JPH07190053A - 直線摺動案内装置の可動体取付プレート及びこれを用いた直線摺動案内装置 - Google Patents

直線摺動案内装置の可動体取付プレート及びこれを用いた直線摺動案内装置

Info

Publication number
JPH07190053A
JPH07190053A JP33539693A JP33539693A JPH07190053A JP H07190053 A JPH07190053 A JP H07190053A JP 33539693 A JP33539693 A JP 33539693A JP 33539693 A JP33539693 A JP 33539693A JP H07190053 A JPH07190053 A JP H07190053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
movable body
mounting
plate
slide base
fixed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33539693A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3731905B2 (ja
Inventor
Makoto Iiizumi
誠 飯泉
Munenori Watanabe
宗徳 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THK Co Ltd
Original Assignee
THK Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THK Co Ltd filed Critical THK Co Ltd
Priority to JP33539693A priority Critical patent/JP3731905B2/ja
Publication of JPH07190053A publication Critical patent/JPH07190053A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3731905B2 publication Critical patent/JP3731905B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】軌道レールの取り付けにおけるミスアライメン
トを摺動台と可動体との間で吸収し、これによって軌道
レールの取付精度が摺動台の運動に与える影響を軽減す
ることが可能な直線摺動案内装置の可動体取付プレート
を提供する。 【構成】軌道レール1に沿って運動する摺動台2に可動
体を取り付けるための取付プレート4であって、上記摺
動台2に固定される固定部41と、上記可動体が取り付
けられる取付部42と、これら固定部41及び取付部4
2を連結する薄板部43とを備え、上記薄板部43の弾
性変形によって上記固定部41と取付部42とが水平方
向及び/又はラジアル方向に相対的に変位可能に連結さ
れていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、NCマシン等
の工作機械や工業用ロボット等のスライド部に使用され
る直線摺動案内装置において、その摺動台にテーブル等
の可動体を取り付ける際に使用される可動体取付プレー
トに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の直線摺動案内装置としては、ベッ
ド等に固定される軌道レールと、ボールを介してこの軌
道レールに組み付けられ、上記軌道レールに沿ってテー
ブル等の可動体を案内する摺動台とから構成されるもの
が周知である。
【0003】この種の直線摺動案内装置は必要に応じて
適当な予圧をボールに与えて使用され、これによって軌
道レールと摺動台との間のがたつきを防止し、高い精度
で上記可動体を案内することができる。従って、可動体
の剛性や移動精度が高いレベルで要求される分野、例え
ば工作機械等の分野においてこの種の直線摺動案内装置
は幅広く利用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】その反面、従来の直線
摺動案内装置は軌道レールの取り付けにミクロン単位の
精度が要求され、例えば一対の直線摺動案内装置に可動
体を跨設してこれを案内する場合、左右の軌道レールの
平行度あるいは取り付け高さに僅かでも誤差(以下、こ
れをミスアライメントと記載する)が存在すると、これ
が摺動台の摺動抵抗となって現れてしまう。このため、
軌道レールの取付作業は大変面倒なものとなっていた。
【0005】上述の工作機械等のように可動体の移動精
度を追求する分野では、そもそも軌道レールの取り付け
を高精度に行わざるを得ないため、軌道レールの取付作
業に係る手間は必要不可欠なものとして許容されている
が、単に可動体の移動のみを直線摺動案内装置の使用目
的とし、その可動体の移動精度は余り問題としない分
野、例えば一般搬送用機械等の分野では、ミクロン単位
の精度が要求される軌道レールの取り付け作業は大変な
負担となっていた。それ故、軌道レールの取り付けにミ
スアライメントが存在する場合でも、これを吸収して軽
快に可動体を案内することが可能な直線摺動案内装置の
登場が望まれている。
【0006】本発明はこのような問題点に鑑みなされた
ものであり、その目的とするところは、軌道レールの取
り付けにおけるミスアライメントを摺動台と可動体との
間で吸収し、これによって軌道レールの取付精度が摺動
台の運動に与える影響を軽減することが可能な直線摺動
案内装置の可動体取付プレートを提供することにある。
【0007】また、本発明の他の目的は、軌道レールの
取付作業が容易であり、且つ、軽快な摺動台の運動が得
られる直線摺動案内装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の可動体取付プレートは、軌道レールに沿って運動す
る摺動台に可動体を取り付けるための取付プレートであ
って、上記摺動台に固定される固定部と、上記可動体が
取り付けられる取付部と、これら固定部及び取付部を連
結する薄板部とを備え、上記薄板部の弾性変形によって
上記固定部と取付部とが水平方向及び/又はラジアル方
向に相対的に変位可能に連結されていることを特徴とす
るものである。
【0009】また、本発明の直線摺動案内装置は、軌道
レールと、ボールを介してこの軌道レールに組み付けら
れ、上記軌道レールに沿って可動体を案内する摺動台と
から構成され、上記摺動台の可動体取付面に上記の可動
体取付プレートが固定されていることを特徴とするもの
である。
【0010】このような技術的手段において、上記可動
体取付プレートの薄板部は、上記固定部と取付部とを水
平方向にのみ相対的に変位可能に連結するものであって
も良いし、ラジアル方向にのみ相対的に変位可能に連結
するものであっても良い。すなわち、前者の薄板部が形
成された可動体取付プレートは摺動台と可動体との間に
生じる水平方向の変位を吸収する作用を発揮する一方、
後者の薄板部が形成された可動体取付プレートは摺動台
と可動体との間に生じるラジアル方向の変位を吸収する
作用を発揮する。以下、前者を水平方向用プレート、後
者をラジアル方向用プレートと称して説明する。
【0011】本発明の直線摺動案内装置において、摺動
台に固定する可動体取付プレートは上記水平方向用プレ
ートあるいはラジアル方向用プレートのいずれであって
も良い。どちらの可動体取付プレートを使用するかは、
直線摺動案内装置の軌道レールの取付精度に応じて任意
に選択することができる。また、水平方向用プレートと
ラジアル方向用プレートとを重ねて使用することもでき
る。
【0012】一方、上記可動体取付プレートの薄板部
は、水平方向及びラジアル方向の双方について上記固定
部と取付部とを相対的に変位可能に連結するものであっ
ても良い。すなわち、この薄板部が形成された可動体取
付プレートは摺動台と可動体との間に生じる水平方向及
びラジアル方向の双方の変位を吸収する作用を発揮す
る。以下、この可動体取付プレートを複合方向用プレー
トと称して説明する。
【0013】摺動台と可動体との間に生じる水平方向及
びラジアル方向の双方の変位を吸収したい場合には、前
述のように水平方向用プレートとラジアル方向用プレー
トとを重ねて使用しても良いが、摺動台の軽量化、可動
体の高さの低減化等を考慮すると、上記複合方向用プレ
ートを使用するのが好ましい。
【0014】上記水平方向用、ラジアル方向用及び複合
方向用の各可動体取付プレートは、その薄板部の形状を
任意に設計することにより、各種形状のものを製作する
ことができる。また、薄板部の材質、厚さ、長さ及びそ
の熱処理方法等を任意に選択することにより、摺動台と
可動体との間に生じる変位の吸収量や、可動体の摺動台
に対する取付剛性を任意に設計することができる。
【0015】しかし、直線摺動案内装置による可動体の
移動精度を保証するためには、上記可動体取付プレート
の固定部に対する取付部の変位量を規制するストッパー
機構を設け、可動体の摺動台に対する変位量を所定値以
下に抑え込むのが好ましい。
【0016】また、軌道レールの取付誤差を原因として
摺動台にモーメント方向の荷重が作用することがある
が、このような場合には摺動台の摺動抵抗が増加するこ
とになる。従って、モーメント方向の荷重を軽減して摺
動台の軽快な運動を得るという観点からすれば、上記可
動体取付プレートの固定部と可動体との間、並びに可動
体取付プレートの取付部と摺動台との間には隙間を形成
し、上記固定部と取付部とが摺動台の移動方向を軸方向
として僅かではあるが回転できるように構成するのが好
ましい。
【0017】尚、上記ラジアル方向、水平方向及びモー
メント方向とは図20に矢線で示す方向である。このう
ちモーメント方向については、軌道レールを回転軸とす
る方向と、ラジアル方向を回転軸とする方向と、水平方
向を回転軸とする方向との三種類がある。
【0018】
【作用】本発明の可動体取付プレートによれば、直線摺
動案内装置の摺動台に固定される固定部と可動体が取り
付けられる取付部が、薄板部によって水平方向及び/又
はラジアル方向に相対的に変位可能に連結されているの
で、摺動台と可動体との間に生じる水平方向及び/又は
ラジアル方向の変位がこの薄板部によって吸収され、直
線摺動案内装置の軌道レールの取付精度に拘わらず摺動
台の軽快な運動を得ることができる。
【0019】また、軌道レールの取付にミスアライメン
トが存在する場合でも、摺動台の軽快な運動が確保され
るので、軌道レールが固定されるベッド等の加工が容易
となる他、軌道レールの取付作業も容易となる。
【0020】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本発明の直線摺動
案内装置を詳細に説明する。図1乃至図3は本発明の可
動体取付プレートの第一実施例を示すものであり、軌道
レール及び摺動台から構成される周知の直線摺動案内装
置に取り付けた状態を示している。
【0021】これら図において、符号1は軌道レールで
あり、その両側面及び肩部には長手方向に沿って計4条
のボール転走溝11が形成されると共に、長手方向に適
宜間隔をおいて固定ボルト(図示せず)の取付孔12が
設けられている。
【0022】また、符号2はチャネル状に形成されて上
記軌道レール1に跨設された摺動台であり、負荷ボール
溝21及びボール戻し孔22が形成されたスライドブロ
ック20と、このスライドブロック20の両端にボルト
23で固定されるエンドキャップ24とから構成されて
いる。上記スライドブロック20の上面には通常は可動
体(図示せず)が固定される取付面25が形成されると
共に、ボルト26の螺合する取付用タップ27が設けら
れている。
【0023】上記スライドブロック20に形成された負
荷ボール溝21は軌道レール1に形成された各ボール転
走溝11に対向して形成されており、これら負荷ボール
溝21とボール転走溝11との間には多数のボール3が
挟み込まれている。そして、これらボール3は摺動台2
の移動に伴い、上記エンドキャップ24に形成された方
向転換路(図示せず)を介して上記ボール戻し孔22へ
と送り込まれ、再び負荷ボール溝21に循環する。尚、
図1中の符号28はボール保持器、符号29はシール部
材である。
【0024】次に、この実施例の可動体取付プレートに
ついて説明する。符号4はラジアル方向について可動体
と摺動台2との変位を吸収する可動体取付プレート、す
なわち前述のラジアル方向用プレートであり、符号5は
水平方向について可動体と摺動台2との変位を吸収する
可動体取付プレート、すなわち前述の水平方向用プレー
トである。
【0025】上記ラジアル方向用プレート4は、図5及
び図6に示すように、上記摺動台2の取付面25に固定
される固定部41と、上記水平方向用プレート5が取り
付けられる取付部42とを備え、これら固定部41と取
付部42は薄板部43によって連結されている。また、
上記固定部41には摺動台2の取付面25に螺合するボ
ルト26が係止されるボルト用貫通孔44が形成される
一方、上記取付部42には水平方向用プレート5を貫通
したボルト40が螺合する取付用タップ45が形成され
ている。
【0026】上記薄板部43はラジアル方向用プレート
4の裏面からスリット46を形成することによって設け
られており、ラジアル方向についてその厚みが薄く形成
されている。従って、取付部42に対してラジアル方向
の荷重が作用すると、上記薄板部43が弾性変形して固
定部41と取付部42との間にラジアル方向の相対的な
変位が生じる。
【0027】一方、上記水平方向用プレート5は、図7
及び図8に示すように、上記ラジアル方向用プレート4
に固定される固定部51と、可動体が取り付けられる取
付部52とを備え、これら固定部51と取付部52は薄
板部53によって連結されている。また、上記固定部5
1にはラジアル方向用プレート4に螺合するボルト40
が係止されるボルト用貫通孔54が形成される一方、上
記取付部52には可動体を貫通したボルト50が螺合す
る取付用タップ55が形成されている。
【0028】上記薄板部53は水平方向用プレート5の
表裏からスリット56,57を互い違いに形成すること
によって設けられており、水平方向についてその厚みが
薄く形成されている。従って、取付部52に対して水平
方向の荷重が作用すると、上記薄板部53が弾性変形し
て固定部51と取付部52との間に水平方向の相対的な
変位が生じる。
【0029】そして、これらラジアル方向用プレート4
及び水平方向用プレート5の摺動台への取り付けは、図
4に示すようにして行われる。すなわち、ラジアル方向
用プレート4の固定部41がボルト26で摺動台2の取
付面25に固定され、次いで水平方向用プレート5の固
定部51がラジアル方向用プレート4の取付部42にボ
ルト40で固定され、最後に図示外の可動体がボルト5
0で水平方向用プレート5の取付部に固定される。この
とき、ラジアル方向用プレート4の取付部42と摺動台
2との間、水平方向用プレート5の固定部51とラジア
ル方向用プレート4の取付部42との間、及び可動体と
水平方向用プレート5の取付部52との間の三か所には
夫々隙間47,58,60が形成される(図1参照)。
【0030】以上のように、本実施例では上記ラジアル
方向用プレート4及び水平方向用プレート5を摺動台2
に取り付け、これに可動体を取り付けるようにしたの
で、軌道レール1のミスアライメントに起因し、可動体
の移動中に可動体と摺動台2との間にラジアル方向ある
いは水平方向の相対的な変位が生じた場合であっても、
ラジアル方向用プレート4の薄板部43あるいは水平方
向用プレート5の薄板部53が弾性変形してこの変位を
吸収する。従って、摺動台2に過大なラジアル荷重ある
いはスラスト荷重が作用することがなく、軌道レール1
にミスアライメントが存在する場合でも摺動台の軽快な
運動を確保することができる。
【0031】また、前述のように摺動台2、ラジアル方
向用プレート4、水平方向用プレート5及び可動体の各
部材間に隙間47,58,60を形成したので、軌道レ
ール1のミスアライメントに起因して摺動台2にモーメ
ント荷重が作用した場合は、ラジアル方向用プレート4
ではその固定部41と取付部42とが、水平方向用プレ
ート5ではその固定部51と取付部52とが、摺動台の
移動方向を軸方向として僅かではあるが相対的に回転す
る。従って、摺動台2に作用するモーメント荷重が軽減
され、軌道レール1にミスアライメントが存在する場合
でも摺動台2の軽快な運動を確保することができる。
【0032】次に、可動体取付プレートの第二実施例に
ついて説明する。図9は本発明の可動体取付プレートの
第二実施例を示すものであり、やはり周知の直線摺動案
内装置に取り付けた状態を示している。ここで、直線摺
動案内装置は第一実施例で説明したものと同一なので、
図中には同一符号を付してその説明は省略する。
【0033】図中の符号6は本実施例の可動体取付プレ
ートを示している。この可動体取付プレート6はラジア
ル方向と水平方向の双方向について可動体と摺動台2と
の変位を吸収する、すなわち前述の複合方向用プレート
である。
【0034】上記複合方向用プレート6は、図10に示
すように、直線摺動案内装置の摺動台2の取付面25に
固定される固定部61と、可動体が取り付けられる取付
部42とを備え、これら固定部61と取付部62は薄板
部63によって連結されている。また、上記固定部61
には摺動台2の取付面25に螺合するボルト26が係止
されるボルト用貫通孔64が形成される一方、上記取付
部62には可動体を貫通したボルトが螺合する取付用タ
ップ65が形成されている。
【0035】上記薄板部63はこの複合方向用プレート
6の表裏からスリット66,67を形成することによっ
て設けられており、ラジアル方向及び水平方向の双方に
ついてその厚みが連続的に薄く形成されている。従っ
て、取付部62に対して荷重が作用すると、その荷重方
向に応じて上記薄板部63が弾性変形し、固定部61と
取付部62との間にラジアル方向及び水平方向の相対的
な変位が生じる。すなわち、この実施例の複合方向用プ
レート6は第一実施例のラジアル方向用プレート4及び
水平方向用プレート5の機能を併せ持ったものである。
【0036】図9に示すように、この複合方向用プレー
ト6はその固定部61がボルト26で摺動台2の取付面
25に固定され、取付部62には可動体が固定されて使
用される。このとき、取付部62と摺動台2との間、固
定部51と可動体との間には夫々隙間が形成される。
【0037】そして、このようにして摺動台2と可動体
との間に介装された本実施例の複合方向用プレート6
は、第一実施例のラジアル方向用プレート4及び水平方
向用プレート5と同様に、可動体と摺動台2との間に発
生するラジアル方向あるいは水平方向の相対的な変位を
吸収し、また摺動台2に作用するモーメント荷重を吸収
する。従って、軌道レール1にミスアライメントが存在
する場合でも摺動台2の軽快な運動を確保することがで
きる。
【0038】次に、可動体取付プレートの第三実施例に
ついて説明する。図12は本発明の可動体取付プレート
の第三実施例を示すものであり、やはり周知の直線摺動
案内装置に取り付けた状態を示している。ここで、直線
摺動案内装置は第一実施例で説明したものと同一なの
で、図中には同一符号を付してその説明は省略する。
【0039】図中の符号7は本実施例の可動体取付プレ
ートを示している。この可動体取付プレート7は第二実
施例と同様な複合方向用プレートであり、図13及び図
14に示すように、直線摺動案内装置の摺動台2の取付
面25に固定される固定部71と、可動体が取り付けら
れる取付部72とを備え、これら固定部71と取付部7
2は薄板部73によって連結されている。また、上記固
定部71には摺動台2の取付面25に螺合するボルト2
6が係止されるボルト用貫通孔74が形成される一方、
上記取付部72には可動体を貫通したボルトが螺合する
取付用タップ75が形成されている。
【0040】上記薄板部73は上記固定部71の上端と
取付部72の下端との間に傾斜状に形成され、その中央
には開口78が形成されている。従って、取付部72に
対して荷重が作用すると、その荷重方向に応じて上記薄
板部73が弾性変形し、固定部71と取付部72との間
にラジアル方向及び水平方向の相対的な変位が生じる。
【0041】また、この上記固定部71には水平方向と
平行に取付用タップ76が形成されており、この取付用
タップ76に螺合したボルト77の先端が上記薄板部7
3の開口78を挿通して取付部72に当接するようにな
っている。このため、固定部71に螺合したボルト77
の先端と取付部72との間に任意の大きさの隙間を形成
しておけば、取付部72が固定部71に対して上記隙間
分だけ変位した時に上記ボルト77の先端が取付部72
に当接するので、取付部72の水平方向への変位を任意
の値以下に抑え込むことができる。
【0042】図12に示すように、この複合方向用プレ
ート7はその固定部71がボルト26で摺動台2の取付
面25に固定される一方、取付部72には可動体が固定
され、更にボルト77を上記取付用タップ76に所定量
だけ螺合させて使用される。また、取付部72と摺動台
2との間、固定部71と可動体との間には夫々隙間が形
成される。
【0043】そして、このようにして摺動台2と可動体
との間に介装された本実施例の複合方向用プレート7
は、第二実施例の複合方向用プレート6と同様な作用効
果を発揮するのは勿論であるが、前述のように取付部7
2の固定部71に対する水平方向の変位を所定値以下に
規制するストッパー機構を設けたので、可動体の摺動台
2に対する変位をストッパー機構で設定した値以下に抑
え込むことができる。このため、水平方向に関しては可
動体が摺動台2に対して際限なく変位することはなく、
直線案内における可動体の移動精度をストッパー機構の
設定値の範囲内で保証することができる。
【0044】次に、可動体取付プレートの第四実施例に
ついて説明する。図15は本発明の可動体取付プレート
の第四実施例を示すものであり、やはり周知の直線摺動
案内装置に取り付けた状態を示している。ここで、直線
摺動案内装置は第一実施例で説明したものと同一なの
で、図中には同一符号を付してその説明は省略する。
【0045】図中の符号8は本実施例の可動体取付プレ
ートを示している。この可動体取付プレート8は第二、
第三実施例と同様な複合方向用プレートであり、図16
及び図17に示すように、直線摺動案内装置の摺動台2
の取付面25に固定される固定部81と、可動体が取り
付けられる取付部82とを備え、これら固定部81と取
付部82は薄板部83によって連結されている。また、
上記固定部81には摺動台2の取付面25に螺合するボ
ルト26が係止されるボルト用貫通孔84が形成される
一方、上記取付部82には可動体を貫通したボルトが螺
合する取付用タップ85が形成されている。
【0046】上記薄板部83は水平方向について薄く形
成された第一の弾性部83aと、ラジアル方向について
薄く形成された第二の弾性部83bとから構成されてい
る。上記第一の弾性部83aは上記固定部81と取付部
82とを櫛歯状のスリット86で分断することにより形
成される一方、第二の弾性部83bは上記スリット86
に貫通する開口87をプレート8の側面に開設して形成
されている。そして、この複合方向用プレート8におい
ても、取付部82に対して荷重が作用すると、その荷重
方向に応じて第一の弾性部83aが水平方向に弾性変形
する一方、第二の弾性部83bがラジアル方向に弾性変
形し、固定部81と取付部82との間にラジアル方向及
び水平方向の相対的な変位が生じる。
【0047】また、図18(a)に示すように、この複
合方向用プレート8にはボルト90の取付用タップ88
が上記固定部81を貫通して形成される一方、上記取付
部82には取付用タップ88に螺合したボルト90の先
端が挿入される孔89が形成されている。図18(b)
に示すように、ボルト90の先端は所定の隙間を有して
上記孔89に遊嵌しており、取付部82が固定部81に
対して上記ボルト90と孔89との隙間分だけラジアル
方向あるいは水平方向に変位すると、ボルト90の先端
が孔89に当接して取付部82の変位が規制される。こ
のため、ボルト90の先端の直径と孔90の内径との差
を任意の大きさに設定しておけば、いずれの方向につい
ても取付部82が固定部81に対して上記設定値の半分
だけ変位した時に上記ボルト90の先端が孔89に当接
するので、取付部82の変位を任意の値以下に抑え込む
ことができる。
【0048】図15に示すように、この複合方向用プレ
ート8はその固定部81がボルト26で摺動台2の取付
面25に固定される一方、取付部82には可動体が固定
され、更にボルト90を上記取付用タップ88に螺合さ
せ、その先端を取付部82の孔89に挿入して使用され
る。このとき、取付部82と摺動台2との間には隙間が
形成される。
【0049】そして、このようにして摺動台2と可動体
との間に介装された本実施例の複合方向用プレート8
は、第二、第三実施例の複合方向用プレート6,7と同
様な作用効果を発揮するのは勿論であるが、前述のよう
に取付部82の固定部81に対するラジアル方向及び水
平方向の変位を所定値以下に規制するストッパー機構を
設けたので、可動体の摺動台2に対する変位をストッパ
ー機構で設定した値以下に抑え込むことができる。従っ
て、この実施例では水平方向のみならずラジアル方向に
関しても可動体が摺動台2に対して際限なく変位するこ
とはなく、直線案内における可動体の移動精度をストッ
パー機構の設定値の範囲内で保証することができる。
【0050】次に、可動体取付プレートの第五実施例に
ついて説明する。図19は本発明の可動体取付プレート
の第五実施例を示すものであり、やはり周知の直線摺動
案内装置に取り付けた状態を示している。ここで、直線
摺動案内装置は図1を用いて説明したものと同一なの
で、その説明は省略する。
【0051】図中の符号9は本実施例の可動体取付プレ
ートを示している。この可動体取付プレート7は金属薄
板のプレス成形によって製作されており、直線摺動案内
装置の摺動台2の両側面にボルト95で固定される固定
部91と、可動体が取り付けられる取付部92とを備
え、これら固定部91と取付部92は薄板部93によっ
て連結されている。上記可動体取付プレート9は略一定
の隙間を保って摺動台2を覆っているが、薄板部93に
形成された突起94が摺動台2の取付面25に当接して
いる。また、上記取付部92には可動体を貫通したボル
トが螺合する取付用タップが形成されている。
【0052】従って、この実施例の可動体取付プレート
9では、取付部92に対して水平方向の荷重が作用する
と、上記薄板部93が弾性変形して固定部91と取付部
92との間に水平方向の相対的な変位が生じる。一方、
ラジアル方向の荷重については、摺動台2に当接してい
る突起94が固定部91と取付部92との間の相対的な
変位を防止する。つまり、この可動体取付プレート9は
水平方向について可動体と摺動台2との変位を吸収する
水平方向用プレートである。
【0053】尚、以上説明してきた各実施例のうち、第
一実施例ではラジアル方向用プレート4と水平方向用プ
レート5を積み重ねて使用したが、いずれか一方のプレ
ートのみを摺動台2に固定して使用しても差し支えな
い。
【0054】
【発明の効果】以上説明してきたように、本発明の直線
摺動案内装置の可動体取付プレートによれば、摺動台と
可動体との間に生じる水平方向及び/又はラジアル方向
の変位が薄板部の弾性変形によって吸収されるので、軌
道レールの取り付けにおけるミスアライメントが摺動台
と可動体との間で吸収され、直線摺動案内装置の軌道レ
ールの取付精度に拘わらず摺動台の軽快な運動を得るこ
とが可能となる。
【0055】また、軌道レールの取り付けにおけるミス
アライメントが摺動台と可動体との間で吸収されること
から、軌道レールの取付が高精度に施工されなくとも軽
快な摺動台の運動が得られるので、軌道レールの取付作
業に要する負担の大幅な軽減を図ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施例に係る可動体取付プレートを固定
した直線摺動案内装置を示す正面図であり、一部は断面
図である。
【図2】 第一実施例に係る可動体取付プレートを固定
した直線摺動案内装置を示す平面図である。
【図3】 第一実施例に係る可動体取付プレートを固定
した直線摺動案内装置を示す側面図である。
【図4】 第一実施例に係る可動体取付プレートの摺動
台への取付状態を示す分解斜視図である。
【図5】 第一実施例に係る可動体取付プレートのう
ち、ラジアル方向用プレートを示す平面図である。
【図6】 図5のVI−VI線断面図である。
【図7】 第一実施例に係る可動体取付プレートのう
ち、水平方向用プレートを示す平面図である。
【図8】 図7のVIII−VIII線断面図である。
【図9】 第二実施例に係る可動体取付プレートの摺動
台への取付状態を示す分解斜視図である。
【図10】 第二実施例に係る可動体取付プレートを示
す平面図である。
【図11】 図10のXI−XI線断面図である。
【図12】 第三実施例に係る可動体取付プレートの摺
動台への取付状態を示す分解斜視図である。
【図13】 第三実施例に係る可動体取付プレートを示
す平面図である。
【図14】 図13のXIV−XIV線断面図である。
【図15】 第四実施例に係る可動体取付プレートの摺
動台への取付状態を示す分解斜視図である。
【図16】 第四実施例に係る可動体取付プレートを示
す平面図である。
【図17】 図16のXVII−XVII線断面図であ
る。
【図18】 第四実施例に係る可動体取付プレートのス
トッパー機構を示し、分図(a)は規制ボルトの螺合状
態を示す断面図、分図(b)は分図(a)のb−b断面
図である。
【図19】 第五実施例に係る可動体取付プレートを固
定した直線摺動案内装置を示す正面図であり、一部は断
面図である。
【図20】 ラジアル方向、水平方向及びモーメント方
向を直線摺動案内装置との関係で示す斜視図である。
【符号の説明】
1…軌道レール、2…摺動台、3…ボール、4…水平方
向用プレート(可動体取付プレート)、5…ラジアル方
向用プレート(可動体取付プレート)、11…ボール転
走溝、21…負荷ボール溝、22…ボール戻し孔、6,
7,8…複合方向用プレート(可動体取付プレート)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軌道レールに沿って運動する摺動台に可
    動体を取り付けるための取付プレートであって、 上記摺動台に固定される固定部と、上記可動体が取り付
    けられる取付部と、これら固定部及び取付部を連結する
    薄板部とを備え、上記薄板部の弾性変形によって上記固
    定部と取付部とが水平方向及び/又はラジアル方向に相
    対的に変位可能に連結されていることを特徴とする直線
    摺動案内装置の可動体取付プレート。
  2. 【請求項2】 取付部の固定部に対する変位量を規制す
    るストッパー機構が設けられていることを特徴とする請
    求項1記載の直線摺動案内装置の可動体取付プレート。
  3. 【請求項3】 摺動台に固定される固定部と可動体との
    間、並びに可動体が取り付けられる取付部と摺動台との
    間には隙間が形成されることを特徴とする請求項1記載
    の直線摺動案内装置の可動体取付プレート。
  4. 【請求項4】 軌道レールと、ボールを介してこの軌道
    レールに組み付けられ、上記軌道レールに沿って可動体
    を案内する摺動台とから構成され、 上記摺動台の可動体取付面に請求項1記載の可動体取付
    プレートが固定されていることを特徴とする直線摺動案
    内装置。
  5. 【請求項5】 軌道レールと、ボールを介してこの軌道
    レールに組み付けられ、上記軌道レールに沿って可動体
    を案内する摺動台とから構成され、 上記摺動台の可動体取付面に請求項1記載の可動体取付
    プレートが二枚重ねて固定され、一方の可動体取付プレ
    ートはその固定部と取付部とが水平方向に相対的に変位
    可能に連結され、他方の可動体取付プレートはその固定
    部と取付部とがラジアル方向に相対的に変位可能に連結
    されていることを特徴とする直線摺動案内装置。
JP33539693A 1993-12-28 1993-12-28 直線摺動案内装置の可動体取付プレート Expired - Lifetime JP3731905B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33539693A JP3731905B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 直線摺動案内装置の可動体取付プレート

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33539693A JP3731905B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 直線摺動案内装置の可動体取付プレート

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH07190053A true JPH07190053A (ja) 1995-07-28
JP3731905B2 JP3731905B2 (ja) 2006-01-05

Family

ID=18288081

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33539693A Expired - Lifetime JP3731905B2 (ja) 1993-12-28 1993-12-28 直線摺動案内装置の可動体取付プレート

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3731905B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008082446A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Thk Co Ltd 運動案内装置及び運動案内装置の取付け方法
DE112006003094T5 (de) 2005-11-08 2008-10-16 Thk Co., Ltd. Bewegungsführungsvorrichtung, Relativbewegungssystem und Verstellungsauffangmechanismus
DE10035364B4 (de) * 1999-07-29 2009-04-09 Thk Co., Ltd. Lineare Bewegungsvorrichtung für eine Relativbewegung

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10035364B4 (de) * 1999-07-29 2009-04-09 Thk Co., Ltd. Lineare Bewegungsvorrichtung für eine Relativbewegung
DE112006003094T5 (de) 2005-11-08 2008-10-16 Thk Co., Ltd. Bewegungsführungsvorrichtung, Relativbewegungssystem und Verstellungsauffangmechanismus
US8251587B2 (en) 2005-11-08 2012-08-28 Thk Co., Ltd. Motion guide device, relative motion system and displacement absorbing mechanism
DE112006003094B4 (de) 2005-11-08 2022-06-30 Thk Co., Ltd. Bewegungsführungsvorrichtung, Relativbewegungssystem und Verstellungsauffangmechanismus
JP2008082446A (ja) * 2006-09-27 2008-04-10 Thk Co Ltd 運動案内装置及び運動案内装置の取付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP3731905B2 (ja) 2006-01-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0417304B1 (en) Bearing for straight slide and method of setting thereof
US5487609A (en) Slide unit for linear motion
JP3547209B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
US4420194A (en) Ball slideway
JPS6238562B2 (ja)
JPH0623772Y2 (ja) ローラタイプ直動案内装置
GB2164709A (en) Linear slide rolling bearings
JPH0416296B2 (ja)
JPH07190056A (ja) 直動ユニットにおけるトラックレール取付構造
US5820269A (en) Roller-type linear guide apparatus
JP2866974B2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JPS6211211B2 (ja)
US5362156A (en) Linear motion guide unit with rolling elements
JPH07190053A (ja) 直線摺動案内装置の可動体取付プレート及びこれを用いた直線摺動案内装置
US5586468A (en) Table driving device
JPH0560133A (ja) 防振性を有する直動案内摺動ユニツト
JPH081790Y2 (ja) 直動転がり案内ユニット
JP3093858B2 (ja) テーブル装置
JPS6224652B2 (ja)
JPH08338429A (ja) 直線案内装置の可動体取付プレート及びこれを用いた直線案内装置
US5490729A (en) Ball spline
JPS6224649B2 (ja)
JP3572621B2 (ja) 転がり案内ユニット
JPH11344031A (ja) リニアガイド装置
JPS6156055B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030401

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20051011

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091021

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101021

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111021

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121021

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131021

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term