JPH07142185A - 制電シート - Google Patents

制電シート

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Publication number
JPH07142185A
JPH07142185A JP28933493A JP28933493A JPH07142185A JP H07142185 A JPH07142185 A JP H07142185A JP 28933493 A JP28933493 A JP 28933493A JP 28933493 A JP28933493 A JP 28933493A JP H07142185 A JPH07142185 A JP H07142185A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
discharge
paper
antistatic sheet
base cloth
conductive fibers
Prior art date
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Pending
Application number
JP28933493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kohei Yamada
耕平 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa KK
Original Assignee
Daiwa KK
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Filing date
Publication date
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  • Elimination Of Static Electricity (AREA)
  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Carpets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 優れた空中放電機能を持ち、しかもその機能
が容易に損なわれないようにした制電シートを提供する
こと 【構成】 導電性繊維15を加えて抄紙して成り、その
紙表面から導電性繊維15の一部が突出している放電紙
13と、放電紙13に接合された基布12と、基布12
側より放電紙13側に貫通した状態で略U字状となるよ
うに打ち込まれた導電性繊維15を含むパイル16とを
備えた制電シート11において、放電紙13が少なくと
も2枚交差して接着されていることを特徴とする制電シ
ート11。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用マット、自動
車用カーペット、あるいは床カーペット、特にコンピュ
ータルームやエレベータホール前に敷設されるカーペッ
トとして供される制電シートに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、制電シートとしては、本出願人が
出願した特開平2−267893号公報に記載されたも
のがある。この制電シート1は、図6に示すように、導
電性繊維を加えて抄紙して成り、その紙表面から前記導
電性繊維の一部が突出している放電紙3が基布2裏面に
接着され、これら基布2及び放電紙3に導電性繊維4を
含むパイル5が打ち込まれ、前記放電紙3裏面側にバッ
キング層6が形成されているものである。
【0003】そして、この制電シートにあっては、放電
紙が導電性繊維を加えて抄紙され、紙表面から導電性繊
維の一部がアンテナのように突出している構造を持つこ
とから、人体に帯電した静電気が速やかに吸収され且つ
空中放電されるようになっていた。又、基布及び放電紙
を貫通するように打ち込まれたパイルには導電性繊維が
含まれており、静電気の一部はこのパイルの導電性繊維
よっても吸収され且つ空中放電されるようになってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この制電シ
ートにおける放電紙は、放電紙の構成繊維を分散した漕
内にネットを一定方向に通過させて連続的に抄き上げる
ことにより抄紙されているので、当該紙には方向性があ
り、放電機能を発現するところの紙表面に突出する導電
性繊維の突出方向にも方向性があった。
【0005】このため、例えば当該放電紙の紙表面より
突出する導電性繊維の傾斜方向と同じ方向に荷重が加わ
ったときには、紙の導電性繊維は寝てしまい、静電気を
空中放電させるべきアンテナとしての機能が発揮されな
くなり、当該放電紙の放電機能が損なわれるという事態
を招く恐れがあった。
【0006】本発明は、特開平2−267893号公報
に記載の制電シートに更に改良を加えたものであり、優
れた空中放電機能を持ち、しかもその機能が容易に損な
われないようにした制電シートを提供することを目的と
してなされたものである。
【0007】
【課題を解決するための手段及び作用】上記目的を達成
するため、請求項1記載の発明は、導電性繊維を加えて
抄紙して成り、その紙表面から前記導電性繊維の一部が
突出している放電紙と、放電紙に接合された基布と、基
布側より放電紙側に貫通した状態で略U字状となるよう
に打ち込まれた導電性繊維を含むパイルとを備えた制電
シートにおいて、前記放電紙が少なくとも2枚交差して
接着されていることを特徴とする制電シートをその要旨
とした。
【0008】請求項2記載の発明は、少なくとも2枚の
放電紙を接着する接着剤中に導電粉末が含まれているこ
とを特徴とする制電シートをその要旨とした。
【0009】以下、本発明の制電シートを図面に従って
詳細に説明する。図1及び図2に示すように、本発明の
制電シート11は基布12と放電紙13と導電性繊維1
5を含むパイル16とバッキング層17とからなる。基
布12には不織布、メッシュ、ポリアミド系織布などの
多孔性シート材が用いられており、基布12はこれら各
素材を所定の形状に裁断したものである。この基布12
には放電紙13が接合されている。
【0010】放電紙13は、炭素繊維、金属繊維、導電
性セラミックス繊維等の導電性繊維、アクリル繊維、ポ
リエステル繊維等の合成繊維、パルプ、ポリビニルアル
コールなどの熱可塑性バインダーを使用して湿式抄紙法
によって製造されたものであり、その紙表面には導電性
繊維の一部が突出している。このような放電紙13とし
ては、例えば炭素繊維等の導電性繊維を3〜15重量
%、アクリル繊維、ポリエステル繊維等の合成繊維を2
0〜70重量%(前記導電性繊維及び合成繊維の繊度
は、ともに1ないし5d、繊維長は3〜20mm)、残
部木材パルプ及び繊維状の熱可塑性バインダーを上記範
囲内の比率で混合し、この混合物を叩解機を通して更に
細断して均一な混合物とした後、湿式抄紙法によって製
造されたものがある。この放電紙13の1平方センチメ
ートル当りには、50本以上の導電性繊維(図示しな
い)が同放電紙13表面より突出し、この突出部より静
電気が空中放電するようになっている。
【0011】この放電紙13が少なくとも2枚交差して
接着されている。放電紙13は上述の如く製造されるの
で、当該紙には方向性があり、放電機能を発現するとこ
ろの紙表面に突出する導電性繊維の突出方向にも方向性
がある。本発明では、図3及び図4に示すように放電紙
13が上下に交差して重ね合わされ、これら放電紙13
相互が接着剤により接着されているのである。尚、交差
角度は任意であり、直角、斜めなど自由に選択すること
ができる。また、重ね合わせる放電紙13の枚数も特に
限定されず、2枚、3枚、それ以上と当該シートの価
格、使用状態、用途などを考慮して適宜決定するとよ
い。これにより、放電紙13表面より突出する導電性繊
維(図示しない)は交差する放電紙13の枚数だけ異な
る方向に傾斜することになり、一の放電紙13における
導電性繊維の傾斜方向へ荷重が加わって当該繊維が寝て
しまっても、他の放電紙13における導電性繊維はその
影響を受け難く、当該放電紙の静電気の空中放電機能が
阻害されることもない。また、複数枚接着された放電紙
13はその分強度も大きくなり、後述するパイル16の
打ち込みの際にも放電紙13が破損し難くなり、より高
密度でのパイル16の打ち込みが可能となる。
【0012】また、前記互いに交差する放電紙を接着す
る接着剤中に導電粉末を含めて導電性を高めることもで
きる。導電粉末としては鉄、銅、アルミニウム、炭素な
どの導電性を有する材料を挙げることができ、その粒径
は接着剤中に均一に分散できるようにするため、小さけ
れば小さいほどよいが、取り扱い性の点から150〜4
00μmが好ましい。尚、放電紙相互を接着する接着剤
は放電紙間に部分的に存在させて放電紙と基布との間に
隙間を形成する場合と、放電紙相互を全面接着する場合
とがある。いずれの場合でもよいが、接着強度が要求さ
れる場合には全面接着を用い、比較的小さな強度でよ
く、むしろ高い除電性能を要求される場合には部分接着
がよい。
【0013】図2及び図5に示すように、上記基布12
及び放電紙13には複数本のパイル16が基布12側よ
り放電紙13側へ貫通した状態で略U字状となるように
打ち込まれている。このパイル16には、ポリアミド繊
維などの合成繊維のみから成るものと、合成繊維に導電
性繊維15を含ませたものの2種類のものがある。尚、
これら2種類のパイル16のマット11に打ち込まれる
比率は、マット11の大きさ、使用状態、価格などを考
慮して適宜決定するとよい。
【0014】このように基布12及び放電紙13に複数
本のパイル16が基布12側より放電紙13側へ貫通し
て打ち込まれた状態で放電紙13側に塩化ビニル樹脂等
の熱可塑性樹脂よりなるバッキング層17が形成され、
基布12及び放電紙13に打ち込まれたパイル15の固
定がなされている。
【0015】尚、バッキング層17は、基布及び放電紙
を金型(図示しない)上に塗布したゾル状のポリ塩化ビ
ニル等の熱可塑性樹脂より成るバッキング材上に載置し
金型(図示しない)を加熱することにより、バッキング
材を半ゲル化させて放電紙内部へと浸透させ、その後金
型(図示しない)を冷却せしめることにより、バッキン
グ材をゲル化するという方法により形成することができ
る。
【0016】上記の如く構成された制電シート11にあ
っては、車内において、人体に帯電した静電気が、人体
が当該制電シート11と接触することにより、制電シー
ト11のパイル16に接地され、パイル16の導電性繊
維15を通じて放電紙13に吸収されるようになってい
る。
【0017】吸収された静電気は、放電紙13から空中
放電される。前述した如く放電紙13は少なくとも2枚
交差して接着されているので、紙表面より突出する導電
性繊維は一方向ではなく、交差する放電紙13の枚数分
だけ様々な方向に傾斜することになり、一の方向に荷重
が加わることによっても、当該放電紙の放電機能が阻害
されずに保存され、しかも交差する放電紙の枚数分だけ
紙表面に突出する導電性繊維の数も多くなるので、その
分当該シートの空中放電機能も高くなり、より効率よく
静電気が空中放電されるようになっている。
【0018】尚、上記の制電シートは、空中放電による
除電だけではなく、アースコードで床面にアースすると
いう除電方法を併用することもできる。
【0019】
【発明の効果】上記構成を採ったことにより、請求項1
記載の制電シートにあっては、放電紙が少なくとも2枚
交差して接着されているので、紙表面より突出する導電
性繊維は一方向ではなく、交差する放電紙の枚数分だけ
様々な方向に傾斜することになり、一の方向に荷重が加
わることによっても、当該放電紙の放電機能が阻害され
ずに保存される。また、交差する放電紙の枚数分だけ紙
表面に突出する導電性繊維の数も多くなるので、その分
当該シートの空中放電機能も高くなり、より効率よく静
電気が空中放電される。
【0020】請求項2記載の制電シートにあっては、互
いに交差する放電紙を接着する接着剤中に導電粉末が含
まれているので、その分導電性が高く、より高い静電気
の除去機能を持っている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の制電シートを示す一部破断斜視図。
【図2】本発明の制電シートの要部を示す拡大断面図。
【図3】放電紙を交差して接着し、これに基布を接合し
ようとする組み立て斜視図。
【図4】図3に示す3者が接合された状態を示す拡大断
面図。
【図5】放電紙に基布を接合した状態でパイルを打ち込
んだ状態を示す拡大断面図。
【図6】従来の制電シートの要部を示す拡大断面図。
【符号の説明】
12・・・基布 13・・・放電紙 16・・・パイル

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電性繊維を加えて抄紙して成り、その
    紙表面から前記導電性繊維の一部が突出している放電紙
    と、放電紙に接合された基布と、基布側より放電紙側に
    貫通した状態で略U字状となるように打ち込まれた導電
    性繊維を含むパイルとを備えた制電シートにおいて、前
    記放電紙が少なくとも2枚交差して接着されていること
    を特徴とする制電シート。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも2枚の放電紙を接着する
    接着剤中に導電粉末が含まれていることを特徴とする請
    求項1記載の制電シート。
JP28933493A 1993-11-18 1993-11-18 制電シート Pending JPH07142185A (ja)

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JP28933493A JPH07142185A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 制電シート

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JP28933493A JPH07142185A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 制電シート

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JPH07142185A true JPH07142185A (ja) 1995-06-02

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JP28933493A Pending JPH07142185A (ja) 1993-11-18 1993-11-18 制電シート

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037877A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Daiwa:Kk 制電性吸音カーペット
CN106343836A (zh) * 2016-08-31 2017-01-25 广东伟略科技有限公司 一种智能除静电被褥及其除静电方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007037877A (ja) * 2005-08-05 2007-02-15 Daiwa:Kk 制電性吸音カーペット
CN106343836A (zh) * 2016-08-31 2017-01-25 广东伟略科技有限公司 一种智能除静电被褥及其除静电方法

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