JPH07161969A - 電荷検出装置及びその駆動装置 - Google Patents

電荷検出装置及びその駆動装置

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JPH07161969A
JPH07161969A JP5310439A JP31043993A JPH07161969A JP H07161969 A JPH07161969 A JP H07161969A JP 5310439 A JP5310439 A JP 5310439A JP 31043993 A JP31043993 A JP 31043993A JP H07161969 A JPH07161969 A JP H07161969A
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gate
signal
floating gate
charge detection
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JP5310439A
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English (en)
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Hiromasa Funakoshi
裕正 船越
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 FGA(フローティング・ゲート・アンプ)
の電荷検出部下の寄生容量を増加させることにより、電
荷検出装置の高感度化を図る。またリーク電流によるF
G電位変動を補正し、安定した出力信号が得られるよう
にする。 【構成】 ゲート酸化膜の実効的な厚さが、画素部より
も、電荷検出部及びソースフォロワ部の方を薄く構成す
る。ONO構造からなるゲート酸化膜形成後、FG30、
リセットゲートRG98及びソースフォロワに相当する部
分のみ除去し、その後酸化膜34を形成する。その後アウ
トプットゲートOG97、FG30、RG98を形成する。こ
の時、酸化膜34の実効的厚みは、ONO構造をとるゲー
ト酸化膜より薄く形成するため、FG30と信号電荷Q間
の寄生容量C11は以前より増加して電荷検出感度が向上
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電荷結合素子(以下CC
D)において、電荷電圧変換を行う電荷検出装置及びそ
の駆動装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CCDにおいては信号電荷を低雑音検出
及び増幅することが要求される。CCDの電荷検出装置
の代表的なものとしては、フローティング・ディフュー
ジョン・アンプ(Floating Diffusion Amplifier 以下
FDAと略記)とフローティング・ゲート・アンプ(Fl
oating Gate Amplifier 以下FGAと略記)があった。
FDAは最も普及しているものであり、図9にFDAを
用いた従来のCCD装置の全体構成を示す。フォトダイ
オード(PD)90に入射した光子は、電荷に変換されP
D90内に蓄積される。一定時間後、信号電荷はVCCD
91に読み出され、HCCD92を経てFDA93に入力さ
れ、電圧として検出される。このようなFDAでは、リ
セット雑音が発生するという問題があった。一方FGA
には、非破壊でリセット雑音のない増幅器を実現可能で
あるという特徴があった。
【0003】FGAに関しては、アイ・エス・エス・シ
ー・シー、ダイジェスト・オブ・テクニカルペーパーズ
(1973年)の154頁−155頁(ISSCC Digest of Technica
l Papers(1973)PP.154-155)に発表されている。また、
アール・シー・エー・レビュー36(1975年、9月)の566
頁から593頁(RCA REVIEW 36(SEPTEMBER,1975)P.566-59
3)には、FDA、FGAについて記載されている。
【0004】図10は従来のFGAの寄生容量を示す図
であり、フローティングゲート(FG)95下に信号電荷
Qが入力した場合の断面の形状を示している。Si基板上
にゲート酸化膜96をはさんで、ポリシリコンによってF
G95が形成される。SiO2で絶縁膜を形成後、アルミニウ
ムやタングステンによってバイアスゲート94が形成され
る。この時C1は信号電荷QとFG95間容量、C2はF
G95とBG94間容量、C3は信号電荷QとP型基板間の
空乏層容量、C4はFG95とP+領域(チャンネル・スト
ッパとして機能)間容量、C5はMOSトランジスタ
(以下Trと略記)の入力容量である。MOSTrはソ
ースフォロワ(図示せず)を構成し、信号電圧を低出力
インピーダンスに変換して出力する。つまりFG95は電
荷検出用ゲートと初段Trのゲートを兼ねたことにな
る。このような寄生容量が存在した状態で、FG95下に
信号電荷Qが入力された場合、FG95には(1)式にし
たがってΔVだけの電圧変化が現れる。
【0005】 ΔV= Q/(C2+C4+C5+C3(C1+C2+C4+C5)/C1) ・・・ (1) FG95の動作点電位は、BG94の電位を設定することに
より決められる。以上説明したFGAは、図9のFDA
93に置き換わって動作するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
FGAを備えた従来の電荷検出装置では、電荷検出感度
が低いという課題があった。(1)式から考えれば、C
1が大きく、C3が小さいほど検出感度は向上する。し
かしながらC1、C3とも限界が存在するのに加えて、
FG95をソースフォロワの初段Trまで伸ばす必要があ
るため、寄生容量を大幅に削減できなかった。さらに実
際のFGAでは、(1)式以上の寄生容量が付加されて
いた。
【0007】図11は従来のFGA周辺の平面図と断面
図であり、HCCD92上に形成されたゲートにφH1、
φH2が印加されることにより信号電荷が転送される。
信号電荷は、アウトプットゲート(OG)97を越えてF
G95下に転送され、電荷電圧変換が行われる。FG95で
検出された信号電荷Qは、FDAと同様に、リセットゲ
ート(RG)98によって、リセットドレイン(RD)99
に排出される。図11より明らかなように、FG95とO
G97、RG98がオーバーラップしている。これはφH
1、φH2が印加されたゲートと同様に、FG95を配置
したためであり、FG95とOG97間にC6、FG95とR
G98間にC7の容量が新たに付加されている。したがっ
て従来では、FGAの感度はFDAに比較して4〜5割
低くなっていた。
【0008】さらに、FG95はその名のとおり電気的に
フローティング状態であり、ほんの少しでもリーク電流
が存在した場合、FG95の電位は変動する。この電位変
動がソースフォロワの動作点変動となり、出力信号の変
動となって現れてくる。現状、どのような絶縁膜でもリ
ーク電流を零にするのは不可能であり、特にFG95電位
が高くなるとリーク電流が増加する傾向があった。また
BG94には、FG95の動作点を設定するため高圧が印加
されており、特にリーク電流が多く発生した。したがっ
て安定した状態で使用するには、FG95、BG94の低圧
化を図るともにリーク電流が発生してもFG95電位を一
定にする必要があった。
【0009】本発明はかかる点に鑑み、電荷検出感度が
高く、リーク電流の影響をほとんど受けない電荷検出装
置及びその駆動装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達す
るため、次の各手段により達成される。まず、半導体基
板上に形成され窒化膜を含む第1のゲート酸化膜と、前
記第1のゲート酸化膜を除去した後に形成したSiO2より
なる第2のゲート酸化膜と、前記第1のゲート酸化膜上
に形成された複数のゲートからなる電荷転送手段と、前
記電荷転送手段より転送される信号電荷を検出する電荷
検出手段と、リセットゲートと、前記電荷検出手段に接
続されたソースフォロワからなり、前記電荷検出手段と
前記リセットゲート及び前記ソースフォロワが前記第2
のゲート酸化膜上に形成されたことを特徴とする。
【0011】第2は、半導体基板上に形成された複数の
ゲートからなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より
転送される信号電荷を検出するフローティングゲート
と、前記フローティングゲートと交差するとともに絶縁
膜を介して形成されるバイアスゲートからなり、前記フ
ローティングゲートが金属か金属によって裏打ちされた
ポリシリコンであることを特徴とする。
【0012】第3は、半導体基板上に形成された複数の
ゲートからなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より
転送される信号電荷を検出するフローティングゲート
と、前記フローティングゲートと交差するとともに絶縁
膜を介して形成されるバイアスゲートと、前記フローテ
ィングゲート下に配置されたゲート手段からなり、前記
ゲート手段に前記バイアスゲートと同一の信号を加える
ことを特徴とする。
【0013】第4は、半導体基板上に形成された複数の
ゲートからなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より
転送される信号電荷を検出するフローティングゲート
と、前記フローティングゲートと交差するとともに絶縁
膜を介して形成されるバイアスゲートからなり、前記フ
ローティングゲートの中央部に高ポテンシャル部を設け
たことを特徴とする。
【0014】第5は、半導体基板上に形成された複数の
ゲートからなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より
転送される信号電荷を検出する電荷検出手段と、前記電
荷検出手段に存在する信号電荷を排出するリセットドレ
インからなり、前記リセットドレインに前記電荷転送手
段の最終ゲートと同相の信号を加えることにより前記電
荷検出手段から信号電荷を排出する。
【0015】第6は、半導体基板上に形成された複数の
ゲートからなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より
転送される信号電荷を検出する電荷検出手段と、前記電
荷検出手段の最終ゲートに加える駆動信号振幅を前記電
荷転送段内の他ゲートに加える駆動信号振幅よりも大と
することを特徴とする。
【0016】第7は、バイアスゲート及びフローティン
グゲートを有する電荷検出装置からの出力信号と、前記
出力信号の一部をサンプルするサンプルホールド手段
と、前記サンプルホールド手段出力に応じて前記バイア
スゲートに加える信号を変化させるバイアスゲート電圧
制御手段からなることを特徴とする。
【0017】
【作用】本発明は上記した構成により、FGAの感度向
上を妨げる寄生容量を大幅に削減できる。またリーク電
流が発生しても、バイアスゲート電位を制御することに
よりFG電位をほぼ固定状態で使用できる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図1は本発明の第1の実施例
におけるFGA周辺の断面図で、図中、9はフィールド
酸化膜、30はフローティングゲート(FG)、31は
ゲート、32は窒化膜、33,34は酸化膜、94はバ
イアスゲート(BG)、97はアウトプットゲート(O
G)、98はリセットゲート(RG)、99はリセット
ドレイン(RD)である。
【0019】まず、フローティングゲート30と、アウト
プットゲート97及びリセットゲート98との間に間隙D
1、D2を設けたものであり、本出願人が特願平5-1520
56号に記載したものと同等である。これを用いて以下実
施例を詳細に説明する。第1の実施例の特徴はゲート酸
化膜の実効的な厚さを比較した場合、画素部及びHCC
D部よりも、電荷検出部、リセットゲート及びソースフ
ォロワ部の方が薄いことにある。
【0020】図1には図示していないが、窒化膜(Si
N膜)32とOG97との間には薄膜の酸化膜が存在してお
り、窒化膜32、酸化膜(SiO2膜)33からなる3層構造
(ONO構造)によってゲート酸化膜を構成している。
フィールド酸化膜9は熱酸化によって形成されたSiO2
厚膜である。ゲート31はソースフォロワの初段Trに相
当し、ソースフォロワはフィールド酸化膜9によって画
素部と分離されている。
【0021】第1の実施例ではONO構造からなるゲー
ト酸化膜形成後、FG30、RG98及びソースフォロワに
相当する部分のみゲート酸化膜を除去し、その後酸化膜
34を形成する。酸化膜34形成後、ポリシリコンを成長さ
せ、OG97、FG30、RG98を形成する。この時、酸化
膜34の実効的厚みは、ONO構造をとるゲート酸化膜
(酸化膜33)より薄く形成するため、FG30と信号電荷
Q間の寄生容量C11は以前より増加する。つまり図10
と比較した場合”C1<C11”が成立するため、(1)
式に示すΔVが上昇し、電荷検出感度が向上する。
【0022】また、RG98にはリセットパルスが印加さ
れているが、ゲート酸化膜が薄くなっため(酸化膜3
4)、シリコン表面に加わる電圧は以前より高くなる。
したがってリセットパルス電圧を低くでき、駆動回路
(図示せず)の構成が簡単になる。さらにソースフォロ
ワ(ゲート31のみ図示)においては、各Trの相互コン
ダクタンスが向上するためゲインが上昇し、結果として
電荷検出感度が向上することになる。第1の実施例では
電荷検出手段としてフローティングゲートで説明した
が、フローティングディフュージョン(浮遊拡散層)で
も同様の効果があるのは言うまでもない。
【0023】次に本発明の第2の実施例について、図面
を参照しながら説明する。図2は本発明の第2の実施例
におけるFGA周辺の平面図と断面図である。第2の実
施例の特徴は、電荷検出部を金属もしくは金属で裏打ち
されたポリシリコンで構成したことにある。信号検出部
以外の構成はほぼ第1の実施例と同等であり、信号はV
O37より外部へ出力される。FGAの信号検出原理は
(従来の技術)で説明した通りであるが、信号検出効率
を高めるには信号電荷Qから発生する電気力線をすべて
フローティングゲートにて吸収する必要がある。しかし
ながらポリシリコンでフローティングゲートを構成した
のでは、電気力線のいくらかは通り抜けたりして吸収で
きない。
【0024】そこで、FG30とゲート25(初段Tr)の
コンタクトを取る場合に、コンタクト孔35の大きさをF
G30と同等にしたのが、図2(a)、(b)で示す構成
である。図2(c)はポリシリコンで構成していた電荷
検出部(フローティングゲート)を金属(アルミ、タン
グステン等)で構成した他の例であり、AL36は信号検
出と配線を兼ねている。
【0025】なお、ゲート25との接続は、従来と同様に
コンタクト孔26を介して行われる。これらの結果、信号
電荷Qからの電気力線はほとんど電荷検出部(FG30、
AL36)に吸収されることになる。これらの現象は電荷
検出部での寄生容量増加に相当し、(1)式に示したC
1の増加を意味する。したがって第2の実施例によって
も、電荷検出感度は向上する。なおポリシリコンの一部
に金属を含むようなポリサイドでフローティングゲート
を構成しても同じ効果が得られることは言うまでもな
い。
【0026】次に、本発明の第3の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図3は本発明の第3の実施
例におけるFGA周辺の断面図である。第3の実施例の
特徴は、電荷検出部とソースフォロワを結ぶ配線下にバ
イアスゲートもしくはVO37(図2(a))と同電位の
ポリシリコンゲートを配したことにある。なお、初段T
r(ソースフォロワ)の構造は、第2の実施例と同等で
あるため特に図示しない。図3(a)では、ポリシリコ
ンで形成されたゲート39を電荷検出部から初段Trまで
延ばし、同じくゲート39の下にフィールド酸化膜9と、
P及びP+領域を覆うようにゲート40を形成している。
またBG38はゲート39上にアルミにて形成する。
【0027】ゲート40にBG38と同信号を印加すれば、
ゲート39は同電位の導体に挟まれたことになる。この場
合、フローティング状態にあるゲート39の電位は、従来
例と比較してBG38の電位に近づく。一般的にフローテ
ィングゲートの電位はバイアスゲートよりも低くなると
ともに、ある一定の動作点にフローティングゲートを設
定するため、バイアスゲートには高圧を印加しなければ
ならない。したがって第3の実施例を用いれば、従来よ
りBG38電位にゲート39電位を近づけられるため、BG
38に印加する電圧を低くできる。その結果リーク電流の
削減が可能となる。
【0028】また、ゲート40をVO37(図2)に接続し
た場合、ソースフォロワのゲインをGとすれば、配線容
量C4(図10)は(1−G)倍される。したがって、
寄生容量が削減でき電荷検出感度も向上する。また2層
アルミが使用可能なプロセスであれば、ゲート39の配線
部(電荷検出及び初段Tr以外の部分)をアルミに置き
換えることが可能であり、さらに寄生容量が減少し電荷
検出感度が向上する。図3(b)はBG41、ゲート42を
ポリシリコンで構成した場合であり、ゲート42にVO37
を接続すれば前述したのと同様に寄生容量を削減でき電
荷検出感度は向上する。
【0029】次に、本発明の第4の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図4は本発明の第4の実施
例におけるFGA周辺の平面図、ポテンシャル図と断面
図である。第4の実施例の特徴は、フローティングゲー
トの中央に高ポテンシャル部を設けて、信号電荷をこの
部分に集中させることにある。
【0030】一般的なCCDの場合、チャネル幅WはH
CCDから電荷検出部にかけて減少し、電荷検出部内で
は一定である。またチャネル幅Wが短くなると、狭チャ
ンネル効果によりその電位が低くなる現象が発生する。
第4の実施例の場合、電荷検出部内でチャネル幅Wが”
狭−広−狭”となり(図4(a))、FG45も同様の形
状としている。この場合のポテンシャル図を図4(b)
に示す。
【0031】したがってFG45の広部では電位が高くな
り、逆に狭部では低くなるため、転送されてきた信号電
荷QはFG45の中央付近に集中する。この時、信号電荷
Qより広くFG45が形成されているため、信号電荷Qか
ら発生する電気力線を広い範囲で吸収できる。したがっ
て第2の実施例で述べたのと同様に、(1)式に示した
C1が増加した場合と同等になるため、電荷検出感度は
向上する。図4(c)は電荷検出部のFG30下にn型不
純物を注入した場合の断面図である。したがって、n型
不純物を注入した領域に信号電荷が集中するため、図4
(a)、(b)の場合と同様に電荷検出感度が向上す
る。
【0032】次に、本発明の第5の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図5は本発明の第5の実施
例におけるFGA周辺の断面図、ポテンシャル図とタイ
ミングチャートである。第5の実施例の特徴は、リセッ
トゲートを形成せず、リセットドレインにφH1と同相
のパルスを印加することでリセット動作を行うことにあ
る。図5(a)は断面図であり、リセットゲートを取り
除いた構成になっている。FG30とRD99間には間隙が
存在し、BG94もこの間隙を覆いつくしてはいない。こ
の状態でのポテンシャル図が図5(b)であり、RD99
にローレベルの駆動信号(ゼロではない)が印加された
場合、FG30とRD99間にはポテンシャルギャップが存
在する。
【0033】図5(c)はタイミングチャートであり、
φH1、φRD(リセットドレインに印加する信号)の
関係を示している。図5(b)ではt1での状態を実線
で、t2での状態を破線で示している。t2にてハイレ
ベル信号(V3)が加えられるためポテンシャルギャッ
プが消滅し、既に(t1)FG30下に転送されてきた信
号電荷QはRD99に吸収される(リセットされる)。こ
の時φH1、φRDは同相であるが、駆動信号のハイレ
ベル(V2、V3)は異なっている。従来のリセットパ
ルス幅は、φH1のハイ期間の半分程度にする必要があ
ったが、第5の実施例ではφH1と同等でよいため駆動
回路が簡単になる。またリセットゲートが存在しないた
め、余分な寄生容量を削減でき電荷検出感度も向上す
る。なお第5の実施例をFDAに適用しても同様の効果
が得られるのは言うまでもない。
【0034】次に、本発明の第6の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図6は本発明の第6の実施
例におけるFGA周辺の断面図、ポテンシャル図とタイ
ミングチャートである。第6の実施例の特徴は、OG97
に隣接するφH1L(HCCDの最終ゲート)に印加す
る信号振幅を、他のφH1に印加する信号振幅より大き
くすることにある。
【0035】図6(a)は断面図であるが、φH1の最
終段のみに別信号を加える構成とすることが従来と異な
る。図6(c)はタイミングチャートであり、図6
(a)に示す構成の電荷検出装置に供給する信号であ
る。また図6(b)はこの時のポテンシャル図である。
φH1、φH2には信号振幅がV4となるパルスを印加
し、φH1Lには信号振幅V5なるパルスが印加される
(V4<V5)。φH1Lの信号振幅が大であるため、
OG97電位を従来より低く設定してもCCDは動作可能
である。したがってBG94、FG30の電位を下げても動
作可能であるため、リーク電流の発生は大幅に抑制さ
れ、FG電位の変動もほとんどなくなる。なお第6の実
施例をFDAに適用しても動作可能なことは言うまでも
ない。
【0036】次に、本発明の第7の実施例について、図
面を参照しながら説明する。図7は本発明の第7の実施
例におけるFGAを制御するためのブロック図である。
図中CCD54は第1〜第6の実施例に示したFGAを有
するものであり、サンプルホールド回路(以下SHと略
す)51にてCCD54出力信号の信号部以外をサンプルす
る。CCD54出力信号は信号処理回路52にも供給され、
ノイズ除去等の処理が行われる。SH51の出力信号は、
バイアスゲート電圧制御回路(以下BGCと略す)50に
供給され、バイアスゲートへ供給する電圧を制御する。
SH51、BGC50の具体的な回路構成を図7(b)に示
す。
【0037】図8は本実施例のCCDの出力信号波形図
である。図7に示したCCD54の出力信号は、図8
(a)に示すようにリセット期間、フィードスルー、信
号期間に分けられる。例えば、FGAのフローティング
ゲート下に信号電荷の存在する期間が、信号期間であ
り、その時の出力信号が信号電圧である。CCD54の出
力信号は図8(a)に示す信号成分だけではなく、図8
(b)に示すDC成分も重畳されている。FGAの場
合、バイアスゲートに印加する電圧が変化することで、
このDC成分も変動する。つまり印加する電圧が高いほ
ど出力されるDC成分も高くなる。
【0038】CCD54には一般的にオプティカルブラッ
ク(以下OBと略す)部と呼んでいる信号電荷が入力し
ない領域が存在する。図8(c)に映像信号を示すが、
映像期間の前後に前述したOB部が存在する。このOB
部での信号は、図8(d)に示すようにリセット期間が
存在し、フィードスルー及び信号期間の電圧は同一にな
る。第7の実施例では、SH51のサンプルする信号とし
て、信号期間以外のリセット期間、フィードスルーもし
くはOB部を選択するものである。OB部では信号は基
本的に存在しないため、どの部分をサンプルしても問題
ないし、ノイズによる変動を排除する目的でローパスフ
ィルターを挿入しても良い。
【0039】以上の結果、リーク電流等によりFG電位
が変動しても、CCD出力信号からバイアスゲート電圧
を補正することでFG電位を常に一定に保つことができ
る。なお、第7の実施例では、信号が存在しない期間を
サンプルすればよいため、フォトダイオードや垂直CC
Dが存在しない画素部をサンプルしてもよい。またリセ
ットゲートを通常動作以外にオン状態とし、電荷検出部
下に信号が存在しない期間をサンプルしたり、第5の実
施例のようにリセットドレインを変調することにより信
号電荷を排出した期間をサンプルしてもよい。
【0040】
【発明の効果】以上述べてきたように本発明によれば、
FGAに含まれる寄生容量削減を効果的に行えるため、
高感度な電荷検出装置が可能となる。さらにリーク電流
によるFGAのFG電位変動もほとんどないため、ソー
スフォロワの動作点もほぼ固定状態となり、安定した出
力信号が得られる。このように高感度で出力信号の安定
した電荷検出装置を、簡易な構成で実現できるため実用
上極めて有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるFDA周辺の断
面図
【図2】(a)は本発明の第2の実施例におけるFGA
周辺の平面図 (b)は第2の実施例におけるFGA周辺の断面図 (c)は第2の実施例におけるFGA周辺の他の構成に
おける断面図
【図3】(a)は本発明の第3の実施例におけるFGA
周辺の断面図 (b)は本発明の第3の実施例におけるFGA周辺の断
面図
【図4】(a)は本発明の第4の実施例におけるFGA
周辺の平面図 (b)は同ポテンシャル図 (c)は同断面図
【図5】(a)は本発明の第5の実施例におけるFGA
周辺の断面図 (b)は同ポテンシャル図 (c)は同タイミングチャート
【図6】(a)は本発明の第6の実施例におけるFGA
周辺の断面図 (b)は同ポテンシャル図 (c)は同タイミングチャート
【図7】(a)は本発明の第7の実施例におけるFGA
を制御するためのブロック図 (b)は同詳細な要部の構成を示す回路図
【図8】(a)は本実施例における出力信号を示す波形
図 (b)は本実施例における出力信号のDC成分を示す波
形図 (c)は本実施例における映像信号を示す波形図 (d)は本実施例におけるOB部の信号を示す波形図
【図9】FDAを用いた従来のCCD装置の全体構成を
示す図
【図10】従来のFGAの寄生容量を示す図
【図11】(a)は従来のFGA周辺の平面図 (b)は同断面図
【符号の説明】
9 フィールド酸化膜 25、31、41、42 ゲート 30、45、95 フローティングゲート 38、41、94 バイアスゲート 50 バイアスゲート電圧制御回路 51 サンプルホールド回路 97 アウトプットゲート 98 リセットゲート 99 リセットドレイン

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上に形成され窒化膜を含む第1
    のゲート酸化膜と、前記第1のゲート酸化膜を除去した
    後に形成されたSiO2よりなる第2のゲート酸化膜と、前
    記第1のゲート酸化膜上に形成された複数のゲートから
    なる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より転送される
    信号電荷を検出する電荷検出手段と、リセットゲート
    と、前記電荷検出手段に接続されたソースフォロワとを
    備え、前記電荷検出手段と前記リセットゲート及び前記
    ソースフォロワが前記第2のゲート酸化膜上に形成され
    たことを特徴とする電荷検出装置。
  2. 【請求項2】半導体基板上に形成された複数のゲートか
    らなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より転送され
    る信号電荷を検出するフローティングゲートと、前記フ
    ローティングゲートと交差するとともに絶縁膜を介して
    形成されるバイアスゲートとを備え、前記フローティン
    グゲートが金属か金属によって裏打ちされたポリシリコ
    ンであることを特徴とする電荷検出装置。
  3. 【請求項3】半導体基板上に形成された複数のゲートか
    らなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より転送され
    る信号電荷を検出するフローティングゲートと、前記フ
    ローティングゲートと交差するとともに絶縁膜を介して
    形成されるバイアスゲートと、前記フローティングゲー
    ト下に配置されたゲート手段とを備え、前記ゲート手段
    に前記バイアスゲートと同一の信号を加えることを特徴
    とする電荷検出装置。
  4. 【請求項4】半導体基板上に形成された複数のゲートか
    らなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より転送され
    る信号電荷を検出するフローティングゲートと、前記フ
    ローティングゲートと交差するとともに絶縁膜を介して
    形成されるバイアスゲートとを備え、前記フローティン
    グゲートの中央部に高ポテンシャル部を設けたことを特
    徴とする電荷検出装置。
  5. 【請求項5】フローティングゲートのゲート幅が中央部
    で長くなっていることを特徴とする請求項4記載の電荷
    検出装置。
  6. 【請求項6】フローティングゲートの中央部にn型不純
    物が注入されたことを特徴とする請求項4記載の電荷検
    出装置。
  7. 【請求項7】半導体基板上に形成された複数のゲートか
    らなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より転送され
    る信号電荷を検出する電荷検出手段と、前記電荷検出手
    段に存在する信号電荷を排出するリセットドレインとを
    備え、前記リセットドレインに前記電荷転送手段の最終
    ゲートと同相の信号を加えることにより前記電荷検出手
    段から信号電荷を排出することを特徴とする電荷検出装
    置。
  8. 【請求項8】半導体基板上に形成された複数のゲートか
    らなる電荷転送手段と、前記電荷転送手段より転送され
    る信号電荷を検出する電荷検出手段とを備え、前記電荷
    検出手段の最終ゲートに加える駆動信号振幅を前記電荷
    転送段内の他ゲートに加える駆動信号振幅よりも大とす
    ることを特徴とする電荷検出装置。
  9. 【請求項9】電荷検出手段として、フローティングゲー
    トもしくはフローティングディフュージョンを用いるこ
    とを特徴とする請求項1、7または8のいずれかに記載
    の電荷検出装置。
  10. 【請求項10】バイアスゲート及びフローティングゲー
    トを有する電荷検出装置からの出力信号と、前記出力信
    号の一部をサンプルするサンプルホールド手段と、前記
    サンプルホールド手段の出力に応じて前記バイアスゲー
    トに加える信号を変化させるバイアスゲート電圧制御手
    段からなることを特徴とする電荷検出装置の駆動装置。
  11. 【請求項11】サンプルホールド手段は、フローティン
    グゲート下に信号電荷が存在しない場合に前記出力信号
    のサンプルを行うことを特徴とする請求項10記載の電
    荷検出装置の駆動装置。
  12. 【請求項12】サンプルホールド手段は、リセット期
    間、フィードスルー、オプティカルブラック部をサンプ
    ルすることを特徴とする請求項10記載の電荷検出装置
    の駆動装置。
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