JPH0712766Y2 - バタフライ弁のシートリング - Google Patents

バタフライ弁のシートリング

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JPH0712766Y2
JPH0712766Y2 JP12313989U JP12313989U JPH0712766Y2 JP H0712766 Y2 JPH0712766 Y2 JP H0712766Y2 JP 12313989 U JP12313989 U JP 12313989U JP 12313989 U JP12313989 U JP 12313989U JP H0712766 Y2 JPH0712766 Y2 JP H0712766Y2
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祥吾 鍋島
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株式会社巴技術研究所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、バタフライ弁の、特に環状のシートリングに
関する。
〔従来の技術〕
従来、弾性シートリングを剛性材料からなる中空筒状の
本体(弁本体)の内周面に張設させるようにしたバタフ
ライ弁は、第3図に示すように、剛性材料からなる中空
円筒状の本体100と、該本体100内に回動自在に軸支され
る同じく剛性材料からなる円板状の弁体200と、本体100
の全内周面と弁体200の周縁部との間に介在される例え
ば加硫ゴム等の弾性材料からなる環状のシートリング30
0とからなり、該バタフライ弁を閉とする時には、弁体2
00の周縁部をシートリング300の内周面に圧接させるシ
ール作用を行わせるようになっている。
また、上記弁板200を閉じる時、シートリング内周面の
シート部へほぼ同時に当接させるために、第4図(a)
に示すように、環状のシートリング300の内周縁で弁板2
00と当接する部分に、断面山形のシート301部を形成
し、該山形シート301部の幅を、コサイン関数で表わさ
れる曲線に沿う幅としたものが、本出願人により既に開
発されている(実公昭58−25176号公報参照)。そして
このものは、特に、1対の弁棒貫通孔302の周囲の、弁
棒の根元附近と開閉時を問わず常時圧接しているボス部
303近傍部の山の左右に、盛肉部304を設けて、該ボス部
303近傍部の山を補強して該ボス部近傍における山形シ
ート301部の機械的強度を大きくしている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記した本出願人の先に開発したシートリング300は、
弁体302の閉止時、該弁体302と接する面積は、第4図
(b)に示す斜線部、つまり両ボス部303(交叉した斜
線部)と、これら両ボス部303をつなぐ山形シート部の
頂上部分301a(一方向の斜線部分)とからなっている。
ところが、上記交叉斜線部つまり両ボス部303は、一方
向斜線部つまり山形シートの頂部301aに比べて、弁体閉
鎖時、有効面圧が低く、従って、シール効果が同じじ圧
縮率では小さく、漏れ易いという問題点があった。
本考案は、1対の弁棒貫通孔の周囲ボス部のシール効果
を高くしたバタフライ弁のシートリングを提供すること
を目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するために、本考案は、環状の弾性シ
ートリングの外周面に一体に形成された幅W1と高さY1
帯に対して、さらに弁棒貫通孔部に、上記幅W1より対さ
い幅W2と高さY2を有し、上記幅W1の半径R1の中心O1に対
し弁棒貫通方向に偏心した点O2に中心をもち、上記半径
R1より小さい半径R2の軌跡で表わされる膨出部を設けた
ことを特徴としている。
〔作用〕
本考案は上記のように構成されており、当該バタフライ
弁の組立て前の状態において、該シートリングの弁棒貫
通孔周辺のボス部では、該シートリングの裏面つまり外
周面が、幅W1、高さY1、半径R1の帯の更に外側に一体に
形成された幅W2(W2<W1)、高さY2を有し、弁棒貫通方
向に偏心した中心点を持ち半径R2(R2<R1)の盛り上が
った(膨出した)曲面で形成されているので、該シート
リングが本体(弁本体)の内周面に嵌入された状態で
は、該弾性シートリングは、弁棒貫通孔周辺のボス部に
おいて外周面が盛り上がるように形成された2段目の帯
により、その分が剛性材料からなる本体によって半径方
向内方へ押し出されるようになる。
従って、弁の使用時、弁体が弁棒を介してシートリング
の内周面で開閉動作するとき、特に弁閉鎖時、弁体の周
縁はシートリングの内周面を押しつぶすようにして密閉
するが、該弁体の全閉位置では、シートリングが上記の
ように外周面の盛り上がりにより半径方向、内方へ押し
出されているので、弁体周縁部によるシートリングのつ
ぶし代が、上記盛り上がった分だけ大きくなり、従っ
て、その分、シール力が向上する。
また、上記のように組立て前の自然状態において、シー
トリングの外周面で、幅W1、高さY1の帯の外側(外周
面)に更に幅W1より狭い幅W2をもった高さY2の膨出部を
形成しているので、該シートリングを本体内面に組み込
んだ状態で、上記膨出部の両側には半径方向の空隙(空
間)が環状に形成されることになり、該空隙が弁体挿入
時のつぶし代となって組立て時の抵抗が低減され、組立
て作業が容易となる。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面と共に説明する。
第1図(a)は、本考案の一実施例を示すシートリング
の上面図、同図(b)は同図(a)のB−B線断面図、
同図(c)は同図(b)のC−C線断面図である。
図において、シートリング1はゴム等の弾性体からな
り、第2図(a)に示すように中空薄形の本体2の側周
面に形成された環状の溝部21に嵌め込まれるように、内
方に曲った耳部11が、両側面外周部に一体に形成されて
おり、これら両耳部11の軸方向内方に位置する外周面に
は、幅W1、高さY1、半径R1、中心O1の環状の帯12が一体
に形成され、該環状の帯12は、第2図(a)に示すよう
に、本体aの内周面2aに密接するようになっている点
は、従来のもの(第3図)と変りはない。
本実施例(本考案)は、弁棒貫通孔1aの近傍において、
上記帯12の更に外周面に、幅W1より小さい幅W2(W2
W1)と高さY2(通常Y2<Y1)を有し、幅W1、半径R1の1
段目の帯12の中心O1に対し、弁棒貫通方向C−CにY3
心した点O2に中心を持ち、半径R1より小さい半径R2(R2
<R1)の軌跡で表わされる膨出部13が一体に形成されて
いる。図中、1bは弁棒孔1aをとり巻く環状溝である。
次に、作用について説明する。上記のように、当該バタ
フライ弁の組立て前の状態において、シートリング1の
弁棒貫通孔周辺のボス部では、該シートリング1の外周
面が、幅W1、高さY1、半径R1の帯12の更に外側に、幅W2
(W2<W1)、高さY2、半径R2(R2<R1)の膨出部13が盛
り上がるように形成されているので、該シートリング1
を本体2の内面に組み込んだ状態では、第2図(a)に
示すように、上記膨出部13の両側に、半径方向の空隙14
が環状に形成され、該空隙14が、弁体200の挿入時、同
図(b)に示すように、14aのようにつぶれて弁体が挿
入し易くなり、組立て作業が容易となる。
また、上記のようにシートリング1が本体2の内周面に
嵌入された状態では、該シートリング1は、ボス部にお
いて外周面が盛り上がるように形成された膨出部13によ
り、その分が剛性材料からなる本体2の内周面2aによっ
て半径方向内方へ押し出されるようになる。従って、弁
の使用時、弁体200が弁棒を介してシートリング1の内
周面で開閉動作するとき、特に弁閉鎖時、弁体の周縁部
はシートリング1の内周面を押しつぶすようにして密閉
するが、該弁体の全閉位置では、シートリング1が上記
のように外周面の盛リ上がりにより半径方向内方へ押し
出されているので、弁体周縁部によるシートリングのつ
ぶし代が、上記盛り上がった分だけ大きくなり、従って
その分、シール方が向上する。
この実施例によれば、上記のように、シートリングの弁
棒貫通孔部の裏面(外周面)に膨出部13を形成したこと
により弁体閉鎖時、必要部分のつぶし代が向上するの
で、シール力が向上する。
また、シートリング1を本体に組み込んだ状態で上記膨
出部13の両側に半径方向の空隙14が形成されるので、該
シートリング内面に弁体を挿入して組立てる際、上記空
隙がつぶれて弁体が挿入し易くなり、組立て作業が容易
となる。
また、シートリングの外周面が、偏心した点O1とO2を中
心とし半径R1とR2からなる2つの円を合成して形成され
ているので、金型の製作が容易となり、製作コストが低
減される。
なお、上記した実施例において、膨出部13の高さY2を帯
12の高さY1より小さくした構造について説明したが、Y2
をY1と等しく又は、Y2をY1より大きく形成することも可
能である。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案によれば次のような効果が
奏される。
(i)シートリングの外周面に形成された幅W1と高さY1
を有する半径R1の帯の外側の弁棒貫通孔部に、さらに幅
W1より小さい幅W2と高さY2を有し半径R1より小さく、且
つ偏心した半径R2を有する膨出部を一体に設けたことに
より、弁体の閉鎖時、必要部のつぶし代が向上するの
で、シール力が向上する。
(ii)シートリングを本体に組み込んだ状態で、上記膨
出部の両側に半径方向の空隙が形成されるので、該シー
トリング内面に弁体を挿入して組立てる際、上記空隙が
つぶれて弁体が挿入し易しなり、組立て作業が容易とな
る。
(iii)シートリングの外周面が、互いに偏心した点を
中心とした2つの円を合成して形成されているので、金
型の製作が容易となり、製作コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)は本考案の一実施例を示すバタフライ弁の
シートリングの上面図、同図(b)は同図(a)のB−
B線断面図、同図(c)は同図(b)のC−C線断面
図、第2図(a)は弁体組立前の状態を示すシートリン
グの断面説明図、同図(b)は弁体組立時の状態を示す
シートリングの説明図、第3図は従来例を示すバタフラ
イ弁の正面図、第4図(a)及び(b)は本出願人の開
発したシートリングの内周面の展開図及び作用説明図で
ある。 1…シートリング、1a…弁棒貫通孔、11…耳部、12…
帯、13…膨出部、14…空隙、W1、W2…幅、Y1、Y2…高
さ、R1、R2…半径、O1、O2…中心線、Y3…偏心量。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】剛性材料からなる中空筒状の本体の全内周
    面と、該本体内に回転自在に軸支されている剛性材料か
    らなる弁体の周縁部との間に介在される弾性材料からな
    る環状シートリングにおいて、該シートリングの外周面
    に形成された幅W1と高さY1の帯に対して、さらに弁棒貫
    通孔部に、上記幅W1より小さい幅W2と高さY2を有し、上
    記幅W1の半径R1の中心O1に対し弁棒貫通方向に偏心した
    点O2に中心をもち、上記半径R1より小さい半径R2の軌跡
    で表わされる膨出部を設けたことを特徴とするバタフラ
    イ弁のシートリング。
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KR200475998Y1 (ko) * 2013-11-12 2015-01-20 한국남부발전(주) 버터플라이 밸브
USD766404S1 (en) 2014-10-09 2016-09-13 Asahi Organic Chemicals Industry Co., Ltd. Seat ring for butterfly valve

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