JPH07175513A - プロセス制御装置 - Google Patents

プロセス制御装置

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JPH07175513A
JPH07175513A JP5343277A JP34327793A JPH07175513A JP H07175513 A JPH07175513 A JP H07175513A JP 5343277 A JP5343277 A JP 5343277A JP 34327793 A JP34327793 A JP 34327793A JP H07175513 A JPH07175513 A JP H07175513A
Authority
JP
Japan
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memory
control program
simulation
control
data
Prior art date
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Application number
JP5343277A
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English (en)
Inventor
Takashi Kamibayashi
隆志 上林
Takashi Murakoshi
隆 村越
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】マイクロプロセッサ22は制御用メモリ領域2
8に格納されたデータを用いて固定ビット長の制御専用
言語による制御プログラムを実行し、模擬用メモリ領域
29は制御プログラム24を動作模擬実行するとき用い
るデータを格納する。インタプリタ25は制御プログラ
ムを解析し、制御プログラムの変数部の所定ビットの位
置に予め設定された動作模擬実行情報と外部要求により
設定された動作模擬実行可否情報31とから動作模擬実
行可否を決定し、動作模擬可のとき模擬用メモリ領域2
9に格納されたデータを用いてマイクロプロセッサ22
によって制御プログラム24による動作模擬を実行させ
る。 【効果】制御プログラムを変更することがなく、制御用
メモリのデータを用いることなく、動作模擬実行でき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラントのプロセスを
制御するプロセス制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、マイクロプロセッサ(以下、M
PUという)を使用した発電プラント等のプロセス制御
装置は、図11に示すような構成からなっている。
【0003】図中、プロセス制御装置1は、入力装置2
と出力装置3とからなるハードウェア部4と入力ドライ
バ5と出力ドライバ6とからなる基本OS部7と制御プ
ログラム部8と制御用メモリ部9から構成されている。
【0004】まず、制御対象のプラントの入力信号f1
が入力ドライバ5によって入力装置2を経由してプラン
トから取り込まれる。ハードウェア部4は、制御対象に
応じたハードウェアの構成からなっており、基本OS部
7は、制御対象が異なっても同様の構成のハードウェア
からなっている。基本OS部7は、制御用メモリ部9へ
プラントから取り込まれたデータを用いて制御プログラ
ム部8のプログラム処理を実行をする。そして、処理さ
れた制御出力信号f2が出力ドライバ6によって出力装
置3を経由してプラントへ出力される。
【0005】上記した制御プログラムはMPUに依存す
る言語ではなく、制御専用の言語で記述されていること
が多い。例えば、図13に示す(1)のデータと(2)
のデータとの論理和をとって、その結果を(3)のデー
タとすると、図12に示すように制御専用の言語12で
は、12aのビットにコマンド:1,変数:0を格納
し、12bのビットに命令語またはアドレス(変数)の
データを格納して固定ビット長としている。そして、例
えば、1段目には論理和の命令語、2段目〜3段目に図
13に対応するデータを格納するアドレス番地が記述さ
れている。
【0006】ところで、プロセス制御装置1では、一般
に、製作時、試運転時や定検時に制御プログラムの機能
の確認や、インターフェース機器の確認をするために、
動作模擬機能と呼ぶ動作を模擬する機能を備えている。
例えば、工場において未だ実際の入出力データがないと
き、プロセス制御装置1の制御プログラムの機能の確認
や入力を模擬するデータによって動作確認をしたり、模
擬した出力データによって外部出力装置をシミュレーシ
ョンするため動作模擬することが行われる。
【0007】制御プログラム部8の制御プログラムは、
図14に示すように入力情報g1を外部入力または内部
記憶から入力して入力情報g1を用いて演算S10を実
行し、その処理結果を出力情報g2として外部出力また
は内部記憶へ出力するという処理の多数組合せからなっ
ている。従って、制御プログラムの機能の確認をするた
めには、それぞれの小さい処理の入力と出力を模擬して
行う。また、インターフェース機器の確認では、メモリ
に模擬のための入出力データを設定して動作模擬を行
う。
【0008】従来の動作模擬機能の実現方法は、大別し
て次の2種類に分けることができる。
【0009】その一つ目として、制御プログラムの内容
は、そのままで使用する入力のメモリの内容を直接書き
換える方法である。例えば、図15に示すように、変数
データのメモリマップ11がA・B・C・D番地があ
り、それぞれの内容がa・b・c・dであるとする。こ
の場合にA・B番地は制御プログラムで変数として使用
されている領域で、C・D番地は制御プログラムとして
使用していないメモリとする。
【0010】図15のメモリマップ11を用いて、図1
6に示すようにA番地から内容を入力し、演算S12に
よって演算された内容をB番地へ出力する。一つ目の手
段によれば、A番地の内容をなんらかの手段で模擬する
データに直接書き換えるもので、その演算結果がB番地
へ出力されて書き換えられる。
【0011】また、二つ目として、通常のメモリに保有
された模擬部分の入力や出力データを模擬専用のメモリ
へ転送し、その模擬専用のメモリの内容を書き換える方
法である。その他、二つ目の変形として、制御プログラ
ム内で通常のメモリ領域を使用するか、模擬専用のメモ
リを使用するかを選択できるようにしておくものもあ
る。
【0012】例えば、二つ目の手段として、図17に示
すように、図16の演算S12のプログラムの入力をA
番地から制御プログラム中で使用されていないC番地に
変更し、出力をB番地から制御プログラム中で使用され
ていないD番地に変更する。
【0013】この場合、変換後の演算S13は、演算S
12とは入力元と出力先の変数部分だけが異なるものと
なり、入力はA番地のままで出力をD番地とすること
で、動作模擬時の出力を制御プログラムの他の部分に影
響を与えないようにすることができる。
【0014】もう二つ目として、図18に示すように、
A・C番地を入力とし、B・D番地を出力とし、必要に
応じてA・B・C・D番地を組み合わせて使う動作模擬
方法がある。演算S14は、S12を基にして入力と出
力の選択する機能が追加されたものである。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のプロセ
ス制御装置1の動作模擬機能では、次のような種々の問
題がある。
【0016】第一には、該当するメモリの内容を直接書
き換える方法では、そのメモリを制御プログラムの他の
部分で使用している場合にそこにも影響を与えうるとい
う問題がある。
【0017】例えば、図16で説明したように、A番地
のデータaを変更してzにしてしまい、そのままにすれ
ば、A番地のデータを用いて演算する他の制御プログラ
ムがあったとすると、その演算結果が別なものとなって
しまう。
【0018】第二には、演算入出力データを模擬専用の
入出力データに書き換える方法では、模擬したい部分が
変わる度に実行プログラムを生成し直す必要があるとい
う問題となる。
【0019】例えば、図17で説明した処理では、演算
する入力データと演算結果の出力データの番地を変更す
るために模擬用として制御プログラムを変更し、また、
通常の制御プログラムへ直す手間を要し、過誤によって
別の制御プログラムへ直してしまうということもある。
【0020】第三には、通常時の入出力データと模擬専
用の入出力データをプログラムの中で選択できる方法で
は、プログラムの容量が大きくなる問題点と、本来の処
理では不要な判定が増えるため、処理速度が遅くなると
いう問題点がある。
【0021】例えば、図18で説明した処理では、入力
側でA番地またはC番地から入力データを読むかを判定
するプログラムと出力側でB番地またはD番地へ書き込
むかの判定するプログラムとの本来余分なプログラムを
要し、処理時間も余分に要する。
【0022】そこで、本発明は、制御プログラムの内容
および制御メモリのデータを変更することなく、動作模
擬を実行するプロセス制御装置を提供することを目的と
する。
【0023】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、制御
用メモリに格納されたデータを用いて固定ビット長の制
御専用言語による制御プログラムをマイクロプロセッサ
によって実行してプラントのプロセスを制御するプロセ
ス制御装置において、プラントのプロセスと切り離して
制御プログラムを動作模擬実行するとき用いるデータを
格納するために制御用メモリを模擬する模擬用メモリを
設ける一方、制御プログラムを解析する手段と、制御プ
ログラムの変数部の所定ビットの位置に予め設定された
動作模擬実行情報と外部要求により設定された動作模擬
実行可否情報とから動作模擬実行を決定し、この決定で
動作模擬実行可のとき模擬用メモリに格納されたデータ
を用いてマイクロプロセッサによって制御プログラムに
よる動作模擬を実行させる手段を設けるようにしたもの
である。
【0024】請求項2の発明は、マイクロプロセッサ
と、このマイクロプロセッサが処理実行するための第1
のメモリと、固定ビット長の制御専用言語による制御プ
ログラムを格納する制御プログラムメモリと、制御プロ
グラムを実行してプラントのプロセスを制御するとき用
いるデータを格納する制御用メモリと、プラントのプロ
セスと切り離して制御プログラムを動作模擬実行すると
き用いるデータを格納するために制御用メモリを模擬す
る模擬用メモリとからなる第2のメモリと、制御プログ
ラムを解析する手段と、制御専用言語の変数部の所定ビ
ット位置に予め設定された動作模擬実行情報と外部要求
により設定された動作模擬実行可否情報とから動作模擬
実行の可否を決定する決定手段と、制御用メモリのデー
タを用いて制御プログラムを実行する一方、決定手段に
よって動作模擬実行可の決定がされたとき模擬用メモリ
のデータを用いて制御プログラムを実行する手段と、マ
イクロプロセッサが第2のメモリのデータを読み書きす
るためマイクロプロセッサとの間でアドレスバスとデー
タバスの調停をするバス調停手段とからなるコプロセッ
サを設けるようにしたものである。
【0025】請求項3の発明は、制御用メモリに格納さ
れたデータを用いて固定ビット長の制御専用言語による
制御プログラムをマイクロプロセッサによって実行して
プラントのプロセスを制御するプロセス制御装置におい
て、プラントのプロセスと切り離して制御プログラムを
動作模擬実行するとき用いるデータを格納するために制
御用メモリを模擬する模擬用メモリと、制御プログラム
のアドレスに対応して動作模擬実行の可否指標として動
作模擬実行情報を格納する模擬用メモリ選択情報用メモ
リと、外部要求により設定された動作模擬可否情報と動
作模擬実行情報とから動作模擬実行可否を決定し、この
決定で動作模擬実行可が決定されたとき模擬用メモリの
データを用いてマイクロプロセッサによって制御プログ
ラムを動作模擬実行させる手段を設けるようにしたもの
である。
【0026】
【作用】請求項1の発明は、動作模擬実行のとき、制御
用メモリと別の模擬用メモリに格納されたデータを用い
て制御プログラムの動作模擬を実行させるために制御プ
ログラムを変更したり、また、制御用メモリのデータを
書き換えることなく、動作模擬が実行される。従って、
変更された制御プログラムを元に戻すという手間が不要
となり、制御用メモリのデータが他の制御プログラムで
用いられていても、他の制御プログラムで得られるデー
タに影響を与えることがない。しかも、制御プログラム
の処理最小単位毎に動作模擬を実行することができる。
【0027】請求項2の発明は、動作模擬実行のとき、
制御用メモリと別の模擬用メモリに格納されたデータを
用いて制御プログラムの動作模擬を実行させるために制
御プログラムを変更したり、また、制御用メモリのデー
タを書き換えることなく、動作模擬が実行される。従っ
て、変更された制御プログラムを元に戻すという手間が
不要となり、制御用メモリのデータが他の制御プログラ
ムで用いられていても、他の制御プログラムで得られる
データに影響を与えることがない。さらに、コプロセッ
サがマイクロプロセッサと別に制御プログラムの解析や
実行を専用で行っているため、動作模擬のために処理速
度が低下することがなく、マイクロプロセッサとコプロ
セッサと並列処理により動作模擬のために全体の処理効
率が低下することがない。
【0028】請求項3の発明は、動作模擬実行のとき、
制御用メモリと別の模擬用メモリに格納されたデータを
用いて制御プログラムの動作模擬を実行させるために制
御プログラムを変更したり、また、制御用メモリのデー
タを書き換えることなく、動作模擬が実行される。従っ
て、変更された制御プログラムを元に戻すという手間が
不要となり、制御用メモリのデータが他の制御プログラ
ムで用いられていても、他の制御プログラムで得られる
データに影響を与えることがない。さらに、動作模擬実
行情報を専用のメモリに格納し、この動作模擬実行情報
のみ設定変更すればよいから何ら制御プログラムへ手を
加えることがなく、従来のように制御プログラム修正の
過誤が発生することがなく、簡単に動作模擬実行情報の
設定変更ができる。
【0029】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0030】図1は、本発明の第1実施例を示すプロセ
ス制御装置の機能ブロック図である。プロセス制御装置
21は、マイクロプロセッサ22とメモリ23とインタ
プリタ25との機能からなり、メモリ23には、制御プ
ログラム24と制御用メモリ領域28と模擬用メモリ領
域29と動作模擬実行可能実行不可能情報31等を格納
するその他メモリ領域30から構成される。
【0031】図中、制御プログラム24は、固定ビット
長の命令語と変数(アドレス情報)から構成される制御
専用語の変数の固定ビット位置に動作模擬を実行する意
味のビットを設けている。
【0032】インタプリタ25は、実際にマイクロプロ
セッサ22で実行するために制御プログラム24をマイ
クロプロセッサ22が理解できる言語に変換する機能で
ある。制御プログラム解析機能26は、制御プログラム
24のコードを種別部分に基づいて解析する機能であ
る。制御プログラム実行機能27は、制御プログラム2
4の命令語の種別に従ってマイクロプロセッサ22が実
行できるサブルーチンを呼び出す機能である。
【0033】制御用メモリ領域28は、通常制御時に制
御プログラム24が用いるデータを格納するものであ
る。模擬用メモリ領域29は、制御用メモリ領域28と
同じサイズの領域を有し、動作模擬専用のものである。
動作模擬実行可能実行不可能情報31は、動作模擬実行
可能および実行不可能の情報を保存するものである。
【0034】次に、本発明の第1実施例の処理を図2お
よび図3を参照して説明する。
【0035】まず、インタプリタ25では、制御プログ
ラム24を1行づつ読み込んでマイクロプロセッサ22
で実行できる言語へ変換し、図3に示す処理のように、
変数か否かの判断をする(S1)。ここで、制御プログ
ラム24は、図4に示すように、制御専用の言語で命令
語・変数が全て固定ビット長から成り立っており、それ
ぞれの固定ビット長には論理和や論理積といった命令語
の種別や変数(アドレス情報)の種別を示す部分24a
と、これらの命令語やアドレス情報を示す部分24bと
模擬実行を示す部分(図示斜線部)24cと、その他の
データ部分がある。模擬実行を示すビットは、全種類共
通のビット位置に設定している。
【0036】例えば、最初の1行目が命令語であれば、
インタプリタ25は制御プログラム24に未実行の命令
があるか否かの判断がされる(S2)。この場合に、未
実行の命令がないから命令語の種別、例えば、論理和を
専用メモリへ記憶して、続いて変数付でないとき1行目
の処理が終了する(S4)(S5)。
【0037】次に、インタプリタ25は制御プログラム
24の2行目を読み込んでマイクロプロセッサ22が実
行できる言語に変換しステップS1で、例えば、変数
(アドレス情報)と判断されると、模擬実行可能か否か
を判断する(S1)(S6)(S7)。ここで、模擬実
行可能のとき、例えば、論理和のアドレスを専用メモリ
へ記憶させる(S9)。
【0038】さらに、インタプリタ25は、続いて制御
プログラム24の3行目を読み込んで、2行目と同様
に、例えば、論理和の3行目のアドレスを専用メモリへ
記憶させる(S1)(S6)(S7)(S9)。同様に
して制御プログラム24の4行目のアドレスを専用メモ
リへ記憶させる(S1)(S6)(S7)(S9)。こ
の結果、専用メモリへ論理和と2行目〜4行目のアドレ
スとが記憶される。
【0039】次に、インタプリタ25が5行目を読み込
んで、命令語、例えば、加算であれば、ステップS2へ
移行し、この場合、未実行の命令があるために、専用メ
モリへ記憶された前記論理和と、アドレスとをサブルー
チンへ渡してマイクロプロセッサ22によって実行する
(S1)(S2)(S3)。そして、次の命令語、例え
ば、加算を専用メモリへ記憶させ、前記論理和と同様の
処理がされる(S4)。
【0040】この結果、通常の制御時には、OS用メモ
リ37には実行不可能情報が設定されており、ステップ
S6の判断によって制御用メモリ領域28の制御用デー
タ33へしかアクセスできないようになっている。
【0041】一方、OS用メモリ37に模擬実行可能が
設定され、かつ、制御プログラム24の変数の模擬ビッ
トが動作模擬実行として設定されていると、変数に対応
して模擬用メモリ領域29のアドレスとなるように所定
の変換式によってアドレスが変換される(S6〜S
8)。これによって、制御用メモリ領域28に対応する
模擬用メモリ領域29のアドレスが記憶され、制御プロ
グラム24によって模擬用メモリ領域29のデータを用
いて動作模擬の実行がされる(S9)。
【0042】ここで、制御用メモリ領域28と模擬用メ
モリ領域29とは同じ容量で、同じ変数に対してアクセ
スする場所は、それぞれの開始アドレスをベースとし
て、同じ相対アドレスだけ離れたところにある。
【0043】このように、模擬用メモリ領域29からデ
ータを入力したり、模擬用メモリ領域29へデータを出
力することができるため、動作模擬中のデータが制御プ
ログラムの他の部分で使用されていても同じ変数に対応
するデータに影響を与えないようにできる。
【0044】また、OS35は、通信機能36によって
図示省略するが保守用のツールとの間でデータをやり取
りし、動作模擬実行可能実行不可能情報31や制御プロ
グラムの動作模擬実行情報を設定したり解除したりす
る。
【0045】なお、図2のc1は制御用データの外部入
出力信号を示し、c2は保守ツールとの外部入出力信号
を示している。
【0046】このように、制御プログラムは実際に制御
に使うプログラムのままで、専用の実行模擬ビットのみ
を変更するだけで動作模擬の確認ができるので、動作模
擬の確認のためのロジックの追加によるプログラム容量
の増加や、処理速度の低下を防止する。さらに、通常時
に使用する制御プログラムと異なる制御プログラムによ
って動作確認することがなく、動作模擬結果の信憑性が
向上する。
【0047】図5は、本発明の第2実施例を示すプロセ
ス制御装置の機能ブロック図である。
【0048】プロセス制御装置21Aは、マイクロプロ
セッサ22とメモリ23Aとメモリ23Bと専用コプロ
セッサ40とから構成され、データバス41A,41B
で接続されている。
【0049】メモリ23Bは、マイクロプロセッサ22
により制御されOSその他のデータを格納する。メモリ
23Aは、制御プログラム24と制御用メモリ領域28
と模擬用メモリ領域29とを有する。
【0050】専用コプロセッサ40は、制御プログラム
を解析する回路と、解析された制御プログラムを実行す
る回路と、MPUとの間でアドレスバスとデータバスの
調停をするバス調停回路を備えている。
【0051】図6は、図5に示すプロセス制御装置21
Aをハードウェア構成で示すものである。
【0052】図中、汎用MPU42は、汎用MPUのデ
ータバスb3によってメモリ23Bと専用コプロセッサ
40と接続し、専用コプロセッサ40とメモリ23Aと
は専用コプロセッサ40のデータバスb4によって接続
している。
【0053】一方、汎用MPU42は、汎用MPUのア
ドレスバスb1によってアドレスレコーダ43と専用コ
プロセッサ40とメモリ23Bとが接続しており、専用
コプロセッサ40とメモリ23Aとが専用コプロセッサ
のアドレスバスb2によって接続している。
【0054】この構成で、OS等が汎用MPU42によ
って実行されると共に、メモリ23Aの制御プログラム
24が専用コプロセッサ40によって実行される。
【0055】また、専用コプロセッサ40が制御プログ
ラム24と制御用メモリ領域28と模擬用メモリ領域2
9とを制御しており、汎用MPU42からアクセスする
とき、専用コプロセッサ40経由で実行される。汎用M
PU42は自分の制御をできるメモリを別に持ってお
り、汎用MPU42と専用コプロセッサ40とは平行し
て処理が進められる。
【0056】汎用MPU42が専用コプロセッサ40に
対してコマンド(メモリ23Aのリード・ライトや制御
プログラムの実行など)を実行するときは、アドレスレ
コーダ43が専用コプロセッサ40を対象とすることを
認識し、専用コプロセッサ40に対して専用コプロセッ
サアクセス要求信号b5を出力する。
【0057】ここで、専用コプロセッサ40の内部構成
を図7を参照して説明する。
【0058】専用コプロセッサ40は、外部とのインタ
ーフェースとして、汎用MPU42が制御する汎用MP
Uのアドレスバスb1に接続するアドレスバスの入力回
路50と専用コプロセッサ40が制御する汎用MPUの
アドレスバスb2に接続するアドレスバスの出力回路5
1、さらに、汎用MPU42が制御する汎用MPUのデ
ータバスb3を介して接続するデータバス入出力回路5
2と専用コプロセッサ40が制御する専用コプロセッサ
のデータバスb4を介して接続するデータバス入出力回
路53を備えている。
【0059】さらに、汎用MPU42からのコマンドを
解析するコマンド解析回路54を備え、図6において説
明したアドレスレコーダ43から専用コプロセッサ40
への専用コプロセッサアクセス要求信号b5が、コマン
ド解析回路54へ入力されるようになっている。
【0060】バス調停回路55は、汎用MPU42が専
用コプロセッサ40を制御する汎用MPUのアドレスデ
ータバスb2,専用コプロセッサのデータバスb4経由
でメモリ23Aにアクセスするときに、制御プログラム
24の解析・実行のためのバスの使用と競合しないよう
に調停する機能を備えている。
【0061】制御プログラム解析回路56は、制御プロ
グラム24を読み込み、制御プログラム24の命令種別
を命令語解析回路57で解析し、変数を変数解析回路5
8で解析して、制御プログラム実行回路60に制御プロ
グラム実行に必要な制御プログラム実行データc10を
渡すようになっている。そして、第2実施例では、第1
実施例で説明した制御プログラムの変数の模擬用メモリ
選択情報の解析が、変数解析回路58の中の模擬用メモ
リ選択情報解析回路59で実行される。
【0062】制御プログラム実行回路60は制御プログ
ラム解析回路56から命令語種別や変数情報を受け取
り、コマンド種別に従いファームウェア化された命令を
実行する。
【0063】以上の構成で、まず、汎用MPU42によ
って制御プログラム24の実行要求と制御プログラムの
開始アドレスが専用コプロセッサ40へ出力される。ア
ドレスレコーダ43はそれを検出して専用コプロセッサ
バス使用要求信号b5を専用コプロセッサ40へ入力す
る。
【0064】専用コプロセッサバス使用要求信号b5が
専用コプロセッサ40へ入力されると、図7に示すコマ
ンド解析回路54が要求コマンドを読み込む。この結
果、コマンド解析回路54が制御プログラムの実行が要
求されたことを解析する。コマンド解析回路54では、
制御プログラム解析回路56へ制御プログラム開始番地
情報c8を渡し、制御プログラム解析開始要求信号c1
を発信する。
【0065】制御プログラム解析開始要求信号c1が制
御プログラム解析回路56によって受信されると、制御
プログラム解析回路56が制御プログラム24を専用コ
プロセッサのアドレスバスb2および専用コプロセッサ
のデータバスb4経由で読み込む。
【0066】そして、制御プログラム解析回路56で
は、コマンド種別と変数のアクセス先が解析され、命令
語と変数の一括した解析が完了毎に制御プログラム実行
回路60に対して命令語種別と変数情報とからなる制御
プログラム実行データc10を出力し、制御プログラム
実行開始要求信号c9を出力する。
【0067】このとき、制御プログラム24の変数部に
模擬用メモリ選択情報が設定され、かつ、外部要求によ
る動作模擬実行可否情報が可のとき、変数のアクセス先
を変換する。すなわち、通常時の制御用メモリ領域28
のデータから模擬用メモリ領域29のデータを用いて制
御プログラム24の処理をするようにアドレス変換がさ
れる。
【0068】制御プログラム実行回路60は、制御プロ
グラム実行開始要求信号c9を受信すると、命令語種別
と制御プログラム実行データc10に従い、ファームウ
ェア化された処理を実行する。
【0069】制御プログラムが実行されているとき、専
用コプロセッサ40と専用コプロセッサ40が制御する
専用コプロセッサのアドレスバスb2と専用コプロセッ
サのデータバスb4に接続されたメモリ23Aがあれば
よいので、その間に汎用MPU42がメモリ23Bを用
いて診断や入出力等の処理を実行する。
【0070】また、汎用MPU42が専用コプロセッサ
40によって制御されるバスに接続されているメモリ2
3Aにアクセス(リード/ライト)する場合も、アドレ
スレコーダ43がそれを検出して専用コプロセッサアク
セス要求信号b5を専用コプロセッサ40に入力する。
【0071】専用コプロセッサ40は、専用コプロセッ
サアクセス要求信号b5が入力されると、コマンド解析
回路54へ要求コマンドを読み込み、コマンド解析回路
54がメモリのアクセス(リード/ライト)が要求され
たことを解析する。
【0072】コマンド解析回路54は、バス調停回路5
5に制御プログラムが解析・実行中かどうかを問い合わ
せ、実行中であればコマンドを拒否し、実行中で無けれ
ばメモリ23Aへアクセス(リード/ライト)する。
【0073】すなわち、バス調停回路55は、図7に示
すように制御プログラム実行回路60から専用コプロセ
ッサバス使用要求信号c2に対して他で不使用であれ
ば、専用コプロセッサバス使用許可信号c7を出力し、
制御プログラム解析回路56から専用コプロセッサバス
使用要求信号c3に対して他で不使用であれば、専用コ
プロセッサバス使用許可信号c6を出力し、また、コマ
ンド解析回路54から専用コプロセッサバス使用要求信
号c4に対して、他で不使用であれば、専用コプロセッ
サバス使用許可信号c5を出力する。
【0074】このように、制御プログラムの解析・実行
機能をコプロセッサ化することで動作模擬のために処理
速度が低下することがなく、むしろ高速化することがで
きる。また、MPUとコプロセッサとが並列処理できる
ので、動作模擬のために処理効率が低下することがな
く、むしろ処理効率を上げることができる。
【0075】図8は、本発明の第3実施例を示すプロセ
ス制御装置の機能ブロック図である。
【0076】プロセス制御装置21Bは、マイクロプロ
セッサ22とメモリ23とからなり、メモリ23には、
模擬用メモリ選択情報用のビット位置のデータ64を有
する制御プログラム24とインタプリタ25と制御用メ
モリ領域28と模擬用メモリ領域29と動作模擬実行可
能不可能情報31と模擬用メモリ選択情報用メモリ61
と論理演算装置63で構成されている。
【0077】図9は、図8に示す機能ブロック図をハー
ドウェアで構成したものである。
【0078】ここでは、プロセス制御装置21Bが、制
御プログラム24と制御プログラム24からハードウェ
ア的に独立している模擬用メモリ選択情報用メモリ61
の内容を組み合わせる前記論理演算装置63に対応する
模擬用メモリ選択情報ビット用調停回路65と、動作模
擬実行可能情報31と制御用メモリ領域28と模擬用メ
モリ領域29と汎用MPU42と汎用MPU42が出力
したアドレスデータを元にアクセス先を解析するアドレ
スレコーダ66とアドレスバスd1とデータバスd2か
ら構成される。
【0079】次に、本発明の第3実施例の作用を説明す
る。
【0080】まず、図3に示した第1実施例と同様にイ
ンタプリタ25の処理がされ、インタプリタ25の解析
機能によって汎用MPU42が実行できる言語へ変換
し、インタプリタ25の処理によって汎用MPU42が
アドレスレコーダ66を介して制御プログラム24へ制
御プログラム用メモリアクセス要求d3を出力する。こ
れによって、図3に示すように、制御プログラム24の
内容が読み込まれ、変数か否かの判断をする(S1)。
【0081】ここで、制御プログラム24は、図4に示
すように制御専用の言語で命令語・変数が全て固定ビッ
ト長から成り立っており、それぞれの固定ビット長には
論理和や論理積といった命令語の種別や変数の種別を示
す部分と、模擬実行を示す部分(図示斜線部)がある。
模擬実行を示すビットは、全種類共通のビット位置に予
め設定している。
【0082】次に、インタプリタ25は、制御プログラ
ム24が未実行の命令があるとき、変数を命令語の種別
に従ってサブルーチンに渡し実行する(S2,S3)。
続いて、命令語の種別を記憶(S4)して、変数付のと
き、また、ステップS1で制御プログラム24が変数の
とき、模擬実行可能か否かを判断する(S5,S6)。
【0083】この判断では、アドレスレコーダ66が動
作模擬実行可能実行不可能情報31へ動作模擬実行可能
管理用メモリアクセス要求d5を出力する。これによっ
て、動作模擬実行可能実行不可能情報31の情報d12
が読み込まれ、模擬用メモリ選択情報用メモリ61の情
報による判断がされる。
【0084】このとき、制御プログラム24とデータバ
スd2を結ぶバスの模擬用メモリ選択情報の対応するビ
ットに対して、模擬用メモリ選択情報ビット用調停回路
65が動作模擬実行可能実行不可能情報d12の状態に
従って処理が行われる。
【0085】すなわち、模擬用メモリ選択情報d10と
動作模擬実行可能実行不可能情報d12とがいずれもハ
イレベルとなっていれば、模擬用メモリ選択情報ビット
用調停回路65によってハイレベルな模擬用メモリ選択
情報d9’が信号線へ出力されてデータバスd2側へ出
力され、動作模擬実行可能が判断される。
【0086】この結果、変数に対応して模擬用メモリ領
域29のアドレスとなるように所定の変数式によってア
ドレスが変換される(S6〜S8)。これによって、制
御用メモリ領域28に対応する模擬用メモリ領域29の
アドレスが記憶され、模擬用メモリ領域29のデータを
用いて模擬実行がされる(S9)。
【0087】具体的には、模擬用メモリ選択情報ビット
用調停回路65は、図10に示すように構成されてい
る。
【0088】まず、図10を参照して説明すると、動作
模擬実行可能実行不可能情報d12が実行可能に設定さ
れているとすれば、動作模擬実行可能実行不可能情報d
12がハイレベルとなっている。このハイレベルがゲー
ト素子74のゲートへ入力され、ゲート素子74のゲー
トが開かれる。また、否定素子72を介した動作模擬実
行不可能状態信号e3がゲート素子73のゲートへロー
レベルで入力され、ゲートが閉じられている。
【0089】この結果、ゲート素子74により、模擬用
メモリ選択情報用メモリ61の模擬用メモリ選択情報d
10とを入力して模擬用メモリ選択情報e4がゲート素
子75へ出力される。このとき、制御プログラム用メモ
リアクセス要求d3と汎用MPUからのリード信号d8
が共にハイレベルのため論理積素子70では、制御プロ
グラムリード要求信号e1がハイレベルとなってゲート
素子75のゲートへ入力される。この結果、ゲート素子
75のゲートが開き、模擬用メモリ選択情報e4が模擬
用メモリ選択情報バス側信号d9’の信号線へ出力され
る。従って、模擬用メモリ選択情報d10がハイレベル
であれば、ハイレベルがデータバスd2側へ出力されて
動作模擬実行可能となる。
【0090】一方、動作模擬実行可能実行不可能情報d
12が実行不可能に設定されているとすれば、動作模擬
実行可能実行不可能情報d12がローレベルとなってい
る。この場合、ローレベルが否定素子72を介して動作
模擬実行不可能状態信号e3がハイレベルとなってゲー
ト素子73へ入力されるため、ゲート素子73のゲート
が開き、ゲート素子74のゲートが閉じられている。
【0091】これによって、制御プログラム24の模擬
用メモリ選択情報d9がゲート素子73を介してゲート
素子75へ模擬用メモリ選択情報e4として出力され
る。このとき、制御プログラム用メモリアクセス要求d
3と汎用MPU42からのリード信号d8が共にハイレ
ベルのため論理積素子70を介して制御プログラムリー
ド要求信号e1がハイレベルとなり、ゲート素子75の
ゲートが開けられる。従って、模擬用メモリ選択情報e
4がゲート素子75を介して模擬用メモリ選択情報バス
側信号d9’の信号線へ出力される。この場合に、模擬
用メモリ選択情報d9がハイレベルのときは、図3に示
すインタプリタ25の処理のステップS7で模擬ビット
ONとなるがステップS6で模擬実行不可となるため、
結果的に動作模擬実行不可能となり問題は生じない。
【0092】また、動作模擬実行可能実行不可能情報d
12の状態に係わらず、汎用MPU42からのリード信
号d8がハイレベルであるため否定素子71の出力信号
がローレベルとなって論理積素子77へ入力されてい
る。このため制御プログラムライト要求信号e6がゲー
ト素子76のゲートへローレベルで入力され、模擬用メ
モリ選択情報メモリ側信号e2を出力するゲート素子7
6のゲートが閉じている。
【0093】次に、制御プログラム24への書き込みも
汎用MPU42からの要求で行われる。
【0094】まず、アドレスレコーダ66が制御プログ
ラム24へのアクセスであることを認識し、制御プログ
ラム用メモリアクセス要求d3と模擬用メモリ選択情報
用メモリアクセス要求d4を出力する。これに伴い、制
御プログラム24と模擬用メモリ選択情報用メモリ61
への書き込みが実行される。
【0095】このとき、制御プログラム24とデータバ
スd2を結ぶバスの模擬用メモリ選択情報のビットで
は、模擬用メモリ選択情報ビット用調停回路65によっ
て次の処理が行われている。
【0096】図10に示す模擬用メモリ選択情報ビット
用調停回路65では、まず、汎用MPU42からのリー
ド信号d8がローレベルとなるため、否定素子71の出
力はハイレベルとなり、このとき、制御プログラム用メ
モリアクセス要求d3もハイレベルとなっており、論理
積素子77の出力である制御プログラムライト要求信号
e6がハイレベルでゲート素子76のゲートへ入力され
る。
【0097】この結果、ゲート素子76のゲートが開け
られ、汎用MPU42から出されている模擬用メモリ選
択情報バス側信号d9’の信号線が模擬用メモリ選択情
報メモリ側信号d9の信号線へ接続され、制御プログラ
ム24の模擬用メモリ選択情報のビット位置へ書き込む
ことができる。
【0098】このとき、汎用MPU42からのリード信
号d8がローレベルであるため論理積素子70の出力で
ある制御プログラムリード要求信号e1がローレベルと
なり、模擬用メモリ選択情報バス側信号e5へ出力する
ゲート素子75のゲートが閉じられている。
【0099】次に、模擬用メモリ選択情報用メモリ61
へのアクセスも汎用MPU42からの要求で行われる。
【0100】この場合、アドレスレコーダ66が模擬用
メモリ選択情報用メモリ61へのアクセスであることを
認識して、模擬用メモリ選択情報用メモリアクセス要求
d4を出力する。これによって、模擬用メモリ選択情報
用メモリ61へのデータの書き込みや読み出しが実行さ
れる。
【0101】次に、動作模擬実行可能情報メモリ31へ
の動作模擬実行可能状態の書き込みや読み出しも汎用M
PU42からの要求で行われる。
【0102】この場合、アドレスレコーダ66が動作模
擬実行可能情報メモリ31へのアクセスであることを認
識して、動作模擬実行可能情報メモリアクセス要求信号
d5を出力する。これによって、動作模擬実行可能情報
メモリ31のデータへ書き込みや読み出しが実行され
る。
【0103】次に、制御用メモリ領域28へのアクセス
も汎用MPU42からの要求でおこなわれる。
【0104】この場合、アドレスレコーダ66が制御用
メモリ領域28へのアクセスであることを認識して、制
御用メモリアクセス要求d6を出力する。これによっ
て、制御用メモリ領域28へのデータの書き込みや読み
出しが実行される。
【0105】次に、模擬用メモリ領域29へのアクセス
も汎用MPU42からの要求で行われる。
【0106】この場合、アドレスレコーダ66が模擬用
メモリ領域29へのアクセスであることを認識して、模
擬用メモリアクセス要求d7を出力する。これによっ
て、模擬用メモリ領域29への書き込みや読み出しが実
行される。
【0107】このように、制御プログラムの実行模擬ビ
ットをハードウェア的に独立させ、制御プログラムとは
異なるメモリへ書き換えできるようにしているので制御
プログラムの動作確認結果の信憑性を第1実施例よりさ
らに向上することができる。
【0108】なお、第3実施例では、制御プログラム2
4の所定ビット位置に情報を設定し、さらに、模擬用メ
モリ選択情報用メモリ61に動作模擬実行情報を設定し
ている。そして、外部要求により設定された動作模擬可
否情報が動作模擬可で、かつ、動作模擬実行情報のいず
れもが動作模擬可のとき模擬用メモリ領域29のデータ
を用いて動作模擬を実行するが、制御プログラム24の
所定ビット位置の情報を全て動作模擬不可としておけ
ば、制御プログラム24に手を加える必要がなくなり、
制御プログラム24の所定ビット位置に対応して模擬用
メモリ選択情報用メモリ61に動作模擬実行情報を設定
しておけば、必ずしも制御プログラム24の所定ビット
位置に動作模擬可または不可を設定する必要はない。
【0109】
【発明の効果】請求項1の発明は、動作模擬実行のと
き、制御用メモリと別の模擬用メモリに格納されたデー
タを用いて制御プログラムの動作模擬を実行せるために
制御プログラムを変更したり、また、制御用メモリのデ
ータを書き換えることもない。従って、動作模擬を実行
後に元に戻すことがないため異なる制御プログラムにな
ってしまうということがなく、制御用メモリのデータが
他の制御プログラムで用いられていても、他の制御プロ
グラムで得られるデータに影響を与えることがない。
【0110】請求項2の発明は、動作模擬実行のとき、
制御用メモリと別の模擬用メモリに格納されたデータを
用いて制御プログラムの動作模擬を実行させるために制
御プログラムを変更や制御用メモリのデータを書き換え
ることもない。従って、元に戻すことがないため異なる
制御プログラムになってしまうということがなく、制御
用メモリのデータが他の制御プログラムで用いられてい
ても、他の制御プログラムで得られるデータに影響を与
えることがない。さらに、コプロセッサがマイクロプロ
セッサと別に制御プログラムの解析や実行を専用で行っ
ているため、動作模擬のために処理速度が低下すること
がなく、マイクロプロセッサとコプロセッサと並列処理
により動作模擬のために全体の処理効率が低下すること
がない。
【0111】請求項3の発明は、動作模擬実行のとき、
制御用メモリと別の模擬用メモリに格納されたデータを
用いて制御プログラムの動作模擬を実行させるために制
御プログラムを変更したり、また、制御用メモリのデー
タを書き換えることもない。従って、元に戻すことがな
いため異なる制御プログラムになってしまうということ
がなく、制御用メモリのデータが他の制御プログラムで
用いられていても、他の制御プログラムで得られるデー
タに影響を与えることがない。さらに、動作模擬実行情
報を専用のメモリに格納し、この動作模擬実行情報のみ
設定変更すればよいから何ら制御プログラムへ手を加え
ることがなく、従来のように制御プログラム修正の過誤
が発生することがなく、簡単に動作模擬実行情報の設定
変更ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すプロセス制御装置の
機能ブロック図である。
【図2】第1図に対応するプロセス制御装置の実行する
処理の流れを示す説明図である。
【図3】図1および図2に示すインタプリタの処理手順
を示すフローチャートである。
【図4】図1の第1実施例で用いる制御プログラムコー
ドの1例を示す説明図である。
【図5】本発明の第2実施例を示すプロセス制御装置の
機能ブロック図である。
【図6】図5の第2実施例をハードウェアで示す構成図
である。
【図7】図5の専用コプロセッサの構成図である。
【図8】本発明の第3実施例を示すプロセス制御装置の
機能ブロック図である。
【図9】図8の第3実施例をハードウェアで示す構成図
である。
【図10】図9の調停回路を示す回路図である。
【図11】従来のプロセス制御装置を示す機能ブロック
図である。
【図12】固定ビット長からなる制御専用語による制御
プログラムを示す説明図である。
【図13】図12の制御プログラムの一例を示す説明図
である。
【図14】プログラム処理の概略を示す説明図である。
【図15】変数データを記憶するメモリマップである。
【図16】プログラム処理の第1例を示す説明図であ
る。
【図17】プログラム処理の第2例を示す説明図であ
る。
【図18】プログラム処理の第3例を示す説明図であ
る。
【符号の説明】 21A,21B プロセス制御装置 22 マイクロプロセッサ 23A,23B メモリ 24 制御プログラム 25 インタプリタ 28 制御用メモリ領域 29 模擬用メモリ領域 30 その他メモリ領域 31 動作模擬実行可能実行不可能情報 37 OS用メモリ 40 専用コプロセッサ 42 汎用MPU 43 アドレスレコーダ 50 アドレスバス入力回路 51 アドレスバス出力回路 52,53 データバス入出力回路 54 コマンド解析回路 55 バス調停回路 56 制御プログラム解析回路 57 命令語解析回路 58 変数解析回路 59 模擬用メモリ選択情報解析回路 60 制御プログラム実行回路 63 論理演算装置 66 アドレスレコーダ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 制御用メモリに格納されたデータを用い
    て固定ビット長の制御専用言語による制御プログラムを
    マイクロプロセッサによって実行してプラントのプロセ
    スを制御するプロセス制御装置において、 前記プラントのプロセスと切り離して前記制御プログラ
    ムを動作模擬実行するとき用いるデータを格納するため
    に前記制御用メモリを模擬する模擬用メモリを設ける一
    方、前記制御プログラムを解析する手段と、前記制御プ
    ログラムの変数部の所定ビットの位置に予め設定された
    動作模擬実行情報と外部要求により設定された動作模擬
    実行可否情報とから動作模擬実行を決定し、この決定で
    動作模擬実行可のとき前記模擬用メモリに格納されたデ
    ータを用いて前記マイクロプロセッサによって前記制御
    プログラムによる動作模擬を実行させる手段を備えたこ
    とを特徴とするプロセス制御装置。
  2. 【請求項2】 マイクロプロセッサと、このマイクロプ
    ロセッサが処理実行するための第1のメモリと、固定ビ
    ット長の制御専用言語による制御プログラムを格納する
    制御プログラムメモリと、前記制御プログラムを実行し
    てプラントのプロセスを制御するとき用いるデータを格
    納する制御用メモリと、前記プラントのプロセスと切り
    離して前記制御プログラムを動作模擬実行するとき用い
    るデータを格納するために前記制御用メモリを模擬する
    模擬用メモリとからなる第2のメモリと、前記制御プロ
    グラムを解析する手段と、前記制御専用言語の変数部の
    所定ビット位置に予め設定された動作模擬実行情報と外
    部要求により設定された動作模擬実行可否情報とから動
    作模擬実行の可否を決定する決定手段と、前記制御用メ
    モリのデータを用いて前記制御プログラムを実行する一
    方、前記決定手段によって動作模擬実行可の決定がされ
    たとき前記模擬用メモリのデータを用いて前記制御プロ
    グラムを実行する手段と、前記マイクロプロセッサが前
    記第2のメモリのデータを読み書きするため前記マイク
    ロプロセッサとの間でアドレスバスとデータバスの調停
    をするバス調停手段とからなるコプロセッサを備えたこ
    とを特徴とするプロセス制御装置。
  3. 【請求項3】 制御用メモリに格納されたデータを用い
    て固定ビット長の制御専用言語による制御プログラムを
    マイクロプロセッサによって実行してプラントのプロセ
    スを制御するプロセス制御装置において、 前記プラントのプロセスと切り離して前記制御プログラ
    ムを動作模擬実行するとき用いるデータを格納するため
    に前記制御用メモリを模擬する模擬用メモリと、前記制
    御プログラムのアドレスに対応して前記動作模擬実行の
    可否指標として動作模擬実行情報を格納する模擬用メモ
    リ選択情報用メモリと、外部要求により設定された動作
    模擬可否情報と前記動作模擬実行情報とから動作模擬実
    行可否を決定し、この決定で動作模擬実行可が決定され
    たとき前記模擬用メモリのデータを用いて前記マイクロ
    プロセッサによって前記制御プログラムを動作模擬実行
    させる手段を備えたことを特徴とするプロセス制御装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190437A (ja) * 2011-02-24 2012-10-04 Ihi Corp 制御装置及びシミュレーション方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012190437A (ja) * 2011-02-24 2012-10-04 Ihi Corp 制御装置及びシミュレーション方法

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