JPH07193213A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH07193213A JPH07193213A JP33047493A JP33047493A JPH07193213A JP H07193213 A JPH07193213 A JP H07193213A JP 33047493 A JP33047493 A JP 33047493A JP 33047493 A JP33047493 A JP 33047493A JP H07193213 A JPH07193213 A JP H07193213A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微細構造のゲートターンオフサイリスタを絶
縁膜剥がれを起こさずに製造する方法を提供する。 【構成】 P型ベース層3にN型エミッタ層4,P型ゲ
ート拡散層9a,9bを形成した後、所定位置にカソー
ド電極6と第1及び第2の金属ゲート薄膜10a,10
bを形成する。次いで、高分子絶縁膜8を形成し、全面
に金属膜12を成膜する。さらに、金属膜12の一部が
絶縁膜8の端縁部をエッチング液から保護するようにエ
ッチングを行う。このため、エッチングに伴う絶縁膜剥
がれが防止できる。
縁膜剥がれを起こさずに製造する方法を提供する。 【構成】 P型ベース層3にN型エミッタ層4,P型ゲ
ート拡散層9a,9bを形成した後、所定位置にカソー
ド電極6と第1及び第2の金属ゲート薄膜10a,10
bを形成する。次いで、高分子絶縁膜8を形成し、全面
に金属膜12を成膜する。さらに、金属膜12の一部が
絶縁膜8の端縁部をエッチング液から保護するようにエ
ッチングを行う。このため、エッチングに伴う絶縁膜剥
がれが防止できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、半導体装置の製造方
法に関し、特に、自己消弧型スイッチング素子であるゲ
ートターンオフサイリスタの製造分野で利用することが
できる。
法に関し、特に、自己消弧型スイッチング素子であるゲ
ートターンオフサイリスタの製造分野で利用することが
できる。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の半導体装置としては、例
えばゲートターンオフサイリスタ(以下GTOと略記す
る)が知られている。このGTOは、電力用自己消弧素
子として、大電流制御分野でますます特徴を発揮しつつ
あり、現在では4500Aのアノード電流をターンオフ
できるものが開発されている。特に最近では、Si半導
体部分のアノード領域に電極としてタングステンなどの
熱緩衝板をロー付けしない、いわゆるアロイフリー構造
が性能とコストの面から注目されている。アロイフリー
構造のGTOの特徴の1つに、微細化に有利であるとい
う点がある。これは熱緩衝板をロー付けしないのでIC
やLSIのウェハープロセスで用いられている高精度の
微細化装置が利用できることによる。しかしながら、G
TOではゲート電極を形成するために半導体表面をエッ
チングしてやる必要があり、このエッチングにより発生
する不活性領域が微細化を阻止していた。そこで、微細
化が可能なアロイフリーGTOに適したゲート構造が特
開平4−44363号公報及び特開平3−8803号公
報に記載されている。図4及び図5にこのゲート構造を
もつGTOの断面図を示す。図4の構造はP型ゲート拡
散層9上にカソード電極6とゲート電極10とが短絡し
ないようにゲート電極10上にポリイミドなどの絶縁膜
8を設け、このゲート電極10と絶縁膜8との厚みの和
がカソード電極6の厚みを越えないようにしたもので、
従来のようなエッチングを用いないゲート構造である。
えばゲートターンオフサイリスタ(以下GTOと略記す
る)が知られている。このGTOは、電力用自己消弧素
子として、大電流制御分野でますます特徴を発揮しつつ
あり、現在では4500Aのアノード電流をターンオフ
できるものが開発されている。特に最近では、Si半導
体部分のアノード領域に電極としてタングステンなどの
熱緩衝板をロー付けしない、いわゆるアロイフリー構造
が性能とコストの面から注目されている。アロイフリー
構造のGTOの特徴の1つに、微細化に有利であるとい
う点がある。これは熱緩衝板をロー付けしないのでIC
やLSIのウェハープロセスで用いられている高精度の
微細化装置が利用できることによる。しかしながら、G
TOではゲート電極を形成するために半導体表面をエッ
チングしてやる必要があり、このエッチングにより発生
する不活性領域が微細化を阻止していた。そこで、微細
化が可能なアロイフリーGTOに適したゲート構造が特
開平4−44363号公報及び特開平3−8803号公
報に記載されている。図4及び図5にこのゲート構造を
もつGTOの断面図を示す。図4の構造はP型ゲート拡
散層9上にカソード電極6とゲート電極10とが短絡し
ないようにゲート電極10上にポリイミドなどの絶縁膜
8を設け、このゲート電極10と絶縁膜8との厚みの和
がカソード電極6の厚みを越えないようにしたもので、
従来のようなエッチングを用いないゲート構造である。
【0003】また、図4に示すものは、ハイブリット・
ゲート構造のゲートターンオフサイリスタにおいて、P
型ゲートターンオフサイリスタ拡散層9aの表面にカソ
ード電極6よりも厚みの薄い第1の金属ゲート電極10
aと第2の金属ゲート電極10bを設けるとともに、精
密なパターン状に絶縁薄膜であるSiO2膜11を設け
たものである。
ゲート構造のゲートターンオフサイリスタにおいて、P
型ゲートターンオフサイリスタ拡散層9aの表面にカソ
ード電極6よりも厚みの薄い第1の金属ゲート電極10
aと第2の金属ゲート電極10bを設けるとともに、精
密なパターン状に絶縁薄膜であるSiO2膜11を設け
たものである。
【0004】図4のゲートターンオフサイリスタの製造
方法は以下の説明のようにして作られる。
方法は以下の説明のようにして作られる。
【0005】まず、N型ベース層2となる低不純物濃度
のSiウエハーを用い、このSiウエハーの両面からP
型不純物(例えばアルミニウム,Ga,B)を拡散し、
P型ベース層3とP型エミッタ層1を形成する。次に、
P型ベース層3の表面からP型不純物(例えばB)をき
わめて高濃度に選択的に拡散しP型ゲート拡散層9a,
9bを形成する。さらに、P型ベース層3の表面からN
型不純物(例えばP,Sb)を高濃度に選択的に拡散し
N型エミッタ層4を形成する。次に、Siウエハー表面
に酸化ケイ素膜(SiO2)を形成し、フォトリソグラ
フィの技術を用いて精密なパターン状にSiO2膜11
を残す。
のSiウエハーを用い、このSiウエハーの両面からP
型不純物(例えばアルミニウム,Ga,B)を拡散し、
P型ベース層3とP型エミッタ層1を形成する。次に、
P型ベース層3の表面からP型不純物(例えばB)をき
わめて高濃度に選択的に拡散しP型ゲート拡散層9a,
9bを形成する。さらに、P型ベース層3の表面からN
型不純物(例えばP,Sb)を高濃度に選択的に拡散し
N型エミッタ層4を形成する。次に、Siウエハー表面
に酸化ケイ素膜(SiO2)を形成し、フォトリソグラ
フィの技術を用いて精密なパターン状にSiO2膜11
を残す。
【0006】次いで、アルミニウム蒸着(又はアルミニ
ウムスパッタリング)によりアノード面に約15μm厚
の電極5を形成する。さらにカソード面に約9μm厚の
アルミニウム蒸着を行い、フォトリソグラフィの技術に
より薄いカソード電極6を形成する。さらにまた、カソ
ード面に約2μm厚のアルミニウム蒸着を行い、フォト
リソグラフィの技術により第1の金属ゲート電極10a
と第2の金属ゲート電極10bを形成する。このとき同
時にカソード電極6の上にもアルミニウム蒸着が加えら
れ、この厚みは合計で約11μmとなる。次にカソード
電極6及びゲート電極7の外部端子への取り出し部を除
くカソード側の面を絶縁物8で覆う。これによりカソー
ド電極は溝のない熱緩衝板で圧接が可能で、しかも従来
のハイブリットゲート構造のGTOと同等以上の特性が
得られる。
ウムスパッタリング)によりアノード面に約15μm厚
の電極5を形成する。さらにカソード面に約9μm厚の
アルミニウム蒸着を行い、フォトリソグラフィの技術に
より薄いカソード電極6を形成する。さらにまた、カソ
ード面に約2μm厚のアルミニウム蒸着を行い、フォト
リソグラフィの技術により第1の金属ゲート電極10a
と第2の金属ゲート電極10bを形成する。このとき同
時にカソード電極6の上にもアルミニウム蒸着が加えら
れ、この厚みは合計で約11μmとなる。次にカソード
電極6及びゲート電極7の外部端子への取り出し部を除
くカソード側の面を絶縁物8で覆う。これによりカソー
ド電極は溝のない熱緩衝板で圧接が可能で、しかも従来
のハイブリットゲート構造のGTOと同等以上の特性が
得られる。
【0007】なお、拡散ゲート表面に構成する金属ゲー
トは、P型拡散ゲート層9aと第1の金属ゲート層10
a,第2の金属ゲート10bとのコンタクトする面積を
絶縁膜(例えばSiO2膜11)で制御すれば、拡散ゲ
ートによる均一なキャリアの引き出し能力と金属ゲート
の低抵抗能力を同時に生かすことができる。図5は、さ
らにカソード電極を共通電極にしたものである。
トは、P型拡散ゲート層9aと第1の金属ゲート層10
a,第2の金属ゲート10bとのコンタクトする面積を
絶縁膜(例えばSiO2膜11)で制御すれば、拡散ゲ
ートによる均一なキャリアの引き出し能力と金属ゲート
の低抵抗能力を同時に生かすことができる。図5は、さ
らにカソード電極を共通電極にしたものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】GTOは、大電流を単
にターンオンできるサイリスタに比べてターオフもでき
ることが大きな特長である。このターンオフ時のアノー
ド・カソード間の急激な上昇を抑制するためにスナバ回
路が必要となる。スナバ回路のコンデンサ容量を減らす
ことは、スナバ回路での損失を減らし且つ装置の小型・
軽量化を進める目的から、解決されなければならない重
要な問題である。
にターンオンできるサイリスタに比べてターオフもでき
ることが大きな特長である。このターンオフ時のアノー
ド・カソード間の急激な上昇を抑制するためにスナバ回
路が必要となる。スナバ回路のコンデンサ容量を減らす
ことは、スナバ回路での損失を減らし且つ装置の小型・
軽量化を進める目的から、解決されなければならない重
要な問題である。
【0009】GTOは、数百から数千個のスリット状の
カソード領域からなり、この各々の所謂単位GTOが並
列に動作することにより、大電流をターンオフできる素
子である。この単位GTOのスリット幅を狭くして微細
化すればするほどスナバコンデンサ容量の低減ができる
ことはよく知られている。よって、微細化が可能な図4
及び図5のような構造が有利になる。特に、図5に示し
た構造は、図4に比べて、微細化が可能である。これ
は、素子表面にカソード電極用金属膜を形成した後の微
細化加工が必要ないことが理由である。カソード電極用
金属膜は、素子表面に形成される薄膜中最も厚い膜であ
るため、この膜の微細化加工及びこの微細化加工で発生
した膜段差上にさらに薄膜を形成して行う微細化加工で
の精度を著しく損なう。それで、図4の構造では加工精
度を損なうカソード電極用金属膜形成後の加工が微細加
工を律速するが、図5の構造ではカソード電極用金属膜
形成後の加工は微細加工でないため律速とならない。
カソード領域からなり、この各々の所謂単位GTOが並
列に動作することにより、大電流をターンオフできる素
子である。この単位GTOのスリット幅を狭くして微細
化すればするほどスナバコンデンサ容量の低減ができる
ことはよく知られている。よって、微細化が可能な図4
及び図5のような構造が有利になる。特に、図5に示し
た構造は、図4に比べて、微細化が可能である。これ
は、素子表面にカソード電極用金属膜を形成した後の微
細化加工が必要ないことが理由である。カソード電極用
金属膜は、素子表面に形成される薄膜中最も厚い膜であ
るため、この膜の微細化加工及びこの微細化加工で発生
した膜段差上にさらに薄膜を形成して行う微細化加工で
の精度を著しく損なう。それで、図4の構造では加工精
度を損なうカソード電極用金属膜形成後の加工が微細加
工を律速するが、図5の構造ではカソード電極用金属膜
形成後の加工は微細加工でないため律速とならない。
【0010】以上のように、微細加工に有利な図5の構
造であるが、実際には素子を製作する上で絶縁膜8の端
が剥がれ易いという解決しなければならない大きな問題
があった。図6は、図5の構造の端部を拡大したもので
ある。図4の構造では、絶縁膜8の形成とそれに続く加
工工程が最後となるが、図5の構造では、さらに金属膜
12の形成とそれに続く加工工程が加わる。図6(A)
に示すように、金属膜12をエッチングで加工する際
に、絶縁膜8の露出部が酸溶液(例えばフッ酸溶液等)
にさらされることで図6(B)に示すように、容易に剥
離してしまう問題があった。なお、絶縁膜8にはポリイ
ミド等の高分子材料が、絶縁薄膜には酸化ケイ素や窒化
ケイ素等の無機材料が用いられる。このような問題は、
単に剥離した部分の絶縁不良を起すだけではなく、剥離
した絶縁膜が電極表面に付着して導通不良を起こすこと
がある。
造であるが、実際には素子を製作する上で絶縁膜8の端
が剥がれ易いという解決しなければならない大きな問題
があった。図6は、図5の構造の端部を拡大したもので
ある。図4の構造では、絶縁膜8の形成とそれに続く加
工工程が最後となるが、図5の構造では、さらに金属膜
12の形成とそれに続く加工工程が加わる。図6(A)
に示すように、金属膜12をエッチングで加工する際
に、絶縁膜8の露出部が酸溶液(例えばフッ酸溶液等)
にさらされることで図6(B)に示すように、容易に剥
離してしまう問題があった。なお、絶縁膜8にはポリイ
ミド等の高分子材料が、絶縁薄膜には酸化ケイ素や窒化
ケイ素等の無機材料が用いられる。このような問題は、
単に剥離した部分の絶縁不良を起すだけではなく、剥離
した絶縁膜が電極表面に付着して導通不良を起こすこと
がある。
【0011】この発明が解決しようとする課題は、絶縁
膜の剥離を防止し、微細な構造の半導体装置を製造する
には、どのような手段を講じればよいかという点にあ
る。
膜の剥離を防止し、微細な構造の半導体装置を製造する
には、どのような手段を講じればよいかという点にあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】この出願の請求項1記載
の発明は、半導体基板上に、高分子材料で成る絶縁膜が
パターニングされ、且つ該絶縁膜上に金属膜がパターニ
ングされる半導体装置の製造方法において、 前記金属
膜のパターニングに際して前記金属膜の端縁部を保護膜
で覆ったことを、解決手段としている。
の発明は、半導体基板上に、高分子材料で成る絶縁膜が
パターニングされ、且つ該絶縁膜上に金属膜がパターニ
ングされる半導体装置の製造方法において、 前記金属
膜のパターニングに際して前記金属膜の端縁部を保護膜
で覆ったことを、解決手段としている。
【0013】また、この出願の請求項2記載の発明は、
半導体基板の裏面側に層にP型エミッタ層を形成し、該
基板の中間層に該P型エミッタ層と接合するN型ベース
層を形成し、該基板の表面側層に該N型ベース層と接合
するP型ベース層を形成する工程と、該P型ベース層の
表面層に複数のN型エミッタ領域を表面方向に沿って間
欠的に形成する工程と、前記半導体基板の裏面にアノー
ド電極を設ける工程と、前記N型エミッタ領域の各々の
表面にカソード電極を設ける工程と、前記P型ベース層
の表面層に前記エミッタ領域を囲むように比較的高濃度
のP型ゲート領域を設ける工程と、該ゲート領域の表面
にゲート電極を設ける工程と、該ゲート電極のうち外部
電極と直接接続されない部分の表面に高分子材料で成る
絶縁膜を形成する工程と、前記N型エミッタ領域の各々
の表面及び前記絶縁膜の上に共通のカソード電極を形成
する工程とを備え、前記ゲート電極にゲート信号を印加
して前記アノード・カソード電極間の電流をターンオン
またはターンオフする半導体装置の製造方法において、
前記共通のカソード電極を形成する際に、前記絶縁膜
の端縁部を保護膜で覆ったことを、解決手段としてい
る。
半導体基板の裏面側に層にP型エミッタ層を形成し、該
基板の中間層に該P型エミッタ層と接合するN型ベース
層を形成し、該基板の表面側層に該N型ベース層と接合
するP型ベース層を形成する工程と、該P型ベース層の
表面層に複数のN型エミッタ領域を表面方向に沿って間
欠的に形成する工程と、前記半導体基板の裏面にアノー
ド電極を設ける工程と、前記N型エミッタ領域の各々の
表面にカソード電極を設ける工程と、前記P型ベース層
の表面層に前記エミッタ領域を囲むように比較的高濃度
のP型ゲート領域を設ける工程と、該ゲート領域の表面
にゲート電極を設ける工程と、該ゲート電極のうち外部
電極と直接接続されない部分の表面に高分子材料で成る
絶縁膜を形成する工程と、前記N型エミッタ領域の各々
の表面及び前記絶縁膜の上に共通のカソード電極を形成
する工程とを備え、前記ゲート電極にゲート信号を印加
して前記アノード・カソード電極間の電流をターンオン
またはターンオフする半導体装置の製造方法において、
前記共通のカソード電極を形成する際に、前記絶縁膜
の端縁部を保護膜で覆ったことを、解決手段としてい
る。
【0014】請求項3記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、前記保護膜は前記共通のカソード電極
と同一の材料で成り、前記ゲート電極のうち外部電極と
直接接続される部分に重ねて形成されることを特徴とし
ている。
の発明において、前記保護膜は前記共通のカソード電極
と同一の材料で成り、前記ゲート電極のうち外部電極と
直接接続される部分に重ねて形成されることを特徴とし
ている。
【0015】請求項4記載の発明は、上記請求項2記載
の発明において、前記保護膜はカソード電極が延在され
てなることを特徴としている。
の発明において、前記保護膜はカソード電極が延在され
てなることを特徴としている。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項2または請
求項3または請求項4記載の発明において、前記ゲート
電極と前記カソード電極とは半導体基板表面で入り組ん
で形成されることを特徴としている。
求項3または請求項4記載の発明において、前記ゲート
電極と前記カソード電極とは半導体基板表面で入り組ん
で形成されることを特徴としている。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明においては、高分子材料で
なる絶縁膜の端縁部を保護膜で覆ったことにより、該端
縁部に剥離が発生するのを防止する作用を有する。特
に、絶縁膜のパターニング工程より後に金属膜がパター
ニングされる場合、金属膜のエッチング液に絶縁膜の端
縁部がさらされることがなく、膜剥がれが防止できる。
なる絶縁膜の端縁部を保護膜で覆ったことにより、該端
縁部に剥離が発生するのを防止する作用を有する。特
に、絶縁膜のパターニング工程より後に金属膜がパター
ニングされる場合、金属膜のエッチング液に絶縁膜の端
縁部がさらされることがなく、膜剥がれが防止できる。
【0018】請求項2記載の発明においては、共通のカ
ソード電極を形成する際に、絶縁膜の端縁部が保護され
ているため、該カソード電極の加工により絶縁膜の端縁
部が剥離し易くなるのを防止する作用がある。このた
め、絶縁不良や導通不良のない、より微細な半導体装置
(ゲートターンオフサイリスタ)の製造を可能にするこ
とができる。
ソード電極を形成する際に、絶縁膜の端縁部が保護され
ているため、該カソード電極の加工により絶縁膜の端縁
部が剥離し易くなるのを防止する作用がある。このた
め、絶縁不良や導通不良のない、より微細な半導体装置
(ゲートターンオフサイリスタ)の製造を可能にするこ
とができる。
【0019】請求項3及び請求項4記載の発明において
は、保護膜がカソード電極の材料膜を利用できるため、
カソード電極のパターニング用マスクをかえるだけでカ
ソード電極の形成と同時に保護膜が形成できる。
は、保護膜がカソード電極の材料膜を利用できるため、
カソード電極のパターニング用マスクをかえるだけでカ
ソード電極の形成と同時に保護膜が形成できる。
【0020】請求項5記載の発明においては、絶縁膜の
剥離が防止できると共に、ゲート電極とカソード電極を
集約的に形成できる。
剥離が防止できると共に、ゲート電極とカソード電極を
集約的に形成できる。
【0021】
【実施例】以下、本発明に係る半導体装置の製造方法の
詳細を図1〜図3に示す実施例に基づいて説明する。
詳細を図1〜図3に示す実施例に基づいて説明する。
【0022】(実施例1)図1(A)〜(D)および図
2は本発明をゲートターンオフサイリスタの製造方法に
適用した実施例を示すものである。なお、図1(A)〜
(D)はこの実施例の工程を示す要部断面図であり、図
2は製造された半導体装置の断面説明図である。
2は本発明をゲートターンオフサイリスタの製造方法に
適用した実施例を示すものである。なお、図1(A)〜
(D)はこの実施例の工程を示す要部断面図であり、図
2は製造された半導体装置の断面説明図である。
【0023】まず、半導体基板としてのシリコン基板2
1には、図2に示すようなP型エミッタ層1、N型ベー
ス層2、P型ベース層3、N型エミッタ領域4、を従来
と同様の方法で形成する。次に、P型べース層3の表面
に複数のN型エミッタ領域4を間欠的に形成すると共
に、P型ゲート拡散層9a,9bを同図に示すように、
配設する。次に、図1に示すように、基板表面の、例え
ばSiO2でなる絶縁薄膜11上に、レジスト22をパ
ターニングする。このレジスト22をマスクとして用い
て、絶縁薄膜11に開口部を形成する。さらに、図1
(B)に示すように、レジスト22を残したままアルミ
ニウムをスパッタリング法にて堆積させて絶縁薄膜11
の開口部にN型エミッタ領域4上にカソード電極6を、
P型ゲート拡散層9a,9b上にそれぞれ第1の金属ゲ
ート薄膜(外部電極に接続される)10a,第2の金属
ゲート薄膜10bが形成される。そして、リフトオフ法
を行ってレジスト22とその上のアルミニウム膜を除去
する。なお、本実施例では、リフト法を用いて各電極を
形成したが、他の各種形成方法を用いてもよい。
1には、図2に示すようなP型エミッタ層1、N型ベー
ス層2、P型ベース層3、N型エミッタ領域4、を従来
と同様の方法で形成する。次に、P型べース層3の表面
に複数のN型エミッタ領域4を間欠的に形成すると共
に、P型ゲート拡散層9a,9bを同図に示すように、
配設する。次に、図1に示すように、基板表面の、例え
ばSiO2でなる絶縁薄膜11上に、レジスト22をパ
ターニングする。このレジスト22をマスクとして用い
て、絶縁薄膜11に開口部を形成する。さらに、図1
(B)に示すように、レジスト22を残したままアルミ
ニウムをスパッタリング法にて堆積させて絶縁薄膜11
の開口部にN型エミッタ領域4上にカソード電極6を、
P型ゲート拡散層9a,9b上にそれぞれ第1の金属ゲ
ート薄膜(外部電極に接続される)10a,第2の金属
ゲート薄膜10bが形成される。そして、リフトオフ法
を行ってレジスト22とその上のアルミニウム膜を除去
する。なお、本実施例では、リフト法を用いて各電極を
形成したが、他の各種形成方法を用いてもよい。
【0024】次に、図1(C)に示すように金属ゲート
薄膜のうち外部電極に接続されない第2の金属ゲート薄
膜10b、及びカソード電極6の脇に位置する絶縁薄膜
11上を覆うように、例えばポリイミド等の高分子材料
で成る絶縁膜8をパターニングする。
薄膜のうち外部電極に接続されない第2の金属ゲート薄
膜10b、及びカソード電極6の脇に位置する絶縁薄膜
11上を覆うように、例えばポリイミド等の高分子材料
で成る絶縁膜8をパターニングする。
【0025】次いで、図1(C)に示した状態で露出す
るカソード電極6どうしの共通のカソード電極を形成す
るため、図1(D)に示すように金属膜(例えばAl
膜)12を全面に成膜し、フォトリソグラフィー技術及
びウェットエッチング技術を用いて金属膜12を所定パ
ターンに形成する。このとき、第1の金属ゲート薄膜1
0aと、それに隣接するカソード電極6との間に形成さ
れた絶縁膜8の端縁部8aは、金属膜12が保護膜12
aとして残るように、ウェットエッチングのマスク設計
をする。また、カソード電極6どうしを接続する金属膜
12と、同一材料で成る保護膜12aとは、導通しない
ように、ウェットエッチングによって分離される。な
お、この保護膜12aは、第1の金属ゲート薄膜10a
の一部となる。ウェットエッチング液としては、周知の
酸溶液を用いる。
るカソード電極6どうしの共通のカソード電極を形成す
るため、図1(D)に示すように金属膜(例えばAl
膜)12を全面に成膜し、フォトリソグラフィー技術及
びウェットエッチング技術を用いて金属膜12を所定パ
ターンに形成する。このとき、第1の金属ゲート薄膜1
0aと、それに隣接するカソード電極6との間に形成さ
れた絶縁膜8の端縁部8aは、金属膜12が保護膜12
aとして残るように、ウェットエッチングのマスク設計
をする。また、カソード電極6どうしを接続する金属膜
12と、同一材料で成る保護膜12aとは、導通しない
ように、ウェットエッチングによって分離される。な
お、この保護膜12aは、第1の金属ゲート薄膜10a
の一部となる。ウェットエッチング液としては、周知の
酸溶液を用いる。
【0026】本実施例によれば、金属膜12の形成と同
時に保護膜12aが形成できるため、工程数を増加させ
ることなく、絶縁膜8の剥離を防止できる。このため、
スナバコンデンサ容量を大幅に低減できる微細構造のG
TOを形成することができる。なお、本実施例において
は、P型ベース層3の表面層にN型エミッタ領域4を囲
むように、比較的高濃度のP型ゲート拡散層9a,9b
を形成したため、ゲート・カソード間に逆電圧を印加し
た場合にN型エミッタ領域4の近傍に発生する空乏層の
端が絶縁膜のゲート電極用窓開け部に達するまで、隣接
するN型エミッタ領域を近づけて微細化することができ
る。また、図示しないが、本実施例ではゲート電極とカ
ソード電極を基板表面で入り組んだ構造となし、より集
約的に構成している。
時に保護膜12aが形成できるため、工程数を増加させ
ることなく、絶縁膜8の剥離を防止できる。このため、
スナバコンデンサ容量を大幅に低減できる微細構造のG
TOを形成することができる。なお、本実施例において
は、P型ベース層3の表面層にN型エミッタ領域4を囲
むように、比較的高濃度のP型ゲート拡散層9a,9b
を形成したため、ゲート・カソード間に逆電圧を印加し
た場合にN型エミッタ領域4の近傍に発生する空乏層の
端が絶縁膜のゲート電極用窓開け部に達するまで、隣接
するN型エミッタ領域を近づけて微細化することができ
る。また、図示しないが、本実施例ではゲート電極とカ
ソード電極を基板表面で入り組んだ構造となし、より集
約的に構成している。
【0027】(実施例2)図3(A)及び(B)は、こ
の発明をゲートターンオフサイリスタの製造方法に適用
した実施例2の要部断面図である。
の発明をゲートターンオフサイリスタの製造方法に適用
した実施例2の要部断面図である。
【0028】本実施例においては、第1及び第2の金属
ゲート薄膜10a,10b及びカソード電極6を形成す
るまでの方法が上記実施例1と同様である。次に、第2
の金属ゲート薄膜10bを覆う絶縁膜8bと、第1の金
属ゲート薄膜10aとカソード電極6との間の絶縁薄膜
11上に形成する絶縁膜8aと、を高分子材料で形成す
る。そして、絶縁膜8aは、カソード電極6側に幅狭に
形成させる。
ゲート薄膜10a,10b及びカソード電極6を形成す
るまでの方法が上記実施例1と同様である。次に、第2
の金属ゲート薄膜10bを覆う絶縁膜8bと、第1の金
属ゲート薄膜10aとカソード電極6との間の絶縁薄膜
11上に形成する絶縁膜8aと、を高分子材料で形成す
る。そして、絶縁膜8aは、カソード電極6側に幅狭に
形成させる。
【0029】続いて、図3(A)に示すように、全面に
金属膜12を成膜した後、図3(B)に示すように、カ
ソード電極6どうしを接続すると共に絶縁膜8a全体を
覆うように、金属膜12をエッチングする。
金属膜12を成膜した後、図3(B)に示すように、カ
ソード電極6どうしを接続すると共に絶縁膜8a全体を
覆うように、金属膜12をエッチングする。
【0030】本実施例においても、絶縁膜8aの端縁部
は、エッチング液にさらされることがないため、膜剥が
れが発生することがない。
は、エッチング液にさらされることがないため、膜剥が
れが発生することがない。
【0031】以上、本発明をゲートターンオフサイリス
タに適用した実施例について説明したが、本発明はこれ
らに限定されるものではなく、高分子材料で成る絶縁膜
パターニングした後に金属膜をウェットエッチングにて
加工する他の半導体装置にも勿論適用が可能である。
タに適用した実施例について説明したが、本発明はこれ
らに限定されるものではなく、高分子材料で成る絶縁膜
パターニングした後に金属膜をウェットエッチングにて
加工する他の半導体装置にも勿論適用が可能である。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、絶縁膜の剥がれを発生させることなく、確実
に半導体装置を製造できる効果を奏する。また、微細構
造を有するゲートターンオフサイリスタの作製上、最大
の障害となっていた加工中の絶縁膜剥がれを防止する効
果がある。また、金属膜の一部を保護膜として用いるこ
とができるため、工程数を増加させずに確実に製造する
ことが可能となる。
によれば、絶縁膜の剥がれを発生させることなく、確実
に半導体装置を製造できる効果を奏する。また、微細構
造を有するゲートターンオフサイリスタの作製上、最大
の障害となっていた加工中の絶縁膜剥がれを防止する効
果がある。また、金属膜の一部を保護膜として用いるこ
とができるため、工程数を増加させずに確実に製造する
ことが可能となる。
【図1】(A)〜(D)はこの発明の実施例1の工程を
示す要部断面図。
示す要部断面図。
【図2】実施例1のGTOの断面図。
【図3】(A)及び(B)はこの発明の実施例2の工程
を示す要部断面図。
を示す要部断面図。
【図4】従来のGTOの断面図。
【図5】従来のGTOの断面図。
【図6】(A)及び(B)は従来の製造工程を示す要部
断面図。
断面図。
1…P型エミッタ層 2…N型ベース層 3…P型ベース層 4…N型エミッタ領域 5…アノード電極 6…カーソード電極 8…絶縁層 9a,9b…P型ゲート拡散層 10a…第1の金属ゲート薄膜(外部電極に接続され
る) 10b…第2の金属ゲート薄膜 11…絶縁薄膜 12…カソード電極を共通電極にするため設けられた金
属膜 12a…保護膜(AL) 21…シリコン基板
る) 10b…第2の金属ゲート薄膜 11…絶縁薄膜 12…カソード電極を共通電極にするため設けられた金
属膜 12a…保護膜(AL) 21…シリコン基板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 29/74 J
Claims (5)
- 【請求項1】 半導体基板上に、高分子材料で成る絶縁
膜がパターニングされ、且つ該絶縁膜上に金属膜がパタ
ーニングされる半導体装置の製造方法において、 前記金属膜のパターニングに際して前記金属膜の端縁部
を保護膜で覆ったことを特徴とする半導体装置の製造方
法。 - 【請求項2】 半導体基板の裏面側に層にP型エミッタ
層を形成し、該基板の中間層に該P型エミッタ層と接合
するN型ベース層を形成し、該基板の表面側層に該N型
ベース層と接合するP型ベース層を形成する工程と、該
P型ベース層の表面層に複数のN型エミッタ領域を表面
方向に沿って間欠的に形成する工程と、前記半導体基板
の裏面にアノード電極を設ける工程と、前記N型エミッ
タ領域の各々の表面にカソード電極を設ける工程と、前
記P型ベース層の表面層に前記エミッタ領域を囲むよう
に比較的高濃度のP型ゲート領域を設ける工程と、該ゲ
ート領域の表面にゲート電極を設ける工程と、該ゲート
電極のうち外部電極と直接接続されない部分の表面に高
分子材料で成る絶縁膜を形成する工程と、前記N型エミ
ッタ領域の各々の表面及び前記絶縁膜の上に共通のカソ
ード電極を形成する工程とを備え、前記ゲート電極にゲ
ート信号を印加して前記アノード・カソード電極間の電
流をターンオンまたはターンオフする半導体装置の製造
方法において、 前記共通のカソード電極を形成する際に、前記絶縁膜の
端縁部を保護膜で覆ったことを特徴とする半導体装置の
製造方法。 - 【請求項3】 前記保護膜は前記共通のカソード電極と
同一の材料で成り、前記ゲート電極のうち外部電極と直
接接続される部分に重ねて形成される請求項2記載の半
導体装置の製造方法。 - 【請求項4】 前記保護膜はカソード電極が延在されて
なる請求項2記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記ゲート電極と前記カソード電極とは
半導体基板表面で入り組んで形成される請求項2又は請
求項3又は請求項4記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33047493A JPH07193213A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33047493A JPH07193213A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07193213A true JPH07193213A (ja) | 1995-07-28 |
Family
ID=18233033
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33047493A Pending JPH07193213A (ja) | 1993-12-27 | 1993-12-27 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07193213A (ja) |
-
1993
- 1993-12-27 JP JP33047493A patent/JPH07193213A/ja active Pending
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