JPH07192503A - ランプリフレクター - Google Patents
ランプリフレクターInfo
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- JPH07192503A JPH07192503A JP34600993A JP34600993A JPH07192503A JP H07192503 A JPH07192503 A JP H07192503A JP 34600993 A JP34600993 A JP 34600993A JP 34600993 A JP34600993 A JP 34600993A JP H07192503 A JPH07192503 A JP H07192503A
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- JP
- Japan
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- acid
- weight
- lamp reflector
- dicarboxylic acid
- parts
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 軽量で、強度および表面平滑性に優れたラン
プリフレクターを提供する。 【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂または
これとスチレン系樹脂10〜80重量部および(B)ポ
リアミド系樹脂 90〜20重量部を含む樹脂組成物の
射出成形体を基体とするランプリフレクター。(B)ポ
リアミド系樹脂が、脂肪族線状ジアミンと、脂肪族線状
ジカルボン酸および芳香族ジカルボン酸との縮合によっ
て得られる重合体である。
プリフレクターを提供する。 【構成】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂または
これとスチレン系樹脂10〜80重量部および(B)ポ
リアミド系樹脂 90〜20重量部を含む樹脂組成物の
射出成形体を基体とするランプリフレクター。(B)ポ
リアミド系樹脂が、脂肪族線状ジアミンと、脂肪族線状
ジカルボン酸および芳香族ジカルボン酸との縮合によっ
て得られる重合体である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ランプリフレクターに
関し、さらに詳しくは、ポリフェニレンエーテル(以下
で、PPEと称することがある)系樹脂およびポリアミ
ド(以下で、PAと称することがある)系樹脂を含む樹
脂組成物から得られる成形体を基体とするランプリフレ
クターに関する。
関し、さらに詳しくは、ポリフェニレンエーテル(以下
で、PPEと称することがある)系樹脂およびポリアミ
ド(以下で、PAと称することがある)系樹脂を含む樹
脂組成物から得られる成形体を基体とするランプリフレ
クターに関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】従来、自動車工業におい
ては、各種車両用ヘッドランプをはじめとするランプリ
フレクター用材料として金属が多く用いられていた。し
かし、リフレクターの軽量化、デザインの多様化、生産
性向上などを目的として、金属に代えてプラスチック、
特に射出成形可能であるという点で熱可塑性プラスチッ
クをリフレクター材料として使用する試みがなされてき
た。
ては、各種車両用ヘッドランプをはじめとするランプリ
フレクター用材料として金属が多く用いられていた。し
かし、リフレクターの軽量化、デザインの多様化、生産
性向上などを目的として、金属に代えてプラスチック、
特に射出成形可能であるという点で熱可塑性プラスチッ
クをリフレクター材料として使用する試みがなされてき
た。
【0003】リフレクターは、出力光源の近くで使用さ
れるため、点灯中はかなりの高温にさらされる。このよ
うな高温によりリフレクターの変形が起こると、光軸の
ずれが発生し、実用上問題となる。また、リフレクター
は真空蒸着などの方法により表面の金属化を行い光源か
らの光を反射するが、リフレクター成形品の表面に十分
な平滑性がないと効率の良い反射を得られない。このよ
うに、リフレクター材料として使用されるプラッスチッ
クには、高い耐熱性および表面平滑性が要求される。
れるため、点灯中はかなりの高温にさらされる。このよ
うな高温によりリフレクターの変形が起こると、光軸の
ずれが発生し、実用上問題となる。また、リフレクター
は真空蒸着などの方法により表面の金属化を行い光源か
らの光を反射するが、リフレクター成形品の表面に十分
な平滑性がないと効率の良い反射を得られない。このよ
うに、リフレクター材料として使用されるプラッスチッ
クには、高い耐熱性および表面平滑性が要求される。
【0004】近年、リフレクター用の熱可塑性プラスチ
ックとして、高耐熱性のポリフェニレンサルファイド
(PPS)樹脂が期待されている(特開平3-208201号公
報)。しかし、この樹脂単独では耐熱性、機械的強度が
十分でないため、多量の無機充填剤を添加する必要があ
り、そのため表面平滑性、軽量化の要求を未だ満足する
には至っていない。
ックとして、高耐熱性のポリフェニレンサルファイド
(PPS)樹脂が期待されている(特開平3-208201号公
報)。しかし、この樹脂単独では耐熱性、機械的強度が
十分でないため、多量の無機充填剤を添加する必要があ
り、そのため表面平滑性、軽量化の要求を未だ満足する
には至っていない。
【0005】そこで本発明は、軽量で、強度および表面
平滑性に優れたランプリフレクターを提供することを目
的とする。
平滑性に優れたランプリフレクターを提供することを目
的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、PPE系
樹脂に特定のPAを配合した樹脂組成物の成形体をラン
プリフレクターの基体として用いると、要求特性をすべ
て満足するランプリフレクターを提供できることを見出
し、本発明に到達した。
樹脂に特定のPAを配合した樹脂組成物の成形体をラン
プリフレクターの基体として用いると、要求特性をすべ
て満足するランプリフレクターを提供できることを見出
し、本発明に到達した。
【0007】すなわち本発明のランプリフレクターは、
(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂またはこれとスチ
レン系樹脂 10〜80重量部および(B)ポリアミド
系樹脂 90〜20重量部を含む樹脂組成物であって、
(B)ポリアミド系樹脂が、脂肪族線状ジアミンと、脂
肪族線状ジカルボン酸および芳香族ジカルボン酸との縮
合によって得られる重合体であるところの樹脂組成物の
成形体を基体とするものである。
(A)ポリフェニレンエーテル系樹脂またはこれとスチ
レン系樹脂 10〜80重量部および(B)ポリアミド
系樹脂 90〜20重量部を含む樹脂組成物であって、
(B)ポリアミド系樹脂が、脂肪族線状ジアミンと、脂
肪族線状ジカルボン酸および芳香族ジカルボン酸との縮
合によって得られる重合体であるところの樹脂組成物の
成形体を基体とするものである。
【0008】なお、上記した樹脂組成物自体は、特開平
4-136073号公報に記載されているが、この樹脂組成物の
用途としては、ハウジング類、シャーシ類、インストゥ
ルメントパネル、ラジエータグリル等の自動車内外装
材、電子部品等が挙げられているのみである。これから
は、上記樹脂組成物の成形体の表面平滑性に着目した本
発明のランプリフレクターは容易に示唆されない。
4-136073号公報に記載されているが、この樹脂組成物の
用途としては、ハウジング類、シャーシ類、インストゥ
ルメントパネル、ラジエータグリル等の自動車内外装
材、電子部品等が挙げられているのみである。これから
は、上記樹脂組成物の成形体の表面平滑性に着目した本
発明のランプリフレクターは容易に示唆されない。
【0009】まず、本発明においては、PPE系樹脂は
公知のものが使用できる。PPE系樹脂とは、例えば一
般式(化1):
公知のものが使用できる。PPE系樹脂とは、例えば一
般式(化1):
【0010】
【化1】 (式中R1 ,R2 ,R3 およびR4 はそれぞれ独立し
て、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基およびハロゲン原子とフェニル環との間に少くとも2
個の炭素原子を有するハロアルキル基またはハロアルコ
キシ基で第3級α‐炭素を含まないものから選ばれた一
価置換基を表し、qは重合度を表わす整数である)で示
される重合体の総称であって、上記一般式で示される重
合体の一種単独であっても、二種以上が組合わされた共
重合体であってもよい。好ましい具体例ではR1 および
R2 が炭素原子数1〜4のアルキル基であり、R3 およ
びR4 が水素原子もしくは炭素原子数1〜4のアルキル
基である。例えばポリ(2,6‐ジメチル‐1,4 ‐フェニレ
ン)エ―テル、ポリ(2,6‐ジエチル‐1,4 ‐フェニレ
ン)エ―テル、ポリ(2‐メチル‐6‐エチル‐1,4 ‐
フェニレン)エ―テル、ポリ(2‐メチル‐6‐プロピ
ル‐1,4 ‐フェニレン)エ―テル、ポリ(2,6‐ジプロピ
ル‐1,4 ‐フェニレン)エ―テル、ポリ(2‐エチル‐
6‐プロピル‐1,4 ‐フェニレン)エ―テル、などが挙
げられる。またPPE共重合体としては上記ポリフェニ
レンエ―テル繰返し単位中にアルキル三置換フェノ―ル
例えば 2,3,6‐トリメチルフェノ―ルを一部含有する共
重合体を挙げることができる。またこれらのPPEに、
スチレン系化合物がグラフトした共重合体であってもよ
い。スチレン系化合物グラフト化ポリフェニレンエ―テ
ルとしては上記PPEにスチレン系化合物として、例え
ばスチレン、α‐メチルスチレン、ビニルトルエン、ク
ロルスチレンなどをグラフト重合して得られる共重合体
である。
て、水素原子、ハロゲン原子、アルキル基、アルコキシ
基およびハロゲン原子とフェニル環との間に少くとも2
個の炭素原子を有するハロアルキル基またはハロアルコ
キシ基で第3級α‐炭素を含まないものから選ばれた一
価置換基を表し、qは重合度を表わす整数である)で示
される重合体の総称であって、上記一般式で示される重
合体の一種単独であっても、二種以上が組合わされた共
重合体であってもよい。好ましい具体例ではR1 および
R2 が炭素原子数1〜4のアルキル基であり、R3 およ
びR4 が水素原子もしくは炭素原子数1〜4のアルキル
基である。例えばポリ(2,6‐ジメチル‐1,4 ‐フェニレ
ン)エ―テル、ポリ(2,6‐ジエチル‐1,4 ‐フェニレ
ン)エ―テル、ポリ(2‐メチル‐6‐エチル‐1,4 ‐
フェニレン)エ―テル、ポリ(2‐メチル‐6‐プロピ
ル‐1,4 ‐フェニレン)エ―テル、ポリ(2,6‐ジプロピ
ル‐1,4 ‐フェニレン)エ―テル、ポリ(2‐エチル‐
6‐プロピル‐1,4 ‐フェニレン)エ―テル、などが挙
げられる。またPPE共重合体としては上記ポリフェニ
レンエ―テル繰返し単位中にアルキル三置換フェノ―ル
例えば 2,3,6‐トリメチルフェノ―ルを一部含有する共
重合体を挙げることができる。またこれらのPPEに、
スチレン系化合物がグラフトした共重合体であってもよ
い。スチレン系化合物グラフト化ポリフェニレンエ―テ
ルとしては上記PPEにスチレン系化合物として、例え
ばスチレン、α‐メチルスチレン、ビニルトルエン、ク
ロルスチレンなどをグラフト重合して得られる共重合体
である。
【0011】本発明においては、PPEとポリアミドと
の相溶化を促進するために、PPEの末端が、アミノ基
と反応可能な基、例えばエポキシ基、カルボキシル基、
酸無水物基等によって変性されているPPEを、上記し
たPPEの一部または全部と置き換えて使用することが
できる。PPEの末端基の、エポキシ化、カルボキシル
化、または酸無水物化は公知の方法によって行うことが
できる。
の相溶化を促進するために、PPEの末端が、アミノ基
と反応可能な基、例えばエポキシ基、カルボキシル基、
酸無水物基等によって変性されているPPEを、上記し
たPPEの一部または全部と置き換えて使用することが
できる。PPEの末端基の、エポキシ化、カルボキシル
化、または酸無水物化は公知の方法によって行うことが
できる。
【0012】末端基のエポキシ化については、例えば特
開昭63‐125525号公報に記載されている。末端エポキシ
化PPEは、PPEとエポキシ基をもつ物質とを加熱下
に接触させることによって得ることができる。エポキシ
基を有する化合物としては、片末端がハロゲン基である
エポキシ化合物かまたは両末端がエポキシ基であるエポ
キシ化合物が好ましい。具体的には、好ましい片末端エ
ポキシ化物にはエピクロロヒドリン、2‐メチルエピク
ロロヒドリン等があり、好ましい両末端エポキシ化物に
は2,2-ビス(4‐グリシジルフェニルエ―テル)プロパ
ン、エポキシ樹脂等がある。PPE同志のブロック化を
抑制する点より、片末端エポキシ化物が特に好ましい。
開昭63‐125525号公報に記載されている。末端エポキシ
化PPEは、PPEとエポキシ基をもつ物質とを加熱下
に接触させることによって得ることができる。エポキシ
基を有する化合物としては、片末端がハロゲン基である
エポキシ化合物かまたは両末端がエポキシ基であるエポ
キシ化合物が好ましい。具体的には、好ましい片末端エ
ポキシ化物にはエピクロロヒドリン、2‐メチルエピク
ロロヒドリン等があり、好ましい両末端エポキシ化物に
は2,2-ビス(4‐グリシジルフェニルエ―テル)プロパ
ン、エポキシ樹脂等がある。PPE同志のブロック化を
抑制する点より、片末端エポキシ化物が特に好ましい。
【0013】末端基のカルボキシル化および酸無水物化
については、例えば特表昭62‐500456号公報に記載され
ている、末端カルボキシル化または酸無水物化PPE
は、カルボキシル基または酸無水物基をもつ酸クロライ
ド、例えばトリメリット酸無水物クロライドとPPEと
を反応させることによって得られる。
については、例えば特表昭62‐500456号公報に記載され
ている、末端カルボキシル化または酸無水物化PPE
は、カルボキシル基または酸無水物基をもつ酸クロライ
ド、例えばトリメリット酸無水物クロライドとPPEと
を反応させることによって得られる。
【0014】上記の末端基変性PPEは、PPEのすべ
ての末端基が変性されたものでなくてもよく、未変性の
末端基を、例えば成分(A)PPE総量に対して70重量
%以下の量含むものが好ましい。
ての末端基が変性されたものでなくてもよく、未変性の
末端基を、例えば成分(A)PPE総量に対して70重量
%以下の量含むものが好ましい。
【0015】また、成分(A)にはさらに、任意的にス
チレン系樹脂を含むことができる。スチレン系樹脂はそ
れ自体公知であり、一般式(化2):
チレン系樹脂を含むことができる。スチレン系樹脂はそ
れ自体公知であり、一般式(化2):
【0016】
【化2】 (式中Rは水素原子または炭素原子数1〜4のアルキル
基であり、Zはハロゲン原子または炭素原子数1〜4の
アルキル基である置換基を表し、xは0〜5の整数であ
る)で示される芳香族ビニル化合物から誘導された繰返
し構造単位を、その重合体中に少くとも25重量%以上有
するものでなければならない。かかるスチレン系重合体
としては、スチレンもしくはその誘導体(例えばp‐メ
チルスチレン、α‐メチルスチレン、α‐メチル‐p‐
メチルスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン等)
の単独重合体および、例えばポリブタジエン、ポリイソ
プレン、ブチルゴム、EPDM、エチレン‐プロピレン
共重合体、天然ゴムのようなエラストマー物質を混合あ
るいはこれらで変性したスチレン系共重合体、さらには
スチレン含有共重合体、例えばスチレン‐アクリロニト
リル共重合体(SAN)、スチレン‐ブタジエン共重合
体、スチレン‐アクリロニトリル‐ブタジエン共重合体
(ABS)を挙げることができる。本発明のために好ま
しいスチレン系樹脂としては、ホモポリスチレンおよび
ゴム強化ポリスチレン(HIPS)である。スチレン系
樹脂は、成分(A)全体の90重量%以下の量で使用す
ることができる。
基であり、Zはハロゲン原子または炭素原子数1〜4の
アルキル基である置換基を表し、xは0〜5の整数であ
る)で示される芳香族ビニル化合物から誘導された繰返
し構造単位を、その重合体中に少くとも25重量%以上有
するものでなければならない。かかるスチレン系重合体
としては、スチレンもしくはその誘導体(例えばp‐メ
チルスチレン、α‐メチルスチレン、α‐メチル‐p‐
メチルスチレン、クロロスチレン、ブロモスチレン等)
の単独重合体および、例えばポリブタジエン、ポリイソ
プレン、ブチルゴム、EPDM、エチレン‐プロピレン
共重合体、天然ゴムのようなエラストマー物質を混合あ
るいはこれらで変性したスチレン系共重合体、さらには
スチレン含有共重合体、例えばスチレン‐アクリロニト
リル共重合体(SAN)、スチレン‐ブタジエン共重合
体、スチレン‐アクリロニトリル‐ブタジエン共重合体
(ABS)を挙げることができる。本発明のために好ま
しいスチレン系樹脂としては、ホモポリスチレンおよび
ゴム強化ポリスチレン(HIPS)である。スチレン系
樹脂は、成分(A)全体の90重量%以下の量で使用す
ることができる。
【0017】次に、本発明で使用する(B)ポリアミド
系樹脂は上記した(a) および(b) の特徴を有する特定の
ポリアミドである。(a) において、ジアミン成分である
脂肪族線状ジアミンは、例えば次式(化3):
系樹脂は上記した(a) および(b) の特徴を有する特定の
ポリアミドである。(a) において、ジアミン成分である
脂肪族線状ジアミンは、例えば次式(化3):
【0018】
【化3】H2 N−(CH2 )x −NH2 (式中、xは4〜12の整数である)で示される。好ま
しい例としては、ヘキサメチレンジアミン、テトラメチ
レンジアミン等が挙げられる。ジカルボン酸成分である
脂肪族線状ジカルボン酸は、例えば次式(化4):
しい例としては、ヘキサメチレンジアミン、テトラメチ
レンジアミン等が挙げられる。ジカルボン酸成分である
脂肪族線状ジカルボン酸は、例えば次式(化4):
【0019】
【化4】HOOC−(CH2 )y −COOH (式中、yは2〜12の整数である)で示される。好ま
しい例としては、アジピン酸、セバシン酸等が挙げられ
る。また、芳香族ジカルボン酸は、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げら
れる。
しい例としては、アジピン酸、セバシン酸等が挙げられ
る。また、芳香族ジカルボン酸は、例えばテレフタル
酸、イソフタル酸、ナフタレンジカルボン酸等が挙げら
れる。
【0020】脂肪族線状ジアミンが、ヘキサメチレンジ
アミンおよびテトラメチレンジアミンから選択され、脂
肪族線状ジカルボン酸が、アジピン酸およびセバシン酸
から選択され、かつ芳香族ジカルボン酸が、テレフタル
酸、イソフタル酸およびナフタレンジカルボン酸から選
択されるのが好ましい。
アミンおよびテトラメチレンジアミンから選択され、脂
肪族線状ジカルボン酸が、アジピン酸およびセバシン酸
から選択され、かつ芳香族ジカルボン酸が、テレフタル
酸、イソフタル酸およびナフタレンジカルボン酸から選
択されるのが好ましい。
【0021】ジカルボン酸成分中、脂肪族線状ジカルボ
ン酸および芳香族ジカルボン酸の割合は、脂肪族線状ジ
カルボン酸1モルに対して、芳香族ジカルボン酸が0.
05〜20モル、好ましくは0.1〜10モルである。
成分(B)のポリアミドは、このようなジアミンおよび
ジカルボン酸を縮合させることによって得られる重合体
である。
ン酸および芳香族ジカルボン酸の割合は、脂肪族線状ジ
カルボン酸1モルに対して、芳香族ジカルボン酸が0.
05〜20モル、好ましくは0.1〜10モルである。
成分(B)のポリアミドは、このようなジアミンおよび
ジカルボン酸を縮合させることによって得られる重合体
である。
【0022】上記したような特定のポリアミド系樹脂
は、例えば三井石油化学工業株式会社より、Arlen の商
品名で上市されている。
は、例えば三井石油化学工業株式会社より、Arlen の商
品名で上市されている。
【0023】本発明においては、成分(A)10〜80
重量部に対して(B)90〜20重量部、好ましくは
(A)20〜70重量部に対して(B)80〜30重量
部配合する。(A)が10重量部未満では耐熱性が低下
し、また(B)が20重量部未満では加工性が劣る。
重量部に対して(B)90〜20重量部、好ましくは
(A)20〜70重量部に対して(B)80〜30重量
部配合する。(A)が10重量部未満では耐熱性が低下
し、また(B)が20重量部未満では加工性が劣る。
【0024】本発明のランプリフレクターに用いる樹脂
組成物は、耐衝撃強度をさらに向上させるための任意的
成分としてゴム状物質を、成分(A) および(B) にゴム状
物質を加えた合計100重量部中、30重量部以下、好
ましくは5〜20重量部含むことができる。ゴム状物質
の量が30重量部を超えると、熱変形温度や他の機械的
特性の低下が大きくなってしまう。
組成物は、耐衝撃強度をさらに向上させるための任意的
成分としてゴム状物質を、成分(A) および(B) にゴム状
物質を加えた合計100重量部中、30重量部以下、好
ましくは5〜20重量部含むことができる。ゴム状物質
の量が30重量部を超えると、熱変形温度や他の機械的
特性の低下が大きくなってしまう。
【0025】ゴム状物質としては、室温で、弾性体であ
る天然および合成の重合体材料を含む。その具体例とし
ては、天然ゴム、ブタジエン重合体、スチレン‐イソプ
レン共重合体、ブタジエン‐スチレン共重合体(ランダ
ム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体など
すべて含まれる)、イソプレン重合体、クロロブタジエ
ン重合体、ブタジエン‐アクリロニトリル共重合体、イ
ソブチレン重合体、イソブチレン‐ブタジエン共重合
体、イソブチレン‐イソプレン共重合体、アクリル酸エ
ステル重合体、エチレン‐プロピレン共重合体、エチレ
ン‐プロピレン‐ジエン共重合体、チオコ―ルゴム、多
硫化ゴム、ポリウレタンゴム、ポリエ―テルゴム(たと
えば、ポリプロピレンオキシドなど)、エピクロロヒド
リンゴムなどが挙げられる。
る天然および合成の重合体材料を含む。その具体例とし
ては、天然ゴム、ブタジエン重合体、スチレン‐イソプ
レン共重合体、ブタジエン‐スチレン共重合体(ランダ
ム共重合体、ブロック共重合体、グラフト共重合体など
すべて含まれる)、イソプレン重合体、クロロブタジエ
ン重合体、ブタジエン‐アクリロニトリル共重合体、イ
ソブチレン重合体、イソブチレン‐ブタジエン共重合
体、イソブチレン‐イソプレン共重合体、アクリル酸エ
ステル重合体、エチレン‐プロピレン共重合体、エチレ
ン‐プロピレン‐ジエン共重合体、チオコ―ルゴム、多
硫化ゴム、ポリウレタンゴム、ポリエ―テルゴム(たと
えば、ポリプロピレンオキシドなど)、エピクロロヒド
リンゴムなどが挙げられる。
【0026】これらのゴム状物質は、いかなる重合法
(たとえば乳化重合、溶液重合)、いかなる触媒(たと
えば過酸化物、トリアルキルアルミニウム、ハロゲン化
リチウム、ニッケル系触媒)で作られたものでもよい。
さらに、各種の架橋度を有するもの、各種の割合のミク
ロ構造を有するもの(例えばシス構造、トランス構造、
ビニル基など)あるいは、各種の平均ゴム粒径を有する
ものも使用される。また、共重合体は、ランダム共重合
体、ブロック共重合体、グラフト共重合体など、各種の
共重合体はいずれも使用することができる。さらには、
これらのゴム状物質をつくるに際し、他のオレフィン
類、ジエン類、芳香族ビニル化合物、アクリル酸、アク
リル酸エステル、メタアクリル酸エステルなどの単量体
との共重合も可能である。それらの共重合の方法は、ラ
ンダム共重合、ブロック共重合、グラフト共重合など、
いずれの手段も可能である。これらの単量体の具体例と
しては、例えば、エチレン、プロピレン、スチレン、ク
ロロスチレン、α‐メチルスチレン、ブタジエン、イソ
ブチレン、クロロブタジエン、ブテン、イソブチレン、
アクリル酸メチル、アクリル酸、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル、メタアクリル酸メチル、アクリロニト
リルなどが挙げられる。さらに、部分変性したゴム状物
質を用いることもでき、たとえば、ヒドロキシまたはカ
ルボキシ‐末端変性ポリブタジエン、部分水添スチレン
‐ブタジエンブロック共重合体、部分水添スチレン‐イ
ソプレンブロック共重合体などが挙げられる。ただし、
上記のゴム状物質において記載したスチレン系共重合体
は、先に成分(A) のところで述べたスチレン系樹脂の定
義に該当しないものに限る。
(たとえば乳化重合、溶液重合)、いかなる触媒(たと
えば過酸化物、トリアルキルアルミニウム、ハロゲン化
リチウム、ニッケル系触媒)で作られたものでもよい。
さらに、各種の架橋度を有するもの、各種の割合のミク
ロ構造を有するもの(例えばシス構造、トランス構造、
ビニル基など)あるいは、各種の平均ゴム粒径を有する
ものも使用される。また、共重合体は、ランダム共重合
体、ブロック共重合体、グラフト共重合体など、各種の
共重合体はいずれも使用することができる。さらには、
これらのゴム状物質をつくるに際し、他のオレフィン
類、ジエン類、芳香族ビニル化合物、アクリル酸、アク
リル酸エステル、メタアクリル酸エステルなどの単量体
との共重合も可能である。それらの共重合の方法は、ラ
ンダム共重合、ブロック共重合、グラフト共重合など、
いずれの手段も可能である。これらの単量体の具体例と
しては、例えば、エチレン、プロピレン、スチレン、ク
ロロスチレン、α‐メチルスチレン、ブタジエン、イソ
ブチレン、クロロブタジエン、ブテン、イソブチレン、
アクリル酸メチル、アクリル酸、アクリル酸エチル、ア
クリル酸ブチル、メタアクリル酸メチル、アクリロニト
リルなどが挙げられる。さらに、部分変性したゴム状物
質を用いることもでき、たとえば、ヒドロキシまたはカ
ルボキシ‐末端変性ポリブタジエン、部分水添スチレン
‐ブタジエンブロック共重合体、部分水添スチレン‐イ
ソプレンブロック共重合体などが挙げられる。ただし、
上記のゴム状物質において記載したスチレン系共重合体
は、先に成分(A) のところで述べたスチレン系樹脂の定
義に該当しないものに限る。
【0027】本発明のランプリフレクターにおいては、
PPEとポリアミドとの相溶化を促進するために、上記
の樹脂組成物にさらに、両者の相溶化剤を添加すること
ができる。相溶化剤は、(A) および(B) の合計100重
量部に対して例えば10重量部以下、好ましくは0.0
1〜7重量部の量で配合することができる。そのような
相溶化剤としては、例えば特開昭56-26913号公報に記載
されている不飽和カルボン酸およびその誘導体ならびに
特表昭61- 502195号公報に記載されている飽和脂肪族ポ
リカルボン酸およびその誘導体を使用することができ
る。
PPEとポリアミドとの相溶化を促進するために、上記
の樹脂組成物にさらに、両者の相溶化剤を添加すること
ができる。相溶化剤は、(A) および(B) の合計100重
量部に対して例えば10重量部以下、好ましくは0.0
1〜7重量部の量で配合することができる。そのような
相溶化剤としては、例えば特開昭56-26913号公報に記載
されている不飽和カルボン酸およびその誘導体ならびに
特表昭61- 502195号公報に記載されている飽和脂肪族ポ
リカルボン酸およびその誘導体を使用することができ
る。
【0028】上記の不飽和カルボン酸およびその誘導体
とは、分子内に(イ)炭素‐炭素二重結合または三重結
合、および(ロ)カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド
基、イミド基、カルボン酸エステル基、またはエポキシ
基を含む化合物である。そのような化合物としては、例
えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイミ
ド、マレイン酸ヒドラジド、無水マレイン酸とジアミン
との反応物、例えば次式(化5):
とは、分子内に(イ)炭素‐炭素二重結合または三重結
合、および(ロ)カルボン酸基、酸無水物基、酸アミド
基、イミド基、カルボン酸エステル基、またはエポキシ
基を含む化合物である。そのような化合物としては、例
えば無水マレイン酸、マレイン酸、フマル酸、マレイミ
ド、マレイン酸ヒドラジド、無水マレイン酸とジアミン
との反応物、例えば次式(化5):
【0029】
【化5】 (但し、Rは脂肪族、芳香族基を示す。)などで示され
る構造を有するもの、無水メチルナジック酸、無水ジク
ロロマレイン酸、マレイン酸アミド、大豆油、キリ油、
ヒマシ油、アマニ油、麻実油、綿実油、ゴマ油、菜種
油、落花生油、椿油、オリ―ブ油、ヤシ油、イワシ油等
の天然油脂類、エポキシ化大豆油等のエポキシ化天然油
脂類、アクリル酸、ブテン酸、クロトン酸、ビニル酢
酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸、チブリ
ン酸、2‐ペンテン酸、3‐ペンテン酸、α‐エチルア
クリル酸、β‐メチルクロトン酸、4‐ペンテン酸、2
‐ヘキセン酸、2‐メチル‐2‐ペンテン酸、3‐メチ
ル‐2‐ペンテン酸、α‐エチルクロトン酸、 2,2‐ジ
メチル‐3‐ブテン酸、2‐ヘプテン酸、2‐オクテン
酸、4‐デセン酸、9‐ウンデセン酸、10‐ウンデセン
酸、4‐ドデセン酸、5‐ドデセン酸、4‐テトラデセ
ン酸、9‐テトラデセン酸、9‐ヘキサデセン酸、2‐
オクタデセン酸、9‐オクタデセン酸、アイコセン酸、
ドコセン酸、エルカ酸、テトラコセン酸、マイコリペン
酸、 2,4‐ペンタジエン酸、2,4 ‐ヘキサジエン酸、ジ
アリル酢酸、ゲラニウム酸、 2,4‐デカジエン酸、 2,4
‐ドデカジエン酸、9,12‐ヘキサデカジエン酸、9,12‐
オクタデカジエン酸、ヘキサデカトリエン酸、リノ―ル
酸、リノレン酸、オクタデカトリエン酸、アイコサジエ
ン酸、アイコサトリエン酸、アイコサテトラエン酸、リ
シノ―ル酸、エレオステアリン酸、オレイン酸、アイコ
サペンタエン酸、エルシン酸、ドコサジエン酸、ドコサ
トリエン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン
酸、テトラコセン酸、ヘキサコセン酸、ヘキサコジエン
酸、オクタコセン酸、トラアコンテン酸などの不飽和カ
ルボン酸、あるいはこれら不飽和カルボン酸のエステ
ル、酸アミド、無水物、あるいはブタジエン、イソプレ
ンなどの低重合体(たとえば平均分子量が500から10000
ぐらいのもの)あるいは高分子重合体(たとえば平均
分子量が10000以上のもの)に無水マレイン酸、フェノ
―ル類を付加したもの、あるいはカルボン酸基、エポキ
シ基などを導入したものなどが挙げられる。
る構造を有するもの、無水メチルナジック酸、無水ジク
ロロマレイン酸、マレイン酸アミド、大豆油、キリ油、
ヒマシ油、アマニ油、麻実油、綿実油、ゴマ油、菜種
油、落花生油、椿油、オリ―ブ油、ヤシ油、イワシ油等
の天然油脂類、エポキシ化大豆油等のエポキシ化天然油
脂類、アクリル酸、ブテン酸、クロトン酸、ビニル酢
酸、メタクリル酸、ペンテン酸、アンゲリカ酸、チブリ
ン酸、2‐ペンテン酸、3‐ペンテン酸、α‐エチルア
クリル酸、β‐メチルクロトン酸、4‐ペンテン酸、2
‐ヘキセン酸、2‐メチル‐2‐ペンテン酸、3‐メチ
ル‐2‐ペンテン酸、α‐エチルクロトン酸、 2,2‐ジ
メチル‐3‐ブテン酸、2‐ヘプテン酸、2‐オクテン
酸、4‐デセン酸、9‐ウンデセン酸、10‐ウンデセン
酸、4‐ドデセン酸、5‐ドデセン酸、4‐テトラデセ
ン酸、9‐テトラデセン酸、9‐ヘキサデセン酸、2‐
オクタデセン酸、9‐オクタデセン酸、アイコセン酸、
ドコセン酸、エルカ酸、テトラコセン酸、マイコリペン
酸、 2,4‐ペンタジエン酸、2,4 ‐ヘキサジエン酸、ジ
アリル酢酸、ゲラニウム酸、 2,4‐デカジエン酸、 2,4
‐ドデカジエン酸、9,12‐ヘキサデカジエン酸、9,12‐
オクタデカジエン酸、ヘキサデカトリエン酸、リノ―ル
酸、リノレン酸、オクタデカトリエン酸、アイコサジエ
ン酸、アイコサトリエン酸、アイコサテトラエン酸、リ
シノ―ル酸、エレオステアリン酸、オレイン酸、アイコ
サペンタエン酸、エルシン酸、ドコサジエン酸、ドコサ
トリエン酸、ドコサテトラエン酸、ドコサペンタエン
酸、テトラコセン酸、ヘキサコセン酸、ヘキサコジエン
酸、オクタコセン酸、トラアコンテン酸などの不飽和カ
ルボン酸、あるいはこれら不飽和カルボン酸のエステ
ル、酸アミド、無水物、あるいはブタジエン、イソプレ
ンなどの低重合体(たとえば平均分子量が500から10000
ぐらいのもの)あるいは高分子重合体(たとえば平均
分子量が10000以上のもの)に無水マレイン酸、フェノ
―ル類を付加したもの、あるいはカルボン酸基、エポキ
シ基などを導入したものなどが挙げられる。
【0030】また、上記の飽和脂肪族ポリカルボン酸お
よびその誘導体とは、次式(化6):
よびその誘導体とは、次式(化6):
【0031】
【化6】(RIO)m R*(COORII)n (CONR
III RIV)s で示される化合物をいう。ここで、 R*:炭素原子数2〜20、好ましくは2〜10の直鎖また
は分枝飽和脂肪族炭化水素基、RI:水素原子またはア
ルキル基、アリール基、アシル基もしくはカルボニルジ
オキシ基(ここで、炭素原子数は1〜10、好ましくは1
〜6、さらに好ましくは1〜4)であり、特に好ましく
は水素原子、RII:水素原子またはアルキル基もしくは
アリール基(ここで、炭素原子数は1〜20、好ましくは
1〜10)、RIII およびRIV:水素原子またはアルキル
基もしくはアリール基(ここで、炭素原子数は1〜10、
好ましくは1〜6、さらに好ましくは1〜4)、m=
1、n+s≧2、好ましくはn+s=2または3、n≧
0、s≧0、 (RIO)はカルボニル基のα位またはβ位に位置し、
少なくとも2つのカルボニル基の間に2〜6個の炭素原
子が存在する。
III RIV)s で示される化合物をいう。ここで、 R*:炭素原子数2〜20、好ましくは2〜10の直鎖また
は分枝飽和脂肪族炭化水素基、RI:水素原子またはア
ルキル基、アリール基、アシル基もしくはカルボニルジ
オキシ基(ここで、炭素原子数は1〜10、好ましくは1
〜6、さらに好ましくは1〜4)であり、特に好ましく
は水素原子、RII:水素原子またはアルキル基もしくは
アリール基(ここで、炭素原子数は1〜20、好ましくは
1〜10)、RIII およびRIV:水素原子またはアルキル
基もしくはアリール基(ここで、炭素原子数は1〜10、
好ましくは1〜6、さらに好ましくは1〜4)、m=
1、n+s≧2、好ましくはn+s=2または3、n≧
0、s≧0、 (RIO)はカルボニル基のα位またはβ位に位置し、
少なくとも2つのカルボニル基の間に2〜6個の炭素原
子が存在する。
【0032】飽和脂肪族ポリカルボン酸の誘導体とは、
具体的には飽和脂肪族ポリカルボン酸のエステル化合
物、アミド化合物、無水物、水和物および塩等を含む。
具体的には飽和脂肪族ポリカルボン酸のエステル化合
物、アミド化合物、無水物、水和物および塩等を含む。
【0033】飽和脂肪族ポリカルボン酸の例としては、
クエン酸、リンゴ酸、アガリシン酸等が挙げられる。酸
エステル化合物としては、クエン酸のアセチルエステ
ル、モノまたはジステアリルエステル等が挙げられる。
酸アミド化合物としては、クエン酸のN,N'- ジエチルア
ミド、N,N'- ジプロピルアミド、N-フェニルアミド、N-
ドデシルアミド、N,N'- ジドデシルアミド、リンゴ酸の
N-ドデシルアミド等が挙げられる。また、塩としては、
カリウム塩、カルシウム塩等が挙げられる。
クエン酸、リンゴ酸、アガリシン酸等が挙げられる。酸
エステル化合物としては、クエン酸のアセチルエステ
ル、モノまたはジステアリルエステル等が挙げられる。
酸アミド化合物としては、クエン酸のN,N'- ジエチルア
ミド、N,N'- ジプロピルアミド、N-フェニルアミド、N-
ドデシルアミド、N,N'- ジドデシルアミド、リンゴ酸の
N-ドデシルアミド等が挙げられる。また、塩としては、
カリウム塩、カルシウム塩等が挙げられる。
【0034】上記したような相溶化剤は、単独でもまた
2種以上組み合わせて用いても良い。 また、上記の樹
脂組成物には、その物性を損なわない限りにおいて、そ
の目的に応じて樹脂の混合時、成形時に、慣用の他の添
加剤、例えば顔料、染料、補強剤(ガラス繊維、炭素繊
維、チタン酸カリウム繊維など)、充填剤(カ―ボンブ
ラック、シリカ、タルク、酸化チタンなど)、耐熱剤、
酸化劣化防止剤、耐候剤、滑剤、離型剤、結晶核剤、可
塑剤、難燃剤、流動性改良剤、帯電防止剤等を添加する
ことができる。
2種以上組み合わせて用いても良い。 また、上記の樹
脂組成物には、その物性を損なわない限りにおいて、そ
の目的に応じて樹脂の混合時、成形時に、慣用の他の添
加剤、例えば顔料、染料、補強剤(ガラス繊維、炭素繊
維、チタン酸カリウム繊維など)、充填剤(カ―ボンブ
ラック、シリカ、タルク、酸化チタンなど)、耐熱剤、
酸化劣化防止剤、耐候剤、滑剤、離型剤、結晶核剤、可
塑剤、難燃剤、流動性改良剤、帯電防止剤等を添加する
ことができる。
【0035】本発明のランプリフレクターに用いる上記
樹脂組成物を製造するための方法に特に制限はなく、通
常の方法が満足に使用できる。しかしながら一般に溶融
混合法が望ましい。少量の溶剤の使用も可能であるが、
一般に必要ない。装置としては特に押出機、バンバリ―
ミキサ―、ロ―ラ―、ニ―ダ―等を例として挙げること
ができ、これらを回分的または連続的に運転する。成分
の混合順は特に限定されない。
樹脂組成物を製造するための方法に特に制限はなく、通
常の方法が満足に使用できる。しかしながら一般に溶融
混合法が望ましい。少量の溶剤の使用も可能であるが、
一般に必要ない。装置としては特に押出機、バンバリ―
ミキサ―、ロ―ラ―、ニ―ダ―等を例として挙げること
ができ、これらを回分的または連続的に運転する。成分
の混合順は特に限定されない。
【0036】上記樹脂組成物を、溶融射出成形すること
により、本発明のランプリフレクターの基体を得ること
ができる。溶融射出成形は公知の手段により行うことが
でき、例えば射出成形機を用いて、シリンダー温度28
0〜350℃、金型温度50〜160℃の条件で射出成
形する。
により、本発明のランプリフレクターの基体を得ること
ができる。溶融射出成形は公知の手段により行うことが
でき、例えば射出成形機を用いて、シリンダー温度28
0〜350℃、金型温度50〜160℃の条件で射出成
形する。
【0037】得られた基体は、公知の方法、例えば真空
蒸着等の方法で表面を、アルミニウム、亜鉛等の金属で
コーティングされることができる。この金属コーティン
グに先立って、成形体表面をプライマー処理してもよ
い。
蒸着等の方法で表面を、アルミニウム、亜鉛等の金属で
コーティングされることができる。この金属コーティン
グに先立って、成形体表面をプライマー処理してもよ
い。
【0038】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
【0039】なお、実施例においては次の化合物を使用
した。 成分(A) PPE…固有粘度(クロロホルム、30℃)0.46 dl/
gのポリ(2,6‐ジメチル‐1,4‐フェニレン)エ
−テル 成分(B) ポリアミド(PA)…Arlen ニートレジン(商標、三井
石油化学工業株式会社製)、ヘキサメチレンジアミン
と、テレフタル酸およびアジピン酸とが縮合したポリア
ミド、極限粘度(濃硫酸中、30℃)1.04、融点3
12℃ 任意成分 ゴム状物質…Kraton G1651(商標、シェルケミカル社
製、水素添加スチレン‐エチレン‐ブタジエン‐スチレ
ン共重合体(SEBS)) 無機充填剤…タルク 相溶化剤…クエン酸実施例および比較例1〜2 表1に示す量(重量部)の各成分を、減圧ベント付き二
軸押出機を用いて300℃で溶融混練し、ペレットを作
成した。
した。 成分(A) PPE…固有粘度(クロロホルム、30℃)0.46 dl/
gのポリ(2,6‐ジメチル‐1,4‐フェニレン)エ
−テル 成分(B) ポリアミド(PA)…Arlen ニートレジン(商標、三井
石油化学工業株式会社製)、ヘキサメチレンジアミン
と、テレフタル酸およびアジピン酸とが縮合したポリア
ミド、極限粘度(濃硫酸中、30℃)1.04、融点3
12℃ 任意成分 ゴム状物質…Kraton G1651(商標、シェルケミカル社
製、水素添加スチレン‐エチレン‐ブタジエン‐スチレ
ン共重合体(SEBS)) 無機充填剤…タルク 相溶化剤…クエン酸実施例および比較例1〜2 表1に示す量(重量部)の各成分を、減圧ベント付き二
軸押出機を用いて300℃で溶融混練し、ペレットを作
成した。
【0040】次に、このペレットを120℃で4時間乾
燥した後、自動車ヘッドランプリフレクター金型を用い
て、シリンダー温度300℃、金型温度120℃の条件
で射出成形を行い、ランプリフレクター成形体を得た。
これについて、曲げ強度および表面平滑性の評価を行
い、また比重を測定した。表面平滑性は目視にて評価
し、表面が鏡面状に平滑であるものを○、そうでないも
のを×とした。なお、曲げ強度は、同様に試験片を作成
し、ASTM D790に従って測定した。同じ試験片
を用いて比重を測定した。結果を表1に示す。比較例1および2 ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂(トープレ
ン(株)製、T−4、300 ℃における溶融粘度2000ポイ
ズ)、ガラス繊維および炭酸カルシウムを、表1に示す
量(重量部)で配合し、実施例と同じ押出機にて同じ条
件で溶融混練し、ペレットを作成した。次いで実施例と
同様にして射出成形したものについて、実施例と同一の
評価試験を行った。結果を表1に併記する。
燥した後、自動車ヘッドランプリフレクター金型を用い
て、シリンダー温度300℃、金型温度120℃の条件
で射出成形を行い、ランプリフレクター成形体を得た。
これについて、曲げ強度および表面平滑性の評価を行
い、また比重を測定した。表面平滑性は目視にて評価
し、表面が鏡面状に平滑であるものを○、そうでないも
のを×とした。なお、曲げ強度は、同様に試験片を作成
し、ASTM D790に従って測定した。同じ試験片
を用いて比重を測定した。結果を表1に示す。比較例1および2 ポリフェニレンサルファイド(PPS)樹脂(トープレ
ン(株)製、T−4、300 ℃における溶融粘度2000ポイ
ズ)、ガラス繊維および炭酸カルシウムを、表1に示す
量(重量部)で配合し、実施例と同じ押出機にて同じ条
件で溶融混練し、ペレットを作成した。次いで実施例と
同様にして射出成形したものについて、実施例と同一の
評価試験を行った。結果を表1に併記する。
【0041】
【表1】
【0042】
【発明の効果】本発明のランプリフレクターは、軽量
で、強度および表面平滑性に優れているので、工業的に
有用である。
で、強度および表面平滑性に優れているので、工業的に
有用である。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08L 25/00 LEE 71/12 LQM LQP 77/06 LQS LQV F21V 7/22 Z //(C08L 77/06 71:12 25:00 21:00) (72)発明者 久保 浩 栃木県真岡市鬼怒ヶ丘2−2 日本ジーイ ープラスチックス株式会社内
Claims (6)
- 【請求項1】 (A)ポリフェニレンエーテル系樹脂ま
たはこれとスチレン系樹脂 10〜80重量部および
(B)ポリアミド系樹脂 90〜20重量部を含む樹脂
組成物であって、(B)ポリアミド系樹脂が、脂肪族線
状ジアミンと、脂肪族線状ジカルボン酸および芳香族ジ
カルボン酸との縮合によって得られる重合体であるとこ
ろの樹脂組成物の成形体を基体とするランプリフレクタ
ー。 - 【請求項2】 (B)ポリアミド系樹脂において、脂肪
族線状ジアミンが、ヘキサメチレンジアミンおよびテト
ラメチレンジアミンから選択され、脂肪族線状ジカルボ
ン酸が、アジピン酸およびセバシン酸から選択され、か
つ芳香族ジカルボン酸が、テレフタル酸、イソフタル酸
およびナフタレンジカルボン酸から選択される請求項1
記載のランプリフレクター。 - 【請求項3】 (B)ポリアミド系樹脂において、ジカ
ルボン酸成分中、脂肪族線状ジカルボン酸および芳香族
ジカルボン酸の割合が、脂肪族線状ジカルボン酸1モル
に対して芳香族ジカルボン酸が0.05〜20モルであ
る請求項1または2記載のランプリフレクター。 - 【請求項4】 樹脂組成物が、さらにゴム状物質を樹脂
組成物100重量部中30重量部以下の量で含む請求項
1〜3のいずれか1記載のランプリフレクター。 - 【請求項5】 樹脂組成物が、さらに相溶化剤を(A)
および(B)の合計100重量部に対して10重量部以
下の量で含む請求項1〜4のいずれか1項記載のランプ
リフレクター。 - 【請求項6】 相溶化剤が、クエン酸、リンゴ酸および
アガリシン酸から選ばれる請求項5記載のランプリフレ
クター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34600993A JPH07192503A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ランプリフレクター |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34600993A JPH07192503A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ランプリフレクター |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07192503A true JPH07192503A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18380518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34600993A Pending JPH07192503A (ja) | 1993-12-24 | 1993-12-24 | ランプリフレクター |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07192503A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0947763A3 (en) * | 1998-03-25 | 2001-04-04 | Du Pont-Toray Company, Ltd. | Reflector substrate for illumination device and reflector for illumination device |
| KR20020023793A (ko) * | 2001-12-19 | 2002-03-29 | 엔프라라이트(주) | 향기나는 램프 |
| JP2002294070A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Otsuka Chem Co Ltd | 反射板用樹脂組成物 |
| JP2006131821A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Daicel Polymer Ltd | 金属蒸着用樹脂組成物、金属蒸着成形品及び金属蒸着成形品の製造方法 |
| JP5868871B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2016-02-24 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 自動車ランプエクステンション成形体 |
-
1993
- 1993-12-24 JP JP34600993A patent/JPH07192503A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0947763A3 (en) * | 1998-03-25 | 2001-04-04 | Du Pont-Toray Company, Ltd. | Reflector substrate for illumination device and reflector for illumination device |
| JP2002294070A (ja) * | 2001-03-30 | 2002-10-09 | Otsuka Chem Co Ltd | 反射板用樹脂組成物 |
| KR20020023793A (ko) * | 2001-12-19 | 2002-03-29 | 엔프라라이트(주) | 향기나는 램프 |
| JP2006131821A (ja) * | 2004-11-09 | 2006-05-25 | Daicel Polymer Ltd | 金属蒸着用樹脂組成物、金属蒸着成形品及び金属蒸着成形品の製造方法 |
| JP5868871B2 (ja) * | 2010-11-24 | 2016-02-24 | 旭化成ケミカルズ株式会社 | 自動車ランプエクステンション成形体 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040326 |