JPH07176013A - 磁気ヘッドの製造方法 - Google Patents
磁気ヘッドの製造方法Info
- Publication number
- JPH07176013A JPH07176013A JP31977393A JP31977393A JPH07176013A JP H07176013 A JPH07176013 A JP H07176013A JP 31977393 A JP31977393 A JP 31977393A JP 31977393 A JP31977393 A JP 31977393A JP H07176013 A JPH07176013 A JP H07176013A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- head
- magnetic core
- polishing
- core block
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 2種のヘッドチップが所定のギャップ間距離
を有して対称に配設された磁気ヘッドについて、高精度
で均一な前記磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の円筒形
状を得る。 【構成】 SPモード用の融合ブロック1とEPモード
用の融合ブロック2とを、所定のギャップ間距離(融合
ブロック1の磁気ギャップの位置から融合ブロック2の
磁気ギャップの位置までの所定距離)離間させて突き合
わせ磁気コアブロック3とした状態で冶具11上に固定
して、磁気コアブロック3上面部の研磨面3aに対し
て、上記所定のギャップ間距離の中心位置が頂点となる
円筒形状(R形状)となるように、円筒研磨機を用いて
円筒研磨を施す。
を有して対称に配設された磁気ヘッドについて、高精度
で均一な前記磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の円筒形
状を得る。 【構成】 SPモード用の融合ブロック1とEPモード
用の融合ブロック2とを、所定のギャップ間距離(融合
ブロック1の磁気ギャップの位置から融合ブロック2の
磁気ギャップの位置までの所定距離)離間させて突き合
わせ磁気コアブロック3とした状態で冶具11上に固定
して、磁気コアブロック3上面部の研磨面3aに対し
て、上記所定のギャップ間距離の中心位置が頂点となる
円筒形状(R形状)となるように、円筒研磨機を用いて
円筒研磨を施す。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、磁気ヘッドの製造方法
に関し、例えばVTR(ビデオテープレコーダ)に搭載
される磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の加工方法に関
するものである。
に関し、例えばVTR(ビデオテープレコーダ)に搭載
される磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の加工方法に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、VTRに搭載される回転型磁気ヘ
ッドの作製工程においては、その磁気記録媒体摺動面を
円弧形状に滑らかに研磨する円筒研磨加工(R加工とも
称される)が行われる。
ッドの作製工程においては、その磁気記録媒体摺動面を
円弧形状に滑らかに研磨する円筒研磨加工(R加工とも
称される)が行われる。
【0003】一般的に、上記VTRに於ける録音モード
としては、標準(SP)モード及び3倍(EP)モード
の2種のモードが装備されている。そのため、このよう
な上記VTRに搭載される回転型磁気ヘッドにおいて
は、その回転ドラム上に上記SPモード用磁気ヘッド及
びEPモード用磁気ヘッドをそれぞれ2個ずつ配設する
ことで対処している。このとき、1個のヘッド個板(ヘ
ッドベース)上に上記SPモード用磁気ヘッド及びEP
モード用磁気ヘッドをそれぞれ1個ずつ所定のギャップ
間距離を離間させて設置していわゆるダブルアジマスヘ
ッドとなすことが必要である。
としては、標準(SP)モード及び3倍(EP)モード
の2種のモードが装備されている。そのため、このよう
な上記VTRに搭載される回転型磁気ヘッドにおいて
は、その回転ドラム上に上記SPモード用磁気ヘッド及
びEPモード用磁気ヘッドをそれぞれ2個ずつ配設する
ことで対処している。このとき、1個のヘッド個板(ヘ
ッドベース)上に上記SPモード用磁気ヘッド及びEP
モード用磁気ヘッドをそれぞれ1個ずつ所定のギャップ
間距離を離間させて設置していわゆるダブルアジマスヘ
ッドとなすことが必要である。
【0004】上述のダブルアジマスヘッドの作製方法と
しては、従来では、先ず、図11に示すように、SPモ
ード用の一対の磁気コアブロック半体101,102を
ギャップ材を介して突き合わせ、接合一体化してSPモ
ード用の磁気コアブロック103を作製して治具111
に固定する。同様にして、EPモード用の一対の磁気コ
アブロックをギャップ材を介して突き合わせ、接合一体
化してEPモード用の磁気ヘッドブロック(いずれも図
示は省略する。)を作製して治具に固定する。
しては、従来では、先ず、図11に示すように、SPモ
ード用の一対の磁気コアブロック半体101,102を
ギャップ材を介して突き合わせ、接合一体化してSPモ
ード用の磁気コアブロック103を作製して治具111
に固定する。同様にして、EPモード用の一対の磁気コ
アブロックをギャップ材を介して突き合わせ、接合一体
化してEPモード用の磁気ヘッドブロック(いずれも図
示は省略する。)を作製して治具に固定する。
【0005】次に、図12に示すように、このSPモー
ド用の磁気コアブロック103を冶具に設置し、円筒研
磨機を用いて、後述する所定のギャップ間距離の中心位
置が円筒研磨の頂点となるように上記円筒研磨機の中心
をずらしてこの磁気コアブロック103に揺動を加えな
がら研磨し、磁気記録媒体摺動面に通常の円筒研磨のほ
ぼ半分の量の円筒研磨加工(1/2R加工)を施す。同
様にして、上記EPモード用の磁気コアブロックを冶具
に設置し、SPモード用の磁気ヘッドコア103との後
述する所定のギャップ間距離の中心位置が円筒研磨の頂
点となるように(但し、磁気コアブロック103と対称
形状をなすように)、このEPモード用の磁気コアブロ
ックの磁気記録媒体摺動面に上記1/2R加工を施す。
ド用の磁気コアブロック103を冶具に設置し、円筒研
磨機を用いて、後述する所定のギャップ間距離の中心位
置が円筒研磨の頂点となるように上記円筒研磨機の中心
をずらしてこの磁気コアブロック103に揺動を加えな
がら研磨し、磁気記録媒体摺動面に通常の円筒研磨のほ
ぼ半分の量の円筒研磨加工(1/2R加工)を施す。同
様にして、上記EPモード用の磁気コアブロックを冶具
に設置し、SPモード用の磁気ヘッドコア103との後
述する所定のギャップ間距離の中心位置が円筒研磨の頂
点となるように(但し、磁気コアブロック103と対称
形状をなすように)、このEPモード用の磁気コアブロ
ックの磁気記録媒体摺動面に上記1/2R加工を施す。
【0006】その後、図13に示すように、このSPモ
ード用の磁気コアブロック103をその研磨面に所要の
アジマス角度分の角度を持たせるようにして各ヘッドチ
ップ104毎に切断する。同様にして、上記EPモード
用の磁気コアブロックにも所要のアジマス角度分の角度
を持たせて各ヘッドチップ毎に切断する。
ード用の磁気コアブロック103をその研磨面に所要の
アジマス角度分の角度を持たせるようにして各ヘッドチ
ップ104毎に切断する。同様にして、上記EPモード
用の磁気コアブロックにも所要のアジマス角度分の角度
を持たせて各ヘッドチップ毎に切断する。
【0007】そして、上述のように作製したSPモード
用のヘッドチップ104と上記EPモード用のヘッドチ
ップとを所定のギャップ間距離離間させて同一のヘッド
基板(ヘッドベース)に接着し固定する。その後、これ
ら2種のヘッドチップの巻線等の後工程を経て、上記ダ
ブルアジマスヘッドが完成する。
用のヘッドチップ104と上記EPモード用のヘッドチ
ップとを所定のギャップ間距離離間させて同一のヘッド
基板(ヘッドベース)に接着し固定する。その後、これ
ら2種のヘッドチップの巻線等の後工程を経て、上記ダ
ブルアジマスヘッドが完成する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、上記ダ
ブルアジマスヘッドは、SPモード用及びEPモード用
のヘッドチップにより構成されている。このダブルアジ
マスヘッドは、SPモード用及びEPモード用の各ヘッ
ドチップを所定のギャップ間距離を有し、その磁気記録
媒体摺動面には該ダブルアジマスヘッド全体で通常の磁
気ヘッド1個分の円筒研磨加工が施されてヘッドベース
に固定されている。即ち、上記各ヘッドチップには上記
所定のギャップ間距離の中心位置を頂点として対称形状
にそれぞれ通常の磁気ヘッドにおける円筒研磨量のほぼ
半分の研磨が施されている。
ブルアジマスヘッドは、SPモード用及びEPモード用
のヘッドチップにより構成されている。このダブルアジ
マスヘッドは、SPモード用及びEPモード用の各ヘッ
ドチップを所定のギャップ間距離を有し、その磁気記録
媒体摺動面には該ダブルアジマスヘッド全体で通常の磁
気ヘッド1個分の円筒研磨加工が施されてヘッドベース
に固定されている。即ち、上記各ヘッドチップには上記
所定のギャップ間距離の中心位置を頂点として対称形状
にそれぞれ通常の磁気ヘッドにおける円筒研磨量のほぼ
半分の研磨が施されている。
【0009】したがって、従来では、このダブルアジマ
スヘッドを作製する際の上記円筒研磨加工の工程におい
ては、上記各ヘッドチップに切り出す前の状態である各
磁気コアブロック上の磁気記録媒体摺動面となる研磨面
(以下、単に研磨面と記す)上にそれぞれ対称形状に上
記所定のギャップ間距離の中心位置を頂点としたほぼ半
分の研磨を施す必要上、円筒研磨センターをずらして上
記各磁気コアブロックの研磨面に研磨を施している。
スヘッドを作製する際の上記円筒研磨加工の工程におい
ては、上記各ヘッドチップに切り出す前の状態である各
磁気コアブロック上の磁気記録媒体摺動面となる研磨面
(以下、単に研磨面と記す)上にそれぞれ対称形状に上
記所定のギャップ間距離の中心位置を頂点としたほぼ半
分の研磨を施す必要上、円筒研磨センターをずらして上
記各磁気コアブロックの研磨面に研磨を施している。
【0010】このため、上記円筒研磨機の精度上、上記
各ヘッドチップの研磨面の形状には必然的に若干の誤差
が生じることとなる。即ち、上記各磁気コアブロックの
円筒形状加工は通常の磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面
のように比較的単純な円筒形状加工とは異なり、非常に
高精度が要求されるものであるために、上記各磁気コア
ブロックの研磨面を完全な対称形状且つダブルアジマス
ヘッド全体としてほぼ完全な円筒形状に加工を施すこと
は極めて困難である。
各ヘッドチップの研磨面の形状には必然的に若干の誤差
が生じることとなる。即ち、上記各磁気コアブロックの
円筒形状加工は通常の磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面
のように比較的単純な円筒形状加工とは異なり、非常に
高精度が要求されるものであるために、上記各磁気コア
ブロックの研磨面を完全な対称形状且つダブルアジマス
ヘッド全体としてほぼ完全な円筒形状に加工を施すこと
は極めて困難である。
【0011】したがって、上述の各工程を経て作製され
た上記ダブルアジマスヘッドは、その磁気記録媒体摺動
面が若干左右非対称または磁気記録媒体摺動面全体とし
て不完全な円筒形状となされているために、磁気記録媒
体との良好な接触が保たれず当り特性の低下が生じて、
スペーシングロスにより出力信号が著しく劣化するとい
う問題がある。
た上記ダブルアジマスヘッドは、その磁気記録媒体摺動
面が若干左右非対称または磁気記録媒体摺動面全体とし
て不完全な円筒形状となされているために、磁気記録媒
体との良好な接触が保たれず当り特性の低下が生じて、
スペーシングロスにより出力信号が著しく劣化するとい
う問題がある。
【0012】本発明は、上述の課題に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、2種のヘッドチッ
プが所定のギャップ間距離を有して対称に配設された磁
気ヘッドについて、高精度で均一な前記磁気ヘッドの磁
気記録媒体摺動面の円筒形状を得ることが容易に可能と
なり、この磁気記録媒体摺動面の磁気記録媒体に対する
当り特性を良好にして製品の信頼性の大幅な向上を図る
磁気ヘッドの製造方法を提供することにある。
のであり、その目的とするところは、2種のヘッドチッ
プが所定のギャップ間距離を有して対称に配設された磁
気ヘッドについて、高精度で均一な前記磁気ヘッドの磁
気記録媒体摺動面の円筒形状を得ることが容易に可能と
なり、この磁気記録媒体摺動面の磁気記録媒体に対する
当り特性を良好にして製品の信頼性の大幅な向上を図る
磁気ヘッドの製造方法を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、各々磁気ギャ
ップが形成された第1及び第2の磁気コアブロックを所
定のギャップ間距離を持って対向するように冶具に固定
する工程と、前記所定のギャップ間距離の中心位置を頂
点として前記冶具に固定された第1及び第2の磁気コア
ブロックの研磨面を同時に円筒研磨する工程と、円筒研
磨された上記第1及び第2の磁気コアブロックを各々第
1及び第2のヘッドチップ毎に切り出す工程と、一組の
上記第1及び第2のヘッドチップを同一のヘッド基板に
上記所定のギャップ間距離を持って対向するようにチッ
プ接着する工程とによって、均一な円筒形状である磁気
記録媒体摺動面を有する磁気ヘッドを作製する。
ップが形成された第1及び第2の磁気コアブロックを所
定のギャップ間距離を持って対向するように冶具に固定
する工程と、前記所定のギャップ間距離の中心位置を頂
点として前記冶具に固定された第1及び第2の磁気コア
ブロックの研磨面を同時に円筒研磨する工程と、円筒研
磨された上記第1及び第2の磁気コアブロックを各々第
1及び第2のヘッドチップ毎に切り出す工程と、一組の
上記第1及び第2のヘッドチップを同一のヘッド基板に
上記所定のギャップ間距離を持って対向するようにチッ
プ接着する工程とによって、均一な円筒形状である磁気
記録媒体摺動面を有する磁気ヘッドを作製する。
【0014】
【作用】本発明に係る磁気ヘッドの製造方法において
は、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁気
コアブロック上面の磁気記録媒体摺動面となる研磨面
(以下、単に研磨面と記す)に円筒研磨を施す際に、こ
れら第1及び第2の磁気コアブロックを、所定のギャッ
プ間距離を持って対向させた状態で冶具に固定して、通
常の磁気コアブロックの研磨面に円筒研磨を施す際と同
様の方法で、前記所定のギャップ間距離の中心位置が頂
点となるように第1及び第2の磁気コアブロックの研磨
面に研磨を施すので、これら2種の融着ブロックにより
構成される磁気コアブロックの研磨面全体に亘り均一に
円筒形状に加工されることとなる。
は、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁気
コアブロック上面の磁気記録媒体摺動面となる研磨面
(以下、単に研磨面と記す)に円筒研磨を施す際に、こ
れら第1及び第2の磁気コアブロックを、所定のギャッ
プ間距離を持って対向させた状態で冶具に固定して、通
常の磁気コアブロックの研磨面に円筒研磨を施す際と同
様の方法で、前記所定のギャップ間距離の中心位置が頂
点となるように第1及び第2の磁気コアブロックの研磨
面に研磨を施すので、これら2種の融着ブロックにより
構成される磁気コアブロックの研磨面全体に亘り均一に
円筒形状に加工されることとなる。
【0015】すなわち、本発明においては、上記第1及
び第2の磁気コアブロックが上記所定のギャップ間距離
離間され対向されて通常の磁気ヘッドの磁気コアブロッ
クとほぼ同一形状とされた上記第1及び第2の磁気コア
ブロックの研磨面に円筒研磨が施されるために、これら
第1及び第2の磁気コアブロックの各研磨面には通常の
磁気ヘッドの磁気コアブロックに対する円筒研磨量のほ
ぼ半分の研磨が施されたことになり、これら2種の磁気
コアブロックにより構成される上記磁気コアブロックの
研磨面は全体としてほぼ完全な円筒形状に形成されるこ
ととなる。
び第2の磁気コアブロックが上記所定のギャップ間距離
離間され対向されて通常の磁気ヘッドの磁気コアブロッ
クとほぼ同一形状とされた上記第1及び第2の磁気コア
ブロックの研磨面に円筒研磨が施されるために、これら
第1及び第2の磁気コアブロックの各研磨面には通常の
磁気ヘッドの磁気コアブロックに対する円筒研磨量のほ
ぼ半分の研磨が施されたことになり、これら2種の磁気
コアブロックにより構成される上記磁気コアブロックの
研磨面は全体としてほぼ完全な円筒形状に形成されるこ
ととなる。
【0016】そして、この磁気コアブロックから切り出
された一組の第1及び第2のヘッドチップが同一のヘッ
ド基板に上記所定のギャップ間距離離間されて接着固定
されることで、全体としてほぼ完全な円筒形状に形成さ
れた磁気記録媒体摺動面を有する磁気ヘッドが作製され
ることとなる。
された一組の第1及び第2のヘッドチップが同一のヘッ
ド基板に上記所定のギャップ間距離離間されて接着固定
されることで、全体としてほぼ完全な円筒形状に形成さ
れた磁気記録媒体摺動面を有する磁気ヘッドが作製され
ることとなる。
【0017】
【実施例】以下、本発明に係る磁気ヘッドの製造方法の
実施例を図面を参照しながら説明する。
実施例を図面を参照しながら説明する。
【0018】本実施例に係る磁気ヘッドの製造方法は、
SPモード及びEPモードの2種の録音モードが装備さ
れているVTRに対応するために、SPモード用及びE
Pモードの各ヘッドチップにより構成されるいわゆるダ
ブルアジマスヘッドを作製するのに好適な方法である。
SPモード及びEPモードの2種の録音モードが装備さ
れているVTRに対応するために、SPモード用及びE
Pモードの各ヘッドチップにより構成されるいわゆるダ
ブルアジマスヘッドを作製するのに好適な方法である。
【0019】上記磁気ヘッドを製造するには、先ず、一
対の磁気コアブロック半体1a及び1bをギャップ材を
介して突き合わせ、接合一体化してSPモード用の第1
の磁気コアブロック1を作製する。同様に、一対の磁気
コアブロック半体2a及び2bをギャップ材を介して突
き合わせ、接合一体化してEPモード用の第2の磁気コ
アブロック2を作製する(磁気コアブロック作製工程S
1)。ここで、上記磁気コアブロック半体1a及び2a
にはそれぞれ巻回用の巻線溝1c及び2cが形成されて
いる。
対の磁気コアブロック半体1a及び1bをギャップ材を
介して突き合わせ、接合一体化してSPモード用の第1
の磁気コアブロック1を作製する。同様に、一対の磁気
コアブロック半体2a及び2bをギャップ材を介して突
き合わせ、接合一体化してEPモード用の第2の磁気コ
アブロック2を作製する(磁気コアブロック作製工程S
1)。ここで、上記磁気コアブロック半体1a及び2a
にはそれぞれ巻回用の巻線溝1c及び2cが形成されて
いる。
【0020】次に、図1に示すように、第1の磁気コア
ブロック1と第2の磁気コアブロック2とを、所定のギ
ャップ間距離d(磁気コアブロック1の磁気ギャップg
1から磁気コアブロック2の磁気ギャップg2までの対
向する方向に関する所定距離d)離間させて突き合わせ
磁気コアブロック3とした状態で冶具11上に接着剤等
で確実に固定する(磁気コアブロック設置工程S2)。
ブロック1と第2の磁気コアブロック2とを、所定のギ
ャップ間距離d(磁気コアブロック1の磁気ギャップg
1から磁気コアブロック2の磁気ギャップg2までの対
向する方向に関する所定距離d)離間させて突き合わせ
磁気コアブロック3とした状態で冶具11上に接着剤等
で確実に固定する(磁気コアブロック設置工程S2)。
【0021】そして、図2に示すように、磁気コアブロ
ック3上面部の研磨面3aに対して、上記所定のギャッ
プ間距離の中心位置が頂点となる円筒形状(R形状)と
なるように、円筒研磨機を用いて円筒研磨を施す(R成
形工程S3)。このとき、磁気コアブロック3に所要の
揺動を加えながら上記研磨面3aを均一な円筒形状に研
磨する。
ック3上面部の研磨面3aに対して、上記所定のギャッ
プ間距離の中心位置が頂点となる円筒形状(R形状)と
なるように、円筒研磨機を用いて円筒研磨を施す(R成
形工程S3)。このとき、磁気コアブロック3に所要の
揺動を加えながら上記研磨面3aを均一な円筒形状に研
磨する。
【0022】その後、図3に示すように、円筒研磨が施
されたこの磁気コアブロック3をその研磨面3aに所要
のアジマス角度分の角度を持たせるようにして各一組の
第1及び第2のヘッドチップ4a及び4b毎に切断する
(チップ切断工程S4)。
されたこの磁気コアブロック3をその研磨面3aに所要
のアジマス角度分の角度を持たせるようにして各一組の
第1及び第2のヘッドチップ4a及び4b毎に切断する
(チップ切断工程S4)。
【0023】そして、図4に示すように、この一組の第
1及び第2のヘッドチップ4a及び4bを上記所定のギ
ャップ間距離d離間させてヘッド基板(ヘッドベース)
5に接着し固定する(ヘッドチップ接着工程S5)。
1及び第2のヘッドチップ4a及び4bを上記所定のギ
ャップ間距離d離間させてヘッド基板(ヘッドベース)
5に接着し固定する(ヘッドチップ接着工程S5)。
【0024】その後、このヘッドベース5に固定された
第1及び第2のヘッドチップ4a及び4bの巻線や検査
等の後工程(後工程S6)を経て、均一な円筒形状の磁
気記録媒体摺動面を有するダブルアジマスヘッド4が完
成する。そして、このダブルアジマスヘッド4が設置さ
れたヘッド基板5を回転ドラム6に搭載する。
第1及び第2のヘッドチップ4a及び4bの巻線や検査
等の後工程(後工程S6)を経て、均一な円筒形状の磁
気記録媒体摺動面を有するダブルアジマスヘッド4が完
成する。そして、このダブルアジマスヘッド4が設置さ
れたヘッド基板5を回転ドラム6に搭載する。
【0025】ところで、2種のヘッドチップよりなる磁
気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の形状状態の検査方法と
しては、先ず、これらヘッドチップを円筒研磨された磁
気記録媒体摺動面を上部として基準台上に固定する。そ
して、このヘッドチップ単品の上部から上記磁気記録媒
体摺動面に上記所定のギャップ間距離dの中心位置に向
けて垂直に光源から所定の波長の単色光を放射すること
で、この磁気記録媒体摺動面上に図5に示すような干渉
縞が発生する。この図に示すように、上記SPモード及
びEPモード用のヘッドチップの各磁気ギャップg1及
びg2の各中心位置cを基準位置として、各基準位置c
から0次干渉縞aの中心部bまでの各距離d1及びd2
を顕微鏡を用いて測定する。距離d1と距離d2との差
が小さい程、上記磁気記録媒体摺動面が均一な円筒形状
の曲面であると判断される。
気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の形状状態の検査方法と
しては、先ず、これらヘッドチップを円筒研磨された磁
気記録媒体摺動面を上部として基準台上に固定する。そ
して、このヘッドチップ単品の上部から上記磁気記録媒
体摺動面に上記所定のギャップ間距離dの中心位置に向
けて垂直に光源から所定の波長の単色光を放射すること
で、この磁気記録媒体摺動面上に図5に示すような干渉
縞が発生する。この図に示すように、上記SPモード及
びEPモード用のヘッドチップの各磁気ギャップg1及
びg2の各中心位置cを基準位置として、各基準位置c
から0次干渉縞aの中心部bまでの各距離d1及びd2
を顕微鏡を用いて測定する。距離d1と距離d2との差
が小さい程、上記磁気記録媒体摺動面が均一な円筒形状
の曲面であると判断される。
【0026】ここで、上記検査方法によってヘッドチッ
プの磁気記録媒体摺動面の状態を検査した実験例を示
す。この実験例においては、そのサンプルとして、上述
の従来のSP用のヘッドチップ104及び上記EP用の
ヘッドチップ(以下、単に従来のヘッドチップと記す)
と上記実施例により作製した上記第1及び第2のヘッド
チップ4a及び4bとを用いる。また、上記光源には、
グリーンフィルタによって波長0.55μmの単色光の
みを透過させて使用した。
プの磁気記録媒体摺動面の状態を検査した実験例を示
す。この実験例においては、そのサンプルとして、上述
の従来のSP用のヘッドチップ104及び上記EP用の
ヘッドチップ(以下、単に従来のヘッドチップと記す)
と上記実施例により作製した上記第1及び第2のヘッド
チップ4a及び4bとを用いる。また、上記光源には、
グリーンフィルタによって波長0.55μmの単色光の
みを透過させて使用した。
【0027】先ず、上記従来のヘッドチップを検査した
結果を図6に示す。この図に示すように、一目して左右
のヘッドチップの干渉縞Sは不均一であることがわか
る。それに対して、ヘッドチップ4a及び4bを検査し
た場合では、図7に示すように、上記従来のヘッドチッ
プと比較して遥かにその干渉縞Sが左右のヘッドチップ
で均一であることがわかる。実際、これら2種のサンプ
ルについて所定の多数回測定を行ったところ、上記従来
のヘッドチップでは、その平均値Xが147.1μm、
分散σが22.2μmであり、ヘッドチップ4a及び4
bでは、その平均値Xが153.4μm、分散σが1
4.6μmであった。この結果から、ヘッドチップ4a
及び4bの磁気記録媒体摺動面の曲面形状のばらつきは
上記従来のヘッドチップのそれと比較して大幅に改善さ
れていることがわかる。
結果を図6に示す。この図に示すように、一目して左右
のヘッドチップの干渉縞Sは不均一であることがわか
る。それに対して、ヘッドチップ4a及び4bを検査し
た場合では、図7に示すように、上記従来のヘッドチッ
プと比較して遥かにその干渉縞Sが左右のヘッドチップ
で均一であることがわかる。実際、これら2種のサンプ
ルについて所定の多数回測定を行ったところ、上記従来
のヘッドチップでは、その平均値Xが147.1μm、
分散σが22.2μmであり、ヘッドチップ4a及び4
bでは、その平均値Xが153.4μm、分散σが1
4.6μmであった。この結果から、ヘッドチップ4a
及び4bの磁気記録媒体摺動面の曲面形状のばらつきは
上記従来のヘッドチップのそれと比較して大幅に改善さ
れていることがわかる。
【0028】上記実施例に係る磁気ヘッドの製造方法に
おいては、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2
の磁気コアブロック1及び2よりなる磁気コアブロック
3上の磁気記録媒体摺動面となる研磨面3aに円筒研磨
を施す際に、この磁気コアブロック3の構成要素である
各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁気コア
ブロック1及び2を、所定のギャップ間距離d離間させ
て突き合わせた状態で冶具11に固定して、通常の磁気
コアブロックの研磨面に円筒研磨を施す際と同様の方法
で、前記所定のギャップ間距離の中心位置が頂点となる
ように研磨を行うので、これら第1及び第2の磁気コア
ブロック1及び2により構成される磁気コアブロック3
の研磨面3a全体に亘り均一に円筒形状に加工されるこ
ととなる。
おいては、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2
の磁気コアブロック1及び2よりなる磁気コアブロック
3上の磁気記録媒体摺動面となる研磨面3aに円筒研磨
を施す際に、この磁気コアブロック3の構成要素である
各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁気コア
ブロック1及び2を、所定のギャップ間距離d離間させ
て突き合わせた状態で冶具11に固定して、通常の磁気
コアブロックの研磨面に円筒研磨を施す際と同様の方法
で、前記所定のギャップ間距離の中心位置が頂点となる
ように研磨を行うので、これら第1及び第2の磁気コア
ブロック1及び2により構成される磁気コアブロック3
の研磨面3a全体に亘り均一に円筒形状に加工されるこ
ととなる。
【0029】すなわち、本発明においては、上記第1及
び第2の磁気コアブロック1及び2が上記所定のギャッ
プ間距離d離間され対向されて通常の磁気ヘッドの磁気
コアブロックとほぼ同一形状とされた磁気コアブロック
3の研磨面に円筒研磨が施されるために、上記第1及び
第2の磁気コアブロック1及び2の各研磨面には通常の
磁気ヘッドの磁気コアブロックに対する円筒研磨量のほ
ぼ半分の研磨が施されたことになり、これら2種の磁気
コアブロック1及び2により構成される上記磁気コアブ
ロック3の研磨面3aは全体としてほぼ完全な円筒形状
に形成されることとなる。
び第2の磁気コアブロック1及び2が上記所定のギャッ
プ間距離d離間され対向されて通常の磁気ヘッドの磁気
コアブロックとほぼ同一形状とされた磁気コアブロック
3の研磨面に円筒研磨が施されるために、上記第1及び
第2の磁気コアブロック1及び2の各研磨面には通常の
磁気ヘッドの磁気コアブロックに対する円筒研磨量のほ
ぼ半分の研磨が施されたことになり、これら2種の磁気
コアブロック1及び2により構成される上記磁気コアブ
ロック3の研磨面3aは全体としてほぼ完全な円筒形状
に形成されることとなる。
【0030】そして、この磁気コアブロック3から切り
出された一組の第1及び第2のヘッドチップ4a及び4
bがヘッド基板5に上記所定のギャップ間距離d離間さ
れて接着固定されることで、全体としてほぼ完全な円筒
形状に形成された磁気記録媒体摺動面を有するダブルア
ジマスヘッド4が作製されることとなる。
出された一組の第1及び第2のヘッドチップ4a及び4
bがヘッド基板5に上記所定のギャップ間距離d離間さ
れて接着固定されることで、全体としてほぼ完全な円筒
形状に形成された磁気記録媒体摺動面を有するダブルア
ジマスヘッド4が作製されることとなる。
【0031】従って、高精度で均一な円筒形状を有する
ダブルアジマスヘッド4を容易に得ることができ、円筒
形状のバラツキが従来と比較して少なくなり、製品の信
頼性の大幅な向上を図ることが可能となる。
ダブルアジマスヘッド4を容易に得ることができ、円筒
形状のバラツキが従来と比較して少なくなり、製品の信
頼性の大幅な向上を図ることが可能となる。
【0032】次に、本実施例に係る磁気ヘッドの製造方
法の変形例について図8〜図10を用いて説明する。こ
の変形例は、上記実施例とほぼ同様の構成を有するが、
SPモード及びEPモード用の第1及び第2の磁気コア
ブロック21b及び21bが上記実施例と異なる形状を
有する点で相違する。なお、上記変形例において、上記
実施例と対応する部材には同符号を記す。
法の変形例について図8〜図10を用いて説明する。こ
の変形例は、上記実施例とほぼ同様の構成を有するが、
SPモード及びEPモード用の第1及び第2の磁気コア
ブロック21b及び21bが上記実施例と異なる形状を
有する点で相違する。なお、上記変形例において、上記
実施例と対応する部材には同符号を記す。
【0033】上記変形例では、図8に示すように、SP
モード用の第1の磁気コアブロック21の構成要素であ
る磁気コアブロック半体21bとEPモード用の第2の
磁気コアブロック21の構成要素である磁気コアブロッ
ク半体22bとが、各々上記所定のギャップ間距離dの
1/2の幅を有している。すなわち、磁気コアブロック
設置工程S2において、第1の磁気コアブロック21と
第2の磁気コアブロック22とを当接させて磁気コアブ
ロック23として治具11に固定し、R成形工程S3に
おいて、図9に示すように、上記研磨面3aに上記実施
例と同様に円筒研磨を施す。そして、図10に示すよう
に、円筒研磨された磁気コアブロック23を所定のコア
幅寸法となるようにブロック切断する(ブロック切断工
程S7)。なお、図示の例では融着ブロック22のみを
示す。その後はチップ切断工程S4〜後工程S6を経る
ことで、上記実施例により作製されるダブルアジマスヘ
ッド4と同様のものが作製される。
モード用の第1の磁気コアブロック21の構成要素であ
る磁気コアブロック半体21bとEPモード用の第2の
磁気コアブロック21の構成要素である磁気コアブロッ
ク半体22bとが、各々上記所定のギャップ間距離dの
1/2の幅を有している。すなわち、磁気コアブロック
設置工程S2において、第1の磁気コアブロック21と
第2の磁気コアブロック22とを当接させて磁気コアブ
ロック23として治具11に固定し、R成形工程S3に
おいて、図9に示すように、上記研磨面3aに上記実施
例と同様に円筒研磨を施す。そして、図10に示すよう
に、円筒研磨された磁気コアブロック23を所定のコア
幅寸法となるようにブロック切断する(ブロック切断工
程S7)。なお、図示の例では融着ブロック22のみを
示す。その後はチップ切断工程S4〜後工程S6を経る
ことで、上記実施例により作製されるダブルアジマスヘ
ッド4と同様のものが作製される。
【0034】上記変形例においては、上記実施例と同様
に、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁気
コアブロック1及び2よりなる磁気コアブロック3上の
磁気記録媒体摺動面となる研磨面3aに円筒研磨を施す
際に、この磁気コアブロック3の構成要素である各々磁
気ギャップが形成された第1及び第2の磁気コアブロッ
ク1及び2を、所定のギャップ間距離d離間させて突き
合わせた状態で冶具11に固定して、通常の磁気コアブ
ロックの研磨面に円筒研磨を施す際と同様の方法で、前
記所定のギャップ間距離の中心位置が頂点となるように
研磨を行うので、これら第1及び第2の磁気コアブロッ
ク1及び2により構成される磁気コアブロック3の研磨
面3a全体に亘り均一に円筒形状に加工されることとな
る。
に、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁気
コアブロック1及び2よりなる磁気コアブロック3上の
磁気記録媒体摺動面となる研磨面3aに円筒研磨を施す
際に、この磁気コアブロック3の構成要素である各々磁
気ギャップが形成された第1及び第2の磁気コアブロッ
ク1及び2を、所定のギャップ間距離d離間させて突き
合わせた状態で冶具11に固定して、通常の磁気コアブ
ロックの研磨面に円筒研磨を施す際と同様の方法で、前
記所定のギャップ間距離の中心位置が頂点となるように
研磨を行うので、これら第1及び第2の磁気コアブロッ
ク1及び2により構成される磁気コアブロック3の研磨
面3a全体に亘り均一に円筒形状に加工されることとな
る。
【0035】すなわち、本発明においては、上記第1及
び第2の磁気コアブロック1及び2が上記所定のギャッ
プ間距離d離間され対向されて通常の磁気ヘッドの磁気
コアブロックとほぼ同一形状とされた磁気コアブロック
3の研磨面に円筒研磨が施されるために、上記第1及び
第2の磁気コアブロック1及び2の各研磨面には通常の
磁気ヘッドの磁気コアブロックに対する円筒研磨量のほ
ぼ半分の研磨が施されたことになり、これら2種の磁気
コアブロック1及び2により構成される上記磁気コアブ
ロック3の研磨面3aは全体としてほぼ完全な円筒形状
に形成されることとなる。
び第2の磁気コアブロック1及び2が上記所定のギャッ
プ間距離d離間され対向されて通常の磁気ヘッドの磁気
コアブロックとほぼ同一形状とされた磁気コアブロック
3の研磨面に円筒研磨が施されるために、上記第1及び
第2の磁気コアブロック1及び2の各研磨面には通常の
磁気ヘッドの磁気コアブロックに対する円筒研磨量のほ
ぼ半分の研磨が施されたことになり、これら2種の磁気
コアブロック1及び2により構成される上記磁気コアブ
ロック3の研磨面3aは全体としてほぼ完全な円筒形状
に形成されることとなる。
【0036】そして、この磁気コアブロック3から切り
出された一組の第1及び第2のヘッドチップ4a及び4
bがヘッド基板5に上記所定のギャップ間距離d離間さ
れて接着固定されることで、全体としてほぼ完全な円筒
形状に形成された磁気記録媒体摺動面を有するダブルア
ジマスヘッド4が作製されることとなる。
出された一組の第1及び第2のヘッドチップ4a及び4
bがヘッド基板5に上記所定のギャップ間距離d離間さ
れて接着固定されることで、全体としてほぼ完全な円筒
形状に形成された磁気記録媒体摺動面を有するダブルア
ジマスヘッド4が作製されることとなる。
【0037】従って、高精度で均一な円筒形状有するダ
ブルアジマスヘッド4を容易に得ることができ、円筒形
状のバラツキが従来と比較して少なくなり、製品の信頼
性の大幅な向上を図ることが可能となる。
ブルアジマスヘッド4を容易に得ることができ、円筒形
状のバラツキが従来と比較して少なくなり、製品の信頼
性の大幅な向上を図ることが可能となる。
【0038】また、上記変形例では、磁気コアブロック
設置工程S2において、2種の磁気コアブロック21,
22を当接させて固定するのみであるので、作業が極め
て簡易化され、しかもR成形工程S3における円筒加工
作業をより確実なものとして製品の信頼性の更なる向上
を図ることが可能となる。
設置工程S2において、2種の磁気コアブロック21,
22を当接させて固定するのみであるので、作業が極め
て簡易化され、しかもR成形工程S3における円筒加工
作業をより確実なものとして製品の信頼性の更なる向上
を図ることが可能となる。
【0039】
【発明の効果】本発明に係る磁気ヘッドの製造方法によ
れば、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁
気コアブロックを所定のギャップ間距離を持って対向す
るように冶具に固定する工程と、前記所定のギャップ間
距離の中心位置を頂点として前記冶具に固定された第1
及び第2の磁気コアブロックの研磨面を同時に円筒研磨
する工程と、円筒研磨された上記第1及び第2の磁気コ
アブロックを各々第1及び第2のヘッドチップ毎に切り
出す工程と、一組の上記第1及び第2のヘッドチップを
同一のヘッド基板に上記所定のギャップ間距離を持って
対向するようにチップ接着する工程とを有するので、2
種のヘッドチップが所定のギャップ間距離を有して対称
に配設された磁気ヘッドについて、高精度で均一な前記
磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の円筒形状を得ること
が容易に可能となり、この磁気記録媒体摺動面の磁気記
録媒体に対する当り特性を良好にして製品の信頼性の大
幅な向上を図ることが可能となる。
れば、各々磁気ギャップが形成された第1及び第2の磁
気コアブロックを所定のギャップ間距離を持って対向す
るように冶具に固定する工程と、前記所定のギャップ間
距離の中心位置を頂点として前記冶具に固定された第1
及び第2の磁気コアブロックの研磨面を同時に円筒研磨
する工程と、円筒研磨された上記第1及び第2の磁気コ
アブロックを各々第1及び第2のヘッドチップ毎に切り
出す工程と、一組の上記第1及び第2のヘッドチップを
同一のヘッド基板に上記所定のギャップ間距離を持って
対向するようにチップ接着する工程とを有するので、2
種のヘッドチップが所定のギャップ間距離を有して対称
に配設された磁気ヘッドについて、高精度で均一な前記
磁気ヘッドの磁気記録媒体摺動面の円筒形状を得ること
が容易に可能となり、この磁気記録媒体摺動面の磁気記
録媒体に対する当り特性を良好にして製品の信頼性の大
幅な向上を図ることが可能となる。
【図1】本実施例において、第1及び第2の磁気コアブ
ロックが所定のギャップ間距離離間されて冶具に固定さ
れている様子を模式的に示す斜視図である。
ロックが所定のギャップ間距離離間されて冶具に固定さ
れている様子を模式的に示す斜視図である。
【図2】本実施例において、治具に固定された第1及び
第2の磁気コアブロックの研磨面に所定の円筒研磨が施
された様子を模式的に示す斜視図である。
第2の磁気コアブロックの研磨面に所定の円筒研磨が施
された様子を模式的に示す斜視図である。
【図3】上記実施例において、第1及び第2の磁気コア
ブロックから切り出された第1及び第2のヘッドチップ
を模式的に示す斜視図である。
ブロックから切り出された第1及び第2のヘッドチップ
を模式的に示す斜視図である。
【図4】上記実施例により作製された磁気ヘッドがヘッ
ドベースに搭載されている様子を示す側面図である。
ドベースに搭載されている様子を示す側面図である。
【図5】ヘッドチップの磁気記録媒体摺動面の形状状態
を検査する方法として、この磁気記録媒体摺動面上に単
色光を放射することで発生する干渉波を用いて検査する
際の上記磁気記録媒体摺動面の干渉波の状態を模式的に
示す平面図である。
を検査する方法として、この磁気記録媒体摺動面上に単
色光を放射することで発生する干渉波を用いて検査する
際の上記磁気記録媒体摺動面の干渉波の状態を模式的に
示す平面図である。
【図6】上記検査法によって、従来のヘッドチップの磁
気記録媒体摺動面の形状状態を検査した際の干渉波のパ
ターンを模式的に示す平面図である。
気記録媒体摺動面の形状状態を検査した際の干渉波のパ
ターンを模式的に示す平面図である。
【図7】上記検査法によって、本実施例により作製した
ヘッドチップの磁気記録媒体摺動面の形状状態を検査し
た際の干渉波のパターンを模式的に示す平面図である。
ヘッドチップの磁気記録媒体摺動面の形状状態を検査し
た際の干渉波のパターンを模式的に示す平面図である。
【図8】本実施例の変形例において、第1及び第2の磁
気コアブロックが所定のギャップ間距離離間されて冶具
に固定されている様子を模式的に示す斜視図である。
気コアブロックが所定のギャップ間距離離間されて冶具
に固定されている様子を模式的に示す斜視図である。
【図9】本実施例の変形例において、治具に固定された
第1及び第2の磁気コアブロックの研磨面に所定の円筒
研磨が施された様子を模式的に示す斜視図である。
第1及び第2の磁気コアブロックの研磨面に所定の円筒
研磨が施された様子を模式的に示す斜視図である。
【図10】本実施例の変形例において、第1及び第2の
磁気コアブロックの幅が所定の寸法となるようにブロッ
ク切断された様子を示す斜視図である。
磁気コアブロックの幅が所定の寸法となるようにブロッ
ク切断された様子を示す斜視図である。
【図11】従来の磁気ヘッドの製造方法において、SP
モード用またはEPモード用の磁気コアブロックが冶具
に設置されている様子を模式的に示す斜視図である。
モード用またはEPモード用の磁気コアブロックが冶具
に設置されている様子を模式的に示す斜視図である。
【図12】従来の磁気ヘッドの製造方法において、SP
モード用またはEPモード用の磁気コアブロックの研磨
部に通常の半分の円筒研磨が施された様子を模式的に示
す斜視図である。
モード用またはEPモード用の磁気コアブロックの研磨
部に通常の半分の円筒研磨が施された様子を模式的に示
す斜視図である。
【図13】従来の磁気ヘッドの製造方法において、磁気
コアブロックから切り出されたヘッドチップを模式的に
示す斜視図である。
コアブロックから切り出されたヘッドチップを模式的に
示す斜視図である。
1,21・・・SPモード用の磁気コアブロック 2,22・・・EPモード用の磁気コアブロック 3,23・・・磁気コアブロック 4・・・ダブルアジマスヘッド 5・・・ヘッド基板
Claims (1)
- 【請求項1】 各々磁気ギャップが形成された第1及び
第2の磁気コアブロックを所定のギャップ間距離を持っ
て対向するように冶具に固定する工程と、 前記所定のギャップ間距離の中心位置を頂点として前記
冶具に固定された第1及び第2の磁気コアブロックの研
磨面を同時に円筒研磨する工程と、 円筒研磨された上記第1及び第2の磁気コアブロックを
各々第1及び第2のヘッドチップ毎に切り出す工程と、 一組の上記第1及び第2のヘッドチップを同一のヘッド
基板に上記所定のギャップ間距離を持って対向するよう
にチップ接着する工程とを有することを特徴とする磁気
ヘッドの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31977393A JPH07176013A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31977393A JPH07176013A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07176013A true JPH07176013A (ja) | 1995-07-14 |
Family
ID=18114025
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP31977393A Withdrawn JPH07176013A (ja) | 1993-12-20 | 1993-12-20 | 磁気ヘッドの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07176013A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2001041134A1 (en) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Production method of head unit |
| US6783435B1 (en) | 1999-11-24 | 2004-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing magnetic head, and magnetic recording and reproducing apparatus |
-
1993
- 1993-12-20 JP JP31977393A patent/JPH07176013A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6783435B1 (en) | 1999-11-24 | 2004-08-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing magnetic head, and magnetic recording and reproducing apparatus |
| WO2001041134A1 (en) * | 1999-12-03 | 2001-06-07 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Production method of head unit |
| US6640418B2 (en) | 1999-12-03 | 2003-11-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Method of manufacturing a head unit |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS6233642B2 (ja) | ||
| JPH0349004A (ja) | 多連磁気ヘッドの製造方法及びそこに用いる一体研磨装置 | |
| JPS5927969B2 (ja) | 遠心力型磁気ヘツドの製造方法 | |
| JP2838821B2 (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH08102003A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH0954931A (ja) | 浮動型磁気ヘッド及びその製造方法 | |
| JPS5911520A (ja) | 磁気ヘツドコアおよびその製造方法 | |
| JPH01179209A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH0323505A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH0580722B2 (ja) | ||
| JPH08287404A (ja) | 磁気ヘッド及びその製造方法 | |
| JPS61196413A (ja) | 磁気ヘツド製造方法 | |
| JPH0262704A (ja) | コアブロックの曲面研磨方法 | |
| JPH0896319A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造方法 | |
| JPS61123008A (ja) | 磁気ヘツド | |
| JPH01179208A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPS62146411A (ja) | 複合磁気ヘツド及びその製造方法 | |
| JPH09219008A (ja) | 磁気ヘッド装置及びその製造方法 | |
| JPH02276011A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH09180124A (ja) | 磁気ヘッドの摺動面形成方法 | |
| JPH0384709A (ja) | 磁気ヘッドおよびその製造法 | |
| JPH0798814A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH08102009A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH08279107A (ja) | 磁気ヘッドの製造方法 | |
| JPH05143919A (ja) | 磁気ヘツド及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20010306 |