JPH07201882A - キャリア伝導による導体−絶縁体−半導体(cis)トランジスタ及びその製造方法 - Google Patents

キャリア伝導による導体−絶縁体−半導体(cis)トランジスタ及びその製造方法

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JPH07201882A
JPH07201882A JP6300883A JP30088394A JPH07201882A JP H07201882 A JPH07201882 A JP H07201882A JP 6300883 A JP6300883 A JP 6300883A JP 30088394 A JP30088394 A JP 30088394A JP H07201882 A JPH07201882 A JP H07201882A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】Si基板上に導体−絶縁体−半導体(CIS)
ヘテロ接合トランジスタを形成する。 【構成】基板102上にn型Si層104を堆積し、こ
れを貫通してトレンチ106を形成し、SiO等の絶
縁体を充填する。Si層104上にp型Si1−zGe
112を堆積する。但し、0.1≦z≦0.9であ
る。このトレンチ上のp型Si1−zGe112領域
内にpベース接点領域114を画定する。Si1−z
Ge層112及びn型Si層104の両方にn型ドー
パントをイオン注入してコレクタ領域を形成する。Si
1−zGe層112上に薄い酸化物層136を堆積さ
せ、その上にAl、Mg、Mn、Ti等の仕事関数が小
さな金属を選択的に堆積させてエミッタ130を画定す
る。エミッタはp多結晶Siでもよい。さらに酸化物
136を開口させて、コレクタとベースの接点をそれぞ
れ画定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイポーラ・トランジス
タに関し、より詳細には金属−絶縁体−半導体トランジ
スタに関する。
【0002】
【従来の技術】当技術分野において、バイポーラ・トラ
ンジスタは知られている。金属−絶縁体−半導体(MI
S)トランジスタも当技術分野で知られている。図1
に、従来技術による横型MISトランジスタを示す。金
属トランジスタ・エミッタ52および金属コレクタ54
と半導体ベース56との間の、SiO2などの極めて薄
い絶縁体層50が、ベース56と、エミッタ52または
コレクタ54との間の電流の流れを妨げる。しかし、V
beが十分に大きいときは、エミッタ52が絶縁体50を
介してベース56に電子を注入する。さらに、エミッタ
52とコレクタ54は、距離dBだけ分離する厚い酸化
物58によって、互いに横方向に絶縁されている。ベー
ス接点60は、距離dの厚いフィールド酸化物62によ
って、コレクタ54から分離されている。ベース接点6
0は、ベース56へのオーム接触を保証する高ドープ領
域64(P+またはN+)を貫通している。コレクタ54
はベース56に対して逆バイアスされるので、コレクタ
54の下の薄い酸化物50において、コレクタ54本体
からベース56の表面に電子が流れ、そこに空乏領域
(図示せず)を形成する。この空乏領域は、部分的には
ベースのドーパント・レベルによって決まり、ベース5
6からコレクタ54への電流を制御する。コレクタ54
における薄い酸化物の厚さと、ベース・ドーパント・レ
ベルが最適の場合、コレクタが低いレベルで飽和して、
従来のバイポーラ・トランジスタと類似したコレクタ電
流特性を示すことができる。
【0003】さらに、空乏領域を制御することにより、
コレクタ電流の飽和が制御される。空乏領域を大きくす
ると、コレクタの薄い酸化物を横切る電界(Eフィール
ド)が大きくなり、コレクタ電流が増大する。
【0004】残念ながら、電流利得を制限し、その結果
として横型MISトランジスタで実現される性能の改善
を制限する現象がいくつかある。第1に、分流、主にベ
ース−エミッタ間の大きな電流漏れによって、横型MI
Sトランジスタの電流利得が制限される。分流は、エミ
ッタ52からのキャリアが、水平にコレクタ54内にで
はなく下方ベース56内に流れる傾向があるために生じ
る。一部のキャリアは、コレクタ54内に出るのではな
くベース56の下側の領域で再結合する。したがって、
ベース電流の一部であるこれらの再結合キャリアは、抵
抗(線形)電流の特性を示し、すなわちベース56とエ
ミッタ52の間で分路抵抗の特性を示す。その結果、増
幅されない分流が、電流利得を減少させる。
【0005】当技術分野では、ヘテロ接合バイポーラ・
トランジスタ(HBT)が知られている。ヘテロ接合
は、少なくとも2つの異なる半導体材料からなる少なく
とも2つの層を有する。これらの2つの材料は、伝導帯
及び価電子帯の縁部(それぞれEcとEv)において異な
るエネルギーを有し、異なる電子親和力を有する。した
がって、ヘテロ接合層の界面にバンド・ギャップ・スパ
イク△Ecおよび△Evが生じる。△Ecと△Evは、一方
向(順バイアス方向)の電流を増強し、他方向(逆バイ
アスされた方向)の電流を減少させる。電子は事実上、
伝導電位スパイク△Ecをトンネル効果で突き抜けるの
で、この増大した順方向電流はトンネル電流としても知
られる。したがって、適切にバイアスされたHBTは、
従来のホモ接合バイポーラ・トランジスタよりも増大し
た直流電流利得を有する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、導体
−絶縁体−半導体トランジスタの直流電流利得を増大さ
せることである。
【0007】本発明の他の目的は、導体−絶縁体−半導
体トランジスタの性能を改善することである。
【0008】本発明の他の目的は、導体−絶縁体−半導
体トランジスタにおいて、ベースからエミッタへの分路
抵抗を高めることである。
【0009】本発明のさらに他の目的は、導体−絶縁体
−半導体トランジスタにおいて、直流電流利得を増大さ
せ、外因性コレクタ抵抗を減少させることである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板層(好ま
しくはシリコン)と、前記基板層上の第1の半導体材料
(好ましくはシリコン)からなる第1の導電層と、前記
第1の導電層上の第2の半導体材料(好ましくはSiG
e)からなる第2の導電層と、前記第1の導電層中の絶
縁体で満たされた(基板内に達してもよい)トレンチ
と、前記第2の導電層上の薄い酸化物パッドと、前記薄
い酸化物パッド上の(p+多結晶シリコンまたは低い仕
事関数の金属電極でもよい)導体(エミッタ)と、前記
第2の導電層上の金属からなる第2の電極(ベース)お
よび第3の電極(コレクタ)とを含む導体−絶縁体−半
導体(CIS)トランジスタに関するものである。
【0011】
【実施例】図2ないし図5は、好ましい実施例における
導体−絶縁体−半導体(CIS)トランジスタ製造の諸
段階を示す。まず図2では、半絶縁性または絶縁性の基
板102上に、分子線エピタキシ法(MBE)や高真空
金属有機化合物化学気相成長法(HV−MOCVD)な
ど従来の方法によって、n+シリコン層104を成長さ
せる。n+層104は、厚さが1500〜2500Åで
あり、1×1018〜1×1019cm-3のドーパント濃度
でnドープされる。n+層104を貫いてトレンチ10
6は形成されるが、トレンチは基板102内まで延びて
もよい。好ましくはSi02からなる絶縁体層108
を、n+層104の上に成長させまたは堆積させてトレ
ンチを埋める。図3では、絶縁体層108がn+層10
4の表面から除去され、トレンチ106を埋める絶縁体
プラグ110が残る。
【0012】次に、MBE法または化学気相成長法(C
VD)によって、層104とプラグ110の上に、厚さ
200〜500ÅのSi1-zGez(ただしzはGeのモ
ル分率)の層112を成長させる。Si1-zGezは、ホ
ウ素などのp型ドーパントによって1×1015〜1×1
16cm-3の濃度にドープされ、0.1≦z≦0.9、
好ましくは0.15≦z≦0.30である。さらに、z
は、Si/Si1-zGez界面で量子井戸の深さが最大に
なり、かつ欠陥を最小限に抑えてSi1-zGez層が仮像
的になるように選択する。量子井戸は、Si/Si1-z
Gez界面116に形成される。領域114は、フォト
リソグラフィによって画定し、好ましくはホウ素のp型
不純物によって、5×1018〜5×1019cm-3のドー
パント・レベルまでイオン注入する。注入されたドーパ
ントは、900℃以下の温度で加熱活性化させる。
【0013】次に、図4では、フォトリソグラフィによ
りエミッタとコレクタを画定する。コレクタ領域120
は、フォトリソグラフィによって画定し、好ましくはヒ
素、アンチモン、リンなどのn型ドーパントによってイ
オン注入する。このドーパントは、量子井戸内のキャリ
アを抽出するのに十分な深さまで、Si1-zGez層11
2内に垂直方向に注入する。ドーパントは、Si層10
4を通ってコレクタ領域120内の基板102中にわず
かに拡散してもよい。さらに、低温アニール(900℃
以下で)を行って注入イオンを活性化し、二次的に再分
布させる。その結果として、ドーパント濃度が5×10
18から1×1019cm-3になることが好ましい。厚さ2
0〜50Åの絶縁体層を表面118上に堆積させ、フォ
トリソグラフィにより選択的に除去して、エミッタ領域
の表面118の上に薄い酸化物パッド122を残す。
【0014】次に、図5では、ベース接点とコレクタ接
点とエミッタ電極を画定する。薄い酸化物パッド122
上に、p+多結晶シリコン、またはアルミニウム、マグ
ネシウム、スズなどの低い仕事関数の金属の層を堆積さ
せてエミッタ130を構成し、CISトンネル構造13
0−122−112が完成する。その代わりに、表面1
18上に薄い酸化物層を堆積してもよく、その薄い酸化
物層上に導体層を堆積させ、その両方の層をエッチング
して、一度に酸化物パッド122とエミッタ130を形
成する。ベース接点132とコレクタ接点134は、任
意の適切な金属、好ましくはアルミニウムから形成され
る。エミッタ130が低い仕事関数の金属からなる場合
は、これと同じ低い仕事関数の堆積金属を使って、コレ
クタ接点134とベース接点132をエミッタ電極13
0と同時に形成することもできる。一方、正孔伝導CI
Sトランジスタでは、金属でないp+多結晶シリコンが
好ましい。好ましい実施例では、エミッタ130を形成
した後、厚さ2000Å〜3000Åの酸化物136の
層を堆積させて、露出したSi1-zGez領域を覆う。次
に、層136を貫いてベース接点とコレクタ接点を画定
し開口させる。次に、金属を堆積して、ベース接点13
2とコレクタ接点134を形成する。
【0015】図6は、電子伝導CISトランジスタの好
ましい実施例に関する電子エネルギー・バンド図であ
る。図7は、それと対応する、相補形正孔伝導CISト
ランジスタの正孔エネルギー・バンド図である。図6の
電子エネルギー・バンド図から明らかなように、エミッ
タ酸化物122は高い電位障壁を形成する。この電位障
壁は、トランジスタのベース114とエミッタ130の
間を分流が流れるのを妨げる。しかし、Vbeが十分に大
きいときは、熱電子がエミッタ酸化物122を突き抜け
てSiGe層112の真性領域に入る。これらの電子は
比較的高速でベースに入るが、SiGe層112は高速
のキャリアには薄すぎるので、少数のキャリアだけが再
結合する。この速度のために、キャリアの再結合が減少
するが、量子井戸内の電子が再結合ソースから多少スク
リーニングされるので、キャリアがベースに残る時間が
短くなる。その結果、ベース電流の漏れが低くなり、ま
た直流電流利得が従来技術のトランジスタよりもかなり
高くなる。Si/SiGe界面116には、正孔伝導C
ISトランジスタにおける価電子帯量子井戸及び、電子
伝導CISトランジスタにおける伝導帯量子井戸とが生
じる。これらの量子井戸は、領域138の下にあるSi
/SiGe界面116の真性コレクタ領域から外因性コ
レクタ接点120への、極めて高い移動度の経路をキャ
リアに提供する。この高移動度の経路により、キャリア
がその経路に沿って送り込まれるために、漏れが抑制さ
れ、その結果として、直流電流利得装置の性能がさらに
改善される。
【0016】本発明を好ましい実施例に関して説明した
が、特許請求の範囲の趣旨および範囲から逸脱すること
なしに、当業者なら多数の修正および変形を思いつくで
あろう。これらの修正および変形は頭記の特許請求の範
囲に含まれるものである。
【0017】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0018】(1)基板層と、前記基板層上の第1の半
導体材料からなる第1の導電層と、前記第1の導電層上
の第2の半導体材料からなる第2の導電層と、前記第2
の導電層上の薄い絶縁性パッドと、前記薄い絶縁性パッ
ド上の第1の電極と、前記第2の導電層上の第2および
第3の電極とを備える、導体−絶縁体−半導体(CI
S)トランジスタ。 (2)前記第1の導電層中に絶縁性材料で満たされたト
レンチを備える上記(1)に記載のCISトランジス
タ。 (3)SiGe中のGeのモル分率をzとして、前記第
1の半導体材料がシリコン(Si)であり、前記第2の
半導体材料がシリコン−ゲルマニウム(Si1-zGez
であることを特徴とする、上記(2)に記載のCISト
ランジスタ。 (4)前記基板層がSiであり、前記トレンチがSi0
2で満たされ、前記薄い絶縁性パッドがSiO2の薄いパ
ッドであることを特徴とする、上記(3)に記載のCI
Sトランジスタ。 (5)前記トレンチが前記第1の導電層を通って前記基
板内に延びることを特徴とする、上記(4)に記載のC
ISトランジスタ。 (6)0.1≦z≦0.9であることを特徴とする、上
記(3)に記載のCISトランジスタ。 (7)0.15≦z≦0.3であることを特徴とする、
上記(6)に記載のCISトランジスタ。 (8)第2の導電層が、第1の導電型の領域と第2の導
電型の領域を含み、前記第2の導電型の領域が、前記第
3の金属電極から前記第2の導電層を通って下方に延び
ることを特徴とする、上記(1)に記載のCISトラン
ジスタ。 (9)第2の導電型の領域が、前記第1の導電層内に延
びることを特徴とする、上記(8)に記載のCISトラ
ンジスタ。 (10)前記第1の導電型がp型であり、前記第2の導
電型がn型であることを特徴とする、上記(8)に記載
のCISトランジスタ。 (11)第1の電極がAlであることを特徴とする、上
記(10)に記載のCISトランジスタ。 (12)第1の電極がMnであることを特徴とする、上
記(10)に記載のCISトランジスタ。 (13)第1の電極がMgであることを特徴とする、上
記(10)に記載のCISトランジスタ。 (14)第1の電極がTiであることを特徴とする、上
記(10)に記載のCISトランジスタ。 (15)n型領域が、前記第1の導電層を通って前記基
板内に延びることを特徴とする、上記(10)に記載の
CISトランジスタ。 (16)SiGe中のGeのモル分率をzとして、前記
第1の半導体材料がシリコン(Si)であり、前記第2
の半導体材料がシリコン−ゲルマニウム(Si1-z
z)であることを特徴とする、上記(8)に記載のC
ISトランジスタ。 (17)前記基板層がSiであり、前記トレンチがSi
2で満たされ、前記薄い絶縁性パッドがSiO2の薄い
パッドであることを特徴とする、上記(8)に記載のC
ISトランジスタ。 (18)前記第1の導電型がn型であり、前記第2の導
電型がp型であることを特徴とする、上記(8)に記載
のCISトランジスタ。 (19)前記第1の電極が多結晶シリコン・エミッタで
あり、前記第2の電極が金属コレクタ接点であり、前記
第3の電極が金属ベース接点であることを特徴とする、
上記(8)に記載のCISトランジスタ。 (20)p型領域が前記第1の導電層を通って延びるこ
とを特徴とする、上記(8)に記載のCISトランジス
タ。 (21)p型領域が前記基板内に延びることを特徴とす
る、上記(18)に記載のCISトランジスタ。 (22)a)基板上に、第1の半導体材料からなる第1
の層を堆積する段階と、 b)前記第1の層にトレンチを形成する段階と、 c)前記トレンチを絶縁性材料で満たす段階と、 d)前記第1の層上に、第2の半導体材料からなる第2
の層を堆積する段階と、 e)前記第2の半導体層上に薄い絶縁性パッドを形成
し、前記薄い絶縁性パッド上に導電性電極を形成する段
階と、 f)前記第2の半導体層上に厚い絶縁体層を形成する段
階と、 g)前記厚い絶縁体層を貫通する複数の接点を選択的に
形成する段階と、を含む、CISトランジスタの製造方
法。 (23)前記薄い絶縁体層を堆積する段階(e)の前
に、 d1)前記トレンチ上の前記第2の半導体層内に、第1
の導電型のドーパントを注入する段階を含むことを特徴
とする、上記(22)に記載のCISトランジスタの製
造方法。 (24)前記薄い絶縁体層を堆積する段階(e)の前
に、 d2)前記開口した複数の接点領域内に第2の導電型の
ドーパントを選択的に注入して、前記第2の半導体層の
表面からその中に拡散させる段階を含むことを特徴とす
る、上記(23)に記載のCISトランジスタの製造方
法。 (25)前記第2の導電型のドーパントが、前記第1の
半導体層内に注入されることを特徴とする、上記(2
4)に記載のCISトランジスタの製造方法。 (26)前記第1の導電型がn型であり、前記第2の導
電型がp型であることを特徴とする、上記(24)に記
載のCISトランジスタの製造方法。 (27)前記第1の導電型がp型であり、前記第2の導
電型がn型であることを特徴とする、上記(24)に記
載のCISトランジスタの製造方法。 (28)前記第1の半導体材料がSiであり、前記第2
の半導体材料がSiGeであることを特徴とする、上記
(24)に記載のCISトランジスタの製造方法。 (29)前記導電性電極を形成する段階(e)が、薄い
絶縁性の導体層及び薄い絶縁体層とを選択的にエッチン
グし、エミッタ電極を画定する段階を含むことを特徴と
する、上記(22)に記載のCISトランジスタの製造
方法。 (30)導電層を形成する段階(e)が、 1)前記第2の半導体層上に薄い絶縁体層を堆積する段
階と、 2)前記薄い絶縁体層をエッチングして、パッドを形成
する段階と、 3)前記第2の層上に、前記パッドを覆う導電層を堆積
する段階とを含むことを特徴とする、上記(22)に記
載のCISトランジスタの製造方法。 (31)前記導電層を堆積する段階(e)の段階3が、
さらに、前記導電層を選択的にエッチングして、前記パ
ッド上でエミッタを画定する段階を含むことを特徴とす
る、上記(30)に記載のCISトランジスタの製造方
法。
【0019】
【発明の効果】量子井戸内の電子が再結合ソースから多
少スクリーニングされるので、キャリアがベースに残る
時間が短くなる。その結果、ベース電流の漏れが低くな
り、また直流電流利得が従来技術のトランジスタよりも
かなり高くなる。量子井戸は、領域138の下にあるS
i/SiGe界面116の真性コレクタ領域から外因性
コレクタ接点120への、極めて高い移動度の経路をキ
ャリアに提供する。この高移動度の経路により、キャリ
アがその経路に沿って送り込まれるために、漏れが抑制
され、その結果として、直流電流利得装置の性能がさら
に改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来技術のMISトランジスタの断面図であ
る。
【図2】本発明の好ましい実施例の製造の一段階を示す
図である。
【図3】本発明の好ましい実施例の製造の一段階を示す
図である。
【図4】本発明の好ましい実施例の製造の一段階を示す
図である。
【図5】本発明の好ましい実施例の製造の一段階を示す
図である。
【図6】好ましい実施例によるCISトランジスタの、
エミッタの下側断面のエネルギー・バンド・ギャップ図
である。
【図7】好ましい実施例によるCISトランジスタの、
エミッタの下側断面のエネルギー・バンド・ギャップ図
である。
【符号の説明】
102 基板 104 n+シリコン層 106 トレンチ 108 絶縁体層 110 絶縁体プラグ 112 Si1-zGez層 116 Si/Si1-zGez界面 118 表面 120 コレクタ領域 122 酸化物パッド 130 エミッタ 132 ベース接点 134 コレクタ接点 136 酸化物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・ブーフ・レンベック アメリカ合衆国12580 ニューヨーク州ス ターツバーグ センター・ロード ルート 1 ボックス214 (72)発明者 キース・ミッチェル・ワルター アメリカ合衆国12603 ニューヨーク州ポ ケプシー ロビン・ヒル・ドライブ 9

Claims (31)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板層と、 前記基板層上の第1の半導体材料からなる第1の導電層
    と、 前記第1の導電層上の第2の半導体材料からなる第2の
    導電層と、 前記第2の導電層上の薄い絶縁性パッドと、 前記薄い絶縁性パッド上の第1の電極と、 前記第2の導電層上の第2および第3の電極とを備え
    る、導体−絶縁体−半導体(CIS)トランジスタ。
  2. 【請求項2】前記第1の導電層中に絶縁性材料で満たさ
    れたトレンチを備える請求項1に記載のCISトランジ
    スタ。
  3. 【請求項3】SiGe中のGeのモル分率をzとして、
    前記第1の半導体材料がシリコン(Si)であり、前記
    第2の半導体材料がシリコン−ゲルマニウム(Si1-z
    Gez)であることを特徴とする、請求項2に記載のC
    ISトランジスタ。
  4. 【請求項4】前記基板層がSiであり、前記トレンチが
    Si02で満たされ、前記薄い絶縁性パッドがSiO2
    薄いパッドであることを特徴とする、請求項3に記載の
    CISトランジスタ。
  5. 【請求項5】前記トレンチが前記第1の導電層を通って
    前記基板内に延びることを特徴とする、請求項4に記載
    のCISトランジスタ。
  6. 【請求項6】0.1≦z≦0.9であることを特徴とす
    る、請求項3に記載のCISトランジスタ。
  7. 【請求項7】0.15≦z≦0.3であることを特徴と
    する、請求項6に記載のCISトランジスタ。
  8. 【請求項8】第2の導電層が、第1の導電型の領域と第
    2の導電型の領域を含み、前記第2の導電型の領域が、
    前記第3の金属電極から前記第2の導電層を通って下方
    に延びることを特徴とする、請求項1に記載のCISト
    ランジスタ。
  9. 【請求項9】第2の導電型の領域が、前記第1の導電層
    内に延びることを特徴とする、請求項8に記載のCIS
    トランジスタ。
  10. 【請求項10】前記第1の導電型がp型であり、前記第
    2の導電型がn型であることを特徴とする、請求項8に
    記載のCISトランジスタ。
  11. 【請求項11】第1の電極がAlであることを特徴とす
    る、請求項10に記載のCISトランジスタ。
  12. 【請求項12】第1の電極がMnであることを特徴とす
    る、請求項10に記載のCISトランジスタ。
  13. 【請求項13】第1の電極がMgであることを特徴とす
    る、請求項10に記載のCISトランジスタ。
  14. 【請求項14】第1の電極がTiであることを特徴とす
    る、請求項10に記載のCISトランジスタ。
  15. 【請求項15】n型領域が、前記第1の導電層を通って
    前記基板内に延びることを特徴とする、請求項10に記
    載のCISトランジスタ。
  16. 【請求項16】SiGe中のGeのモル分率をzとし
    て、前記第1の半導体材料がシリコン(Si)であり、
    前記第2の半導体材料がシリコン−ゲルマニウム(Si
    1-zGez)であることを特徴とする、請求項8に記載の
    CISトランジスタ。
  17. 【請求項17】前記基板層がSiであり、前記トレンチ
    がSi02で満たされ、前記薄い絶縁性パッドがSiO2
    の薄いパッドであることを特徴とする、請求項8に記載
    のCISトランジスタ。
  18. 【請求項18】前記第1の導電型がn型であり、前記第
    2の導電型がp型であることを特徴とする、請求項8に
    記載のCISトランジスタ。
  19. 【請求項19】前記第1の電極が多結晶シリコン・エミ
    ッタであり、前記第2の電極が金属コレクタ接点であ
    り、前記第3の電極が金属ベース接点であることを特徴
    とする、請求項8に記載のCISトランジスタ。
  20. 【請求項20】p型領域が前記第1の導電層を通って延
    びることを特徴とする、請求項8に記載のCISトラン
    ジスタ。
  21. 【請求項21】p型領域が前記基板内に延びることを特
    徴とする、請求項18に記載のCISトランジスタ。
  22. 【請求項22】a)基板上に、第1の半導体材料からな
    る第1の層を堆積する段階と、 b)前記第1の層にトレンチを形成する段階と、 c)前記トレンチを絶縁性材料で満たす段階と、 d)前記第1の層上に、第2の半導体材料からなる第2
    の層を堆積する段階と、 e)前記第2の半導体層上に薄い絶縁性パッドを形成
    し、前記薄い絶縁性パッド上に導電性電極を形成する段
    階と、 f)前記第2の半導体層上に厚い絶縁体層を形成する段
    階と、 g)前記厚い絶縁体層を貫通する複数の接点を選択的に
    形成する段階と、を含む、CISトランジスタの製造方
    法。
  23. 【請求項23】前記薄い絶縁体層を堆積する段階(e)
    の前に、 d1)前記トレンチ上の前記第2の半導体層内に、第1
    の導電型のドーパントを注入する段階を含むことを特徴
    とする、請求項22に記載のCISトランジスタの製造
    方法。
  24. 【請求項24】前記薄い絶縁体層を堆積する段階(e)
    の前に、 d2)前記開口した複数の接点領域内に第2の導電型の
    ドーパントを選択的に注入して、前記第2の半導体層の
    表面からその中に拡散させる段階を含むことを特徴とす
    る、請求項23に記載のCISトランジスタの製造方
    法。
  25. 【請求項25】前記第2の導電型のドーパントが、前記
    第1の半導体層内に注入されることを特徴とする、請求
    項24に記載のCISトランジスタの製造方法。
  26. 【請求項26】前記第1の導電型がn型であり、前記第
    2の導電型がp型であることを特徴とする、請求項24
    に記載のCISトランジスタの製造方法。
  27. 【請求項27】前記第1の導電型がp型であり、前記第
    2の導電型がn型であることを特徴とする、請求項24
    に記載のCISトランジスタの製造方法。
  28. 【請求項28】前記第1の半導体材料がSiであり、前
    記第2の半導体材料がSiGeであることを特徴とす
    る、請求項24に記載のCISトランジスタの製造方
    法。
  29. 【請求項29】前記導電性電極を形成する段階(e)
    が、薄い絶縁性の導体層及び薄い絶縁体層とを選択的に
    エッチングし、エミッタ電極を画定する段階を含むこと
    を特徴とする、請求項22に記載のCISトランジスタ
    の製造方法。
  30. 【請求項30】導電層を形成する段階(e)が、 1)前記第2の半導体層上に薄い絶縁体層を堆積する段
    階と、 2)前記薄い絶縁体層をエッチングして、パッドを形成
    する段階と、 3)前記第2の層上に、前記パッドを覆う導電層を堆積
    する段階とを含むことを特徴とする、請求項22に記載
    のCISトランジスタの製造方法。
  31. 【請求項31】前記導電層を堆積する段階(e)の段階
    3が、さらに、 前記導電層を選択的にエッチングして、前記パッド上で
    エミッタを画定する段階を含むことを特徴とする、請求
    項30に記載のCISトランジスタの製造方法。
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