JPH0720143Y2 - 昇降テーブルにおけるテーブルのガタ付き防止構造 - Google Patents

昇降テーブルにおけるテーブルのガタ付き防止構造

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JPH0720143Y2
JPH0720143Y2 JP1989012851U JP1285189U JPH0720143Y2 JP H0720143 Y2 JPH0720143 Y2 JP H0720143Y2 JP 1989012851 U JP1989012851 U JP 1989012851U JP 1285189 U JP1285189 U JP 1285189U JP H0720143 Y2 JPH0720143 Y2 JP H0720143Y2
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昭 二木
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、昇降テーブルにおけるテーブルの上下方向
のガタ付き防止構造に関する。
(従来の技術) 従来、2本のアームをX字状に組合せた昇降リンクの油
圧駆動によってテーブルを上下動させる昇降テーブルの
場合、2本の各アーム端部の一方が基台とテーブルのそ
れぞれに軸を介してスライドすることなくガタのない状
態で回転可能に取付けられても、2本の各アーム端部の
他方は基台とテーブルのそれぞれに形成された溝状レー
ルにローラを介してスライド可能に取付けられている。
(考案が解決しようとする課題) そのため、テーブルはレールとローラ間の隙間によって
どうしても上下方向にガタが生じ、このガタによる弊害
として、軸によるアーム取付け側のテーブル端部に荷重
が偏ってかかると、レールとローラ間の隙間によるガタ
分だけテーブルがガタついて、昇降テーブルの使用に少
なくとも不快感を与えると言う欠点があった。
この対策として、溝状レールの溝幅寸法精度を上げるた
め、溝状レールを引抜き鋼で形成するか、切削加工で形
成する方法が考えられるが、引抜き鋼の場合には第9図
に示すように、両端部101がダレて寸法精度がで難く、
又、切削加工の場合には第10図に示すように、削り代10
2が多く、材料に無駄が多いばかりか、加工に手間を要
し、部品価格が高くなって、昇降テーブルの生産コスト
が大幅に増大し、だからと言って、フラット状レールの
上下面に接触してローラを取付けると、ガタはなくなる
反面、ローラ取付部構造が複雑になって昇降テーブルの
生産コストが大幅に高くなると言う欠点があった。
そこで本考案の目的は、構造が簡単で生産コストを上昇
させることなく、テーブルの上下方向のガタ付きを防止
できる昇降テーブルにおけるテーブルのガタ付き防止構
造を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) このため、本考案は、基台とテーブルとの間に、2本の
アームをX字状に連結してなる昇降リンクが介在され、
前記2本のアームの各々の一端部は前記基台または前記
テーブルに枢着される一方、他端部は、前記基台および
前記テーブルに設けられた、底面部および上下の側面部
からなる断面U字状の溝レール内にそれぞれスライド可
能に嵌込み支持され、アクチュエータ駆動による当該昇
降リンクの伸縮動作により前記テーブルを昇降させる昇
降テーブルにおいて、前記溝レールの、前記テーブルの
荷重が付加されない側の側面部は、他の側面部とは別体
で形成して該他の側面部との間の間隔を調整可能に構成
し、該間隔を調整して前記アームの他端部を上下方向に
ガタ付きのない状態で嵌込み支持したことを特徴とす
る。
(作用) 上記構成によれば、溝レールは、テーブルの荷重が付加
されない側の側面部が、他の側面部すなわちテーブルの
荷重が付加される側の側面部とは別体に形成されている
ので、この別体に形成された側面部の位置を適宜調整す
ることにより、両側面部の間隔すなわち当該溝レールの
幅を調整できる。従って、両アームのスライド側の端部
(他端部)をほぼ隙間なく挟んだ状態となるよう上記別
体で形成された側面部の位置を調整することにより、同
アームの他端部を上下方向にガタ付きなく嵌込み支持す
ることができる。アームの他端部を上下方向にガタ付き
なく支持すれば、アームの一端は基台若しくはテーブル
に枢着されているので、結果的にテーブルの上下方向の
ガタ付きはなくなる。
また、前記したように上記溝レールを一体の引き抜き材
とすると、両側面部がダレて溝幅が安定しないという問
題があるのであるが、上記構成によれば一方の側面部が
別体で形成されて両者間の間隔を調整可能であるので、
このような心配はない。従って、ダレを心配することな
く溝レールを引き抜き材で形成しコストダウンを図るこ
とができる。
さらに、テーブルの荷重が付加されない側、すなわち、
テーブル側に設けられた溝レールであれば下側の側面
部、基台側に設けられた溝レールであれば上側の側面部
が別体で形成されるので、溝レールの強度について新た
な問題が発生することはない。
(考案の効果) 本考案によれば、構造を複雑にすることなく、かつ生産
コストを上昇させることなく、テーブルのガタ付きを確
実に防止できる。
(実施例) 次に、本考案の第1実施例の構成を第1図〜第4図によ
って説明する。
上下に対向する基台1とテーブル2との間には、2本の
アーム3、4の長手方向のほぼ中心位置を連結軸5を介
して相互に回転可能に連結してX字状に組合せた昇降リ
ンク6が介在し、各アーム3、4の一端部は、基台1と
テーブル2に軸7を介して回転可能に取付けられ、各ア
ーム3、4の他端部は、基台1とテーブル2に互いに対
向して平行に形成した横断面U字状溝レール8に、該溝
レール8の溝幅より僅かに直径の小さいベアリングのロ
ーラ9を嵌めてスライド可能に取付けられ、かつ、基台
1とアーム3との間には、アクチュエータとしての油圧
シリンダ10がそのシリンダ部11を軸12を介してアーム3
に連結し、そのピストンロッド13を軸14を介してアーム
4に連結した状態で取付けられ、基台1上に取付けられ
た油圧装置15を介しての油圧シリンダ10の作動による各
アーム3、4の連結軸5を中心にした回転によってテー
ブル2は上下に昇降する。
このように構成された昇降テーブル16において、前記溝
レール8は、第3図に示すようにそれぞれ別体で形成さ
れた横断面L字状のL型レール部材17と横断面四角形の
角型レール部材18とから構成されている。L型レール部
材17が、実用新案登録請求の範囲に記載した底面部と他
の側面部に該当し、角型レール部材18がこれとは別体で
形成された側面部に該当する。このことから、角型レー
ル部材18が、テーブルの荷重が付加されない側の側面部
を構成している。従って、第3図に示した溝レール8
は、上側の側面部が角型レール部材18とされているの
で、この上側の側面部がテーブル2の荷重を受けない側
となる基台1側に設けられた溝レールを示している。こ
れに対して、図示は省略したがテーブル2側に設けられ
た溝レール8は第3図に示したものとは上下反対に設け
られ、下側の側面部が別体の角型レール部材18となって
いる。このように、基台1およびテーブル2に取付けら
れた溝レール8は、ローラ9と溝レール8との間でテー
ブル2およびこれの積載物の荷重が付加されない側の側
面部、すなわち基台1とテーブル2との互いに対向する
側の側面部が、別部材としての角型レール部材18となる
向きで取付けられている。
別体で形成された角型レール部材18は、ノックピン19に
よりL型レール部材17の側面部に対して一定の間隔を保
持した位置、すなわちローラ9と溝レール8の両側面部
との間にほぼ隙間のない状態、従って上下方向にガタ付
きのない状態となる位置に位置決めされ、この位置決め
された状態で固定用締付けネジ20によりL型レール部材
17に固定されている。
次に、本実施例の作用について説明する。
このように構成された昇降テーブル16におけるテーブル
2のガタ付き防止構造によれば、溝レール8を形成する
L型レール部材17と角型レール部材18はともに引抜き鋼
で形成しても形がダレることなく、高精度に形成するこ
とができ、このL型レール部材17と角型レール部材18と
をノックピン19と固定用締付けネジ20とで組付けること
によって、精度の高い溝レール8を低コストで形成する
ことができる。
これによって、製造簡単にして生産コストを上昇させる
ことなく、溝レール8とローラ9間の隙間を最小限の例
えば1/1000mm台に抑えて、テーブル2の上下方向ガタの
発生を有効に防止することができ、その結果、軸7によ
るアーム3、4取付け側のテーブル2端部に荷重が偏っ
てかかっても、テーブル2は実際の感覚として上下方向
にガタつくことはない。
従って、例えば昇降テーブル16のテーブル2上に第1図
に2点鎖線で示すように、スライドテーブル21を載せる
とともに、該スライドテーブル21を軸7によるアーム
3、4取付け側のテーブル2端部方向にスライドさせて
も、実際感覚として上下方向にガタつかせることなくス
ライドテーブル21をテーブル2から相当オーバーハング
させた状態でスライドさせることができる。
次に、本考案の第2実施例を第5図に基づいて説明す
る。本例は、溝レール23における横断面L字状L型レー
ル部材27の側面部28を、第1実施例における側面部22よ
りも長くする一方、各アーム3,4の他端部の軸24には前
記ローラ9の他に、このローラ9よりも僅かに小径の補
助ローラ25をディスタンスカラー26を間に挟んで回転可
能に取付け、両ローラ9,25を溝レール23の上下各側面部
18,28に個々に接触するよう配置して、上下方向のガタ
付きを完全になくすよう構成されている。その他は、第
1実施例と同様で、テーブル2の荷重が付加されない側
の側面部28がL型レール部材17とは別体で形成されて、
他方の側面部28との間の間隔を調整してアーム3,4のガ
タ付きをなくした状態で固定ボルト29および位置決め用
のノックピン19によって位置決め固定されている。この
ように構成することにより、別体で形成された側面部18
にテーブル2の荷重が付加されることを一層確実に防止
できるので、テーブル2の上下方向のガタ付きのない状
態をより長期間にわたって確実に維持できる。なお、図
は基台1側に取付けられた溝レール23を示している。
次に、第6図は本考案の第3実施例を示し、図示した溝
レール30は上記第2実施例と同様基台1側に取付けられ
た溝レールを示している。本例は、両アーム3、4の他
端部の軸24に、第2実施例とは違って同じサイズのロー
ラ9,9をディスタンスカラー26を間に挟んで取付ける一
方、第2実施例と同様長く形成された側面部28の内面側
(図示上面側)に、先端側(図示左側)のローラ9の転
動軌跡に沿って窪み29を形成した構成となっており、こ
れにより先端側のローラ9が別体で形成された上側の側
面部18に当接され、図示右側のローラ9が下側の側面部
28に当接されている。その他は、第1および第2実施例
と同様であり、このような構成によっても前記両実施例
と同様の作用効果を得ることができる。
なお、第2、第3実施例で追加したローラ25、29はそれ
ぞれガタ防止程度の荷重しかかからないため、第7図、
第8図に示すように比較的厚みの薄い例えばセラミック
製フランジ31、32に代えることができ、その場合は、各
U字状溝レール23,30における図示下側の側面部28の長
さを短くして第1実施例における溝レール8と同程度に
コンパクトに構成できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1実施例の側面図、第2図はその正
面図、第3図はその要部詳細図、第4図はその横断面U
字状溝レール8の一部破断正面図、第5図は本考案の第
2実施例の要部詳細図、第6図は本考案の第3実施例の
要部詳細図、第7図と第8図は本考案のその他の例の要
部詳細図、第9図と第10図は従来実施例の説明図であ
る。 1…基台、2…テーブル 3、4…アーム、5…連結軸 6…昇降リンク、7…軸 8…溝レール、9…ローラ 10…油圧シリンダ、16…昇降テーブル 17…L型レール部材、18…角型レール部材 19…ノックピン、20…締付けネジ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基台とテーブルとの間に、2本のアームを
    X字状に連結してなる昇降リンクが介在され、前記2本
    のアームの各々の一端部は前記基台または前記テーブル
    に枢着される一方、他端部は、前記基台および前記テー
    ブルに設けられた、底面部および上下の側面部からなる
    断面U字状の溝レール内にそれぞれスライド可能に嵌込
    み支持され、アクチュエータ駆動による当該昇降リンク
    の伸縮動作により前記テーブルを昇降させる昇降テーブ
    ルにおいて、 前記溝レールの、前記テーブルの荷重が付加されない側
    の側面部は、他の側面部とは別体で形成して該他の側面
    部との間の間隔を調整可能に構成し、該間隔を調整して
    前記アームの他端部を上下方向にガタ付きのない状態で
    嵌込み支持したことを特徴とする前記テーブルのガタ付
    き防止構造。
JP1989012851U 1989-02-06 1989-02-06 昇降テーブルにおけるテーブルのガタ付き防止構造 Expired - Lifetime JPH0720143Y2 (ja)

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JPH02105995U JPH02105995U (ja) 1990-08-23
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JPS5633293U (ja) * 1979-08-18 1981-04-01

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JPH02105995U (ja) 1990-08-23

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