JPH0713986Y2 - 油圧打撃工具 - Google Patents

油圧打撃工具

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JPH0713986Y2
JPH0713986Y2 JP1988016191U JP1619188U JPH0713986Y2 JP H0713986 Y2 JPH0713986 Y2 JP H0713986Y2 JP 1988016191 U JP1988016191 U JP 1988016191U JP 1619188 U JP1619188 U JP 1619188U JP H0713986 Y2 JPH0713986 Y2 JP H0713986Y2
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JP
Japan
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oil
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oil supply
end side
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JP1988016191U
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JPH01121678U (ja
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幸三 藤川
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Mazda Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、油圧式の打撃工具に関するものである。
(従来の技術) 従来、油圧打撃工具において、実公昭61-8152号公報に
開示されているように、打撃ピストンの始動を良好に行
うため、ピストンの環状凹部より後側の外周面又はシリ
ンダの第2油路の開口部の周りのうち少なくともいずれ
か一方に、ピストンの環状凹部と第2油路とを連通する
始動用油路を設け、打撃性能を低下させることなく始動
を円滑に行うようにしたものが知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上記従来の油圧打撃工具では、始動用油路が第
2油路の開口部に連通する位置に設けられていたため、
ピストン及びシリンダに接する圧油の圧力の低下や上昇
が局部的に高振動度で起こり、その結果、ピストン及び
シリンダの表面で気泡の発生、崩壊が起こることで、キ
ャビテーション損傷を起こすという問題があった。
本考案はかかる点に鑑みてなされたもので、始動時、上
記始動用油路による局部的な油圧の上昇や低下を防止し
て、上記キャビテーション損傷の発生を防止することを
課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 本考案の上記課題を解決するための手段は、打撃工具本
体内に形成され前側から順に第1給油室、連通室、排油
室及び第2給油室を有するシリンダと、該シリンダ内に
摺動自在に嵌合されかつ外周面に前進端付近で上記シリ
ンダの連通室を第1給油室に連通させ、後退端付近で上
記連通室を排油室に連通させる環状凹部が形成されたピ
ストンと、該ピストンの環状凹部を介して上記シリンダ
の連通室が第1給油室又は排油室に連通したときに該連
通室の圧力により上記シリンダの第2給油室に対する圧
油の給排を切換える切換え弁とを備えた油圧打撃工具を
前提とする。そして、上記ピストンの上記環状凹部前端
部側の外周面に、上記環状凹部を介して上記シリンダの
連通室が第1給油室及び排油室のいずれにも連通してい
ないときに上記第1給油室と環状凹部とを連通する前端
部側の始動用溝を設けるとともに、上記ピストンの上記
環状凹部後端部側の外周面に、上記環状凹部を介して上
記シリンダの連通室が第1給油室及び排油室のいずれに
も連通していないときに上記排油室と環状凹部とを連通
する後端部側の始動用溝を設け、上記前端部側の始動用
溝と後端部側の始動用溝とは、ピストンの円周上におい
て互いに異なる位置に設定されているものとする。
(作用) これにより、本考案では、始動する際、ピストンの環状
凹部を介してシリンダの連通室が第1給油室又は排油室
のどちらにも連通しないことで切換え弁による圧油の給
排の切換えが不能の状態にあっても、前端部側の始動用
溝によりピストンの環状凹部とシリンダの第1給油室と
が連通し、後端部側の始動用溝によりピストンの環状凹
部と排油室とが連通するので、上記前端部側又は後端部
側の始動用溝を介して供給又は排出される圧油によって
上記切換え弁の作動不能状態が解消されて該切換え弁の
作動によりピストンが始動する。そして、この始動時、
上記前端部側及び後端部側の始動用溝はピストンの円周
上で互いに異なる位置に設けられているので、始動した
ピストンの環状凹部内に流れる圧油は、環状凹部内で圧
油の流れが局部的になることなく充分に拡散されて流
れ、上記始動用溝を通って流れる圧油による局部的な流
れを抑制することができる。
(実施例) 以下、図面に基づいて本考案の実施例を説明する。
第1図ないし第3図に示すように、油圧打撃工具1は主
要部としてシリンダ2、ピストン3、切換え弁4とを具
備している。
シリンダ2は前側から順に第1給油室5、連通室6、排
油室7、及び第2給油室8を有している。
第1給油室5には給油路9を通じてポンプ(図示省略)
からの圧油が高圧で供給される。
連通室6は連通路10によって切換え弁4の後部受圧面4b
と連通している。また、連通室6は、ピストン3の動き
によって、ピストン3の前進端付近ではピストン3の環
状凹部3aを介して上記第1給油室5と連通して圧油が供
給され、ピストン3の後退端付近ではピストン3の環状
凹部3aを介して排油室7と連通して圧油が排出されるよ
うに構成されている。
排油室7はピストン3の動きによって上記連通室6と連
通して上記連通室6に供給された圧油が排出できるよう
に排油路11を有している。
第2給油室8には圧油を高圧で供給する給油路9とその
圧油を排出する排油路13と連通室6に連通した連絡路10
とが切換え弁4で仕切られて開口しており、給油路9と
排油路13とは切換え弁4の作動によって油路9,13の切換
えが行われる。
切換え弁4は上記第2給油室8に圧油を供給する給油室
9の圧力を前部受圧面4aが受け、連絡路10の圧力を後部
受圧面4bが受けることによって作動する。この受圧面4
a,4bの受圧面積は給油路9からの圧力を受ける前部受圧
面4aの方が連絡路10からの圧力を受ける後部受圧面4bよ
りも小さく設定されている。
ピストン3は、後側の受圧面積3d(3i部断面積−3j部断
面積)を前側の受圧面積3e(3i部断面積−3h部断面積)
よりも大きくしており、その中間部には中間円柱部3iの
外周面を小径にした環状凹部3aを有している。この環状
凹部3aに対して、油圧打撃工具1起動時の始動性が良い
ように上記中間円柱部3iの前部側円柱部3fの外周面に、
上記環状凹部3aの前端部に連続して小巾で小深さの前端
部側の始動用溝3bが径方向に対向した位置に2ケ所設け
られ、後部側円柱部3gの外周面にも上記環状凹部3aの後
端部に連続して小巾で小深さの後端部側の始動用溝3cが
径方向に対向した位置に2ケ所設けられている。そし
て、この前端部側の始動用溝3bによって環状凹部3aと第
1給油室5とを連通し、後端部側の始動用溝3cによって
環状凹部3aと排油室7とを連通し、このことにより環状
凹部3aを介して連通室6と第1給油室5もしくは排油室
7とを常に連通するようにしている。さらに、本考案の
特徴として、上記前端部側の始動用溝3bと後端部側の始
動用溝3cとは、第2図及び第3図に示すように円周上に
おいて互いに異なる位置(90°ずれた位置)に設定され
ている。
次に、油圧打撃工具1の作動について説明する。
第1図に示すように、油圧打撃工具1は、ピストン3に
設けた環状凹部3aにより第1給油室5と連通室6とが直
接連通せず前端部側の始動用溝3bを通して連通してお
り、かつ排油室7と連通室6とが直接連通ぜず後端部側
の始動用溝3cを通して連通した状態で停止している。こ
の状態から、給油路9にポンプ(図示省略)からの高圧
の圧油を供給して油圧打撃工具1を起動させる場合、給
油路9を通じて第1給油室5に供給される圧油は前端部
側の始動用溝3bを通って環状凹部3a内に流入し、この圧
油の一部は後端部側の始動用溝3cを通って排油室7へ流
出する。
この際、始動時に急激に加えられる高圧油によって前端
部側の始動用溝3bから環状凹部3a内に流入する圧油は流
出可能な後端部側の始動用溝3cに向って局部的な圧油の
流れを形成しようとするが、前端部側の始動用溝3bと後
端部側の始動用溝3cとは円周上で異なる位置(90°位相
がずれた位置)に設けられているので、前端部側の始動
用溝3bから環状凹部3a内に流入した圧油は環状凹部3a内
で一旦拡散されたのち後端部側の始動用溝3cから流出す
ることになり、始動時の局部的な流れの発生を防止でき
る。
そして、上記後端部側の始動用溝3cを通って流出する一
部の圧油を除く残りの圧油は連通室6から連絡路10を通
して第2給油室8に設けた切換え弁4の後部受圧面4bに
作用する。同様に、給油路9を通して切換え弁4の前部
受圧面4aにも圧油が作用するが、後部受圧面4bの方が前
部受圧面4aよりも受圧面積が大きいので、上記切換え弁
4は前方に移動して第2給油室8の排油路13を開く。こ
れによって第2給油室8に溜っていた圧油は排油路13か
ら流出するので第2給油室8は低圧状態になる。また一
方で、第1給油室5へ供給される圧油はピストン3の前
側の受圧面積3e(3i部断面積−3h部断面積)に作用する
ので、後側の受圧面積3d(3i部断面積−3j部断面積)が
前側の受圧面積3eよりも大きいにもかかわらずピストン
3は後退して始動しはじめる。
(考案の効果) 以上のように本考案の油圧打撃工具によれば、ピストン
の環状凹部がシリンダの第1給油室及び排油室のいずれ
にも連通していないときに第1給油室と環状凹部とを連
通する前端部側の始動用溝と同じく排油室と環状凹部と
を連通する後端部側の始動用溝とを設け、両始動用溝の
位置関係をピストンの円周上で異なる位置としたことに
より、良好な始動性を確保しながら、上記環状凹部での
油の流れが分散されて局部的な油圧の上昇及び低下を防
止でき、環状凹部のキャビテーション損傷の発生を防止
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の実施例を示し、第1図は油圧
打撃工具の全体概略構成を示す側面断面図、第2図は第
1図のII-II線断面図、第3図は第1図のIII-III線断面
図である。 1……油圧打撃工具、2……シリンダ、3……ピスト
ン、3a……環状凹部、3b……前端部側の始動用溝、3c…
…後端部側の始動用溝、4……切換え弁、5……第1給
油室、6……連通室、7……排油室、8……第2給油
室。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】打撃工具本体内に形成され前側から順に第
    1給油室、連通室、排油室及び第2給油室を有するシリ
    ンダと、該シリンダ内に摺動自在に嵌合されかつ外周面
    に前進端付近で上記シリンダの連通室を第1給油室に連
    通させ、後退端付近で上記連通室を排油室に連通させる
    環状凹部が形成されたピストンと、該ピストンの環状凹
    部を介して上記シリンダの連通室が第1給油室又は排油
    室に連通したとき該連通室の圧力により上記シリンダの
    第2給油室に対する圧油の給排を切換える切換え弁とを
    備えた油圧打撃工具であって、 上記ピストンの上記環状凹部前端部側の外周面に、上記
    環状凹部を介して上記シリンダの連通室が第1給油室及
    び排油室のいずれにも連通していないときに上記第1給
    油室と環状凹部とを連通する前端部側の始動用溝を設け
    るとともに、上記ピストンの上記環状凹部後端部側の外
    周面に、上記環状凹部を介して上記シリンダの連通室が
    第1給油室及び排油室のいずれにも連通していないとき
    に上記排油室と環状凹部とを連通する後端部側の始動用
    溝を設け、 上記前端部側の始動用溝と後端部側の始動用溝とは、ピ
    ストンの円周上において互いに異なる位置に設定されて
    いることを特徴とする油圧打撃工具。
JP1988016191U 1988-02-09 1988-02-09 油圧打撃工具 Expired - Lifetime JPH0713986Y2 (ja)

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JPH01121678U JPH01121678U (ja) 1989-08-17
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