JPH07183935A - 同期型送受信方法およびその装置 - Google Patents

同期型送受信方法およびその装置

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JPH07183935A
JPH07183935A JP5323874A JP32387493A JPH07183935A JP H07183935 A JPH07183935 A JP H07183935A JP 5323874 A JP5323874 A JP 5323874A JP 32387493 A JP32387493 A JP 32387493A JP H07183935 A JPH07183935 A JP H07183935A
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JP
Japan
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data
station
transmission
slave station
master station
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JP5323874A
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English (en)
Inventor
Hideki Fujimura
英樹 藤村
Shunji Tanaka
俊次 田中
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 通信処理用のメモリ容量を少なくすると共に
通信速度を速める。 【構成】 主局Aと従局Bとは、主局から従局への伝送
に用いられる第1の伝送路L1 と、従局から主局への伝
送に用いられる第2の伝送路L2 と、クロック信号の伝
送に用いられるクロック伝送路L3 とにより接続され、
主局は従局に対してコマンドとデータとを能動的に送信
し、従局は主局から要求されてデータを主局へ受動的に
送信する同期型送受信方法において、主局は、従局に対
してデータを送信するときにあっても、従局からデータ
を受信するときにあっても、データ授受時にあっては、
クロック信号に同期して従局へのデータの送信と従局か
らのデータの受信とを対にして実行するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主局は従局に対してコ
マンドとデータとを能動的に送信し、従局は主局から要
求されてデータを主局へ受動的に送信する、同期型送受
信方法およびその装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、主局から従局への伝送に用いられ
る第1の伝送路と、従局から主局への伝送に用いられる
第2の伝送路と、クロック信号の伝送に用いられるクロ
ック伝送路とにより接続されて成り、主局は従局に対し
てコマンドとデータとを能動的に送信するものであり、
従局は主局から要求されてデータを主局へ受動的に送信
するものである同期型送受信装置にあっては、主局はソ
フトウェアであるところの主局送受信処理プログラムを
備えている。
【0003】この主局の備える主局送受信処理プログラ
ムは、主局が従局へデータを送信する場合に実行される
主局送信処理プログラムと、主局が従局からデータを受
信する場合に実行される主局受信処理プログラムとを含
んで構成されている。しかも、この主局送信処理プログ
ラムと主局受信処理プログラムとは、それぞれ独立した
別個のプログラムとされている。
【0004】図6は上述のような主局送受信処理プログ
ラムを示すフローチャートである。図6のフローチャー
トを用いて、主局と従局との送受信処理手順を説明する
と次のように成る。すなわち、主局が従局に対して通信
を始めようとすると、主局はステップ100を実行し
て、従局に対してデータを送信するのか、あるいは、従
局からデータを受信するのかの選択を要求する。
【0005】このとき主局が従局に対して送信すること
を望むのであれば、主局はステップ200を実行して、
主局の送信レジスタにコマンド(「これからデータを送
りますから受け取って下さい」と言うような従局に対す
る命令であり通常8ビットで構成される)を格納する。
その後、主局は、ステップ201を実行してクロック伝
送路を介して単位クロック信号を主局のクロック送信ポ
ートから従局のクロック受信ポートへ出力すると共に、
ステップ202を実行して第1の伝送路を介してコマン
ドの第1ビットを主局の送信ポートから従局の受信ポー
トへ出力する。
【0006】その後、主局は、ステップ203を実行し
てコマンドの全ビットを送信し終えたか否かを判断し、
コマンドの全ビットを送信し終えていなければ繰り返し
ステップ201,202,203を実行し、コマンドの
第2ビット、コマンドの第3ビット、…………と言うよ
うにコマンドの全ビットを送信し終えると、ステップ2
04を実行する。
【0007】ステップ204を実行する主局は、従局へ
送信するデータを送信レジスタに格納する。その後、主
局は、ステップ205を実行してクロック伝送路を介し
て単位クロック信号を主局のクロック送信ポートから従
局のクロック受信ポートへ出力すると共に、ステップ2
06を実行して第1の伝送路を介してデータの第1ビッ
トを主局の送信ポートから従局の受信ポートへ出力す
る。
【0008】その後、主局は、ステップ207を実行し
てデータの全ビットを送信し終えたか否かを判断し、デ
ータの全ビットを送信し終えていなければ繰り返しステ
ップ205,206,207を実行し、データの第2ビ
ット、データの第3ビット、…………と言うようにデー
タの全ビットを送信し終える。このようにして、主局
は、従局へデータを送信する目的を果たす。
【0009】ところで、主局が従局からデータを受信す
ることを望むのであれば、主局はステップ100を実行
した後、ステップ300を実行して、主局の送信レジス
タにコマンド(「これこれのデータを送って下さい」と
言うような従局に対する命令であり通常8ビットで構成
される)を格納する。その後、主局は、ステップ301
を実行してクロック伝送路を介して単位クロック信号を
主局のクロック送信ポートから従局のクロック受信ポー
トへ出力すると共に、ステップ302を実行して第1の
伝送路を介してコマンドの第1ビットを主局の送信ポー
トから従局の受信ポートへ出力する。
【0010】その後、主局は、ステップ303を実行し
てコマンドの全ビットを送信し終えたか否かを判断し、
コマンドの全ビットを送信し終えていなければ繰り返し
ステップ301,302,303を実行し、コマンドの
第2ビット、コマンドの第3ビット、…………と言うよ
うにコマンドの全ビットを送信し終えると、ステップ3
04を実行する。
【0011】ステップ304を実行する主局は、クロッ
ク伝送路を介して単位クロック信号を主局のクロック送
信ポートから従局のクロック受信ポートへ出力すると共
に、ステップ305を実行して第2の伝送路を介して従
局の送信ポートから主局の受信ポートへ送信されるデー
タの第1ビットを受信して主局の受信レジスタに格納す
る。
【0012】その後、主局は、ステップ306を実行し
てデータの全ビットを受信し終えたか否かを判断し、デ
ータの全ビットを受信し終えていなければ繰り返しステ
ップ304,305,306を実行し、データの第2ビ
ット、データの第3ビット、…………と言うようにデー
タの全ビットを受信し終える。このようにして、主局
は、従局から所定のデータを読み出して受信する目的を
果たす。
【0013】すなわち、上述の説明から理解できるよう
に、主局送信処理プログラム(ステップ200〜20
7)と主局受信処理プログラム(ステップ300〜30
6)とは、それぞれ独立した別個のプログラムとされて
いる。
【0014】図7は主局の送信ポートと主局の受信ポー
トとの動作のタイミングを示す説明図であり、図7
(a)は主局が従局にデータを送信する場合を示し、図
7(b)は主局が従局からデータを受信する場合を示し
ている。図7からは、主局が従局にデータを送信する場
合と、主局が従局からデータを受信する場合とでは、主
局の送信ポートと主局の受信ポートとの動作の仕方の異
なることが理解できる。すなわち、主局が従局にデータ
を送信する図7(a)の場合は、主局の送信ポートはコ
マンドに対してもデータに対しても動作し、主局の受信
ポートはコマンドに対してもデータに対しても動作しな
い。しかし、主局が従局からデータを受信する図7
(b)の場合は、主局の送信ポートはコマンドに対して
は動作するもののデータに対しては動作せず、主局の受
信ポートはコマンドに対しては動作しないもののデータ
に対しては動作するのである。
【0015】図8は通信処理時間を示す説明図である。
図8は、通信処理時間tは、コマンド格納時間(ステッ
プ200またはステップ300の処理時間)t1 と、コ
マンド送信時間(ステップ201〜ステップ203を脱
出するまでの処理時間またはステップ301〜ステップ
303を脱出するまでの処理時間)t2 と、データ格納
時間(ステップ204の処理時間)t3 と、データ送信
時間またはデータ受信時間(ステップ205〜ステップ
207を脱出するまでの処理時間またはステップ304
〜ステップ306を脱出するまでの処理時間)t4 とを
それぞれ加算したものであることを示している。また、
図8は、通信を開始する以前に、送信受信選択時間(ス
テップ100の処理時間)t0 が必要であることを現し
ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来の同期型
送受信装置の主局送受信処理プログラムにあっては、そ
れぞれ独立した別個のプログラムである主局送信処理プ
ログラムと主局受信処理プログラムとから構成されてい
るので、プログラムのためのメモリ容量が大きく成って
しまうと共に、主局が従局に対して通信を始めようとし
た場合に、従局に対してデータを送信するのか、あるい
は、従局からデータを受信するのかの選択を要求する必
要があるので該選択のための処理時間分だけ通信速度が
遅くなると言う問題点があった。
【0017】本発明は、上記の問題点を解決するために
成されたもので、その目的とするところは、通信処理プ
ログラムのためのメモリ容量を少なくできると共に通信
速度を速くすることのできる優れた同期型送受信方法お
よびその装置を提供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の問題点を
解決するため、請求項1記載の発明にあっては、主局と
従局とは、主局から従局への伝送に用いられる第1の伝
送路と、従局から主局への伝送に用いられる第2の伝送
路と、クロック信号の伝送に用いられるクロック伝送路
とにより接続され、前記主局は従局に対してコマンドと
データとを能動的に送信し、前記従局は主局から要求さ
れてデータを主局へ受動的に送信する同期型送受信方法
において、主局は、従局に対してデータを送信するとき
にあっても、従局からデータを受信するときにあって
も、データ授受時にあっては、前記クロック信号に同期
して従局へのデータの送信と従局からのデータの受信と
を対にして実行するようにしたことを特徴とする。
【0019】請求項2記載の発明にあっては、主局と従
局とは、主局から従局への伝送に用いられる第1の伝送
路と、従局から主局への伝送に用いられる第2の伝送路
と、クロック信号の伝送に用いられるクロック伝送路と
により接続され、前記主局は従局に対してコマンドとデ
ータとを能動的に送信するものであり、前記従局は主局
から要求されてデータを主局へ受動的に送信するもので
ある同期型送受信装置において、主局は、従局に対して
データを送信するときにあっても、従局からデータを受
信するときにあっても、データ授受時にあっては、前記
クロック信号に同期して従局へのデータの送信と従局か
らのデータの受信とを対にして実行する、データ授受手
段を備えていることを特徴とする。
【0020】
【作用】以上のように、請求項1記載の発明にあって
は、主局は、従局に対してデータを送信するときにあっ
ても、従局からデータを受信するときにあっても、とに
かくデータの授受時にあっては、クロック信号に同期し
て従局へのデータの送信と従局からのデータの受信とを
対にして実行する方法である。従って、主局が従局へデ
ータを送信する場合の送信処理手順と主局が従局からデ
ータを受信する場合の受信処理手順とは、それぞれ独立
した別個のプログラムとする必要は無く、共通にするこ
とができる。また、主局が通信を始める場合にデータの
送信をするのかあるいはデータの受信をするのかの確認
を行って、該確認結果に応じて実行するプログラムを切
り替える必要が無いのである。
【0021】また、請求項2記載の発明にあっては、主
局は、従局に対してデータを送信するときにあっても、
従局からデータを受信するときにあっても、データ授受
時にあっては、前記クロック信号に同期して従局へのデ
ータの送信と従局からのデータの受信とを対にして実行
するデータ授受手段を備えたものである。従って、請求
項1記載の発明と同様の作用を有するのである。
【0022】
【実施例】以下、本発明に係る同期型送受信方法および
その装置の一実施例を、図1〜図5に基づいて詳細に説
明する。図1は同期型送受信装置を示すブロック図で有
る。図2は主局のデータ授受手段を説明するフローチャ
ートである。図3は従局の動作を説明するフローチャー
トである。図4は主局の送信ポートと主局の受信ポート
との動作のタイミングを示す説明図であり、図4(a)
は主局が従局にデータを送信する場合を示し、図4
(b)は主局が従局からデータを受信する場合を示して
いる。図5は同期型送受信装置の通信処理時間を示す説
明図である。
【0023】図1に示すように、同期型送受信装置は主
局Aと従局Bとを備えている。主局Aは、送信レジスタ
1 と受信レジスタA2 と制御部A3 とクロック発生部
4と備えている。従局Bは、送信レジスタB1 と受信
レジスタB2 と制御部B3 とを備えている。また、主局
Aと従局Bとは第1の伝送路L1 と第2の伝送路L2
クロック伝送路L3 とで接続されている。第1の伝送路
1 は主局Aの送信ポートAT と従局Bの受信ポートB
R とを接続している。第2の伝送路L2 は主局Aの受信
ポートAR と従局Bの送信ポートBT とを接続してい
る。クロック伝送路L3 は主局Aのクロック送信ポート
C と従局Bのクロック受信ポートBC とを接続してい
る。
【0024】送信レジスタA1 は、主局Aがこれから従
局Bに対して送信する直前のコマンドあるいはデータを
1ビットづつ、1バイト単位で格納するシフトレジスタ
部分である。受信レジスタA2 は、主局Aが従局Bから
受信したデータを1ビットづつ、1バイト単位で格納す
るシフトレジスタ部分である。制御部A3 は、クロック
発生部A4 からのクロック信号で動作しており、送信レ
ジスタA1 や受信レジスタA2 を制御している。
【0025】送信レジスタB1 は、主局Aが従局Bに対
してデータ要求コマンドを送信した場合に、従局Bが主
局Aに対してこれから送信する直前のデータを1ビット
づつ、1バイト単位で格納するシフトレジスタ部分であ
る。受信レジスタB2 は、主局Aが従局Bに対してデー
タ送信コマンドを送信した場合に、従局Bが主局Aから
受信したデータを1ビットづつ、1バイト単位で格納す
るシフトレジスタ部分である。制御部B3 は、クロック
伝送路L3 を介してクロック発生部A4 から出力される
クロック信号で動作しており、送信レジスタB1 や受信
レジスタB2 を制御している。
【0026】上述のように構成されている同期型送受信
装置にあっては、主局Aは従局Bと次のようにデータの
授受を行う。すなわち、図2に示すように、主局Aは、
従局Bに対してデータを送信する場合であれ、従局Bに
対してデータを要求する場合であれ、先ずステップ50
0を実行して制御部A3 により、送信レジスタA1 にコ
マンドを格納する。該送信レジスタA1 に格納されるコ
マンドは、従局Bに対してデータを送信する場合であれ
ば、データ送信コマンド(「これからデータを送ります
から受け取って下さい」)とされ、従局Bに対してデー
タを要求する場合であれば、データ要求コマンド(「こ
れこれのデータを送って下さい」)とされる。
【0027】ステップ500を実行した主局Aは、次に
ステップ501を実行して、クロック伝送路L3 を介し
て単位クロック信号を従局Bの制御部B3 へ出力すると
共に、ステップ502を実行して第1の伝送路L1 を介
してコマンドの第1ビットを主局Aの送信ポートAT
ら従局Bの受信ポートBR へ出力する。
【0028】その後、主局Aは、ステップ503を実行
して、制御部A3 により、ステップ500で送信レジス
タA1 に格納したコマンドの全ビットを送信し終えたか
否かを判断し、コマンドの全ビットを送信し終えていな
ければ繰り返しステップ501,502,503を実行
し、コマンドの第2ビット、コマンドの第3ビット、…
………と言うようにコマンドの全ビットを送信し終える
と、ステップ504を実行する。
【0029】ステップ504を実行する主局Aは、制御
部A3 により、従局Bへ送信するデータを送信レジスタ
1 に格納する。このとき、ステップ500で送信レジ
スタA1 に格納されたコマンドがデータ送信コマンドで
あれば、ステップ504で送信レジスタA1 に格納され
るデータは本データであるものの、ステップ500で送
信レジスタA1 に格納されたコマンドがデータ要求コマ
ンドであれば、ステップ504で送信レジスタA1 に格
納されるデータは無効データ(ダミーデータ)である。
【0030】その後、主局Aは、ステップ505を実行
して、クロック伝送路L3 を介して単位クロック信号を
主局Aのクロック送信ポートAC から従局Bの制御部B
3 へ出力すると共に、主局Aはステップ506を実行し
て制御部A3 により、ステップ504で送信レジスタA
1 に格納したデータの第1ビットを、第1の伝送路L 1
を介して主局Aの送信ポートAT から従局Bの受信ポー
トBR へ出力する。また同時に、主局Aはステップ50
7を実行して制御部A3 により、従局Bが送信ポートB
T から主局Aの受信ポートAR に出力するデータを受信
して受信レジスタA2 に格納する。このとき、ステップ
500で送信レジスタA1 に格納されたコマンドがデー
タ送信コマンドであれば、主局Aがステップ507で受
信するデータは無効データ(ダミーデータ)であるもの
の、ステップ500で送信レジスタA1 に格納されたコ
マンドがデータ要求コマンドであれば、主局Aがステッ
プ507で受信するデータは本データである。
【0031】その後、主局Aは、ステップ508を実行
して、制御部A3 により、ステップ504で送信レジス
タA1 に格納したデータの全ビットを送信し終えたか否
かを判断し、データの全ビットを送信し終えていなけれ
ば繰り返しステップ505,506,507を実行し、
データの第2ビット、データの第3ビット、…………と
言うようにデータの全ビットを送信し終える。
【0032】このようにして、主局Aは、従局Bに対し
てデータを送信する目的あるいは従局Bからデータを受
信する目的を果たす。しかも、主局Aは、従局Bに対し
てデータを送信する場合にあっても、従局Bからデータ
を読み出して受信する場合にあっても、本データと無効
データとの違いはあるものの、ソフトウェアであるとこ
ろの主局送信プログラムと主局受信プログラムとを共通
にできる。
【0033】すなわち、主局送受信プログラムは図2に
示すフローチャートのように一本化することができ、主
局が従局へデータを送信する場合の送信処理手順と主局
が従局からデータを受信する場合の受信処理手順とは、
それぞれ独立した別個のプログラムとする必要は無く共
通にすることができる。従って、ソフトウェアである主
局送受信プログラムのためのメモリ容量は少なくて済
む。また、主局Aが通信を始める場合にデータの送信を
するのかあるいはデータの受信をするのかの確認を行っ
て、該確認結果に応じて実行するプログラムを切り替え
る必要も無いので、通信処理速度を速めることができる
のである。
【0034】また、従局Bの主局Aとのデータ授受の仕
方を図3を用いて説明すると次のように成る。すなわ
ち、図3に示すように、従局Bはステップ600を実行
して主局Aからのクロック信号の有無を監視している。
従局Bは、クロック信号を受信するとステップ601を
実行し、主局Aが送信するコマンドの1ビットを受信し
て受信レジスタB2 に格納する。その後、従局Bは、ス
テップ602を実行し、主局Aが送信するコマンド(こ
の実施例では1バイト単位でコマンドが構成されてい
る)の全ビットを受信し終えたか否かを判断し、コマン
ドの全ビットを受信し終えていなければ繰り返しステッ
プ600,601,602を実行し、コマンドの第2ビ
ット、コマンドの第3ビット、…………と言うようにコ
マンドの全ビットを受信し終える。
【0035】コマンドの全ビットを受信し終えた従局B
は、ステップ603を実行し、ステップ600,60
1,602を実行して受信したコマンドの意味を解析す
る。そして、従局Bは、ステップ604を実行し、コマ
ンドの意味が、データ送信コマンド(「これからデータ
を送りますから受け取って下さい」)であるのか、ある
いは、データ要求コマンド(「これこれのデータを送っ
て下さい」)であるのかを判断する。従局Bは、ステッ
プ603でのコマンド解析結果がデータ送信コマンドで
あればステップ700に進み、ステップ603でのコマ
ンド解析結果がデータ要求コマンドであればステップ8
00に進む。
【0036】ステップ700に進んだ従局Bは、主局A
からのクロック信号の有無を監視しており、クロック信
号を受信するとステップ701を実行し、主局Aが送信
するデータの1ビットを受信して受信レジスタB2 に格
納する。その後、従局Bは、ステップ702を実行し、
主局Aが送信するデータ(この実施例では1バイト単位
でデータが構成されている)の全ビットを受信し終えた
か否かを判断し、コマンドの全ビットを受信し終えてい
なければ繰り返しステップ700,701,702を実
行し、データの第2ビット、データの第3ビット、……
……と言うようにデータの全ビットを受信し終える。そ
の後、従局Bは、データの全ビットを受信し終えるとス
テップ703を実行して、受信したデータに基づいた処
理を行った後に、再びステップ600に進み同様の処理
を繰り返す。
【0037】また、ステップ800に進んだ従局Bは、
ステップ603でのコマンド解析結果に基づいて主局A
の所望しているところの返信のためのデータを作成し、
該データを送信レジスタB1 に格納する。すると、従局
Bは、ステップ801に進み、主局Aからのクロック信
号の有無を監視しており、クロック信号を受信するとス
テップ802を実行し、ステップ800で送信レジスタ
1 に格納したデータの1ビットを送信ポートBT から
送信する。その後、従局Bは、ステップ803を実行
し、従局Bが主局Aから要求された送信すべきデータを
全て送信し終えたか否かを判断し、送信すべきデータの
送信が完了していないのであれば、送信すべきデータの
送信が完了するまでステップ800,801,802,
803を繰り返し実行し、最終的にステップ600に進
み同様の処理を繰り返す。
【0038】上述の説明からも明らかなように、上述の
ように構成される同期型送受信装置は、図4に示すよう
に、主局Aが従局Bにデータを送信する場合と、主局A
が従局Bからデータを受信する場合とでは、主局Aの送
信ポートAT と受信ポートA R との動作の仕方が同じで
あることが理解できる。すなわち、主局Aが従局Bにデ
ータを送信する図4(a)の場合は、主局Aの送信ポー
トAT はコマンドに対してもデータに対しても動作し、
主局Aの受信ポートAR は、データは無効データではあ
るが、コマンドに対しては動作しないもののデータに対
しては動作する。また同様に、主局Aが従局Bからデー
タを受信する図4(b)の場合は、主局Aの送信ポート
T は、データは無効データではあるが、コマンドに対
してもデータに対しても動作し、主局Aの受信ポートA
R は、コマンドに対しては動作しないもののデータに対
しては動作するのである。
【0039】また、上述のように構成される同期型送受
信装置の通信処理時間は図5に示すように成る。すなわ
ち、通信処理時間tは、コマンド格納時間(ステップ5
00の処理時間)t1 と、コマンド送信時間(ステップ
501〜ステップ503を脱出するまでの処理時間)t
2 と、データ格納時間(ステップ504の処理時間)t
3 と、データ送信時間またはデータ受信時間(ステップ
505〜ステップ508を脱出するまでの処理時間)t
4 とをそれぞれ加算した時間に成る。しかも、主局A
は、図2に示すフローチャートに従った通信処理手順を
常に繰り返し実行しているので、従来の同期型送受信装
置のような図8に示した送信受信選択時間(ステップ1
00の処理時間)t0 は不要と成り、この処理時間t0
を短縮でき、通信処理速度を速くできる。
【0040】
【発明の効果】本発明の同期型送受信方法およびその装
置は上述のような方法およびものであり、請求項1記載
の発明にあっては、主局が従局へデータを送信する場合
の送信処理手順と、主局が従局からデータを受信する場
合の受信処理手順とは共通にすることができるので、通
信処理プログラムのためのメモリ容量を少なくできると
共に通信速度を速くすることのできる優れた同期型送受
信方法が提供できると言う効果を奏し、請求項2記載の
発明にあっては、主局が従局へデータを送信する場合の
送信処理手順と、主局が従局からデータを受信する場合
の受信処理手順とは共通にすることができるので、通信
処理プログラムのためのメモリ容量を少なくできると共
に通信速度を速くすることのできる優れた同期型送受信
装置が提供できると言う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る同期型送受信装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】上記同期型送受信装置の主局のデータ授受手段
を説明するフローチャートである。
【図3】上記同期型送受信装置の従局の動作を説明する
フローチャートである。
【図4】上記同期型送受信装置の主局の送信ポートと主
局の受信ポートとの動作のタイミングを示す説明図であ
る。
【図5】上記同期型送受信装置の通信処理時間を示す説
明図である。
【図6】従来の同期型送受信装置の主局の送受信処理プ
ログラムを示すフローチャートである。
【図7】従来の同期型送受信装置の主局の送信ポートと
主局の受信ポートとの動作のタイミングを示す説明図で
ある。
【図8】従来の同期型送受信装置の通信処理時間を示す
説明図である。
【符号の説明】
A 主局 B 従局 L1 第1の伝送路 L2 第2の伝送路 L3 クロック伝送路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主局と従局とは、主局から従局への伝送
    に用いられる第1の伝送路と、従局から主局への伝送に
    用いられる第2の伝送路と、クロック信号の伝送に用い
    られるクロック伝送路とにより接続され、前記主局は従
    局に対してコマンドとデータとを能動的に送信し、前記
    従局は主局から要求されてデータを主局へ受動的に送信
    する同期型送受信方法において、主局は、従局に対して
    データを送信するときにあっても、従局からデータを受
    信するときにあっても、データ授受時にあっては、前記
    クロック信号に同期して従局へのデータの送信と従局か
    らのデータの受信とを対にして実行するようにしたこと
    を特徴とする同期型送受信方法。
  2. 【請求項2】 主局と従局とは、主局から従局への伝送
    に用いられる第1の伝送路と、従局から主局への伝送に
    用いられる第2の伝送路と、クロック信号の伝送に用い
    られるクロック伝送路とにより接続され、前記主局は従
    局に対してコマンドとデータとを能動的に送信するもの
    であり、前記従局は主局から要求されてデータを主局へ
    受動的に送信するものである同期型送受信装置におい
    て、主局は、従局に対してデータを送信するときにあっ
    ても、従局からデータを受信するときにあっても、デー
    タ授受時にあっては、前記クロック信号に同期して従局
    へのデータの送信と従局からのデータの受信とを対にし
    て実行する、データ授受手段を備えていることを特徴と
    する同期型送受信装置。
JP5323874A 1993-12-22 1993-12-22 同期型送受信方法およびその装置 Withdrawn JPH07183935A (ja)

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