JPH07156351A - 多層成形体 - Google Patents
多層成形体Info
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- JPH07156351A JPH07156351A JP30389593A JP30389593A JPH07156351A JP H07156351 A JPH07156351 A JP H07156351A JP 30389593 A JP30389593 A JP 30389593A JP 30389593 A JP30389593 A JP 30389593A JP H07156351 A JPH07156351 A JP H07156351A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 優れた剛性、耐熱性、耐候性、接着性、耐
久性、リサイクル性を有する多層成形体を提供する。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂からなる芯層を芯材
5として、接着層4、6を介して、環状オレフィン樹脂
層3、7が少なくとも一層外面に積層されてなる多層成
形体。
久性、リサイクル性を有する多層成形体を提供する。 【構成】 ポリオレフィン系樹脂からなる芯層を芯材
5として、接着層4、6を介して、環状オレフィン樹脂
層3、7が少なくとも一層外面に積層されてなる多層成
形体。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、耐候性、耐久性、リサ
イクル性に優れた雨樋、デッキ材等の多層成形体に関す
る。
イクル性に優れた雨樋、デッキ材等の多層成形体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、雨樋、デッキ材等は、ポリ塩化ビ
ニル(以下「PVC」と略す)製のものが一般的に使用
されているが、PVC製品は耐候性が劣るため、耐候性
を向上させる手段が種々提案されている。
ニル(以下「PVC」と略す)製のものが一般的に使用
されているが、PVC製品は耐候性が劣るため、耐候性
を向上させる手段が種々提案されている。
【0003】例えば、雨樋においては、特開昭56−1
46554号公報に記載されているように、PVC製の
管状芯材の外周面に、アクリル樹脂にポリスチレンやポ
リアクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂層を被覆し
た雨樋が提案されており、耐候性や耐久性は屋外用途に
充分耐えうる耐候性や耐久性を有していた。しかしなが
ら、PVCは難燃性のため廃棄物処理に問題があるとと
もに、熱安定性に乏しいためリサイクルが困難であっ
た。また、PVC製雨樋は耐熱性が低いため夏場の温度
上昇に伴う雨樋表面及び内面温度上昇によりたわみや伸
縮を生じる問題があった。
46554号公報に記載されているように、PVC製の
管状芯材の外周面に、アクリル樹脂にポリスチレンやポ
リアクリロニトリル−スチレン共重合体樹脂層を被覆し
た雨樋が提案されており、耐候性や耐久性は屋外用途に
充分耐えうる耐候性や耐久性を有していた。しかしなが
ら、PVCは難燃性のため廃棄物処理に問題があるとと
もに、熱安定性に乏しいためリサイクルが困難であっ
た。また、PVC製雨樋は耐熱性が低いため夏場の温度
上昇に伴う雨樋表面及び内面温度上昇によりたわみや伸
縮を生じる問題があった。
【0004】また、デッキ材においては、例えば、表面
に透明なアクリル樹脂等からなる表面保護層を形成した
もの、表面に直接木目模様等を印刷しさらに印刷層を保
護するためにアクリル樹脂からなる表面保護層を形成し
たもの、あるいは表面に着色したアクリル系樹脂塗料層
を形成するとともに紫外線硬化樹脂からなる表面層を形
成したもの(特公平5−5017号公報参照)等のデッ
キ材が提案されている。しかしながら、表面に透明なア
クリル樹脂層を形成する方法は、太陽光線の遮断性に劣
るためPVC製品の変色が生じ、また着色したアクリル
系樹脂塗料を被覆する方法は、塗布−乾燥工程を有する
ためコスト高であった。その上、雨樋と同様に、廃棄物
処理に問題があるとともにリサイクルが困難であり、ま
た夏場の温度上昇によりたわみや伸縮を生じる問題があ
った。
に透明なアクリル樹脂等からなる表面保護層を形成した
もの、表面に直接木目模様等を印刷しさらに印刷層を保
護するためにアクリル樹脂からなる表面保護層を形成し
たもの、あるいは表面に着色したアクリル系樹脂塗料層
を形成するとともに紫外線硬化樹脂からなる表面層を形
成したもの(特公平5−5017号公報参照)等のデッ
キ材が提案されている。しかしながら、表面に透明なア
クリル樹脂層を形成する方法は、太陽光線の遮断性に劣
るためPVC製品の変色が生じ、また着色したアクリル
系樹脂塗料を被覆する方法は、塗布−乾燥工程を有する
ためコスト高であった。その上、雨樋と同様に、廃棄物
処理に問題があるとともにリサイクルが困難であり、ま
た夏場の温度上昇によりたわみや伸縮を生じる問題があ
った。
【0005】そこで、上記問題を解消するために、耐熱
性及びリサイクル性に優れるポリオレフィン系樹脂を、
雨樋またはデッキ材の材料として使用することが考えら
れるが、ポリオレフィン系樹脂は屋外使用に耐えうる耐
候性を有していない。
性及びリサイクル性に優れるポリオレフィン系樹脂を、
雨樋またはデッキ材の材料として使用することが考えら
れるが、ポリオレフィン系樹脂は屋外使用に耐えうる耐
候性を有していない。
【0006】従来、ポリオレフィン系樹脂の耐候性を向
上させる方法として、ポリオレフィン系樹脂に紫外線吸
収剤や酸化防止剤を添加する方法がある。また、アクリ
ル樹脂を積層し、耐候性を向上させる方法として、ポリ
オレフィン系樹脂とアクリル樹脂の接着層としてモノビ
ニール置換芳香族化合物重合体と共役ジオレフィン重合
体とのブロック共重合体を用いる方法が特公昭60−4
2029号公報に、エチレン−酢酸ビニルグラフト重合
体含有アクリル樹脂フィルムとポリオレフィン系樹脂フ
ィルムとを積層接着する方法が特公昭49−35341
号報に開示されている。
上させる方法として、ポリオレフィン系樹脂に紫外線吸
収剤や酸化防止剤を添加する方法がある。また、アクリ
ル樹脂を積層し、耐候性を向上させる方法として、ポリ
オレフィン系樹脂とアクリル樹脂の接着層としてモノビ
ニール置換芳香族化合物重合体と共役ジオレフィン重合
体とのブロック共重合体を用いる方法が特公昭60−4
2029号公報に、エチレン−酢酸ビニルグラフト重合
体含有アクリル樹脂フィルムとポリオレフィン系樹脂フ
ィルムとを積層接着する方法が特公昭49−35341
号報に開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ポリオ
レフィン系樹脂紫外線吸収剤や酸化防止剤を添加する方
法は、長期にわたる屋外使用においては、色調の変化及
び機械的特性の低下が不充分であった。また、ポリオレ
フィン系樹脂にアクリル樹脂を積層し、耐候性を改良す
る方法は、耐候性の改良効果は充分であるが、初期及び
長期使用時の接着性が不充分であり、積層品の剥離が生
じ接着性に問題があった。エチレン−酢酸ビニルグラフ
ト重合体含有アクリル樹脂をポリオレフィン系樹脂に積
層する方法は、エチレン−酢酸ビニルグラフト重合体の
耐熱性が劣るため、成形時における熱安定性が悪く、長
期間屋外で使用すると変色したり、物性が低下し易いと
いう問題がある。さらに、リサイクル時には各層の剥離
が困難であり、且つ各層の相溶性が不充分であるためリ
サイクル後の物性は大きく低下するという問題があっ
た。
レフィン系樹脂紫外線吸収剤や酸化防止剤を添加する方
法は、長期にわたる屋外使用においては、色調の変化及
び機械的特性の低下が不充分であった。また、ポリオレ
フィン系樹脂にアクリル樹脂を積層し、耐候性を改良す
る方法は、耐候性の改良効果は充分であるが、初期及び
長期使用時の接着性が不充分であり、積層品の剥離が生
じ接着性に問題があった。エチレン−酢酸ビニルグラフ
ト重合体含有アクリル樹脂をポリオレフィン系樹脂に積
層する方法は、エチレン−酢酸ビニルグラフト重合体の
耐熱性が劣るため、成形時における熱安定性が悪く、長
期間屋外で使用すると変色したり、物性が低下し易いと
いう問題がある。さらに、リサイクル時には各層の剥離
が困難であり、且つ各層の相溶性が不充分であるためリ
サイクル後の物性は大きく低下するという問題があっ
た。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、優れた剛性、耐熱性、耐候性、接着性、耐久性、リ
サイクル性を有する多層成形体を提供することを目的と
する。
で、優れた剛性、耐熱性、耐候性、接着性、耐久性、リ
サイクル性を有する多層成形体を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明多層成形体は、ポ
リオレフィン系樹脂からなる芯層を芯材として、接着層
を介して、環状オレフィン樹脂層が少なくとも一層外面
に積層されてなるものである。
リオレフィン系樹脂からなる芯層を芯材として、接着層
を介して、環状オレフィン樹脂層が少なくとも一層外面
に積層されてなるものである。
【0010】本発明において使用されるポリオレフィン
系樹脂とは、α−オレフィンの単独重合体及びα−オレ
フィンと共重合可能な不飽和基を有するモノマーとの共
重合体をいい、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリイソプレン、ポリペンテン、ポリ
メチルペンテン、塩素化ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、エチレン−1−ブテン共重合体、4−エチレン−2
−メチルペンテン共重合体、エチレン−ブタジエン共重
合体、エチレン−アクリレート共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体等が挙げられる。また、上記ポリオレ
フィン系樹脂にはガラス繊維や無機充填剤や紫外線吸収
剤や難燃剤等を添加することができる。
系樹脂とは、α−オレフィンの単独重合体及びα−オレ
フィンと共重合可能な不飽和基を有するモノマーとの共
重合体をいい、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリブテン、ポリイソプレン、ポリペンテン、ポリ
メチルペンテン、塩素化ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレン共重合体、エチレン−プロピレン−ジエン共重合
体、エチレン−1−ブテン共重合体、4−エチレン−2
−メチルペンテン共重合体、エチレン−ブタジエン共重
合体、エチレン−アクリレート共重合体、エチレン−酢
酸ビニル共重合体等が挙げられる。また、上記ポリオレ
フィン系樹脂にはガラス繊維や無機充填剤や紫外線吸収
剤や難燃剤等を添加することができる。
【0011】接着層としては、常温でゴム領域の性質を
示す樹脂、例えば、スチレン系共重合体エラストマー、
オレフィン系エラストマー等が挙げられる。これらは、
単独で使用されてもよいし、2種類以上併用されてもよ
い。
示す樹脂、例えば、スチレン系共重合体エラストマー、
オレフィン系エラストマー等が挙げられる。これらは、
単独で使用されてもよいし、2種類以上併用されてもよ
い。
【0012】上記スチレン系共重合体エラストマーと
は、スチレンとエチレン・ジエン共重合体とがブロック
共重合されたもので、ジエン成分としては、例えば、
1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエ
ン、2,3−ジメチルブタジエン等が挙げられる。これ
らは、共重合の際に水添されてもよいし、二重結合が残
存していてもよい。エチレン・ジエン成分の量は、少な
くなると得られるゴム樹脂層が固くなりすぎ、多くなる
と強度が低くなるので、いずれの場合も最終的に得られ
る積層体の接着強度が低くなるため、ブロック共重合体
全構成成分中、30〜90重量%が好ましい。上記エチ
レン・ジエン−スチレン系ブロック共重合体は、例え
ば、ゴム状樹脂層の形成が押出成形によりなされるとき
は、重量平均分子量が小さいときは、金型等からの樹脂
漏れを発生し易くなり、大きいときは成形性が劣ってく
るので、40000〜150000が好ましい。
は、スチレンとエチレン・ジエン共重合体とがブロック
共重合されたもので、ジエン成分としては、例えば、
1,3−ブタジエン、イソプレン、1,3−ペンタジエ
ン、2,3−ジメチルブタジエン等が挙げられる。これ
らは、共重合の際に水添されてもよいし、二重結合が残
存していてもよい。エチレン・ジエン成分の量は、少な
くなると得られるゴム樹脂層が固くなりすぎ、多くなる
と強度が低くなるので、いずれの場合も最終的に得られ
る積層体の接着強度が低くなるため、ブロック共重合体
全構成成分中、30〜90重量%が好ましい。上記エチ
レン・ジエン−スチレン系ブロック共重合体は、例え
ば、ゴム状樹脂層の形成が押出成形によりなされるとき
は、重量平均分子量が小さいときは、金型等からの樹脂
漏れを発生し易くなり、大きいときは成形性が劣ってく
るので、40000〜150000が好ましい。
【0013】上記オレフィン系エラストマーとは、常温
付近でゴム状弾性を有するα−オレフィン系樹脂であっ
て、例えば、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−1
−ブテンゴム、プロピレン−1−ブテンゴム、エチレン
−プロピレン−ジエンゴム、ポリイソブチレン等が挙げ
られる。
付近でゴム状弾性を有するα−オレフィン系樹脂であっ
て、例えば、エチレン−プロピレンゴム、エチレン−1
−ブテンゴム、プロピレン−1−ブテンゴム、エチレン
−プロピレン−ジエンゴム、ポリイソブチレン等が挙げ
られる。
【0014】本発明で使用される環状オレフィン樹脂と
は、剛性、耐熱性等に優れた樹脂、具体的には、エチレ
ンと環状オレフィンとのランダム共重合体(エチレン含
量40〜90モル%)であり、耐衝撃性向上のため必要
に応じてエチレン−α−オレフィン共重合体(エチレン
含量30〜95モル%)を多環式(メタ)アクリレート
単量体をグラフト重合してなる変性共重合体やエチレン
−α−オレフィン共重合体(エチレン含量30〜95モ
ル%)を添加することができる(特開平3−95243
号公報参照)。
は、剛性、耐熱性等に優れた樹脂、具体的には、エチレ
ンと環状オレフィンとのランダム共重合体(エチレン含
量40〜90モル%)であり、耐衝撃性向上のため必要
に応じてエチレン−α−オレフィン共重合体(エチレン
含量30〜95モル%)を多環式(メタ)アクリレート
単量体をグラフト重合してなる変性共重合体やエチレン
−α−オレフィン共重合体(エチレン含量30〜95モ
ル%)を添加することができる(特開平3−95243
号公報参照)。
【0015】さらに、これらの多層成形体の製造は公知
の方法を使用することができる。即ち、従来の多層成形
製造法が使用でき、それぞれ別個の押出機によってポリ
オレフィン樹脂、接着層及び環状オレフィン樹脂を溶融
させ、同一金型内(金型温度200〜250℃)に注入
し、各層を接着させ、その後冷却固化する。各層の成形
温度はポリオレフィン樹脂が140〜230℃、接着層
が220〜250℃、環状オレフィン樹脂層は220〜
250℃で成形される。各層の厚みは雨樋、デッキ材等
の多層成形体の品質を満足するように設計すればよく、
環状オレフィン樹脂層は剛性の改良効果を発揮できるよ
うに50μm以上、接着層は接着強度の面から30μm
以上が好ましい。
の方法を使用することができる。即ち、従来の多層成形
製造法が使用でき、それぞれ別個の押出機によってポリ
オレフィン樹脂、接着層及び環状オレフィン樹脂を溶融
させ、同一金型内(金型温度200〜250℃)に注入
し、各層を接着させ、その後冷却固化する。各層の成形
温度はポリオレフィン樹脂が140〜230℃、接着層
が220〜250℃、環状オレフィン樹脂層は220〜
250℃で成形される。各層の厚みは雨樋、デッキ材等
の多層成形体の品質を満足するように設計すればよく、
環状オレフィン樹脂層は剛性の改良効果を発揮できるよ
うに50μm以上、接着層は接着強度の面から30μm
以上が好ましい。
【0016】また、本発明多層成形体において、外面と
は太陽光に曝される面をいい、即ち、環状オレフィン樹
脂は太陽光に曝される面に少なくとも一層積層される必
要があり、例えば、雨樋においては雨樋の可視面に、デ
ッキ材においてはデッキ材の表面に少なくとも一層積層
される必要があり、必要に応じて、例えば、雨樋の水受
け部、デッキ材の内面等に積層することができる。
は太陽光に曝される面をいい、即ち、環状オレフィン樹
脂は太陽光に曝される面に少なくとも一層積層される必
要があり、例えば、雨樋においては雨樋の可視面に、デ
ッキ材においてはデッキ材の表面に少なくとも一層積層
される必要があり、必要に応じて、例えば、雨樋の水受
け部、デッキ材の内面等に積層することができる。
【0017】
【作用】本発明多層成形体は、上記のように構成されて
いるので、太陽光に曝される面を有する雨樋、デッキ材
等の多層成形体の従来技術で改良が充分でなかった接着
性能、耐候性能等が改良される。
いるので、太陽光に曝される面を有する雨樋、デッキ材
等の多層成形体の従来技術で改良が充分でなかった接着
性能、耐候性能等が改良される。
【0018】
【実施例】以下、本発明の詳細を実施例をもって説明す
るが、特許請求の範囲内である限り本実施例により限定
されるものではない。
るが、特許請求の範囲内である限り本実施例により限定
されるものではない。
【0019】実施例1〜2 環状ポリオレフィン樹脂、接着層であるスチレン系共重
合体エラストマー、ポリプロピレン樹脂の各樹脂を3台
の押出機で別々に押出し、この溶融された樹脂を多層金
型内に注入して共押出し、図1及び図2に示すように、
雨樋可視面1と雨樋水受け部2とに環状ポリオレフィン
樹脂が積層された環状ポリオレフィン樹脂層3/接着層
4/ポリプロピレン樹脂層5/接着層6/環状ポリオレ
フィン樹脂層7の3種5層成形体からなる雨樋8を得
た。
合体エラストマー、ポリプロピレン樹脂の各樹脂を3台
の押出機で別々に押出し、この溶融された樹脂を多層金
型内に注入して共押出し、図1及び図2に示すように、
雨樋可視面1と雨樋水受け部2とに環状ポリオレフィン
樹脂が積層された環状ポリオレフィン樹脂層3/接着層
4/ポリプロピレン樹脂層5/接着層6/環状ポリオレ
フィン樹脂層7の3種5層成形体からなる雨樋8を得
た。
【0020】上記樹脂層3、5、7及び接着層4、6に
使用した樹脂の製造社名、グレード及び各樹脂層の厚み
は次の通りである。 環状ポリオレフィン樹脂 : 三井石油化学社製、アペ
ル130R、MI = 5 at 260 ℃ ポリプロピレン樹脂 : 三菱油化社製、EC−
8、PP-PE フ゛ロック 、MI = 1.5 at 230 ℃ 接着層 実施例1 : 旭化成社製、スチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共
重合体、H1041 、スチレン/エチレン・フ゛タシ゛エン = 30/70 実施例2 : クラレ社製、スチレン-エチレン・ イソフ゜レン-スチレン
共重合体、セフ゜トン2043、スチレン/エチレン・ イソフ゜レン = 13/87 各樹脂層の厚み : 環状オレフィン樹脂層 100 μ
m 接着層 50 μm ポリプロピレン樹脂層 1.3 mm
使用した樹脂の製造社名、グレード及び各樹脂層の厚み
は次の通りである。 環状ポリオレフィン樹脂 : 三井石油化学社製、アペ
ル130R、MI = 5 at 260 ℃ ポリプロピレン樹脂 : 三菱油化社製、EC−
8、PP-PE フ゛ロック 、MI = 1.5 at 230 ℃ 接着層 実施例1 : 旭化成社製、スチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共
重合体、H1041 、スチレン/エチレン・フ゛タシ゛エン = 30/70 実施例2 : クラレ社製、スチレン-エチレン・ イソフ゜レン-スチレン
共重合体、セフ゜トン2043、スチレン/エチレン・ イソフ゜レン = 13/87 各樹脂層の厚み : 環状オレフィン樹脂層 100 μ
m 接着層 50 μm ポリプロピレン樹脂層 1.3 mm
【0021】 試験方法 1)接着強度 : 上記で得たサンプルを60℃温水中に2週間浸漬し、浸 (耐久性評価) 漬前と浸漬後の接着層4の接着強度を、図2に示すよう に、ポリプロピレン樹脂層5と接着層4と環状ポリオレ フィン層3とを矢印X方向に、環状ポリオレフィン樹脂 層7を矢印Y方向に、引張速度 5 mm / min 、試験温 度 23 ℃で互いに180度の角度で引張り、測定した 。 2)耐候性 : サンシャインウエザロメーターにて促進評価し、200 0時間照射後と照射前のシャルピー衝撃強度(JISK 7111)を測定した。 3)リサイクル性 : 上記成形条件で成形した3種5層の雨樋を粉砕した 後、粉砕品を再度押出機に投入し、得られた成形品のシ ャルピー衝撃強度を測定した。
【0022】実施例3〜4 上記スチレン系エラストマーの代わりに以下に示すオレ
フィン系エラストマーを接着層として使用した以外は実
施例1〜2と同様の方法で行った。 実施例3 : 三井石油化学社製、エチレン-フ゜ロヒ゜レンコ゛ム 、
タフマー P0280 実施例4 : 三井石油化学社製、エチレン-1-フ゛テンコ゛ム、タフ
マー A4085
フィン系エラストマーを接着層として使用した以外は実
施例1〜2と同様の方法で行った。 実施例3 : 三井石油化学社製、エチレン-フ゜ロヒ゜レンコ゛ム 、
タフマー P0280 実施例4 : 三井石油化学社製、エチレン-1-フ゛テンコ゛ム、タフ
マー A4085
【0023】実施例5〜6 上記ポリプロピレン樹脂の代わりに以下に示すポリオレ
フィン樹脂を使用した以外は実施例1〜2と同様の方法
で行った。 実施例5 : 三菱油化製、LLDPE 樹脂、UE320ヒ゛95 実施例6 : 三菱油化製、エチレン- 酢酸ヒ゛ニル共重合体、
V223H ヒ゛82
フィン樹脂を使用した以外は実施例1〜2と同様の方法
で行った。 実施例5 : 三菱油化製、LLDPE 樹脂、UE320ヒ゛95 実施例6 : 三菱油化製、エチレン- 酢酸ヒ゛ニル共重合体、
V223H ヒ゛82
【0024】比較例1 上記ポリプロピレン樹脂を芯材とし、接着層に旭化成社
製のスチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共重合体、H1041 を使用
し、表層に住化ハース社製のPMMA樹脂(HFI-10、MI
= 4 at 230 ℃)を積層した雨樋を評価した。
製のスチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共重合体、H1041 を使用
し、表層に住化ハース社製のPMMA樹脂(HFI-10、MI
= 4 at 230 ℃)を積層した雨樋を評価した。
【0025】比較例2 接着層をクラレ社製のスチレン-エチレン・ イソフ゜レン-スチレン 共重合
体、セフ゜トン2043、に変更した以外は比較例1と同様の方
法で得た雨樋を評価した。
体、セフ゜トン2043、に変更した以外は比較例1と同様の方
法で得た雨樋を評価した。
【0026】以上の実施例1〜6、比較例1〜2の結果
を表1に示した。
を表1に示した。
【0027】
【表1】
【0028】表1において、強度変化率=強度低下量/
促進評価前強度、を示している。
促進評価前強度、を示している。
【0029】実施例7〜8 環状ポリオレフィン樹脂、接着層であるスチレン系共重
合体エラストマー、ポリプロピレン樹脂の各樹脂を3台
の押出機で別々に押出し、この溶融された樹脂を多層金
型内に注入して共押出し、図3及び図4に示すように、
芯材の外周に環状ポリオレフィン樹脂が積層された環状
ポリオレフィン樹脂層20/接着層21/ポリプロピレ
ン樹脂層22からなるデッキ材23を得た。
合体エラストマー、ポリプロピレン樹脂の各樹脂を3台
の押出機で別々に押出し、この溶融された樹脂を多層金
型内に注入して共押出し、図3及び図4に示すように、
芯材の外周に環状ポリオレフィン樹脂が積層された環状
ポリオレフィン樹脂層20/接着層21/ポリプロピレ
ン樹脂層22からなるデッキ材23を得た。
【0030】上記樹脂層20、22及び接着層21に使
用した樹脂の製造社名、グレード及び各樹脂層の厚みは
次の通りである。
用した樹脂の製造社名、グレード及び各樹脂層の厚みは
次の通りである。
【0031】環状ポリオレフィン樹脂 : 三井石油化
学社製、アペル130R、MI = 5 at 260 ℃ ポリプロピレン樹脂 : 三菱油化社製、EC−
8、PP-PE フ゛ロック 、MI = 1.5 at 230 ℃ 接着層 実施例7 : 旭化成社製、スチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共
重合体、H1041 、スチレン/エチレン・フ゛タシ゛エン = 30/70 実施例8 : クラレ社製、スチレン-エチレン・ イソフ゜レン-スチレン
共重合体、セフ゜トン2043、スチレン/エチレン・ イソフ゜レン = 13/87 各樹脂層の厚み : 環状オレフィン樹脂層 100 μ
m 接着層 50 μm ポリプロピレン樹脂層 2.0 mm
学社製、アペル130R、MI = 5 at 260 ℃ ポリプロピレン樹脂 : 三菱油化社製、EC−
8、PP-PE フ゛ロック 、MI = 1.5 at 230 ℃ 接着層 実施例7 : 旭化成社製、スチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共
重合体、H1041 、スチレン/エチレン・フ゛タシ゛エン = 30/70 実施例8 : クラレ社製、スチレン-エチレン・ イソフ゜レン-スチレン
共重合体、セフ゜トン2043、スチレン/エチレン・ イソフ゜レン = 13/87 各樹脂層の厚み : 環状オレフィン樹脂層 100 μ
m 接着層 50 μm ポリプロピレン樹脂層 2.0 mm
【0032】 試験方法 1)接着強度 : 上記で得たサンプルを60℃温水中に2週間浸漬し、浸 (耐久性評価) 漬後の剥離状況を観察した。 2)耐候性 : サンシャインウエザロメーターにて促進評価し、200 0時間照射後と照射前のシャルピー衝撃強度(JISK 7111)を測定した。 3)リサイクル性 : 上記成形条件で成形した3層デッキ材を粉砕した後 、粉砕品を再度押出機に投入し、得られた成形品のシャ ルピー衝撃強度を測定した。 4)耐熱性 : JISK7207に準拠し、熱変形温度を測定した。 (荷重 18.5 kg/cm2)
【0033】実施例9〜10 上記スチレン系エラストマーの代わりに以下に示すオレ
フィン系エラストマーを接着層として使用した以外は実
施例8〜9と同様の方法で行った。 実施例9 : 三井石油化学社製、エチレン-フ゜ロヒ゜レンコ゛
ム、タフマー P0280 実施例10 : 三井石油化学社製、エチレン-1-フ゛テンコ゛ム、
タフマー A4085
フィン系エラストマーを接着層として使用した以外は実
施例8〜9と同様の方法で行った。 実施例9 : 三井石油化学社製、エチレン-フ゜ロヒ゜レンコ゛
ム、タフマー P0280 実施例10 : 三井石油化学社製、エチレン-1-フ゛テンコ゛ム、
タフマー A4085
【0034】実施例11〜12 上記ポリプロピレン樹脂の代わりに以下に示すポリオレ
フィン樹脂を使用した以外は実施例8〜9と同様の方法
で行った。 実施例5 : 三菱油化製、LLDPE 樹脂、UE32ヒ゛95 実施例6 : 三菱油化製、エチレン- 酢酸ヒ゛ニル共重合体、
V223H ヒ゛82
フィン樹脂を使用した以外は実施例8〜9と同様の方法
で行った。 実施例5 : 三菱油化製、LLDPE 樹脂、UE32ヒ゛95 実施例6 : 三菱油化製、エチレン- 酢酸ヒ゛ニル共重合体、
V223H ヒ゛82
【0035】比較例3 上記ポリプロピレン樹脂を芯材とし、接着層に旭化成社
製のスチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共重合体、H1041 を使用
し、表層に住化ハース社製のPMMA樹脂(HFI-10、MI
= 4 at 230 ℃)を積層したデッキ材を評価した。
製のスチレン-エチレン・フ゛タシ゛エン-スチレン共重合体、H1041 を使用
し、表層に住化ハース社製のPMMA樹脂(HFI-10、MI
= 4 at 230 ℃)を積層したデッキ材を評価した。
【0036】比較例4 接着層をクラレ社製のスチレン-エチレン・ イソフ゜レン-スチレン 共重合
体、セフ゜トン2043、に変更した以外は比較例3と同様の方
法で得たデッキ材を評価した。
体、セフ゜トン2043、に変更した以外は比較例3と同様の方
法で得たデッキ材を評価した。
【0037】比較例5 芯材としてPVC(徳山積水工業社製、TS-800E 、重合
度 = 800)を使用し、表層に比較例3と同様のPMMA
樹脂を積層したデッキ材を評価した。
度 = 800)を使用し、表層に比較例3と同様のPMMA
樹脂を積層したデッキ材を評価した。
【0038】以上の実施例7〜12、比較例3〜5の結
果を表2に示した。
果を表2に示した。
【0039】
【表2】
【0040】表2において、○は温水浸漬後剥離なし、
×は温水浸漬後剥離有り、を示し、強度変化率=強度低
下量/促進評価前強度、を示している。
×は温水浸漬後剥離有り、を示し、強度変化率=強度低
下量/促進評価前強度、を示している。
【0041】
【発明の効果】本発明多層成形体は、上記のように構成
されているので、剛性、耐熱性、耐候性、接着性、耐久
性、リサイクル性に優れた雨樋、デッキ材等の多層成形
体を得ることができる。
されているので、剛性、耐熱性、耐候性、接着性、耐久
性、リサイクル性に優れた雨樋、デッキ材等の多層成形
体を得ることができる。
【図1】本発明多層成形体の一例を示した斜視図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】本発明多層成形体の他の例を示した正面図。
【図4】図3のB−B線断面図。
1 可視面 2 水受け部 3、7、20 環状ポリオレフィン樹脂層 4、6、21 接着層 5、22 ポリプロピレン樹脂層 8 雨樋 23 デッキ材
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリオレフィン系樹脂からなる芯層を芯
材として、接着層を介して、環状オレフィン樹脂層が少
なくとも一層外面に積層されてなる多層成形体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30389593A JPH07156351A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 多層成形体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30389593A JPH07156351A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 多層成形体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07156351A true JPH07156351A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=17926560
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30389593A Pending JPH07156351A (ja) | 1993-12-03 | 1993-12-03 | 多層成形体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07156351A (ja) |
-
1993
- 1993-12-03 JP JP30389593A patent/JPH07156351A/ja active Pending
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