JPH07186735A - エンジン懸架装置 - Google Patents
エンジン懸架装置Info
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- JPH07186735A JPH07186735A JP33432493A JP33432493A JPH07186735A JP H07186735 A JPH07186735 A JP H07186735A JP 33432493 A JP33432493 A JP 33432493A JP 33432493 A JP33432493 A JP 33432493A JP H07186735 A JPH07186735 A JP H07186735A
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- JP
- Japan
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- engine
- elastic member
- vehicle
- stopper member
- suction cup
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- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、車両に搭載される横置きエンジン
の懸架装置に関し、比較的低コストで、エンジン振動を
車両に伝え難くすると共に、車両加減速時におけるエン
ジン自身の揺動を小さくし、さらに、この揺動を短時間
で収束させることを目的とする。 【構成】 横置き式のエンジンを車両本体に対して支持
するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部材6
及び少なくとも車両前後方向から弾性部材6に所定隙間
9を持って対向するストッパ部材8とを有する揺動規制
手段とを具備し、弾性部材6とストッパ部材8のいずれ
か一方がエンジン側に取り付けられ、他方が車両本体側
に取り付けられ、弾性部材6のストッパ部材8に対向す
る面には吸盤状凹部6cが形成され、ストッパ部材8に
は、両部材が当接した時に形成される吸盤状凹部6c内
の空間と外部とを連通する絞り穴8cが設けられてい
る。
の懸架装置に関し、比較的低コストで、エンジン振動を
車両に伝え難くすると共に、車両加減速時におけるエン
ジン自身の揺動を小さくし、さらに、この揺動を短時間
で収束させることを目的とする。 【構成】 横置き式のエンジンを車両本体に対して支持
するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部材6
及び少なくとも車両前後方向から弾性部材6に所定隙間
9を持って対向するストッパ部材8とを有する揺動規制
手段とを具備し、弾性部材6とストッパ部材8のいずれ
か一方がエンジン側に取り付けられ、他方が車両本体側
に取り付けられ、弾性部材6のストッパ部材8に対向す
る面には吸盤状凹部6cが形成され、ストッパ部材8に
は、両部材が当接した時に形成される吸盤状凹部6c内
の空間と外部とを連通する絞り穴8cが設けられてい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、特に、車両に搭載され
る横置きエンジンの懸架装置に関する。
る横置きエンジンの懸架装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両にエンジンを搭載する際に、一方
で、エンジン振動を車両に伝え難くするために、エンジ
ンマウントのバネ定数を小さくすることが要求され、他
方で、特に横置きエンジンの場合において、車両加減速
時にエンジン自身が車両前後方向に大きく揺動すること
によるドライバビリティの悪化を防止するために、前述
のバネ定数を大きくすることが要求されている。この二
つの要求は相反するものであるが、エンジン振動の主成
分が車両上下方向であり、エンジン揺動の方向と異なる
ことを考慮して、特開平3−182837号公報には、
エンジン側に固定される内筒と、車両側に固定される外
筒と、内筒と外筒との間を接続する弾性リング部材から
成り、弾性リング部材内部に左右方向に延在する切欠き
を形成し、上下方向のバネ定数を左右方向に比較して小
さくするエンジンマウントが記載されている。
で、エンジン振動を車両に伝え難くするために、エンジ
ンマウントのバネ定数を小さくすることが要求され、他
方で、特に横置きエンジンの場合において、車両加減速
時にエンジン自身が車両前後方向に大きく揺動すること
によるドライバビリティの悪化を防止するために、前述
のバネ定数を大きくすることが要求されている。この二
つの要求は相反するものであるが、エンジン振動の主成
分が車両上下方向であり、エンジン揺動の方向と異なる
ことを考慮して、特開平3−182837号公報には、
エンジン側に固定される内筒と、車両側に固定される外
筒と、内筒と外筒との間を接続する弾性リング部材から
成り、弾性リング部材内部に左右方向に延在する切欠き
を形成し、上下方向のバネ定数を左右方向に比較して小
さくするエンジンマウントが記載されている。
【0003】このように構成された複数のエンジンマウ
ントを横置きエンジンの長手軸線と垂直な方向に配置し
てエンジンを支持することにより、比較的低コストで車
両上下方向のバネ定数を小さく、車両前後方向のバネ定
数を大きくすることが可能となっている。
ントを横置きエンジンの長手軸線と垂直な方向に配置し
てエンジンを支持することにより、比較的低コストで車
両上下方向のバネ定数を小さく、車両前後方向のバネ定
数を大きくすることが可能となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術によっ
て、エンジンマウントの車両前後方向のバネ定数は大き
くなり、車両加減速時におけるエンジン揺動の振幅を小
さくすることは可能となるが、ダンパ機構を有していな
いために、この揺動時間は比較的長いものとなる。この
揺動時間を短縮するために、一部の高級車には、さらに
液体封入ダンパ等を設けるものがあるが、かなりのコス
トアップとなる。
て、エンジンマウントの車両前後方向のバネ定数は大き
くなり、車両加減速時におけるエンジン揺動の振幅を小
さくすることは可能となるが、ダンパ機構を有していな
いために、この揺動時間は比較的長いものとなる。この
揺動時間を短縮するために、一部の高級車には、さらに
液体封入ダンパ等を設けるものがあるが、かなりのコス
トアップとなる。
【0005】従って、本発明の目的は、比較的低コスト
で、エンジン振動を車両に伝え難くすると共に、車両加
減速時におけるエンジン自身の揺動を小さくし、さら
に、この揺動を短時間で収束させることができる横置き
エンジンの懸架装置を提供することである。
で、エンジン振動を車両に伝え難くすると共に、車両加
減速時におけるエンジン自身の揺動を小さくし、さら
に、この揺動を短時間で収束させることができる横置き
エンジンの懸架装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるエンジン懸
架装置は、横置き式のエンジンを車両本体に対して支持
するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部材及
び少なくとも車両前後方向から前記弾性部材に所定隙間
を持って対向するストッパ部材とを有する揺動規制手段
とを具備し、前記弾性部材と前記ストッパ部材のいずれ
か一方が前記エンジン側に取り付けられ、他方が前記車
両本体側に取り付けられ、前記弾性部材の前記ストッパ
部材に対向する面には吸盤状凹部が形成され、前記スト
ッパ部材には、両部材が当接する時に形成される前記吸
盤状凹部内の空間と外部とを連通する絞り穴が設けられ
ていることを特徴とする。
架装置は、横置き式のエンジンを車両本体に対して支持
するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部材及
び少なくとも車両前後方向から前記弾性部材に所定隙間
を持って対向するストッパ部材とを有する揺動規制手段
とを具備し、前記弾性部材と前記ストッパ部材のいずれ
か一方が前記エンジン側に取り付けられ、他方が前記車
両本体側に取り付けられ、前記弾性部材の前記ストッパ
部材に対向する面には吸盤状凹部が形成され、前記スト
ッパ部材には、両部材が当接する時に形成される前記吸
盤状凹部内の空間と外部とを連通する絞り穴が設けられ
ていることを特徴とする。
【0007】
【作用】前述のエンジン懸架装置は、横置き式のエンジ
ンを車両本体に対して支持するバネ定数の小さなエンジ
ンマウントと、弾性部材及び少なくとも車両前後方向か
ら弾性部材に所定隙間を持って対向するストッパ部材と
を有する揺動規制手段とを具備し、揺動規制手段の弾性
部材とストッパ部材のいずれか一方がエンジン側に取り
付けられ、他方が車両側に取り付けられており、この揺
動規制手段により、加減速時においてエンジンが車両前
後方向に揺動する際に、弾性部材とストッパ部材とが当
接して揺動の振幅を規制し、この時、弾性部材の吸盤状
凹部が、それ内の空気をストッパ部材に設けられた絞り
穴を通して徐々に排出してつぶれ、その内壁がストッパ
部材に密着し、次に反作用によって、このつぶれた吸盤
状凹部がストッパ部材の絞り穴を通して徐々に空気を吸
入して復元し、弾性部材はこの面から開放され、エンジ
ンが反対方向に揺動する。
ンを車両本体に対して支持するバネ定数の小さなエンジ
ンマウントと、弾性部材及び少なくとも車両前後方向か
ら弾性部材に所定隙間を持って対向するストッパ部材と
を有する揺動規制手段とを具備し、揺動規制手段の弾性
部材とストッパ部材のいずれか一方がエンジン側に取り
付けられ、他方が車両側に取り付けられており、この揺
動規制手段により、加減速時においてエンジンが車両前
後方向に揺動する際に、弾性部材とストッパ部材とが当
接して揺動の振幅を規制し、この時、弾性部材の吸盤状
凹部が、それ内の空気をストッパ部材に設けられた絞り
穴を通して徐々に排出してつぶれ、その内壁がストッパ
部材に密着し、次に反作用によって、このつぶれた吸盤
状凹部がストッパ部材の絞り穴を通して徐々に空気を吸
入して復元し、弾性部材はこの面から開放され、エンジ
ンが反対方向に揺動する。
【0008】
【実施例】図1は、本発明によるエンジン懸架装置の第
一実施例を示す車両前面方向からの概略正面図である。
同図において、1はエンジン2及びトランスミッション
3とから成るパワープラントである。本実施例におい
て、パワープラント1は、エンジンルーム内に横置き配
置とされている。4は車両本体5に対してパワープラン
ト1を少なくとも上下方向に支持する弾性エンジンマウ
ントであり、アイドル時等に発生するエンジン振動を車
両本体に伝え難くするために、特に車両上下方向のバネ
定数は比較的小さくされている。このようなエンジンマ
ウント4は、単なるゴム又はバネ等により構成され、非
常に安価なものである。
一実施例を示す車両前面方向からの概略正面図である。
同図において、1はエンジン2及びトランスミッション
3とから成るパワープラントである。本実施例におい
て、パワープラント1は、エンジンルーム内に横置き配
置とされている。4は車両本体5に対してパワープラン
ト1を少なくとも上下方向に支持する弾性エンジンマウ
ントであり、アイドル時等に発生するエンジン振動を車
両本体に伝え難くするために、特に車両上下方向のバネ
定数は比較的小さくされている。このようなエンジンマ
ウント4は、単なるゴム又はバネ等により構成され、非
常に安価なものである。
【0009】図2は図1の拡大P矢視図である。同図に
示すように、パワープラント1の長手方向の両端部に
は、ゴム等の弾性体から形成される直方体形状の弾性部
材6が、部分的にその内部に埋め込まれたサポート7を
介して連結されている。また、8は弾性部材6のストッ
パ部材であり、所定隙間9を持って車両前側から弾性部
材6の対応する第一の面6aに対向する第一側壁8aと
所定隙間9を持って車両後側から弾性部材6の対応する
第二の面6bに対向する第二側壁8bとを有し、両側壁
8a,8bを連結するサポート部材8cによって車両本
体5の所定位置に強固に取り付けられている。このサポ
ート部材8cも、弾性部材6から離されている。
示すように、パワープラント1の長手方向の両端部に
は、ゴム等の弾性体から形成される直方体形状の弾性部
材6が、部分的にその内部に埋め込まれたサポート7を
介して連結されている。また、8は弾性部材6のストッ
パ部材であり、所定隙間9を持って車両前側から弾性部
材6の対応する第一の面6aに対向する第一側壁8aと
所定隙間9を持って車両後側から弾性部材6の対応する
第二の面6bに対向する第二側壁8bとを有し、両側壁
8a,8bを連結するサポート部材8cによって車両本
体5の所定位置に強固に取り付けられている。このサポ
ート部材8cも、弾性部材6から離されている。
【0010】図2とそのA−A断面図である図3に示す
ように、弾性部材6の第一の面6a及び第二の面6bに
は、それぞれ、吸盤状の凹部6cが設けられ、ストッパ
部材8の第一側壁8a及び第二側壁8bには、それぞ
れ、弾性部材6との当接の際に凹部6c内の空間とスト
ッパ部材8の外部とを連通する絞り穴8cが設けられて
いる。これらの弾性部材6及びストッパ部材8は、加減
速時に発生するパワープラント1の車両前後方向の揺動
を規制する揺動規制手段を形成する。パワープラント1
の右側に位置する揺動規制手段も同様な構成を有してい
る。
ように、弾性部材6の第一の面6a及び第二の面6bに
は、それぞれ、吸盤状の凹部6cが設けられ、ストッパ
部材8の第一側壁8a及び第二側壁8bには、それぞ
れ、弾性部材6との当接の際に凹部6c内の空間とスト
ッパ部材8の外部とを連通する絞り穴8cが設けられて
いる。これらの弾性部材6及びストッパ部材8は、加減
速時に発生するパワープラント1の車両前後方向の揺動
を規制する揺動規制手段を形成する。パワープラント1
の右側に位置する揺動規制手段も同様な構成を有してい
る。
【0011】このように構成されたエンジン懸架装置
は、前述の揺動規制手段においてパワープラント1側と
車両本体5側とは非接触であり、エンジンマウント4だ
けによって、車両本体5に対してパワープラント1を支
持するものである。従って、アイドル時及び定常走行時
におけるエンジン振動は、このエンジンマウント4だけ
を介して車両本体5に伝えられ、その車両上下方向のバ
ネ定数が比較的小さくされているために、この振動をエ
ンジンマウント4が良好に吸収し、車両本体に伝えられ
る振動を十分に減少させることができ、それにより発生
する不快なこもり音及びエンジン騒音を低減させること
が可能となる。
は、前述の揺動規制手段においてパワープラント1側と
車両本体5側とは非接触であり、エンジンマウント4だ
けによって、車両本体5に対してパワープラント1を支
持するものである。従って、アイドル時及び定常走行時
におけるエンジン振動は、このエンジンマウント4だけ
を介して車両本体5に伝えられ、その車両上下方向のバ
ネ定数が比較的小さくされているために、この振動をエ
ンジンマウント4が良好に吸収し、車両本体に伝えられ
る振動を十分に減少させることができ、それにより発生
する不快なこもり音及びエンジン騒音を低減させること
が可能となる。
【0012】また、車両加減速時において、このような
エンジンマウント4だけにより支持されたパワープラン
ト1は車両前後方向に揺動するが、それと共に揺動する
弾性部材6がストッパ部材8に当接することにより、こ
の揺動の振幅は所定隙間9の幅に規制される。この時の
衝撃は、揺動時の図3に相当する図4に示すように、弾
性部材6の第一の面6a又は第二の面6bに設けられた
凹部6cの内壁がストッパ部材8の第一側壁8a又は第
二側壁8bに密着するようにつぶれ変形するバネ作用、
及びこの時に凹部6c内の空気がストッパ部材8の絞り
穴8cを介して徐々に排出されるダンパ作用により緩和
される。
エンジンマウント4だけにより支持されたパワープラン
ト1は車両前後方向に揺動するが、それと共に揺動する
弾性部材6がストッパ部材8に当接することにより、こ
の揺動の振幅は所定隙間9の幅に規制される。この時の
衝撃は、揺動時の図3に相当する図4に示すように、弾
性部材6の第一の面6a又は第二の面6bに設けられた
凹部6cの内壁がストッパ部材8の第一側壁8a又は第
二側壁8bに密着するようにつぶれ変形するバネ作用、
及びこの時に凹部6c内の空気がストッパ部材8の絞り
穴8cを介して徐々に排出されるダンパ作用により緩和
される。
【0013】その後、反作用によって、弾性部材6のつ
ぶれた凹部6cはストッパ部材8の絞り穴8cを介して
徐々に空気を吸入して復元し、弾性部材6はストッパ部
材8から開放され、パワープラント1と共に弾性部材6
が反対方向に揺動し、弾性部材6及びストッパ部材8の
反対側において同様な密着及び開放が起こり、これがパ
ワープラント1の揺動が停止するまで繰り返される。
ぶれた凹部6cはストッパ部材8の絞り穴8cを介して
徐々に空気を吸入して復元し、弾性部材6はストッパ部
材8から開放され、パワープラント1と共に弾性部材6
が反対方向に揺動し、弾性部材6及びストッパ部材8の
反対側において同様な密着及び開放が起こり、これがパ
ワープラント1の揺動が停止するまで繰り返される。
【0014】本実施例の揺動規制手段は、前述したよう
に、弾性部材6の凹部6cがつぶれ変形するバネ効果に
加えて、凹部6c内の空気が絞り穴8cを介して徐々に
排出され、またつぶれた凹部6cが絞り穴8cを介して
徐々に空気を吸入して復元するダンパ効果を有している
ために、従来のようにダンパ機構を有さずこの揺動を自
然減衰させるものに比較して、揺動時間を格段に短縮す
ることができ、ドライバビリティをかなり向上させるこ
とが可能となる。
に、弾性部材6の凹部6cがつぶれ変形するバネ効果に
加えて、凹部6c内の空気が絞り穴8cを介して徐々に
排出され、またつぶれた凹部6cが絞り穴8cを介して
徐々に空気を吸入して復元するダンパ効果を有している
ために、従来のようにダンパ機構を有さずこの揺動を自
然減衰させるものに比較して、揺動時間を格段に短縮す
ることができ、ドライバビリティをかなり向上させるこ
とが可能となる。
【0015】また、前述した従来技術のエンジン懸架装
置は、内筒及び外筒と両者を接続するゴム部材から構成
されており、本実施例における揺動規制手段は、ほぼ同
様な材料から形成される部材だけによって構成可能であ
るために、コストアップを必要としない。
置は、内筒及び外筒と両者を接続するゴム部材から構成
されており、本実施例における揺動規制手段は、ほぼ同
様な材料から形成される部材だけによって構成可能であ
るために、コストアップを必要としない。
【0016】図5は、本発明によるエンジン懸架装置の
第二実施例を示す図3と同様な断面図である。以下、第
一実施例との違いについてのみ説明する。本実施例にお
いて、ストッパ部材8’は、さらに、所定隙間9を持っ
て車両上側から弾性部材6’の対応する第三の面6dに
対向する第三側壁8dと、所定隙間9を持って車両下側
から弾性部材6’の対応する第四の面6eに対向する第
四側壁8eとを有し、第一側壁8aと第二側壁8bと
が、これらの第三側壁8d及び第四側壁8eによって連
結されている。
第二実施例を示す図3と同様な断面図である。以下、第
一実施例との違いについてのみ説明する。本実施例にお
いて、ストッパ部材8’は、さらに、所定隙間9を持っ
て車両上側から弾性部材6’の対応する第三の面6dに
対向する第三側壁8dと、所定隙間9を持って車両下側
から弾性部材6’の対応する第四の面6eに対向する第
四側壁8eとを有し、第一側壁8aと第二側壁8bと
が、これらの第三側壁8d及び第四側壁8eによって連
結されている。
【0017】弾性部材6’の第三及び第四の面6d,6
eには、第一及び第二の面6a,6bと同様に吸盤状の
凹部6cが形成され、またストッパ部材8’の第三側壁
8d及び第四側壁8eには、第一側壁8a及び第二側壁
8bと同様に絞り穴8cが形成されている。
eには、第一及び第二の面6a,6bと同様に吸盤状の
凹部6cが形成され、またストッパ部材8’の第三側壁
8d及び第四側壁8eには、第一側壁8a及び第二側壁
8bと同様に絞り穴8cが形成されている。
【0018】このように構成されたエンジン懸架装置
は、第一実施例と同様な効果を有することに加えて、例
えば、車両が路面の凹凸を越える際に発生するエンジン
の車両上下方向の揺動に対しても、車両前後方向の揺動
と同様に、その振幅を規制すると共に、その揺動時間を
短縮することができる。
は、第一実施例と同様な効果を有することに加えて、例
えば、車両が路面の凹凸を越える際に発生するエンジン
の車両上下方向の揺動に対しても、車両前後方向の揺動
と同様に、その振幅を規制すると共に、その揺動時間を
短縮することができる。
【0019】図6は、本発明によるエンジン懸架装置の
第三実施例を示す図2と同様な図であり、図7はそのQ
矢視図である。以下、第二実施例との違いについてのみ
説明する。本実施例において、弾性部材6”は、その先
端部が半球状とされ、それに接続する後端部は円柱状と
されている。一方、ストッパ部材8”は、このように形
成された弾性部材6”と同様な形状を有し、それを所定
隙間9を持って取り囲むように形成されている。
第三実施例を示す図2と同様な図であり、図7はそのQ
矢視図である。以下、第二実施例との違いについてのみ
説明する。本実施例において、弾性部材6”は、その先
端部が半球状とされ、それに接続する後端部は円柱状と
されている。一方、ストッパ部材8”は、このように形
成された弾性部材6”と同様な形状を有し、それを所定
隙間9を持って取り囲むように形成されている。
【0020】弾性部材6”の円柱状の後端部には、車両
前後方向及び上下方向に、第二実施例と同様な四つの吸
盤状の凹部6cが形成され、また、図6及び7がエンジ
ンの左側に位置する揺動規制手段であるために、弾性部
材6”の先端部には、車両左方向及び左斜め上前後方向
及び左斜め下前後方向に、計五つの凹部6cが形成され
ている。一方、ストッパ部材8”には、弾性部材6”の
各凹部6cに対応する位置に計九つの絞り穴8cが形成
されている。図面は省略するが、このように構成された
揺動規制手段と左右対称な揺動規制手段がパワープラン
ト1の右側に設けられている。
前後方向及び上下方向に、第二実施例と同様な四つの吸
盤状の凹部6cが形成され、また、図6及び7がエンジ
ンの左側に位置する揺動規制手段であるために、弾性部
材6”の先端部には、車両左方向及び左斜め上前後方向
及び左斜め下前後方向に、計五つの凹部6cが形成され
ている。一方、ストッパ部材8”には、弾性部材6”の
各凹部6cに対応する位置に計九つの絞り穴8cが形成
されている。図面は省略するが、このように構成された
揺動規制手段と左右対称な揺動規制手段がパワープラン
ト1の右側に設けられている。
【0021】このように構成されたエンジン懸架装置
は、第二実施例と同様な効果を有することに加えて、例
えば、車両のコーナリング及び加減速中に路面の凹凸を
越える時に発生するパワープラント1の車両左右方向及
び斜め上下方向等の揺動に対しても、その振幅を規制す
ると共に、その揺動時間を短縮することができる。
は、第二実施例と同様な効果を有することに加えて、例
えば、車両のコーナリング及び加減速中に路面の凹凸を
越える時に発生するパワープラント1の車両左右方向及
び斜め上下方向等の揺動に対しても、その振幅を規制す
ると共に、その揺動時間を短縮することができる。
【0022】本実施例における弾性部材6”及びストッ
パ部材8”をさらに大型化して、車両走行中におけるパ
ワープラント1の揺動の可能性がある方向に、さらなる
凹部6c及び絞り穴8cを設けることが可能であり、そ
れにより、この方向におけるパワープラント1の揺動の
振幅の規制及び揺動時間の短縮が可能となる。
パ部材8”をさらに大型化して、車両走行中におけるパ
ワープラント1の揺動の可能性がある方向に、さらなる
凹部6c及び絞り穴8cを設けることが可能であり、そ
れにより、この方向におけるパワープラント1の揺動の
振幅の規制及び揺動時間の短縮が可能となる。
【0023】全ての実施例において、揺動規制手段の弾
性部材は、パワープラント1側に取り付けられ、ストッ
パ部材は車両本体5側に取り付けられているが、これ
は、本発明を限定するものではなく、弾性部材及びスト
ッパ部材の形状を工夫することにより、互いに逆側に取
り付けることも可能である。
性部材は、パワープラント1側に取り付けられ、ストッ
パ部材は車両本体5側に取り付けられているが、これ
は、本発明を限定するものではなく、弾性部材及びスト
ッパ部材の形状を工夫することにより、互いに逆側に取
り付けることも可能である。
【0024】
【発明の効果】このように、本発明によるエンジン懸架
装置によれば、横置き式のエンジンを車両本体に対して
支持するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部
材及び少なくとも車両前後方向から弾性部材に所定隙間
を持って対向するストッパ部材とを有する揺動規制手段
とを具備し、弾性部材とストッパ部材のいずれか一方が
エンジン側に取り付けられ、他方が車両側に取り付けら
れ、弾性部材のストッパ部材に対向する面には吸盤状凹
部が形成され、ストッパ部材には、両部材が当接する時
に形成される吸盤状凹部内の空間と外部とを連通する絞
り穴が設けられているために、エンジン振動はバネ定数
の小さなエンジンマウントによって良好に吸収されて、
車両本体に伝えられる振動を十分に減少させることがで
き、それにより発生する不快なこもり音及びエンジン騒
音を低減させることが可能となる。
装置によれば、横置き式のエンジンを車両本体に対して
支持するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部
材及び少なくとも車両前後方向から弾性部材に所定隙間
を持って対向するストッパ部材とを有する揺動規制手段
とを具備し、弾性部材とストッパ部材のいずれか一方が
エンジン側に取り付けられ、他方が車両側に取り付けら
れ、弾性部材のストッパ部材に対向する面には吸盤状凹
部が形成され、ストッパ部材には、両部材が当接する時
に形成される吸盤状凹部内の空間と外部とを連通する絞
り穴が設けられているために、エンジン振動はバネ定数
の小さなエンジンマウントによって良好に吸収されて、
車両本体に伝えられる振動を十分に減少させることがで
き、それにより発生する不快なこもり音及びエンジン騒
音を低減させることが可能となる。
【0025】さらに、揺動規制手段によって、加減速時
においてエンジンが車両前後方向に揺動する際に、その
弾性部材とストッパ部材とが当接することで振幅が規制
され、この当接時に弾性部材の吸盤状凹部がつぶれ、そ
の内壁がストッパ部材に密着し、次に反作用によって、
このつぶれた吸盤状凹部が復元されて、弾性部材はこの
面から開放され、エンジンが反対方向に揺動する。この
弾性部材の吸盤状凹部のつぶれ及び復元の際に、弾性部
材の吸盤状凹部自身がつぶれ変形するバネ作用に加え
て、吸盤状凹部内の空気が絞り穴を介して徐々に排出さ
れ、またつぶれた吸盤状凹部が絞り穴を介して徐々に空
気を吸入して復元するダンパ作用が発揮されるために、
従来のようにダンパ機構を有さずこの揺動を自然減衰さ
せるものに比較して、揺動時間を格段に短縮することが
でき、ドライバビリティをかなり向上させることが可能
となる。
においてエンジンが車両前後方向に揺動する際に、その
弾性部材とストッパ部材とが当接することで振幅が規制
され、この当接時に弾性部材の吸盤状凹部がつぶれ、そ
の内壁がストッパ部材に密着し、次に反作用によって、
このつぶれた吸盤状凹部が復元されて、弾性部材はこの
面から開放され、エンジンが反対方向に揺動する。この
弾性部材の吸盤状凹部のつぶれ及び復元の際に、弾性部
材の吸盤状凹部自身がつぶれ変形するバネ作用に加え
て、吸盤状凹部内の空気が絞り穴を介して徐々に排出さ
れ、またつぶれた吸盤状凹部が絞り穴を介して徐々に空
気を吸入して復元するダンパ作用が発揮されるために、
従来のようにダンパ機構を有さずこの揺動を自然減衰さ
せるものに比較して、揺動時間を格段に短縮することが
でき、ドライバビリティをかなり向上させることが可能
となる。
【図1】本発明によるエンジン懸架装置の第一実施例を
示す車両前面方向からの概略正面図である。
示す車両前面方向からの概略正面図である。
【図2】図1の拡大P矢視図である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】パワープラントの揺動時における図3に対応す
る図である。
る図である。
【図5】本発明によるエンジン懸架装置の第二実施例を
示す図3に対応する断面図である。
示す図3に対応する断面図である。
【図6】本発明によるエンジン懸架装置の第三実施例を
示す図2に対応する図である。
示す図2に対応する図である。
【図7】図6のQ矢視図である。
1…パワープラント 2…エンジン 3…トランスミッション 4…エンジンマウント 5…車両本体 6,6’,6”…弾性部材 6c…凹部 8,8’,8”…ストッパ部材 8c…絞り穴 9…所定隙間
Claims (1)
- 【請求項1】 横置き式のエンジンを車両本体に対して
支持するバネ定数の小さなエンジンマウントと、弾性部
材及び少なくとも車両前後方向から前記弾性部材に所定
隙間を持って対向するストッパ部材とを有する揺動規制
手段とを具備し、前記弾性部材と前記ストッパ部材のい
ずれか一方が前記エンジン側に取り付けられ、他方が前
記車両本体側に取り付けられ、前記弾性部材の前記スト
ッパ部材に対向する面には吸盤状凹部が形成され、前記
ストッパ部材には、両部材が当接する時に形成される前
記吸盤状凹部内の空間と外部とを連通する絞り穴が設け
られていることを特徴とするエンジン懸架装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33432493A JPH07186735A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | エンジン懸架装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33432493A JPH07186735A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | エンジン懸架装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07186735A true JPH07186735A (ja) | 1995-07-25 |
Family
ID=18276085
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33432493A Pending JPH07186735A (ja) | 1993-12-28 | 1993-12-28 | エンジン懸架装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07186735A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100846039B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2008-07-11 | 위아 주식회사 | 스토퍼 일체형 엔진마운트 |
| JP2014121931A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | パワープラントの支持構造 |
-
1993
- 1993-12-28 JP JP33432493A patent/JPH07186735A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100846039B1 (ko) * | 2007-03-06 | 2008-07-11 | 위아 주식회사 | 스토퍼 일체형 엔진마운트 |
| JP2014121931A (ja) * | 2012-12-21 | 2014-07-03 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | パワープラントの支持構造 |
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