JPH07150035A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
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- JPH07150035A JPH07150035A JP29933693A JP29933693A JPH07150035A JP H07150035 A JPH07150035 A JP H07150035A JP 29933693 A JP29933693 A JP 29933693A JP 29933693 A JP29933693 A JP 29933693A JP H07150035 A JPH07150035 A JP H07150035A
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- resin
- aromatic polysulfone
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- resin composition
- polysulfone resin
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Abstract
(57)【要約】
【構成】 芳香族ポリスルホン樹脂 (A) 5〜95重量%及
びポリアミド樹脂(B) 95〜 5重量%とからなる熱可塑性
樹脂組成物であって、該芳香族ポリスルホン樹脂とし
て、樹脂1g当たりアミノ基を20×10-6当量以上有する芳
香族ポリスルホン樹脂 (C)を樹脂組成物全量の 1〜95重
量%含有していることを特徴とする熱可塑性樹脂組成
物。 【効果】 耐薬品性、成形性、耐熱性および耐衝撃性な
どの物性のバランスが優れた熱可塑性樹脂を提供する。
びポリアミド樹脂(B) 95〜 5重量%とからなる熱可塑性
樹脂組成物であって、該芳香族ポリスルホン樹脂とし
て、樹脂1g当たりアミノ基を20×10-6当量以上有する芳
香族ポリスルホン樹脂 (C)を樹脂組成物全量の 1〜95重
量%含有していることを特徴とする熱可塑性樹脂組成
物。 【効果】 耐薬品性、成形性、耐熱性および耐衝撃性な
どの物性のバランスが優れた熱可塑性樹脂を提供する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芳香族ポリスルホン樹
脂とポリアミド樹脂からなる熱可塑性樹脂組成物に関す
る。
脂とポリアミド樹脂からなる熱可塑性樹脂組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術及びその問題点】芳香族ポリスルホン樹脂
は、耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチックとし
て知られている。しかし、耐薬品性、成形性および耐衝
撃性が必ずしも良好でない問題点がある。その改良方法
として、例えば、特公昭 57-2744号公報、特開昭 56-13
3356号公報、特開昭 62-280256号公報、特開昭 46-6234
号公報、特開昭53-129248 号公報、特開平3-273056号公
報には、ポリアミド樹脂をブレンドした組成物が開示さ
れている。しかしながら、上記の方法で得られる組成物
は、耐熱性、成形性、機械物性あるいは耐薬品性などの
物性のバランスが必ずしも満足のいくものではない。
は、耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチックとし
て知られている。しかし、耐薬品性、成形性および耐衝
撃性が必ずしも良好でない問題点がある。その改良方法
として、例えば、特公昭 57-2744号公報、特開昭 56-13
3356号公報、特開昭 62-280256号公報、特開昭 46-6234
号公報、特開昭53-129248 号公報、特開平3-273056号公
報には、ポリアミド樹脂をブレンドした組成物が開示さ
れている。しかしながら、上記の方法で得られる組成物
は、耐熱性、成形性、機械物性あるいは耐薬品性などの
物性のバランスが必ずしも満足のいくものではない。
【0003】
【本発明の目的】本発明は、耐熱性、成形性、機械物性
あるいは耐薬品性などの物性のバランスに優れた熱可塑
性樹脂組成物を提供することを目的とする。
あるいは耐薬品性などの物性のバランスに優れた熱可塑
性樹脂組成物を提供することを目的とする。
【0004】
【問題点を解決するための技術的手段】本発明は、芳香
族ポリスルホン樹脂 (A) 5〜95重量%及びポリアミド樹
脂(B)95〜 5重量%とからなる熱可塑性樹脂組成物であ
って、該芳香族ポリスルホン樹脂として、樹脂1g当たり
アミノ基を20×10-6当量以上有する芳香族ポリスルホン
樹脂 (C)を樹脂組成物全量の 1〜95重量%含有している
ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関する。
族ポリスルホン樹脂 (A) 5〜95重量%及びポリアミド樹
脂(B)95〜 5重量%とからなる熱可塑性樹脂組成物であ
って、該芳香族ポリスルホン樹脂として、樹脂1g当たり
アミノ基を20×10-6当量以上有する芳香族ポリスルホン
樹脂 (C)を樹脂組成物全量の 1〜95重量%含有している
ことを特徴とする熱可塑性樹脂組成物に関する。
【0005】本発明の組成物の成分(A) の芳香族ポリス
ルホン樹脂は、一般式 −(Ph−X1 −Ph−X2 −────Ph−Xi )− (但し、X1 〜Xi は、芳香環を繋ぐ結合基または直接
結合で、少なくとも 1個はSO2 基であり、Phは芳香
環を示す) で表される繰り返し単位を有する芳香族ポリ
スルホン樹脂であり、芳香環を繋ぐものとしては、SO
2 基以外では、脂肪族基、O,S,CO,COO,CO
NHなどの結合基、または、芳香環の直接結合などがあ
る。特に、本発明の芳香族ポリスルホン樹脂に用いられ
るものでは、SO2 ,O,芳香環の直接結合などが好ま
しい。
ルホン樹脂は、一般式 −(Ph−X1 −Ph−X2 −────Ph−Xi )− (但し、X1 〜Xi は、芳香環を繋ぐ結合基または直接
結合で、少なくとも 1個はSO2 基であり、Phは芳香
環を示す) で表される繰り返し単位を有する芳香族ポリ
スルホン樹脂であり、芳香環を繋ぐものとしては、SO
2 基以外では、脂肪族基、O,S,CO,COO,CO
NHなどの結合基、または、芳香環の直接結合などがあ
る。特に、本発明の芳香族ポリスルホン樹脂に用いられ
るものでは、SO2 ,O,芳香環の直接結合などが好ま
しい。
【0006】本発明の芳香族ポリスルホン樹脂は、具体
的には以下のような繰り返し単位を有するものを挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
的には以下のような繰り返し単位を有するものを挙げら
れるが、これらに限定されるものではない。
【0007】−(Ph−SO2 −Ph−O−Ph−C
(CH3 )2 −Ph−O)− 、 −(Ph−SO2 −Ph−O)−、 −(Ph−SO2 −Ph−O−Ph−O)−、 −(Ph−SO2 −Ph−O−Ph−Ph−O)−、 −(Ph−SO2 −Ph−Ph−SO2 −Ph−O−P
h−O)− などの繰り返し単位が挙げられる。
(CH3 )2 −Ph−O)− 、 −(Ph−SO2 −Ph−O)−、 −(Ph−SO2 −Ph−O−Ph−O)−、 −(Ph−SO2 −Ph−O−Ph−Ph−O)−、 −(Ph−SO2 −Ph−Ph−SO2 −Ph−O−P
h−O)− などの繰り返し単位が挙げられる。
【0008】上記の芳香族ポリスルホン樹脂は、一般
に、有機極性溶媒中、アルカリ金属化合物の存在下、ジ
ハロゲノスルホン化合物と二価フェノール化合物との重
縮合反応、あるいは、予め合成した二価フェノールのア
ルカリ金属二塩とジハロゲノスルホン化合物との重縮合
反応より製造できる。
に、有機極性溶媒中、アルカリ金属化合物の存在下、ジ
ハロゲノスルホン化合物と二価フェノール化合物との重
縮合反応、あるいは、予め合成した二価フェノールのア
ルカリ金属二塩とジハロゲノスルホン化合物との重縮合
反応より製造できる。
【0009】二価フェノール化合物の具体例としては、
例えば、ハイドロキノン、カテコール、レゾルシン、
4,4'-ビフェノール、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)プロパンなどのビス(ヒドロキシフェニル)アルカ
ン類、ジヒドロキシジフェニルスルホン類、ジヒドロキ
シジフェニルエーテル類、あるいはそれらのベンゼン環
の水素の少なくとも一つが、適当な置換基(例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基などの低級アルキル基、
あるいは、メトキシ基、エトキシ基などの低級アルコキ
シ基などの置換基)で置換されたものを挙げることがで
きる。あるいは、上記の二価フェノール化合物類に替え
て、二価チオフェノール類を用いてもよい。上記の二価
フェノール化合物を二種類以上混合して用いることもで
きる。
例えば、ハイドロキノン、カテコール、レゾルシン、
4,4'-ビフェノール、2,2-ビス(4-ヒドロキシフェニ
ル)プロパンなどのビス(ヒドロキシフェニル)アルカ
ン類、ジヒドロキシジフェニルスルホン類、ジヒドロキ
シジフェニルエーテル類、あるいはそれらのベンゼン環
の水素の少なくとも一つが、適当な置換基(例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基などの低級アルキル基、
あるいは、メトキシ基、エトキシ基などの低級アルコキ
シ基などの置換基)で置換されたものを挙げることがで
きる。あるいは、上記の二価フェノール化合物類に替え
て、二価チオフェノール類を用いてもよい。上記の二価
フェノール化合物を二種類以上混合して用いることもで
きる。
【0010】本発明においては、二価フェノール化合物
としてハイドロキノンと 4,4'-ビフェノールを特定の比
率で仕込んで製造した芳香族ポリスルホン系樹脂が、耐
熱性及び機械物性が優れており、好ましく用いられる。
としてハイドロキノンと 4,4'-ビフェノールを特定の比
率で仕込んで製造した芳香族ポリスルホン系樹脂が、耐
熱性及び機械物性が優れており、好ましく用いられる。
【0011】すなわち、ハイドロキノンとジハロゲノス
ルホン化合物との縮合により生成する下式の反復単位
(I) 、
ルホン化合物との縮合により生成する下式の反復単位
(I) 、
【化1】
【0012】及び、 4,4'-ビフェノールとジハロゲノス
ルホン化合物との縮合により生成する下式の反復単位(I
I)、
ルホン化合物との縮合により生成する下式の反復単位(I
I)、
【化2】 の比率が、0 〜70:30〜 100(モル%)、特に、10〜6
0:40〜90(モル%)である芳香族ポリスルホン系樹脂
が好ましい。
0:40〜90(モル%)である芳香族ポリスルホン系樹脂
が好ましい。
【0013】二価フェノール化合物は、ジハロゲノスル
ホン化合物と実質上等モル量で使用されることが好まし
い。製造する芳香族ポリスルホン系樹脂の分子量を調節
するために、二価フェノール化合物を等モルから僅かに
過剰量あるいは過少量で使用してもよい。この目的のた
めに、少量のモノハロゲノジフェニル化合物あるいは一
価フェノール化合物を重合溶液中に添加することができ
る。
ホン化合物と実質上等モル量で使用されることが好まし
い。製造する芳香族ポリスルホン系樹脂の分子量を調節
するために、二価フェノール化合物を等モルから僅かに
過剰量あるいは過少量で使用してもよい。この目的のた
めに、少量のモノハロゲノジフェニル化合物あるいは一
価フェノール化合物を重合溶液中に添加することができ
る。
【0014】ジハロゲノスルホン化合物の具体例として
は、例えば、4,4'- ジクロルジフェニルスルホン、4,4'
- ジフルオロジフェニルスルホン等のジハロゲノジフェ
ニルスルホン類、 4,4'-ビス(4-クロルフェニルスルホ
ニル)ビフェニル、 4,4'-ビス(4-フルオロフェニルス
ルホニル)ビフェニル等のビス(ハロゲノフェニルスル
ホニル)ビフェニル類などを挙げることができる。
は、例えば、4,4'- ジクロルジフェニルスルホン、4,4'
- ジフルオロジフェニルスルホン等のジハロゲノジフェ
ニルスルホン類、 4,4'-ビス(4-クロルフェニルスルホ
ニル)ビフェニル、 4,4'-ビス(4-フルオロフェニルス
ルホニル)ビフェニル等のビス(ハロゲノフェニルスル
ホニル)ビフェニル類などを挙げることができる。
【0015】上記の芳香族ポリスルホン系樹脂の分子量
は特に限定されないが、N-メチル-2- ピロリドンを溶媒
とした0.5g/100ml濃度の溶液について30℃で測定した還
元粘度(ηsp/c)が、 0.2〜 2.0のものが好ましく、0.
25〜 1.5のものが特に好ましく使用される。分子量が上
記の範囲より小さいと、芳香族ポリスルホン系樹脂の機
械的物性などが低下し、また、上記の範囲より大きいと
成形性が悪くなり好ましくない。
は特に限定されないが、N-メチル-2- ピロリドンを溶媒
とした0.5g/100ml濃度の溶液について30℃で測定した還
元粘度(ηsp/c)が、 0.2〜 2.0のものが好ましく、0.
25〜 1.5のものが特に好ましく使用される。分子量が上
記の範囲より小さいと、芳香族ポリスルホン系樹脂の機
械的物性などが低下し、また、上記の範囲より大きいと
成形性が悪くなり好ましくない。
【0016】本発明の組成物の成分(B) は、ポリアミド
樹脂である。ポリアミド樹脂とは、分子中に酸アミド結
合(−CONH−)を有するものであり、具体的には、
ε−カプロラクタム、6-アミノカプロン酸、ω- エナン
トラクタム、7-アミノヘプタン酸、11- アミノウンデカ
ン酸、9-アミノノナン酸、α- ピロリドン、α- ピペリ
ドンなどから得られる重合体または共重合体、例えば、
ポリカプロラクタム、ポリラウリン酸ラクタム、ポリア
ミノウンデカン酸などが挙げられる。ヘキサメチレンジ
アミン、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジア
ミン、ドデカメチレンジアミン、メタキシレンジアミン
などのジアミンとテレフタル酸、イソフタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸などのジカルボン酸とを重縮合して得
られる重合体、例えば、ポリヘキサメチレンアジピン酸
アミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンアゼライン
酸アミド(ナイロン69)、ポリヘキサメチレンセバシン
酸アミド(ナイロン 610)、ポリヘキサメチレンドデカ
ン二酸アミド(ナイロン 612)、ポリテトラメチレンア
ジピン酸アミド(ナイロン46)などのジアミンとジカル
ボン酸との縮合物、共重合体もしくはこれらの混合物を
挙げることができる。また、上記のポリアミド樹脂とし
て、ジアミンとジカルボン酸との原料比を変化させて末
端官能基のカルボン酸基とアミノ基の比率を替えたもの
を用いてもよい。
樹脂である。ポリアミド樹脂とは、分子中に酸アミド結
合(−CONH−)を有するものであり、具体的には、
ε−カプロラクタム、6-アミノカプロン酸、ω- エナン
トラクタム、7-アミノヘプタン酸、11- アミノウンデカ
ン酸、9-アミノノナン酸、α- ピロリドン、α- ピペリ
ドンなどから得られる重合体または共重合体、例えば、
ポリカプロラクタム、ポリラウリン酸ラクタム、ポリア
ミノウンデカン酸などが挙げられる。ヘキサメチレンジ
アミン、ノナメチレンジアミン、ウンデカメチレンジア
ミン、ドデカメチレンジアミン、メタキシレンジアミン
などのジアミンとテレフタル酸、イソフタル酸、アジピ
ン酸、セバシン酸などのジカルボン酸とを重縮合して得
られる重合体、例えば、ポリヘキサメチレンアジピン酸
アミド(ナイロン66)、ポリヘキサメチレンアゼライン
酸アミド(ナイロン69)、ポリヘキサメチレンセバシン
酸アミド(ナイロン 610)、ポリヘキサメチレンドデカ
ン二酸アミド(ナイロン 612)、ポリテトラメチレンア
ジピン酸アミド(ナイロン46)などのジアミンとジカル
ボン酸との縮合物、共重合体もしくはこれらの混合物を
挙げることができる。また、上記のポリアミド樹脂とし
て、ジアミンとジカルボン酸との原料比を変化させて末
端官能基のカルボン酸基とアミノ基の比率を替えたもの
を用いてもよい。
【0017】本発明で用いられるポリアミド樹脂の分子
量は特に限定されないが、平均分子量が 8,000〜50,00
0、特に10,000〜30,000のものが好ましい。
量は特に限定されないが、平均分子量が 8,000〜50,00
0、特に10,000〜30,000のものが好ましい。
【0018】本発明の組成物の成分(C) は、樹脂 1g 当
たりアミノ基を20×10-6当量以上有している芳香族ポリ
スルホン樹脂である。該芳香族ポリスルホン樹脂は、式
(III) で示した芳香族アミノフェノール化合物を、
たりアミノ基を20×10-6当量以上有している芳香族ポリ
スルホン樹脂である。該芳香族ポリスルホン樹脂は、式
(III) で示した芳香族アミノフェノール化合物を、
【化3】 (式中、 Xは化学結合手或いは-SO2- 、-O- 、-S- 、-C
O-及び-CR1R2- より成る群から選ばれる橋状基であり、
R1及びR2は水素、アルキル基又はアルコキシ基を示し、
p は 0又は 1である。)例えば、芳香族ポリスルホン樹
脂(A) を製造する時に二価フェノール化合物と共に使用
することにより製造できる。芳香族アミノフェノール化
合物としては、p-アミノフェノールを好適に用いること
ができる。通常、二価フェノール化合物 1モルに対して
式(III) に示した芳香族アミノフェノール化合物を0.00
1 モル以上使用することが好ましい。
O-及び-CR1R2- より成る群から選ばれる橋状基であり、
R1及びR2は水素、アルキル基又はアルコキシ基を示し、
p は 0又は 1である。)例えば、芳香族ポリスルホン樹
脂(A) を製造する時に二価フェノール化合物と共に使用
することにより製造できる。芳香族アミノフェノール化
合物としては、p-アミノフェノールを好適に用いること
ができる。通常、二価フェノール化合物 1モルに対して
式(III) に示した芳香族アミノフェノール化合物を0.00
1 モル以上使用することが好ましい。
【0019】本発明の成分(C) は、樹脂 1g 当たりアミ
ノ基を20×10-6当量以上、より好ましくは、30×10-6当
量以上有している芳香族ポリスルホン樹脂である。樹脂
1g当たりアミノ基の含量が20×10-6当量以上の芳香族
ポリスルホン樹脂を用いることにより、芳香族ポリスル
ホン樹脂とポリアミド樹脂との分散性が向上し、物性の
バランスが優れた熱可塑性樹脂組成物が得られる。
ノ基を20×10-6当量以上、より好ましくは、30×10-6当
量以上有している芳香族ポリスルホン樹脂である。樹脂
1g当たりアミノ基の含量が20×10-6当量以上の芳香族
ポリスルホン樹脂を用いることにより、芳香族ポリスル
ホン樹脂とポリアミド樹脂との分散性が向上し、物性の
バランスが優れた熱可塑性樹脂組成物が得られる。
【0020】上記の成分(C) の芳香族ポリスルホン系樹
脂の分子量は特に限定されないが、N-メチル-2- ピロリ
ドンを溶媒とした0.5g/100ml濃度の溶液について30℃で
測定した還元粘度(ηsp/c)が、 0.2〜 2.0のものが好
ましく、0.25〜 1.5のものが特に好ましく使用される。
脂の分子量は特に限定されないが、N-メチル-2- ピロリ
ドンを溶媒とした0.5g/100ml濃度の溶液について30℃で
測定した還元粘度(ηsp/c)が、 0.2〜 2.0のものが好
ましく、0.25〜 1.5のものが特に好ましく使用される。
【0021】本発明においては、組成物の各成分の混合
割合は、成分(A) の芳香族ポリスルホン樹脂が 5〜95重
量%、成分(B) のポリアミド樹脂が95〜 5重量%、及び
該芳香族ポリスルホン樹脂として、樹脂1g当たりアミノ
基を20×10-6当量以上有する芳香族ポリスルホン樹脂
(C)が樹脂組成物全量の 1〜95重量%である。
割合は、成分(A) の芳香族ポリスルホン樹脂が 5〜95重
量%、成分(B) のポリアミド樹脂が95〜 5重量%、及び
該芳香族ポリスルホン樹脂として、樹脂1g当たりアミノ
基を20×10-6当量以上有する芳香族ポリスルホン樹脂
(C)が樹脂組成物全量の 1〜95重量%である。
【0022】混合割合は、耐熱性、耐薬品性、成形性、
および機械物性などの物性のバランスに関係しており、
上記の範囲を外れるとこれらの物性のバランスが崩れ
る。すなわち、芳香族ポリスルホン樹脂の割合が95重量
%を越えると、成形性の改良効果が小さい。
および機械物性などの物性のバランスに関係しており、
上記の範囲を外れるとこれらの物性のバランスが崩れ
る。すなわち、芳香族ポリスルホン樹脂の割合が95重量
%を越えると、成形性の改良効果が小さい。
【0023】成分(C) の樹脂 1g 当たりアミノ基を20×
10-6当量以上有する芳香族ポリスルホン樹脂が 1重量%
以上混合されることにより、芳香族ポリスルホン樹脂と
ポリアミド樹脂との分散性が向上し、物性のバランスが
優れた熱可塑性樹脂組成物が得られる。
10-6当量以上有する芳香族ポリスルホン樹脂が 1重量%
以上混合されることにより、芳香族ポリスルホン樹脂と
ポリアミド樹脂との分散性が向上し、物性のバランスが
優れた熱可塑性樹脂組成物が得られる。
【0024】本発明の組成物は、上記の各成分に加え
て、ゴム状重合体を加えても良い。ゴム状重合体として
は、例えばポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレン
共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、スチレン−
ブタジエン共重合体ゴム、無水マレイン酸、無水イタコ
ン酸などの酸変性ゴム、グリシジルメタクリレート、グ
リシジルアクリレートなどのグリシジル基変性ゴムなど
を挙げることができる。また、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体ゴム、塩素化ポリエチレン、アクリルゴ
ム、スチレン−ブタジエン系ブロック共重合体ゴム(S
B、SBS)、スチレンイソプレン系ブロック共重合体
ゴム(SI、SIS)およびこれらの水添物(SEB、
SEBS、SEP、SEPS)およびこれらの官能基変
性物、あるいは、これらのゴム状重合体にスチレン及び
/又はアクリロニトリル、メチルメタクリレートをグラ
フトしたグラフト共重合体、スチレン−ブタジエン共重
合体ゴムとスチレン−アクリロニトリル樹脂などとのブ
レンド体、あるいはこれらの組合わせからなるABS樹
脂、AAS樹脂、ACS樹脂、AES樹脂、MBS樹
脂、MAS樹脂などを挙げることができる。その製造方
法としては、公知の製造方法、例えば、乳化重合法、懸
濁重合法、溶液重合法、塊状重合法等を挙げることがで
きる。上記のゴム状樹脂を加えることにより、組成物の
耐衝撃性(ノッチ付アイゾット強度)などの物性がより
向上する。
て、ゴム状重合体を加えても良い。ゴム状重合体として
は、例えばポリブタジエンゴム、エチレン−プロピレン
共重合体ゴム、エチレン−プロピレン共重合体ゴム、エ
チレン−プロピレン−ジエン共重合体ゴム、スチレン−
ブタジエン共重合体ゴム、無水マレイン酸、無水イタコ
ン酸などの酸変性ゴム、グリシジルメタクリレート、グ
リシジルアクリレートなどのグリシジル基変性ゴムなど
を挙げることができる。また、アクリロニトリル−ブタ
ジエン共重合体ゴム、塩素化ポリエチレン、アクリルゴ
ム、スチレン−ブタジエン系ブロック共重合体ゴム(S
B、SBS)、スチレンイソプレン系ブロック共重合体
ゴム(SI、SIS)およびこれらの水添物(SEB、
SEBS、SEP、SEPS)およびこれらの官能基変
性物、あるいは、これらのゴム状重合体にスチレン及び
/又はアクリロニトリル、メチルメタクリレートをグラ
フトしたグラフト共重合体、スチレン−ブタジエン共重
合体ゴムとスチレン−アクリロニトリル樹脂などとのブ
レンド体、あるいはこれらの組合わせからなるABS樹
脂、AAS樹脂、ACS樹脂、AES樹脂、MBS樹
脂、MAS樹脂などを挙げることができる。その製造方
法としては、公知の製造方法、例えば、乳化重合法、懸
濁重合法、溶液重合法、塊状重合法等を挙げることがで
きる。上記のゴム状樹脂を加えることにより、組成物の
耐衝撃性(ノッチ付アイゾット強度)などの物性がより
向上する。
【0025】本発明の組成物の特性を損なわない範囲に
おいて、さらに、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・プロピレン共重
合体、スチレン・ブタジエン共重合体、水素化スチレン
・ブタジエン共重合体、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリカ
ーボネート等の熱可塑性樹脂や、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性
樹脂、ガラス繊維、カーボン繊維、ボロン繊維、炭化ケ
イ素繊維、アスベスト繊維、金属繊維などの補強剤、ク
レー、マイカ、シリカ、グラファイト、ガラスビーズ、
炭酸カルシウム、タルク等の充填剤、あるいは酸化防止
剤、熱安定剤、紫外線防止剤、難燃剤、顔料、帯電防止
剤、着色剤等を 1種又は 2種以上添加してもよい。
おいて、さらに、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチ
レン・酢酸ビニル共重合体、エチレン・プロピレン共重
合体、スチレン・ブタジエン共重合体、水素化スチレン
・ブタジエン共重合体、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリカ
ーボネート等の熱可塑性樹脂や、フェノール樹脂、メラ
ミン樹脂、シリコーン樹脂、エポキシ樹脂等の熱硬化性
樹脂、ガラス繊維、カーボン繊維、ボロン繊維、炭化ケ
イ素繊維、アスベスト繊維、金属繊維などの補強剤、ク
レー、マイカ、シリカ、グラファイト、ガラスビーズ、
炭酸カルシウム、タルク等の充填剤、あるいは酸化防止
剤、熱安定剤、紫外線防止剤、難燃剤、顔料、帯電防止
剤、着色剤等を 1種又は 2種以上添加してもよい。
【0026】本発明の各成分を配合させる方法について
は特に制限はないが、通常の混練機を用いた混練により
配合させることができる。例えば、一軸押出機、二軸押
出機、ミキシングロール、バンバリーミキサー等を用い
溶融混練し、ペレットとして得ることができる。このペ
レットは射出成形、ブロー成形、押出成形等によってフ
ィルム、パイプ、チューブなどの任意の形状に成形され
る。
は特に制限はないが、通常の混練機を用いた混練により
配合させることができる。例えば、一軸押出機、二軸押
出機、ミキシングロール、バンバリーミキサー等を用い
溶融混練し、ペレットとして得ることができる。このペ
レットは射出成形、ブロー成形、押出成形等によってフ
ィルム、パイプ、チューブなどの任意の形状に成形され
る。
【0027】
【発明の効果】本発明の組成物は、耐薬品性、成形性、
耐熱性および耐衝撃性などの物性のバランスが優れた熱
可塑性樹脂であり、自動車の各種部品、電子電気部品、
機械部品、メディカルや食器分野の材料として利用する
ことができる。
耐熱性および耐衝撃性などの物性のバランスが優れた熱
可塑性樹脂であり、自動車の各種部品、電子電気部品、
機械部品、メディカルや食器分野の材料として利用する
ことができる。
【0028】
(試験片の作成方法)試験片は組成物をペレット化した
後、住友重機社製射出成形機ネスタールSG100(型締力10
0ton) を用いて試験片を作成した。 (1) 引っ張り強さ ASTM D638によって行った。 (2) 引っ張り伸び ASTM D638によって行った。 (3) 荷重たわみ温度 ASTM D648によって行った。 (4) アイゾット衝撃強度(ノッチ付) ASTM D256によって行った。 (5) 耐薬品性 試験片(厚み 1/8インチ)をアセトンを浸漬して、24時
間後、目視検査をおこなった。 (アミノ基当量)芳香族ポリスルホン樹脂(C) のアミノ
基当量は、電位差滴定により算出した。
後、住友重機社製射出成形機ネスタールSG100(型締力10
0ton) を用いて試験片を作成した。 (1) 引っ張り強さ ASTM D638によって行った。 (2) 引っ張り伸び ASTM D638によって行った。 (3) 荷重たわみ温度 ASTM D648によって行った。 (4) アイゾット衝撃強度(ノッチ付) ASTM D256によって行った。 (5) 耐薬品性 試験片(厚み 1/8インチ)をアセトンを浸漬して、24時
間後、目視検査をおこなった。 (アミノ基当量)芳香族ポリスルホン樹脂(C) のアミノ
基当量は、電位差滴定により算出した。
【0029】合成例1(芳香族ポリスルホン樹脂の製
造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 133.5g 及び2,2-ビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 96.4gを、N-メチ
ル -2-ピロリドン 500mlに加え溶解した後、窒素中で70
℃で30分間加熱処理した炭酸カリウム 65gを、窒素雰囲
気下で温度 180℃、 8時間攪拌反応した。反応終了後、
無機物を重合溶液から分離するため、窒素圧 1.5kg/cm2
で濾過し、重合溶液を得た。重合溶液300gをエタノール
2000mlに注ぎ、5000rpm で攪拌しながら重合体を析出さ
せ、濾過、分離した後、重合体を得た。この重合体 50g
をエタノール 500mlで洗浄後、90℃で乾燥し、芳香族ポ
リスルホン樹脂の粉体を得た。
造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 133.5g 及び2,2-ビ
ス(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 96.4gを、N-メチ
ル -2-ピロリドン 500mlに加え溶解した後、窒素中で70
℃で30分間加熱処理した炭酸カリウム 65gを、窒素雰囲
気下で温度 180℃、 8時間攪拌反応した。反応終了後、
無機物を重合溶液から分離するため、窒素圧 1.5kg/cm2
で濾過し、重合溶液を得た。重合溶液300gをエタノール
2000mlに注ぎ、5000rpm で攪拌しながら重合体を析出さ
せ、濾過、分離した後、重合体を得た。この重合体 50g
をエタノール 500mlで洗浄後、90℃で乾燥し、芳香族ポ
リスルホン樹脂の粉体を得た。
【0030】得られた芳香族ポリスルホン樹脂の還元粘
度(ηsp/c)は 0.50 であった。
度(ηsp/c)は 0.50 であった。
【0031】合成例2(アミノ基含有芳香族ポリスルホ
ン樹脂(2) の製造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 122.5g 、2,2-ビス
(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 97.7g、p-アミノフ
ェノール 2.0g を、N-メチル -2-ピロリドン 500mlに加
え溶解した後、窒素中で70℃で30分間加熱処理した炭酸
カリウム 63.1gを、窒素雰囲気下で温度 180℃、10時間
加熱撹拌した。反応終了後、無機物を重合溶液から分離
するために、窒素圧 1.5Kg/cm2で濾過し、重合液を得
た。重合液400gをエタノール2400mlに注ぎ、 5000rpmで
撹拌しながら重合体を折出させ、濾過、分離した後、重
合体を得た。この重合体 80gをエタノール 500mlで洗浄
後、90℃で乾燥し、芳香族ポリスルホン樹脂を得た。
ン樹脂(2) の製造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 122.5g 、2,2-ビス
(4-ヒドロキシフェニル)プロパン 97.7g、p-アミノフ
ェノール 2.0g を、N-メチル -2-ピロリドン 500mlに加
え溶解した後、窒素中で70℃で30分間加熱処理した炭酸
カリウム 63.1gを、窒素雰囲気下で温度 180℃、10時間
加熱撹拌した。反応終了後、無機物を重合溶液から分離
するために、窒素圧 1.5Kg/cm2で濾過し、重合液を得
た。重合液400gをエタノール2400mlに注ぎ、 5000rpmで
撹拌しながら重合体を折出させ、濾過、分離した後、重
合体を得た。この重合体 80gをエタノール 500mlで洗浄
後、90℃で乾燥し、芳香族ポリスルホン樹脂を得た。
【0032】得られた芳香族ポリスルホン樹脂の還元粘
度(ηsp/c)は 0.49 であり、アミノ基量は、芳香族ポ
リスルホン樹脂 1g 当たり83×10-6当量であった。
度(ηsp/c)は 0.49 であり、アミノ基量は、芳香族ポ
リスルホン樹脂 1g 当たり83×10-6当量であった。
【0033】合成例3(芳香族ポリスルホン樹脂(3) の
製造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 133.5g 、ハイドロ
キノン 23.4g及び 4,4'-ビフェノール 39.6gを、N-メチ
ル -2-ピロリドン 500mlに加え溶解した後、窒素中で70
℃で30分間加熱処理した炭酸カリウム 65gを、窒素雰囲
気下で温度 180℃、 6時間攪拌反応した。反応終了後、
無機物を重合溶液から分離するため、窒素圧 1.5kg/cm2
で濾過し、重合溶液を得た。重合溶液300gをエタノール
2000mlに注ぎ、5000rpm で攪拌しながら重合体を析出さ
せ、濾過、分離した後、重合体を得た。この重合体 50g
をエタノール 500mlで洗浄後、90℃で乾燥し、芳香族ポ
リスルホン樹脂の粉体を得た。
製造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 133.5g 、ハイドロ
キノン 23.4g及び 4,4'-ビフェノール 39.6gを、N-メチ
ル -2-ピロリドン 500mlに加え溶解した後、窒素中で70
℃で30分間加熱処理した炭酸カリウム 65gを、窒素雰囲
気下で温度 180℃、 6時間攪拌反応した。反応終了後、
無機物を重合溶液から分離するため、窒素圧 1.5kg/cm2
で濾過し、重合溶液を得た。重合溶液300gをエタノール
2000mlに注ぎ、5000rpm で攪拌しながら重合体を析出さ
せ、濾過、分離した後、重合体を得た。この重合体 50g
をエタノール 500mlで洗浄後、90℃で乾燥し、芳香族ポ
リスルホン樹脂の粉体を得た。
【0034】得られた芳香族ポリスルホン樹脂の還元粘
度(ηsp/c)は 0.55 であり、反復単位(I) と反復単位
(II)との比率は、50:50(モル%) であった。
度(ηsp/c)は 0.55 であり、反復単位(I) と反復単位
(II)との比率は、50:50(モル%) であった。
【0035】合成例4(アミノ基含有芳香族ポリスルホ
ン樹脂(4) の製造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 123.1g 、ハイドロ
キノン 22.8g及び 4,4'-ビフェノール 38.6gを、p-アミ
ノフェノール 2.0g 、N-メチル -2-ピロリドン500mlに
加え溶解した後、窒素中で70℃で30分間加熱処理した炭
酸カリウム 63.1gを、窒素雰囲気下で温度 180℃、 8時
間攪拌反応した。反応終了後、無機物を重合溶液から分
離するため、窒素圧 1.5kg/cm2で濾過し、重合溶液を得
た。重合溶液300gをエタノール2000mlに注ぎ、5000rpm
で攪拌しながら重合体を析出させ、濾過、分離した後、
重合体を得た。この重合体 50gをエタノール 500mlで洗
浄後、90℃で乾燥し、芳香族ポリスルホン樹脂の粉体を
得た。
ン樹脂(4) の製造) 4,4'-ジクロルジフェニルスルホン 123.1g 、ハイドロ
キノン 22.8g及び 4,4'-ビフェノール 38.6gを、p-アミ
ノフェノール 2.0g 、N-メチル -2-ピロリドン500mlに
加え溶解した後、窒素中で70℃で30分間加熱処理した炭
酸カリウム 63.1gを、窒素雰囲気下で温度 180℃、 8時
間攪拌反応した。反応終了後、無機物を重合溶液から分
離するため、窒素圧 1.5kg/cm2で濾過し、重合溶液を得
た。重合溶液300gをエタノール2000mlに注ぎ、5000rpm
で攪拌しながら重合体を析出させ、濾過、分離した後、
重合体を得た。この重合体 50gをエタノール 500mlで洗
浄後、90℃で乾燥し、芳香族ポリスルホン樹脂の粉体を
得た。
【0036】得られた芳香族ポリスルホン樹脂の還元粘
度(ηsp/c)は 0.52 、反復単位(I) と反復単位(II)と
の比率は、50:50(モル%) 、アミノ基量は芳香族ポリス
ルホン樹脂 1g 当たり89×10-6当量であった。
度(ηsp/c)は 0.52 、反復単位(I) と反復単位(II)と
の比率は、50:50(モル%) 、アミノ基量は芳香族ポリス
ルホン樹脂 1g 当たり89×10-6当量であった。
【0037】実施例1 ポリアミド樹脂としては、UBEナイロン6 1030
B(宇部興産(株)製)を用いた。成分(A) として合成
例1で製造した芳香族ポリスルホン樹脂(1) を65重量
%、成分(B) としてポリアミド樹脂を25重量%、及び成
分(C) として合成例2で製造した芳香族ポリスルホン樹
脂(2) を10重量%を混合し、この混合物をナカタニ機械
社製30mmφ二軸押出機を用いて 280℃で溶融混練して本
発明の樹脂組成物を得た。この組成物を用いて各評価実
験を行った。結果を表1に示した。
B(宇部興産(株)製)を用いた。成分(A) として合成
例1で製造した芳香族ポリスルホン樹脂(1) を65重量
%、成分(B) としてポリアミド樹脂を25重量%、及び成
分(C) として合成例2で製造した芳香族ポリスルホン樹
脂(2) を10重量%を混合し、この混合物をナカタニ機械
社製30mmφ二軸押出機を用いて 280℃で溶融混練して本
発明の樹脂組成物を得た。この組成物を用いて各評価実
験を行った。結果を表1に示した。
【0038】実施例2、3 各成分の混合割合を表1に示した様にした以外は、実施
例1と同様にして樹脂組成物を得た。この組成物を用い
て実施例1と同様にして各評価実験を行った。結果を表
1に示した。
例1と同様にして樹脂組成物を得た。この組成物を用い
て実施例1と同様にして各評価実験を行った。結果を表
1に示した。
【0039】実施例4 成分(A) として合成例3で製造した芳香族ポリスルホン
樹脂(3) を、成分(C)として合成例4で製造した芳香族
ポリスルホン樹脂(4) をそれぞれ用い、各成分の混合割
合を表2に示した様にした以外は、実施例1と同様にし
て樹脂組成物を得た。この組成物を用いて実施例1と同
様にして各評価実験を行った。結果を表2に示した。
樹脂(3) を、成分(C)として合成例4で製造した芳香族
ポリスルホン樹脂(4) をそれぞれ用い、各成分の混合割
合を表2に示した様にした以外は、実施例1と同様にし
て樹脂組成物を得た。この組成物を用いて実施例1と同
様にして各評価実験を行った。結果を表2に示した。
【0040】実施例5 成分(C) として合成例4で製造した芳香族ポリスルホン
樹脂(4) を用い、各成分の混合割合を表2に示した様に
した以外は、実施例4と同様にして樹脂組成物を得た。
この組成物を用いて実施例1と同様にして各評価実験を
行った。結果を表2に示した。
樹脂(4) を用い、各成分の混合割合を表2に示した様に
した以外は、実施例4と同様にして樹脂組成物を得た。
この組成物を用いて実施例1と同様にして各評価実験を
行った。結果を表2に示した。
【0041】実施例6 実施例4において、さらに、ゴム状樹脂として、MBS
樹脂(商品名:パラロイドEXL−2602 呉羽化学
(株)製)を加えて、各成分の混合割合を表2に示した
様にした以外 実施例1と同様にして樹脂組成物を得
た。この組成物を用いて実施例1と同様にして各評価実
験を行った。結果を表2に示した。
樹脂(商品名:パラロイドEXL−2602 呉羽化学
(株)製)を加えて、各成分の混合割合を表2に示した
様にした以外 実施例1と同様にして樹脂組成物を得
た。この組成物を用いて実施例1と同様にして各評価実
験を行った。結果を表2に示した。
【0042】実施例7 実施例4において、さらに、ゴム状樹脂として、酸変性
MBS樹脂(商品名:パラロイドKCA−501 呉羽
化学(株)製)を加えて、各成分の混合割合を表2に示
した様にした以外 実施例4と同様にして樹脂組成物を
得た。この組成物を用いて実施例1と同様にして各評価
実験を行った。結果を表2に示した。
MBS樹脂(商品名:パラロイドKCA−501 呉羽
化学(株)製)を加えて、各成分の混合割合を表2に示
した様にした以外 実施例4と同様にして樹脂組成物を
得た。この組成物を用いて実施例1と同様にして各評価
実験を行った。結果を表2に示した。
【0043】実施例8 実施例4において、さらに、ゴム状樹脂として、無水マ
レイン酸変性エチレンプロピレンラバー(メルトフロー
レート 9、プロピレン含量22% 日本合成ゴム(株)
製)を加えて、各成分の混合割合を表2に示した様にし
た以外 実施例4と同様にして樹脂組成物を得た。この
組成物を用いて実施例1と同様にして各評価実験を行っ
た。結果を表2に示した。
レイン酸変性エチレンプロピレンラバー(メルトフロー
レート 9、プロピレン含量22% 日本合成ゴム(株)
製)を加えて、各成分の混合割合を表2に示した様にし
た以外 実施例4と同様にして樹脂組成物を得た。この
組成物を用いて実施例1と同様にして各評価実験を行っ
た。結果を表2に示した。
【0044】比較例1、2 実施例1において、成分(C) を用いず、成分(A) と成分
(B) との混合割合を表3に示した様にした以外は、実施
例1と同様にして樹脂組成物を得た。この組成物を用い
て実施例1と同様にして各評価実験を行った。結果を表
3に示した。
(B) との混合割合を表3に示した様にした以外は、実施
例1と同様にして樹脂組成物を得た。この組成物を用い
て実施例1と同様にして各評価実験を行った。結果を表
3に示した。
【0045】比較例3 実施例4において、成分(C) を用いず、成分(A) と成分
(B) との混合割合を表3に示した様にした以外は、実施
例4と同様にして樹脂組成物を得た。この組成物を用い
て実施例1と同様にして各評価実験を行った。結果を表
3に示した。
(B) との混合割合を表3に示した様にした以外は、実施
例4と同様にして樹脂組成物を得た。この組成物を用い
て実施例1と同様にして各評価実験を行った。結果を表
3に示した。
【0046】
【表1】
【0047】
【表2】
【0048】
【表3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石川 誠治 千葉県市原市五井南海岸8番の1 宇部興 産株式会社千葉研究所内 (72)発明者 中谷 政之 千葉県市原市五井南海岸8番の1 宇部興 産株式会社千葉研究所内
Claims (1)
- 【請求項1】 芳香族ポリスルホン樹脂 (A) 5〜95重量
%及びポリアミド樹脂(B) 95〜 5重量%とからなる熱可
塑性樹脂組成物であって、該芳香族ポリスルホン樹脂と
して、樹脂1g当たりアミノ基を20×10-6当量以上有する
芳香族ポリスルホン樹脂 (C)を樹脂組成物全量の 1〜95
重量%含有していることを特徴とする熱可塑性樹脂組成
物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29933693A JPH07150035A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29933693A JPH07150035A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07150035A true JPH07150035A (ja) | 1995-06-13 |
Family
ID=17871240
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29933693A Pending JPH07150035A (ja) | 1993-11-30 | 1993-11-30 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07150035A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN110914366A (zh) * | 2017-07-18 | 2020-03-24 | 住友化学株式会社 | 芳香族聚砜组合物 |
| EP3604387A4 (en) * | 2017-03-30 | 2020-10-28 | Sumitomo Chemical Company Limited | Aromatic polysulfone, aromatic polysulfone composition, and method for producing aromatic polysulfone |
-
1993
- 1993-11-30 JP JP29933693A patent/JPH07150035A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP3604387A4 (en) * | 2017-03-30 | 2020-10-28 | Sumitomo Chemical Company Limited | Aromatic polysulfone, aromatic polysulfone composition, and method for producing aromatic polysulfone |
| US11390745B2 (en) | 2017-03-30 | 2022-07-19 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aromatic polysulfone, aromatic polysulfone composition, and method for producing aromatic polysulfone |
| CN110914366A (zh) * | 2017-07-18 | 2020-03-24 | 住友化学株式会社 | 芳香族聚砜组合物 |
| EP3656819A4 (en) * | 2017-07-18 | 2020-11-25 | Sumitomo Chemical Company, Limited | COMPOSITION OF AROMATIC POLYSULFONE |
| US11319443B2 (en) | 2017-07-18 | 2022-05-03 | Sumitomo Chemical Company, Limited | Aromatic polysulfone composition |
| CN110914366B (zh) * | 2017-07-18 | 2022-06-10 | 住友化学株式会社 | 芳香族聚砜组合物 |
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