JPH07188094A - 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアルデヒドの製造方法 - Google Patents
3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアルデヒドの製造方法Info
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- JPH07188094A JPH07188094A JP6262769A JP26276994A JPH07188094A JP H07188094 A JPH07188094 A JP H07188094A JP 6262769 A JP6262769 A JP 6262769A JP 26276994 A JP26276994 A JP 26276994A JP H07188094 A JPH07188094 A JP H07188094A
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- JP
- Japan
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- acid
- solution
- butylphenol
- hexamethylenetetramine
- acetic acid
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-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C07—ORGANIC CHEMISTRY
- C07C—ACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
- C07C45/00—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds
- C07C45/56—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds from heterocyclic compounds
- C07C45/562—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds from heterocyclic compounds with nitrogen as the only hetero atom
- C07C45/565—Preparation of compounds having >C = O groups bound only to carbon or hydrogen atoms; Preparation of chelates of such compounds from heterocyclic compounds with nitrogen as the only hetero atom by reaction with hexamethylene-tetramine
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアルデヒ
ドの製造方法を提供すること。 【構成】 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアルデヒ
ドの製造方法において、 (1)氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノールと
ヘキサメチレンテトラミンとを一緒に加熱した後に; (2)酸水溶液を加えて、得られる混合物を加熱して、
3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造する
ことを含む前記方法。
ドの製造方法を提供すること。 【構成】 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアルデヒ
ドの製造方法において、 (1)氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノールと
ヘキサメチレンテトラミンとを一緒に加熱した後に; (2)酸水溶液を加えて、得られる混合物を加熱して、
3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造する
ことを含む前記方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は2,4−ジ−t−ブチル
フェノールからの3,5−ジ−t−ブチルサリチルアル
デヒドを合成するための改良方法に関する。
フェノールからの3,5−ジ−t−ブチルサリチルアル
デヒドを合成するための改良方法に関する。
【0002】
【従来の技術】3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデ
ヒド(I)は式IIの好ましいマンガンサレン(mangan
ese salen )触媒を製造するための出発物質である[ヤ
コブセン(Jacobsen)等,J.Am.Chem.Soc.
113,7063〜7064頁(1951)を参照のこ
と]。
ヒド(I)は式IIの好ましいマンガンサレン(mangan
ese salen )触媒を製造するための出発物質である[ヤ
コブセン(Jacobsen)等,J.Am.Chem.Soc.
113,7063〜7064頁(1951)を参照のこ
と]。
【0003】
【化1】
【0004】ヤコブセン等は2,4−ジ−t−ブチルフ
ェノールをホルムアルデヒドとSnCl4 と2,6−ル
チジンの存在下で反応させることによって、3,5−ジ
−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造した(カシラギ
(Casiraghi) 等,J.C.S.P.1,1980,18
62〜1865頁)。例えばSnCl4 とルチジンのよ
うな、比較的高価な試薬の使用と、危険な廃棄物の発生
とがカシラギ方法を大規模合成のために魅力的でないも
のにしている。
ェノールをホルムアルデヒドとSnCl4 と2,6−ル
チジンの存在下で反応させることによって、3,5−ジ
−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造した(カシラギ
(Casiraghi) 等,J.C.S.P.1,1980,18
62〜1865頁)。例えばSnCl4 とルチジンのよ
うな、比較的高価な試薬の使用と、危険な廃棄物の発生
とがカシラギ方法を大規模合成のために魅力的でないも
のにしている。
【0005】フェノール、その他の活性化芳香族化合物
をヘキサメチレンテトラミン(HMT)(式III)に
よる処理によって対応アルデヒドに転化することができ
ることが知られている。
をヘキサメチレンテトラミン(HMT)(式III)に
よる処理によって対応アルデヒドに転化することができ
ることが知られている。
【0006】
【化2】
【0007】この反応はダッフ(Duff)反応として技術上
周知であり;ブラゼビック(Blazevic)等によって検討さ
れている[Synthesis,1979,164〜1
67頁]。ダッフ反応は一般に乾燥グリセロール中でH
BO2 によって実施されるが、トリフルオロ酢酸及び氷
酢酸を用いる検討が報告されている。ダッフ反応は他の
活性化フェノールに対しては通常有効であるが、残念な
がら、基質(substrate)が2,4−ジアルキルフェノー
ルである場合には、不十分であることが認められる。例
えば、ブラセビック等(上記文献)は19%総収率での
グリセロール/ホウ酸を用いる2−メチル−4−ネオペ
ンチルフェノールの製造を報告している。コミッサロ−
バ(Komissarova) 等がダッフ反応にヘキサメチレンテト
ラミンを用いる2,4−ジ−t−ブチルフェノールの製
造を試みた場合には、かれらは唯一の生成物がジヒドロ
−1,3−ベンゾキサジン(benzoxazine )であること
を観察した[Chemical Abstracts,
110:212723c]。
周知であり;ブラゼビック(Blazevic)等によって検討さ
れている[Synthesis,1979,164〜1
67頁]。ダッフ反応は一般に乾燥グリセロール中でH
BO2 によって実施されるが、トリフルオロ酢酸及び氷
酢酸を用いる検討が報告されている。ダッフ反応は他の
活性化フェノールに対しては通常有効であるが、残念な
がら、基質(substrate)が2,4−ジアルキルフェノー
ルである場合には、不十分であることが認められる。例
えば、ブラセビック等(上記文献)は19%総収率での
グリセロール/ホウ酸を用いる2−メチル−4−ネオペ
ンチルフェノールの製造を報告している。コミッサロ−
バ(Komissarova) 等がダッフ反応にヘキサメチレンテト
ラミンを用いる2,4−ジ−t−ブチルフェノールの製
造を試みた場合には、かれらは唯一の生成物がジヒドロ
−1,3−ベンゾキサジン(benzoxazine )であること
を観察した[Chemical Abstracts,
110:212723c]。
【0008】
【化3】
【0009】ヤハギ(Yahagi) は、対応1,3−ベンゾ
キサジンが2,4−ジメチルフェノールとヘキサメチレ
ンテトラミンとから非常に効果的に製造されうることを
報告している[Chemical Abstract
s,93:8106e]。
キサジンが2,4−ジメチルフェノールとヘキサメチレ
ンテトラミンとから非常に効果的に製造されうることを
報告している[Chemical Abstract
s,93:8106e]。
【0010】当業者はHMTと酸とによるダッフ反応が
ジアルキルサリチルアルデヒドの製造のために有用では
ないと考えたので、チゴイナー(Zigeuner)とジェリネッ
ク(Jellinek)[Monatsh.Chem.90,29
7〜305(1959)299頁]は異なる合成経路を
提案した。かれらは“高収率で進行する・・・・ジベン
ジルアミンの酸化開裂に基づいて、通常の製造方法によ
る製造が困難である、2−ヒドロキシ−3,5−二置換
ベンズアルデヒドの新規な合成方法を開発した”と述べ
ている。かれらの方法は、適当なフェノールとヘキサメ
チレンテトラミンとの反応からジベンジルアミンを製造
し、続いて、得られたジベンジルアミンを酢酸水溶液中
のm−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムを用いて酸
化して、ベンズアルデヒドを得ることを含むものであっ
た。
ジアルキルサリチルアルデヒドの製造のために有用では
ないと考えたので、チゴイナー(Zigeuner)とジェリネッ
ク(Jellinek)[Monatsh.Chem.90,29
7〜305(1959)299頁]は異なる合成経路を
提案した。かれらは“高収率で進行する・・・・ジベン
ジルアミンの酸化開裂に基づいて、通常の製造方法によ
る製造が困難である、2−ヒドロキシ−3,5−二置換
ベンズアルデヒドの新規な合成方法を開発した”と述べ
ている。かれらの方法は、適当なフェノールとヘキサメ
チレンテトラミンとの反応からジベンジルアミンを製造
し、続いて、得られたジベンジルアミンを酢酸水溶液中
のm−ニトロベンゼンスルホン酸ナトリウムを用いて酸
化して、ベンズアルデヒドを得ることを含むものであっ
た。
【0011】
【化4】
【0012】ヘキサメチレンテトラミンを用いて良好な
収率で、2,4−ジ−t−ブチルフェノールを3,5−
ジアルキルサリチルアルデヒドに直接転化させる実施例
は、この文献に記載されていない。特定の組合せの条件
下で、2,4−ジ−t−ブチルフェノールとヘキサメチ
レンテトラミンとから大規模生産に適した収率で3,5
−ジアルキルサリチルアルデヒドを製造することができ
ることが、今回、意外にも判明した。
収率で、2,4−ジ−t−ブチルフェノールを3,5−
ジアルキルサリチルアルデヒドに直接転化させる実施例
は、この文献に記載されていない。特定の組合せの条件
下で、2,4−ジ−t−ブチルフェノールとヘキサメチ
レンテトラミンとから大規模生産に適した収率で3,5
−ジアルキルサリチルアルデヒドを製造することができ
ることが、今回、意外にも判明した。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】3,5−ジアルキルサ
リチルアルデヒドの商業的に魅力的な製造方法を提供す
ることが、本発明の目的である。この目的と他の目的、
特徴及び利点は下記の本発明によって達成される、本発
明は、1実施態様において、(1)氷酢酸中で2,4−
ジ−t−ブチルフェノールとヘキサメチレンテトラミン
とを一緒に加熱した後に;(2)水又は酸水溶液(aque
ous acid)を加えて、得られる混合物を加熱して、3,
5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造すること
を含む、3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドの
製造方法を含む。
リチルアルデヒドの商業的に魅力的な製造方法を提供す
ることが、本発明の目的である。この目的と他の目的、
特徴及び利点は下記の本発明によって達成される、本発
明は、1実施態様において、(1)氷酢酸中で2,4−
ジ−t−ブチルフェノールとヘキサメチレンテトラミン
とを一緒に加熱した後に;(2)水又は酸水溶液(aque
ous acid)を加えて、得られる混合物を加熱して、3,
5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造すること
を含む、3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドの
製造方法を含む。
【0014】
【課題を解決するための手段】この方法は、100℃〜
130℃の氷酢酸中の、2,4−ジ−t−ブチルフェノ
ールの0.5〜2.0M溶液と1〜3当量のヘキサメチ
レンテトラミンとを用いることによって、好ましく実施
される。第2工程は水又は酸水溶液と共に加熱すること
によって実施される。好ましい酸は塩酸又は硫酸であ
り、いずれの場合にも、第2工程は100〜130℃に
おいて最適に実施される。本発明の方法の特定の実施態
様は、次の工程: (1)氷酢酸中で、2,4−ジ−t−ブチルフェノール
の2M溶液と2当量のヘキサメチレンテトラミンとを約
130℃において1〜5時間加熱した後に; (2)約1倍量の水又は酸水溶液を加えて、得られる混
合物を約130℃において0.5〜1時間加熱して、
3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造する
ことを含む。好ましい酸水溶液は4N HClと20%
H2 SO4 (容量/容量)である。
130℃の氷酢酸中の、2,4−ジ−t−ブチルフェノ
ールの0.5〜2.0M溶液と1〜3当量のヘキサメチ
レンテトラミンとを用いることによって、好ましく実施
される。第2工程は水又は酸水溶液と共に加熱すること
によって実施される。好ましい酸は塩酸又は硫酸であ
り、いずれの場合にも、第2工程は100〜130℃に
おいて最適に実施される。本発明の方法の特定の実施態
様は、次の工程: (1)氷酢酸中で、2,4−ジ−t−ブチルフェノール
の2M溶液と2当量のヘキサメチレンテトラミンとを約
130℃において1〜5時間加熱した後に; (2)約1倍量の水又は酸水溶液を加えて、得られる混
合物を約130℃において0.5〜1時間加熱して、
3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造する
ことを含む。好ましい酸水溶液は4N HClと20%
H2 SO4 (容量/容量)である。
【0015】氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノ
ールとヘキサメチレンテトラミンとを反応させた後に、
水又は酸水溶液によって反応を停止させ、水に不溶な無
極性(non-polar )溶剤によって抽出し、シリカゲルに
通して濾過すると、60%を越える収率で、キラルなM
n−サレン(Salen) 触媒の製造に適した純度の3,5−
ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドが得られる。或い
は、氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノールとH
MTとを反応させた後に、酸水溶液によって反応を停止
させ、水相を有機相から分離し、有機相をメタノール中
で再結晶して、40%を越える収率で、該触媒の製造に
適した純度(>95%)の3,5−ジ−t−ブチルサリ
チルアルデヒドが得られる。
ールとヘキサメチレンテトラミンとを反応させた後に、
水又は酸水溶液によって反応を停止させ、水に不溶な無
極性(non-polar )溶剤によって抽出し、シリカゲルに
通して濾過すると、60%を越える収率で、キラルなM
n−サレン(Salen) 触媒の製造に適した純度の3,5−
ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドが得られる。或い
は、氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノールとH
MTとを反応させた後に、酸水溶液によって反応を停止
させ、水相を有機相から分離し、有機相をメタノール中
で再結晶して、40%を越える収率で、該触媒の製造に
適した純度(>95%)の3,5−ジ−t−ブチルサリ
チルアルデヒドが得られる。
【0016】本発明の好ましい実施態様では、1当量の
2,4−ジ−t−ブチルフェノールを氷酢酸中で1〜3
当量、好ましくは1.5〜2当量のヘキサメチレンテト
ラミンによって処理する。この混合物を1〜5時間加熱
する。反応温度は100〜130℃の範囲内、好ましく
は約130℃であり、反応時間は好ましくは2〜3時間
である。酢酸中の2,4−ジ−t−ブチルフェノールの
濃度は0.5〜2Mの範囲内、好ましくは約2.0Mで
ある。
2,4−ジ−t−ブチルフェノールを氷酢酸中で1〜3
当量、好ましくは1.5〜2当量のヘキサメチレンテト
ラミンによって処理する。この混合物を1〜5時間加熱
する。反応温度は100〜130℃の範囲内、好ましく
は約130℃であり、反応時間は好ましくは2〜3時間
である。酢酸中の2,4−ジ−t−ブチルフェノールの
濃度は0.5〜2Mの範囲内、好ましくは約2.0Mで
ある。
【0017】氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノ
ールとヘキサメチレンテトラミンとを反応させた後に、
反応混合物を酢酸使用量とほぼ等しい量の水又は酸水溶
液によって、好ましくは酸水溶液によって反応停止させ
る。この水性混合物を次に、短時間、好ましくは0.5
〜1時間還流加熱する(浴温度約130℃)。酸水溶液
又は水による処理後に、反応溶液を真空下で濃縮して、
酢酸を回収するか、又は反応溶液を単に冷却して、無極
性溶剤によって抽出する。抽出のための好ましい溶剤は
例えばヘキサン、ヘプタン、トルエン及びキシレンのよ
うな炭化水素溶剤、又は例えばジエチルエーテルとt−
ブチルメチルエーテルのようなエーテルである。
ールとヘキサメチレンテトラミンとを反応させた後に、
反応混合物を酢酸使用量とほぼ等しい量の水又は酸水溶
液によって、好ましくは酸水溶液によって反応停止させ
る。この水性混合物を次に、短時間、好ましくは0.5
〜1時間還流加熱する(浴温度約130℃)。酸水溶液
又は水による処理後に、反応溶液を真空下で濃縮して、
酢酸を回収するか、又は反応溶液を単に冷却して、無極
性溶剤によって抽出する。抽出のための好ましい溶剤は
例えばヘキサン、ヘプタン、トルエン及びキシレンのよ
うな炭化水素溶剤、又は例えばジエチルエーテルとt−
ブチルメチルエーテルのようなエーテルである。
【0018】例えばヘキサン又はトルエンのような無極
性溶剤中の溶液をシリカゲルパッドに通すことによっ
て、粗反応生成物をさらに精製する。この溶剤を濾液か
らストリップして(stripped)、さらに精製することな
く、Mn−サレン触媒の製造に適した固体を得る。他の
好ましい方法では、反応溶液を約55〜65℃に冷却し
て、有機相を水相から分離する。次に、この有機相をア
ルコール溶剤(好ましくはメタノール)から再結晶し
て、サリチルアルデヒドを得る。下記実施例によって、
本発明をさらに詳しく説明する。
性溶剤中の溶液をシリカゲルパッドに通すことによっ
て、粗反応生成物をさらに精製する。この溶剤を濾液か
らストリップして(stripped)、さらに精製することな
く、Mn−サレン触媒の製造に適した固体を得る。他の
好ましい方法では、反応溶液を約55〜65℃に冷却し
て、有機相を水相から分離する。次に、この有機相をア
ルコール溶剤(好ましくはメタノール)から再結晶し
て、サリチルアルデヒドを得る。下記実施例によって、
本発明をさらに詳しく説明する。
【0019】
【実施例】実施例1 酢酸25ml中の2,4−ジ−t−ブチルフェノール1
0.42g(50ミリモル)とヘキサメチレンテトラミ
ン14.02g(100ミリモル)との混合物を130
℃において撹拌しながら1時間加熱した。水25ml中
の濃HCl12.5mlの溶液を加え、得られる溶液を
同温度において0.5時間加熱した。冷却後に、この溶
液をヘキサン100mlによって抽出し、ヘキサン相を
水10mlと飽和塩化ナトリウム溶液10mlとによっ
て洗浄した。ヘキサン溶液をシリカゲル10〜15gの
パッドに通して濾過した。このシリカゲルパッドをヘキ
サン約300mlによってすすぎ洗いし、一緒にしたヘ
キサン溶液を濃縮して、3,5−ジ−t−ブチルサリチ
ルアルデヒド7.57g(理論量の64.6%)を黄色
固体として得た。
0.42g(50ミリモル)とヘキサメチレンテトラミ
ン14.02g(100ミリモル)との混合物を130
℃において撹拌しながら1時間加熱した。水25ml中
の濃HCl12.5mlの溶液を加え、得られる溶液を
同温度において0.5時間加熱した。冷却後に、この溶
液をヘキサン100mlによって抽出し、ヘキサン相を
水10mlと飽和塩化ナトリウム溶液10mlとによっ
て洗浄した。ヘキサン溶液をシリカゲル10〜15gの
パッドに通して濾過した。このシリカゲルパッドをヘキ
サン約300mlによってすすぎ洗いし、一緒にしたヘ
キサン溶液を濃縮して、3,5−ジ−t−ブチルサリチ
ルアルデヒド7.57g(理論量の64.6%)を黄色
固体として得た。
【0020】実施例2 氷酢酸50ml中の2,4−ジ−t−ブチルフェノール
10.42g(50ミリモル)とヘキサメチレンテトラ
ミン(HMT)21.03g(150ミリモル)との混
合物を130℃において撹拌しながら2時間加熱した。
次に、水25mlを加え、得られる混合物を0.5時間
還流させた。冷却し、実施例1と同様に仕上げ処理した
後に、3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒド5.
5gが得られた(46.9%収率)。
10.42g(50ミリモル)とヘキサメチレンテトラ
ミン(HMT)21.03g(150ミリモル)との混
合物を130℃において撹拌しながら2時間加熱した。
次に、水25mlを加え、得られる混合物を0.5時間
還流させた。冷却し、実施例1と同様に仕上げ処理した
後に、3,5−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒド5.
5gが得られた(46.9%収率)。
【0021】実施例3 氷酢酸500ml中の2,4−ジ−t−ブチルフェノー
ル208.4g(1.0モル)とHMT283.2g
(2.0モル)との混合物を130℃において撹拌しな
がら2時間加熱した。次に、20%(容量/容量)硫酸
水溶液500mlを加え、得られる溶液を0.5時間還
流させた。この溶液を約60〜80℃に冷却し、有機相
を水相から分離した。有機相を冷メタノール(0〜5
℃)150〜200mlから2回再結晶させて、HPL
Cによって95%を越える純度の純粋な3,5−ジ−t
−ブチルサリチルアルデヒド93〜107g(40〜4
6%収率)を得た。mp60〜62℃。1 H NMR
(60MHz,CDCl3 ):δ9.8(s,1H);
7.6(d,1H);7.3(d,1H);1.2−
1.5(d,18H)。IR(KBr):3400,2
980,1650cm-1。
ル208.4g(1.0モル)とHMT283.2g
(2.0モル)との混合物を130℃において撹拌しな
がら2時間加熱した。次に、20%(容量/容量)硫酸
水溶液500mlを加え、得られる溶液を0.5時間還
流させた。この溶液を約60〜80℃に冷却し、有機相
を水相から分離した。有機相を冷メタノール(0〜5
℃)150〜200mlから2回再結晶させて、HPL
Cによって95%を越える純度の純粋な3,5−ジ−t
−ブチルサリチルアルデヒド93〜107g(40〜4
6%収率)を得た。mp60〜62℃。1 H NMR
(60MHz,CDCl3 ):δ9.8(s,1H);
7.6(d,1H);7.3(d,1H);1.2−
1.5(d,18H)。IR(KBr):3400,2
980,1650cm-1。
Claims (9)
- 【請求項1】 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアル
デヒドの製造方法において、 (1)氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノールと
ヘキサメチレンテトラミンとを一緒に加熱した後に; (2)酸水溶液(aqueous acid)を加えて、得られる混
合物を加熱して、3,5−ジ−t−ブチルサリチルアル
デヒドを製造することを含む前記方法。 - 【請求項2】 氷酢酸中で、2,4−ジ−t−ブチルフ
ェノールの0.5〜2.0M溶液と1〜3当量のヘキサ
メチレンテトラミンとを100℃〜130℃において加
熱する請求項1記載の方法。 - 【請求項3】 工程(2)において、前記混合物を酸水
溶液と共に100℃〜130℃において加熱する請求項
1記載の方法。 - 【請求項4】 前記酸水溶液が塩酸又は硫酸である請求
項3記載の方法。 - 【請求項5】 (1)氷酢酸中で、2,4−ジ−t−ブ
チルフェノールの2M溶液と2当量のヘキサメチレンテ
トラミンとを約130℃において1〜5時間加熱した後
に; (2)約1倍量の酸水溶液を加えて、得られる混合物を
約130℃において0.5〜1時間加熱して、3,5−
ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造することを含
む請求項1記載の方法。 - 【請求項6】 前記酸水溶液が4N HCl又は20%
(容量/容量)H2SO4 である請求項5記載の方法。 - 【請求項7】 3,5−ジ−t−ブチル−サリチルアル
デヒドの製造方法において、 (1)氷酢酸中で2,4−ジ−t−ブチルフェノールと
ヘキサメチレンテトラミンとを一緒に加熱した後に; (2)水を加えて、得られる混合物を加熱して、3,5
−ジ−t−ブチルサリチルアルデヒドを製造することを
含む前記方法。 - 【請求項8】 氷酢酸中で、2,4−ジ−t−ブチルフ
ェノールの0.5〜2.0M溶液と1〜3当量のヘキサ
メチレンテトラミンとを100℃〜130℃において加
熱する請求項7記載の方法。 - 【請求項9】 工程(2)において、前記混合物を水と
共に100℃〜130℃において加熱する請求項7記載
の方法。
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