜
が不安定となる傾向がある。また、Si/SiO2は通常のデ
バイスでは30%程度であってよいが、特に本例のような
EEPROMの場合は10%〜15%とするのが望ましい。
このSi過剰SiO2膜11cは絶縁抵抗は低いが、上記のよう
にSiO211a、11bでサンドイッチして挾み込むことで、Si
O2と同等の絶縁抵抗が得られる。また、本発明者らの測
定によれば、Si過剰なSiO211cの誘電率はSiO2(3.9)と
Si(11.7)との中間値であり、Si寄りのかなり高い値を
もつことが分かっている。また、酸化膜11の絶縁破壊耐
圧(20MV/cm)は、同等の膜厚をもつSiO2と同等か、そ
れ以上であることも、本発明者の実測から明らかになっ
ている。また、密着性や、膨張率の差はSiO2と同等であ
り、問題はない。
第3図は第2図の平面図、第4図はメモリーセルマトリ
ックスを示すものである。但し、第2図では、酸化膜11
中のSiO2部分11a、11bやSi過剰SiO2部分11cは図示省略
した。薄膜構造トランジスタ(記憶用トランジスタ)Tr
1だけでマトリックスを構成することはできず、セルマ
トリックスを構成するには選択用トランジスタTr2が必
要である。記憶用トランジスタと選択用トランジスタと
は直列に接続されてセルを構成する。また、行デコーダ
出力(ワード線)は選択用トランジスタのゲートに、ビ
ット線は選択用トランジスタのドレインに接続される。
コントロールゲートはアドレス単位で制御が可能なよう
に構成されている。動作においては、選択されたセルが
消去されていれば、記憶用トランジスタには電流は流れ
ていない。一方、選択されたセルに書込みがなされてい
れば、トランジスタに電流が流れる。この電流を検出し
て“1"又は“0"に出力される。
上記の如く、本例によるEEPROMでは、両ゲート間の絶縁
膜11の誘電率を過剰のSi添加によって高めているので、
記述した理由で容量CCを大きくしてVFを増大させ、これ
によって書込み電流を増やし、書込み効率を向上させる
ことができるのである。しかも、過剰のSi添加のみによ
って実現可能であるから、構造や回路構成も簡単であ
り、既存の製造プロセスを実質的に変更することなく製
造可能である。
次に、本例における上記の酸化膜又は絶縁膜11の形成方
法の一例を第5図について説明する。
まず第5A図のように、P-型基板1の一主面に、通常のEE
PROMと同様にSiO2膜5を形成した後、第5B図のように、
マスク12、13を被覆し、イオン注入技術によってN型不
純物(例えばリン)14を打ち込んで、アニールしてN+
領域2、3、4を夫々形成する。但し、これらの領域の
深さについては簡略図示してある。
次いで第5C図のように、フローティングゲート用のポリ
シリコン膜15を化学的気相成長技術(CVD)で形成す
る。そしてこのポリシリコン膜をパターニング(エッチ
ング)して、第5D図のように、記憶用トランジスタ側の
フローティングゲート6と、選択用トランジスタ側のゲ
ート(ワード線)8とを形成する。
次いで第5E図のように、CVDによって、例えばSH4とN2O
とのガス流量の比率を連続的に変化させることにより、
ゲート電極近辺は純粋なSiO211b、11aを形成させ、中間
領域をSi過剰なSiO2膜11cとする。
そして、2層目のポリシリコン膜をCVDで形成した後、
パターニングして第2図に示したコントロールゲート7
とする。
上記の如き製造プロセスは非常に簡単であり、従来のEE
PROMの製造法をそのまま使うことができる。ただし、フ
ローティングゲート用ポリシリコンを形成した後、いわ
ゆるインターレベル酸化膜11を作る工程のみが異なるだ
けである。
第6図は、第5E図のCVDに代えて、イオン注入法を適用
した例を示す。
即ち、上記において第5D図の工程後に全面にSiO2膜を形
成し、このSiO2膜に対して第6図のように、直接シリコ
ンイオン16を注入する。但し、そのSiO2膜上にSi3N4
を付着させ、その上からSiのイオン注入を行ってもよ
い。インターレベルのSiO2膜が非常に薄い場合に後者の
手段が必要になる。その後、Si3N4があるならばそれを
剥離し、ないならばそのまま、次のコントロールゲート
用ポリシリコンをパターニングで形成する。パターニン
グによりゲートを形成した後、アニールなどにより、イ
オン注入によるダメージをとる。なお、アニールは800
℃で30分程度でよい。また、このアニール、又はその後
に続く熱工程で、注入されたSiが拡散してゆくことはな
い。SiO2中のSiの熱拡散係数が非常に小さいからであ
る。
第6図の工程において、Siイオン16のイオン打ち込み加
速電圧を適当な値に設定することにより、上述したと同
様に中間領域11cのみSi過剰な状態を作ることができ
る。このSiのドーズ量は、例えば1×1015個/cm2程度又
はそれ未満であってよい。
第7図は、第1図の例と比べて、ゲート電極6、7の領
域においてのみ、酸化膜11を11a、11b、11cで構成して
いる。
この場合でも、第1図の例と同様に両ゲート間の酸化膜
の誘電率を向上させることができる。なお、第7図の構
成は、第6図のイオン注入時にゲート6の領域以外にマ
スクを被せることによって作成可能である。
以上、本発明を例示したが、上述の例は本発明の技術的
思想に基づいて更に変形が可能である。
例えば、上述の絶縁膜11中のSi過剰SiO2部分の位置又は
分布は種々変更してよく、同SiO2部分はSi濃度によって
はSiO2膜全体に亘っていてよい。また、Si過剰SiO2のSi
濃度も場所又は厚さと共に変化させてよいし、またその
作り方も変更してよい。また、各ゲートの材質またはポ
リシリコンが適切であるが、他の例えばシリサイド(タ
ングステン、タンタル等のシリサイド)又はポリシリコ
ンとの2層構造でもよい。上述の各半導体領域のうち少
なくとも一部は、導電型を逆にすることができる。な
お、本発明は上述のEEPROM以外にも、薄膜部10がチャネ
ル上に作られている構造のセルにも適用でき、更に他の
不揮発性メモリーの誘電体膜等に適用してよい。
ヘ.発明の作用効果 本発明は上述した如く、第1のゲート電極と第2のゲー
ト電極との間の第2の酸化膜を、シリコン原子を過剰に
含有する第1の酸化シリコン膜を該第1の酸化シリコン
膜よりもシリコン原子の含有量が少ない一対の第2の酸
化シリコン膜で挟んでなる三層構造とすることにより、
両ゲート電極間の電気的絶縁と絶縁破壊耐圧とを保ちな
がら誘電率を高めて容量を増大させ、電極にかかる電位
を効率よく高くすることができ、特にメモリーにおける
書込み電流を増やし、書込み効率を向上させることがで
きるのである。しかも、過剰のSi含有のみによって実現
可能であるから、構造や回路構成も簡単であり、既存の
製造プロセスを実質的に変更することなく製造可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであって、第1図はEE
PROMの記憶用トランジスタの要部断面図、 第2図はEEPROMのメモリーセルの断面図、 第3図は第2の平面図(第3図のIII−III線断面が第2
図である。)、 第4図は同メモリーセルのマトリックスの等価回路図、 第5A図、第5B図、第5C図、第5D図、第5E図は同メモリー
セルの作用方法を工程順に示す各断面図、 第6図は他の工程を示す断面図、 第7図は他の例によるEEPROMの記憶用トランジスタの要
部断面図 である。 なお、図面に示す符号において、 2……ソース領域 3……ドレイン領域 4……ビット線 5……SiO2膜 6……フローティングゲート 7……コントロールゲート 8……ワード線 9……トンネル領域 11……SiO2膜 11a、11b……SiO2部分 11c……Si過剰SiO2部分 CC、CF……容量 VG、VF……ゲート電位 Tr1……記憶用トランジスタ Tr2……選択用トランジスタ である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型と半導体基板と、前記半導体基
    板の一主面に互いに隔離して形成された第2導電型のド
    レイン領域及びソース領域と、前記半導体基板の一主面
    上に形成された第1の酸化膜と、前記第1の酸化膜上に
    形成された第1のゲート電極と、前記第1のゲート電極
    上に形成された第2の酸化膜と、前記第2の酸化膜上に
    形成された第2のゲート電極とを含み、 前記第1の酸化膜は前記ドレイン領域上又は前記ドレイ
    ン領域と前記ソース領域との間のチャネル領域上に前記
    第1のゲート電極にトンネル効果で電化を注入するため
    の膜厚の薄い薄膜部からなるトンネル領域を有し、前記
    第2の酸化膜はシリコン原子を過剰に含有する第1の酸
    化シリコン膜を前記第1の酸化シリコン膜よりもシリコ
    ン原子の含有量が少ない一対の第2の酸化シリコン膜で
    挟んだ三層構造でなる積層構造を有することを特徴とす
    る半導体装置。
JP61299208A 1986-12-15 1986-12-15 半導体装置 Expired - Lifetime JPH07120718B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59112657A (ja) * 1982-09-30 1984-06-29 フエアチアイルド・カメラ・アンド・インストルメント・コ−ポレ−シヨン 書込可能なリ−ドオンリ−メモリ
JPS6146073A (ja) * 1984-08-10 1986-03-06 Hitachi Ltd 半導体集積回路装置

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JPS63150972A (ja) 1988-06-23

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