JPH09180124A - 磁気ヘッドの摺動面形成方法 - Google Patents
磁気ヘッドの摺動面形成方法Info
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- JPH09180124A JPH09180124A JP33364995A JP33364995A JPH09180124A JP H09180124 A JPH09180124 A JP H09180124A JP 33364995 A JP33364995 A JP 33364995A JP 33364995 A JP33364995 A JP 33364995A JP H09180124 A JPH09180124 A JP H09180124A
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- Japan
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- tape
- magnetic head
- chip core
- chip
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- Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 磁気ヘッドのテープ摺動面の曲率(R面)を
高精度に形成させる。 【解決手段】 チップコア7を所定直径を有する回転部
材3の円周からチップコア7のテープ摺動面1を突き出
して配設し、チップコア7のテープ摺動面1に対接する
様に配設したラッピング手段2とを有し、回転部材3の
直径及びチップコア7の大きさ及び所定曲率で定まる基
準値より余分に突出させてラッピングを行なうことで所
定の曲率のテープ摺動面を得る。
高精度に形成させる。 【解決手段】 チップコア7を所定直径を有する回転部
材3の円周からチップコア7のテープ摺動面1を突き出
して配設し、チップコア7のテープ摺動面1に対接する
様に配設したラッピング手段2とを有し、回転部材3の
直径及びチップコア7の大きさ及び所定曲率で定まる基
準値より余分に突出させてラッピングを行なうことで所
定の曲率のテープ摺動面を得る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は磁気ヘッドのテープ
摺動面の形成方法に係り、特にテープ摺動面の曲率形成
方法に関する。
摺動面の形成方法に係り、特にテープ摺動面の曲率形成
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からVTR等の磁気記録再生装置に
用いられる磁気ヘッドとしては種々の形状のものが提案
されフェライトヘッド、MIGヘッド(メタル・イン・
ギャップヘッド)、或いは積層型ヘッド等が知られてい
る。近時磁気テープの高密度化に伴い、デジタルVTR
ではヘッドに対するテープの相対速度は8mmVTRの
約3倍の10.2m/sの高速となっていることや、V
TRの小型化に伴って磁気テープの厚みが薄くなって来
ていること等から、磁気ヘッドの磁気テープとの対接面
は良好な当りを確保する為に高精度の摺動面曲率が要求
されている。
用いられる磁気ヘッドとしては種々の形状のものが提案
されフェライトヘッド、MIGヘッド(メタル・イン・
ギャップヘッド)、或いは積層型ヘッド等が知られてい
る。近時磁気テープの高密度化に伴い、デジタルVTR
ではヘッドに対するテープの相対速度は8mmVTRの
約3倍の10.2m/sの高速となっていることや、V
TRの小型化に伴って磁気テープの厚みが薄くなって来
ていること等から、磁気ヘッドの磁気テープとの対接面
は良好な当りを確保する為に高精度の摺動面曲率が要求
されている。
【0003】従来の例えば8mmVTR等に用いる磁気
ヘッド等では、上述の各種磁気ヘッドの1つを完成させ
た状態、例えばMIGヘッドのチップコアに巻線を施し
た図5に示す状態でテープ摺動面1をラッピング用テー
プ(研磨テープ)2でラッピングして所定形状の曲面
(以下R面と記す)と成す様に成されている。
ヘッド等では、上述の各種磁気ヘッドの1つを完成させ
た状態、例えばMIGヘッドのチップコアに巻線を施し
た図5に示す状態でテープ摺動面1をラッピング用テー
プ(研磨テープ)2でラッピングして所定形状の曲面
(以下R面と記す)と成す様に成されている。
【0004】即ち、円筒状のスピンドル3の下側にはモ
ータ4を配設し、スピンドル3を矢印方向に回転させ
て、該スピンドル3上に配設した磁気ヘッド5を回転さ
せて、テープ摺動面1のR面を研磨する。この磁気ヘッ
ド5をスピンドル3上に取り付ける際には先ずVTRの
ドラム等に磁気ヘッド5を取り付ける際に用いるヘッド
ベース6上に磁気ヘッド5を固定し、所定の位置出しを
行った後に、更にヘッドベース6をスピンドル3に固定
し、所定寸法の位置出しを行なう様に成されていた。
ータ4を配設し、スピンドル3を矢印方向に回転させ
て、該スピンドル3上に配設した磁気ヘッド5を回転さ
せて、テープ摺動面1のR面を研磨する。この磁気ヘッ
ド5をスピンドル3上に取り付ける際には先ずVTRの
ドラム等に磁気ヘッド5を取り付ける際に用いるヘッド
ベース6上に磁気ヘッド5を固定し、所定の位置出しを
行った後に、更にヘッドベース6をスピンドル3に固定
し、所定寸法の位置出しを行なう様に成されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した様に磁気ヘッ
ドのテープ摺動面のR面研磨の為の工数はヘッドベース
6のスピンドル3への取り付け調整並びに磁気ヘッド5
のヘッドベース6への取付け調整と、その工数が多く煩
雑なものであった。
ドのテープ摺動面のR面研磨の為の工数はヘッドベース
6のスピンドル3への取り付け調整並びに磁気ヘッド5
のヘッドベース6への取付け調整と、その工数が多く煩
雑なものであった。
【0006】又、一般的にこのテープの摺動面のR面形
状の作製工程は、上述の様にラッピングテープを用いて
ラッピングが行われている。然しながらこのラッピング
テープを用いての研磨は、機械研削と異なり出来上がる
R面形状がラッピングテープの剛性(Stiffness)に大き
く依存し、最終的にはラッピングテープとヘッドチップ
先端との接触状態によって決定される一様な形状とな
る。
状の作製工程は、上述の様にラッピングテープを用いて
ラッピングが行われている。然しながらこのラッピング
テープを用いての研磨は、機械研削と異なり出来上がる
R面形状がラッピングテープの剛性(Stiffness)に大き
く依存し、最終的にはラッピングテープとヘッドチップ
先端との接触状態によって決定される一様な形状とな
る。
【0007】更に、磁気ヘッド5のテープ摺動面1のラ
ッピングテープによる研磨では所定の設計値で定められ
るテープ摺動面の曲率よりやや大きめの曲率にR面が形
成された磁気ヘッド5をヘッドベース6上に固定し、ス
ピンドル3の外周から磁気ヘッド5のテープ摺動面1の
先端までの距離(以下突出し量と記す)をATとする
と、図6Bに示す様に基準の突出し量に比べ図6Aの様
にラッピングテープ2に対して押し込んだ状態(+AT
方向)ではギャップ8部分のR形状に比べて両端9L及
び9RのR形状が小さくなって、磁気テープ摺動面積が
減少するためヘッド寿命の短命化及び良好な当りが困難
となる問題があった。
ッピングテープによる研磨では所定の設計値で定められ
るテープ摺動面の曲率よりやや大きめの曲率にR面が形
成された磁気ヘッド5をヘッドベース6上に固定し、ス
ピンドル3の外周から磁気ヘッド5のテープ摺動面1の
先端までの距離(以下突出し量と記す)をATとする
と、図6Bに示す様に基準の突出し量に比べ図6Aの様
にラッピングテープ2に対して押し込んだ状態(+AT
方向)ではギャップ8部分のR形状に比べて両端9L及
び9RのR形状が小さくなって、磁気テープ摺動面積が
減少するためヘッド寿命の短命化及び良好な当りが困難
となる問題があった。
【0008】更に、この突出し量ATを図6Cに示す様
に図6Bに示す基準の突出し量ATに比べて−AT方向
にラッピングテープ2から引き込むと図6Cの破線で示
す磁気ヘッド5の両端9L及び9R部分に当り残りが発
生し、テープ摺動面1を基準のR面形状とすることが出
来ない問題があった。
に図6Bに示す基準の突出し量ATに比べて−AT方向
にラッピングテープ2から引き込むと図6Cの破線で示
す磁気ヘッド5の両端9L及び9R部分に当り残りが発
生し、テープ摺動面1を基準のR面形状とすることが出
来ない問題があった。
【0009】本発明は叙上の問題点を解消した磁気ヘッ
ドの摺動面形成方法を提供しようとするもので、その課
題とするところは高精度のテープ摺動面のR面形状が得
られる形成方法を得るにある。
ドの摺動面形成方法を提供しようとするもので、その課
題とするところは高精度のテープ摺動面のR面形状が得
られる形成方法を得るにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の磁気ヘッドの摺
動面形成方法はその例が図1に示されている様にチップ
コア7の完成状態でテープ摺動面1に所定の曲率を形成
する様に成した磁気ヘッドの摺動面形成方法に於いて、
チップコア7を所定直径を有する回転部材3の円周から
上記チップコア7のテープ摺動面1を突き出して配設
し、チップコア7のテープ摺動面1に対接する様に配設
したラッピング手段2とを具備し、回転部材3の直径及
びチップコア7の大きさ及び所望曲率で定まるチップコ
ア7の突き出し基準値ATより余分に突出させてラッピ
ングを行なう様に成したものである。
動面形成方法はその例が図1に示されている様にチップ
コア7の完成状態でテープ摺動面1に所定の曲率を形成
する様に成した磁気ヘッドの摺動面形成方法に於いて、
チップコア7を所定直径を有する回転部材3の円周から
上記チップコア7のテープ摺動面1を突き出して配設
し、チップコア7のテープ摺動面1に対接する様に配設
したラッピング手段2とを具備し、回転部材3の直径及
びチップコア7の大きさ及び所望曲率で定まるチップコ
ア7の突き出し基準値ATより余分に突出させてラッピ
ングを行なう様に成したものである。
【0011】本発明の磁気ヘッド摺動面形成方法によれ
ば極めて高精度でチップコアのテープ摺動面1の研磨を
行なうことが出来るので高品位の磁気ヘッドを容易に得
ることが出来る。
ば極めて高精度でチップコアのテープ摺動面1の研磨を
行なうことが出来るので高品位の磁気ヘッドを容易に得
ることが出来る。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の磁気ヘッドのテー
プ摺動面を所定の曲率に研磨する方法を図面によって詳
記する。
プ摺動面を所定の曲率に研磨する方法を図面によって詳
記する。
【0013】本発明に適用する磁気ヘッドとしてはフェ
ライトヘッド、積層型ヘッド、或はMIGヘッド等のテ
ープ摺動面に所定の曲率を形成させる為のR面形成方法
に適用可能であるが、以下には民生用のデジタルVTR
等に適用して好適なMIGヘッドについて説明する。本
発明の構成を説明するに先立ち図4A〜HによってMI
Gヘッドチップコア1の製作工程を詳記する。
ライトヘッド、積層型ヘッド、或はMIGヘッド等のテ
ープ摺動面に所定の曲率を形成させる為のR面形成方法
に適用可能であるが、以下には民生用のデジタルVTR
等に適用して好適なMIGヘッドについて説明する。本
発明の構成を説明するに先立ち図4A〜HによってMI
Gヘッドチップコア1の製作工程を詳記する。
【0014】先ずMIGヘッドのチップコアを得るため
に、図4Aに示す如く、酸化物磁性材(以下フェライト
と記す)基板11を平面研削盤等を用いて平面出しが行
なわれる。本例では基板11としてMn−Znフェライ
トを用いたが、Ni−Znフェライト等の他のフェライ
ト材を用いても良い。又、図4Aの様な面方位の単結晶
基板を用いたが、他の面方位での単結晶基板や多結晶基
板、あるいは単結晶フェライトと多結晶フェライトとの
接合基板を用いても良い。
に、図4Aに示す如く、酸化物磁性材(以下フェライト
と記す)基板11を平面研削盤等を用いて平面出しが行
なわれる。本例では基板11としてMn−Znフェライ
トを用いたが、Ni−Znフェライト等の他のフェライ
ト材を用いても良い。又、図4Aの様な面方位の単結晶
基板を用いたが、他の面方位での単結晶基板や多結晶基
板、あるいは単結晶フェライトと多結晶フェライトとの
接合基板を用いても良い。
【0015】次に図4Bの様に磁性フェライト基板11
の長手方向に沿ってスライシングマシン等を用いて巻線
溝17及びガラス溝19を形成する。
の長手方向に沿ってスライシングマシン等を用いて巻線
溝17及びガラス溝19を形成する。
【0016】更に、図4Cに示す様にスライシングマシ
ン等を用いて、巻線溝17及びガラス溝19と略直交す
る方向にトラック幅規制溝12を形成し、トラック幅出
しを行なう。このトラック幅規制溝12のA部拡大図を
図4C′に示す。図4C′のトラック幅規制溝12間が
磁気ギャップ8を構成するトラック13となる、トラッ
ク13の表面はポリッシング等で鏡面加工される。
ン等を用いて、巻線溝17及びガラス溝19と略直交す
る方向にトラック幅規制溝12を形成し、トラック幅出
しを行なう。このトラック幅規制溝12のA部拡大図を
図4C′に示す。図4C′のトラック幅規制溝12間が
磁気ギャップ8を構成するトラック13となる、トラッ
ク13の表面はポリッシング等で鏡面加工される。
【0017】次に図4Dに示す様に磁性フェライト基板
11を長手方向に同一幅w1 で切断する。この工程でガ
ラス溝19及び巻線溝17を形成した基板11aと巻線
溝17等のない基板11bが一対となり基板11a及び
11bが最終的には後述するチップコア1の外側コア7
b及び内側コア7aと成る。
11を長手方向に同一幅w1 で切断する。この工程でガ
ラス溝19及び巻線溝17を形成した基板11aと巻線
溝17等のない基板11bが一対となり基板11a及び
11bが最終的には後述するチップコア1の外側コア7
b及び内側コア7aと成る。
【0018】次に図4Eに示す様に一対の基板11a及
び11b上にスパッタリング等を用いて磁性メタル14
を図4EのB部拡大図の4E′及びC部拡大図の図4
E″に示す様に形成し、更に、その上に磁気ギャップ8
となるギャップ膜15を形成する(図4E′参照)。
び11b上にスパッタリング等を用いて磁性メタル14
を図4EのB部拡大図の4E′及びC部拡大図の図4
E″に示す様に形成し、更に、その上に磁気ギャップ8
となるギャップ膜15を形成する(図4E′参照)。
【0019】本例では磁性メタル14としてFeRuG
aSi(SMX)膜を用いたが、その他にセンダスト,
センダスト+O,センダスト+N,SMX+O,SMX
+N等の結晶質磁性膜、或はFe系微結晶膜、Co系微
結晶膜を用いても良い。また、本例は磁気ギャップ8と
なるギャップ膜15にSiO2 膜を用いたが、Ta2O
5 等の他の酸化物膜,Si3 N4 等の窒化物膜、あるい
はCr,Al,Si,Pt等の金属膜およびそれらの合
金膜、あるいはそれらを組み合わせた積層膜を用いても
良い。また、基板とメタル膜との付着力向上の為にSi
O2 ,Ta2 O 5 等の酸化物膜,Si3 N4 等の窒化物
膜、あるいはCr,Al,Si,Pt等の金属膜及びそ
れらの合金膜、あるいはそれらを組み合わせた積層膜を
メタル膜の下地膜として用いても良い。本例は、この付
着力向上の為の下地膜として5nm厚のSiO2 膜を用
いた。この工程において基板11aと基板11bで別個
に磁性メタル膜14の形成を行い、基板11bに形成し
たメタル膜厚を変化させた。
aSi(SMX)膜を用いたが、その他にセンダスト,
センダスト+O,センダスト+N,SMX+O,SMX
+N等の結晶質磁性膜、或はFe系微結晶膜、Co系微
結晶膜を用いても良い。また、本例は磁気ギャップ8と
なるギャップ膜15にSiO2 膜を用いたが、Ta2O
5 等の他の酸化物膜,Si3 N4 等の窒化物膜、あるい
はCr,Al,Si,Pt等の金属膜およびそれらの合
金膜、あるいはそれらを組み合わせた積層膜を用いても
良い。また、基板とメタル膜との付着力向上の為にSi
O2 ,Ta2 O 5 等の酸化物膜,Si3 N4 等の窒化物
膜、あるいはCr,Al,Si,Pt等の金属膜及びそ
れらの合金膜、あるいはそれらを組み合わせた積層膜を
メタル膜の下地膜として用いても良い。本例は、この付
着力向上の為の下地膜として5nm厚のSiO2 膜を用
いた。この工程において基板11aと基板11bで別個
に磁性メタル膜14の形成を行い、基板11bに形成し
たメタル膜厚を変化させた。
【0020】次に図4Fの様に基板11a及び11bを
ギャップ膜15を形成した面を突き合わせ加圧しながら
ガラス溝9内に挿入した低溶融ガラスロッド16を50
0〜700℃に加熱し、ガラス接合する。
ギャップ膜15を形成した面を突き合わせ加圧しながら
ガラス溝9内に挿入した低溶融ガラスロッド16を50
0〜700℃に加熱し、ガラス接合する。
【0021】次に、図4Gの様に接合されたブロックの
基板11a側を平面研削盤等を用いて所定の厚み(w)
にした後にヘッド摺動面1側の円筒研削を行なう。
基板11a側を平面研削盤等を用いて所定の厚み(w)
にした後にヘッド摺動面1側の円筒研削を行なう。
【0022】次に巻線ガイド溝の加工、並びに当り溝加
工等を行った後に目的とするチップ厚t及びチップ幅w
に図4Hの様に接合ブロックの長手方向と直交する様に
切断し、ガラス溝19も略半分位置から下側を切り落と
す様に加工される。このチップ厚tの切断は2本の仮設
平行線に対しアジマス角の異なる2個の接合ブロックの
基板11a及び11aを内側にしてアジマス角度分だけ
傾けてハの字状に固定した状態で所定のチップ厚t及び
チップ幅wとなる様に切断し、当り幅加工時は目的とす
るチップコアのアジマス角に平行に切り落とされる。
工等を行った後に目的とするチップ厚t及びチップ幅w
に図4Hの様に接合ブロックの長手方向と直交する様に
切断し、ガラス溝19も略半分位置から下側を切り落と
す様に加工される。このチップ厚tの切断は2本の仮設
平行線に対しアジマス角の異なる2個の接合ブロックの
基板11a及び11aを内側にしてアジマス角度分だけ
傾けてハの字状に固定した状態で所定のチップ厚t及び
チップ幅wとなる様に切断し、当り幅加工時は目的とす
るチップコアのアジマス角に平行に切り落とされる。
【0023】この様に基板11から作製されたチップコ
ア7は図3Aの様に構成され、接合ブロック11a及び
11bがチップ厚tで切断され内側コア7a及び外側コ
ア7bと成され、トラック幅を定める磁気ギャップ8は
磁性メタル膜14上にスパッタリングされたSiO2 等
の酸化膜等で構成され、巻線溝17及び巻線ガイド溝1
8並びにガラス溝19が外側コア1bに形成され、内側
コア7aは板状と成され、内側コア7aと外側コア7b
は低融点ガラス20等で接合されて一体化されている。
ア7は図3Aの様に構成され、接合ブロック11a及び
11bがチップ厚tで切断され内側コア7a及び外側コ
ア7bと成され、トラック幅を定める磁気ギャップ8は
磁性メタル膜14上にスパッタリングされたSiO2 等
の酸化膜等で構成され、巻線溝17及び巻線ガイド溝1
8並びにガラス溝19が外側コア1bに形成され、内側
コア7aは板状と成され、内側コア7aと外側コア7b
は低融点ガラス20等で接合されて一体化されている。
【0024】そして、かかる一対のヘッドチップ7A,
7Bを使用して記録再生を行なうダブルアジマスヘッド
を作製する場合、図3Bの様にヘッドベース6には一対
のチップコア7A,7Bの内側コア7aを対向する様に
配設されてVTRの回転ドラムに180度対向配置して
取り付けられ回転ドラムの1回転で磁気テープ上に同時
に4本の斜めトラックの記録再生を行なうことが出来る
様に成される。
7Bを使用して記録再生を行なうダブルアジマスヘッド
を作製する場合、図3Bの様にヘッドベース6には一対
のチップコア7A,7Bの内側コア7aを対向する様に
配設されてVTRの回転ドラムに180度対向配置して
取り付けられ回転ドラムの1回転で磁気テープ上に同時
に4本の斜めトラックの記録再生を行なうことが出来る
様に成される。
【0025】本例では図4Hで得られたチップコア7の
作製段階でテープ摺動面1の研磨を行なう様に成す。即
ち、チップコア7のテープ摺動面1は円筒研削されて所
定の曲率となされているが、この場合のR面は所定の設
計値より大きな値と成されている。
作製段階でテープ摺動面1の研磨を行なう様に成す。即
ち、チップコア7のテープ摺動面1は円筒研削されて所
定の曲率となされているが、この場合のR面は所定の設
計値より大きな値と成されている。
【0026】この様なチップコア7を図1に示す様にモ
ータ4で回転駆動される回転手段、例えば円筒状のスピ
ンドル3の上面円形部21に図2の平面図に示す様に接
着剤を介して固定する。勿論、螺子等を介して固定して
もよい。この様にスピンドルの上面円形部21に配設さ
れたチップコア7は切欠部16を形成した蓋10で押さ
えられ動かない様に固定される。
ータ4で回転駆動される回転手段、例えば円筒状のスピ
ンドル3の上面円形部21に図2の平面図に示す様に接
着剤を介して固定する。勿論、螺子等を介して固定して
もよい。この様にスピンドルの上面円形部21に配設さ
れたチップコア7は切欠部16を形成した蓋10で押さ
えられ動かない様に固定される。
【0027】上述の構成では1つのチップコア7をスピ
ンドルの上部円形部21上に固定した場合を示したが円
周を等配した角度位置に複数のチップコア7を配設して
もよい。
ンドルの上部円形部21上に固定した場合を示したが円
周を等配した角度位置に複数のチップコア7を配設して
もよい。
【0028】上述の構成でのスピンドル3の上部円形部
21の外周からの研磨されるチップコア7の突き出し量
ATの基準値はチップコア7の所望曲率、チップコアの
幅wとチップコア厚みt及びスピンドル2の直径から計
算値で求められる。
21の外周からの研磨されるチップコア7の突き出し量
ATの基準値はチップコア7の所望曲率、チップコアの
幅wとチップコア厚みt及びスピンドル2の直径から計
算値で求められる。
【0029】今、図3の斜視図でチップコア7の幅方向
w(X−X軸方向)の曲率だけを考え、下記のチップコ
ア7の突き出し量ATを求める。
w(X−X軸方向)の曲率だけを考え、下記のチップコ
ア7の突き出し量ATを求める。
【0030】チップコアの所望曲率=7mm チップコア幅w=1.5mm スピンドル3の直径=40mm とすれば基準の突き出し量ATは75μmとなる。
【0031】この様な設計(基準)突き出し量75μm
でラッピングを行なうために研磨材を塗布したラッピン
グテープ2をスピンドル3を囲繞する様に配設し、スピ
ンドル3をモータ4を介して所定速度で回転させれば所
定の曲率が得られるはずであるが、実際には作製時のテ
ープ摺動面1の曲率のばらつき、チップコア幅wのばら
つき等の原因で図6Cの様に磁気ヘッド5(チップコア
7)の両端9L及び9Rに当り残りが発生することが確
認された。
でラッピングを行なうために研磨材を塗布したラッピン
グテープ2をスピンドル3を囲繞する様に配設し、スピ
ンドル3をモータ4を介して所定速度で回転させれば所
定の曲率が得られるはずであるが、実際には作製時のテ
ープ摺動面1の曲率のばらつき、チップコア幅wのばら
つき等の原因で図6Cの様に磁気ヘッド5(チップコア
7)の両端9L及び9Rに当り残りが発生することが確
認された。
【0032】そこで、本発明では基準の突き出し量AT
よりも余分にラッピングテープ2側に突き出した結果、
テープ摺動面1の曲率に研磨残りのない高精度のチップ
コアが得られた。
よりも余分にラッピングテープ2側に突き出した結果、
テープ摺動面1の曲率に研磨残りのない高精度のチップ
コアが得られた。
【0033】実施例 以下にチップ曲率7mm,チップコア幅1.5mm,ス
ピンドル直径40mmでの設計突き出し量AT75μm
のチップコアを順次+AT方向(ラッピングテープ方
向)に突き出した下記表1によって本例を説明する。
ピンドル直径40mmでの設計突き出し量AT75μm
のチップコアを順次+AT方向(ラッピングテープ方
向)に突き出した下記表1によって本例を説明する。
【0034】
【表1】
【0035】表1に示す様に突き出し量ATを基準突き
出し量ATに比べて+AT方向に増加させ、75μmか
ら80μm,85μm,90μmとさせた場合のテープ
摺動面1の両端9L及び9Rでの当り残りは80μm以
上では発生しないがテープ摺動面1の両端9L及び9R
部分での摩耗が90μm以上では発生し、R形状が5.
5mm以下となって、R形状は7mm>5.5mmとな
り、両端9L及び9Rで研磨されすぎる問題が生じた。
出し量ATに比べて+AT方向に増加させ、75μmか
ら80μm,85μm,90μmとさせた場合のテープ
摺動面1の両端9L及び9Rでの当り残りは80μm以
上では発生しないがテープ摺動面1の両端9L及び9R
部分での摩耗が90μm以上では発生し、R形状が5.
5mm以下となって、R形状は7mm>5.5mmとな
り、両端9L及び9Rで研磨されすぎる問題が生じた。
【0036】従って、設計(基準)突き出し量ATに対
し5μm乃至15μmの範囲を選択することで表1の判
断例(×不良、○可)に示す様にテープ対接面1の曲率
形状が良好なチップコア7が得られた。
し5μm乃至15μmの範囲を選択することで表1の判
断例(×不良、○可)に示す様にテープ対接面1の曲率
形状が良好なチップコア7が得られた。
【0037】尚、図3Aに示す様にチップコア7のテー
プ摺動面1の曲率はチップコア7の厚み方向t(Y−Y
方向)にもつけられる様に成される。この場合、ラッピ
ングテープ2はこのテープの幅方向にもカールされた状
態で研磨される。従って、チップコア7の厚みt方向に
も上述したと同様に基準の設計曲率に対し突き出し量A
Tを+AT方向(ラッピングテープ2方向)に突っ張る
様に構成させれば図3Aでヘッドチップ7の前後方向
(厚み方向)の当り残りや研磨しすぎの問題も解消され
ることは明らかである。実際にはチップコア7の幅方向
wの寸法(例えば1100μm)に対し厚み方向tの寸
法(例えば80μm)が極めて小さいのでY−Y軸方向
での当り残りや前後方向の研磨のしすぎは問題にならな
いと言える。
プ摺動面1の曲率はチップコア7の厚み方向t(Y−Y
方向)にもつけられる様に成される。この場合、ラッピ
ングテープ2はこのテープの幅方向にもカールされた状
態で研磨される。従って、チップコア7の厚みt方向に
も上述したと同様に基準の設計曲率に対し突き出し量A
Tを+AT方向(ラッピングテープ2方向)に突っ張る
様に構成させれば図3Aでヘッドチップ7の前後方向
(厚み方向)の当り残りや研磨しすぎの問題も解消され
ることは明らかである。実際にはチップコア7の幅方向
wの寸法(例えば1100μm)に対し厚み方向tの寸
法(例えば80μm)が極めて小さいのでY−Y軸方向
での当り残りや前後方向の研磨のしすぎは問題にならな
いと言える。
【0038】上述の様に本発明の磁気ヘッドの摺動面形
成方法によれば極めて高精度にテープ摺動面の曲率を形
成出来て高品質の磁気ヘッドが得られハイビジョンVT
R等に適した磁気ヘッドが提供可能となる。上述の実施
例ではMIGヘッドについて説明したが他のフェライト
ヘッド等の他の構成のヘッドについても本発明が適用可
能であることは明らかである。
成方法によれば極めて高精度にテープ摺動面の曲率を形
成出来て高品質の磁気ヘッドが得られハイビジョンVT
R等に適した磁気ヘッドが提供可能となる。上述の実施
例ではMIGヘッドについて説明したが他のフェライト
ヘッド等の他の構成のヘッドについても本発明が適用可
能であることは明らかである。
【0039】
【発明の効果】本発明の磁気ヘッドのテープ摺動面の形
成方法によればテープ摺動面の曲率(R面形状)を基準
設計値に極めて近い値に研磨可能な高精度のチップコア
を得ることが出来る。
成方法によればテープ摺動面の曲率(R面形状)を基準
設計値に極めて近い値に研磨可能な高精度のチップコア
を得ることが出来る。
【図1】本発明の磁気ヘッドの摺動面形成方法を説明す
る斜視図である。
る斜視図である。
【図2】本発明の研磨方法説明図の平面図である。
【図3】本発明のチップコアの説明図である。
【図4】本発明のチップコアの作製方法説明図である。
【図5】従来の磁気ヘッドの研磨方法説明図である。
【図6】従来の磁気ヘッド突き出し量の説明図である。
1 テープ摺動面 2 ラッピングテープ 3 スピンドル 7 チップコア AT 突き出し量
Claims (2)
- 【請求項1】 チップコアの完成状態でテープ摺動面に
所定の曲率を形成する様に成した磁気ヘッドの摺動面形
成方法に於いて、 上記チップコアを所定直径を有する回転部材の円周から
上記チップコアのテープ摺動面を突き出して配設し、該
チップコアのテープ摺動面に対接する様に配設したラッ
ピング手段とを具備し、 上記回転部材直径及び上記チップコアの大きさ及び所望
曲率で定まる該チップコアの突き出し基準値より余分に
突出させてラッピングを行うことを特徴とする磁気ヘッ
ドの摺動面形成方法。 - 【請求項2】 前記チップコアの突き出し量が5〜15
μmであることを特徴とする請求項1記載の磁気ヘッド
の摺動面形成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33364995A JPH09180124A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 磁気ヘッドの摺動面形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33364995A JPH09180124A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 磁気ヘッドの摺動面形成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09180124A true JPH09180124A (ja) | 1997-07-11 |
Family
ID=18268425
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33364995A Pending JPH09180124A (ja) | 1995-12-21 | 1995-12-21 | 磁気ヘッドの摺動面形成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09180124A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012218086A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Honda Motor Co Ltd | 研削方法 |
-
1995
- 1995-12-21 JP JP33364995A patent/JPH09180124A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2012218086A (ja) * | 2011-04-05 | 2012-11-12 | Honda Motor Co Ltd | 研削方法 |
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