JPH07157734A - ホットメルト接着剤組成物 - Google Patents
ホットメルト接着剤組成物Info
- Publication number
- JPH07157734A JPH07157734A JP6067560A JP6756094A JPH07157734A JP H07157734 A JPH07157734 A JP H07157734A JP 6067560 A JP6067560 A JP 6067560A JP 6756094 A JP6756094 A JP 6756094A JP H07157734 A JPH07157734 A JP H07157734A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- ethylene
- vinyl acetate
- anhydride
- melt adhesive
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、同種或いは異種の金属と金属との接
着、金属と各種プラスチックスとの接着或いは各種合成
樹脂と合板との接着等に好適なホットメルト接着剤組成
物に関する。 【構成】下記の(a) 、(b) 、(c) 及び(d) を、それぞれ
(a) ポリアミド樹脂;10〜80重量%、(b) エチ
レン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量60〜20
重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物又は
そのグラフト化物(ケン化率は約30〜100%);9
0〜20重量%及び(c) エチレン含量40〜80重量
%、酢酸ビニル含量60〜20重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体;0〜80重量%及び(d) 無水ポリカ
ルボン酸;0.1〜10重量%を含有することを特徴と
するホットメルト接着剤組成物。 【効果】本発明のホットメルト接着剤組成物は、容易に
フイルム又はシート成形が可能であり、同種或いは異種
の金属と金属との接着、金属と各種合成樹脂或いは各種
合成樹脂と合板との接着に好適であり、優れた接着強度
を示す。
着、金属と各種プラスチックスとの接着或いは各種合成
樹脂と合板との接着等に好適なホットメルト接着剤組成
物に関する。 【構成】下記の(a) 、(b) 、(c) 及び(d) を、それぞれ
(a) ポリアミド樹脂;10〜80重量%、(b) エチ
レン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量60〜20
重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物又は
そのグラフト化物(ケン化率は約30〜100%);9
0〜20重量%及び(c) エチレン含量40〜80重量
%、酢酸ビニル含量60〜20重量%のエチレン−酢酸
ビニル共重合体;0〜80重量%及び(d) 無水ポリカ
ルボン酸;0.1〜10重量%を含有することを特徴と
するホットメルト接着剤組成物。 【効果】本発明のホットメルト接着剤組成物は、容易に
フイルム又はシート成形が可能であり、同種或いは異種
の金属と金属との接着、金属と各種合成樹脂或いは各種
合成樹脂と合板との接着に好適であり、優れた接着強度
を示す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、同種もしくは異種の金
属同士の接着、金属と各種合成樹脂との接着、同種もし
くは異種の各種合成樹脂同士の接着、各種合成樹脂と合
板(化粧版等)の接着或いは合板同士等との接着に好適
なホットメルト接着剤に関する。
属同士の接着、金属と各種合成樹脂との接着、同種もし
くは異種の各種合成樹脂同士の接着、各種合成樹脂と合
板(化粧版等)の接着或いは合板同士等との接着に好適
なホットメルト接着剤に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、金属と合成樹脂を接着するに際
し、熱溶融型いわゆるホットメルト接着剤を用いること
は周知である。しかし現在使用されているホットメルト
接着剤組成物は接着に用いられる材料、例えばステンレ
ス鋼、アルミニウム、鉄、銅、亜鉛等の金属やポリ塩化
ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、フェノ−ル樹脂、アク
リル樹脂、ポリエチレン又はポリプロピレン等の合成樹
脂及び紙、合板等の天然素材を接着するに際し、ある種
の組合せでは優れた接着強度を示す。通常、これらホッ
トメルト接着剤は専用のアプリケ−タ−を用いて加熱溶
融した接着剤を被着体に塗布し、ただちに圧締して接着
する方法であり、大面積の接着には不向きである。その
為大面積の接着の場合には被着体に対し予めコ−ティン
グして接着する方法が採られていた。しかし、それらの
方法は操作が煩雑となり、経済的でなく、実用的には問
題があった。
し、熱溶融型いわゆるホットメルト接着剤を用いること
は周知である。しかし現在使用されているホットメルト
接着剤組成物は接着に用いられる材料、例えばステンレ
ス鋼、アルミニウム、鉄、銅、亜鉛等の金属やポリ塩化
ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、フェノ−ル樹脂、アク
リル樹脂、ポリエチレン又はポリプロピレン等の合成樹
脂及び紙、合板等の天然素材を接着するに際し、ある種
の組合せでは優れた接着強度を示す。通常、これらホッ
トメルト接着剤は専用のアプリケ−タ−を用いて加熱溶
融した接着剤を被着体に塗布し、ただちに圧締して接着
する方法であり、大面積の接着には不向きである。その
為大面積の接着の場合には被着体に対し予めコ−ティン
グして接着する方法が採られていた。しかし、それらの
方法は操作が煩雑となり、経済的でなく、実用的には問
題があった。
【0003】従来、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化物とポリアミド樹脂を混合してシート化する方法が
知られている(例えば、特開昭56−122880号公報) 。し
かし、この方法では充分な接着強度を得ることは困難で
あり、また、フイルム成形時にエチレン−酢酸ビニル共
重合体のケン化物とポリアミド樹脂が溶融し、均一に混
合された状態でフイルムに成形されないと、フイルムに
ピンホ−ルが発生したり、ポリアミド樹脂の加熱溶融粘
度の温度依存性が大きい為、ポリアミド樹脂との相溶性
が悪いとフイルム化が出来ない。
ン化物とポリアミド樹脂を混合してシート化する方法が
知られている(例えば、特開昭56−122880号公報) 。し
かし、この方法では充分な接着強度を得ることは困難で
あり、また、フイルム成形時にエチレン−酢酸ビニル共
重合体のケン化物とポリアミド樹脂が溶融し、均一に混
合された状態でフイルムに成形されないと、フイルムに
ピンホ−ルが発生したり、ポリアミド樹脂の加熱溶融粘
度の温度依存性が大きい為、ポリアミド樹脂との相溶性
が悪いとフイルム化が出来ない。
【0004】また、ペレット成形時にはストランドの強
度が不足するとペレット化が困難であり、フイルム成形
にはフイルムの強度が不足すると樹脂を押出機から押出
し成形する場合冷却すると同時に巻取り機でまきとる
際、作業性が劣り、また、接着不良の原因になる。建材
用塩化ビニルシ−トの接着は150℃以下の温度でなけ
れば接着時に塩化ビニルシ−トの変形を生じさせるばか
りでなく、変色による商品価値の低下をきたすので温度
が非常に重要である。特に、ポリアミド樹脂のフイルム
成形性は悪く、特にインフレ−ション成形でのフイルム
化はフイルム間のブロッキング、溶融粘度の不足により
不可能に近い。
度が不足するとペレット化が困難であり、フイルム成形
にはフイルムの強度が不足すると樹脂を押出機から押出
し成形する場合冷却すると同時に巻取り機でまきとる
際、作業性が劣り、また、接着不良の原因になる。建材
用塩化ビニルシ−トの接着は150℃以下の温度でなけ
れば接着時に塩化ビニルシ−トの変形を生じさせるばか
りでなく、変色による商品価値の低下をきたすので温度
が非常に重要である。特に、ポリアミド樹脂のフイルム
成形性は悪く、特にインフレ−ション成形でのフイルム
化はフイルム間のブロッキング、溶融粘度の不足により
不可能に近い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、ポリア
ミド樹脂による優れた接着性能に着目し、更に高い接着
強度を有し、比較的低温で接着し、また通常単独ではフ
イルム成形が困難な該ポリアミド系接着剤を成形する方
法について鋭意検討の結果、特定のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体及びそのケン化物と更に無水ポリカルボン酸
を特定のポリアミドに混合させることによって、所期の
目的が達成されることを見出し、本発明を完成するに至
った。
ミド樹脂による優れた接着性能に着目し、更に高い接着
強度を有し、比較的低温で接着し、また通常単独ではフ
イルム成形が困難な該ポリアミド系接着剤を成形する方
法について鋭意検討の結果、特定のエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体及びそのケン化物と更に無水ポリカルボン酸
を特定のポリアミドに混合させることによって、所期の
目的が達成されることを見出し、本発明を完成するに至
った。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、下記の(a) 、
(b) 、(c) 及び(d) を、それぞれ(a) ポリアミド樹
脂;10〜80重量%、(b) エチレン含量40〜80
重量%、酢酸ビニル含量60〜20重量%のエチレン−
酢酸ビニル共重合体のケン化物又はそのグラフト化物
(ケン化率は約30〜100%);90〜20重量%及
び(c) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含
量60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体);0〜80重量%及び(d) 無水ポリカルボン酸;
0.1〜10重量%を含有することを特徴とするホット
メルト接着剤組成物である。
(b) 、(c) 及び(d) を、それぞれ(a) ポリアミド樹
脂;10〜80重量%、(b) エチレン含量40〜80
重量%、酢酸ビニル含量60〜20重量%のエチレン−
酢酸ビニル共重合体のケン化物又はそのグラフト化物
(ケン化率は約30〜100%);90〜20重量%及
び(c) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含
量60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合
体);0〜80重量%及び(d) 無水ポリカルボン酸;
0.1〜10重量%を含有することを特徴とするホット
メルト接着剤組成物である。
【0007】また、本発明は、上記(a) 、(b) 、(c) 及
び(d) からなる組成物をペレット状、フイルム状又はシ
ート状に成形してなるホットメルト接着剤組成物であ
る。更にまた本発明は、上記(a) 、(b) 、(c) 及び(d)
からなる組成物をフイルム状又はシート状に成形するこ
とを特徴とするペレット状、フイルム状またはシート状
ホットメルト接着剤の製造方法である。
び(d) からなる組成物をペレット状、フイルム状又はシ
ート状に成形してなるホットメルト接着剤組成物であ
る。更にまた本発明は、上記(a) 、(b) 、(c) 及び(d)
からなる組成物をフイルム状又はシート状に成形するこ
とを特徴とするペレット状、フイルム状またはシート状
ホットメルト接着剤の製造方法である。
【0008】以下、本発明について、更に詳細に説明す
る。本発明に用いられるポリアミド樹脂(a) としては、
いわゆるダイマ−酸とジアミンとからなるポリアミド樹
脂であってアミン価3〜30、軟化点が90℃以上、粘度
が300 (cps/200℃) 以上のポリアミド樹脂が挙げられ
る。
る。本発明に用いられるポリアミド樹脂(a) としては、
いわゆるダイマ−酸とジアミンとからなるポリアミド樹
脂であってアミン価3〜30、軟化点が90℃以上、粘度
が300 (cps/200℃) 以上のポリアミド樹脂が挙げられ
る。
【0009】かかるポリアミド樹脂は、具体的には例え
ば大豆油、桐油、ト−ル油等の脂肪酸の二量体であるダ
イマ−酸と例えばエチレンジアミン、ジエチレントリア
ミンのようなアルキルジアミン類などの反応生成物が用
いられる。具体例としては、ト−マイド(富士化成工業
社製商品名)390、394、500、509、53
5、558、560、575、1310、1350、1
360、1396、1400、TXC232C、サンマ
イド(三和化学工業社商品名)15−K5、HT−14
0PK−20、エバーグリップ(エー・シー・アイ・ジ
ャパン社商品名)PA131H、PA−79BT、ニュ
ーマイド(ハリマ化成社商品名)945、2152、3
008等が挙げられる。
ば大豆油、桐油、ト−ル油等の脂肪酸の二量体であるダ
イマ−酸と例えばエチレンジアミン、ジエチレントリア
ミンのようなアルキルジアミン類などの反応生成物が用
いられる。具体例としては、ト−マイド(富士化成工業
社製商品名)390、394、500、509、53
5、558、560、575、1310、1350、1
360、1396、1400、TXC232C、サンマ
イド(三和化学工業社商品名)15−K5、HT−14
0PK−20、エバーグリップ(エー・シー・アイ・ジ
ャパン社商品名)PA131H、PA−79BT、ニュ
ーマイド(ハリマ化成社商品名)945、2152、3
008等が挙げられる。
【0010】中でも、本発明に好適に用いられるポリア
ミド樹脂としては、粘度が 3000(cps/200 ℃) 以上、更
に好ましくは3000〜15000 (cps/200℃) であり、或いは
また軟化点が 130℃以上、好ましくは 130〜250 ℃のポ
リアミド樹脂が挙げられる。これらの範疇に属するポリ
アミド樹脂としては、ト−マイドTXC232C、サン
マイドHT−140PK−20、エバグリップPA−7
9BT、ニューマイド3008等が例示される。
ミド樹脂としては、粘度が 3000(cps/200 ℃) 以上、更
に好ましくは3000〜15000 (cps/200℃) であり、或いは
また軟化点が 130℃以上、好ましくは 130〜250 ℃のポ
リアミド樹脂が挙げられる。これらの範疇に属するポリ
アミド樹脂としては、ト−マイドTXC232C、サン
マイドHT−140PK−20、エバグリップPA−7
9BT、ニューマイド3008等が例示される。
【0011】本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル
共重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b) は、エチ
レン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量60〜20
重量%からなるエチレン−酢酸ビニル共重合体を、公知
の方法によってケン化又はそのグラフト化した物であ
り、そして該エチレン−酢酸ビニル共重合体の約30〜
100%をケン化したエチレン−酢酸ビニル−ビニルア
ルコ−ル三元共重合体又はそのグラフト物が用いられ
る。また、これらのエチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化物又はそのグラフト化物は、通常、そのメルトフロ
−インデックス(MI:JIS K6760,1996) は、200g
/10min.以下であるものが好んで用いられる。
共重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b) は、エチ
レン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量60〜20
重量%からなるエチレン−酢酸ビニル共重合体を、公知
の方法によってケン化又はそのグラフト化した物であ
り、そして該エチレン−酢酸ビニル共重合体の約30〜
100%をケン化したエチレン−酢酸ビニル−ビニルア
ルコ−ル三元共重合体又はそのグラフト物が用いられ
る。また、これらのエチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化物又はそのグラフト化物は、通常、そのメルトフロ
−インデックス(MI:JIS K6760,1996) は、200g
/10min.以下であるものが好んで用いられる。
【0012】本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル
共重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b) の具体例
としては、テクノリンク(田岡化学工業株式会社製エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物の登録商標)
R−100、同R−200、同R−300、同R−40
0、同R−4001、又はスミリンク(住友化学工業株
式会社製エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物の登
録商標)DR−55、同DR−150等が挙げられる。
共重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b) の具体例
としては、テクノリンク(田岡化学工業株式会社製エチ
レン−酢酸ビニル共重合体の部分ケン化物の登録商標)
R−100、同R−200、同R−300、同R−40
0、同R−4001、又はスミリンク(住友化学工業株
式会社製エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物の登
録商標)DR−55、同DR−150等が挙げられる。
【0013】なお、本発明において、エチレン含量40
〜80重量%、酢酸ビニル含量60〜20重量%からな
るエチレン−酢酸ビニル共重合体とは、ケン化前のエチ
レン含量及び酢酸ビニル含量をいい、共重合体の組成と
して上記範囲に入る場合のみならず、例えば高いエチレ
ン含量のエチレン−酢酸ビニル共重合体と、低いエチレ
ン含量のエチレン−酢酸ビニル共重合体とを混合するこ
とにより、見掛け上上記エチレン含量となる場合も包含
する。
〜80重量%、酢酸ビニル含量60〜20重量%からな
るエチレン−酢酸ビニル共重合体とは、ケン化前のエチ
レン含量及び酢酸ビニル含量をいい、共重合体の組成と
して上記範囲に入る場合のみならず、例えば高いエチレ
ン含量のエチレン−酢酸ビニル共重合体と、低いエチレ
ン含量のエチレン−酢酸ビニル共重合体とを混合するこ
とにより、見掛け上上記エチレン含量となる場合も包含
する。
【0014】また、本発明において、約30〜100%
をケン化したエチレン−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル
三元共重合体という場合も、比較的高ケン化率のケン化
物と低いケン化率のケン化物を混合することにより、見
掛け上上記の範囲のケン化率(%) となった場合も包含
される。ただし、いずれの場合も、本発明の目的とする
接着性能に悪影響を及ぼさない範囲で考慮される。
をケン化したエチレン−酢酸ビニル−ビニルアルコ−ル
三元共重合体という場合も、比較的高ケン化率のケン化
物と低いケン化率のケン化物を混合することにより、見
掛け上上記の範囲のケン化率(%) となった場合も包含
される。ただし、いずれの場合も、本発明の目的とする
接着性能に悪影響を及ぼさない範囲で考慮される。
【0015】本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル
共重合体(c) は、本発明に必須の構成要件ではないが、
これを併用混合することにより、更に優れた接着性能を
具備することを見出した。特に、該エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(c) を併用混合するときには、エチレン−酢
酸ビニル共重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b)
のケン化率に関係なく、例えば比較的低いケン化率で
も、また高いケン化率のものを用いても優れた接着性能
を示すことを見出した。
共重合体(c) は、本発明に必須の構成要件ではないが、
これを併用混合することにより、更に優れた接着性能を
具備することを見出した。特に、該エチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(c) を併用混合するときには、エチレン−酢
酸ビニル共重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b)
のケン化率に関係なく、例えば比較的低いケン化率で
も、また高いケン化率のものを用いても優れた接着性能
を示すことを見出した。
【0016】本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル
共重合体(c) は、エチレン含量40〜80重量%、酢酸
ビニル含量60〜20重量%からなるエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体が用いられる。また、これらのエチレン−
酢酸ビニル共重合体は、通常、そのメルトフロ−インデ
ックス(MI:JIS K6760,1996) は、150g/10mi
n.以下であるものが好んで用いられる。
共重合体(c) は、エチレン含量40〜80重量%、酢酸
ビニル含量60〜20重量%からなるエチレン−酢酸ビ
ニル共重合体が用いられる。また、これらのエチレン−
酢酸ビニル共重合体は、通常、そのメルトフロ−インデ
ックス(MI:JIS K6760,1996) は、150g/10mi
n.以下であるものが好んで用いられる。
【0017】本発明に用いられるエチレン−酢酸ビニル
共重合体(c) の具体例としては、スミテート(住友化学
工業株式会社製エチレン−酢酸ビニル共重合体の登録商
標)KA−10、同KA−20、同KA−31、同KA
−41、同MB−11、同RB−11等が挙げられる。
共重合体(c) の具体例としては、スミテート(住友化学
工業株式会社製エチレン−酢酸ビニル共重合体の登録商
標)KA−10、同KA−20、同KA−31、同KA
−41、同MB−11、同RB−11等が挙げられる。
【0018】本発明のホットメルト接着剤組成物におい
て、前記ポリアミド樹脂(a) 、エチレン−酢酸ビニル共
重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b) 及びエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(c) との混合割合は、ホットメ
ルト接着剤としての用途、使用目的、被接着物等々によ
り種々の変形、態様が考えられる。しかし、通常は、ポ
リアミド樹脂(a) が10〜80重量%、好ましくは20
〜70重量%であり、エチレン−酢酸ビニル共重合体の
ケン化物又はそのグラフト化物(b) が90〜20重量
%、好ましくは70〜30重量%であり、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(c) が0〜80重量%、好ましくは1
0〜50重量%である。
て、前記ポリアミド樹脂(a) 、エチレン−酢酸ビニル共
重合体のケン化物又はそのグラフト化物(b) 及びエチレ
ン−酢酸ビニル共重合体(c) との混合割合は、ホットメ
ルト接着剤としての用途、使用目的、被接着物等々によ
り種々の変形、態様が考えられる。しかし、通常は、ポ
リアミド樹脂(a) が10〜80重量%、好ましくは20
〜70重量%であり、エチレン−酢酸ビニル共重合体の
ケン化物又はそのグラフト化物(b) が90〜20重量
%、好ましくは70〜30重量%であり、エチレン−酢
酸ビニル共重合体(c) が0〜80重量%、好ましくは1
0〜50重量%である。
【0019】しかし、例えば、ポリアミド樹脂(a) が2
0〜40重量%、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン
化物又はそのグラフト化物(b) が80〜60重量%であ
の場合、ポリアミド樹脂(a) が40〜80重量%、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体のケン化物又はそのグラフト
化物(b) が60〜30重量%である場合も、用途により
又は特にフイルム又はシ−ト加工に好適である場合があ
る。
0〜40重量%、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン
化物又はそのグラフト化物(b) が80〜60重量%であ
の場合、ポリアミド樹脂(a) が40〜80重量%、エチ
レン−酢酸ビニル共重合体のケン化物又はそのグラフト
化物(b) が60〜30重量%である場合も、用途により
又は特にフイルム又はシ−ト加工に好適である場合があ
る。
【0020】本発明に用いられる無水ポリカルボン酸
(d) は、好適には脂肪族又は芳香族系ポリカルボン酸無
水物が用いられる。ここで、脂肪族又は芳香族系ポリカ
ルボン酸無水物としては、具体的には炭素数2〜20の
飽和若しくは不飽和の脂肪族ポリカルボン酸の無水物、
炭素数8〜20の芳香族ポリカルボン酸の無水物であ
り、さらにこれらを含む誘導体、例えば該ポリカルボン
酸類とアルキレングリコ−ル等の多価アルコ−ルとのエ
ステル類、或いはその他無水マレイン酸とエチレン系ビ
ニルモノマ−との共重合体等が挙げられる。
(d) は、好適には脂肪族又は芳香族系ポリカルボン酸無
水物が用いられる。ここで、脂肪族又は芳香族系ポリカ
ルボン酸無水物としては、具体的には炭素数2〜20の
飽和若しくは不飽和の脂肪族ポリカルボン酸の無水物、
炭素数8〜20の芳香族ポリカルボン酸の無水物であ
り、さらにこれらを含む誘導体、例えば該ポリカルボン
酸類とアルキレングリコ−ル等の多価アルコ−ルとのエ
ステル類、或いはその他無水マレイン酸とエチレン系ビ
ニルモノマ−との共重合体等が挙げられる。
【0021】本発明に特に好適に用いられる脂肪族又は
芳香族系ポリカルボン酸無水物としては、無水トリメリ
ット酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリット酸若し
くは無水ピロメリット酸とエチレングリコールとのジエ
ステル又はグリセリンとのトリエステル、3,3’,
4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マレ
イン酸共重合体、メチルビニルエ−テル−無水マレイン
酸共重合体等が挙げられる。具体的には、無水トリメリ
ットとエチレングリコールとのジエステル(例えば、新
日本理化株式会社のエチレングリコールビス(アンヒド
ロトリメリテート)・商品名リカシッドTMEG)が挙
げられる。
芳香族系ポリカルボン酸無水物としては、無水トリメリ
ット酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリット酸若し
くは無水ピロメリット酸とエチレングリコールとのジエ
ステル又はグリセリンとのトリエステル、3,3’,
4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸無水物、ス
チレン−無水マレイン酸共重合体、エチレン−無水マレ
イン酸共重合体、メチルビニルエ−テル−無水マレイン
酸共重合体等が挙げられる。具体的には、無水トリメリ
ットとエチレングリコールとのジエステル(例えば、新
日本理化株式会社のエチレングリコールビス(アンヒド
ロトリメリテート)・商品名リカシッドTMEG)が挙
げられる。
【0022】本発明に用いられる無水ポリカルボン酸
(d) の添加量は、本発明のホットメルト接着剤組成物中
0.1〜10重量%、特に好ましくは0.5〜5重量%
の範囲である。なお、本発明は、上記(a) 、(b) 及び
(d) 更に場合により(c) を含有することを特徴とする
が、更にまた、必要により他の有数の添加剤、例えば粘
稠化剤、着色剤、充填剤、老化防止剤等を添加すること
ができ、また、他の接着剤の改質を目的として他の接着
剤に本発明の組成物を添加することもできる。
(d) の添加量は、本発明のホットメルト接着剤組成物中
0.1〜10重量%、特に好ましくは0.5〜5重量%
の範囲である。なお、本発明は、上記(a) 、(b) 及び
(d) 更に場合により(c) を含有することを特徴とする
が、更にまた、必要により他の有数の添加剤、例えば粘
稠化剤、着色剤、充填剤、老化防止剤等を添加すること
ができ、また、他の接着剤の改質を目的として他の接着
剤に本発明の組成物を添加することもできる。
【0023】本発明のホットメルト接着剤組成物のフイ
ルム又はシ−ト加工で、用いるポリアミド樹脂(a) は、
一般に軟化点の範囲が他の熱可塑性樹脂とは異なり著し
く狭く、粘度低下が大きい。この性質は接着剤としては
被着体表面への「ぬれ」が良くなり、ホットメルト接着
剤にとっては理想的な性質である。しかし、加工性、特
にフイルム又はシ−トとして加工する場合にはこの性質
は大きな欠点となる。即ち、フイルム又はシ−トとして
加工する場合、通常T−ダイ法、インフレ−ションダイ
法が用いられるが、溶液粘度が小さい場合フイルムに加
工できないことがある。
ルム又はシ−ト加工で、用いるポリアミド樹脂(a) は、
一般に軟化点の範囲が他の熱可塑性樹脂とは異なり著し
く狭く、粘度低下が大きい。この性質は接着剤としては
被着体表面への「ぬれ」が良くなり、ホットメルト接着
剤にとっては理想的な性質である。しかし、加工性、特
にフイルム又はシ−トとして加工する場合にはこの性質
は大きな欠点となる。即ち、フイルム又はシ−トとして
加工する場合、通常T−ダイ法、インフレ−ションダイ
法が用いられるが、溶液粘度が小さい場合フイルムに加
工できないことがある。
【0024】ところが、本発明のように、該ポリアミド
樹脂(a) に、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物
又はそのグラフト化物(b) 、必要によりエチレン−酢酸
ビニル共重合体及び無水ポリカルボン酸(d) とを所定量
含有させることにより、これらの欠点を補い、なお且つ
最大の長所である接着力を低下させることなくT−ダイ
法、インフレ−ションダイ法等によりフイルムやシ−ト
に加工することが可能となる。
樹脂(a) に、エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物
又はそのグラフト化物(b) 、必要によりエチレン−酢酸
ビニル共重合体及び無水ポリカルボン酸(d) とを所定量
含有させることにより、これらの欠点を補い、なお且つ
最大の長所である接着力を低下させることなくT−ダイ
法、インフレ−ションダイ法等によりフイルムやシ−ト
に加工することが可能となる。
【0025】本発明のフイルム状またはシート状ホット
メルト接着剤の製造方法は、前記のポリアミド樹脂(a)
に、前記エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物又は
そのグラフト化物(b) 、必要によりエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(c) 及び無水ポリカルボン酸(d) とを所定量
添加し、ペレットとする。好ましいペレットは、直径又
は一辺が2〜3mmの一定の円形又は角柱に造粒された
ものである。ペレットの作成は、通常一軸押出機又は二
軸押出機が用いられる。これらのペレットを好ましくは
T−ダイ法や、インフレ−ションダイ法によりフイルム
やシ−トに加工することができる。
メルト接着剤の製造方法は、前記のポリアミド樹脂(a)
に、前記エチレン−酢酸ビニル共重合体のケン化物又は
そのグラフト化物(b) 、必要によりエチレン−酢酸ビニ
ル共重合体(c) 及び無水ポリカルボン酸(d) とを所定量
添加し、ペレットとする。好ましいペレットは、直径又
は一辺が2〜3mmの一定の円形又は角柱に造粒された
ものである。ペレットの作成は、通常一軸押出機又は二
軸押出機が用いられる。これらのペレットを好ましくは
T−ダイ法や、インフレ−ションダイ法によりフイルム
やシ−トに加工することができる。
【0026】本発明においてフイルムとは、0.2mm
未満の厚さの平面状の成形品を意味し、またこれ以上の
厚さの成形品をシートという。フイルムの厚さは0.0
1〜0.5mm、好ましくは0.02〜0.2mmのフ
イルムが用いられる。フイルムはその製造方法により、
カレンダーフイルム、Tダイフイルム、インフレーショ
ンフイルム、キャストフイルム等に分けられる。また、
フイルムは延伸することによって性質が変わるので、無
延伸フイルム、一軸延伸フイルム、二軸延伸フイルムに
分類され、他に複合フイルムもある。
未満の厚さの平面状の成形品を意味し、またこれ以上の
厚さの成形品をシートという。フイルムの厚さは0.0
1〜0.5mm、好ましくは0.02〜0.2mmのフ
イルムが用いられる。フイルムはその製造方法により、
カレンダーフイルム、Tダイフイルム、インフレーショ
ンフイルム、キャストフイルム等に分けられる。また、
フイルムは延伸することによって性質が変わるので、無
延伸フイルム、一軸延伸フイルム、二軸延伸フイルムに
分類され、他に複合フイルムもある。
【0027】本発明のホットメルト接着剤は、好ましく
はこれをシ−ト状接着剤或いはフイルム状接着剤として
用いられ、同種もしくは異種の金属同士の接着、金属と
各種合成樹脂との接着、同種もしくは異種の各種合成樹
脂同士の接着、各種合成樹脂と合板(化粧版等)の接着
或いは合板同士等との接着に好適なホットメルト接着剤
として使用される。
はこれをシ−ト状接着剤或いはフイルム状接着剤として
用いられ、同種もしくは異種の金属同士の接着、金属と
各種合成樹脂との接着、同種もしくは異種の各種合成樹
脂同士の接着、各種合成樹脂と合板(化粧版等)の接着
或いは合板同士等との接着に好適なホットメルト接着剤
として使用される。
【0028】具体的には、アルミニウム同志の接着、ア
ルミニウムとステンレススチール(SUS)との接着等
があげられ、また、金属と各種合成樹脂との接着として
は、ポリ塩化ビニルと金属(鉄、アルミニウム、銅
等)、硬質塩化ビニルと金属、軟質塩化ビニルと金属
(鉄、アルミニウム、銅等)、軟質塩化ビニルと合板、
ポリカ−ボネ−トとアルミニウム、ナイロンとアルミニ
ウム、強化ポリエステル繊維とアルミニウム、ABS樹
脂とアルミニウム、アクリル樹脂とアルミニウム、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)同志、PETと金属
等の接着に好適に用いられる。特に塩ビフロアーシート
とステンレススチール(SUS)又はアルミ板とからな
る床材用のホットメルト接着剤として、或いは軟質塩ビ
と金属(鉄、アルミニウム、銅等)又は合板との接着に
好ましく使用される。
ルミニウムとステンレススチール(SUS)との接着等
があげられ、また、金属と各種合成樹脂との接着として
は、ポリ塩化ビニルと金属(鉄、アルミニウム、銅
等)、硬質塩化ビニルと金属、軟質塩化ビニルと金属
(鉄、アルミニウム、銅等)、軟質塩化ビニルと合板、
ポリカ−ボネ−トとアルミニウム、ナイロンとアルミニ
ウム、強化ポリエステル繊維とアルミニウム、ABS樹
脂とアルミニウム、アクリル樹脂とアルミニウム、ポリ
エチレンテレフタレート(PET)同志、PETと金属
等の接着に好適に用いられる。特に塩ビフロアーシート
とステンレススチール(SUS)又はアルミ板とからな
る床材用のホットメルト接着剤として、或いは軟質塩ビ
と金属(鉄、アルミニウム、銅等)又は合板との接着に
好ましく使用される。
【0029】
【発明の効果】本発明のホットメルト接着剤組成物は、
容易にフイルム又はシート成形が可能であり、同種或い
は異種の金属と金属との接着、金属と各種合成樹脂との
接着或いは各種合成樹脂と合板との接着に好適であり、
優れた接着強度を示す。
容易にフイルム又はシート成形が可能であり、同種或い
は異種の金属と金属との接着、金属と各種合成樹脂との
接着或いは各種合成樹脂と合板との接着に好適であり、
優れた接着強度を示す。
【0030】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。
【0031】実施例1〜16、比較例1〜4ペレットの作成 所定のポリアミド樹脂(a) 、エチレン−酢酸ビニル共重
合体のケン化物(b) 及び無水ポリカルボン酸(d) をそれ
ぞれ用い、以下の条件でペレット(直径又は一辺が2mm
〜3mmの円柱形又は角柱形)を作成する。 スクリュー式:フルフライト L/D=36 樹脂温度 140℃ スクリュー回転数 90 ストランド 7本
合体のケン化物(b) 及び無水ポリカルボン酸(d) をそれ
ぞれ用い、以下の条件でペレット(直径又は一辺が2mm
〜3mmの円柱形又は角柱形)を作成する。 スクリュー式:フルフライト L/D=36 樹脂温度 140℃ スクリュー回転数 90 ストランド 7本
【0032】フイルムの作成 上記ペレットを用いて、インフレーション法により、加
工温度80℃で厚さ0.05mmのフイルムを作成する。
工温度80℃で厚さ0.05mmのフイルムを作成する。
【0033】上記の条件で作成されたフイルムを用い
て、以下の接着条件、試験条件で接着性能試験を行った
結果を表−1〜表−4に示す。なお、表中のTMEGと
は、新日本理化株式会社のエチレングリコールビス(ア
ンヒドロトリメリテート) の商品名リカシッドTMEG
を意味する。なお、本発明の特徴とする無水ポリカルボ
ン酸を添加しない場合、その他本発明に規定する範囲外
の場合を比較例とし、表中で比較1〜4として示した。
て、以下の接着条件、試験条件で接着性能試験を行った
結果を表−1〜表−4に示す。なお、表中のTMEGと
は、新日本理化株式会社のエチレングリコールビス(ア
ンヒドロトリメリテート) の商品名リカシッドTMEG
を意味する。なお、本発明の特徴とする無水ポリカルボ
ン酸を添加しない場合、その他本発明に規定する範囲外
の場合を比較例とし、表中で比較1〜4として示した。
【0034】〔接着条件〕塩化ビニル−とアルミニウムの接着 上記の方法で得られたフイルムを使用し、150 ℃×10
分/圧締圧0.05kgf/cm2 で25mm×150mm ×3.0mm の
塩ビフロアーシート(床材)と、25mm×150mm ×0.3 mm
のアルミニウム試験片(JIS H 4000 A1050P) とを接着し
た。なお、塩ビフロアーシートは未脱脂、アルミニウム
試験片は脱脂したものを用いた。
分/圧締圧0.05kgf/cm2 で25mm×150mm ×3.0mm の
塩ビフロアーシート(床材)と、25mm×150mm ×0.3 mm
のアルミニウム試験片(JIS H 4000 A1050P) とを接着し
た。なお、塩ビフロアーシートは未脱脂、アルミニウム
試験片は脱脂したものを用いた。
【0035】〔試験条件〕剥離試験 試験片の接着部分の一端をあらかじめ約10mm程度剥離
させ、両方を試験機のつかみ部に取りつけ180°剥離
強度(kgf/inch) を測定した。 引張速度=50mm/min 、測定温度=25℃
させ、両方を試験機のつかみ部に取りつけ180°剥離
強度(kgf/inch) を測定した。 引張速度=50mm/min 、測定温度=25℃
【0036】
【表−1】 * 酢酸ビニル含量は、ケン化前の共重合体中の酢酸ビニ
ル含量 (重量%) をいう。(以下、同じ)
ル含量 (重量%) をいう。(以下、同じ)
【0037】
【表−2】
【0038】
【表−3】
【0039】
【表−4 】
【0040】実施例17〜26、比較例5〜9ペレットの作成 所定のポリアミド樹脂(a) 、エチレン−酢酸ビニル共重
合体のケン化物(b) 、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(c) 及び無水ポリカルボン酸(d) をそれぞれ用い、以下
の条件でペレット(直径又は一辺が2mm〜3mmの円柱形
又は角柱形)を作成する。 スクリュー式:フルフライト L/D=36 樹脂温度 140℃ スクリュー回転数 90 ストランド 7本
合体のケン化物(b) 、エチレン−酢酸ビニル共重合体
(c) 及び無水ポリカルボン酸(d) をそれぞれ用い、以下
の条件でペレット(直径又は一辺が2mm〜3mmの円柱形
又は角柱形)を作成する。 スクリュー式:フルフライト L/D=36 樹脂温度 140℃ スクリュー回転数 90 ストランド 7本
【0041】フイルムの作成 上記ペレットを用いて、インフレーション法により、加
工温度80℃で厚さ0.05mmのフイルムを作成する。
工温度80℃で厚さ0.05mmのフイルムを作成する。
【0042】上記の条件で作成されたフイルムを用い
て、以下の接着条件、試験条件で接着性能試験を行った
結果を表−5〜表−7に示す。
て、以下の接着条件、試験条件で接着性能試験を行った
結果を表−5〜表−7に示す。
【0043】なお、表中の酢酸ビニル含量とは、ケン化
前のエチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル含有
量( 重量%) を表わす。また、表中のTMEGとは、新
日本理化株式会社のエチレングリコールビス(アンヒド
ロトリメリテート) の商品名リカシッドTMEGを意味
する。本発明の特徴とする無水ポリカルボン酸を添加し
ない場合、その他本発明に規定する範囲外の場合を比較
例とし、表中で比較5〜9として示した。
前のエチレン−酢酸ビニル共重合体中の酢酸ビニル含有
量( 重量%) を表わす。また、表中のTMEGとは、新
日本理化株式会社のエチレングリコールビス(アンヒド
ロトリメリテート) の商品名リカシッドTMEGを意味
する。本発明の特徴とする無水ポリカルボン酸を添加し
ない場合、その他本発明に規定する範囲外の場合を比較
例とし、表中で比較5〜9として示した。
【0044】〔接着条件〕軟質塩化ビニル−とアルミニウムの接着 上記の方法で得られたフイルムを使用し、150 ℃×15
分/圧締圧0.05kgf/cm2 で25mm×150mm ×2.0mm の
軟質塩化ビニルシートと、25mm×150mm ×0.3mmのアル
ミニウム試験片(JIS H 4000 A1050P) とを接着した。な
お、軟質塩化ビニルシートは未脱脂、アルミニウム試験
片は脱脂したものを用いた。
分/圧締圧0.05kgf/cm2 で25mm×150mm ×2.0mm の
軟質塩化ビニルシートと、25mm×150mm ×0.3mmのアル
ミニウム試験片(JIS H 4000 A1050P) とを接着した。な
お、軟質塩化ビニルシートは未脱脂、アルミニウム試験
片は脱脂したものを用いた。
【0045】〔試験条件〕剥離試験 試験片の接着部分の一端をあらかじめ約10mm程度剥離
させ、両方を試験機のつかみ部に取りつけ、T剥離強度
を測定した。剥離試験での引張速度及び測定温度は次の
とおりである。 引張速度=50mm/min 測定温度=25℃ なお、表−5〜表−7中の接着強度の欄に示したT剥離
の単位は kgf/inch である。
させ、両方を試験機のつかみ部に取りつけ、T剥離強度
を測定した。剥離試験での引張速度及び測定温度は次の
とおりである。 引張速度=50mm/min 測定温度=25℃ なお、表−5〜表−7中の接着強度の欄に示したT剥離
の単位は kgf/inch である。
【0046】
【表−5】
【0047】
【表−6】
【0048】
【表−7】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C09J 131/04 JCJ 177/08 JGA (72)発明者 大橋紘一 大阪市淀川区西三国4丁目2番11号 田岡 化学工業株式会社内
Claims (9)
- 【請求項1】下記の(a) 、(b) 、(c) 及び(d) を、それ
ぞれ (a) ポリアミド樹脂;10〜80重量%、 (b) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量
60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化物又はそのグラフト化物(ケン化率は約30〜10
0%);90〜20重量%及び (c) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量
60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体;0
〜80重量%及び (d) 無水ポリカルボン酸;0.1〜10重量% を含有することを特徴とするホットメルト接着剤組成
物。 - 【請求項2】無水ポリカルボン酸が0.5〜5重量%で
ある請求項1に記載のホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項3】ポリアミド樹脂が、ダイマー酸とジアミン
との反応によって得られる重合体である請求項1〜請求
項2のいずれかに記載のホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項4】ポリアミド樹脂が、ダイマー酸とジアミン
との反応によって得られる重合体であってアミン価3〜
30、粘度が 300(cps/200℃) 以上であり、軟化点が90
℃以上である請求項1〜請求項3のいずれかに記載のホ
ットメルト接着剤組成物。 - 【請求項5】ポリアミド樹脂が、ダイマー酸とジアミン
との反応によって得られる重合体であってアミン価3〜
30、粘度が3000(cps/200℃) 以上、軟化点が 130〜25
0 ℃である請求項4に記載のホットメルト接着剤組成
物。 - 【請求項6】無水ポリカルボン酸が、脂肪族又は芳香族
系ポリカルボン酸の無水物である請求項1〜請求項5の
いずれかに記載のホットメルト接着剤組成物。 - 【請求項7】脂肪族又は芳香族系ポリカルボン酸が、無
水トリメリット酸、無水ピロメリット酸、無水トリメリ
ット酸若しくは無水ピロメリット酸とエチレングリコー
ルとのジエステル又はグリセリンとのトリエステル、
3,3’,4,4’−ベンゾフェノンテトラカルボン酸
無水物、スチレン−無水マレイン酸共重合体、エチレン
−無水マレイン酸共重合体、メチルビニルエ−テル−無
水マレイン酸共重合体から選ばれる請求項6に記載のホ
ットメルト接着剤組成物。 - 【請求項8】(a) ポリアミド樹脂;10〜80重量
%、 (b) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量
60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化物又はそのグラフト化物(ケン化率は約30〜10
0%);90〜20重量%及び (c) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量
60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体);
0〜80重量%及び (d) 無水ポリカルボン酸;0.1〜10重量% を含有するペレット状、フイルム状又はシート状ホット
メルト接着剤組成物。 - 【請求項9】(a) ポリアミド樹脂;10〜80重量
%、 (b) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量
60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体のケ
ン化物又はそのグラフト化物(ケン化率は約30〜10
0%);90〜20重量%及び (c) エチレン含量40〜80重量%、酢酸ビニル含量
60〜20重量%のエチレン−酢酸ビニル共重合体);
0〜80重量%及び (d) 無水ポリカルボン酸;0.1〜10重量% を含有する組成物をペレット状、フイルム状又はシート
状に成形することを特徴とするフイルム状又はシート状
ホットメルト接着剤の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6067560A JPH07157734A (ja) | 1993-07-30 | 1994-03-11 | ホットメルト接着剤組成物 |
Applications Claiming Priority (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP20871793 | 1993-07-30 | ||
| JP5-281836 | 1993-10-14 | ||
| JP28183693 | 1993-10-14 | ||
| JP5-208717 | 1993-10-14 | ||
| JP6067560A JPH07157734A (ja) | 1993-07-30 | 1994-03-11 | ホットメルト接着剤組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07157734A true JPH07157734A (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=27299487
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6067560A Pending JPH07157734A (ja) | 1993-07-30 | 1994-03-11 | ホットメルト接着剤組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07157734A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6306954B1 (en) | 1998-01-12 | 2001-10-23 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Adhesive resin composition and heat-shrinkable articles made by using the same |
| JP2009522413A (ja) * | 2005-12-30 | 2009-06-11 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ホットメルト接着剤組成物 |
| JP2020501001A (ja) * | 2016-10-17 | 2020-01-16 | エル.ブリュッグマン ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー | ポリアミドの制御された粘度調整のための添加剤 |
| WO2020153303A1 (ja) * | 2019-01-23 | 2020-07-30 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびその樹脂組成物を用いた成形品 |
| CN113046018A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-29 | 常州市贝美家居科技有限公司 | 一种热熔胶、热熔胶膜及其制备方法与应用 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6067560A patent/JPH07157734A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6306954B1 (en) | 1998-01-12 | 2001-10-23 | Sumitomo Electric Industries, Ltd. | Adhesive resin composition and heat-shrinkable articles made by using the same |
| JP2009522413A (ja) * | 2005-12-30 | 2009-06-11 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | ホットメルト接着剤組成物 |
| JP2020501001A (ja) * | 2016-10-17 | 2020-01-16 | エル.ブリュッグマン ゲーエムベーハー ウント コー.カーゲー | ポリアミドの制御された粘度調整のための添加剤 |
| WO2020153303A1 (ja) * | 2019-01-23 | 2020-07-30 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびその樹脂組成物を用いた成形品 |
| JP2021080428A (ja) * | 2019-01-23 | 2021-05-27 | 東ソー株式会社 | 樹脂組成物およびその樹脂組成物を用いた成形品 |
| CN113046018A (zh) * | 2021-03-19 | 2021-06-29 | 常州市贝美家居科技有限公司 | 一种热熔胶、热熔胶膜及其制备方法与应用 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4376845A (en) | Three-component polymer blends and adhesive films prepared therefrom | |
| JP2009102642A (ja) | 共グラフトしたメタロセンポリエチレンとlldpeと、メタロセンポリエチレンとをベースにしたポリエステル用共押出しバインダー | |
| JPWO1999035206A1 (ja) | 接着剤樹脂組成物とそれを用いた熱回復物品 | |
| WO2010135544A1 (en) | Peelable multilayer surface protecting film and product | |
| TW524744B (en) | Laminated film and method of producing the same | |
| US4592960A (en) | Production of polyolefin copolymer | |
| US5322908A (en) | Resin composition and adhesive using the same | |
| JP3778459B2 (ja) | ホットメルト接着剤組成物 | |
| KR100360516B1 (ko) | 공압출 결합제, 다층구조에 대한 그것의 용도 및 이에따라 얻어진 구조물 | |
| US4416937A (en) | Polymer blends and laminates and adhesive films prepared therefrom | |
| JP2846451B2 (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| JPS621668B2 (ja) | ||
| US3922421A (en) | Blends of acid-containing copolymers and copolymers of acrylonitrile and a conjugated diolefin | |
| JP2894611B2 (ja) | 接着性ポリプロピレン組成物 | |
| JPH04320440A (ja) | 接着性樹脂組成物 | |
| JP2006008748A (ja) | 樹脂組成物及び積層体 | |
| JPH07150123A (ja) | ポリエステル系ホットメルト接着剤組成物 | |
| US3976724A (en) | Blends of acid-containing copolymers and copolymers of acrylonitrile and a conjugated diolefin | |
| JP2006192743A (ja) | ポリアミド−ポリオレフィン複合成形体 | |
| JPH083444A (ja) | 改質されたポリアミド樹脂組成物 | |
| JPH01254789A (ja) | 熱可塑性接着剤組成物 | |
| JPH1192733A (ja) | ホットメルト接着剤組成物 | |
| JP3892107B2 (ja) | ホットメルト接着剤組成物 | |
| JPH06336580A (ja) | ホットメルト接着剤 | |
| JPH06182922A (ja) | 積層体 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20031216 |