JPH0719663U - 自動変速機のコントロールバルブ取付構造 - Google Patents
自動変速機のコントロールバルブ取付構造Info
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- JPH0719663U JPH0719663U JP1047994U JP1047994U JPH0719663U JP H0719663 U JPH0719663 U JP H0719663U JP 1047994 U JP1047994 U JP 1047994U JP 1047994 U JP1047994 U JP 1047994U JP H0719663 U JPH0719663 U JP H0719663U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動変速機ケーシングに取り付けられるコン
トロールバルブから、騒音や振動を自動変速機ケーシン
グに伝達しにくくする。 【構成】 コントロールバルブ12を構成するバルブボ
ディ14、16は、自動変速機ケーシング10に密着さ
れた状態でボルト24により取り付けられている。この
密着面20、22は同一平面上に形成されている。ボル
ト24はバルブボディ14、16の外周及びバルブボデ
ィ14、16の中央部に配置されている。コントロール
バルブ12には、ソレノイド32、34が設けられてい
る。
トロールバルブから、騒音や振動を自動変速機ケーシン
グに伝達しにくくする。 【構成】 コントロールバルブ12を構成するバルブボ
ディ14、16は、自動変速機ケーシング10に密着さ
れた状態でボルト24により取り付けられている。この
密着面20、22は同一平面上に形成されている。ボル
ト24はバルブボディ14、16の外周及びバルブボデ
ィ14、16の中央部に配置されている。コントロール
バルブ12には、ソレノイド32、34が設けられてい
る。
Description
【0001】
本考案は、自動変速機のコントロールバルブ取付構造に関するものである。
【0002】
従来の自動変速機のコントロールバルブ取付構造として、特開昭61−365 41号公報に示されるものがある。これに示されるコントロールバルブは、アッ パーバルブボディ及びロワーバルブボディの2つのバルブボディから構成されて おり、ロワーバルブボディが自動変速機ケーシング中心線から遠い側に配置され る。自動変速機ケーシング側とコントロールバルブ側との油路の接続は、ロワー バルブボディ側を自動変速機ケーシングに密着させることにより行われる。この 公報に示される技術の場合、ロワーバルブボディ中央部の油路を効率よく自動変 速機ケーシング側に接続するために、アッパーバルブボディ側に貫通穴を設け、 この貫通穴に対応する部分に自動変速機ケーシングの突出部を設け、突出部下面 とロワーバルブボディとを密着させることにより、油路の接続を行うように構成 されている。これにより、油路の接続を簡略化することを目的としている。
【0003】
しかしながら、上記従来技術のコントロールバルブは、バルブボディ外周のみ で自動変速機ケーシングにボルトで固定されるため、コントロールバルブの支持 剛性が低い。このため、これに油圧を電気的に制御するためのソレノイドを設け ると、ソレノイド駆動時に生じる騒音や振動がコントロールバルブ及び自動変速 機ケーシングを介して車室内に伝達される際、伝達系の固有振動数が低くなり、 騒音や振動の遮断に対して不利となる。すなわち、コントロールバルブの支持剛 性が低いために、伝達系の固有振動数が低下し、騒音や振動を増幅する共振系が 形成されやすくなるという問題点がある。 本考案は、上記のような課題を解決することを目的としている。
【0004】
本考案は、自動変速機ケーシングとバルブボディとを同一平面上で密着させる とともに、自動変速機ケーシングにバルブボディを取付けるボルトを、バルブボ ディの外周だけでなく、中央部にも配置することにより、上記課題を解決する。 すなわち、本考案による自動変速機のコントロールバルブ取付構造は、請求項1 のものにおいては、コントロールバルブ(12)を構成するバルブボディ(14 、16)が、自動変速機ケーシング(10)に密着された状態でボルト(24) により取付けられ、この密着面(20、22)は同一平面上に形成され、かつボ ルト(24)はバルブボディ(14、16)外周及びバルブボディ(14、16 )中央部に配置され、コントロールバルブ(12)がソレノイド(32、34) を有することを特徴としている。 また、請求項2のものでは、上記コントロールバルブ(12)が複数のバルブ ボディ(14、16)を積み重ねて構成され、これらのバルブボディ(14、1 6)が、これらを貫通する貫通ボルト(26)によって自動変速機ケーシング( 10)に取付けられていることを特徴としている。なお、かっこ内の符号は実施 例の対応する部材を示す。
【0005】
請求項1の構成のものにおいては、コントロールバルブを構成するバルブボデ ィが、同一平面上にて自動変速機ケーシングに密着し、ボルトがバルブボディの 中央部にも配置された状態で取付けられるため、支持剛性が高く、伝達系の固有 振動数を高くすることができる。したがって、振動源となるソレノイドがコント ロールバルブに設けられても、ソレノイド駆動振動を増幅する共振系が形成され にくく、騒音や振動の遮断に有利となる。また、前記自動変速機ケーシング開口 部の剛性アップのためコントロールバルブ中央部をボルトにて自動変速機ケーシ ングに固定する際、従来のロワバルブボディと自動変速機ケーシングとを密着さ せているものでは、コントロールバルブ中央部にあるアッパバルブボディを単に 自動変速機ケーシングに固定してしまうと油路接続部のシール性を損なってしま うため、その分高い加工精度が要求されるが、本考案では自動変速機ケーシング とバルブボディとを同一平面上で密着させ、この密着面に油路接続部を設けてい るため、加工精度を考慮することなく自動変速機ケーシング側に配置されるバル ブボディの密着している部分を固定しても油路接続部のシール性を損なうことが ない。 また、請求項2記載のものでは、複数のバルブボディを積み重ねる際に、自動 変速機ケーシングに取付けられるバルブボディ上に他のバルブボディを乗せて固 定するのみでは、伝達系の重量が増加することにより、固有振動数を低下させて しまうが、すべてのバルブボディを貫通する貫通ボルトによってバルブボディを 自動変速機ケーシングに取付けるようにしたので、全体の剛性を低下させるよう なことがなく、したがって、固有振動数が低下するようなことがないため、騒音 や振動の伝達を遮断する上で有利である。
【0006】
図1及び2に本考案の実施例を示す。自動変速機ケーシング10の下部側にコ ントロールバルブ12が配置されている。コントロールバルブ12はアッパーバ ルブボディ14、ロワーバルブボディ16及び両者間に介装されるセパレートプ レート18から構成されている。コントロールバルブ12はアッパーバルブボデ ィ14の上面に形成された取付面(密着面)20を、自動変速機ケーシング10 に形成されたバルブ取付面(密着面)22に密着させた状態で取付けられている 。なお、アッパーバルブボディ14とロワーバルブボディ16とは図2に示すボ ルト24によって互いに結合されているが、更に両者を貫通する貫通ボルト26 によって自動変速機ケーシング10に共締めされている。ロワーバルブボディ1 6の下面側にはストレーナ28が取付けられる。コントロールバルブ12は自動 変速機ケーシング10に取付けられるオイルパン30内に収容される。なお、ア ッパーバルブボディ14には仮想線によって示すソレノイド32及び34が取付 けられる。 コントロールバルブ12と自動変速機ケーシング10との間の油の受け渡しは 、アッパーバルブボディ14の取付面20及び自動変速機ケーシング10のバル ブ取付面22の密着面を介して行われる。すなわち、取付面20及びバルブ取付 面22のそれぞれ対応する位置にオイルポンプの吸入通路、吐出通路、クラッチ ・ブレーキなどへの油圧供給油路が設けられている。取付面20及びバルブ取付 面22は同一平面としてあるので加工誤差が少なく、シール部材を設けなくても 油圧のシールが可能である。しかも、この油路の接続は、すべてアッパーバルブ ボディ14の上面側の取付面20によって行われるので、アッパーバルブボディ 14及びロワーバルブボディ16の合わせ面側、すなわちセパレートプレート1 8に面する側、は全面にわたって油路を設けることができ、限られたスペース内 に多数のバルブ、油路などの配置が可能となる。また、コントロールバルブ12 を自動変速機ケーシング10に取付ける貫通ボルト26は、図2に示すように、 コントロールバルブ12の外周部だけでなく中央部にも配置されているので、自 動変速機ケーシング10の開口部側が橋渡しされた状態となり、自動変速機ケー シング10の剛性が向上する。自動変速機ケーシングの中心線に近い側に配置さ れるバルブボディと遠い側に配置されるバルブボディとの密着面が広く取れるの で、コントロールバルブ全体をコンパクトに収めつつバルブや油路の配置の自由 度を確保できる。自動変速機ケーシングの中心線に近い側に配置されるバルブボ ディを自動変速機ケーシングに密着させて油路を接続させたから、前記中心線に 遠い側に配置されるロワーバルブボディを密着させて油路を接続させた従来のも のでは、内部に油路を有する自動変速機ケーシング部分とこれに隣接するアッパ ーバルブボディとの間の所定の隙間やこの自動変速機ケーシング部分及びアッパ ーバルブボディそれぞれの壁の厚さ分のスペースを必要としていたのに対し、こ れらのスペースを不要としてコントロールバルブを小型化することができる。 また、アッパーバルブボディに貫通穴を設けてロワーバルブボディと自動変速 機ケーシングの一部とを接続する必要もないので、コントロールバルブが外周方 向に大型化することもない。 さらに、自動変速機ケーシングとバルブボディとを同一平面上で密着させ、こ の密着面に油路接続部を設けているため、加工精度を考慮することなく自動変速 機ケーシング側に配置されるバルブボディの密着している部分を固定しても油路 接続部のシール性を損なうことがない。 また、前記ケーシング開口部の剛性アップのためコントロールバルブ中央部を ボルトにて自動変速機ケーシングに固定する際、従来のロワーバルブボディとケ ーシングとを密着させているものでは、コントロールバルブ中央部にあるアッパ ーバルブボディを単に自動変速機ケーシングに固定してしまうと油路接続部のシ ール性を損なってしまうため、その分高い加工精度が要求されるが、本考案では 自動変速機ケーシングの中心線に近い側に配置されるバルブボディを同一平面上 で自動変速機ケーシングに密着させ、この密着面に油路接続部を設けているため 、加工精度を考慮することなく自動変速機ケーシングの中心線に近い側に配置さ れるバルブボディを密着している部分を固定しても油路接続部のシール性を損な うことがない。従って、自動変速機ケーシング開口部の剛性アップのためのボル トをコントロールバルブ中央部に容易に設けることができる。 なお、この実施例ではコントロールバルブ12は自動変速機ケーシング10の 下部側に配置するようにしたが、逆に自動変速機ケーシング10の上部側に配置 する場合及び自動変速機ケーシング10の側部に配置する場合にも同様に本考案 を適用することができる。
【0007】
以上説明したように、本考案によれば、自動変速機ケーシングに、この自動変 速機ケーシングの中心線に近い側に配置されるバルブボディを同一平面上にて密 着させたため、これらを段差を持って密着させ、各々に油路接続部を設けた場合 に比べて、同一平面上の密着面に複数の油路接続部をどの位置に設けても加工誤 差の影響で油圧のシール性を損なうことがないので、シール部材を設ける必要が ないと共に、油路接続部のレイアウト自由度も向上させることができる。 また、騒音源や振動源となるソレノイドがコントロールバルブに設けられても 、コントロールバルブを自動変速機ケーシングに支持する支持剛性が高いので、 ソレノイド駆動振動などを増幅する共振系が形成されにくく、騒音や振動の遮断 に有利となる。 さらに、請求項2のように、すべてのバルブボディを、これら貫通する貫通ボ ルトによって自動変速機ケーシングに取付けるようにした場合には、コントロー ルバルブを自動変速機ケーシングに支持する支持剛性をいっそう高くすることが できるので、騒音や振動の遮断にいっそう有利となる。
【図1】本考案の実施例の自動変速機の縦断面図であ
る。
る。
【図2】図1の下方からコントロールバルブを見た図で
ある。
ある。
10 自動変速機ケーシング 12 コントロールバルブ 14 アッパーバルブボディ 16 ロワーバルブボディ 20 取付面(密着面) 22 バルブ取付面(密着面) 24 ボルト 26 貫通ボルト
Claims (2)
- 【請求項1】 コントロールバルブ(12)が自動変速
機ケーシング(10)に取付けられる自動変速機のコン
トロールバルブ取付構造において、 上記コントロールバルブ(12)を構成するバルブボデ
ィ(14、16)が、自動変速機ケーシング(10)に
密着された状態でボルト(24)により取付けられ、 この密着面(20、22)は同一平面上に形成され、 かつボルト(24)はバルブボディ(14、16)外周
及びバルブボディ(14、16)中央部に配置され、 コントロールバルブ(12)がソレノイド(32、3
4)を有することを特徴とする自動変速機のコントロー
ルバルブ取付構造。 - 【請求項2】 上記コントロールバルブ(12)が複数
のバルブボディ(14、16)を積み重ねて構成され、
これらのバルブボディ(14、16)が、これらを貫通
する貫通ボルト(26)によって自動変速機ケーシング
(10)に取付けられていることを特徴とする請求項1
記載の自動変速機のコントロールバルブ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994010479U JP2579442Y2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 自動変速機のコントロールバルブ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1994010479U JP2579442Y2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 自動変速機のコントロールバルブ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0719663U true JPH0719663U (ja) | 1995-04-07 |
| JP2579442Y2 JP2579442Y2 (ja) | 1998-08-27 |
Family
ID=11751301
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1994010479U Expired - Lifetime JP2579442Y2 (ja) | 1994-08-01 | 1994-08-01 | 自動変速機のコントロールバルブ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2579442Y2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6093061U (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-25 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機のコントロ−ルバルブ装置 |
-
1994
- 1994-08-01 JP JP1994010479U patent/JP2579442Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6093061U (ja) * | 1983-12-02 | 1985-06-25 | 日産自動車株式会社 | 自動変速機のコントロ−ルバルブ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2579442Y2 (ja) | 1998-08-27 |
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