JPH0716525B2 - 酸素発生方法 - Google Patents
酸素発生方法Info
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- JPH0716525B2 JPH0716525B2 JP6862688A JP6862688A JPH0716525B2 JP H0716525 B2 JPH0716525 B2 JP H0716525B2 JP 6862688 A JP6862688 A JP 6862688A JP 6862688 A JP6862688 A JP 6862688A JP H0716525 B2 JPH0716525 B2 JP H0716525B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、網材で包装した炭酸ナトリウム・過酸化水素
付加物(過炭酸ソーダとも言う)を水中へ溶出させ、分
解酵素または分解触媒と接触させて酸素をほぼ一定速度
で発生させ、かつ酸素発生を適宜中断することができる
酸素発生方法に関するものである。
付加物(過炭酸ソーダとも言う)を水中へ溶出させ、分
解酵素または分解触媒と接触させて酸素をほぼ一定速度
で発生させ、かつ酸素発生を適宜中断することができる
酸素発生方法に関するものである。
従来、酸素発生方法としては、酸素ボンベそのものを組
み込んだものや、液体酸素を使う方法と過酸化水素や炭
酸ナトリウム・過酸化水素付加物を二酸化マンガンなど
の無機触媒と混合させて分解反応により酸素を発生させ
る方法などが知られている。
み込んだものや、液体酸素を使う方法と過酸化水素や炭
酸ナトリウム・過酸化水素付加物を二酸化マンガンなど
の無機触媒と混合させて分解反応により酸素を発生させ
る方法などが知られている。
しかしながら、酸素ボンベを組み込んだものは、使い捨
て方式であるためコストが高くつき、また過酸化水素や
炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物を無機触媒と混合し
て分解する構造のものは、一度反応が始まると、過酸化
水素のある間は反応が続き中断できないなどの不都合な
点がある。
て方式であるためコストが高くつき、また過酸化水素や
炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物を無機触媒と混合し
て分解する構造のものは、一度反応が始まると、過酸化
水素のある間は反応が続き中断できないなどの不都合な
点がある。
また炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物として、粉粒状
のものが使用されるので、粉塵が発生し易く、取扱いに
難点がある。
のものが使用されるので、粉塵が発生し易く、取扱いに
難点がある。
本発明は上記の点を解決するためになされたもので、炭
酸ナトリウム・過酸化水素付加物を網材で予め包装して
炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物を包装体ごと取り扱
うようにし、たとえば密閉容器を横倒しすることや、網
材を引き上げたり、網材部周辺の液の抜出し当により、
液と網材との接触を断つことで酸素発生を適宜中断し、
また液と網材とを接触させることで酸素発生を再開する
ことができる、取扱いが容易で、しかも酸素発生速度を
ほぼ一定にすることができる酸素発生方法を提供するこ
とを目的とするものである。
酸ナトリウム・過酸化水素付加物を網材で予め包装して
炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物を包装体ごと取り扱
うようにし、たとえば密閉容器を横倒しすることや、網
材を引き上げたり、網材部周辺の液の抜出し当により、
液と網材との接触を断つことで酸素発生を適宜中断し、
また液と網材とを接触させることで酸素発生を再開する
ことができる、取扱いが容易で、しかも酸素発生速度を
ほぼ一定にすることができる酸素発生方法を提供するこ
とを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、本発明の酸素発生方法
は、図面に示すように、粉粒状の炭酸ナトリウム・過酸
化水素付加物を網材7により包装し、この包装体8を密
閉容器1内に収納し、包装体8と密閉容器内の水10とを
接触させて水中へ溶出した炭酸ナトリウム・過酸化水素
付加物と、予め水中へ溶解または懸濁させた分解酵素ま
たは分解触媒とを接触させて酸素を発生させ、包装体8
と水10とが接触しないようにして、酸素発生を中断する
ことを特徴としている。また包装体と水との接触を断つ
方法としては、包装体を引き上げる方法、包装体周辺の
水を抜き出す方法など種々の方法を使用することができ
る。
は、図面に示すように、粉粒状の炭酸ナトリウム・過酸
化水素付加物を網材7により包装し、この包装体8を密
閉容器1内に収納し、包装体8と密閉容器内の水10とを
接触させて水中へ溶出した炭酸ナトリウム・過酸化水素
付加物と、予め水中へ溶解または懸濁させた分解酵素ま
たは分解触媒とを接触させて酸素を発生させ、包装体8
と水10とが接触しないようにして、酸素発生を中断する
ことを特徴としている。また包装体と水との接触を断つ
方法としては、包装体を引き上げる方法、包装体周辺の
水を抜き出す方法など種々の方法を使用することができ
る。
なお分散酵素または分散触媒を予め水中へ溶解または懸
濁させておく代りに、分解酵素または分解触媒を紙、多
孔質材などに付着させたものを、密閉容器内の水と接触
可能な個所に収納する場合もあり、また分解酵素または
分解触媒を予め水中へ溶解または懸濁させておく代り
に、分解酵素または分解触媒を固定化したものを、密閉
容器内の水と接触可能な個所に収納する場合もある。
濁させておく代りに、分解酵素または分解触媒を紙、多
孔質材などに付着させたものを、密閉容器内の水と接触
可能な個所に収納する場合もあり、また分解酵素または
分解触媒を予め水中へ溶解または懸濁させておく代り
に、分解酵素または分解触媒を固定化したものを、密閉
容器内の水と接触可能な個所に収納する場合もある。
過酸化水素を分解するための酵素としては、食品工業分
野で酵素剤として販売されているカタラーゼを用いる。
カタラーゼは結晶化が容易で、肝臓、赤血球、細菌など
から結晶状に得られ、分子量約225,000の物質である。
野で酵素剤として販売されているカタラーゼを用いる。
カタラーゼは結晶化が容易で、肝臓、赤血球、細菌など
から結晶状に得られ、分子量約225,000の物質である。
カタラーゼの使用方法としては、(1)密閉容器内の水
に予め溶解させておく方法、(2)単純に紙、多孔質材
などへ付着させたものを筒状体内に収納する方法、
(3)各種の固定化法により固定した固定化酵素を筒状
体内に収納する方法などを挙げることができる。
に予め溶解させておく方法、(2)単純に紙、多孔質材
などへ付着させたものを筒状体内に収納する方法、
(3)各種の固定化法により固定した固定化酵素を筒状
体内に収納する方法などを挙げることができる。
上記のカタラーゼの固定化方法としては、(1)共有結
合、イオン結合、物理的吸着、生化学的親和力などによ
り、不溶性の担体に固定化する担体結合法、(2)生体
触媒同士をグルタルアルデヒドのような多官能性試薬で
架橋する架橋法、(3)低分子化合物を重合あるいは会
合させるか、あるいは高分子化合物を可溶の状態から不
溶の状態に移すことによって生ずる高分子ゲル(格子
型)、マイクロカプセル、リポソームに包み込んだり、
中空繊維(ホローファイバ)、限外濾過膜に生体触媒を
閉じ込める包括法、(4)これら3方法を適宜組み合わ
せた複合法、が用いられる。
合、イオン結合、物理的吸着、生化学的親和力などによ
り、不溶性の担体に固定化する担体結合法、(2)生体
触媒同士をグルタルアルデヒドのような多官能性試薬で
架橋する架橋法、(3)低分子化合物を重合あるいは会
合させるか、あるいは高分子化合物を可溶の状態から不
溶の状態に移すことによって生ずる高分子ゲル(格子
型)、マイクロカプセル、リポソームに包み込んだり、
中空繊維(ホローファイバ)、限外濾過膜に生体触媒を
閉じ込める包括法、(4)これら3方法を適宜組み合わ
せた複合法、が用いられる。
(1)の担体結合法における共有結合用の担体として
は、セルロース、アガロース、デキストラン、キチン、
コラーゲン、アミノ酸ポリマー、ポリスチレン、エチレ
ン−マレイン酸コポリマー、ポリアクリルアミド、ポリ
ビニルアルコール、ナイロン、4,6-ジクロロ−S−トリ
アジニルイオン交換体、イオン交換樹脂、ガラスビー
ズ、ニッケルシリカアルミナ、ジルコニア、セラミック
などが用いられ、物理的吸着用の担体としては、砂(ア
ルキルアミノ化)カーボン、活性炭、シリカゲル、アル
ミナ、モレキュラーシーブ、チタニア、ステンレススチ
ール、リン酸カルシウムゲル、フェノキシアセチル化
物、キチン、アガロースゲル、セルロース、タンニン、
シリコンゴムなどが用いられ、イオン結合用担体として
は、アンバーライト(Amberlite)、ダイアイオン(Dia
ion)、セファデックス(Sephadex)、セルロースなど
が用いられる。
は、セルロース、アガロース、デキストラン、キチン、
コラーゲン、アミノ酸ポリマー、ポリスチレン、エチレ
ン−マレイン酸コポリマー、ポリアクリルアミド、ポリ
ビニルアルコール、ナイロン、4,6-ジクロロ−S−トリ
アジニルイオン交換体、イオン交換樹脂、ガラスビー
ズ、ニッケルシリカアルミナ、ジルコニア、セラミック
などが用いられ、物理的吸着用の担体としては、砂(ア
ルキルアミノ化)カーボン、活性炭、シリカゲル、アル
ミナ、モレキュラーシーブ、チタニア、ステンレススチ
ール、リン酸カルシウムゲル、フェノキシアセチル化
物、キチン、アガロースゲル、セルロース、タンニン、
シリコンゴムなどが用いられ、イオン結合用担体として
は、アンバーライト(Amberlite)、ダイアイオン(Dia
ion)、セファデックス(Sephadex)、セルロースなど
が用いられる。
(2)の架橋法における架橋剤としては、グルタルアル
デヒドのほか、マレインイミド誘導体、ハロゲン化アリ
ール、イソシアネート類、イミドエステル、クロロ−S
−トリアジン類、ヘキサメチレンジイソチオシアナー
ト、ビスジアゾベンジジンなどが用いられる。
デヒドのほか、マレインイミド誘導体、ハロゲン化アリ
ール、イソシアネート類、イミドエステル、クロロ−S
−トリアジン類、ヘキサメチレンジイソチオシアナー
ト、ビスジアゾベンジジンなどが用いられる。
(3)の包括法における格子型の包括用材料としては、
コラーゲン、フィブリン、アルブミン、カゼイン、セル
ロースファイバ、セルローストリアセテート、寒天、ア
ルギン酸カルシウム、カラギーナン、アガロース、ポリ
アクリルアミド、ポリ−2−ヒドロキシエチルメタクリ
ル酸、ポリビニルクロリド、γ−メチルポリグルタミン
酸、ポリスチレン、ポリビニルピロリドン、ポリジメチ
ルアクリルアミド、ポリウレタン、光架橋性樹脂などが
用いられ、マイクロカプセル用包括材料としては、コロ
ジオン、ナイロン、ポリスチレン、ポリウレア、エチル
セルロース、シリコン誘導体、フェニルシロキサン、硝
酸セルロースなどが用いられ、リポソーム用包括材料と
しては、炭化水素、リン脂質などが用いられる。
コラーゲン、フィブリン、アルブミン、カゼイン、セル
ロースファイバ、セルローストリアセテート、寒天、ア
ルギン酸カルシウム、カラギーナン、アガロース、ポリ
アクリルアミド、ポリ−2−ヒドロキシエチルメタクリ
ル酸、ポリビニルクロリド、γ−メチルポリグルタミン
酸、ポリスチレン、ポリビニルピロリドン、ポリジメチ
ルアクリルアミド、ポリウレタン、光架橋性樹脂などが
用いられ、マイクロカプセル用包括材料としては、コロ
ジオン、ナイロン、ポリスチレン、ポリウレア、エチル
セルロース、シリコン誘導体、フェニルシロキサン、硝
酸セルロースなどが用いられ、リポソーム用包括材料と
しては、炭化水素、リン脂質などが用いられる。
また分解触媒としては、(1)二酸化マンガン、(2)
鉄、銅、銀、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、
鉛、バナジウム、タングステンなどの単独または化合物
が用いられる。
鉄、銅、銀、ニッケル、コバルト、マンガン、クロム、
鉛、バナジウム、タングステンなどの単独または化合物
が用いられる。
本発明の方法において用いられる網材としては、メッシ
ュクロス、不織布またはこれらを2種以上組み合わせた
ものが用いられる。
ュクロス、不織布またはこれらを2種以上組み合わせた
ものが用いられる。
メッシュクロスとしては、(1)6ナイロン、6,6ナイ
ロン、12ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、AB
S、POM、PBT、PSなどの合成プラスチック、(2)絹、
羊毛、木綿、麻、セルロースなどの天然繊維、(3)ス
テンレススチール、セラミックスなどの無機繊維が用い
られ、不織布としては、6ナイロン、6,6ナイロン、12
ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、POM、
PBT、PS、セルロースなどの不織布が用いられ、2種以
上の組合せとしては、素材の組合せ、孔径の組合せが採
用される。
ロン、12ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、AB
S、POM、PBT、PSなどの合成プラスチック、(2)絹、
羊毛、木綿、麻、セルロースなどの天然繊維、(3)ス
テンレススチール、セラミックスなどの無機繊維が用い
られ、不織布としては、6ナイロン、6,6ナイロン、12
ナイロン、ポリプロピレン、ポリエチレン、ABS、POM、
PBT、PS、セルロースなどの不織布が用いられ、2種以
上の組合せとしては、素材の組合せ、孔径の組合せが採
用される。
つぎに本発明の作用について説明する。
密閉容器1を正位置にすると、包装体8内の炭酸ナトリ
ウム・過酸化水素付加物6が水10と接触して水中に徐々
に溶解し、予め水中に溶解または懸濁している分解酵素
もしくは分解触媒、または水中に溶出または移行する分
解酵素もしくは分解触媒と接触して酸素を発生する。
ウム・過酸化水素付加物6が水10と接触して水中に徐々
に溶解し、予め水中に溶解または懸濁している分解酵素
もしくは分解触媒、または水中に溶出または移行する分
解酵素もしくは分解触媒と接触して酸素を発生する。
この時の反応式はつぎの通りである。
Na2CO3・3/2H2O2→Na2CO3+3/2H2O+3/402↑(1) 以下、本発明の構成を図面に基づいて説明する。
第1図および第2図は本発明の方法を実施する装置の一
例を示している。1は密閉容器で、上端部に開口2を有
し、この開口に着脱可能な蓋部(柱部)3を有してい
る。蓋部3は、ねじ込み、さし込み、はめ込みなどによ
り、密閉できるものとする。
例を示している。1は密閉容器で、上端部に開口2を有
し、この開口に着脱可能な蓋部(柱部)3を有してい
る。蓋部3は、ねじ込み、さし込み、はめ込みなどによ
り、密閉できるものとする。
密閉容器1内の開口2の下側に、周辺部および底部に気
体および液体が自由に通過できるような孔のあいた網材
などの多孔体4を設けた内筒体5を収納し、この内筒体
内に炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物6を網材7によ
り包装した包装体8を収納する。したがって、内筒体5
を第1図に示すように、縦方向の正位置に位置させて密
閉容器1内に所定量の水10を入れた場合に、少なくとも
包装体8の一部が水10と接触し、密閉容器1を第2図に
示すように横倒しにすると、包装体8が水10と接触しな
いようになっている。
体および液体が自由に通過できるような孔のあいた網材
などの多孔体4を設けた内筒体5を収納し、この内筒体
内に炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物6を網材7によ
り包装した包装体8を収納する。したがって、内筒体5
を第1図に示すように、縦方向の正位置に位置させて密
閉容器1内に所定量の水10を入れた場合に、少なくとも
包装体8の一部が水10と接触し、密閉容器1を第2図に
示すように横倒しにすると、包装体8が水10と接触しな
いようになっている。
水10中には、予め分解酵素を溶解させるか、または分解
触媒を懸濁もしくは溶解させているので、水中へ溶出し
た炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物は、分解酵素また
は分解触媒と接触して、酸素を発生する。
触媒を懸濁もしくは溶解させているので、水中へ溶出し
た炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物は、分解酵素また
は分解触媒と接触して、酸素を発生する。
発生した酸素は導入管11へ流入し、導入管の末端に設け
られた散気管12から流出して、洗気筒13内の洗気用水14
により洗浄された後、フィルタ15、ホース16を通って酸
素吸入具17へ送られる。18は洗気筒蓋、20は安全弁、21
はスペーサ、22は容器側面、23は容器底面、24は酸素ガ
スである。
られた散気管12から流出して、洗気筒13内の洗気用水14
により洗浄された後、フィルタ15、ホース16を通って酸
素吸入具17へ送られる。18は洗気筒蓋、20は安全弁、21
はスペーサ、22は容器側面、23は容器底面、24は酸素ガ
スである。
つぎに第1図および第2図に示す酸素発生器を用いて酸
素を発生させる操作の一例を説明する。まず洗気筒蓋18
を開け、洗気用水を所定量入れて蓋18をする。ついで密
閉容器の蓋部3を開け、内部に所定量の酵素または触媒
と水とを入れ、内筒体5の内部に網材で包装した炭酸ナ
トリウム・過酸化水素付加物を投入する。蓋部3を閉
め、酸素吸入具17のホース16をフィルタ15の出口に接続
し、酸素吸入具17から、洗気・ろ過された発生酸素ガス
を吸入する。
素を発生させる操作の一例を説明する。まず洗気筒蓋18
を開け、洗気用水を所定量入れて蓋18をする。ついで密
閉容器の蓋部3を開け、内部に所定量の酵素または触媒
と水とを入れ、内筒体5の内部に網材で包装した炭酸ナ
トリウム・過酸化水素付加物を投入する。蓋部3を閉
め、酸素吸入具17のホース16をフィルタ15の出口に接続
し、酸素吸入具17から、洗気・ろ過された発生酸素ガス
を吸入する。
酸素発生を中断したいときは、第2図に示すように、包
装体8からより離れた側の容器側面22が底になるように
横倒しにする。酸素発生を再開したいときは、再度、第
1図に示すように、容器底面23を底にする。反応が終了
すると、内部の反応終了液、包装体および洗気用水を廃
棄する。
装体8からより離れた側の容器側面22が底になるように
横倒しにする。酸素発生を再開したいときは、再度、第
1図に示すように、容器底面23を底にする。反応が終了
すると、内部の反応終了液、包装体および洗気用水を廃
棄する。
本発明の方法における網材としては、炭酸ナトリウム・
過酸化水素付加物が乾燥している時は、細粉のみが落下
し、湿って固まった状態のものは落下しないで、水中で
は水の出入りが自由な孔径を有するものが使用される。
過酸化水素付加物が乾燥している時は、細粉のみが落下
し、湿って固まった状態のものは落下しないで、水中で
は水の出入りが自由な孔径を有するものが使用される。
また網材の包装体としては、第3図に示すように、炭酸
ナトリウム・過酸化水素付加物6を単一の網材7で包装
した包装体8a、第4図に示すように、炭酸ナトリウム・
過酸化水素付加物6を2種類の網材7a、7bで包装した包
装体8b、第5図に示すように、炭酸ナトリウム・過酸化
水素付加物6を網材7で包装した包装体をアルミニウム
ラミネート材25などの流体不透過性材料で包装して保存
に敵するようにした包装体8cなどが用いられる。この包
装体8cを使用する場合は、アルミニウムラミネート材25
を破った後、内筒体5内に投入する。なお第4図に示す
包装体8bとして、3種類以上の網材を使用する場合もあ
る。
ナトリウム・過酸化水素付加物6を単一の網材7で包装
した包装体8a、第4図に示すように、炭酸ナトリウム・
過酸化水素付加物6を2種類の網材7a、7bで包装した包
装体8b、第5図に示すように、炭酸ナトリウム・過酸化
水素付加物6を網材7で包装した包装体をアルミニウム
ラミネート材25などの流体不透過性材料で包装して保存
に敵するようにした包装体8cなどが用いられる。この包
装体8cを使用する場合は、アルミニウムラミネート材25
を破った後、内筒体5内に投入する。なお第4図に示す
包装体8bとして、3種類以上の網材を使用する場合もあ
る。
上記の実施例は、密閉容器1内の水中に予め分解酵素ま
たは触媒を溶解または懸濁させる場合であるが、予め
紙、多孔質材などへ付着させた付着酵素、各種の固定化
法により固定化した固定化酵素、触媒を網材などで包装
したものなどの分解酵素体または触媒体26を、第6図に
示すように内筒体5内に収納したり、また第7図に示す
ように内筒体5と容器側壁27との間に収納したりする場
合もある。
たは触媒を溶解または懸濁させる場合であるが、予め
紙、多孔質材などへ付着させた付着酵素、各種の固定化
法により固定化した固定化酵素、触媒を網材などで包装
したものなどの分解酵素体または触媒体26を、第6図に
示すように内筒体5内に収納したり、また第7図に示す
ように内筒体5と容器側壁27との間に収納したりする場
合もある。
以下、本発明の実施例、比較例について説明する。
比較例 第1図に示す密閉容器1内に、水温13℃の水1にカタ
ラーゼ原液2.5mlを溶解させた水溶液を入れ、一方、粉
粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物100gを、12×
10メッシュのポリエチレン製の網材を胴部に張っている
内筒体5内に網材で包装することなくそのまま投入し
た。発生酸素流量の経時変化は第8図に示す如くであっ
た。
ラーゼ原液2.5mlを溶解させた水溶液を入れ、一方、粉
粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物100gを、12×
10メッシュのポリエチレン製の網材を胴部に張っている
内筒体5内に網材で包装することなくそのまま投入し
た。発生酸素流量の経時変化は第8図に示す如くであっ
た。
実施例1 第1図に示す密閉容器1内に、水温15℃の水1.7lにカタ
ラーゼ原液3.5mlを溶解させた水溶液を入れ、一方、粉
粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物200gを、開口
径185μ×170μ、開口率67%のナイロン製の網材で包装
したものを密閉容器1の内筒体5内に投入した。なお内
筒体5はスリット幅1cmの網材を張っていないものであ
った。発生酸素流量の経時変化は第8図に示す如くであ
った。
ラーゼ原液3.5mlを溶解させた水溶液を入れ、一方、粉
粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物200gを、開口
径185μ×170μ、開口率67%のナイロン製の網材で包装
したものを密閉容器1の内筒体5内に投入した。なお内
筒体5はスリット幅1cmの網材を張っていないものであ
った。発生酸素流量の経時変化は第8図に示す如くであ
った。
実施例2 第1図に示す密閉容器1内に、水温15℃の水1.7lにカタ
ラーゼ原液3.7mlを溶解させた水溶液を入れ、一方、粉
粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物200gを、第9
図に示すような実施例1に使用したナイロン製の網材28
と20×18メッシュのポリエチレン製の網材30とからなる
網材で包装したものを密閉容器1の内筒体5内に投入し
た。なお内筒体5は実施例1と同じものであった。発生
酸素流量の経時変化は第8図に示す如くであった。
ラーゼ原液3.7mlを溶解させた水溶液を入れ、一方、粉
粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物200gを、第9
図に示すような実施例1に使用したナイロン製の網材28
と20×18メッシュのポリエチレン製の網材30とからなる
網材で包装したものを密閉容器1の内筒体5内に投入し
た。なお内筒体5は実施例1と同じものであった。発生
酸素流量の経時変化は第8図に示す如くであった。
本発明は上記のように構成されているので、つぎのよう
な効果を有している。
な効果を有している。
(1)密閉容器を横倒ししたり、引き上げたり、周辺の
液の抜出し等により、炭酸ナトリウム・過酸化水素付加
物を含んだ袋を水中から分離することによって、酸素発
生を適宜中断することができ、炭酸ナトリウム・過酸化
水素付加物を含んだ袋を正位置に戻すことで、酸素発生
を適宜再開することができる。
液の抜出し等により、炭酸ナトリウム・過酸化水素付加
物を含んだ袋を水中から分離することによって、酸素発
生を適宜中断することができ、炭酸ナトリウム・過酸化
水素付加物を含んだ袋を正位置に戻すことで、酸素発生
を適宜再開することができる。
(2)正位置では、接液部に全く開閉部がない構造にす
ることができ、液もれのおそれがきわめて少なくなる。
ることができ、液もれのおそれがきわめて少なくなる。
(3)粉粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物を袋
ごと取り扱うので、粉塵の発生がきわめて少なくなる。
ごと取り扱うので、粉塵の発生がきわめて少なくなる。
(4)実施例から明らかなように、酸素発生速度をほぼ
一定にすることができ、長時間発生させることができ
る。
一定にすることができ、長時間発生させることができ
る。
第1図は本発明の酸素発生方法を実施する酸素発生器の
一例で、酸素発生時を示す断面説明図、第2図は酸素発
生(反応)中断時を示す断面説明図、第3図〜第5図は
炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物の網材包装例を示す
説明図、第6図および第7図は本発明の方法を実施する
酸素発生器の他の例を示す断面説明図、第8図は比較
例、実施例1、2における酸素発生流量の経時変化を示
すグラフ、第9図は実施例2で用いた包装体の正面図で
ある。 1…密閉容器、2…開口、3…蓋部、4…多孔体、5…
内筒体、6…炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物、7、
7a、7b…網材、8、8a、8b、8c…包装体、10…水、11…
導入管、12…散気管、13…洗気筒、14…洗気用水、15…
フィルタ、16…ホース、17…酸素吸入具、18…洗気筒
蓋、20…安全弁、21…スペーサ、22…容器側面、23…容
器底面、24…酸素ガス、25…アルミニウムラミネート
材、26…分解酵素体または触媒体、27…容器側壁、28…
ナイロン製の網材、30…ポリエチレン製の網材
一例で、酸素発生時を示す断面説明図、第2図は酸素発
生(反応)中断時を示す断面説明図、第3図〜第5図は
炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物の網材包装例を示す
説明図、第6図および第7図は本発明の方法を実施する
酸素発生器の他の例を示す断面説明図、第8図は比較
例、実施例1、2における酸素発生流量の経時変化を示
すグラフ、第9図は実施例2で用いた包装体の正面図で
ある。 1…密閉容器、2…開口、3…蓋部、4…多孔体、5…
内筒体、6…炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物、7、
7a、7b…網材、8、8a、8b、8c…包装体、10…水、11…
導入管、12…散気管、13…洗気筒、14…洗気用水、15…
フィルタ、16…ホース、17…酸素吸入具、18…洗気筒
蓋、20…安全弁、21…スペーサ、22…容器側面、23…容
器底面、24…酸素ガス、25…アルミニウムラミネート
材、26…分解酵素体または触媒体、27…容器側壁、28…
ナイロン製の網材、30…ポリエチレン製の網材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−142896(JP,A) 特開 昭62−59503(JP,A)
Claims (3)
- 【請求項1】粉粒状の炭酸ナトリウム・過酸化水素付加
物を網材により包装し、この包装体を密閉容器内に収納
し、包装体と密閉容器内の水とを接触させて水中へ溶出
した炭酸ナトリウム・過酸化水素付加物と、予め水中へ
溶解または懸濁させた分解酵素または分解触媒とを接触
させて酸素を発生させ、包装体と水とが接触しないよう
にして、酸素発生を中断することを特徴とする酸素発生
方法。 - 【請求項2】分解酵素または分解触媒を予め水中へ溶解
または懸濁させておく代りに、分解酵素または分解触媒
を紙、多孔質材などに付着させたものを、密閉容器内の
水と接触可能な個所に収納する請求項1記載の酸素発生
方法。 - 【請求項3】分解酵素または分解触媒を予め水中へ溶解
または懸濁させておく代りに、分解酵素または分解触媒
を固定化したものを、密閉容器内の水と接触可能な個所
に収納する請求項1記載の酸素発生方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6862688A JPH0716525B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 酸素発生方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6862688A JPH0716525B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 酸素発生方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01242076A JPH01242076A (ja) | 1989-09-27 |
| JPH0716525B2 true JPH0716525B2 (ja) | 1995-03-01 |
Family
ID=13379147
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6862688A Expired - Lifetime JPH0716525B2 (ja) | 1988-03-23 | 1988-03-23 | 酸素発生方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0716525B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101027904B1 (ko) * | 2009-10-12 | 2011-04-07 | 김주응 | 휴대용 산소발생장치 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9371166B2 (en) * | 2012-12-28 | 2016-06-21 | Avent, Inc. | Oxygen generating bottle |
-
1988
- 1988-03-23 JP JP6862688A patent/JPH0716525B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101027904B1 (ko) * | 2009-10-12 | 2011-04-07 | 김주응 | 휴대용 산소발생장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01242076A (ja) | 1989-09-27 |
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