JPH0717171B2 - 自動車用前照灯装置 - Google Patents

自動車用前照灯装置

Info

Publication number
JPH0717171B2
JPH0717171B2 JP63275477A JP27547788A JPH0717171B2 JP H0717171 B2 JPH0717171 B2 JP H0717171B2 JP 63275477 A JP63275477 A JP 63275477A JP 27547788 A JP27547788 A JP 27547788A JP H0717171 B2 JPH0717171 B2 JP H0717171B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting ring
lamp housing
headlight
adjustment
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP63275477A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02124338A (ja
Inventor
卓史 中村
健治 宮沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP63275477A priority Critical patent/JPH0717171B2/ja
Publication of JPH02124338A publication Critical patent/JPH02124338A/ja
Publication of JPH0717171B2 publication Critical patent/JPH0717171B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明自動車用前照灯装置を以下の項目に従って説明す
る。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来技術[第7図乃至第9図] a.一般的背景 b.従来のロッキングタイプの自動車用前照灯装置の一例
[第7図乃至第9図] D.発明が解決しようとする課題[第7図乃至第9図] E.課題を解決するための手段 F.実施例[第1図乃至第6図] a.前照灯ユニット、リテーニングリング[第1図乃至第
6図] b.ランプハウジング、ガイド部材[第1図乃至第6図] c.レベリング駆動機構[第1図、第2図、第6図] d.マウンティングリング[第1図乃至第6図] d−1.構造 d−2.ランプハウジングへの支持及び傾動 d−3.前照灯ユニットの保持 e.動作 e−1.エイミング調整 e−2.レベリング調整 e−3.動きの精度 G.発明の効果 (A.産業上の利用分野) 本発明は新規な自動車用前照灯装置に関する。詳しく
は、照射角度の調整を上下方向及び左右方向で可能にす
ることを要する自動車用前照灯装置、特に、球面状をし
た周面部を有するマウンティングリングを車体に固定さ
れたランプハウジングの摺接部に摺動自在に着座させる
ことによりマウンティングリングをランプハウジングに
対して傾動自在に支持すると共に該マウンティングリン
グに前照灯を保持し、それによって前照灯を車体に対し
て傾動自在に支持するようにした自動車用前照灯装置に
関するものであり、マウンティングリングのランプハウ
ジングに対する支持構造を工夫することにより、前照灯
の上下方向での傾動が仮想的で無い機械的に存在する軸
を傾動軸として為されるようにして照射角度の調整を精
度良く、かつ、迅速に行なうことができ、しかも、上記
傾動軸が前照灯の左右方向での傾動に何ら支障になるこ
とも無くて前照灯の照射角度の調整を偏差が生ずること
無く精度良くかつ迅速に行なうことができ、その上、レ
ベリング調整を必要する場合であってもマウンティング
リングと前照灯との間に特別な傾動部材を介挿しないで
済むようにした新規な自動車用前照灯装置を提供しよう
とするものである。
(B.発明の概要) 本発明自動車用前照灯装置は、球面状をした周面部を有
するマウンティングリングを車体に固定されたランプハ
ウジングの摺接部に摺動自在に着座させることによりマ
ウンティングリングをランプハウジングに対して傾動自
在に支持すると共に該マウンティングリングに前照灯を
保持させ、それによって前照灯を車体に対して傾動自在
に支持するようにした自動車用前照灯装置であって、マ
ウンティングリングの一側部とランプハウジングとの間
に左右エイミング調整用の調整軸を架設し、マウンティ
ングリングの他側部をランプハウジングから前方へ向け
て略水平に突設されたガイド部に前後方向へ摺動自在に
支持し、マウンティングリングの上側部又は下側部とラ
ンプハウジング又はレベリング駆動機構のピストンロッ
ドとの間に上下エイミング調整用の調整軸を架設し、こ
れにより、前照灯の上下方向での傾動が水平方向で移動
可能な傾動軸を中心として為されるようにし、それによ
って、前照灯の上下方向及び左右方向での傾動に偏差が
生ずること無く前照灯がスムーズに傾動され、かつ、照
射角度の調整を精度良く、迅速に行なうことができると
共に、レベリング調整を必要とする場合であってもマウ
ンティングリングと前照灯との間に特別な傾動部材を介
挿しないで済むようにしたものである。
(C.従来技術)[第7図乃至第9図] (a.一般的背景) 自動車用前照灯は、一般に、初期の照射角度の調整、即
ち、所謂エイミング調整が可能な状態で車体に取り付け
られ、また、使用中の荷重の変化による照射角度の狂い
を正すための所謂レベリング調整が可能な状態で取り付
けられる場合もある。
従って、このような前照灯装置にあっては、照射角度を
規定する部材、例えば、前照灯ユニット、即ち、ランプ
ボディ及びレンズとこれらにより画成された灯具空間内
に配置された光源とから成るものあるいは反射鏡を車体
やランプボディに対して上下方向及び左右方向で傾動自
在に支持すると共にこれら前照灯ユニットあるいは反射
鏡を上下方向及び左右方向で傾動させる手段を設けるよ
うにされる。
ところで、前照灯ユニットを傾動させることによって照
射角度の調整を行なうようにしたユニット可動タイプの
自動車用前照灯装置における前照灯ユニットの車体に対
する支持構造には従来から各種のものがあり、その中の
1つに、所謂ロッキングタイプのもの、即ち、球面状を
した周面部を有するマウンティングリングを車体に支持
されたランプハウジングの摺接部に摺動自在に着座させ
ると共に該マウンティングリングに前照灯ユニットを保
持させ、それにより前照灯ユニットを車体に対して傾動
自在に支持するようにしたものがあり、古くから用いら
れている。
(b.従来のロッキングタイプの自動車用前照灯装置の一
例)[第7図乃至第9図] 第7図乃至第9図はそのような構造を有する従来の自動
車用前照灯装置の一例aを示すものである。
同図において、bは車体に固定されたランプハウジング
であり、左右方向に長い略小判形をした大きな開口部c
を有し、該開口部cの開口縁の左右両側部d、d(以
下、「摺接縁」と言う。)が略円弧状に延びるように形
成されている。eは枠状に形成されたマウンティングリ
ングであり、その周面の左右両側部f、fがマウンティ
ングリングeの略中央部を中心とした球面状に形成さ
れ、該球面状をした部分f、fがランプハウジングbの
摺接縁d、dに摺接自在に着座せしめられると共に一側
部と下側部に設けられた耳片g、g′とランプハウジン
グbに支持されたナットh、h′との間にエイミング調
整用のアジャスティングスクリュウi、i′が架設さ
れ、かつ、右上の隅角部とランプハウジングbとの間に
引張スプリングjが張設されており、これにより、ラン
プハウジングbに対してその略中央部を中心として傾斜
自在なるように支持されると共に、左側のアジャスティ
ングスクリュウiがナットhに対して捩じ込まれあるい
は捩じ戻されたときは左側部とランプハウジングbとの
間の間隔が変更されるため略左右方向へ傾動され、ま
た、下側のアジャスティングスクリュウi′がナット
h′に対してねじ込まれあるいは捩じ戻されたときは下
側部とランプハウジングbとの間の間隔が変更されるた
め略上下方向へ傾動される。
kは前照灯ユニットであり、そのフランジ部lがサブマ
ウンティングリングmとリテーニングリングnとにより
挟持されており、また、サブマウンティングリングmは
その左右両側部の上端部が傾動支点部o、oを介してマ
ウンティングリングeに対して上下方向へ傾動自在に支
持されると共にその下側部にレベリング駆動機構の遠隔
操作端末pのピストンロッドqが連結されている。
しかして、マウンティングリングeが傾動されたときは
前照灯ユニットkとサブマウンティングリングmとリテ
ーニングリングnとから成る前照灯rがマウンティング
リングeと一体的に傾動され、従って、左側のアジャス
ティングスクリュウiが操作されたときは前照灯rが略
左右方向へ傾動されて照射角度が略左右方向で調整さ
れ、また、下側のアジャスティングスクリュウi′が操
作されたときは前照灯rが略上下方向へ傾動されて照射
角度が略上下方向で調整される。また、ピストンロッド
qが移動するとサブマウンティングリングmの下側部が
マウンティングリングeに対して前後方向へ変位される
ため、前照灯rは傾動支点部o、oを中心として上下方
向へ傾動され、これにより、照射角度のレベリング調整
が為される。
(D.発明が解決しようとする課題)[第7図乃至第9
図] このような自動車用前照灯装置aにおいて、前照灯rの
上下方向での傾動中心はマウンティングリングeが左側
のアジャスティングスクリュウiに回動自在に支持され
た箇所を通る水平線H−Hになり、また、左右方向での
傾動中心はマウンティングリングeが下側のアジャステ
ィングスクリュウi′に回動自在に支持された箇所を通
る垂直線V−Vになるのが理想であるが、マウンティン
グリングeの右上隅が引張スプリングjでランプハウジ
ングbに引き付けられているため、前照灯rの傾動軸は
引張スプリングjで引張られている方へ傾いた軸とな
り、従って、照射角度の調整を精度良くかつ迅速に行な
うことが難しいという問題があり、しかも、上記傾動軸
は前照灯rの傾動中移動するので前照灯rの傾動がスム
ーズでないという問題がある。
更に、従来の自動車用前照灯装置aにあっては、エイミ
ング調整の他にレベリング調整も可能にするために、前
照灯ユニットkのマウンティングリングeへの保持をサ
ブマウンティングリングmを介して行なっているため、
レベリング調整用にこのサブマウンティングリングmや
傾動支点o、oを構成する部品等各種の部品が必要にな
り、従って、自動車用前照灯装置aの部品点数が非常に
多くなり、組立に手間がかかり、コストの高いものにな
ってしまうという問題もある。
(E.課題を解決するための手段) そこで、本発明自動車用前照灯装置は、上記課題を解決
するために、ランプハウジングに回動自在に着座された
マウンティングリングの一側部とランプハウジングとの
間に左右エイミング調整用の調整軸を架設し、マウンテ
ィングリングの他側部から支持軸を突設し、略前後方向
に延びる案内溝が形成されたガイド部をランプハウジン
グから前方へ向けて略水平に突設し、上記案内溝に前記
支持軸の先端部を摺動自在かつ軸回り方向へ回動自在に
支持させ、マウンティングリングの上側部又は下側部と
ランプハウジング又はレベリング駆動機構のピストンロ
ッドとの間に上下エイミング調整用の調整軸を架設し、
マウンティングリングのうち上記2つの調整軸から離間
した位置とランプハウジングとの間に引張スプリングを
張設したものである。
従って、本発明自動車用前照灯装置によれば、前照灯が
上下方向で傾動するときの中心である傾動軸はマウンテ
ィングリングの一側部が左右エイミング調整用の調整軸
に支持された箇所と支持軸の先端部がガイド部に支持さ
れた箇所とを結ぶ軸、即ち、仮想的で無く機械的に存在
する軸になり、また、前照灯が左右方向で傾動するとき
の傾動中心である傾動軸はマウンティングリングの上側
部又は下側部が上下エイミング調整用の調整軸に支持さ
れた位置とマウンティングリングのランプハウジングに
対する回動中心とを結ぶ略垂直な線になり、この場合、
上下方向での傾動軸は前照灯やマウンティングリングの
左右方向での傾斜の如何に拘らず両端の上下方向での位
置が固定されているためその水平度は常に一定に保持さ
れ、しかも、上下方向での傾動軸の水平度がこのように
不変であることによって、左右方向での傾きが生ずる余
地は無い。このため、前照灯の傾動は上下方向及び左右
方向のみに為されこれら方向以外の方向への傾きが生ず
ることが無いので、その傾動に偏差が生ずること無く、
これにより、前照灯の照射角度の調整を精度良く、か
つ、迅速に行なうことができ、また、その動きは非常に
スムーズなものになる。更に、上下エイミング調整用の
調整軸をマウンティングリングとレベリング駆動機構の
ピストンロッドとの間に架設すれば、上記ピストンロッ
ドが移動することによって前照灯を前記上下方向での傾
動軸を中心として傾動させることができ、従って、レベ
リング調整を可能にするために従来用いられていたサブ
マウンティングリングや該サブマウンティングリングを
マウンティングリングに傾動自在に支持するための傾動
支点機構等を省略することができて、この種の自動車用
前照灯装置の部品点数を大幅に削減することができる。
(F.実施例)[第1図乃至第6図] 以下に、本発明自動車用前照灯装置の詳細を図示した実
施例に従って説明する。
尚、図示した実施例は、本発明自動車用前照灯装置をエ
イミング調整の他にレベリング調整もできるようにした
自動車用前照灯装置1に適用したものである。
(a.前照灯ユニット、リテーニングリング)[第1図乃
至第6図] 2は前照灯ユニットである。
該前照灯ユニット2は前面が開口した凹部を有するリフ
レクタ部3と該リフレクタ部3にその前面開口部を覆う
ように取着されたレンズ4とこれらリフレクタ部3及び
レンズ4により画成された灯具空間内に配置された電球
5とから成り、リフレクタ部3の図示しない内面は反射
面に形成され、電球5はその口金部5a(第4図参照)が
上記リフレクタ部3の後頂部に支持されている。
そして、このような前照灯ユニット2は前方から見て左
右方向に長い略長方形状をしており、また、リフレクタ
部3とレンズ4との接合部に外方に突出した取付フラン
ジ6が形成されている。
7は上記した前照灯ユニット2を後述するマウンティン
グリングと協働して保持するためのリテーニングリング
であり、前照灯ユニット2の取付フランジ6の外形と略
同じ大きさを有する枠状の主部8と該主部8の前縁から
内側へ向けて突出した係止縁9と主部8の後縁の上部及
び下部の左右両端寄りの位置から突出した取付耳片10、
10、・・・とが金属板により一体に形成され、取付耳片
10、10、・・・には挿通孔10a、10a、・・・(第3図参
照)が形成されている。
(b.ランプハウジング、ガイド部材)[第1図乃至第6
図] 11は車体、12は車体11に固定されたランプハウジングで
ある。
ランプハウジング12は、前方から見て前照灯ユニット2
の外形より略ひと回り大きい外形を有すると共に、左右
方向に長い略小判形の外形を有する枠状主部13と該枠状
主部13の前縁から外側へ向けて突出した前面部14とが一
体に形成され、枠状主部13と前面部14とが連続する稜縁
部のうち左右の部分15、15(以下、「摺接縁」と言
う。)はランプハウジング12の略中央部を中心とした円
弧状に延びるように形成されている。
そして、前面部14の左側部14aの上端寄りの位置に矩形
をしたナット取付孔16が形成され、また、右側部14bに
はその略中央部に2つの取付孔17、17が、その下端部に
バネ掛孔18がそれぞれ形成されている。
19は後述するマウンティングリングに突設された支持軸
を支持するためのガイド部材である。該ガイド部材19は
略前後方向に長い角柱状をした案内部20と該案内部20の
後端部から上下へ突出した取付片21、21とが辷り性の良
い材料、例えば、ナイロン系の合成樹脂により一体に形
成され、案内部20の左側面20aにはその長手方向に沿っ
て緩やかな円弧状に延びる案内溝22が形成されており、
該案内溝22の長手方向と直交する断面形状はその略右半
分22aが円形をした略鍵穴状をし、また、その前端は案
内部20の前面に達している。
そして、このようなガイド部材19はその取付片21、21に
形成された挿通孔21a、21a(第3図参照)を挿通された
ねじ23a、23aがランプハウジング12の前面部14に形成さ
れた取付孔17、17に挿通されると共にランプハウジング
12の裏側でナット23b、23bが締結されることにより上記
前面部14の右側部14bから前方へ向けて略水平に突設さ
れる。
(c.レベリング駆動機構)[第1図、第2図、第6図] 24はレベリング駆動機構の遠隔操作端末(第6図にのみ
示してある。)であり、ランプハウジング12の枠状主部
13の上端部から後方に向けて突設されたブラケット25に
取着されている。26は遠隔操作端末24のピストンロッド
であり、該ピストンロッド26は車体の沈みを検知するセ
ンサーからの検知信号に従ってあるいは運転席に設けら
れた指令スイッチによる信号に従って前後方向へ移動さ
れる。
尚、遠隔操作端末24はそのピストンロッド26がランプハ
ウジング12の枠状主部13の上面より稍高い位置にあり、
かつ、前方から見て、ランプハウジング12の摺接縁15、
15の円弧の中心の真上にあるように設けられている。
27はスライダーであり、側方から見て略L字状をした連
結金具28と該連結金具28の下面に固定され辷り性の良い
材料により形成された辷り部材29とから成り、ランプハ
ウジング12の枠状主部13の上面の略中央部に設けられた
図示しない案内部に前後方向へ移動自在に支持されてい
る。
そして、連結金具28の垂直部28aの下部から連結軸30が
後方へ向けて突設されると共に、該連結軸30の後端部が
前記ピストンロッド26の前端部と連結されている。
尚、連結金具28の垂直部28aの連結軸30の真上の位置に
矩形をしたナット取付孔31(第6図参照)が形成されて
いる。
しかして、ピストンロッド26が移動すると、スライダー
27が前後方向へ移動される。
(d.マウンティングリング)[第1図乃至第6図] 32は前記した前照灯ユニット2を保持したマウンティン
グリングである。
(d−1.構造) 33はマウンティングリング32の主部であり、前照灯ユニ
ット2の取付フランジ6の外形より稍小さい外形を有す
る左右方向に長い略長方形の枠状をした枠部34と該枠部
34の後縁から後方へ向けて突出した環状の被支持部35と
から成り、該被支持部35はその上下の壁部35a、35aが枠
部34の上下両壁部と連続した略平坦な板状に形成され、
左右の壁部35b、35bは、第4図で良く解るように、枠部
34の略中央部を中心とした球面状に形成されている。
36は枠部34の前縁から外側へ向けて張り出した前面部で
あり、その上側縁36a及び下側縁36bの左右両端寄りの位
置から取付耳片37、37、・・・が外方へ向けて突設さ
れ、また、前面部36の左側縁36cの略中央部と上側縁36a
の中央部から連結耳片38、39がそれぞれ外方へ向けて突
設されており、これら連結耳片38及び39には一端がこれ
ら連結耳片38、39の先端縁に達した切溝38a、39aが形成
され、かつ、該切溝38a、39aが形成された領域が後方へ
向けて球面状に湾曲されている。
40は前面部36の右下の隅角部に形成されたバネ掛孔、4
1、41、・・・は前面部36の適所から前方へ向けて打出
状に突設された当接突部である。
42は枠部34の右側部34aの略中央部、即ち、前面部36に
設けられた左側の連結耳片38の切溝38aと対応した位置
から右方へ向けて略水平に突設された支持軸であり、円
柱状をした軸部42aと該軸部42aの一端に位置した溶着部
42bと軸部42aの他端に位置した球体42cとが一体に形成
されて成り、溶着部42bが枠部34の右側部34aに溶着され
ている。
(d−2.ランプハウジングへの支持及び傾動) そして、このようなマウンティングリング32はその被支
持部35の左右の壁部35b、35bの外面が前記ランプハウジ
ング12の摺接縁15、15に摺動自在に着座されると共に、
その3つの箇所がランプハウジング12と連結され、1個
所が前記スライダー27と連結される。
即ち、43、44はエイミング調整用のアジャスティングス
クリュウであり、その頭部43a、44a側の端部に係合溝43
b、44bが形成され、反頭部43a、44a側の略半分43c、44c
が螺軸に形成されている。また、45、45′は合成樹脂製
のナット(第4図及び第6図参照)であり、これらナッ
ト45、45′の1つ45はランプハウジング12に形成された
前記ナット取付孔16に取着され、もう1つのナット45′
はスライダー27の連結金具28に形成されたナット取付孔
31に取着されている。そして、アジャスティングスクリ
ュウ43、44はその係合溝43b、44bがマウンティングリン
グ32の突片38、39に形成された切溝38a、39aに回動自在
に係合されると共にその螺軸部43c、44cが上記ナット4
5、45′に各別に螺合される。更に、マウンティングリ
ング32のバネ掛孔40とランプハウジング12のバネ掛孔18
に引張スプリング46の両端部が各別に係着され、また、
支持軸42の球体42cが前記ガイド部材19の案内溝22の断
面円形をした部分22aに摺動自在かつ軸回り方向へ回動
自在に支持される。
しかして、マウンティングリング32は、その右側部の略
中央部が支持軸42を介してランプハウジング12から突設
されたガイド部材19に略前後方向へ移動自在に支持され
ると共に、その左側部の略中央部がアジャスティングス
クリュウ43を介してランプハウジング12にそれとの間の
間隔を調整し得るように連結され、かつ上側部の中央部
がアジャスティングスクリュウ44及びスライダー27を介
して遠隔操作端末24のピストンロッド26にこれとの間の
間隔を調整し得るように連結され、更に、これら連結が
為された2つの位置から離間した箇所が引張スプリング
46によって、常時、ランプハウジング12側へ向けて引っ
張られるので、被支持部35の球面状をした周面部35b、3
5bがランプハウジング12の摺接縁15、15に摺動自在に当
接されると共にランプハウジング12に対して左右方向と
上下方向で傾動可能に支持される。
即ち、左側のアジャスティングスクリュウ43をナット45
に対して捩じ込みあるいは捩じ戻すと、マウンティング
リング32の左側部とランプハウジング12との間の間隔が
変化されるためマウンティングリング32は上側の連結耳
片39がアジャスティングスクリュウ44に回動自在に係合
された位置とマウンティングリング32の球状周面部35
b、35bの中心部とを通って略上下方向に延びる垂直線V
−V(第1図参照)を傾動軸として略左右方向へ傾動さ
れ、また、上側のアジャスティングスクリュウ44をナッ
ト45′に対して捩じ込みあるいは捩じ戻すと、マウンテ
ィングリング32の上側部とスライダー27との間の間隔が
変化されるので、マウンティングリング32は左側の連結
耳片38がアジャスティングスクリュウ43に回動自在に係
合された位置と支持軸42の球体42cがガイド部材19の案
内溝22に支持された位置とを結ぶ軸47(第1図参照)を
傾動軸として略上下方向へ傾動され、更に、遠隔操作端
末24のピストンロッド26が移動するとスライダー27及び
アジャスティングスクリュウ44が前後方向へ移動される
ため連結耳片39が前後方向へ変位され、それにより、マ
ウンティングリング32が上記傾動軸47を中心として上下
方向へ傾動される。
尚、マウンティングリング32が左右方向へ傾動されると
きは支持軸42の球体42cが案内溝22に対して略前後方向
へ摺動し、マウンティングリング32が上下方向へ傾動さ
れるときは支持軸が軸回り方向へ回動される。
(d−3.前照灯ユニットの保持) 前記前照灯ユニット2はこのようなマウンティングリン
グ32に保持される。
即ち、マウンティングリング32の前面部36が前照灯ユニ
ット2の取付フラジ6に後方から当接されると共に前記
リテーニングリング7の係止縁9が取付フランジ6に前
方から当接され、この状態で、リテーニングリング7の
取付耳片10、10、・・・に形成された挿通孔10a、10a、
・・・を挿通されたねじ48、48、・・・がマウンティン
グリング32の取付耳片37、37、・・・に形成された螺孔
37a、37a、・・・(第3図参照)に螺合され、これによ
って、前照灯ユニット2がマウンティングリング32とリ
テーニングリング7とにより挾着状に保持される。
(e.動作) そこで、このように構成された自動車用前照灯装置1に
よる前照灯ユニット2のエイミング調整及びレベリング
調整は次のように行なわれる。
(e−1.エイミング調整) 前照灯ユニット2の照射角度のエイミング調整はアジャ
スティングスクリュー43又は44を前記したように操作す
ることにより行なわれる。
即ち、前照灯ユニット2はマウンティングリング32と一
体的に傾動するように保持されており、この場合、左側
のアジャスティングスクリュウ43がナット45に対して捩
じ込まれあるいは捩じ戻されると、マウンティングリン
グ32が垂直線V−Vを傾動軸として左右方向へ傾動され
るので、これと一体的に前照灯ユニット2が、例えば、
第4図に2点鎖線で示すように傾動され、それにより、
前照灯ユニット2の照射角度が左右方向で調整される。
また、上側のアジャスティングスクリュウ44がナット4
5′に対して捩じ込まれあるいは捩じ戻されると、マウ
ンティングリング32が前記傾動軸47を中心として上下方
向へ傾動されるので、これと一体的に前照灯ユニット2
が、例えば、第6図に2点鎖線で示すように傾動され、
それによって、前照灯ユニット2の照射角度が上下方向
で調整される。
(e−2.レベリング調整) 前照灯ユニット2の照射角度のレベリング調整は遠隔操
作端末24のピストンロッド26が移動することにより行な
われる。
即ち、ピストンロッド26が移動すると、該ピストンロッ
ド26に連結軸30を介して連結されたスライダー27と該ス
ライダー27に支持されたナット45′に螺合されているア
ジャスティングスクリュウ44とが一体的に前後方向へ移
動されるので、マウンティングリング32の上側部が略前
後方向へ変位され、これにより、マウンティングリング
32と前照灯ユニット2とが、傾動軸47を中心として一体
的に上下方向へ傾動されて前照灯ユニット2の照射角度
が上下方向で調整される。
(e−3.動きの精度) このように、前照灯ユニット2の上下方向での傾動軸は
仮想的で無い機械的な軸、即ち、マウンティングリング
32の左側の突片38がアジャスティングスクリュウ43に回
動自在に支持された位置と支持軸42がガイド部材19に支
持された位置とを結ぶ水平な軸47になり、この傾動軸47
の水平度はマウンティングリング32及び前照灯ユニット
2の左右方向での傾動の如何に拘らず機械的に一定に保
持される。また、上下方向での傾動軸47の水平度がこの
ように一定に保持されるため、左右方向での傾動軸V−
Vに左右方向での傾きが生ずる余地は無い。
しかして、前照灯ユニット2の傾動は上下方向及び左右
方向のみに為されこれら方向以外の方向への傾きが生ず
ることが無いので、その傾動に偏差が生ずること無く、
従って、照射角度の調整を精度良く、かつ、迅速に行な
うことができる。
(G.発明の効果) 以上に記載したところから明らかなように、本発明自動
車用前照灯装置は、前照灯を保持したマウンティングリ
ングの球面状をした周面部を車体に固定されたランプハ
ウジングの摺接部に摺動自在に着座させることによりマ
ウンティングリングをランプハウジングに対して傾動自
在に支持し、マウンティングリングの一側部とランプハ
ウジングとの間に左右エイミング調整用の調整軸を架設
し、マウンティングリングの他側部から支持軸を突設
し、略前後方向に延びる案内溝が形成されたガイド部を
ランプハウジングから前方へ向けて略水平に突設し、上
記案内溝に前記支持軸の先端部を摺動自在かつ軸回り方
向へ回動自在に支持し、マウンティングリングの上側部
又は下側部とランプハウジング又はレベリング駆動機構
のピストンロッドとの間に上下エイミング調整用の調整
軸を架設し、マウンティングリングのうち上記2つの調
整軸から離間した位置とランプハウジングとの間に引張
スプリングを張設したことを特徴とする。
従って、本発明自動車用前照灯装置によれば、前照灯が
上下方向で傾動するときの中心である傾動軸はマウンテ
ィングリングの一側部が左右エイミング調整用の調整軸
に支持された箇所と支持軸の先端部がガイド部に支持さ
れた箇所とを結ぶ軸、即ち、仮想的で無く機械的に存在
する軸になり、また、前照灯が左右方向で傾動するとき
の傾動中心である傾動軸はマウンティングリングの上側
部又は下側部が上下エイミング調整用の調整軸に支持さ
れた位置とマウンティングリングのランプハウジングに
対する回動中心とを結ぶ略垂直な線になり、この場合、
上下方向での傾動軸は前照灯やマウンティングリングの
左右方向での傾動の如何に拘らず両端の上下方向での位
置が固定されているためその水平度は常に一定に保持さ
れ、しかも、上下方向での傾動軸の水平度がこのように
不変であることによって、左右方向での傾きが生ずる余
地は無い。このため、前照灯の傾動は上下方向及び左右
方向のみに為されこれら方向以外の方向への傾きが生ず
ることが無いので、その傾動に偏差を生ずること無く、
これにより、前照灯の照射角度の調整を精度良く、か
つ、迅速に行なうことができ、また、その動きは常にス
ムーズなものになる。
更に、上下エイミング調整用の調整軸をマウンティング
リングとレベリング駆動機構のピストンロッドとの間に
架設すれば、上記ピストンロッドが移動することによっ
て前照灯を前記上下方向での傾動軸を中心として上下方
向で傾動させることができ、従って、レベリング調整を
可能にするために従来用いられていたサブマウンティン
グリングが該サブマウンティングリングをマウンティン
グリングに傾動自在に支持するための傾動支点機構等を
省略することができて、この種の自動車用前照灯装置の
部品点数を大幅に削減することができる。
尚、前記実施例においては、本発明自動車用前照灯装置
をエイミング調整の他にレベリング調整をも行なう自動
車用前照灯装置に適用したものを示したが、本発明自動
車用前照灯装置はエイミング調整のみを行なう自動車用
前照灯装置にも適用することができ、この場合は、上下
エイミング調整用の調整軸をマウンティングリングの上
側部もしくは下側部とランプハウジングとの間に架設す
れば良い。
また、前記実施例においては、支持軸の先端部に球体を
設け、この球体をガイド部のガイド溝に摺動自在かつ軸
回り方向へ回動自在に支持するようにしたが、本発明に
おける支持軸のガイド溝に対する支持構造がこのような
構造に限られることは無い。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第6図は本発明自動車用前照灯装置の実施の
一例を示すものであり、第1図は正面図、第2図は斜視
図、第3図は分解斜視図、第4図は第1図のIV−IV線に
沿う断面図、第5図は第1図のV−V線に沿う断面図、
第6図は第1図のVI−VI線に沿う断面図、第7図乃至第
9図は従来の自動車用前照灯装置の一例を示すもので、
第7図は正面図、第8図は第7図のVIII−VIII線に沿う
断面図、第9図は第7図のIX−IX線に沿う断面図であ
る。 符号の説明 1……自動車用前照灯装置、 2……前照灯、11……車体、 12……ランプハウジング、 15……摺接部、19……ガイド部、 22……案内溝、 24……レベリング駆動機構、 26……ピストンロッド、 32……マウンティングリング、 34a……(マウンティングリングの)他側部、 35b……(マウンティングリングの)球面状をした周面
部、 38……(マウンティングリングの)一側部、 39……(マウンティングリングの)上側部、 42……支持軸、 42c……(支持軸の)先端部、 43……左右エイミング調整用の調整軸、 44……上下エイミング調整用の調整軸、 46……引張スプリング

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前照灯を保持したマウンティングリングの
    球面状をした周面部を車体に固定されたランプハウジン
    グの摺接部に摺動自在に着座させることによりマウンテ
    ィングリングをランプハウジングに対して傾動自在に支
    持し、 マウンティングリングの一側部とランプハウジングとの
    間に左右エイミング調整用の調整軸を架設し、 マウンティングリングの他側部から支持軸を突設し、 略前後方向に延びる案内溝が形成されたガイド部をラン
    プハウジングから前方へ向けて略水平に突設し、 上記案内溝に前記支持軸の先端部を摺動自在かつ軸回り
    方向へ回動自在に支持し、 マウンティングリングの上側部又は下側部とランプハウ
    ジング又はレベリング駆動機構のピストンロッドとの間
    に上下エイミング調整用の調整軸を架設し、 マウンティングリングのうち上記2つの調整軸から離間
    した位置とランプハウジングとの間に引張スプリングを
    張設した ことを特徴とする自動車用前照灯装置
JP63275477A 1988-10-31 1988-10-31 自動車用前照灯装置 Expired - Lifetime JPH0717171B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63275477A JPH0717171B2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 自動車用前照灯装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63275477A JPH0717171B2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 自動車用前照灯装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02124338A JPH02124338A (ja) 1990-05-11
JPH0717171B2 true JPH0717171B2 (ja) 1995-03-01

Family

ID=17556075

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63275477A Expired - Lifetime JPH0717171B2 (ja) 1988-10-31 1988-10-31 自動車用前照灯装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0717171B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02124338A (ja) 1990-05-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100330940B1 (ko) 자동차용 전조등
JPH0415137B2 (ja)
US7878694B2 (en) Up-down and left-right tiltable vehicular lamp
US8147106B2 (en) Automotive headlamp
JP2750645B2 (ja) 自動車用前照灯のエイミング調整装置
JPH0717171B2 (ja) 自動車用前照灯装置
JPH05266702A (ja) 自動車用灯具のエイミング調整装置
JP2003178609A (ja) 車両用前照灯
JP2008243605A (ja) 車輌用灯具
JP2632116B2 (ja) 車両用灯具
JPH10247405A (ja) 車両用灯具
JP3223741B2 (ja) 車両用前照灯の光軸調整装置
JP2011207252A (ja) 車輌用前照灯
JPH0268801A (ja) 自動車用前照灯
JP2001114013A (ja) リフレクター可動型自動車用ヘッドランプ
JP2002178826A (ja) 自動車用前照灯
US12038146B2 (en) Vehicular lamp fitting
EP3995360B1 (en) Vehicular lighting fixture
JP2694575B2 (ja) 車輌用灯具
JPH0536301A (ja) 車両用灯具
JPH0515165Y2 (ja)
JPH0120200Y2 (ja)
JPH0717581Y2 (ja) 車両用灯具の光軸調整装置
JP2613476B2 (ja) 車輌用前照灯装置
JP2009140796A (ja) 車両用灯具