JPH071347U - 減衰力可変型緩衝器 - Google Patents

減衰力可変型緩衝器

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JPH071347U
JPH071347U JP3004893U JP3004893U JPH071347U JP H071347 U JPH071347 U JP H071347U JP 3004893 U JP3004893 U JP 3004893U JP 3004893 U JP3004893 U JP 3004893U JP H071347 U JPH071347 U JP H071347U
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port
adjuster
flow
damping force
lateral hole
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JP3004893U
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正 吉田
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株式会社ユニシアジェックス
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キャビテーションの発生による減衰力特性波
形の乱れを防止することができる減衰力可変型緩衝器の
提供。 【構成】 ピストン2の軸心部に設けられたスタッド3
と、スタッド3の貫通穴3b内において回動可能に設け
られた筒状の調整子12と、スタッド3の周壁を貫通し
て形成された第1ポート3cと、調整子12の周壁を径
方向に貫通して形成されていて調整子12の回動に基づ
いて第1ポート3cとの間で可変絞り部Rを形成する第
1横孔12bと、スタッド3の第1ポート3cと調整子
12の第1横孔12b及び中空部12a内を経由して2
室A,B間を連通する圧側第2流路Jと、調整子12の
中空部12a内に設けられていて第1横孔12bにおけ
る径方向の流れと中空部12aにおける軸方向の流れと
の流れ方向の変更を案内する円錐状傾斜面13aを有す
る整流用ブッシュ13とを備えている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、自動車のサスペンションに用いるのに最適な、減衰力特性レンジを 変化可能な緩衝器に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の減衰力可変型緩衝器としては、例えば、実公平3−56670号公報に 記載されているようなものが知られている。 この従来の減衰力可変型緩衝器は、シリンダ内を2室に画成して設けられたピ ストンと、緩衝器の伸行程時に画成された2室間の流体の流通を制限することで 減衰力を発生する伸側減衰バルブと、緩衝器の圧行程時に画成された2室間の流 体の流通を制限することで減衰力を発生する圧側減衰バルブと、ピストンを貫通 するピストンロッドの軸心部に形成された中空部と、該中空部内において回動可 能に設けられた筒状の調整子と、前記ピストンロッドの周壁を貫通して形成され たポートと、前記調整子の周壁を径方向に貫通して形成されていて調整子の回動 に基づいてポートとの間で可変絞り部を形成する横孔と、前記ピストンロッドの ポートと調整子の横孔及び中空部内を経由することで両減衰バルブをバイパスし て2室間を連通するバイパス流路とを備えていて、前記調整子を回転させて可変 絞り部を開閉することによってバイパス流路の流路断面積を変化させ、これによ り、伸側及び圧側の減衰力特性のレンジを同時に変更可能に構成されたものであ った。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の減衰力可変型緩衝器にあっては、上述のように、調整子 におけるバイパス流路を構成する軸方向の中空部と径方向の横孔とが直交してい て流体の流れ方向が急激に変化する構造であったため、同部分においてキャビテ ーションを発生させ、これにより、減衰力特性の波形に乱れを生じさせるという 問題点があった。
【0004】 本考案は、上述のような従来の問題点に着目して成されたもので、キャビテー ションの発生による減衰力特性波形の乱れを防止することができる減衰力可変型 緩衝器を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述のような目的を達成するために、本考案の減衰力可変型緩衝器では、シリ ンダ内を2室に画成して設けられたバルブボディと、該バルブボディの軸心部に 設けられた筒状部材と、該筒状部材の中空部内において回動可能に設けられた筒 状の調整子と、前記筒状部材の周壁を貫通して形成されたポートと、前記調整子 の周壁を径方向に貫通して形成されていて調整子の回動に基づいてポートとの間 で可変絞り部を形成する横孔と、前記筒状部材のポートと調整子の横孔及び中空 部内を経由して2室間を連通する連通流路と、前記調整子の中空部内に設けられ ていて横孔における径方向の流れと中空部における軸方向の流れとの流れ方向の 変更を案内する傾斜面を有する整流部材と、を備えている手段とした。
【0006】
【作用】
本考案の減衰力可変型緩衝器では、調整子を回動させることにより可変絞り部 の絞り開度を変化させ、これにより、2室間を連通する連通流路における流体流 通量を変化させることにより、緩衝器の行程時に発生する減衰力特性のレンジを 変更させることができる。
【0007】 そして、連通流路を流通する流体は、整流部材の傾斜面に案内されることによ って、横孔における径方向の流れと中空部における軸方向の流れとの間における 方向変化がスムーズに行なわれるもので、これにより、キャビテーションの発生 を防止することができる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面により詳述する。 まず、実施例の構成について説明する。 図8は、本考案実施例の減衰力可変型緩衝器の構成を示す断面図であって、こ の緩衝器は、シリンダ1と、シリンダ1を上部室Aと下部室Bとに画成したピス トン(バルブボディ)2と、シリンダ1の外周にリザーバ室32を形成した外筒 33と、下部室Bとリザーバ室32とを画成したベース34と、ピストン2に連 結されたピストンロッド17の摺動をガイドするガイド部材35と、ピストンロ ッド17の上端に設けられたパルスモータ31と、外筒33と車体との間に介在 されたサスペンションスプリング36と、バンパラバー37とを備えている。
【0009】 次に、図1は、前記ピストン2部分を示す拡大断面図であって、該ピストン2 は、ピストンロッド17の先端部に螺合して取り付けられたスタッド(筒状部材 )3の先端小径部3aに取り付けられている。
【0010】 即ち、前記スタッド3の先端小径部3aに、圧側サブボディ7,圧側サブバル ブ8,ワッシャ5a,カラー4a,ワッシャ5b,圧側メイン減衰バルブ6,ピ ストン2,伸側メイン減衰バルブ9,ワッシャ5c,伸側サブボディ10,伸側 サブバルブ11,ワッシャ5d,カラー4bを順次装着し、最後にナット16で 締結している。
【0011】 また、前記スタッド3には、その軸芯部に貫通穴(中空部)3bが穿設される と共に、その周壁を直径方向に貫通する状態で上方から順に、第1ポート3c, 第2ポート3d,第3ポート3e,第4ポート3f及び第5ポート3gが穿設さ れている。尚、前記第4ポート3fと第5ポート3gだけは軸方向同一位置に形 成されているが、各ポートは、それぞれ周方向に位相をずらせた位置に形成され ている。また、第1ポート3cと第5ポート3gは周方向に2つ、第2ポート3 dと第3ポート3eと第4ポート3fは周方向に4つ、それぞれ形成されている 。そして、前記第3ポート3eと第4ポート3fは、2つづつが近接して形成さ れていて、2つで一つのポートを構成した形となっている(図4,5,6,7参 照)。
【0012】 前記圧側サブボディ7は、その下面に圧側サブバルブ8により開閉される環状 溝7aが形成され、この環状溝7aは第1ポート3cと連通されている。
【0013】 また、上部室A側であるピストン2の上端面には、圧側連通孔2eを介して下 部室Bに連通されて、前記圧側メイン減衰バルブ6により開閉される4つの圧側 環状溝2bと、ピストン2の内周から外周に至る伸側連通溝2cとが形成され、 また、ピストン2の内周上部には、前記第2ポート3dと伸側連通溝2cとを連 通する内周環状溝2dが形成されている(図2参照)。
【0014】 一方、下部室B側であるピストン2の下端面には、伸側連通孔2hを介して上 部室Aに連通された4つの伸側内側溝2fと、この伸側内側溝2fの外側に形成 され、ピストン2の内周に連通された伸側外側溝2gとが形成され、また、ピス トン2の内周下部には、前記第3ポート3eと伸側外側溝2gとを連通する内周 環状溝2kが形成されている(図3参照)。
【0015】 前記伸側サブボディ10は、その下面に伸側サブバルブ11により開閉される 環状溝10aが形成され、この環状溝10aは半径方向溝10b及び内周環状溝 10cを介して第4ポート3f及び第5ポート3gと連通されている。
【0016】 さらに、前記スタッド3の貫通穴3b内には、調整子12が回動自在に設けら れている。
【0017】 この調整子12は、その軸心部に、その下端が前記下部室Bに連通した中空部 12aを有した筒状に形成され、また、その周壁には、前記第1ポート3cと中 空部12aとを連通する第1横孔12bと、第2ポート3dと第3ポート3eと 第4ポート3fとを連通する縦溝12cと、4つの第2ポート3dをその内周側 で連通する環状溝12eと、第5ポート3gと中空部12aとを連通する第2横 孔12dが形成されている。そして、この第2横孔12dには、その流路を絞る オリフィスfが形成されている。
【0018】 また、調整子12の中空部12a内上端部には整流部材を構成する整流用ブッ シュ13が嵌入装着されている。この整流用ブッシュ13は、その下端に円錐状 の傾斜面13aが形成されていて、中空部12a内を軸方向に流れる流体をこの 傾斜面13aで案内することによって径方向への流れにスムーズに変化させるこ とができる。
【0019】 本考案実施例では、以上のような構成としたため、伸行程で流体が流通可能な 流路としては図示の4つの流路がある。即ち、伸側連通孔2h等を経由して伸側 内側溝2fの位置から伸側メイン減衰バルブ9の内側及び外周部を開弁して下部 室Bに至る伸側第1流路Dと、第2ポート3d,縦溝12c及び第3ポート3e 等を経由し伸側外側溝2gの位置から伸側メイン減衰バルブ9の外周部を開弁し て下部室Bに至る伸側第2流路Eと、第2ポート3d,縦溝12c及び第4ポー ト3f等を経由し伸側サブバルブ11を開弁して下部室Bに至る伸側第3流路F と、第2ポート3d,縦溝12c,第4ポート3f,内周環状溝2m,第5ポー ト3g等を経由して下部室Bに至る伸圧共通バイパス流路Gとである。
【0020】 一方、圧行程で流体が流通可能な経路としては図示の3つの流路がある。即ち 、圧側連通孔2e等を経由し圧側メイン減衰バルブ6を開弁して上部室Aに至る 圧側第1流路Hと、中空部12a,第1横孔12b,第1ポート3c等を経由し 圧側サブバルブ8を開弁して上部室Aに至る圧側第2流路(連通流路)Jと、前 記伸圧共通バイパス流路Gとである。
【0021】 以上のように、第1横孔12bと第1ポート3cとの間で、圧側可変絞り(可 変絞り部)Rを形成し、縦溝12cと第3ポート3eとの間で、伸側第1可変絞 りSを形成し、縦溝12cと第4ポート3dとの間で、伸側第2可変絞りTを形 成し、第2横孔12dと第5ポート3gとの間で、伸圧共通可変絞りUを形成し ている。
【0022】 また、調整子12の回動は、コントロールロッド15により成されるもので、 このコントロールロッド15は、ピストンロッド17の貫通穴17a内を貫通し て上端部まで延在され、ピストンロッド17の上端部に設けられたパルスモータ 31により回動されるようになっている(図8参照)。
【0023】 そして、前記調整子12は、その回動に基づいて減衰力ポジションを図4〜図 7に示すポジションの範囲内で任意のポジション位置に切り換え可能となってい る。
【0024】 まず、図6に示す第1ポジションでは、各可変絞りR,S,T,Uの全てが開 かれていて、前記伸行程における4つの流路D,E,F,Gと、圧行程における 3つの流路H,J,Gのすべてが流通可能となっている。尚、伸圧共通可変絞り Uは全開状態であるが、他の可変絞りR,S,Tは全開状態よりは少し絞られた 状態となっている。
【0025】 従って、伸行程時には、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい伸圧 共通バイパス流路Gを流通し、ピストン速度が早くなるにつれて、伸側第3流路 F,伸側第2流路E,伸側第1流路Dの順に流通を開始し、これにより、伸行程 の減衰力特性レンジはソフトレンジの状態となる。
【0026】 一方、圧行程時には、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい伸圧共 通バイパス流路Gを流通し、ピストン速度が早くなるにつれて、圧側第2流路J ,圧側第1流路Dの順に流通を開始し、これにより、圧行程の減衰力特性レンジ もソフトレンジの状態となる(図9の)。
【0027】 また、図5に示す第2ポジションでは、伸側第1可変絞りSが大きく絞られて 、伸側第2可変絞りT及び伸圧共通可変絞りUが閉じられると共に、圧側可変絞 りRは全開状態となっていて、伸側第2流路Eと、圧側第2流路Jとが流通可能 となっている。
【0028】 従って、伸行程時には、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい伸側 第2流路Eを流通し、ピストン速度が早くなるにつれて、伸側第1流路Dを流通 するもので、これにより、伸行程の減衰力特性レンジはミディアムレンジの状態 となる。
【0029】 一方、圧行程時には、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい圧側第 2流路Jを流通し、高ピストン速度域では圧側第1流路Hを流通するもので、こ れにより、圧行程の減衰力特性レンジは前記第1減衰ポジションよりはさらに低 いソフトレンジの状態となる(図9の)。
【0030】 また、図4に示す第3ポジションでは、圧側可変絞りRのみが全開状態となっ ていて、圧側第2流路Jだけが流通可能となっている。
【0031】 従って、伸行程時には、流体が流通抵抗の大きい伸側第1流路Dを流通し、こ れにより、伸行程の減衰力特性レンジはハードレンジの状態となる。
【0032】 一方、圧行程時には、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい圧側第 2流路Jを流通し、高ピストン速度域では圧側第1流路Hを流通し、これにより 、圧行程の減衰力特性レンジは前記第2ポジションと同じソフトレンジの状態に 維持される(図9の)。
【0033】 また、図7に示す第4ポジションでは、圧側可変絞りRと伸圧共通可変絞りU が閉じられて、伸側第1可変絞りSと伸側第2可変絞りTが全開状態となってい て、伸側第2及び第3流路だけが流通可能となっている。
【0034】 従って、伸行程時には、低ピストン速度域では、流体が流通抵抗の小さい伸側 第3流路Fを流通し、ピストン速度が早くなるにつれて、伸側第2流路E,伸側 第1流路Dの順に流通を開始し、これにより、伸行程の減衰力特性レンジは前記 第1ポジションよりはさらに低いソフトレンジの状態となる。
【0035】 一方、圧行程時には、流体が流通抵抗の大きい圧側第1流路Hを流通するもの で、これにより、圧行程の減衰力特性レンジはハードレンジの状態となる(図9 の)。
【0036】 つまり、図6に示す第1ポジションから図4に示す第3ポジション方向へ切り 換えるべく調整子12を反時計方向に回動させていくと、圧行程側の減衰力特性 レンジはさらにソフトレンジ方向に変化させた後、その状態に維持させる一方で 、伸行程側の減衰力特性レンジはハードレンジ方向へ変化させることができる( 図9の〜間)。
【0037】 また、図6に示す第1ポジションから図7に示す第4ポジション方向へ切り換 えるべく調整子12を時計方向に回動させていくと、伸行程側の減衰力特性レン ジはさらにソフトレンジ方向に変化させた後、その状態に維持させる一方で、圧 行程側の減衰力特性レンジはハードレンジ方向へ変化させることができる(図9 の〜間)。
【0038】 尚、図9の下部に、調整子12の変位に対する各流路E,F,G,Jの開閉状 況を示している。
【0039】 次に、実施例の作用について説明する。 (a)突起部通過時 大きなうねり路走行中で、緩衝器の行程が伸行程側(ハードレンジ状態)であ る時に、路面の突起部を通過すると、その逆行程側である圧行程側は常にソフト レンジとなっているため、緩衝器が速やかに収縮することで急激な上向き路面入 力が吸収され、これにより、車体側への衝撃伝達が緩和されて、車両の乗り心地 を確保することができる。
【0040】 (b)窪み部通過時 大きなうねり路走行中で、緩衝器の行程が圧行程(ハードレンジ状態)である 時に、路面の窪み部を通過すると、その逆行程側である伸行程側は常にソフトレ ンジとなっているため、緩衝器が速やかに伸長して車輪側を路面変化に追従させ 、これにより、車体の急激な沈み込みを防止して、車両の乗り心地及び操縦安定 性を確保することができる。
【0041】 (c)圧側第2流路流通時 圧側第2流路Jを流体が流通する時は、調整子12において、中空部12aに おける軸方向の流れから、第1横孔12bにおける径方向の流れにその流れ方向 が急変することになるが、その流れ方向が急変する位置、即ち、両流れ方向が交 差する部分に円錐状の傾斜面13aが設けられているため、流体の流れ方向の変 更がこの傾斜面13aによってスムーズに案内されるもので、これにより、流れ 方向の急激な変化に基づくキャビテーションの発生を防止することができる。
【0042】 以上説明したように、この実施例の減衰力可変型緩衝器では、伸行程及び圧行 程の内のいずれか一方の行程側の減衰力特性レンジがハードレンジである時には 、その逆行程側の減衰力特性レンジが常にソフトレンジとなっていることから、 低周波と高周波とが複合された路面入力に対しても、快適な乗り心地と操縦安定 性を確保することができるという特徴を有している。
【0043】 また、この実施例の減衰力可変型緩衝器では、圧側第2流路Jにおける流れ方 向の変更をスムーズに案内する円錐状の傾斜面13aを有することで、キャビテ ーションの発生を防止し、これにより、減衰力特性波形の乱れを防止することが できるようになるという特徴を有している。
【0044】 以上、本考案の実施例を図面により詳述してきたが、具体的な構成は、この実 施例に限られるものではなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲における設計変更 等があっても本考案に含まれる。
【0045】 例えば、実施例では、整流部材として、その下端に円錐状の傾斜面13aが形 成された整流用ブッシュ13を別体に形成し、これを調整子12における中空部 12a内に圧入装着させるようにしたが、その他に、例えば、図10に示すよう に、円錐状の傾斜面23aを有する整流用突起(整流部材)23を、調整子12 と一体に形成したり、図11に示すように、コントロールロッド15の先端部を 中空部12a内において押圧成形することによって、円錐状の傾斜面24aを有 する整流用突起(整流部材)24を形成させるようにしてもよい。
【0046】 また、実施例では、傾斜面を円錐状に形成したが、第1横孔12bと符合する 位置に平面状の傾斜面を形成させたり、第1横孔12bと中空部12aとを湾曲 状の傾斜面で案内させるようにすることもできる。
【0047】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案の減衰力可変型緩衝器では、調整子の中空部 内に設けられていて横孔における径方向の流れと中空部における軸方向の流れと の流れ方向の変更を案内する傾斜面を有する整流部材を備えたことで、流れの方 向変化がスムーズに行なわれ、これにより、キャビテーションの発生による減衰 力特性波形の乱れを防止することができるようになるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案実施例の減衰力可変型緩衝器の要部を示
す断面図(図2及び第3図のP−P断面)である。
【図2】図1のL−L断面図である。
【図3】図1のM−M断面図である。
【図4】調整子の第3ポジション位置を示す断面図で、
(イ) は図1のK−K断面図,(ロ) は図1のL−L断面
図,(ハ) は図1のM−M断面図,(ニ) は図1のN−N断
面図である。
【図5】調整子の第2ポジション位置を示す断面図で、
(イ) は図1のK−K断面図,(ロ) は図1のL−L断面
図,(ハ) は図1のM−M断面図,(ニ) は図1のN−N断
面図である。
【図6】調整子の第1ポジション位置を示す断面図で、
(イ) は図1のK−K断面図,(ロ) は図1のL−L断面
図,(ハ) は図1のM−M断面図,(ニ) は図1のN−N断
面図である。
【図7】調整子の第4ポジション位置を示す断面図で、
(イ) は図1のK−K断面図,(ロ) は図1のL−L断面
図,(ハ) は図1のM−M断面図,(ニ) は図1のN−N断
面図である。
【図8】本考案実施例の減衰力可変型緩衝器の全体構成
を示す断面図である。
【図9】実施例緩衝器の衰力切換特性及び各流路の開閉
状況を示す図である。
【図10】他の実施例を示す要部拡大断面図である。
【図11】他の実施例を示す要部拡大断面図である。
【符号の説明】
A 上部室 B 下部室 J 圧側第2流路(連通流路) 1 シリンダ 2 ピストン(バルブボディ) 3 スタッド(筒状部材) 3b 貫通穴(中空部) 3c 第1ポート 12 調整子 12a 中空部 12b 第1横孔 13 整流用ブッシュ(整流部材) 13a 傾斜面 23 整流用突起(整流部材) 23a 傾斜面 24 整流用突起(整流部材) 24a 傾斜面

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダ内を2室に画成して設けられた
    バルブボディと、 該バルブボディの軸心部に設けられた筒状部材と、 該筒状部材の中空部内において回動可能に設けられた筒
    状の調整子と、 前記筒状部材の周壁を貫通して形成されたポートと、 前記調整子の周壁を径方向に貫通して形成されていて調
    整子の回動に基づいてポートとの間で可変絞り部を形成
    する横孔と、 前記筒状部材のポートと調整子の横孔及び中空部内を経
    由して2室間を連通する連通流路と、 前記調整子の中空部内に設けられていて横孔における径
    方向の流れと中空部における軸方向の流れとの流れ方向
    の変更を案内する傾斜面を有する整流部材と、を備えて
    いることを特徴とする減衰力可変型緩衝器。
JP3004893U 1993-06-04 1993-06-04 減衰力可変型緩衝器 Pending JPH071347U (ja)

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