JPH07130001A - 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 - Google Patents
光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法Info
- Publication number
- JPH07130001A JPH07130001A JP5275705A JP27570593A JPH07130001A JP H07130001 A JPH07130001 A JP H07130001A JP 5275705 A JP5275705 A JP 5275705A JP 27570593 A JP27570593 A JP 27570593A JP H07130001 A JPH07130001 A JP H07130001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- layer
- recording medium
- optical
- dielectric layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
- Optical Recording Or Reproduction (AREA)
Abstract
て、感度が良く、C/N比および消去比も良い記録再生
特性を有する光記録媒体を提供する。 【構成】 基板上に、第1の誘電体層、相変化記録層、
第2の誘電体層および反射層を順次有する光学的情報記
録用媒体であって、相変化記録層の膜厚が20〜50n
mであり、第2の誘電体層は熱伝導率が1×10-3pJ
・μm-1・K-1・ns-1以下の材質からなり、且つ膜厚
が10nm未満であることを特徴とする光学的記録用媒
体。
Description
より、高速かつ高密度に情報を記録、再生、消去可能な
光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法に関
するものである。
度・高速化の要求に応える記録媒体として、レーザー光
線を利用した光ディスクが開発されている。光ディスク
には、一度だけ記録が可能な追記型と、記録・消去が何
度でも可能な書換え型がある。書換え型光ディスクとし
ては、光磁気効果を利用した光磁気記録媒体や、可逆的
な結晶状態の変化を利用した相変化媒体が挙げられる。
ーザー光のパワーを変調するだけで、記録・消去が可能
である。さらに、消去と再記録を単一ビームで同時に行
う1ビームオーバーライトが可能であるという利点を有
する。1ビームオーバーライト可能な相変化記録方式で
は、記録膜を非晶質化させることによって記録ビットを
形成し、結晶化させることによって消去を行う場合が一
般的である。
記録層材料としては、カルコゲン系合金薄膜を用いるこ
とが多い。例えば、Ge−Te系、Ge−Te−Sb
系、In−Sb−Te系、Ge−Sn−Te系合金薄膜
等が挙げられる。なお、書換え型とほとんど同じ材料・
層構成を適用して、追記型の相変化媒体も実現できる。
この場合、その可逆性を利用しないのでより長期にわた
って情報を記録・保存でき、原理的にはほぼ半永久的な
保存が可能である。
あけ型と異なり記録ピット周辺にリムと呼ばれる盛り上
がりが生じないため信号品質に優れ、また記録層上部に
空隙が不要なためエアーサンドイッチ構造にする必要が
ないという利点がある。一般に、書換え型の相変化記録
媒体では、相異なる結晶状態を実現するために、2つの
異なるレーザー光パワーを用いる。この方式を、結晶化
された初期状態に非晶質ピットの記録および結晶化によ
る消去を行う場合を例にとって説明する。
く、融点よりは低い温度まで記録層を加熱することによ
ってなされる。この場合、冷却速度は結晶化が十分なさ
れる程度に遅くなるよう、記録層を誘電体層で挟んだ
り、ビームの移動方向に長い楕円形ビームを用いたりす
る。一方、非晶質化は記録層を融点より高い温度まで加
熱し、急冷することによって行う。この場合、上記誘電
体層は十分な冷却速度(過冷却速度)を得るための放熱
層としての機能も有する。
おける記録層の溶融・体積変化に伴う変形や、プラスチ
ック基板への熱的ダメージを防いだり、湿気による記録
層の劣化を防止するためにも、上記誘電体層は重要であ
る。誘電体層の材質は、レーザー光に対して光学的に透
明であること、融点・軟化点・分解温度が高いこと、形
成が容易であること、適度な熱伝導性を有するなどの観
点から選定される。
定できるレーザーのビーム径は0.82×λ÷NA(λ
は波長、NAはレンズの開口数)で定義される。従って
高密度記録のためレーザーに600nm以下のような短
波長のものを用いると、ビームスポット径は小さくな
る。
ファスビットを結晶化温度でアニールし、結晶化させる
ことで記録の消去をおこなっているが、ビームスポット
径が小さい場合、記録層が結晶化温度以上に保たれる時
間が短くなり結晶化が上手くいかなくなるという問題点
があった。
録層と第2の誘電体層の関係を改良することにより、記
録層が結晶化温度に保たれる時間を長くすることが可能
となり、結晶化温度の熱を十分な量与えることが出来、
特に600nm未満の短波長記録に適した光学記録用媒
体となることを見いだし、本発明に到達した。
層、相変化記録層、第2の誘電体層および反射層を順次
有する光学的情報記録用媒体であって、相変化記録層の
膜厚が20〜50nmであり、第2の誘電体層は熱伝導
率が1×10-3pJ・μm-1・K-1・ns-1以下の材質
からなり、且つ膜厚が10nm未満であることを特徴と
する光学的記録用媒体、およびこれを用いて波長600
nm未満のレーザーを用いて情報の記録再生を行うこと
を特徴とする記録再生方法である。
Te系等が好ましく用いられ、結晶化速度、非晶質化の
し易さ、結晶粒径、保存安定性等の改善のためSn,I
n,Ge,Pb,As,Se,Si,Bi,Au,T
i,Cu,Ag,Pt,Pd,Co,Ni等を加えても
よい。記録層の厚みが20nmより薄いと記録層自体に
よる熱保温性が少なくなり、また記録層の結晶化のため
の結晶核形成が抑えられ結晶化が抑制され、さらには十
分なコントラストが得られないという問題が生じる。
ライト時の物質移動が起こり易くなり記録層のクラック
が生じ易くなる。記録層の膜厚は20〜50nmが好ま
しい。記録層は、誘電体層で挟んで基板上に設けるが、
反射層、紫外線硬化樹脂からなる保護層等を設けてもよ
い。第1及び第2の誘電体層には、好ましくは硫化亜鉛
と二酸化ケイ素の混合物等の、透明で光学定数nが1.
9から2.4、kが0から0.05であり、熱膨張係数
が1.0×10-5以下の誘電体を用いることが好まし
い。
m未満とし、第1の誘電体層は好ましくは50nmから
250nmである。本発明においては第2の誘電体層の
厚さが10nm未満と、通常に比べて大変に薄くされて
いるのが特徴である。第2の誘電体層はなしでもよい
が、少なくとも1.0nm以上、好ましくは1nm以
上、製造上を考えれば5nm以上の厚さに設けるのが良
い。
J・μm-1・K-1・ns-1以下の材質のものを用いる。
このような厚さと熱伝導率にすることにより、第2の誘
電体層を伝ってすばやく記録層から熱を逃がすことで、
記録層が結晶化するための温度に保たれる幅を広くとる
ことが可能となり、十分に結晶化するための時間を稼ぐ
ことができる。
ガラス、プラスチック、ガラス上に光硬化性樹脂を設け
たもの等のいずれであってもよいが、本発明に用いた誘
電体層は耐熱性に優れ、基板の熱的変形防止効果がある
ため、現在光ディスク用基板として一般的に使用されて
いるポリカーボネート樹脂基板を使用することが可能で
ある。
g等の、熱伝導性の高い物質を用いることが好ましく、
その厚みは通常100〜200nmの範囲に選ばれる。
記録層、誘電体層、反射層はスパッタリング法などによ
って形成される。記録膜用ターゲット、誘電体膜用ター
ゲット、必要な場合には反射層材料用ターゲットを同一
真空チャンバー内に設置したインライン装置で膜形成を
行うことが各層間の酸化や汚染を防ぐ点で望ましい。ま
た、生産性の面からもすぐれている。
のバルクでの値ではなく、薄膜の熱伝導率である。薄膜
の熱伝導率測定法には、J.C.Lambropoul
os,et.al.,J.Appl.Phys.,6
6,4230(1989)、I.Hatta,et.a
l.,Rev.Sci.Instrum.,56,16
43(1985)や、M.Horie,et.al.,
MitsubishiKasei R&D Revie
w,4(2),68(1990)等に示されている。具
体的には光交流励起法による熱伝導率測定装置を用いれ
ば良い。
る。 実施例1 ポリカーボネート樹脂基板上に(ZnS)80(Si
O2)20(数字は成分割合を示し単位はmol%)の組成、
波長488nmの場合の光学定数がn=2.2、k=0
の第1の誘電体膜を155nm、Ge2Sb2Te5(組
成は比率で示した)記録膜を30nm、(ZnS)
80(SiO2)20の組成、波長488nmの場合の光学
定数がn=2.2、k=0の第2の誘電体膜(熱伝導率
3.5×10-4pJ・μm-1・K-1・ns-1)を5n
m、Al合金反射膜を200nm、スパッタリング法に
より順に形成した。さらに反射層の上部に紫外線硬化樹
脂層を設けた。
アモルファス状態であるので、Arレーザーで結晶化さ
せ初期化を行った後、波長488nmのレーザーピック
アップを用いた評価装置でディスクの動特性を評価し
た。線速度10m/secで記録パワー12mW、消去
パワー6mWで記録周波数8.58MHz、パルス幅3
8nsecの信号を記録した時のC/N比、および消去
パワーをDC照射した時の消去比はそれぞれ56dB、
28dBであった。さらに、消去比20dB以上の消去
パワーマージンは4mWであった。
O2)20の組成、波長488nmの場合の光学定数がn
=2.2、k=0の第1の誘電体膜を155nm、Ge
2Sb2Te5記録膜を30nm、Al合金反射膜を20
0nm、スパッタリング法により順に形成した。さらに
反射層の上部に紫外線硬化樹脂層を設けた。
アモルファス状態であるので、Arレーザーで結晶化さ
せ初期化を行った後、波長488nmのレーザーピック
アップを用いた評価装置でディスクの動特性を評価し
た。線速度10m/secで記録パワー15mW、消去
パワー7mWで記録周波数8.58MHz、パルス幅3
8nsecの信号を記録した時のC/N比、および消去
パワーをDC照射した時の消去比はそれぞれ52dB、
30dBであった。さらに、消去比20dB以上の消去
パワーマージンは4mWであった。
O2)20の組成、波長488nmの場合の光学定数がn
=2.2、k=0の第1の誘電体膜を160nm、Ge
2Sb2Te5記録膜を20nm、(ZnS)80(Si
O2)20の組成、波長488nmの場合の光学定数がn
=2.2、k=0の第2の誘電体膜(熱伝導率3.5×
10-4pJ・μm-1・K-1・ns-1)を20nm、Al
合金反射膜を200nm、スパッタリング法により順に
形成した。
設けた。上記のように作成したディスクの記録層はアモ
ルファス状態であるので、Arレーザーで結晶化させ初
期化を行った後、波長488nmのレーザーピックアッ
プを用いた評価装置でディスクの動特性を評価した。線
速度10m/secで記録パワー8mW、消去パワー4
mWで記録周波数8.58MHz、パルス幅38nse
cの信号を記録した時のC/N比、および消去パワーを
DC照射した時の消去比はそれぞれ56dB、20dB
であった。さらに、消去比20dB以上の消去パワーマ
ージンは0.3mWであった。
レーザー波長600nm以下の光源を用いて、感度良く
C/N比および消去比の良い記録再生特性を得ることが
できる。
Claims (2)
- 【請求項1】 基板上に、第1の誘電体層、相変化記録
層、第2の誘電体層および反射層を順次有する光学的情
報記録用媒体であって、相変化記録層の膜厚が20〜5
0nmであり、第2の誘電体層は熱伝導率が1×10-3
pJ・μm-1・K-1・ns-1以下の材質からなり、且つ
膜厚が10nm未満であることを特徴とする光学的記録
用媒体。 - 【請求項2】 請求項1記載の光学的記録媒体に、波長
600nm未満のレーザー光を用いて情報の記録再生を
行うことを特徴とする記録再生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5275705A JP2903969B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5275705A JP2903969B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07130001A true JPH07130001A (ja) | 1995-05-19 |
| JP2903969B2 JP2903969B2 (ja) | 1999-06-14 |
Family
ID=17559223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5275705A Expired - Lifetime JP2903969B2 (ja) | 1993-11-04 | 1993-11-04 | 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2903969B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003098619A1 (en) * | 2002-04-22 | 2003-11-27 | Tdk Corporation | Optical recording medium |
-
1993
- 1993-11-04 JP JP5275705A patent/JP2903969B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2003098619A1 (en) * | 2002-04-22 | 2003-11-27 | Tdk Corporation | Optical recording medium |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2903969B2 (ja) | 1999-06-14 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| KR100770768B1 (ko) | 광 기록매체와 이 광 기록매체를 이용한 기록방법 | |
| JP2000113514A (ja) | 相変化型光ディスク | |
| JPH06195747A (ja) | 光ディスク | |
| US6660451B1 (en) | Optical information recording medium | |
| JPH03224790A (ja) | 情報記録媒体 | |
| KR19990072947A (ko) | 광디스크 | |
| JPH11513166A (ja) | 可逆性光情報媒体 | |
| JP3963781B2 (ja) | 光記録媒体 | |
| JP2778237B2 (ja) | 光学的情報記録媒体及び光学的記録・消去方法 | |
| JPWO2002043058A1 (ja) | 光記録媒体の検査方法及び光記録媒体の製造方法 | |
| JP3277733B2 (ja) | 光ディスクへの光学的情報の記録方法および記録装置 | |
| JP2553736B2 (ja) | 光記録媒体と光記録媒体の製造方法 | |
| JP2629746B2 (ja) | 光記録媒体 | |
| JP2903969B2 (ja) | 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 | |
| JP2903970B2 (ja) | 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 | |
| JPH04232780A (ja) | 相変化光学式記録用媒体 | |
| JPH07161071A (ja) | 光記録媒体 | |
| KR100186525B1 (ko) | 상변화형 광디스크 구조 | |
| JPH06150375A (ja) | 光学的記録用媒体およびこれを用いた記録再生方法 | |
| JPH08180414A (ja) | 光学的情報記録方法 | |
| JPH03224791A (ja) | 情報記録媒体 | |
| JP2002123973A (ja) | 相変化型の再書込み可能な光記録素子 | |
| JPH07220303A (ja) | 相変化型光ディスク媒体 | |
| JPH0863781A (ja) | 相変化型光ディスク | |
| JPH01112538A (ja) | 光学式情報記録媒体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090326 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100326 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110326 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120326 Year of fee payment: 13 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130326 Year of fee payment: 14 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140326 Year of fee payment: 15 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |