JPH07122203B2 - 織機における交換品搬送制御システム - Google Patents

織機における交換品搬送制御システム

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JPH07122203B2
JPH07122203B2 JP1114841A JP11484189A JPH07122203B2 JP H07122203 B2 JPH07122203 B2 JP H07122203B2 JP 1114841 A JP1114841 A JP 1114841A JP 11484189 A JP11484189 A JP 11484189A JP H07122203 B2 JPH07122203 B2 JP H07122203B2
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loom
carrier
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warp beam
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敏治 三輪
明生 荒川
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株式会社豊田自動織機製作所
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は織機におけるワープビームあるいはクロスロー
ルといった交換品を搬送するための制御システムに関す
るものである。
[従来の技術] ワープビームの搬送する手段が特公昭59−44420号公報
に開示されており、クロスロールを搬送する手段が特開
昭62−215403号公報に開示されている。特公昭59−4442
0号公報ではモノレールに沿ってワープビーム搬送車が
走行するようになっている。特開昭62−215403号公報で
は織機から切り卸されたクロスロールがクロスロール搬
送車によって移載され、自動制御によって分類整理され
てストッカに格納されるようになっている。
又、特開昭64−52851号公報及び特開昭64−52852号公報
にもこの種の搬送システムが開示されている。この搬送
システムでは製織室の多数台の織機の各織機制御コンピ
ュータ、ワープビーム搬送車制御盤及び管理コンピュー
タがスキャン機能を備えた中継機を介して互いに接続さ
れており、各制御部間の情報の授受が行われるようにな
っている。機仕掛け作業のために使われる数台のワープ
ビーム搬送車が中継機を介在した搬送システムによって
搬送制御され、ワープビーム搬送車は搬送車制御盤ある
いは織機制御コンピュータを経由した指令によって準備
室内及び製織室内の誘導線に沿った搬送制御を受ける。
これらの搬送システムでは特公昭59−44420号公報に開
示されるように自走停止スイッチと目的地検出部材との
作用による搬送車停止機能が必要であるが、このような
停止機能だけでは搬送車を所定位置に正確に停止させる
ことは困難である。
これに対して特開昭64−52851号公報及び特開昭64−528
52号公報では搬送車制御盤のオペレータが発進操作する
ことによって呼び出し織機の手前の減速指令発信器が点
灯し、搬送車が呼び出し織機の手前で減速制御を受ける
ようになっている。このような減速制御を用いることに
よって所定位置搬送車を正確に停止させることができ
る。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、搬送車制御盤からの減速指令システムで
は、例えば搬送車が呼び出し織機に向けてホームステー
ションから発進した後に呼び出し織機の電源がOFF状態
になったような場合には点灯状態の減速指令発信器が消
灯し、呼び出し織機の電源がONに復帰しても減速指令発
信器は消灯状態のまま、即ち初期状態に保持される。そ
のため、ホームステーションを発進した搬送車が呼び出
し織機の所に停止できないという事態が生ずるが、これ
は搬送制御の上で極めて面倒な事態を意味する。
本発明はこのような搬送制御上の問題を解消し得る搬送
制御システムを提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、織機に対する搬送車の移載作業
位置へ搬送車を停止させるための減速指令発信手段を織
機の設置間隔で織機列及び搬送車の搬送経路に沿って設
置し、搬送車を呼び出すための織機の呼び出し手段には
減速指令発信手段を接続すると共に、各減速指令発信手
段には減速指令専用操作手段を接続し、呼び出し手段及
び減速指令専用操作手段のいずれによっても減速指令発
信手段を作動可能とした。
[作用] 織機の呼び出し手段の呼び出し操作によって呼び出し織
機の手前の減速指令発信手段が作動すると共に、搬送車
が呼び出し織機に向けて出発する。搬送車が減速停止指
令発信手段の所に到達すると、減速制御を受け、呼び出
し織機に対する所定の移載作業位置に停止する。搬送車
が作動状態の減速指令発信手段の所に到着する前に減速
停止指令発信手段が作動停止してしまった場合、減速指
令専用操作手段を操作することによって呼び出し織機の
手前の減速指令発信手段を再び作動することができ、搬
送車を呼び出し織機の所に停止させることができる。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図に示すように製織室R1内には多数の織機1,1A,1B,
1Cが配列設置されており、機台後側の織機列間及び織機
列の端部の床上にはワープビーム搬送車2A,2Bの搬送を
誘導する誘導線L1,L2が敷設されている。誘導線L1,L2
準備室R2内の誘導線L0に接続しており、誘導線L0に沿っ
てホームステーション3、帰着ステーション4、空ワー
プビーム搬送専用のワープビーム搬送車2A(以下、空搬
送車という)の待機ステーション6、フルワープビーム
搬送専用のワープビーム搬送車2B(以下、フル搬送車と
いう)の待機ステーション7及びメインテナンスステー
ション8が設定されていると共に、空ワープビーム支持
専用の受台5A及びフルワープビーム支持保管専用の受台
5Bが設置されている。
各織機1,1A,1B,1Cには織機制御コンピュータC1,Ca1が各
々設置されており、各織機制御コンピュータC1,Ca1は、
経糸切れ、緯糸切れ、緯入れミス、緯入れ回数の製織情
報、及び機仕掛け作業(新たなワープビームを織機に装
着して織布側に経糸を通す作業)、クロス切り取り等に
伴う機台停止等の情報を取り込み記憶する。この取り込
まれた情報はモニタリングシステムを構成するスキャン
機能を備えたマルチプレクサ型の中継機9を介して管理
コンピュータCに取り込まれ、管理コンピュータCはこ
の取り込まれた情報〔以下、M(モニタリング)データ
という〕のプリントアウトをプリンタ10に定期的に指令
すると共に、織りきず発生のおそれのある経糸切れ、緯
糸切れ、緯入れミス等の情報に識別指標を割り付け登録
する。なお、13はディスプレイ用のCRTである。
中継機9は多数台の織機のうち特定の織機1の織機制御
コンピュータC1と管理コンピュータCとを接続するモニ
タリング信号線l上に介在されていると共に、中継機9
にはワープビーム搬送車制御盤11が接続されており、特
定の織機1の織機制御コンピュータC1と他の織機の織機
制御コンピュータC1,Ca1とがモニタリング信号線l1によ
り直列接続されている。
第1,4図に示すように各織機1,1A,1B,1Cの後側、即ち誘
導線L1の敷設側には減速停止指令ポスト12が織機1,1A,1
B,1Cの配列間隔でもって設置されており、減速停止指令
ポスト12には光通信器12a、光電スイッチからなる減速
指令発信器12b及び常時ON状態にある停止指令発信器12c
が並設されている。光通信器12a、減速指令発信器12b及
び停止指令発信器12cはワープビーム搬送車2A,2Bの光通
信器2a、光電センサからなる減速指令受信器2b及び光電
センサからなる停止指令受信器2cとそれぞれ対向可能で
ある。
各織機1,1A,1B,1Cの織機制御コンピュータC1,Ca1には織
機列の先頭側における隣の減速停止指令ポスト12の減速
指令発信器12bが接続されており、織機1,1A,1B,1C上の
空移載用呼び出しボタン15及びフル移載用呼び出しボタ
ン23のON信号に基づいて織機制御コンピュータC1,Ca1
隣の減速停止指令ポスト12の減速指令発信器12bの点灯
を指令する。各織機1,1A,1B,1Cの織機制御コンピュータ
C1,Ca1には減速指令ボタン25が接続されており、減速指
令ボタン25のON信号に基づいて織機制御コンピュータ
C1,Ca1が隣の減速停止指令ポスト12の減速指令発信器12
bの点灯を指令する。又、各織機1,1A,1B,1Cの織機制御
コンピュータC1,Ca1には減速指令解除ボタン38が接続さ
れており、減速指令解除ボタン38のON信号に基づいて織
機制御コンピュータC1,Ca1が隣の減速停止指令ポスト12
の減速指令発信器12bの消灯を指令する。
ワープビーム搬送車2A,2Bの搬送車制御コンピュータC2
は、減速指令発信器12bから発せられる光を減速指令受
信器2bで受信することによってワープビーム搬送車2A,2
Bの減速制御を行い、減速指令発信位置の織機の隣の織
機の停止指令発信器12cと停止指令受信器2cとの光軸一
致に基づいてこの織機と対向するようにワープビーム搬
送車2A,2Bの停止制御を行なう。
第2図に示すようにホームステーション3は光通信器3a
及び光電スイッチ形式の停止指令発信器3bからなり、帰
着ステーション4も同じ構成である。両ステーション3,
4は搬送車制御盤11とワープビーム搬送車2A,2Bとの間の
情報授受を仲介し、ホームステーション3、帰着ステー
ション4及び中継機9と接続する搬送車制御盤11は各受
台5A,5Bに設置された光通信器及び光電スイッチ形式の
停止指令発信器からなる通信ポスト5a、これと同様の待
機ステーション6,7及びメインテナンスステーション8
と並列接続されている。
織機の前側における織機列間の床上にはクロスロール搬
送車26の搬送を誘導する誘導線L3が敷設されている。誘
導線L3はクロスロールストック室R3内のストッカー27,2
8,29の積み込み位置L4に接続しており、クロスロール搬
送車26により積み込み位置L4へ搬送されたクロスロール
が移動チェーン及び同チェーンに配列された多数の吊下
ストック単位からなるストッカー27,28,29のいずれかに
移載吊下されるようになっている。なお、30,31は検反
解反機、32は解反機である。
中継機9にはクロスロール搬送車制御盤34が接続されて
おり、各織機1,1Aの前側、即ち誘導線L3の敷設側には減
速停止指令ポスト12と同様の減速停止指令ポスト35が設
置されている。クロスロール搬送車26はこの減速停止指
令ポスト35を介してワープビーム搬送車2A,2Bと同様に
情報授受を行ない、かつ減速停止制御を受ける。クロス
ロールストック室R3の出口には光通信器及び光電スイッ
チ形式の停止指令発信器からなるホームステーション36
が設置されており、クロスロール搬送車制御盤34の指令
操作によりその指令情報がホームステーション36から発
信されるようになっている。ホームステーション36及び
中継機9と接続するクロスロール搬送車制御盤34はスト
ッカー27,28,29の停止指令機能を備えた通信ポスト37に
並列接続されており、クロスロール搬送車26の搬送制御
が中継機9、クロスロール搬送車制御盤34及び織機制御
コンピュータC1,Ca1からなるシステムによって行われ
る。
第5図は管理コンピュータC、中継機9、織機1,1A、ワ
ープビーム搬送車制御盤11及びワープビーム搬送車2A,2
Bの各機能動作及び相互間の関係を示すフローチャート
であり、以下、このフローチャートに従ってワープビー
ムの搬送制御を説明する。なお、第5図及び以下の説明
における記号“”内の文章は各制御部(9,11,C,C1,Ca1,
C2)に予め設定又は各制御盤内にて生成される情報を表
す。
さて、中継機9は各織機を順次スキャンして織機制御コ
ンピュータC1,Ca1内に取り込まれている経糸切れ、緯糸
切れ、緯入れミス等の織りきず発生に関連する機台停止
あるいは緯入れ回数等の“Mデータ”を一旦格納し、次
いで管理コンピュータCに転送する。
ある織機(例えば1A)にて支持ブラケット17上のワープ
ビーム14Aが消費された場合、その織機制御コンピュー
タCa1はワープビーム消費情報に基づいて織機を停止す
る。織機停止に応じて織機の作業者がワープビーム14A
(以下、空ワープビームという)搬送専用のワープビー
ム搬送車2A(以下、空搬送車という)を呼び出すための
織機1A上の空移載用呼び出しボタン15をON操作する。呼
び出しボタン15のON操作による移載指令に応答して織機
制御コンピュータCa1は“空搬送車呼び出しモード”を
設定する。中継機9のスキャンがあると、織機制御コン
ピュータCa1はこのスキャンに応答して“Mデータ”を
中継機9に送信する。“Mデータ”には“空搬送車呼び
出しモード”設定の情報が含まれており、中継機9はこ
の“空搬送車呼び出しモード”設定の情報に基づいて
“空搬送車呼び出しモード”をワープビーム搬送車制御
盤11に送信する。
“空搬送車呼び出しモード”には呼び出し織機1Aの番号
が含まれており、ワープビーム搬送車制御盤11は“空搬
送車呼び出しモード”の受信に基づいて第2図に示す織
機番号表示ランプ群11aのうちの呼び出し織機1Aに対応
する表示ランプ、空移載表示ランプ11b及び発進用セッ
トランプ群11cのうちの呼び出し織機1Aに対応するセッ
トランプの点灯を指令する。これにより呼び出し織機1A
に対応する表示ランプ11a、空移載表示ランプ11b及び呼
び出し織機1Aに対応するセットランプ11cが点灯し、オ
ペレータは空移載表示ランプ11bの点灯に基づいて点灯
状態のセットランプ11cに対応する発進ボタン11dをONす
る。
ワープビーム搬送車制御盤11は発進ボタン11dのON信号
に応答して“発進報告B"を中継機9に送信し、中継機9
はこの“発進報告B"受信に基づいて“発進報告S"を呼び
出し織機1Aの織機制御コンピュータCa1に送信する。織
機制御コンピュータCa1は“発進報告S"受信に応答して
“発進報告応答”を中継機9に送信すると共に、織機列
の先頭側(第1図において準備室R2側)の隣の織機1Bに
対応する減速停止指令ポスト12の減速指令発信器12bのO
Nを指令する。
中継機9は“発進報告応答”受信に基づいて“呼び出し
モード”をワープビーム搬送車制御盤11に送信する。ワ
ープビーム搬送車制御盤11は“呼び出しモード”受信に
基づいてホームステーション3に待機中の空搬送車2Aの
搬送車制御コンピュータC2に対して光通信器3aを介して
“発進命令”を送信する。これのよりホームステーショ
ン3に待機中の空搬送車2Aが呼び出し織機1Aに向けて発
進する。“発進命令”には誘導線ピックアップ指令デー
タ及び呼び出し織機番号が含まれており、搬送車制御コ
ンピュータC2はこの誘導線ピックアップ指令データに基
づいて誘導線L0,L1,L2をピックアップしてゆく。
第3図に鎖線で示すように空搬送車2Aが織機列間の誘導
線L1進入後に呼び出し織機1Aの手前の織機1Bに対応する
減速停止指令ポスト12の減速指令発信器12bの点灯光を
受信することによって減速し、第3図に実線で示すよう
に呼び出し織機1Aの停止指令発信器12cの点灯光を受信
することによって呼び出し織機1Aの後方の機仕掛け作業
位置に停止する。この停止位置では空搬送車2Aの光通信
器2aと呼び出し織機1Aに対応する減速停止指令ポスト12
の光通信器12aとが対向して情報授受可能、かつ停止指
令受信器2cと停止指令発信器12cとの光軸が一致状態に
ある。
空搬送車2Aが呼び出し織機1Aに到着停止すると、搬送車
制御コンピュータC2は呼び出し織機1Aの織機制御コンピ
ュータCa1に対して“到着報告”を送信し、織機制御コ
ンピュータCa1は“到着報告”受信に基づいて隣の減速
指令発信器12bの消灯指令及び“空搬送車呼び出し”ク
リアを行なう。そして、織機制御コンピュータCa1
“空搬送車停止中”を設定する。
織機制御コンピュータCa1は織機1A側の各部の状態の変
化毎に“空移載準備”を搬送車制御コンピュータC2に送
信し、搬送車制御コンピュータC2は“空移載準備”受信
に基づいて空ワープビーム移載の遂行を選択する。次い
で、織機制御コンピュータCa1は中継機9のスキャンを
受けることによって“Mデータ”を送信し、中継機9は
“Mデータ”内の“空搬送車呼び出し”クリア情報に基
づいて“空搬送車呼び出し終了”及び“空搬送車到着”
を搬送車制御盤11に送信する。これにより搬送車制御盤
11は呼び出し織機1Aの織機番号の織機番号表示ランプ11
a及び空移載表示ランプ11bの点滅を指令する。
織機1A上の空ワープビーム14Aは空搬送車2Aの前後動及
び上下に回動する移載レバー16により支持ブラケット17
から空搬送車2A側へ移載され、経糸切断検出装置18、綜
絖枠19及び筬20は前後及び上下動する吊下具21,22によ
り空搬送車2A側へ移載される。
移載作業が完了すると、搬送車制御コンピュータC2
“移載完了”を織機制御コンピュータCa1に送信し、織
機制御コンピュータCa1は“移載完了”受信に基づいて
“発進許可”を搬送車制御コンピュータC2に送信する。
搬送車制御コンピュータC2は“発進許可”受信に応答し
て発進待機に入り、空搬送車2A上の発進ボタン24のON操
作によって空搬送車2Aが帰着ステーション4に向けて発
進する。
空搬送車2Aが呼び出し織機1Aから発進すると、空搬送車
2Aの光通信器2aと減速停止指令ポスト12の光通信器12a
との光軸がずれる。これにより織機制御コンピュータCa
1は搬送車発進を把握し、“空搬送車停止中”をクリア
する。“空搬送車停止中”クリアの情報は中継機9のス
キャンによる“Mデータ”の送信に含まれており、中継
機9は“Mデータ”内の“空搬送車停止中”クリアの情
報に基づいて搬送車制御盤11に“空搬送車発進”を送信
する。搬送車制御盤11は“空搬送車発進”の受信に基づ
いて点灯状態の織機番号表示ランプ11a及び空移載表示
ランプ11bの消灯を指令する。そして、搬送車制御盤11
は帰着ステーション4へ到着停止した空搬送車2Aからの
“帰着報告”受信に基づいて点灯状態の発進用セットラ
ンプ11cの消灯を指令する。
織機の作業者は空搬送車2A発進後に呼び出し織機1Aのフ
ル移載用呼び出しボタン23をONする。これにより呼び出
し織機番号に対応する織機番号表示ランプ11a、発進用
セットランプ11c及びフル移載表示ランプ11eが点灯す
る。そして、フル搬送車2Bは、“フル搬送車呼び出し”
設定、“フル搬送車呼び出し”送受信、“発進報告B"送
受信、“発進報告S"送受信、“発進報告応答”送受信、
“呼び出しモード”送受信、“発進命令”送受信、及び
周期的なスキャンによる“Mデータ”送受信によって空
搬送車2Aの場合と同様に第5図に示すように呼び出し織
機1Aに到着する。又、織機1Aに停止しているフルワープ
ビーム搬送車2Bは、“到着報告”送受信、“フル搬送車
呼び出し”クリア、“フル搬送車停止中”設定、“フル
移載準備”送受信、“フル搬送車到着”送受信、“移載
完了”送受信、“発進許可”送受信、“フル搬送車停止
中”クリア、“フル搬送車発信”送受信、“帰着報告”
送受信及び周期的なスキャンによる“Mデータ”送受信
によって空搬送車2Aの場合と同様にフルワープビーム14
Bの移載完了後に帰着ステーション4に帰着する。
以上はワープビーム搬送車2A,2Bが点灯指令を受けた減
速指令発信器12bの所に到着する間に減速指令発信器12b
が消灯状態にならない場合の正常な搬送制御であり、減
速指令発信器12bの消灯は何等かの理由によって呼び出
し織機1Aの電源がOFFした場合に生ずる。呼び出し織機1
Aの電源がOFFになると減速指令発信器12bは消灯状態、
即ち初期状態になり、呼び出し織機1Aの電源がON状態に
復帰しても減速指令発信器12bが点灯することはない。
そこで、呼び出し織機1Aの電源がON状態に復帰した後、
呼び出し織機1A上の減速指令ボタン25をON操作すれば、
織機制御コンピュータCa1はこのON信号に応答して呼び
出し織機1Aの隣の減速指令発信器12bの点灯を指令す
る。これにより消灯状態にあった減速指令発信器12bが
再び点灯し、ワープビーム搬送車2A,2Bは点灯状態の減
速指令発信器12bによる減速制御を受け、呼び出し織機1
Aの所定の機仕掛け作業位置に停止することができる。
従って、停止位置を見つけられないことによるワープビ
ーム搬送車2A,2Bの無駄な搬送がなくなり、効率の良い
搬送制御を達成することができる。
又、減速指令発信器12bの点灯復帰がワープビーム搬送
車2A,2Bの到着に間に合わなかった場合にも、例えば呼
び出されたワープビーム搬送車2A,2Bを呼び出し織機1A
の後方を通る搬送経路に何度か再進入させるような搬送
制御プログラムを組むことによってワープビーム搬送車
2A,2Bを必ず呼び出し織機1Aの所に停止させることがで
きる。
なお、呼び出しボタン15,23を再度ON操作することによ
って減速指令発信器12bを点灯させることもできるが、
この再操作ではワープビーム搬送車2A,2Bを再度呼び出
すことになり、搬送制御が極めて面倒なものとなり、実
施不可能である。
減速指令ボタン25の存在は前記のような減速指令発信器
12bの異常な作動停止の場合の有効性のみならず、次の
ような場合にも非常に有効である。
織機からの呼び出しは中継機9を経由してワープビーム
搬送車制御盤11へ伝達されるが、織機から中継機9への
呼び出し通信がうまくいかない場合、例えば呼び出し織
機1A内の通信線の断線、ショート等が生じている場合に
は機仕掛け作業の必要な織機1Aへワープビーム搬送車2
A,2Bを呼び出すことができない。そこで、織機1Bとは反
対の隣の織機1Cの呼び出しボタン15,23をON操作するこ
とによってワープビーム搬送車2A,2Bの呼び出しを行な
う。この呼び出しによってワープビーム搬送車2A,2Bは
織機1Cに向けて発進し、この呼び出しに伴う実際の呼び
出し織機1Aに対応する減速停止指令ポスト12の減速指令
発信器12bが点灯する。次いで、織機1C上の減速指令解
除ボタン38のON操作によって点灯状態の減速指令発信器
12bを消灯し、実際の呼び出し織機1A上の減速指令ボタ
ン25をON操作する。これにより実際の呼び出し織機1Aの
手前の減速指令発信器12bが点灯し、織機1Cに向かって
いるワープビーム搬送車2A,2Bが織機1Bの所で減速制御
を受けて実際の呼び出し織機1Aの所で停止する。即ち、
ある織機自身による呼び出しが不可能な場合にも、減速
指令ボタン25を利用することによって所望の織機の所に
ワープビーム搬送車2A,2Bを停止させることができると
いうフレキシブルな搬送制御を達成することができる。
さらに、本実施例のような搬送制御システムの組み立て
作業の際の減速指令発信器12bの異常有無、即ち点灯不
能状態の有無の検出を減速指令ボタン25のON操作によっ
て簡単に行なうことができる。勿論、メインテナンスの
際にも同様に行なうことができ、ワープビーム搬送車2
A,2B発進を行なってしまう呼び出しボタン15,23のON操
作によって減速指令発信器12bの点検を行なう必要はな
くなる。
本発明は勿論前記実施例にのは限定されるものではな
く、例えばクロスロール搬送車26を用いたクロスロール
搬送制御に本発明を適用することができる。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、減速指令発信手段を織機
の設置間隔で織機列及び搬送車の搬送経路に沿って設置
し、搬送車を呼び出すための織機の呼び出し手段には減
速指令発信手段を接続すると共に、各減速指令発信手段
には減速指令専用操作手段を接続し、呼び出し手段及び
減速指令専用操作手段のいずれによっても減速指令発信
手段を作動可能としたので、減速指令発信器の異常な消
灯、実際の呼び出し織機からの呼び出し不可能な状態等
においても実際の呼び出し織機の所へ搬送車を確実に停
止させることができ、効率の良い、かつフレキシブルな
搬送制御を達成し得るという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を具体化した一実施例を示し、第1図はワ
ープビーム搬送車及びクロスロール搬送車の搬送システ
ム図、第2図はワープビーム搬送車制御盤及び空ワープ
ビーム搬送車の側面図、第3図は空ワープビーム搬送車
が織機の所に停止している状態を示す搬送システム図、
第4図は織機及び空ワープビーム搬送車の側面図、第5
図は織機及びフルワープビーム搬送車の側面図、第6図
(a)〜(e)は織機、中継機、管理コンピュータ、ワ
ープビーム搬送車制御盤及びワープビーム搬送車の各機
能動作及び相互間の関係を示すフローチャートである。 呼び出し織機1A、ワープビーム搬送車2A,2B、ホームス
テーション3、中継機9、ワープビーム搬送車制御盤1
1、呼び出し手段としての空移載用呼び出しボタン15及
びフル移載用呼び出しボタン23、減速指令専用操作手段
としての減速指令ボタン25、織機制御コンピュータC1,C
a1

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワープビームあるいはクロスロールといっ
    た交換品を搬送及び移載する搬送車の移載作業位置へ搬
    送車を停止させるための減速指令発信手段を織機の設置
    間隔で織機列及び搬送車の搬送経路に沿って設置し、搬
    送車を呼び出すための織機の呼び出し手段には減速指令
    発信手段を接続すると共に、各減速指令発信手段には減
    速指令専用操作手段を接続し、呼び出し手段及び減速指
    令専用操作手段のいずれによっても減速指令発信手段を
    作動可能とした織機における交換品搬送制御システム。
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