JPH07123250A - 画像処理装置 - Google Patents
画像処理装置Info
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- JPH07123250A JPH07123250A JP5263731A JP26373193A JPH07123250A JP H07123250 A JPH07123250 A JP H07123250A JP 5263731 A JP5263731 A JP 5263731A JP 26373193 A JP26373193 A JP 26373193A JP H07123250 A JPH07123250 A JP H07123250A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 回路構成を簡素化した上で、特定パターンを
精度良く判定可能な画像処理装置を提供する。 【構成】 画像の可視情報と不可視情報を扱う画像処理
装置であって、前記画像上の1次元の画像情報を可視成
分及び不可視成分それぞれについて第1の領域及び第2
の領域で検出する検出手段(本実施例ではCCD210
に相当)、前記1次元の可視成分、不可視成分の画像情
報の相関関係より特定情報を識別する識別手段(本実施
例では信号処理部209に相当)とを有する。
精度良く判定可能な画像処理装置を提供する。 【構成】 画像の可視情報と不可視情報を扱う画像処理
装置であって、前記画像上の1次元の画像情報を可視成
分及び不可視成分それぞれについて第1の領域及び第2
の領域で検出する検出手段(本実施例ではCCD210
に相当)、前記1次元の可視成分、不可視成分の画像情
報の相関関係より特定情報を識別する識別手段(本実施
例では信号処理部209に相当)とを有する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、可視及び可視以外の情
報を扱う画像処理装置に関する。
報を扱う画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機の高画質化、カラー化に伴
い、特に紙幣や印紙や有価証券の偽造の危惧が生じ、紙
幣等の認識について様々な方式が考案されている。
い、特に紙幣や印紙や有価証券の偽造の危惧が生じ、紙
幣等の認識について様々な方式が考案されている。
【0003】認識方法としては例えば原稿の絵柄が線画
で形成されていることや、その画像原稿の色味を認識す
る方式が提案されている。
で形成されていることや、その画像原稿の色味を認識す
る方式が提案されている。
【0004】また、紫外線を照射することにより、励起
光が発生するインクや、赤外線を吸収する特性を有する
インクを用いて、特定マークを紙幣に印刷して、そのマ
ークを検出することで、本物と偽造紙幣の識別を行う方
式も提案され、特定マークの形として、原稿ガラスに対
する紙幣の載置角度に依存しないドーナツ状のものが有
効である。
光が発生するインクや、赤外線を吸収する特性を有する
インクを用いて、特定マークを紙幣に印刷して、そのマ
ークを検出することで、本物と偽造紙幣の識別を行う方
式も提案され、特定マークの形として、原稿ガラスに対
する紙幣の載置角度に依存しないドーナツ状のものが有
効である。
【0005】このような特定マークを検出する装置とし
ては、通常のカラー画像形成のための読み取りセンサと
赤外光や励起光検出用の読み取りセンサを設けて、原稿
からの可視の色味情報と赤外の光量情報によって原稿に
含まれる特定情報を検出する。
ては、通常のカラー画像形成のための読み取りセンサと
赤外光や励起光検出用の読み取りセンサを設けて、原稿
からの可視の色味情報と赤外の光量情報によって原稿に
含まれる特定情報を検出する。
【0006】特に、ドーナッツマークを読み取り検出す
る際に、マーク部と地肌部各々からの可視読み取り信号
のコントラストと可視以外の読み取り信号のコントラス
トをもとめ、可視と可視以外のコントラストの相関関係
から特定マークを検出するものが考案されている。
る際に、マーク部と地肌部各々からの可視読み取り信号
のコントラストと可視以外の読み取り信号のコントラス
トをもとめ、可視と可視以外のコントラストの相関関係
から特定マークを検出するものが考案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来、ドーナッツマー
クを検出するための画素郡として例えば12画素×12
画素サイズ(約750μm×750μm)のドーナッツ
マークの周囲を含めて主走査/副走査各々16画素、1
6ラインの範囲を2次元的に判定していたため各R、
G、B、IR信号用副走査16ライン分の画素の一度の
処理が必要となり判定回路の規模が大きくなるという欠
点があった。
クを検出するための画素郡として例えば12画素×12
画素サイズ(約750μm×750μm)のドーナッツ
マークの周囲を含めて主走査/副走査各々16画素、1
6ラインの範囲を2次元的に判定していたため各R、
G、B、IR信号用副走査16ライン分の画素の一度の
処理が必要となり判定回路の規模が大きくなるという欠
点があった。
【0008】更に、画像処理装置における変倍処理時の
構成が、主走査方向は電気的に走査され、副走査方向は
メカ的に処理するため特定マークを読み取り検出する際
に、副走査方向の画素情報が変倍され特定マーク検出が
できなくなるという欠点があった。
構成が、主走査方向は電気的に走査され、副走査方向は
メカ的に処理するため特定マークを読み取り検出する際
に、副走査方向の画素情報が変倍され特定マーク検出が
できなくなるという欠点があった。
【0009】以上のような点に鑑み、本発明は特定パタ
ーンを精度良く判定することができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
ーンを精度良く判定することができる画像処理装置を提
供することを目的とする。
【0010】更にはパターンを判定するための回路の構
成を簡素化した画像処理装置を提供することを別の目的
とする。
成を簡素化した画像処理装置を提供することを別の目的
とする。
【0011】他に本発明は新規の機能を有する画像処理
装置を提供することを他の目的とする。
装置を提供することを他の目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するために、本発明の画像処理装置は、画像の可視情
報と不可視情報を扱う上で前記画像上の1次元の画像情
報を可視成分及び不可視成分それぞれについて第1の領
域及び第2の領域で検出する検出手段、前記1次元の可
視成分、不可視成分の画像情報の相関関係より特定情報
を識別する識別手段を有することを特徴とする画像処理
装置を提供することで上記問題を解決するもので更に、
本発明の画像処理装置は、画像の可視情報と不可視情報
を扱う上で前記画像上の特定情報の記された領域の一部
の可視成分及び不可視成分を検出する検出手段、前記検
出手段によって検出された可視成分情報及び不可視成分
情報の相関関係より前記特定情報を判定する判定手段を
有することを特徴とする。
決するために、本発明の画像処理装置は、画像の可視情
報と不可視情報を扱う上で前記画像上の1次元の画像情
報を可視成分及び不可視成分それぞれについて第1の領
域及び第2の領域で検出する検出手段、前記1次元の可
視成分、不可視成分の画像情報の相関関係より特定情報
を識別する識別手段を有することを特徴とする画像処理
装置を提供することで上記問題を解決するもので更に、
本発明の画像処理装置は、画像の可視情報と不可視情報
を扱う上で前記画像上の特定情報の記された領域の一部
の可視成分及び不可視成分を検出する検出手段、前記検
出手段によって検出された可視成分情報及び不可視成分
情報の相関関係より前記特定情報を判定する判定手段を
有することを特徴とする。
【0013】
【実施例】以下、好ましい実施例に基づき、本発明を説
明する。
明する。
【0014】以下の実施例では本発明の適応例として複
写装置が示されるが、これに限る物ではなくイメージス
キャン等他の種々の装置に適応出来ることは勿論であ
る。
写装置が示されるが、これに限る物ではなくイメージス
キャン等他の種々の装置に適応出来ることは勿論であ
る。
【0015】図2に本発明の第1の実施例の装置の外観
図を示す。
図を示す。
【0016】図2において201はイメージスキャナ部
であり、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う部分
である。また、200はプリンタ部であり、イメージス
キャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画像を
用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
であり、原稿を読み取り、デジタル信号処理を行う部分
である。また、200はプリンタ部であり、イメージス
キャナ201に読み取られた原稿画像に対応した画像を
用紙にフルカラーでプリント出力する部分である。
【0017】イメージスキャナ部201において、20
2は原稿圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204を、ハロゲンランプ205の光で照
射される。原稿からの反射光はミラー206、207に
導かれ、レンズ208により4ラインセンサ(以下CC
D)210上に像を結ぶ。レンズ208には遠赤外カッ
トフィルタ231が設けられている。
2は原稿圧板であり、原稿台ガラス(以下プラテン)2
03上の原稿204を、ハロゲンランプ205の光で照
射される。原稿からの反射光はミラー206、207に
導かれ、レンズ208により4ラインセンサ(以下CC
D)210上に像を結ぶ。レンズ208には遠赤外カッ
トフィルタ231が設けられている。
【0018】CCD210は原稿からの光情報を色分解
して、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)成分と、可視以外の情報として赤外情報
(IR)を読み取り、信号処理部209に送る。なお、
205、206は速度vで、207は1/2vでライン
センサの電気的走査方向(以下、主走査方向)に対して
垂直方向(以下、副走査方向)に機械的に動くことによ
り、原稿全面を走査する。
して、フルカラー情報レッド(R)、グリーン(G)、
ブルー(B)成分と、可視以外の情報として赤外情報
(IR)を読み取り、信号処理部209に送る。なお、
205、206は速度vで、207は1/2vでライン
センサの電気的走査方向(以下、主走査方向)に対して
垂直方向(以下、副走査方向)に機械的に動くことによ
り、原稿全面を走査する。
【0019】211は標準白色板であり、センサ210
−1〜210−4のIR、R、G、Bセンサの読み取り
データの補正データを発生する。
−1〜210−4のIR、R、G、Bセンサの読み取り
データの補正データを発生する。
【0020】この標準白色板は図10に示すように可視
光から赤外光に対してはほぼ均一の反射特性を示し、可
視では白色の色を有している。
光から赤外光に対してはほぼ均一の反射特性を示し、可
視では白色の色を有している。
【0021】この標準白色板を用いてセンサ210−1
のIRセンサの赤外光に対する出力データの補正と、セ
ンサ210−2〜210−4の可視センサの出力データ
の補正を行う。
のIRセンサの赤外光に対する出力データの補正と、セ
ンサ210−2〜210−4の可視センサの出力データ
の補正を行う。
【0022】信号処理部209では読み取られた信号を
電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に分解し、プリ
ンタ部200に送る。
電気的に処理し、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエ
ロー(Y)、ブラック(Bk)の各成分に分解し、プリ
ンタ部200に送る。
【0023】また、イメージスキャナ部201における
一回の原稿走査(スキャン)につき、M、C、Y、Bk
の内、一つの成分がプリンタ200に送られ、計4回の
原稿走査により一回のプリントアウトが完成する。
一回の原稿走査(スキャン)につき、M、C、Y、Bk
の内、一つの成分がプリンタ200に送られ、計4回の
原稿走査により一回のプリントアウトが完成する。
【0024】イメージスキャナ部201より送られてく
るM、C、Y、Bkの画像信号は、レーザドライバ21
2に送られる。レーザドライバ212は画像信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
るM、C、Y、Bkの画像信号は、レーザドライバ21
2に送られる。レーザドライバ212は画像信号に応
じ、半導体レーザ213を変調駆動する。レーザ光はポ
リゴンミラー214、f−θレンズ215、ミラー21
6を介し、感光ドラム217上を走査する。
【0025】219〜222は現像器であり、マゼンタ
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器2
21、ブラック現像器222、より構成され、4つの現
像器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に
形成されたM、C、Y、Bkの静電潜像を対応するトナ
ーで現像する。
現像器219、シアン現像器220、イエロー現像器2
21、ブラック現像器222、より構成され、4つの現
像器が交互に感光ドラムに接し、感光ドラム217上に
形成されたM、C、Y、Bkの静電潜像を対応するトナ
ーで現像する。
【0026】223は転写ドラムで、用紙カセット22
4または225より給紙された用紙をこの転写ドラム2
23に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する。
4または225より給紙された用紙をこの転写ドラム2
23に巻き付け、感光ドラム217上に現像されたトナ
ー像を用紙に転写する。
【0027】このようにしてM、C、Y、Bkの4色が
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。
順次転写された後に、用紙は定着ユニット226を通過
して排紙される。
【0028】以上が装置のおおまかな動作についての説
明である。
明である。
【0029】次に、イメージスキャナ部201について
詳細な説明を行う。
詳細な説明を行う。
【0030】原稿照明光源であるハロゲンランプ205
は可視情報読み取りと、赤外光情報読み取りのために共
通に用いられ、上記2種類の情報読み取りに必要な照明
波長成分をともに有する。
は可視情報読み取りと、赤外光情報読み取りのために共
通に用いられ、上記2種類の情報読み取りに必要な照明
波長成分をともに有する。
【0031】このように照明系を共通にすることで、可
視、赤外の情報読み取りのための異なる波長成分の照明
光を原稿に対して効率良く照射することができる。
視、赤外の情報読み取りのための異なる波長成分の照明
光を原稿に対して効率良く照射することができる。
【0032】図9−Aに本実施例に用いたCCD210
の構成を示す。
の構成を示す。
【0033】ここで210−1は赤外光(IR)を読み
取るための受光素子列であり、210−2、210−
3、210−4には順にR、G、B波長成分を読み取る
ための受光素子列である。
取るための受光素子列であり、210−2、210−
3、210−4には順にR、G、B波長成分を読み取る
ための受光素子列である。
【0034】210−1〜210−4までのIR、R、
G、Bの各センサは主走査方向、副走査方向に10μm
の開口をもつ。
G、Bの各センサは主走査方向、副走査方向に10μm
の開口をもつ。
【0035】この4本の異なる光学特性をもつ受光素子
列は、IR、R、G、Bの各センサが原稿の同一ライン
を読み取るべく互いに平行に配置されるように、同一の
シリコンチップ上にモノリシックに構成されている。
列は、IR、R、G、Bの各センサが原稿の同一ライン
を読み取るべく互いに平行に配置されるように、同一の
シリコンチップ上にモノリシックに構成されている。
【0036】このような構成のCCDを用いることで可
視光の読み取りと赤外光の読み取りに対して、レンズ等
の光学系を共通にしている。
視光の読み取りと赤外光の読み取りに対して、レンズ等
の光学系を共通にしている。
【0037】これにより、光学調整等の精度をあげるこ
とが可能となるとともに、その調整も容易になる。
とが可能となるとともに、その調整も容易になる。
【0038】図9−Aの点線部の断面図を図9−Cに示
す。
す。
【0039】シリコン基板210−5上にIR読み取り
用のフォトセンサ210−1とR、G、B各々の可視情
報を読み取るフォトセンサ210−2、210−3、2
10−4が配置されている。
用のフォトセンサ210−1とR、G、B各々の可視情
報を読み取るフォトセンサ210−2、210−3、2
10−4が配置されている。
【0040】Rのフォトセンサ210−2上には可視光
の内、レッドの波長成分を透過するRフィルタ210−
7が配置される。同様にGのフォトセンサ210−3上
にはGフィルタ210−8が、Bのフォトセンサ210
−4上にはBフィルタ210−9が配置されている。
の内、レッドの波長成分を透過するRフィルタ210−
7が配置される。同様にGのフォトセンサ210−3上
にはGフィルタ210−8が、Bのフォトセンサ210
−4上にはBフィルタ210−9が配置されている。
【0041】図12を用いて、CCD210のIR、
R、G、Bのラインセンサのフィルタの分光特性を説明
する。
R、G、Bのラインセンサのフィルタの分光特性を説明
する。
【0042】Rで示す特性はRフィルタ210−7によ
るセンサの出力特性であり、赤の波長域と赤外の波長域
の光に対して感度を有する。
るセンサの出力特性であり、赤の波長域と赤外の波長域
の光に対して感度を有する。
【0043】Gで示す特性はフィルタ210−8による
センサの出力特性であり、緑の波長域と赤外の波長域の
光に対して感度を有する。
センサの出力特性であり、緑の波長域と赤外の波長域の
光に対して感度を有する。
【0044】Bで示す特性はフィルタ210−9による
センサの出力特性であり、青の波長域と赤外の波長域の
光に対して感度を有する。
センサの出力特性であり、青の波長域と赤外の波長域の
光に対して感度を有する。
【0045】IRセンサ210−1にはレッドフィルタ
210−7とブルーフィルタ210−9が重ねて取付ら
れているため、図12の斜線部で示す赤外領域の光にの
み感度を有する。
210−7とブルーフィルタ210−9が重ねて取付ら
れているため、図12の斜線部で示す赤外領域の光にの
み感度を有する。
【0046】この図からもわかるように、R、G、Bの
フィルタ210−7〜210−9は700nm以上の赤
外光に対して感度を有している。そのため赤外光をカッ
トするフィルタ210−11がR、G、Bのフォトセン
サに対応して設けられている。この赤外カットフィルタ
210−11はSiO2 TiO2 の積層蒸着膜で構成さ
れており、図13の特性を有する。
フィルタ210−7〜210−9は700nm以上の赤
外光に対して感度を有している。そのため赤外光をカッ
トするフィルタ210−11がR、G、Bのフォトセン
サに対応して設けられている。この赤外カットフィルタ
210−11はSiO2 TiO2 の積層蒸着膜で構成さ
れており、図13の特性を有する。
【0047】210−6は透明有機膜で構成された平坦
化層である。
化層である。
【0048】図11に本実施例で特定原稿の検出マーク
の赤外吸収材として用いた、三井東圧化学製の赤外吸収
材SIR−159の分光吸収率を示す。本実施例ではこ
の赤外吸収材の有無をIRセンサで読み取るためにIR
センサには750nm〜850nmの赤外光のみを検出
する特性を有する必要がある。
の赤外吸収材として用いた、三井東圧化学製の赤外吸収
材SIR−159の分光吸収率を示す。本実施例ではこ
の赤外吸収材の有無をIRセンサで読み取るためにIR
センサには750nm〜850nmの赤外光のみを検出
する特性を有する必要がある。
【0049】このためにレンズ208の前方に、図14
−aに示す特性のダイクロイックミラーによる遠赤外カ
ットフィルタ231を設ける。
−aに示す特性のダイクロイックミラーによる遠赤外カ
ットフィルタ231を設ける。
【0050】この結果、IRセンサ210−1の分光感
度特性は図12の斜線部の特性と図14−aの特性を掛
け合わせた特性となる。この特性を図14−bに示す
が、分光半値で750nm〜850nmの赤外光に感度
を有していることは明らかである。
度特性は図12の斜線部の特性と図14−aの特性を掛
け合わせた特性となる。この特性を図14−bに示す
が、分光半値で750nm〜850nmの赤外光に感度
を有していることは明らかである。
【0051】この遠赤外カットフィルタ231はIRセ
ンサ210−1だけでなくR、G、Bセンサ210−2
〜210−4に対して設けてもなんら実害がないため、
可視と赤外で共通のレンズ部に設けることができる。こ
れによりレンズ208に取り付けるフィルタは遠赤外カ
ット特性のみを考慮したフィルタ設計が可能になり良好
な遠赤外カット特性が簡単な干渉膜構成で実現可能とな
る。
ンサ210−1だけでなくR、G、Bセンサ210−2
〜210−4に対して設けてもなんら実害がないため、
可視と赤外で共通のレンズ部に設けることができる。こ
れによりレンズ208に取り付けるフィルタは遠赤外カ
ット特性のみを考慮したフィルタ設計が可能になり良好
な遠赤外カット特性が簡単な干渉膜構成で実現可能とな
る。
【0052】図9−(B)に受光素子の拡大図を示す。
各センサは主走査方向に一画素当たり10μmの長さを
もつ。各センサはA3原稿の短手方向(297mm)を
400dpiの解像度で読み取ることが出来るように、
主走査方向に5000画素ある。
各センサは主走査方向に一画素当たり10μmの長さを
もつ。各センサはA3原稿の短手方向(297mm)を
400dpiの解像度で読み取ることが出来るように、
主走査方向に5000画素ある。
【0053】また、R、G、Bの各センサのライン間距
離は80μmであり、400dpiの副走査解像度に対
して各8ラインずつ離れている。
離は80μmであり、400dpiの副走査解像度に対
して各8ラインずつ離れている。
【0054】IRセンサ210−1とRセンサ210−
2のライン間隔は他のライン間隔の倍の160μm(1
6ライン)となっている。
2のライン間隔は他のライン間隔の倍の160μm(1
6ライン)となっている。
【0055】次に、画像信号の流れについて説明する。
【0056】図16は、イメージスキャナ部201での
画像信号の流れを示すブロック図である。CCD210
より出力される画像信号は、アナログ信号処理部300
1に入力されゲイン調整、オフセット調整をされた後、
A/Dコンバータ3002〜3005で各色信号毎に8
bitのデジタル画像信号に変換される。その後にシェ
ーディング補正部3006〜3009に入力され、色毎
に標準白色板211の読み取り信号を用いた公知のシェ
ーディング補正が施される。
画像信号の流れを示すブロック図である。CCD210
より出力される画像信号は、アナログ信号処理部300
1に入力されゲイン調整、オフセット調整をされた後、
A/Dコンバータ3002〜3005で各色信号毎に8
bitのデジタル画像信号に変換される。その後にシェ
ーディング補正部3006〜3009に入力され、色毎
に標準白色板211の読み取り信号を用いた公知のシェ
ーディング補正が施される。
【0057】3019はクロック発生部であり1画素単
位のクロックを発生する。3020は主走査アドレスカ
ウンタでありクロックを計数し、1ラインの画素アドレ
ス出力を生成する。3021はデコーダであり、主走査
アドレスカウンタ3020からの主走査アドレスをデコ
ードして、シフトパルスやリセットパルス等のライン単
位のCCD駆動信号や、CCDからの1ライン読み取り
信号中の有効領域を表すVE信号や、ライン同期信号H
SYNCを生成する。主走査アドレスカウンタ3020
はHSYNC信号でクリアされ、次のラインの主走査ア
ドレスの計数を開始する。
位のクロックを発生する。3020は主走査アドレスカ
ウンタでありクロックを計数し、1ラインの画素アドレ
ス出力を生成する。3021はデコーダであり、主走査
アドレスカウンタ3020からの主走査アドレスをデコ
ードして、シフトパルスやリセットパルス等のライン単
位のCCD駆動信号や、CCDからの1ライン読み取り
信号中の有効領域を表すVE信号や、ライン同期信号H
SYNCを生成する。主走査アドレスカウンタ3020
はHSYNC信号でクリアされ、次のラインの主走査ア
ドレスの計数を開始する。
【0058】図9−(B)に示すように、CCD210
の受光部210−1、210−2、210−3、210
−4は所定の距離を隔てて配置されているため、ライン
ディレイ素子3010、3011、3012において、
副走査方向の空間的ずれを補正する。
の受光部210−1、210−2、210−3、210
−4は所定の距離を隔てて配置されているため、ライン
ディレイ素子3010、3011、3012において、
副走査方向の空間的ずれを補正する。
【0059】具体的にはB信号に対して副走査方向で先
に原稿情報を読んだIR、R、Gの各信号を副走査方向
にライン遅延させB信号に合わせる。
に原稿情報を読んだIR、R、Gの各信号を副走査方向
にライン遅延させB信号に合わせる。
【0060】3013、3014、3015は光量/濃
度変換部で、ルックアップテーブルROMにより構成さ
れ、R、G、Bの輝度信号がC、M、Yの濃度信号に変
換される。3016は公知のマスキング及びUCR回路
であり、詳しい説明は省略するが、入力されたY、M、
C3原色信号により、出力のためのY、M、C、Bkの
信号が各読み取り動作のたびに順次所定のビット長例え
ば8bitで出力される。
度変換部で、ルックアップテーブルROMにより構成さ
れ、R、G、Bの輝度信号がC、M、Yの濃度信号に変
換される。3016は公知のマスキング及びUCR回路
であり、詳しい説明は省略するが、入力されたY、M、
C3原色信号により、出力のためのY、M、C、Bkの
信号が各読み取り動作のたびに順次所定のビット長例え
ば8bitで出力される。
【0061】3は原稿中の特定パターンの検出を行う識
別部である。
別部である。
【0062】3018はCPU部であり、原稿読み取り
光学系の制御や原稿照明ランプ205のON−OFF制
御等のシーケンス制御や、副走査方向の画素区間信号V
SYNCを発生させる。また、識別部3からの判定結果
によりセレクタ3017を制御し読み取り信号の代わり
にポート出力をプリンタに出力し、特定原稿のコピー動
作を阻止する。
光学系の制御や原稿照明ランプ205のON−OFF制
御等のシーケンス制御や、副走査方向の画素区間信号V
SYNCを発生させる。また、識別部3からの判定結果
によりセレクタ3017を制御し読み取り信号の代わり
にポート出力をプリンタに出力し、特定原稿のコピー動
作を阻止する。
【0063】図17に各制御信号のタイミングを示す。
【0064】VSYNC信号は、副走査方向の画像有効
区間信号であり、“1”の区間において画像読みとり
(スキャン)を行う順次(M)、(C)、(Y)、(B
k)の出力信号を形成する。VEは主走査方向の画像有
効区間信号であり、“1”の区間において主走査開始位
置のタイミングをとる。CLOCK信号は画素同期信号
であり、0→1の立ち上がりタイミングで画像データを
転送する。
区間信号であり、“1”の区間において画像読みとり
(スキャン)を行う順次(M)、(C)、(Y)、(B
k)の出力信号を形成する。VEは主走査方向の画像有
効区間信号であり、“1”の区間において主走査開始位
置のタイミングをとる。CLOCK信号は画素同期信号
であり、0→1の立ち上がりタイミングで画像データを
転送する。
【0065】次に本実施例で検出しようとする画像パタ
ーンについて図3で概説する。
ーンについて図3で概説する。
【0066】図3に示すドーナッツ状のパターンが本実
施例で検出の対象とした特定マークであり、ドーナッツ
状パターンは図3の様に赤外光を吸収しないAインクの
地肌中に赤外光を吸収するBインクを回転不変なドーナ
ッツ状に印刷して作られる。
施例で検出の対象とした特定マークであり、ドーナッツ
状パターンは図3の様に赤外光を吸収しないAインクの
地肌中に赤外光を吸収するBインクを回転不変なドーナ
ッツ状に印刷して作られる。
【0067】この赤外吸収特性を示すBインクは赤外光
を透過するインクに赤外吸収材を混入して作られる。赤
外吸収材としては図11に示す可視でほぼ透明で赤外領
域で光を吸収する特性を示す色材SIR159を用いて
いる。
を透過するインクに赤外吸収材を混入して作られる。赤
外吸収材としては図11に示す可視でほぼ透明で赤外領
域で光を吸収する特性を示す色材SIR159を用いて
いる。
【0068】SIR159は可視領域ではグレーに近い
色味を持つので単純にAインクにSIR159を混ぜた
だけではBインクはAインクより暗くなる。
色味を持つので単純にAインクにSIR159を混ぜた
だけではBインクはAインクより暗くなる。
【0069】そのため、BインクはAインクより彩度の
高いインクに赤外吸収材SIR159を混入して作る。
高いインクに赤外吸収材SIR159を混入して作る。
【0070】このようにAインクとBインクは可視域で
はほとんど同色であるためにドーナッツ状のパターンは
人の目では識別不能であるが、赤外域におけるAインク
とBインクの反射特性のちがいにより検出が可能とな
る。
はほとんど同色であるためにドーナッツ状のパターンは
人の目では識別不能であるが、赤外域におけるAインク
とBインクの反射特性のちがいにより検出が可能とな
る。
【0071】図3に示すようにBインクで印刷されるド
ーナッツ部の線幅は250μmであり、Aインクで印刷
されるドーナッツの中央部の形も250μmであり、各
々400dpiの読み取り解像度で読めば、図示するご
とく約4画素の大きさとなる。
ーナッツ部の線幅は250μmであり、Aインクで印刷
されるドーナッツの中央部の形も250μmであり、各
々400dpiの読み取り解像度で読めば、図示するご
とく約4画素の大きさとなる。
【0072】しかしAインクとBインクは異なるインク
で印刷されるため、印刷のレジストレーションのズレが
発生する。このレジストレーションのズレの量は場合に
より400dpiの読み取り解像度の一画素分に相当す
ることがある。
で印刷されるため、印刷のレジストレーションのズレが
発生する。このレジストレーションのズレの量は場合に
より400dpiの読み取り解像度の一画素分に相当す
ることがある。
【0073】一画素の印刷ズレでBインクのみで印刷さ
れるドーナッツ部の線幅もAインクのみで印刷されるド
ーナッツの中央部も3画素の大きさになる。
れるドーナッツ部の線幅もAインクのみで印刷されるド
ーナッツの中央部も3画素の大きさになる。
【0074】さらに、読み取り時のデジタイジングの位
相と原稿の位相ズレがある場合、原理的にそのズレは1
画素分の大きさに相当する。
相と原稿の位相ズレがある場合、原理的にそのズレは1
画素分の大きさに相当する。
【0075】これらの印刷時のズレと,読み取り時のC
CDとマークの位相ズレを考慮しても、4画素分の線幅
のマークで2画素分の有効読み取り領域は確保される。
CDとマークの位相ズレを考慮しても、4画素分の線幅
のマークで2画素分の有効読み取り領域は確保される。
【0076】よって、本実施例ではマークを検出するた
めに副走査方向に隣接する2画素からの平均値を用いる
ことで読み取り時のノイズ成分を除去している。
めに副走査方向に隣接する2画素からの平均値を用いる
ことで読み取り時のノイズ成分を除去している。
【0077】このように4画素サイズの最小エリアを有
するマークを用いることで、印刷ズレに強く読み取り時
のノイズの影響も受けにくいマーク読み取りが可能とな
る。
するマークを用いることで、印刷ズレに強く読み取り時
のノイズの影響も受けにくいマーク読み取りが可能とな
る。
【0078】〈マークの検出の概要〉以上説明してきた
ように、本実施例では可視でほぼ同色の2種類の赤外吸
収インクBと赤外透過インクAを用いてドーナッツ状に
塗り分けられた特定マークを検出するが、その検出方法
は以下の2つの特性を判断条件とする。 (1)可視の色信号の差異が少なく、赤外の信号の差異
が大きいこと。 (2)ドーナッツ状の形状をしていること。
ように、本実施例では可視でほぼ同色の2種類の赤外吸
収インクBと赤外透過インクAを用いてドーナッツ状に
塗り分けられた特定マークを検出するが、その検出方法
は以下の2つの特性を判断条件とする。 (1)可視の色信号の差異が少なく、赤外の信号の差異
が大きいこと。 (2)ドーナッツ状の形状をしていること。
【0079】図4を用いて可視の色信号の差異と赤外の
信号の差異の検出の概要を説明する。
信号の差異の検出の概要を説明する。
【0080】図4−(A)にエリアAで示す赤外透過イ
ンクAの地肌中にエリアBで示す赤外光吸収インクB
(Security Ink)で印刷されたドーナッツ
マークを示す。エリアAから検出される可視のR、G、
Bの色分解信号をRa、Ga、Baとし、赤外信号をI
Raとする。
ンクAの地肌中にエリアBで示す赤外光吸収インクB
(Security Ink)で印刷されたドーナッツ
マークを示す。エリアAから検出される可視のR、G、
Bの色分解信号をRa、Ga、Baとし、赤外信号をI
Raとする。
【0081】同様にエリアBからの可視のR、G、Bの
色分解信号をRb、Gb、Bbとし、赤外信号をIRb
とする。
色分解信号をRb、Gb、Bbとし、赤外信号をIRb
とする。
【0082】ここで赤外透過インクAに赤外吸収材を混
ぜて赤外吸収インクBを作ったと仮定する。図4−
(B)に示すように、混ぜた赤外吸収材の赤外吸収率
(Absorbance)を定義すると、IRaとIR
bの赤外信号値の差ΔIRは次式で定義される。
ぜて赤外吸収インクBを作ったと仮定する。図4−
(B)に示すように、混ぜた赤外吸収材の赤外吸収率
(Absorbance)を定義すると、IRaとIR
bの赤外信号値の差ΔIRは次式で定義される。
【0083】 ΔIR=IRa×(Absorabance) これより、混入した赤外吸収材の赤外吸収率は次式で表
される。 (Absorbance)=ΔIR/IRa このΔIR/IRaは一般的にIR信号のコントラスト
と呼ばれる。
される。 (Absorbance)=ΔIR/IRa このΔIR/IRaは一般的にIR信号のコントラスト
と呼ばれる。
【0084】すなわち、コントラストIRを求めること
でIRa、IRbの絶対値に依存しない赤外吸収率が求
められる。
でIRa、IRbの絶対値に依存しない赤外吸収率が求
められる。
【0085】同様にして、可視の色味の差異を求めるた
めに本実施例ではコントラストR、コントラストG、コ
ントラストBを次式で求める。R、G、Bのコントラス
トの計算に絶対値を用いるのはAインクとBインクでど
ちらの読み取り値が大きいかは一該に決まらないためで
ある。
めに本実施例ではコントラストR、コントラストG、コ
ントラストBを次式で求める。R、G、Bのコントラス
トの計算に絶対値を用いるのはAインクとBインクでど
ちらの読み取り値が大きいかは一該に決まらないためで
ある。
【0086】 コントラストR=|Ra−Rb|/Ra=ΔR/Ra コントラストG=|Ga−Gb|/Ga=ΔG/Ga コントラストB=|Ba−Bb|/Ba=ΔB/Ba コントラストIR=(IRa−IRb)/IRa=ΔI
R/IRa ここで可視の色分解信号と赤外信号のコントラストを用
いることで上記の特定マーク検出するための判断条件の
(1)である可視の色信号の差異が少なく、赤外信号の
差異が大きいことの判定が可能となる。
R/IRa ここで可視の色分解信号と赤外信号のコントラストを用
いることで上記の特定マーク検出するための判断条件の
(1)である可視の色信号の差異が少なく、赤外信号の
差異が大きいことの判定が可能となる。
【0087】図4のエリアAとエリアBで可視の色信号
の差異が少ないときは可視の色分解信号のコントラスト
が小さいことになり、赤外の信号の差異が大きいとは赤
外のコントラストが大きいことになる。尚、図5は横軸
に可視の色分解信号のコントラストをとり、縦軸に赤外
のコントラストを取ったものであるが本実施例での特定
マークは縦軸に近接する領域にプロットされる。
の差異が少ないときは可視の色分解信号のコントラスト
が小さいことになり、赤外の信号の差異が大きいとは赤
外のコントラストが大きいことになる。尚、図5は横軸
に可視の色分解信号のコントラストをとり、縦軸に赤外
のコントラストを取ったものであるが本実施例での特定
マークは縦軸に近接する領域にプロットされる。
【0088】図5中でCBで示す45度の直線は赤外吸
収材としてカーボンブラックを用いた場合の特性を示
す。インクAにカーボンブラックを混入してインクBを
作ったとするとカーボンブラックは紫外から赤外の波長
領域に渡ってほぼ均一な光吸収特性を示すために、イン
クAとインクBのコントラストは可視も赤外もほぼ同じ
になり、図5では45度の特性を示す。すなわち、一般
の印刷物に広く用いられるカーボンブラックの影響を考
慮すると、斜線で示す領域は一般の印刷物で存在し得る
特性である。
収材としてカーボンブラックを用いた場合の特性を示
す。インクAにカーボンブラックを混入してインクBを
作ったとするとカーボンブラックは紫外から赤外の波長
領域に渡ってほぼ均一な光吸収特性を示すために、イン
クAとインクBのコントラストは可視も赤外もほぼ同じ
になり、図5では45度の特性を示す。すなわち、一般
の印刷物に広く用いられるカーボンブラックの影響を考
慮すると、斜線で示す領域は一般の印刷物で存在し得る
特性である。
【0089】斜線部がCBラインの上方にまで延びてい
るには、一般の印刷物に存在する裏写りの特性による。
るには、一般の印刷物に存在する裏写りの特性による。
【0090】赤外情報は可視情報に比べて波長が長いた
めに紙の深部まで光が届く。その結果有る程度薄い紙で
は赤外光は紙の裏面まで到達し、そこに存在するカーボ
ンブラックで光が吸収され反射光が少なくなるという状
況が起こる。
めに紙の深部まで光が届く。その結果有る程度薄い紙で
は赤外光は紙の裏面まで到達し、そこに存在するカーボ
ンブラックで光が吸収され反射光が少なくなるという状
況が起こる。
【0091】この場合、可視光は紙の裏面まで到達しな
いのでカーボンブラックの影響は受けない。その結果、
可視情報のコントラストは小さく赤外情報のコントラス
トが大きいという状態が裏写りによって発生する。この
影響で、一般印刷物の特性は図5のCBラインの上方ま
で広がる。
いのでカーボンブラックの影響は受けない。その結果、
可視情報のコントラストは小さく赤外情報のコントラス
トが大きいという状態が裏写りによって発生する。この
影響で、一般印刷物の特性は図5のCBラインの上方ま
で広がる。
【0092】なお、本実施例では、遠赤外カットフィル
タ231で赤外の読み取り波長を850nmに制限して
いるため、裏写りの影響を極力排除することが可能とな
っている。
タ231で赤外の読み取り波長を850nmに制限して
いるため、裏写りの影響を極力排除することが可能とな
っている。
【0093】本実施例では、特定マーク検出のためにC
Bラインの傾きの2倍の傾きの判定ラインを設定してい
る。
Bラインの傾きの2倍の傾きの判定ラインを設定してい
る。
【0094】これは、可視のコントラストが有る程度大
きくても赤外のコントラストがそれ以上に大きければ特
定マークとして認識することを意味しており、これによ
りAインクとBインクで厳密に可視の色信号が等しく無
くとも赤外のコントラストを大きく取ることで特定マー
クを構成することが可能となる。
きくても赤外のコントラストがそれ以上に大きければ特
定マークとして認識することを意味しており、これによ
りAインクとBインクで厳密に可視の色信号が等しく無
くとも赤外のコントラストを大きく取ることで特定マー
クを構成することが可能となる。
【0095】このように可視情報と赤外等の可視以外の
情報のコントラストの比率で特定マークを検出すること
で、印刷時のAインクとBインクの色味の差を有る程度
許容することが可能となり、紙幣等の有価証券に特定マ
ークを印刷する際の印刷物の歩留まり向上が可能とな
る。
情報のコントラストの比率で特定マークを検出すること
で、印刷時のAインクとBインクの色味の差を有る程度
許容することが可能となり、紙幣等の有価証券に特定マ
ークを印刷する際の印刷物の歩留まり向上が可能とな
る。
【0096】図5からもわかるように赤外のコントラス
トが低い領域では一般印刷物と特定マークの認識ライン
がクロスする領域が発生する。本実施例ではこの領域を
排除するために、赤外コントラストの最小値を0.33
と定義し、これ以下の赤外コントラストは特定マークと
して検出しない。
トが低い領域では一般印刷物と特定マークの認識ライン
がクロスする領域が発生する。本実施例ではこの領域を
排除するために、赤外コントラストの最小値を0.33
と定義し、これ以下の赤外コントラストは特定マークと
して検出しない。
【0097】また、可視のコントラストを計算する際
に、AインクからのR、G、Bの読み取り信号の値で差
分信号ΔR、ΔG、ΔBを割るが、R、G、Bの信号値
の絶対値が小さくなるとわり算で求めるコントラストの
誤差が大きくなる。
に、AインクからのR、G、Bの読み取り信号の値で差
分信号ΔR、ΔG、ΔBを割るが、R、G、Bの信号値
の絶対値が小さくなるとわり算で求めるコントラストの
誤差が大きくなる。
【0098】そのためRa、Ga、Baの各読み取り信
号のいずれかの絶対値が所定値以下の場合は、その色信
号に関してはコントラストは用いずに、AインクとBイ
ンクの差を用いて可視で同色の判定を行う。
号のいずれかの絶対値が所定値以下の場合は、その色信
号に関してはコントラストは用いずに、AインクとBイ
ンクの差を用いて可視で同色の判定を行う。
【0099】本実施例では読み取り信号の最大レンジ
(255)の1/3を用いてRa、Ga、Baの内84
レベル以下の読み取り信号値はBインクとの差が8レベ
ル以下であることを判定する。
(255)の1/3を用いてRa、Ga、Baの内84
レベル以下の読み取り信号値はBインクとの差が8レベ
ル以下であることを判定する。
【0100】さらに、Ra、Ga、Ba三色の読み取り
信号値いずれもが所定値84レベル以下の黒に近いマー
クを読み取った場合はコントラストによる評価が不可能
であるので判定の対象としない。
信号値いずれもが所定値84レベル以下の黒に近いマー
クを読み取った場合はコントラストによる評価が不可能
であるので判定の対象としない。
【0101】以上の判定条件を図6に図示する表に示
す。
す。
【0102】ここで、条件1.はRa、Ga、Baの信
号値のいずれか一つは84レベルより大きい条件であ
り、条件2.は赤外のコントラストが0.33以上であ
る条件であり、条件3、4、5は各々R、G、Bの信号
値に基づく赤外コントラストを用いた判定条件である。
そして、これら1〜5までの条件全てを満たす場合に、 (1)の可視の色信号の差異が少なく、赤外の差異が大
きいことが判定される。 (2)のドーナッツ形状の判定を含めて、以下に具体的
な判定回路を説明する。
号値のいずれか一つは84レベルより大きい条件であ
り、条件2.は赤外のコントラストが0.33以上であ
る条件であり、条件3、4、5は各々R、G、Bの信号
値に基づく赤外コントラストを用いた判定条件である。
そして、これら1〜5までの条件全てを満たす場合に、 (1)の可視の色信号の差異が少なく、赤外の差異が大
きいことが判定される。 (2)のドーナッツ形状の判定を含めて、以下に具体的
な判定回路を説明する。
【0103】〈特定マーク検出手段の説明〉図1に4画
素幅のドーナッツマークとそれを検出するために参照す
る画素郡を示す。本実施例では12画素×12画素サイ
ズ(約750μm×750μm)のドーナッツマークを
主走査16画素、副走査2ラインの範囲で特定ドーナッ
ツマークを判定する。
素幅のドーナッツマークとそれを検出するために参照す
る画素郡を示す。本実施例では12画素×12画素サイ
ズ(約750μm×750μm)のドーナッツマークを
主走査16画素、副走査2ラインの範囲で特定ドーナッ
ツマークを判定する。
【0104】ここで、主走査方向にP0からP15まで
の番号をふったが、番号が少ないほど新しい読み取りデ
ータである。
の番号をふったが、番号が少ないほど新しい読み取りデ
ータである。
【0105】また、副走査方向にライン0から1の番号
をふったが、番号が少ないほど新しい読み取りラインで
ある。
をふったが、番号が少ないほど新しい読み取りラインで
ある。
【0106】CCDの画素の配列方向である主走査方向
には2ラインの情報を用いて1番〜10番までの番号を
ふった画素を参照する。そしてR、G、B、IRの読み
取り信号毎に各々隣接する2画素の平均値(1と2、3
と4、5と6、7と8、9と10)を求め、読み取り時
のノイズ成分を除去する。
には2ラインの情報を用いて1番〜10番までの番号を
ふった画素を参照する。そしてR、G、B、IRの読み
取り信号毎に各々隣接する2画素の平均値(1と2、3
と4、5と6、7と8、9と10)を求め、読み取り時
のノイズ成分を除去する。
【0107】この各平均値を求める回路と、図6の判定
条件に基づく判定部からなる識別部3の詳細を図18に
示す。
条件に基づく判定部からなる識別部3の詳細を図18に
示す。
【0108】図18の3201はFIFOメモリで構成
されるR信号用の画像データライン遅延部であり、図1
7の主走査方向の画像有効区間信号VEのLOWレベル
の区間で書き込み/読みだしのアドレスポインタの初期
化が行われ、CLOCK信号で画素単位のデータ書き込
み/読みだしが行われる。
されるR信号用の画像データライン遅延部であり、図1
7の主走査方向の画像有効区間信号VEのLOWレベル
の区間で書き込み/読みだしのアドレスポインタの初期
化が行われ、CLOCK信号で画素単位のデータ書き込
み/読みだしが行われる。
【0109】その結果、R信号はFIFOメモリ320
1で1ライン分遅延される。
1で1ライン分遅延される。
【0110】図16の認識部3に入力されるR信号を図
1のライン0とすると、FIFO3201からは1ライ
ン遅延した図1のライン1に相当する信号が読み出され
る。
1のライン0とすると、FIFO3201からは1ライ
ン遅延した図1のライン1に相当する信号が読み出され
る。
【0111】FIFOから読み出される画像信号と入力
されるライン0の画像信号は、図1の主走査方向上で同
一位置の画素となる。
されるライン0の画像信号は、図1の主走査方向上で同
一位置の画素となる。
【0112】識別部3に入力される信号ライン0及びF
IFO3201の出力は、それぞれ番号1、番号2の画
素データであるとすると、演算器3207を介して番号
1、2の画素データの平均値R1が出力される。
IFO3201の出力は、それぞれ番号1、番号2の画
素データであるとすると、演算器3207を介して番号
1、2の画素データの平均値R1が出力される。
【0113】さらに信号ライン0及びFIFO3201
の出力は、ラッチ群3202に次々と入力される。ラッ
チ群3202は7段のラッチで構成されており、前述の
CLOCK信号によりそれぞれ1画素ずつデータが遅延
される。よって、ラッチ群3202の途中から抽出され
る番号3、番号4の画素データの平均値R3は、演算器
3208から出力され、ラッチ群3202から出力する
番号5の画素データと、ラッチ3203から出力する番
号6の画素データの平均値R5は、演算器3209から
出力され、ラッチ群3204から出力する番号7の画素
データと、ラッチ3205から出力する番号8の画素デ
ータの平均値R7は、演算器3210から出力され、ラ
ッチ群3206から出力する番号9、番号10の画素デ
ータの平均値R9は、演算器3211から出力され、こ
れらの平均値は判定部3215に入力される。
の出力は、ラッチ群3202に次々と入力される。ラッ
チ群3202は7段のラッチで構成されており、前述の
CLOCK信号によりそれぞれ1画素ずつデータが遅延
される。よって、ラッチ群3202の途中から抽出され
る番号3、番号4の画素データの平均値R3は、演算器
3208から出力され、ラッチ群3202から出力する
番号5の画素データと、ラッチ3203から出力する番
号6の画素データの平均値R5は、演算器3209から
出力され、ラッチ群3204から出力する番号7の画素
データと、ラッチ3205から出力する番号8の画素デ
ータの平均値R7は、演算器3210から出力され、ラ
ッチ群3206から出力する番号9、番号10の画素デ
ータの平均値R9は、演算器3211から出力され、こ
れらの平均値は判定部3215に入力される。
【0114】回路3212〜3214は図中の波線で囲
んだ部分と同一構成でありG信号、B信号、IR信号に
ついても全く同様の処理を行う。よって、回路3212
からはG信号についての平均値G1、G3、G5、G
7、G9が、回路3213からはB信号についての平均
値B1、B3、B5、B7、B9が、回路3214から
はIR信号についての平均値IR1、IR3、IR5、
IR7、IR9が、それぞれ出力され、判定部3215
に入力されて特定マークを検出判定する。
んだ部分と同一構成でありG信号、B信号、IR信号に
ついても全く同様の処理を行う。よって、回路3212
からはG信号についての平均値G1、G3、G5、G
7、G9が、回路3213からはB信号についての平均
値B1、B3、B5、B7、B9が、回路3214から
はIR信号についての平均値IR1、IR3、IR5、
IR7、IR9が、それぞれ出力され、判定部3215
に入力されて特定マークを検出判定する。
【0115】判定部3215の動作を説明する前に、図
面を用いて特定マークの近傍の可視及び赤外の反射光に
ついて説明する。
面を用いて特定マークの近傍の可視及び赤外の反射光に
ついて説明する。
【0116】図15に、原稿からの可視および赤外の反
射光の様子を示す。
射光の様子を示す。
【0117】図15は、図3の特定原稿認識パターンの
横断面で用紙2801上に赤外吸収インク2802を印
刷したものである。
横断面で用紙2801上に赤外吸収インク2802を印
刷したものである。
【0118】ハロゲンランプ205からの入射光は赤外
吸収パターン部およびその周辺部で反射される。
吸収パターン部およびその周辺部で反射される。
【0119】図15(a−1)中、R1、G1、B1、
IR1、R2、G2、B2、IR2はおのおのその反射
光をR、G、B、IRのセンサで読み取り、A/D変
換、シェーディング補正、ラインディレイ処理された値
である。
IR1、R2、G2、B2、IR2はおのおのその反射
光をR、G、B、IRのセンサで読み取り、A/D変
換、シェーディング補正、ラインディレイ処理された値
である。
【0120】この読み取り値はR、G、Bの可視情報に
関しては、図12のR、G、B各センサの特性と図13
の赤外カットフィルタの特性をかけあわせた分光特性で
読み取られる。
関しては、図12のR、G、B各センサの特性と図13
の赤外カットフィルタの特性をかけあわせた分光特性で
読み取られる。
【0121】すなわちRは分光半値で590nm〜62
0nmの波長成分の光の量を表し、Gは分光半値で50
0nm〜580nmの波長成分の光の量を表し、Bは分
光半値で400nm〜480nmの波長成分の光の量を
表す。
0nmの波長成分の光の量を表し、Gは分光半値で50
0nm〜580nmの波長成分の光の量を表し、Bは分
光半値で400nm〜480nmの波長成分の光の量を
表す。
【0122】IRの赤外情報に関しては、図12の斜線
部のR、Bをかけあわせた特性と図14に示す遠赤外カ
ットの特性をかけあわせた分光特性で読み取られる。
部のR、Bをかけあわせた特性と図14に示す遠赤外カ
ットの特性をかけあわせた分光特性で読み取られる。
【0123】すなわちIRは分光半値で710nm〜8
50nmの波長成分の光の量を表す。
50nmの波長成分の光の量を表す。
【0124】このR、G、B、IRの各波長範囲からの
光はシェーディング補正において図10の各波長でフラ
ットな反射率を有する標準白色板を用いてR、G、B、
IR独立に感度補正される。
光はシェーディング補正において図10の各波長でフラ
ットな反射率を有する標準白色板を用いてR、G、B、
IR独立に感度補正される。
【0125】本実施例では図10の標準白色板のような
フラットな分光特性を有する原稿に対してはR、G、
B、IRの各読み取り値は等しくなるように感度補正す
る。
フラットな分光特性を有する原稿に対してはR、G、
B、IRの各読み取り値は等しくなるように感度補正す
る。
【0126】図15(a−2)は(a−1)の赤外吸収
パターンおよびその周辺部からのR、G、B、IRのシ
ェーディング補正後の読み取り信号値を示す。
パターンおよびその周辺部からのR、G、B、IRのシ
ェーディング補正後の読み取り信号値を示す。
【0127】本実施例での特定パターンは赤外吸収パタ
ーンおよびその周辺部は可視でほぼ同じ色みを持ち、
R、G、Bの可視の信号値はほぼ等しくなる。
ーンおよびその周辺部は可視でほぼ同じ色みを持ち、
R、G、Bの可視の信号値はほぼ等しくなる。
【0128】そして、赤外吸収パターン部からの赤外読
み取り信号IR2が赤外吸収パターンの可視情報R2、
G2、B2の最小値より小さくなるように、赤外吸収イ
ンクの赤外吸収物質の濃度は調製されている。
み取り信号IR2が赤外吸収パターンの可視情報R2、
G2、B2の最小値より小さくなるように、赤外吸収イ
ンクの赤外吸収物質の濃度は調製されている。
【0129】なお、特定原稿認識パターン部の可視の色
味は比較的彩度の高い色で構成されており、認識パター
ン部の可視の色分解信号R、G、Bの最小値は比較的小
さい値となる。
味は比較的彩度の高い色で構成されており、認識パター
ン部の可視の色分解信号R、G、Bの最小値は比較的小
さい値となる。
【0130】赤外吸収インクが上記の条件を満たさない
場合は、先述のIR読み取り信号に対するシェーディン
グ補正の補正ゲインを少なくすることで、検出の対象と
する赤外認識パターンからのIR2信号をR2、G2、
B2の最小値より小さくなるようにする。
場合は、先述のIR読み取り信号に対するシェーディン
グ補正の補正ゲインを少なくすることで、検出の対象と
する赤外認識パターンからのIR2信号をR2、G2、
B2の最小値より小さくなるようにする。
【0131】図18に戻り、判定部3215の動作につ
いて、図6の判定条件をふまえて説明する。
いて、図6の判定条件をふまえて説明する。
【0132】判定部3215は、図7に示す平均値算出
回路と図8に示す判定回路により構成される。図7中平
均値算出回路100は平均回路104及び平均回路10
5によって構成されている。平均回路104は、図18
の回路で得られたの図3の領域AのR信号の平均値R
1、R5、R9を入力し平均値Raを出力する。また、
平均回路105は、図3の領域BのR信号の平均値R
3、R7を入力し平均値Rbを出力する。図7中の回路
101〜103の構成は回路100とまったく同一の構
成で成り立っている。従って、回路101からは、G信
号の領域Aの平均値Gaと領域Bの平均値Gbが、回路
102からは、B信号の領域Aの平均値Baと領域Bの
平均値Bbが、回路103からは、IR信号の領域Aの
平均値IRaと領域Bの平均値IRbがそれぞれ出力さ
れる。
回路と図8に示す判定回路により構成される。図7中平
均値算出回路100は平均回路104及び平均回路10
5によって構成されている。平均回路104は、図18
の回路で得られたの図3の領域AのR信号の平均値R
1、R5、R9を入力し平均値Raを出力する。また、
平均回路105は、図3の領域BのR信号の平均値R
3、R7を入力し平均値Rbを出力する。図7中の回路
101〜103の構成は回路100とまったく同一の構
成で成り立っている。従って、回路101からは、G信
号の領域Aの平均値Gaと領域Bの平均値Gbが、回路
102からは、B信号の領域Aの平均値Baと領域Bの
平均値Bbが、回路103からは、IR信号の領域Aの
平均値IRaと領域Bの平均値IRbがそれぞれ出力さ
れる。
【0133】これらの平均値は、図8の判定回路に入力
される。図8で、回路1100〜1103は演算回路で
あり、入力する2つの信号の差分の絶対値を算出する。
すなわち、回路1100〜1103の出力はそれぞれ図
6に記してあるΔR、ΔG、ΔB、ΔIRに相当する。
判定ROM1107は信号IRaと信号ΔIRを入力し
て演算値ΔIR/IRa及びΔIR/IRa>0.33
の判定結果を出力する。判定結果は、ΔIR/IRa>
0.33のとき、1ビットの信号「1」を出力し、そう
でないときは「0」を出力する。判定ROM1107の
演算値ΔIR/IRaは判定ROM1104〜1106
に入力される。判定ROM1104は、ΔIR/IRa
とRaとΔRを入力し判定を行い、判定結果が図6に示
した条件3を満たせば1ビットの信号「1」を出力し、
そうでないときは、信号「0」を出力する。また一方、
入力するRaがRa>84のとき1ビットの信号「1」
を出力し、そうでないときは信号「0」を出力する。判
定ROM1105〜1106についても同様の判定を行
い、それぞれの判定結果を出力する。1108はORゲ
ートであり、ORゲート1108の出力は図6の条件1
の判定結果に符合する。また1109はANDゲートで
あり、ANDゲート1109の出力MKは図6の条件1
〜5を全て満たしたときに1ビットの信号「1」を出力
し、すなわち特定マークが検出されたことを表す。
される。図8で、回路1100〜1103は演算回路で
あり、入力する2つの信号の差分の絶対値を算出する。
すなわち、回路1100〜1103の出力はそれぞれ図
6に記してあるΔR、ΔG、ΔB、ΔIRに相当する。
判定ROM1107は信号IRaと信号ΔIRを入力し
て演算値ΔIR/IRa及びΔIR/IRa>0.33
の判定結果を出力する。判定結果は、ΔIR/IRa>
0.33のとき、1ビットの信号「1」を出力し、そう
でないときは「0」を出力する。判定ROM1107の
演算値ΔIR/IRaは判定ROM1104〜1106
に入力される。判定ROM1104は、ΔIR/IRa
とRaとΔRを入力し判定を行い、判定結果が図6に示
した条件3を満たせば1ビットの信号「1」を出力し、
そうでないときは、信号「0」を出力する。また一方、
入力するRaがRa>84のとき1ビットの信号「1」
を出力し、そうでないときは信号「0」を出力する。判
定ROM1105〜1106についても同様の判定を行
い、それぞれの判定結果を出力する。1108はORゲ
ートであり、ORゲート1108の出力は図6の条件1
の判定結果に符合する。また1109はANDゲートで
あり、ANDゲート1109の出力MKは図6の条件1
〜5を全て満たしたときに1ビットの信号「1」を出力
し、すなわち特定マークが検出されたことを表す。
【0134】上記説明では、例えば、回路104に入力
するR1、R5、R9の3信号の平均値をもって信号R
aを導いたが、3信号の信号レベルが全て近似している
ことを判別する処理回路を追加し、近似していないとき
は特定マーク検出信号MKを無効とするような制御を行
えば判定精度は向上する。回路105についても同様で
あり、さらには回路101〜103についても同様の処
理を行うことが望ましい。
するR1、R5、R9の3信号の平均値をもって信号R
aを導いたが、3信号の信号レベルが全て近似している
ことを判別する処理回路を追加し、近似していないとき
は特定マーク検出信号MKを無効とするような制御を行
えば判定精度は向上する。回路105についても同様で
あり、さらには回路101〜103についても同様の処
理を行うことが望ましい。
【0135】判定結果MKは、図16のラッチ3022
に入力される。ラッチ出力はCPU3018の入力ポー
トP10に入力され、CPUは特定マークが検出された
ことを認識する。CPUはコピーシーケンスの開始に先
立ち、出力ポートP9信号によってラッチ3022はク
リアし、次のパターン検出の準備をする。
に入力される。ラッチ出力はCPU3018の入力ポー
トP10に入力され、CPUは特定マークが検出された
ことを認識する。CPUはコピーシーケンスの開始に先
立ち、出力ポートP9信号によってラッチ3022はク
リアし、次のパターン検出の準備をする。
【0136】〈通常コピー動作と認識マーク判定時のコ
ピー動作の説明〉以下に通常コピー動作とそれに付随す
る認識マーク判定動作のCPUの制御動作を図19によ
り説明をする。
ピー動作の説明〉以下に通常コピー動作とそれに付随す
る認識マーク判定動作のCPUの制御動作を図19によ
り説明をする。
【0137】オペレータがプラテン203に原稿204
を設置し、図示しない操作部よりコピー動作をスタート
させると、CPU3018は図示しないモータを制御
し、反射ミラー206を標準白色板211の下に移動さ
せる。
を設置し、図示しない操作部よりコピー動作をスタート
させると、CPU3018は図示しないモータを制御
し、反射ミラー206を標準白色板211の下に移動さ
せる。
【0138】次に、ハロゲンランプ205を点灯し、標
準白色板211を照射し、シェーディング補正部300
6〜3009において、IR、R、G、B信号用のシェ
ーディングデータのサンプリングを行う(ステップ
1)。
準白色板211を照射し、シェーディング補正部300
6〜3009において、IR、R、G、B信号用のシェ
ーディングデータのサンプリングを行う(ステップ
1)。
【0139】次にポート出力P9を0にしてラッチ30
22の出力を0にクリアし、P8出力を0にし、セレク
タ3017のA入力を選択しマスキング、UCRされた
画像信号がプリンタに供給されるようにする。その後P
9出力を1にし、ラッチ3022のクリア動作を終了さ
せる(ステップ2)。次に、プリンタ部でのM、C、
Y、Bkの4色の画像記録動作に合わせて原稿の読み取
り動作4回を行い画像記録を行うとともに、認識マーク
の検知を行いその検知結果に応じて記録動作の制御を行
う。
22の出力を0にクリアし、P8出力を0にし、セレク
タ3017のA入力を選択しマスキング、UCRされた
画像信号がプリンタに供給されるようにする。その後P
9出力を1にし、ラッチ3022のクリア動作を終了さ
せる(ステップ2)。次に、プリンタ部でのM、C、
Y、Bkの4色の画像記録動作に合わせて原稿の読み取
り動作4回を行い画像記録を行うとともに、認識マーク
の検知を行いその検知結果に応じて記録動作の制御を行
う。
【0140】まずマゼンタ記録用にCPUはマスキン
グ、UCR処理部にマゼンタ用の処理条件の設定をし光
学系を走査させプリンタにマゼンタの信号を与える、走
査終了後光学系を走査開始位置に戻す(ステップ3)。
グ、UCR処理部にマゼンタ用の処理条件の設定をし光
学系を走査させプリンタにマゼンタの信号を与える、走
査終了後光学系を走査開始位置に戻す(ステップ3)。
【0141】原稿読み取り中にCPUは周期的にP10
を読み、その入力が1か判定する。ここでP10が1で
あった場合には、特定原稿がコピーされつつあると判断
してステップ7にてP0〜P7の出力をFFHにし、P
8出力を1にしてプリンタにFFHのベタ信号を出力
し、これ以降の正常なコピー動作を阻止し、特定原稿の
偽造防止処理を行う。
を読み、その入力が1か判定する。ここでP10が1で
あった場合には、特定原稿がコピーされつつあると判断
してステップ7にてP0〜P7の出力をFFHにし、P
8出力を1にしてプリンタにFFHのベタ信号を出力
し、これ以降の正常なコピー動作を阻止し、特定原稿の
偽造防止処理を行う。
【0142】同様にステップ4〜ステップ6でシアン、
イエロー、ブラックの記録制御が行われ、その間CPU
は定期的にP10の状態を調べ、1であった場合にはス
テップ7でベタのFFHデータをプリンタに出力する。
イエロー、ブラックの記録制御が行われ、その間CPU
は定期的にP10の状態を調べ、1であった場合にはス
テップ7でベタのFFHデータをプリンタに出力する。
【0143】もしシアン記録中にP10=1を検出した
場合には、マゼンタは通常のコピー動作が行われるが、
シアン、イエロー、ブラックの各記録は全てFFHのベ
タで記録される。
場合には、マゼンタは通常のコピー動作が行われるが、
シアン、イエロー、ブラックの各記録は全てFFHのベ
タで記録される。
【0144】(実施例2)上記実施例では赤外に吸収特
性を有する特定マークの検出をこのため各R、G、B、
IR信号用副走査1ライン分の遅延、FIFOメモリに
よる例を説明したが、図20に4画素幅のドーナッツマ
ークとそれを検出するために参照する画素郡を示す第2
の実施例を示す。
性を有する特定マークの検出をこのため各R、G、B、
IR信号用副走査1ライン分の遅延、FIFOメモリに
よる例を説明したが、図20に4画素幅のドーナッツマ
ークとそれを検出するために参照する画素郡を示す第2
の実施例を示す。
【0145】本第2の実施例では12画素×12画素サ
イズ(約750μm×750μm)のドーナッツマーク
のを主走査16画素、副走査1ラインの範囲で特定ドー
ナッツマークを判定する。
イズ(約750μm×750μm)のドーナッツマーク
のを主走査16画素、副走査1ラインの範囲で特定ドー
ナッツマークを判定する。
【0146】ここで、主走査方向にP0からP17まで
の番号をふったが、番号が少ないほど新しい読み取りデ
ータである。
の番号をふったが、番号が少ないほど新しい読み取りデ
ータである。
【0147】CCDの画素の配列方向である主走査方向
には1ラインの情報を用いて1番〜10番までの番号を
ふった画素を参照する。そしてR、G、B、IRの読み
取り信号毎に各々隣接する2画素の平均値(1と2、3
と4、5と6、7と8、9と10) を求め、読み取り
時のノイズ成分を除去する。
には1ラインの情報を用いて1番〜10番までの番号を
ふった画素を参照する。そしてR、G、B、IRの読み
取り信号毎に各々隣接する2画素の平均値(1と2、3
と4、5と6、7と8、9と10) を求め、読み取り
時のノイズ成分を除去する。
【0148】以下特定マークの検出は実施例1に示す手
段により検出する。
段により検出する。
【0149】(他の実施例)赤外に吸収特性を有する地
肌に形成された赤外に反射特性を有するマークを検出す
る際にも本発明は適応される。
肌に形成された赤外に反射特性を有するマークを検出す
る際にも本発明は適応される。
【0150】また、本発明は赤外の特定マークに限定さ
れるものではなく紫外光に対して吸収もしくは反射の特
性を有するマークを検出する際にも適応される。
れるものではなく紫外光に対して吸収もしくは反射の特
性を有するマークを検出する際にも適応される。
【0151】また、吸収特性、反射特性のみならず可視
以外の波長領域に蛍光特性を有するマークであっても、
その可視以外の読み取り信号及び可視の読み取り信号を
用いて判定すれば良い。
以外の波長領域に蛍光特性を有するマークであっても、
その可視以外の読み取り信号及び可視の読み取り信号を
用いて判定すれば良い。
【0152】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、回
路構成を簡素化した上、特定パターンを精度良く判定す
ることが可能となる。
路構成を簡素化した上、特定パターンを精度良く判定す
ることが可能となる。
【図1】特定パターン近傍の画素を表す図。
【図2】カラー複写機の構成を示す図。
【図3】特定パターンの寸法を表す図。
【図4】特定パターン及びその周辺の赤外読取データの
差異を表す図。
差異を表す図。
【図5】判定マークと一般印刷物の、可視光読取データ
と赤外光読取データの特性を示す図。
と赤外光読取データの特性を示す図。
【図6】特定マークの判定条件を示す表。
【図7】平均化回路を示す図。
【図8】特定マーク判定回路を示す図。
【図9】4ラインカラーセンサの構造を表す図。
【図10】標準白色板の分光反射率を表す図。
【図11】特定パターンの分光透過率を表す図。
【図12】本実施例における可視ラインセンサの分光感
度特性および赤外読取センサ用のフィルタ特性図。
度特性および赤外読取センサ用のフィルタ特性図。
【図13】赤外カットフィルタの特性図。
【図14】遠赤外カットフィルタの特性図。
【図15】原稿に対する赤外読み取り信号の状態を示す
図。
図。
【図16】イメージスキャナにおける回路図。
【図17】画像制御信号のタイミング図。
【図18】識別部3の構成を示す図。
【図19】CPUの制御フロー図。
【図20】特定パターン近傍の画素を表す第2の実施
図。
図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 1/387 9287−5L G06F 15/62 410 Z
Claims (5)
- 【請求項1】 画像の可視情報と不可視情報を扱う画像
処理装置であって、 前記画像上の1次元の画像情報を可視成分及び不可視成
分それぞれについて第1の領域及び第2の領域で検出す
る検出手段、 前記1次元の可視成分、不可視成分の画像情報の相関関
係により特定情報を識別する識別手段を有することを特
徴とする画像処理装置。 - 【請求項2】 前記1次元の画像情報とは、前記画像上
の任意の読み取りライン上の情報であることを特徴とす
る請求項1記載の画像処理装置。 - 【請求項3】 前記第1の領域及び第2の領域は可視域
でほぼ同色の特性を示すことを特徴とする請求項1記載
の画像処理装置。 - 【請求項4】 前記特定情報とは、特定画像を識別する
ために設けられたマークであることを特徴とする請求項
1記載の画像処理装置。 - 【請求項5】 画像の可視情報と不可視情報を扱う画像
処理装置であって、 前記画像上の特定情報の記された領域の一部の可視成分
及び不可視成分を検出する検出手段、 前記検出手段によって検出された可視成分情報及び不可
視成分情報の相関関係により前記特定情報を判定する判
定手段を有することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5263731A JPH07123250A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5263731A JPH07123250A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 画像処理装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07123250A true JPH07123250A (ja) | 1995-05-12 |
Family
ID=17393519
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5263731A Withdrawn JPH07123250A (ja) | 1993-10-21 | 1993-10-21 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123250A (ja) |
-
1993
- 1993-10-21 JP JP5263731A patent/JPH07123250A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20001226 |