JPH079607A - 導電性シート及びその用途 - Google Patents
導電性シート及びその用途Info
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- JPH079607A JPH079607A JP5173579A JP17357993A JPH079607A JP H079607 A JPH079607 A JP H079607A JP 5173579 A JP5173579 A JP 5173579A JP 17357993 A JP17357993 A JP 17357993A JP H079607 A JPH079607 A JP H079607A
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Landscapes
- Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 基布層と導電性不織布層とが、前記基布中を
突き抜ける形で位置している、導電性パウダーと樹脂と
の混合物層を介して積層されていることを特徴とする導
電性シート、及びこの導電性シートを靴中敷に使用して
なる安全靴。 【効果】 本発明の導電性シートは、電気特性に優れた
ものであり、特に帯電しにくいという特色がある。しか
も本発明の導電性シートは、任意のデザインを施すこと
が可能であって、しかも小ロット対応の可能なものであ
る。したがって、本発明の導電性シートは、安全靴の外
観上の差別化に役立つと共に、生産ロットが小さくて済
むため、在庫リスクも小さくすることができるという実
益がある。
突き抜ける形で位置している、導電性パウダーと樹脂と
の混合物層を介して積層されていることを特徴とする導
電性シート、及びこの導電性シートを靴中敷に使用して
なる安全靴。 【効果】 本発明の導電性シートは、電気特性に優れた
ものであり、特に帯電しにくいという特色がある。しか
も本発明の導電性シートは、任意のデザインを施すこと
が可能であって、しかも小ロット対応の可能なものであ
る。したがって、本発明の導電性シートは、安全靴の外
観上の差別化に役立つと共に、生産ロットが小さくて済
むため、在庫リスクも小さくすることができるという実
益がある。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は導電性シート及びその用
途に関し、詳しくは電気特性に優れており、かつ、任意
のデザインを施すことが可能であって、しかも小ロット
対応の可能な導電性シート、及びこの導電性シートを靴
中敷に使用してなる安全靴に関する。
途に関し、詳しくは電気特性に優れており、かつ、任意
のデザインを施すことが可能であって、しかも小ロット
対応の可能な導電性シート、及びこの導電性シートを靴
中敷に使用してなる安全靴に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】以前、
安全靴の中敷として、導電性の不織布からなる中敷が用
いられていた。ところが、この導電性の不織布からなる
中敷は、その表面が不均一であって、外観上などから問
題があった。そこで、この導電性の不織布の表面に基布
を接着することにより、その欠点を解消する試みがなさ
れている。この場合、基布自体は導電性を持たないた
め、カーボン糸等の導電糸を織り込んだ基布を用い、こ
れを導電性の不織布の表面に接着してなる導電性シート
が中敷として用いられている。
安全靴の中敷として、導電性の不織布からなる中敷が用
いられていた。ところが、この導電性の不織布からなる
中敷は、その表面が不均一であって、外観上などから問
題があった。そこで、この導電性の不織布の表面に基布
を接着することにより、その欠点を解消する試みがなさ
れている。この場合、基布自体は導電性を持たないた
め、カーボン糸等の導電糸を織り込んだ基布を用い、こ
れを導電性の不織布の表面に接着してなる導電性シート
が中敷として用いられている。
【0003】しかしながら、この導電性シートは、基布
の生産ロットが大きいため、小回りがきかない等の問題
があった。すなわち、この導電性シートは、基布の生産
ロットが大きいため、この導電性シートから製造される
靴中敷は画一的デザインのものとなってしまい、その結
果として、安全靴のデザイン上での差別化を難しくして
いた。また、この導電性シートは、基布の生産ロットが
大きいため、ある程度の量を在庫する必要があり、在庫
リスクも大きくなるという問題があった。さらにまた、
導電性シートとして、より一層電気特性に優れたものが
要望されていた。
の生産ロットが大きいため、小回りがきかない等の問題
があった。すなわち、この導電性シートは、基布の生産
ロットが大きいため、この導電性シートから製造される
靴中敷は画一的デザインのものとなってしまい、その結
果として、安全靴のデザイン上での差別化を難しくして
いた。また、この導電性シートは、基布の生産ロットが
大きいため、ある程度の量を在庫する必要があり、在庫
リスクも大きくなるという問題があった。さらにまた、
導電性シートとして、より一層電気特性に優れたものが
要望されていた。
【0004】本発明は、このような従来の問題点を解消
し、電気特性に優れており、かつ、任意のデザインを施
すことが可能であって、しかも小ロット対応の可能な導
電性シート、及びこの導電性シートを靴中敷に使用して
なる安全靴を提供することを目的とするものである。
し、電気特性に優れており、かつ、任意のデザインを施
すことが可能であって、しかも小ロット対応の可能な導
電性シート、及びこの導電性シートを靴中敷に使用して
なる安全靴を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち本発明は、基布
層と導電性不織布層とが、前記基布中を突き抜ける形で
位置している、導電性パウダーと樹脂との混合物層を介
して積層されていることを特徴とする導電性シートを提
供するものである。
層と導電性不織布層とが、前記基布中を突き抜ける形で
位置している、導電性パウダーと樹脂との混合物層を介
して積層されていることを特徴とする導電性シートを提
供するものである。
【0006】以下、本発明を図面により説明する。図1
は、本発明の導電性シートの断面形状の一態様を示す説
明図である。図中、符号1は基布層であり、符号2は導
電性不織布層である。基布層1としては、織物か不織布
からなるものであれば特に制限はないが、織り目の粗い
ものを用いることが好ましい。これは、織り目の粗いも
のの方が、裏面まで、導電性パウダーと樹脂との混合物
が突き抜けやすいからである。具体的には例えば、メッ
シュタイプのポリエステル織物等が用いられる。この基
布層1の厚みは特に制限はないが、0.1〜0.3mm
が好ましい。
は、本発明の導電性シートの断面形状の一態様を示す説
明図である。図中、符号1は基布層であり、符号2は導
電性不織布層である。基布層1としては、織物か不織布
からなるものであれば特に制限はないが、織り目の粗い
ものを用いることが好ましい。これは、織り目の粗いも
のの方が、裏面まで、導電性パウダーと樹脂との混合物
が突き抜けやすいからである。具体的には例えば、メッ
シュタイプのポリエステル織物等が用いられる。この基
布層1の厚みは特に制限はないが、0.1〜0.3mm
が好ましい。
【0007】次に、導電性不織布層2は、導電性を有す
る不織布からなるものであれば特に制限はない。通常
は、不織布にニッケル,銅,亜鉛等の導電性金属を混入
させて導電性をもたせたものが用いられる。具体的には
例えば、ポリエステル繊維とニッケル繊維を交絡させて
なる導電性不織布(フジロン5000MX,株式会社コ
ロンブス製)が挙げられる。なお、不織布自体の素材と
しては通常使用されるものであればよく、例えばポリプ
ロピレン(PP),ポリエチレン(PE),ポリエステ
ル,ポリアミド等の熱可塑性樹脂からなる不織布が用い
られる。特に、シート成形性、保型性、靴中敷としての
意匠性、毛羽立ち防止等の観点から、強度比(MD/T
D)が1〜2であり、しかも破断強度が縦,横方向いず
れも80%以上の不織布シートを熱圧着したものが好ま
しい。なお、この不織布層としては、導電性の他に、除
電性,難帯電性を有するものを用いることが好ましい。
また、この導電性不織布層2の厚みは内容物により異な
るが、不織布層としては、通常、目付け100〜150
0g/m2 程度のものが用いられる。
る不織布からなるものであれば特に制限はない。通常
は、不織布にニッケル,銅,亜鉛等の導電性金属を混入
させて導電性をもたせたものが用いられる。具体的には
例えば、ポリエステル繊維とニッケル繊維を交絡させて
なる導電性不織布(フジロン5000MX,株式会社コ
ロンブス製)が挙げられる。なお、不織布自体の素材と
しては通常使用されるものであればよく、例えばポリプ
ロピレン(PP),ポリエチレン(PE),ポリエステ
ル,ポリアミド等の熱可塑性樹脂からなる不織布が用い
られる。特に、シート成形性、保型性、靴中敷としての
意匠性、毛羽立ち防止等の観点から、強度比(MD/T
D)が1〜2であり、しかも破断強度が縦,横方向いず
れも80%以上の不織布シートを熱圧着したものが好ま
しい。なお、この不織布層としては、導電性の他に、除
電性,難帯電性を有するものを用いることが好ましい。
また、この導電性不織布層2の厚みは内容物により異な
るが、不織布層としては、通常、目付け100〜150
0g/m2 程度のものが用いられる。
【0008】本発明の導電性シートは、前記基布層1と
導電性不織布層2とが、前記基布1中を突き抜ける形で
位置している、導電性パウダーと樹脂との混合物層3を
介して積層されていることを特徴とするものである。
導電性不織布層2とが、前記基布1中を突き抜ける形で
位置している、導電性パウダーと樹脂との混合物層3を
介して積層されていることを特徴とするものである。
【0009】ここで混合物層3を形成する一方の成分で
ある導電性パウダーとしては、導電性を有し、かつ粉末
状(例えば針状粉末など)のものであればよく特に制限
はない。具体的には例えば、大塚化学(株)製のデント
ール(チタン酸カリウムウィスカ)、松下アムテック
(株)製の導電性ウィスカ(酸化亜鉛化合物)などが挙
げられる。
ある導電性パウダーとしては、導電性を有し、かつ粉末
状(例えば針状粉末など)のものであればよく特に制限
はない。具体的には例えば、大塚化学(株)製のデント
ール(チタン酸カリウムウィスカ)、松下アムテック
(株)製の導電性ウィスカ(酸化亜鉛化合物)などが挙
げられる。
【0010】また、混合物層3を形成する他方の成分で
ある樹脂としては、上記導電性パウダーを分散しうるも
のであれば特に制限はなく、様々なものを用いることが
できる。最も好ましいのは、ポリ塩化ビニル(PVC)
であるが、その他に、例えばポリウレタン,アクリル,
ラテックス等を使用することもできる。
ある樹脂としては、上記導電性パウダーを分散しうるも
のであれば特に制限はなく、様々なものを用いることが
できる。最も好ましいのは、ポリ塩化ビニル(PVC)
であるが、その他に、例えばポリウレタン,アクリル,
ラテックス等を使用することもできる。
【0011】本発明における混合物層3は、上記導電性
パウダーと上記樹脂との混合物からなるものであって、
上記導電性パウダーを、通常、全体の1〜99重量%の
割合、好ましくは全体の5〜40重量%の割合で含有す
るものである。
パウダーと上記樹脂との混合物からなるものであって、
上記導電性パウダーを、通常、全体の1〜99重量%の
割合、好ましくは全体の5〜40重量%の割合で含有す
るものである。
【0012】本発明においては、上記混合物層3が、そ
の一つ一つは前記基布1中を突き抜ける形で、かつ、全
体としては網目状やドット状に位置しており、しかもこ
の混合物層3を介して、前記基布層1と導電性不織布層
2とが積層されている。なお、図2は混合物層3が網目
状に形成された状態を示す説明図(導電性シートの平面
図)であり、図3は混合物層3がドット(斑点)状に形
成された状態を示す説明図(導電性シートの平面図)で
ある。
の一つ一つは前記基布1中を突き抜ける形で、かつ、全
体としては網目状やドット状に位置しており、しかもこ
の混合物層3を介して、前記基布層1と導電性不織布層
2とが積層されている。なお、図2は混合物層3が網目
状に形成された状態を示す説明図(導電性シートの平面
図)であり、図3は混合物層3がドット(斑点)状に形
成された状態を示す説明図(導電性シートの平面図)で
ある。
【0013】上記のように、本発明においては、混合物
層3を介して、前記基布層1と導電性不織布層2とが積
層されている。積層の態様としては、後述する製造方法
に示すように、前記基布層1と導電性不織布層2とを接
着剤層を用いることにより積層したものでもよい。すな
わち、接着力を強化するため、必要により、前記基布層
1と導電性不織布層2との間に、別途接着剤層(図示し
ていない)を介在させることもできる。そのような接着
剤層としては、基布1中を突き抜ける形で位置している
混合物層3と、導電性不織布層2とをダイレクトにコン
タクトさせる必要があることから、網目状の接着剤シー
トが最適である。具体的には例えば、ダイセル株式会社
製のナイロン12系樹脂からなる網目状シート(商品
名:ダイアミドスパン)を挙げることができる。
層3を介して、前記基布層1と導電性不織布層2とが積
層されている。積層の態様としては、後述する製造方法
に示すように、前記基布層1と導電性不織布層2とを接
着剤層を用いることにより積層したものでもよい。すな
わち、接着力を強化するため、必要により、前記基布層
1と導電性不織布層2との間に、別途接着剤層(図示し
ていない)を介在させることもできる。そのような接着
剤層としては、基布1中を突き抜ける形で位置している
混合物層3と、導電性不織布層2とをダイレクトにコン
タクトさせる必要があることから、網目状の接着剤シー
トが最適である。具体的には例えば、ダイセル株式会社
製のナイロン12系樹脂からなる網目状シート(商品
名:ダイアミドスパン)を挙げることができる。
【0014】なお、図4は従来の導電性シート(カーボ
ン導電糸を織り込んだ基布を用い、これを導電性の不織
布の表面に接着してなる導電性シート)の断面形状を示
す説明図である。図中、符号4はカーボン導電糸であ
る。また、図5はカーボン導電糸が織り込まれた状態を
示す説明図(導電性シートの平面図)である。
ン導電糸を織り込んだ基布を用い、これを導電性の不織
布の表面に接着してなる導電性シート)の断面形状を示
す説明図である。図中、符号4はカーボン導電糸であ
る。また、図5はカーボン導電糸が織り込まれた状態を
示す説明図(導電性シートの平面図)である。
【0015】以上の如き本発明の導電性シートは、例え
ば以下に示す方法により、効率よく製造することができ
る。即ち、接着剤層を用いる方法としては、次の2種類
の方法が挙げられる。第1の方法として、導電性パウダ
ーと樹脂との混合物(混合物層3)を、基布層1中を突
き抜けるように基布層1の上から印刷(プリント)した
後、前記基布層1と導電性不織布層2とを接着剤層(図
示していない)を介して接着する方法がある。第2の方
法として、基布層1と導電性不織布層2とを接着剤層
(図示していない)を介して接着した後、導電性パウダ
ーと樹脂との混合物(混合物層3)を、基布層1中を突
き抜けるように基布層1の上から印刷(プリント)する
方法がある。
ば以下に示す方法により、効率よく製造することができ
る。即ち、接着剤層を用いる方法としては、次の2種類
の方法が挙げられる。第1の方法として、導電性パウダ
ーと樹脂との混合物(混合物層3)を、基布層1中を突
き抜けるように基布層1の上から印刷(プリント)した
後、前記基布層1と導電性不織布層2とを接着剤層(図
示していない)を介して接着する方法がある。第2の方
法として、基布層1と導電性不織布層2とを接着剤層
(図示していない)を介して接着した後、導電性パウダ
ーと樹脂との混合物(混合物層3)を、基布層1中を突
き抜けるように基布層1の上から印刷(プリント)する
方法がある。
【0016】なお、いずれの方法においても、基布層1
中を突き抜けるように印刷されている導電性パウダーと
樹脂との混合物(混合物層3)と、導電性不織布層2と
をダイレクトにコンタクトさせて、全体として導電性を
持たせることが必要である。したがって、接着剤層を介
在させる場合には、網目状の接着剤シートなどを用い
て、両者間のダイレクトなコンタクトを可能とすること
が必要である。
中を突き抜けるように印刷されている導電性パウダーと
樹脂との混合物(混合物層3)と、導電性不織布層2と
をダイレクトにコンタクトさせて、全体として導電性を
持たせることが必要である。したがって、接着剤層を介
在させる場合には、網目状の接着剤シートなどを用い
て、両者間のダイレクトなコンタクトを可能とすること
が必要である。
【0017】導電性パウダーと樹脂との混合物(混合物
層3)を、導電性不織布層2の上に載置された基布層1
中を突き抜けるように基布層1の上から印刷(プリン
ト)するには、例えばロータリー型スクリーン印刷機と
類似した設備を用いて行なえばよい。
層3)を、導電性不織布層2の上に載置された基布層1
中を突き抜けるように基布層1の上から印刷(プリン
ト)するには、例えばロータリー型スクリーン印刷機と
類似した設備を用いて行なえばよい。
【0018】さらに、本発明は、上記した導電性シート
を靴中敷に使用してなる安全靴をも提供するものであ
る。
を靴中敷に使用してなる安全靴をも提供するものであ
る。
【0019】
【実施例】次に本発明を実施例により詳しく説明する。
【0020】実施例1 ロータリー型スクリーン印刷機と類似した設備を用い、
大塚化学(株)製デントール(チタン酸カリウムウィス
カ)を10重量%の割合で含有するポリ塩化ビニル(混
合物層3)を、メッシュタイプのポリエステル織物(基
布層1)にドット状に(図3に示すように)プリントし
た。この結果、このポリエステル織物(基布層1)の裏
面まで、混合物層3が突き抜けたものが得られた。次
に、このものを160℃の温度で5分間乾燥した後、1
40℃のシリンダーロールにて、ホットメルト接着シー
ト(ダイセル株式会社製のナイロン12系樹脂からなる
網目状シート、商品名:ダイアミドスパン)を介して、
導電性不織布(ポリエステル繊維とニッケル繊維を交絡
させてなる導電性不織布、商品名:フジロン5000M
X,株式会社コロンブス製)(導電性不織布層2)とホ
ットメルト接着(ホットメルト温度140℃)して、導
電性シートを得た。得られた導電性シートの電気特性を
第1表に示す。なお、電気特性の試験方法は次の通りで
ある。
大塚化学(株)製デントール(チタン酸カリウムウィス
カ)を10重量%の割合で含有するポリ塩化ビニル(混
合物層3)を、メッシュタイプのポリエステル織物(基
布層1)にドット状に(図3に示すように)プリントし
た。この結果、このポリエステル織物(基布層1)の裏
面まで、混合物層3が突き抜けたものが得られた。次
に、このものを160℃の温度で5分間乾燥した後、1
40℃のシリンダーロールにて、ホットメルト接着シー
ト(ダイセル株式会社製のナイロン12系樹脂からなる
網目状シート、商品名:ダイアミドスパン)を介して、
導電性不織布(ポリエステル繊維とニッケル繊維を交絡
させてなる導電性不織布、商品名:フジロン5000M
X,株式会社コロンブス製)(導電性不織布層2)とホ
ットメルト接着(ホットメルト温度140℃)して、導
電性シートを得た。得られた導電性シートの電気特性を
第1表に示す。なお、電気特性の試験方法は次の通りで
ある。
【0021】〔電気特性の試験方法〕 体積固有抵抗値:JIS−K−6911に準拠して測
定 静電気減衰度:JIS−L−1094に準拠して測定 摩擦帯電圧:JIS−L−1094Bに準拠して測定
定 静電気減衰度:JIS−L−1094に準拠して測定 摩擦帯電圧:JIS−L−1094Bに準拠して測定
【0022】比較例1 図4に示すような従来品について、電気特性を測定し
た。カーボン導電糸入りの帝人製ナイロン織物を、実施
例1と同様に、140℃のシリンダーロールにて、ホッ
トメルト接着シート(ダイセル株式会社製のナイロン1
2系樹脂からなる網目状シート、商品名:ダイアミドス
パン)を介して、導電性不織布(ポリエステル繊維とニ
ッケル繊維を交絡させてなる導電性不織布、商品名:フ
ジロン5000MX,株式会社コロンブス製)(導電性
不織布層2)とホットメルト接着(ホットメルト温度1
40℃)して得られた導電性シートについて電気特性を
測定した。結果を第1表に示す。
た。カーボン導電糸入りの帝人製ナイロン織物を、実施
例1と同様に、140℃のシリンダーロールにて、ホッ
トメルト接着シート(ダイセル株式会社製のナイロン1
2系樹脂からなる網目状シート、商品名:ダイアミドス
パン)を介して、導電性不織布(ポリエステル繊維とニ
ッケル繊維を交絡させてなる導電性不織布、商品名:フ
ジロン5000MX,株式会社コロンブス製)(導電性
不織布層2)とホットメルト接着(ホットメルト温度1
40℃)して得られた導電性シートについて電気特性を
測定した。結果を第1表に示す。
【0023】参考例1 導電性不織布(ポリエステル繊維とニッケル繊維を交絡
させてなる導電性不織布、商品名:フジロン5000M
X,株式会社コロンブス製)自体の電気特性を測定し
た。結果を第1表に示す。
させてなる導電性不織布、商品名:フジロン5000M
X,株式会社コロンブス製)自体の電気特性を測定し
た。結果を第1表に示す。
【0024】実施例2 ロータリー型スクリーン印刷機と類似した設備を用い、
松下アムテック株式会社製の導電性ウィスカ(導電性パ
ウダー)を10重量%の割合で含有するポリ塩化ビニル
(混合物層3)を用い、これを導電性不織布(ポリエス
テル繊維とニッケル繊維を交絡させてなる導電性不織
布、商品名:フジロン5000MX,株式会社コロンブ
ス製)(導電性不織布層2)の上に載置されたメッシュ
タイプのポリエステル織物(基布層1)中を突き抜ける
ように、基布層1の上から網目状に(図2に示すよう
に)プリントして、図1に示されているような、基布層
1と導電性不織布層2とが、導電性パウダーと樹脂との
混合物層3を介して積層されている導電性シートを得
た。得られた導電性シートの電気特性を第1表に示す。
松下アムテック株式会社製の導電性ウィスカ(導電性パ
ウダー)を10重量%の割合で含有するポリ塩化ビニル
(混合物層3)を用い、これを導電性不織布(ポリエス
テル繊維とニッケル繊維を交絡させてなる導電性不織
布、商品名:フジロン5000MX,株式会社コロンブ
ス製)(導電性不織布層2)の上に載置されたメッシュ
タイプのポリエステル織物(基布層1)中を突き抜ける
ように、基布層1の上から網目状に(図2に示すよう
に)プリントして、図1に示されているような、基布層
1と導電性不織布層2とが、導電性パウダーと樹脂との
混合物層3を介して積層されている導電性シートを得
た。得られた導電性シートの電気特性を第1表に示す。
【0025】実施例3 実施例1において、プリントをドットではなく、図2に
示すような網目状に行なったこと以外は、実施例1と同
様にして行ない、導電性シートを得た。得られた導電性
シートの電気特性を第1表に示す。
示すような網目状に行なったこと以外は、実施例1と同
様にして行ない、導電性シートを得た。得られた導電性
シートの電気特性を第1表に示す。
【0026】
【表1】
【0027】第1表に示すように、本発明品(実施例
1,2,3)は、従来品(比較例1)と比較して、体積
固有抵抗値は同等であったが、静電気減衰度において
は、初期帯電量(実施例1,3と比較例1のみ)が約1
/3〜1/5、半減時間が約1/60以下であり、摩擦
帯電圧は約1/4以下であった。したがって、本発明品
は従来品と比べて帯電しにくく、靴下等との摩擦による
中敷シートで発生する電位を従来品より低く抑えること
ができると考えられる。また、実施例1と実施例3との
比較から明らかなように、網目状に混合物層を形成した
もの(実施例3)が、ドット状に混合物層を形成したも
の(実施例1)より、電気特性が優れていることが分か
る。
1,2,3)は、従来品(比較例1)と比較して、体積
固有抵抗値は同等であったが、静電気減衰度において
は、初期帯電量(実施例1,3と比較例1のみ)が約1
/3〜1/5、半減時間が約1/60以下であり、摩擦
帯電圧は約1/4以下であった。したがって、本発明品
は従来品と比べて帯電しにくく、靴下等との摩擦による
中敷シートで発生する電位を従来品より低く抑えること
ができると考えられる。また、実施例1と実施例3との
比較から明らかなように、網目状に混合物層を形成した
もの(実施例3)が、ドット状に混合物層を形成したも
の(実施例1)より、電気特性が優れていることが分か
る。
【0028】
【発明の効果】本発明の導電性シートは、電気特性に優
れたものであり、特に帯電しにくいという特色がある。
しかも本発明の導電性シートは、任意のデザインを施す
ことが可能であって、しかも小ロット対応の可能なもの
である。したがって、本発明の導電性シートは、安全靴
の外観上の差別化に役立つと共に、生産ロットが小さく
て済むため、在庫リスクも小さくすることができるとい
う実益がある。
れたものであり、特に帯電しにくいという特色がある。
しかも本発明の導電性シートは、任意のデザインを施す
ことが可能であって、しかも小ロット対応の可能なもの
である。したがって、本発明の導電性シートは、安全靴
の外観上の差別化に役立つと共に、生産ロットが小さく
て済むため、在庫リスクも小さくすることができるとい
う実益がある。
【図1】本発明の導電性シートの断面形状の一態様を示
す説明図である。
す説明図である。
【図2】本発明の導電性シートにおいて、混合物層3が
網目状に形成された状態を示す説明図である。
網目状に形成された状態を示す説明図である。
【図3】本発明の導電性シートにおいて、混合物層3が
ドット(斑点)状に形成された状態を示す説明図であ
る。
ドット(斑点)状に形成された状態を示す説明図であ
る。
【図4】従来の導電性シートの断面形状を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】従来の導電性シートにおいて、カーボン導電糸
が織り込まれた状態を示す説明図である。
が織り込まれた状態を示す説明図である。
1 基布層 2 導電性不織布層 3 混合物層 4 カーボン導電糸 5 接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大山 茂 兵庫県姫路市白浜町甲841番地の3 出光 石油化学株式会社内 (72)発明者 服部 悦郎 東京都葛飾区宝町2丁目19番9号 株式会 社コロンブス内
Claims (2)
- 【請求項1】 基布層と導電性不織布層とが、前記基布
中を突き抜ける形で位置している、導電性パウダーと樹
脂との混合物層を介して積層されていることを特徴とす
る導電性シート。 - 【請求項2】 請求項1記載の導電性シートを靴中敷に
使用してなる安全靴。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173579A JPH079607A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 導電性シート及びその用途 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5173579A JPH079607A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 導電性シート及びその用途 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079607A true JPH079607A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15963194
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5173579A Withdrawn JPH079607A (ja) | 1993-06-22 | 1993-06-22 | 導電性シート及びその用途 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH079607A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001096109A1 (en) * | 2000-06-16 | 2001-12-20 | Texon Uk Limited | Conductive laminated insole and stiffeners |
| JP2007201094A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kumahira Co Ltd | 電磁波シールドボックス |
| JP2013059412A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 帯電防止靴 |
| US12090708B2 (en) | 2021-12-16 | 2024-09-17 | Textron Innovations Inc. | Self heating structural adhesives for out-of-autoclave and out-of-oven curing |
-
1993
- 1993-06-22 JP JP5173579A patent/JPH079607A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001096109A1 (en) * | 2000-06-16 | 2001-12-20 | Texon Uk Limited | Conductive laminated insole and stiffeners |
| JP2007201094A (ja) * | 2006-01-25 | 2007-08-09 | Kumahira Co Ltd | 電磁波シールドボックス |
| JP2013059412A (ja) * | 2011-09-12 | 2013-04-04 | Sumitomo Rubber Ind Ltd | 帯電防止靴 |
| US12090708B2 (en) | 2021-12-16 | 2024-09-17 | Textron Innovations Inc. | Self heating structural adhesives for out-of-autoclave and out-of-oven curing |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
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