JPH07203910A - しじみ抽出エキスの製造法 - Google Patents

しじみ抽出エキスの製造法

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JPH07203910A
JPH07203910A JP6017724A JP1772494A JPH07203910A JP H07203910 A JPH07203910 A JP H07203910A JP 6017724 A JP6017724 A JP 6017724A JP 1772494 A JP1772494 A JP 1772494A JP H07203910 A JPH07203910 A JP H07203910A
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water
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 しじみ又はその水抽出物を含水率が70%以
下のメタノール又はエタノールで抽出することを特徴と
する安定性に優れたしじみ抽出エキスの製造法。 【効果】 該しじみ抽出エキスを含有する飲料は長期に
わたり保存しても「おり」が生じることがなく、味、香
りも変化せず、極めて安定である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は安定性に優れたしじみ抽
出エキスの製造法及び該抽出エキスを含有するしじみ飲
料に関する。
【0002】
【従来の技術】しじみは、必須アミノ酸を多く含むタン
パク、炭水化物(グリコーゲン)脂質、アルギニン、メ
チオニン、コハク酸等を含み、更にナトリウム、カリウ
ム、カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛、
セレニウム、銅、ホウ素等のミネラル、カロチン、ビタ
ミンB2、ビタミンB12、ナイアシン、ビタミンC等の
ビタミン類を豊富に含有しており、古来、食品として利
用されている。
【0003】しじみは、黄疸のような肝臓病、貧血、高
血圧等にも有効であることが知られており、しじみエキ
ス末または油性エキスの形で健康食品として市販されて
いる。しかし、しじみの水抽出物を原料としてしじみ飲
料を製造すると、それに含まれる糖や蛋白等が「おり」
となって経時的に沈殿し、また、香り、味も変化するた
め、これまでしじみ特有の味、香りを有するしじみ飲料
は開発されるに至っていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の主たる目的
は、しじみの有用な成分であるタウリン、メチオニン、
ビタミン、ミネラル、水可溶性タンパク、グリコーゲン
等を豊富に含み、しかもしじみ特有の味、香り等をもっ
た保存安定性の良好な飲料をつくるのに適した、安定性
に優れたしじみ抽出エキスの製造法を提供することであ
る。
【0005】
【発明を解決するための手段】本発明者は、長期間にわ
たり保存しても「おり」を生ずることがなく、味、香り
にも変化をきたさない保存安定性の良好なしじみ飲料を
つくるのに適した、安定性に優れた水可溶性のしじみ抽
出エキスを開発すべく鋭意研究を行なった結果、しじみ
又はその水抽出物を含水率が或る濃度以下のメタノール
又はエタノールで抽出することにより、上記の目的を達
成することができることを見い出し本発明を完成した。
【0006】かくして、本発明によれば、しじみ又はそ
の水抽出物を含水率が70%以下のメタノール又はエタ
ノールで抽出することを特徴とする安定性に優れたしじ
み抽出エキスの製造法が提供される。
【0007】本発明に従って抽出処理されるしじみとし
ては、水揚されたしじみ貝から殻を取り除いた剥身その
もの、又はそれを適度にもしくは完全に乾燥し、場合に
より粉砕したもの等を使用することができ、或いはこれ
らを予め熱水で抽出した水抽出乾燥末(水抽出物)の状
態のもの等も用いることができる(以下、これらを「し
じみ原料」と総称する)。
【0008】これらしじみ原料の抽出処理に使用するメ
タノール又はエタノールは、実質的に水を含まない無水
の状態のものであってもよいが、含水メタノール又は含
水エタノールを使用することもできる。しかしそのよう
な含水アルコールの含水率は70%以下、好ましくは5
5%以下、さらに好ましくは40%以下であることが望
ましい。また、メタノールよりもエタノールを使用する
のが望ましく、実際的には60〜90%のエタノールが
有利に使用される。
【0009】抽出処理の温度は、しじみ原料の種類やア
ルコールの種類等に応じて変えることができるが、一般
には室温乃至溶媒の沸点以下の温度が使用される。ま
た、場合によっては抽出は加圧釜中で加圧下に行なって
もよく、或いは溶媒を加熱還流させながら行なってもよ
い。
【0010】しじみ原料に対する上記アルコールの使用
割合もまた厳密に規定されるものではなく、使用するし
じみ原料の種類やアルコールの含水率等に応じて変える
ことができるが、通常、しじみ1重量部あたり約2〜約
20重量部、特に約5〜約10重量部の範囲内とするこ
とができ、より具体的に、例えばしじみ剥身の乾燥物を
含水率が50〜80%のエタノールで抽出する場合に
は、該乾燥物1重量部あたり該エタノールを5〜10重
量部の割合で用いるのが好適である。
【0011】抽出は、以上に述べた条件下でしじみ原料
の種類により異なり大体0.5〜48時間行なうのが好
都合である。
【0012】抽出液はそれ自体既知の方法、例えば、濾
過、遠心分離等によって分離することができ、抽出溶媒
を蒸発、蒸留等によって除去することにより、しじみ抽
出エキスが得られる。なお、溶媒の除去に先立って、抽
出液に、例えば、ビタミンB2、B6、B12等のビタミ
ン類;メチオニン、タウリン、トリプトファン、リジ
ン、シスチン等のアミノ酸類;ナトリウム、カリウム、
カルシウム、マグネシウム、鉄、マンガン、亜鉛、セレ
ン、ホウ素、海草ミネラル等のミネラル類;ブドウ糖、
果糖、蔗糖等の糖類などを配合してもよい。
【0013】かくして得られるしじみ抽出エキスは水溶
性が良好であり、飲料水に配合することによってしじみ
飲料とすることができ、その際、該飲料に前記と同様
に、ビタミンB2、B6、B12等のビタミン類;メチオ
ニン、タウリン、トリプトファン、リジン、シスチン等
のアミノ酸類;ナトリウム、カリウム、カルシウム、マ
グネシウム、鉄、マンガン、亜鉛、セレン、ホウ素、海
草ミネラル等のミネラル類;ブドウ糖、果糖、蔗糖等の
糖類などを配合することもできる。
【0014】さらに、本発明に従うしじみ抽出エキス
は、例えば、調理の際に味噌汁、吸物等に添加すること
ができ、また、調理の際に調味料として使用することも
可能である。
【0015】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに具体的に説
明する。
【0016】実施例1 しじみ剥身の乾燥物1kgに80%エタノール9kgを
加え、撹拌しながら室温で5時間抽出を行う。抽出後、
蒸留によりエタノールを除去し、固形分と等量のデキス
トリンを添加して噴霧乾燥する。しじみ1kgより30
0gのしじみ抽出エキスを得た。
【0017】実施例2 しじみ剥身の乾燥物1kgに50%エタノール5kgを
加え、実施例1を同様にして抽出を行い、しじみ乾燥物
1kgより380gのしじみ抽出エキスを得た。
【0018】実施例3 実施例1において80%エタノール9kgの代わりに8
0%メタノール7kgを用いて抽出を行い、しじみ乾燥
物1kgより抽出エキス400gを得た。
【0019】実施例4 実施例1で得たしじみ抽出エキスを用いて次の組成の飲
料を製造した。
【0020】しじみ抽出エキス 0.2% 食塩 0.5% コハク酸二ナトリウム 0.2% アミノ酸混合物 0.1% タウリン 0.2% 本組成の飲料を110℃、20分間加熱処理後、1年間
室温で保存したが、味、香り共に安定であった。
【0021】実施例5 実施例3で得たしじみ抽出エキスの1%水溶液を常法に
より殺菌後、1年間放置したが沈殿は生じず、香り味に
も変化はなかった。
【0022】実施例6 しじみの熱水抽出乾燥エキス末1kgに80%エタノー
ル9kgを加え、室温で撹拌しながら1時間抽出を行
う。抽出後、蒸留によりエタノールを除去、固形分と等
量のデキストリンを添加して噴霧乾燥する。該乾燥エキ
ス末1kgより200gのしじみ抽出エキスを得た。
【0023】実施例7 しじみの熱水抽出乾燥エキス末1kgに50%エタノー
ル5kgを加え実施例1と同様にして抽出を行い、該乾
燥エキス末1kgより320gのしじみ抽出を得た。
【0024】実施例8 実施例6において80%エタノール9kgの代わりに8
0%メタノール7kgを用いて抽出を行い、該乾燥エキ
ス末1kgよりしじみ抽出エキス250gを得た。
【0025】実施例9 実施例6で得たしじみ抽出エキスを用いて次の組成の飲
料を製造した。
【0026】しじみ抽出エキス 0.2% 食塩 0.5% コハク酸二ナトリウム 0.2% グルタミン酸ナトリウム 0.02% アミノ酸混合物 0.1% タウリン 0.2% 本組成の飲料を110℃、20分間加熱処理後、1年間
室温で保存したが、味、香り共に安定であった。
【0027】実施例10 実施例8で得たしじみ抽出エキスの1%水溶液を常法に
より殺菌後、1年間放置したが沈殿は生ぜず、香り、味
にも変化はなかった。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 しじみ又はその水抽出物を含水率が70
    %以下のメタノール又はエタノールで抽出することを特
    徴とする安定性に優れたしじみ抽出エキスの製造法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の方法で得られたしじみ抽
    出エキス。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の方法で得られたしじみ抽
    出エキスを含有するしじみ飲料。
JP6017724A 1994-01-19 1994-01-19 しじみ抽出エキスの製造法 Expired - Fee Related JP2713392B2 (ja)

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