JPH07206384A - ウインチ駆動装置 - Google Patents
ウインチ駆動装置Info
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- JPH07206384A JPH07206384A JP2368194A JP2368194A JPH07206384A JP H07206384 A JPH07206384 A JP H07206384A JP 2368194 A JP2368194 A JP 2368194A JP 2368194 A JP2368194 A JP 2368194A JP H07206384 A JPH07206384 A JP H07206384A
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- clutch
- gear train
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 高速巻上げや高速巻下げを可能とすると共
に、高速巻下げの操作によりフリーフォール作業を可能
とするもの。 【構成】 それぞれにクラッチを有する第1遊星ギヤ列
1、および第2遊星ギヤ列2をドラム3に設けたウイン
チ駆動装置において、クラッチをネガティブクラッチ
4,5として、これらクラッチ4,5の何れかの係合に
より2つの速度段の切換えが行える。
に、高速巻下げの操作によりフリーフォール作業を可能
とするもの。 【構成】 それぞれにクラッチを有する第1遊星ギヤ列
1、および第2遊星ギヤ列2をドラム3に設けたウイン
チ駆動装置において、クラッチをネガティブクラッチ
4,5として、これらクラッチ4,5の何れかの係合に
より2つの速度段の切換えが行える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクレーン車等に搭載され
るウインチに係り、詳しくは遊星ギヤ減速機を用いたウ
インチの駆動装置に関する。
るウインチに係り、詳しくは遊星ギヤ減速機を用いたウ
インチの駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から使用されているクレーン車に搭
載されるウインチの駆動装置は、例えば図4に示すよう
に固定容量モータ51と平歯車減速機52で構成され、
該減速機52の出力軸53の回転を乾式内拡式クラッチ
54や乾式ドラムブレーキ55を介してドラム56に伝
達するように構成されている。また、ドラム56の回転
を停止するために乾式ドラムブレーキ55が装着されて
いる。このウインチの駆動装置において、乾式ドラムブ
レーキ55を開放させ、乾式内拡式クラッチ54を係合
することにより、減速機52の出力軸53の回転をドラ
ム56に伝達し、乾式内拡式クラッチ54を開放させ、
乾式ドラムブレーキ55を作動させることにより、ドラ
ム56の回転を停止させるように作動する。即ち、ウイ
ンチ速度は巻上げ、巻下げ共に各一つの速度のみが可能
である。なお、フリーフォール作業はクラッチ54およ
びブレーキ55を開放して行うようになっている。
載されるウインチの駆動装置は、例えば図4に示すよう
に固定容量モータ51と平歯車減速機52で構成され、
該減速機52の出力軸53の回転を乾式内拡式クラッチ
54や乾式ドラムブレーキ55を介してドラム56に伝
達するように構成されている。また、ドラム56の回転
を停止するために乾式ドラムブレーキ55が装着されて
いる。このウインチの駆動装置において、乾式ドラムブ
レーキ55を開放させ、乾式内拡式クラッチ54を係合
することにより、減速機52の出力軸53の回転をドラ
ム56に伝達し、乾式内拡式クラッチ54を開放させ、
乾式ドラムブレーキ55を作動させることにより、ドラ
ム56の回転を停止させるように作動する。即ち、ウイ
ンチ速度は巻上げ、巻下げ共に各一つの速度のみが可能
である。なお、フリーフォール作業はクラッチ54およ
びブレーキ55を開放して行うようになっている。
【0003】また、図5に示すものは固定容量モータ6
1と、ウインチドラム62に内蔵した遊星歯車減速機6
3で構成したもので、この遊星歯車減速機63の一つの
要素は固定容量モータ61の出力軸に連結され、また、
遊星歯車減速機63のもう一つの要素はドラム62に連
結され、さらに遊星歯車減速機63の残りの要素を乾式
内拡式クラッチ64によりフレーム66に固定すること
により、固定容量モータ61の回転を減速してドラム6
2に伝達するように作動する。また、前記乾式内拡式ク
ラッチ64を開放して固定容量モータ61からの動力伝
達を絶ち、ドラム62の回転を停止するために乾式ドラ
ムブレーキ65が装着されている。即ち、ウインチ速度
は巻上げ、巻下げ共に各一つの速度のみが可能である。
なお、フリーフォール作業は図4に示す従来の技術と同
様、クラッチ64およびブレーキ65を開放して行うよ
うになっている。
1と、ウインチドラム62に内蔵した遊星歯車減速機6
3で構成したもので、この遊星歯車減速機63の一つの
要素は固定容量モータ61の出力軸に連結され、また、
遊星歯車減速機63のもう一つの要素はドラム62に連
結され、さらに遊星歯車減速機63の残りの要素を乾式
内拡式クラッチ64によりフレーム66に固定すること
により、固定容量モータ61の回転を減速してドラム6
2に伝達するように作動する。また、前記乾式内拡式ク
ラッチ64を開放して固定容量モータ61からの動力伝
達を絶ち、ドラム62の回転を停止するために乾式ドラ
ムブレーキ65が装着されている。即ち、ウインチ速度
は巻上げ、巻下げ共に各一つの速度のみが可能である。
なお、フリーフォール作業は図4に示す従来の技術と同
様、クラッチ64およびブレーキ65を開放して行うよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図4,
図5に示す従来の技術では巻上げ、巻下げ共に各一つの
速度のみが可能であるために、低負荷のような場合でも
これより高速で巻上げ、巻下げ作業することができず、
作業効率を向上できないと云う問題があつた。また、フ
リーフォール作業はクラッチとブレーキの両方を解放し
なければならず安全性の面でも問題であった。
図5に示す従来の技術では巻上げ、巻下げ共に各一つの
速度のみが可能であるために、低負荷のような場合でも
これより高速で巻上げ、巻下げ作業することができず、
作業効率を向上できないと云う問題があつた。また、フ
リーフォール作業はクラッチとブレーキの両方を解放し
なければならず安全性の面でも問題であった。
【0005】本発明はこれら従来技術の問題点に鑑み、
高速巻上げや高速巻下げを可能とすると共に、高速巻下
げの操作によりフリーフォール作業を可能としたウイン
チ駆動装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図る
ことを目的としてなされたものである。
高速巻上げや高速巻下げを可能とすると共に、高速巻下
げの操作によりフリーフォール作業を可能としたウイン
チ駆動装置を提供して従来技術の持つ欠点の解消を図る
ことを目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は複数のクラッチ
を有する遊星ギヤ列により構成されるウインチ駆動装置
において、前記複数のクラッチの何れか一つを係合する
ことにより速度段が選択され、前記クラッチの何れか二
つを固定することによりブレーキ状態を、前記クラッチ
の全てを解放することによりフリーフォール状態を得る
ことを特徴とし、前記複数のクラッチは2個とすること
ができ、また、前記駆動装置は複数の遊星ギヤ列からな
り、各遊星ギヤ列を構成する要素の何れか二つづつが、
他の遊星ギヤ列の要素の何れか二つとそれぞれ直結され
ると共に、その各直結した要素の一方を駆動源に連結
し、駆動源に最も近い遊星ギヤ列の要素のうち、前記各
直結した要素以外の要素はクラッチにより、また、前記
駆動源に最も近い遊星ギヤ列を除く遊星ギヤ列の要素の
うち、前記他の遊星ギヤ列の要素と直結した要素の他方
を別のクラッチによりそれぞれ固定することができ、ま
た、前記複数の遊星ギヤ列は二段遊星ギヤ列であり、各
遊星ギヤ列のサンギヤ同士を直結して駆動源に連結し、
駆動源に近い第1遊星ギヤ列のサンギヤ以外の要素を第
2遊星ギヤ列のサンギヤ以外の要素と直結し、前記第1
遊星ギヤ列の残りの要素は第1クラッチにより、前記第
2遊星ギヤ列のサンギヤ以外の第1遊星ギヤ列の要素と
直結した要素は第2クラッチによりそれぞれ固定すると
共に、前記第2遊星ギヤ列の残りの要素を出力軸に連結
することができ、また、前記第1遊星ギヤ列のキャリヤ
と第2遊星ギヤ列のリングギヤとを直結し、第1遊星ギ
ヤ列のリングギヤを第1クラッチにより、また、第2遊
星ギヤ列のキャリヤを第2クラッチによりそれぞれ固定
することができる。
を有する遊星ギヤ列により構成されるウインチ駆動装置
において、前記複数のクラッチの何れか一つを係合する
ことにより速度段が選択され、前記クラッチの何れか二
つを固定することによりブレーキ状態を、前記クラッチ
の全てを解放することによりフリーフォール状態を得る
ことを特徴とし、前記複数のクラッチは2個とすること
ができ、また、前記駆動装置は複数の遊星ギヤ列からな
り、各遊星ギヤ列を構成する要素の何れか二つづつが、
他の遊星ギヤ列の要素の何れか二つとそれぞれ直結され
ると共に、その各直結した要素の一方を駆動源に連結
し、駆動源に最も近い遊星ギヤ列の要素のうち、前記各
直結した要素以外の要素はクラッチにより、また、前記
駆動源に最も近い遊星ギヤ列を除く遊星ギヤ列の要素の
うち、前記他の遊星ギヤ列の要素と直結した要素の他方
を別のクラッチによりそれぞれ固定することができ、ま
た、前記複数の遊星ギヤ列は二段遊星ギヤ列であり、各
遊星ギヤ列のサンギヤ同士を直結して駆動源に連結し、
駆動源に近い第1遊星ギヤ列のサンギヤ以外の要素を第
2遊星ギヤ列のサンギヤ以外の要素と直結し、前記第1
遊星ギヤ列の残りの要素は第1クラッチにより、前記第
2遊星ギヤ列のサンギヤ以外の第1遊星ギヤ列の要素と
直結した要素は第2クラッチによりそれぞれ固定すると
共に、前記第2遊星ギヤ列の残りの要素を出力軸に連結
することができ、また、前記第1遊星ギヤ列のキャリヤ
と第2遊星ギヤ列のリングギヤとを直結し、第1遊星ギ
ヤ列のリングギヤを第1クラッチにより、また、第2遊
星ギヤ列のキャリヤを第2クラッチによりそれぞれ固定
することができる。
【0007】また、前記第1および第2クラッチはばね
により制動され、クラッチシリンダに油圧を供給するこ
とにより制動が開放されるネガティブクラッチとするこ
とができ、更に、前記2つのクラッチシリンダは変速用
3位置4ポート弁、および該変速用3位置4ポート弁に
接続したパイロット式4ポート弁を介してポンプおよび
タンクに接続され、前記パイロット式4ポート弁はウイ
ンチ駆動圧をパイロット圧とすると共に、その中立位置
では前記変速用3位置4ポート弁の操作位置に係わらず
ポンプポートをブロック、両クラッチシリンダをドレン
し、また、その作動位置では、前記変速用3位置4ポー
ト弁の一方の作動位置で第1クラッチシリンダとポン
プ、第2クラッチシリンダとタンクを接続し、他方の作
動位置で第2クラッチシリンダとポンプ、第1クラッチ
シリンダとタンクを接続する。
により制動され、クラッチシリンダに油圧を供給するこ
とにより制動が開放されるネガティブクラッチとするこ
とができ、更に、前記2つのクラッチシリンダは変速用
3位置4ポート弁、および該変速用3位置4ポート弁に
接続したパイロット式4ポート弁を介してポンプおよび
タンクに接続され、前記パイロット式4ポート弁はウイ
ンチ駆動圧をパイロット圧とすると共に、その中立位置
では前記変速用3位置4ポート弁の操作位置に係わらず
ポンプポートをブロック、両クラッチシリンダをドレン
し、また、その作動位置では、前記変速用3位置4ポー
ト弁の一方の作動位置で第1クラッチシリンダとポン
プ、第2クラッチシリンダとタンクを接続し、他方の作
動位置で第2クラッチシリンダとポンプ、第1クラッチ
シリンダとタンクを接続する。
【0008】
【作用】上記構成によれば、複数のクラッチを有する遊
星ギヤ列により構成されるウインチ駆動装置において、
その複数のクラッチの何れか一つを係合することにより
所定の速度段が選択され、前記複数のクラッチの何れか
二つ以上を固定すれば、同時に二つ以上の速度段を得る
ことができないためブレーキ状態となり、前記クラッチ
の全てを解放すれば、駆動源の動力がウインチに伝達さ
れないためウインチのフリーフォール状態を得ることが
できる。また、前記第1および第2クラッチをネガティ
ブクラッチとすることにより、油圧系統の故障によりネ
ガティブクラッチに油圧が供給されないときには、前記
複数のクラッチは全て固定されブレーキ状態となるため
安全である。
星ギヤ列により構成されるウインチ駆動装置において、
その複数のクラッチの何れか一つを係合することにより
所定の速度段が選択され、前記複数のクラッチの何れか
二つ以上を固定すれば、同時に二つ以上の速度段を得る
ことができないためブレーキ状態となり、前記クラッチ
の全てを解放すれば、駆動源の動力がウインチに伝達さ
れないためウインチのフリーフォール状態を得ることが
できる。また、前記第1および第2クラッチをネガティ
ブクラッチとすることにより、油圧系統の故障によりネ
ガティブクラッチに油圧が供給されないときには、前記
複数のクラッチは全て固定されブレーキ状態となるため
安全である。
【0009】更に、ウインチの停止時には第1および第
2クラッチが固定され、ウインチにはブレーキが作用
し、ウインチの駆動時にはその駆動圧をパイロット圧と
することによりパイロット式4ポート弁を中立位置から
作動位置とした状態で、変速用3位置4ポート弁を中立
にすると第1および第2クラッチが開放されてウインチ
はフリーフォール状態となる。変速用3位置4ポート弁
を操作するとその操作方向により第1クラッチシリンダ
に油圧を供給して、第2クラッチシリンダだけを係合す
ることにより所定の速度となり、または第2クラッチシ
リンダに油圧を供給して、第1クラッチシリンダだけを
係合することにより所定の他の速度が得られる。
2クラッチが固定され、ウインチにはブレーキが作用
し、ウインチの駆動時にはその駆動圧をパイロット圧と
することによりパイロット式4ポート弁を中立位置から
作動位置とした状態で、変速用3位置4ポート弁を中立
にすると第1および第2クラッチが開放されてウインチ
はフリーフォール状態となる。変速用3位置4ポート弁
を操作するとその操作方向により第1クラッチシリンダ
に油圧を供給して、第2クラッチシリンダだけを係合す
ることにより所定の速度となり、または第2クラッチシ
リンダに油圧を供給して、第1クラッチシリンダだけを
係合することにより所定の他の速度が得られる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を図1に示す一実施例を参照し
て説明する。本発明はそれぞれにクラッチを有する第1
遊星ギヤ列1、および第2遊星ギヤ列2をドラム3の外
部に設け、最終減速機の第3遊星ギヤ列をドラム内に設
けたウインチ駆動装置において、前記クラッチを、クラ
ッチシリンダに油圧を供給するとクラッチが解放され、
その油圧の供給を遮断するとスプリングによりクラッチ
が係合するネガティブクラッチ4,5として、該ネガテ
ィブクラッチ4,5の何れかの係合により2つの速度段
の切換えを行うようにしたもので構成されている。
て説明する。本発明はそれぞれにクラッチを有する第1
遊星ギヤ列1、および第2遊星ギヤ列2をドラム3の外
部に設け、最終減速機の第3遊星ギヤ列をドラム内に設
けたウインチ駆動装置において、前記クラッチを、クラ
ッチシリンダに油圧を供給するとクラッチが解放され、
その油圧の供給を遮断するとスプリングによりクラッチ
が係合するネガティブクラッチ4,5として、該ネガテ
ィブクラッチ4,5の何れかの係合により2つの速度段
の切換えを行うようにしたもので構成されている。
【0011】図1においてドラム3と固定容量の油圧モ
ータ6との間には、油圧モータ6に近い方から順番に第
1遊星ギヤ列1、第2遊星ギヤ列2が設けられている。
第1遊星ギヤ列1はサンギヤ1a、遊星ギヤ1b、キャ
リヤ1c、およびリングギヤ1dの4要素からなり、第
2遊星ギヤ列2も同じくサンギヤ2a、遊星ギヤ2b、
キャリヤ2c、およびリングギヤ2dの4要素からなっ
ている。そして、サンギヤ1aおよび2aは同一のサン
ギヤ軸7に一体に形成されており、このサンギヤ軸7は
端部において油圧モータ6側の出力継手6aにスプライ
ンにより結合されている。サンギヤ1aに噛み合ってい
る遊星ギヤ1bは、その遊星ギヤ1bを挟んだ遊星キャ
リヤ1cに第1遊星軸8により軸支されている。また、
遊星ギヤ1bはリングギヤ1dと噛み合い、キャリヤ1
cの左端に設けられたギヤ9は第2遊星ギヤ列2のリン
グギヤ2dと噛み合っている。
ータ6との間には、油圧モータ6に近い方から順番に第
1遊星ギヤ列1、第2遊星ギヤ列2が設けられている。
第1遊星ギヤ列1はサンギヤ1a、遊星ギヤ1b、キャ
リヤ1c、およびリングギヤ1dの4要素からなり、第
2遊星ギヤ列2も同じくサンギヤ2a、遊星ギヤ2b、
キャリヤ2c、およびリングギヤ2dの4要素からなっ
ている。そして、サンギヤ1aおよび2aは同一のサン
ギヤ軸7に一体に形成されており、このサンギヤ軸7は
端部において油圧モータ6側の出力継手6aにスプライ
ンにより結合されている。サンギヤ1aに噛み合ってい
る遊星ギヤ1bは、その遊星ギヤ1bを挟んだ遊星キャ
リヤ1cに第1遊星軸8により軸支されている。また、
遊星ギヤ1bはリングギヤ1dと噛み合い、キャリヤ1
cの左端に設けられたギヤ9は第2遊星ギヤ列2のリン
グギヤ2dと噛み合っている。
【0012】前記第2遊星ギヤ列2のサンギヤ2aと噛
み合う遊星ギヤ2bは、その遊星ギヤ2bを挟んだキャ
リヤ2cに第2遊星軸10により軸支されており、第2
遊星ギヤ2bはリングギヤ2dと噛み合っている。キャ
リヤ2cの左端に設けられた内歯スプラインには、第3
遊星ギヤ列11のサンギヤ11aのギヤ軸12の一端に
設けられた外歯スプラインにより係合している。前記サ
ンギヤ11aに噛み合う遊星ギヤ11bは第3遊星軸1
3により軸支され、第3遊星軸13に両端が軸支された
キャリヤ11cは前記ドラム3の内部フランジに複数個
のボルト14により固着されている。
み合う遊星ギヤ2bは、その遊星ギヤ2bを挟んだキャ
リヤ2cに第2遊星軸10により軸支されており、第2
遊星ギヤ2bはリングギヤ2dと噛み合っている。キャ
リヤ2cの左端に設けられた内歯スプラインには、第3
遊星ギヤ列11のサンギヤ11aのギヤ軸12の一端に
設けられた外歯スプラインにより係合している。前記サ
ンギヤ11aに噛み合う遊星ギヤ11bは第3遊星軸1
3により軸支され、第3遊星軸13に両端が軸支された
キャリヤ11cは前記ドラム3の内部フランジに複数個
のボルト14により固着されている。
【0013】前記第1遊星ギヤ列1,および第2遊星ギ
ヤ列2のリングギヤ1d,2dの外周部にはそれぞれケ
ース15a,15b,15c,15d,15eが前記油
圧モータ6側からドラム3側にかけて順に設けられ、こ
れら各ケースはそれぞれ複数本の通しボルト16により
一体化されている。15eはウインチのサポートを兼ね
ている。また、前記第3遊星ギヤ11のリングギヤ11
dはケース15eにボルト17により固定されていると
共に、遊星ギヤ11bと噛み合うようになっている。そ
してこれら各ケース15a,15b,15c,15d,
15e間とリングギヤ1d,2dとに挟まれたラジアル
方向の空間にはそれぞれ湿式多板クラッチプレート,デ
ィスク,クラッチピストン4a,5a、クラッチシリン
ダ18,19およびスプリング4b,5bからなる前記
ネガティブクラッチ4,5が設けられ、常時スプリング
4b,5bにより係合状態に押圧されている。さらに前
記ケース15bとクラッチピストン4aとの間、および
ケース15cとクラッチピストン5aとの間にはそれぞ
れクラッチシリンダ18,19が設けられ、これらクラ
ッチシリンダ18,19には前記ケース15a,15
b,15c,15d,15e間に設けられた通路20,
21を通して図示しない油圧源からの油圧を供給できる
ようになっている。図中、22〜26は各部を回転自在
に支承する軸受で、27はワイヤロープである。
ヤ列2のリングギヤ1d,2dの外周部にはそれぞれケ
ース15a,15b,15c,15d,15eが前記油
圧モータ6側からドラム3側にかけて順に設けられ、こ
れら各ケースはそれぞれ複数本の通しボルト16により
一体化されている。15eはウインチのサポートを兼ね
ている。また、前記第3遊星ギヤ11のリングギヤ11
dはケース15eにボルト17により固定されていると
共に、遊星ギヤ11bと噛み合うようになっている。そ
してこれら各ケース15a,15b,15c,15d,
15e間とリングギヤ1d,2dとに挟まれたラジアル
方向の空間にはそれぞれ湿式多板クラッチプレート,デ
ィスク,クラッチピストン4a,5a、クラッチシリン
ダ18,19およびスプリング4b,5bからなる前記
ネガティブクラッチ4,5が設けられ、常時スプリング
4b,5bにより係合状態に押圧されている。さらに前
記ケース15bとクラッチピストン4aとの間、および
ケース15cとクラッチピストン5aとの間にはそれぞ
れクラッチシリンダ18,19が設けられ、これらクラ
ッチシリンダ18,19には前記ケース15a,15
b,15c,15d,15e間に設けられた通路20,
21を通して図示しない油圧源からの油圧を供給できる
ようになっている。図中、22〜26は各部を回転自在
に支承する軸受で、27はワイヤロープである。
【0014】図2は図1のウインチ駆動装置を操作する
油圧回路を示すもので、前記2つのクラッチシリンダ1
8,19は高・低速切換用の3位置4ポートからなる電
磁切換弁28、および該電磁切換弁28に接続したパイ
ロット式4ポート弁29を介してポンプ30およびタン
ク31に接続され、前記パイロット式4ポート弁29は
ウインチの駆動圧をパイロット圧とすると共に、その中
立位置aではポンプポートPがブロック、タンクポート
Tは第1,第2アクチュエータポートA,Bに接続、他
の位置b,cではポンプポートPと第1アクチュエータ
ポートAが接続、タンクポートTと第2アクチュエータ
ポートBが接続、前記電磁切換弁28は中立位置aでは
ポンプポートPが第1,第2アクチュエータA,Bに接
続、タンクポートTはブロック、一方の作動位置bでは
第1ネガティブクラッチピストン4aを開放し、他方の
作動位置cでは第2ネガティブクラッチピストン5aを
開放するポート接続となるようにしたものである。
油圧回路を示すもので、前記2つのクラッチシリンダ1
8,19は高・低速切換用の3位置4ポートからなる電
磁切換弁28、および該電磁切換弁28に接続したパイ
ロット式4ポート弁29を介してポンプ30およびタン
ク31に接続され、前記パイロット式4ポート弁29は
ウインチの駆動圧をパイロット圧とすると共に、その中
立位置aではポンプポートPがブロック、タンクポート
Tは第1,第2アクチュエータポートA,Bに接続、他
の位置b,cではポンプポートPと第1アクチュエータ
ポートAが接続、タンクポートTと第2アクチュエータ
ポートBが接続、前記電磁切換弁28は中立位置aでは
ポンプポートPが第1,第2アクチュエータA,Bに接
続、タンクポートTはブロック、一方の作動位置bでは
第1ネガティブクラッチピストン4aを開放し、他方の
作動位置cでは第2ネガティブクラッチピストン5aを
開放するポート接続となるようにしたものである。
【0015】また、図2において、前記油圧モータ6を
駆動する回路は固定容量の油圧ポンプ32からの吐出油
を3位置4ポートの手動式切換弁33を介して導くよう
にしたもので、切換弁33を中立位置から左右に切換え
ることにより前記ドラム3の巻上げ、または巻下げが行
えるようになっている。そして前記パイロット式4ポー
ト弁29を中立位置aから作動位置b,cに切換えるパ
イロット圧は前記切換弁33のアクチュエータポート
A,Bから油圧モータ6に至る回路34,35の途中か
ら導かれるようになっている。図中、36はそれぞれリ
リーフ弁、37は逆止弁付きリリーフ弁、38は絞り弁
である。
駆動する回路は固定容量の油圧ポンプ32からの吐出油
を3位置4ポートの手動式切換弁33を介して導くよう
にしたもので、切換弁33を中立位置から左右に切換え
ることにより前記ドラム3の巻上げ、または巻下げが行
えるようになっている。そして前記パイロット式4ポー
ト弁29を中立位置aから作動位置b,cに切換えるパ
イロット圧は前記切換弁33のアクチュエータポート
A,Bから油圧モータ6に至る回路34,35の途中か
ら導かれるようになっている。図中、36はそれぞれリ
リーフ弁、37は逆止弁付きリリーフ弁、38は絞り弁
である。
【0016】なお、前記パイロット式4ポート弁29を
中立位置aから作動位置b,cに切換えるパイロット圧
を取り出す方法として、例えば図3に示すように回路3
4,35間にシャトル弁39を設けてパイロット圧を回
路40から取り出して、パイロット式4ポート弁29の
一方を加圧するようにして、他方に戻りばね41を設け
るようにしても良い。図3において図2と共通する部品
については図2と同一符号を付して説明は省略する。
中立位置aから作動位置b,cに切換えるパイロット圧
を取り出す方法として、例えば図3に示すように回路3
4,35間にシャトル弁39を設けてパイロット圧を回
路40から取り出して、パイロット式4ポート弁29の
一方を加圧するようにして、他方に戻りばね41を設け
るようにしても良い。図3において図2と共通する部品
については図2と同一符号を付して説明は省略する。
【0017】図1に示す前記ウインチ駆動装置の構造
は、油圧モータ6からの動力が、サンギヤ軸7から第1
遊星ギヤ列1、および第2遊星ギヤ列2を介して出力軸
12に伝達され、この出力軸12から第3遊星ギヤ列1
1のキャリヤ11cに伝えられてキャリヤ11cと一体
のドラム3に伝達されるようになっており、また、図2
において油圧モータ6は油圧ポンプ32の吐出油を手動
切換弁33を中立位置から切換えることにより左右何れ
かの方向に回転するようになっている。
は、油圧モータ6からの動力が、サンギヤ軸7から第1
遊星ギヤ列1、および第2遊星ギヤ列2を介して出力軸
12に伝達され、この出力軸12から第3遊星ギヤ列1
1のキャリヤ11cに伝えられてキャリヤ11cと一体
のドラム3に伝達されるようになっており、また、図2
において油圧モータ6は油圧ポンプ32の吐出油を手動
切換弁33を中立位置から切換えることにより左右何れ
かの方向に回転するようになっている。
【0018】つぎに前記構成による作用について説明す
る。ネガティブクラッチの各操作により低速巻上げ、高
速巻上げ、低速巻下げ、高速巻下げ、停止、フリーフォ
ールの各作業ができる。すなわち、低速巻上げの場合、
作動しているネガティブクラッチ4を解放させるため
に、図2の電磁切換弁28をb位置に切換えると、パイ
ロット式4ポート弁29はbまたはc位置になっている
ため油圧ポンプ30からの吐出油は通路20からクラッ
チシリンダ18に供給される。これによりクラッチシリ
ンダ18に流入した吐出油のために図1におけるクラッ
チピストン4aはスプリング4bのばね力に抗して左側
に移動する。従って、ネガティブクラッチ4の係合が解
除され、リングギヤ1dは固定状態から開放される。こ
の結果、第2遊星ギヤ列2のサンギヤ2aの回転により
遊星ギヤ2bは、ネガティブクラッチ5aにより固定さ
れているリングギヤ2dの回りを回転するため、キャリ
ヤ2cと回転不動に連結された出力軸12が回転して、
第3遊星ギヤ列11を介してドラム3が回転して低速巻
上げとなる。
る。ネガティブクラッチの各操作により低速巻上げ、高
速巻上げ、低速巻下げ、高速巻下げ、停止、フリーフォ
ールの各作業ができる。すなわち、低速巻上げの場合、
作動しているネガティブクラッチ4を解放させるため
に、図2の電磁切換弁28をb位置に切換えると、パイ
ロット式4ポート弁29はbまたはc位置になっている
ため油圧ポンプ30からの吐出油は通路20からクラッ
チシリンダ18に供給される。これによりクラッチシリ
ンダ18に流入した吐出油のために図1におけるクラッ
チピストン4aはスプリング4bのばね力に抗して左側
に移動する。従って、ネガティブクラッチ4の係合が解
除され、リングギヤ1dは固定状態から開放される。こ
の結果、第2遊星ギヤ列2のサンギヤ2aの回転により
遊星ギヤ2bは、ネガティブクラッチ5aにより固定さ
れているリングギヤ2dの回りを回転するため、キャリ
ヤ2cと回転不動に連結された出力軸12が回転して、
第3遊星ギヤ列11を介してドラム3が回転して低速巻
上げとなる。
【0019】高速巻上げの場合、作動しているネガティ
ブクラッチ5を解放させるために、図2の電磁切換弁2
8をc位置に切換えると、パイロット式4ポート弁29
はbまたはc位置になっているため油圧ポンプ30から
の吐出油は通路21からクラッチシリンダ19に供給さ
れる。クラッチシリンダ19に流入した吐出油のために
図1におけるピストン5aはスプリング5bのばね力に
抗して左側に移動して開放され、リングギヤ2dは固定
状態から開放される。この結果、第2遊星ギヤ列2のサ
ンギヤ2aの回転と、サンギヤ2aと一体で回転する第
1遊星ギヤ列のサンギヤ1aとネガティブクラッチ4に
より固定されているリングギヤ1dとの間で回転するキ
ャリヤ1cと回転不動に連結されたリングギヤ2dの回
転とにより回転する遊星ギヤ2bにより、キャリヤ2c
と回転不動に連結された出力軸12を回転して、第3遊
星ギヤ列11を介してドラム3を回転して高速巻上げと
なる。低速巻下げ、高速巻下げの場合は共に油圧モータ
6の回転が、前記低速巻上げ、高速巻上げのときと逆に
なるだけの違いであるため説明を省略する。
ブクラッチ5を解放させるために、図2の電磁切換弁2
8をc位置に切換えると、パイロット式4ポート弁29
はbまたはc位置になっているため油圧ポンプ30から
の吐出油は通路21からクラッチシリンダ19に供給さ
れる。クラッチシリンダ19に流入した吐出油のために
図1におけるピストン5aはスプリング5bのばね力に
抗して左側に移動して開放され、リングギヤ2dは固定
状態から開放される。この結果、第2遊星ギヤ列2のサ
ンギヤ2aの回転と、サンギヤ2aと一体で回転する第
1遊星ギヤ列のサンギヤ1aとネガティブクラッチ4に
より固定されているリングギヤ1dとの間で回転するキ
ャリヤ1cと回転不動に連結されたリングギヤ2dの回
転とにより回転する遊星ギヤ2bにより、キャリヤ2c
と回転不動に連結された出力軸12を回転して、第3遊
星ギヤ列11を介してドラム3を回転して高速巻上げと
なる。低速巻下げ、高速巻下げの場合は共に油圧モータ
6の回転が、前記低速巻上げ、高速巻上げのときと逆に
なるだけの違いであるため説明を省略する。
【0020】ウインチが停止の場合は、図2においてパ
イロット式4ポート弁29はa位置になっており両方の
クラッチシリンダ18,19の油圧がドレンされている
ため、ネガティブクラッチ4,5がスプリング4b,5
bにより制動状態となってリングギヤ1d,2dは固定
される。従って、第1遊星ギヤ列1のキャリヤ1cのギ
ヤ9はリングギヤ2dに噛み合って回転を停止するの
で、両方のネガティブクラッチ4,5はブレーキとなっ
て油圧モータ6、およびドラム3の回転を停止させる。
イロット式4ポート弁29はa位置になっており両方の
クラッチシリンダ18,19の油圧がドレンされている
ため、ネガティブクラッチ4,5がスプリング4b,5
bにより制動状態となってリングギヤ1d,2dは固定
される。従って、第1遊星ギヤ列1のキャリヤ1cのギ
ヤ9はリングギヤ2dに噛み合って回転を停止するの
で、両方のネガティブクラッチ4,5はブレーキとなっ
て油圧モータ6、およびドラム3の回転を停止させる。
【0021】なお、前記高速巻下げによりフリーフォー
ルに近い巻下げ速度が得られるが、更に高速の巻下げが
必要な場合、あるいは乱巻きや保守点検時におけるワイ
ヤロープ27の手動繰り出しが必要な場合には、図2に
おいて、変速用3位置4ポート弁28をaの状態とし、
手動式切換弁33を巻上げ、または巻下上げの位置にす
ることでパイロット式4ポート弁29がbまたはc位置
になり、両方のネガティブクラッチ4,5が同時に解放
され、リングギヤ1d,2dとも回転がフリーとなりド
ラム3はフリーフォール状態となる。以上の説明を纏め
て示すと下記表1のようになる。
ルに近い巻下げ速度が得られるが、更に高速の巻下げが
必要な場合、あるいは乱巻きや保守点検時におけるワイ
ヤロープ27の手動繰り出しが必要な場合には、図2に
おいて、変速用3位置4ポート弁28をaの状態とし、
手動式切換弁33を巻上げ、または巻下上げの位置にす
ることでパイロット式4ポート弁29がbまたはc位置
になり、両方のネガティブクラッチ4,5が同時に解放
され、リングギヤ1d,2dとも回転がフリーとなりド
ラム3はフリーフォール状態となる。以上の説明を纏め
て示すと下記表1のようになる。
【0022】
【表1】
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、複数のク
ラッチを有する遊星ギヤ列により構成されるウインチ駆
動装置において、前記複数のクラッチの何れか一つを係
合することにより速度段が選択され、前記クラッチの何
れか二つを固定することによりブレーキ状態を、前記ク
ラッチの全てを解放することによりフリーフォール状態
を得られるようにしたので、従来できなかったウインチ
の2段の巻上げ速度や巻下げ速度が可能となり、特に高
速巻下げが従来のフリーフォール作業に使用できるた
め、従来のクラッチとブレーキの両方を解放して行うフ
リーフォール操作が廃止できる。したがって作業の安全
性が向上する。また、速度段切換用のネガティブクラッ
チを同時に作動することで、ドラム回転が停止できるた
め、従来のドラムブレーキは廃止できる。前記高速巻下
げによりフリーフォールに近い巻下げ速度が得られる
が、更に高速の巻下げが必要な場合、あるいは乱巻きや
保守点検時におけるワイヤロープの手動繰り出しが必要
な場合には、両方のネガティブクラッチを同時に解放す
れば簡単にフリーフォール状態が得られる。
ラッチを有する遊星ギヤ列により構成されるウインチ駆
動装置において、前記複数のクラッチの何れか一つを係
合することにより速度段が選択され、前記クラッチの何
れか二つを固定することによりブレーキ状態を、前記ク
ラッチの全てを解放することによりフリーフォール状態
を得られるようにしたので、従来できなかったウインチ
の2段の巻上げ速度や巻下げ速度が可能となり、特に高
速巻下げが従来のフリーフォール作業に使用できるた
め、従来のクラッチとブレーキの両方を解放して行うフ
リーフォール操作が廃止できる。したがって作業の安全
性が向上する。また、速度段切換用のネガティブクラッ
チを同時に作動することで、ドラム回転が停止できるた
め、従来のドラムブレーキは廃止できる。前記高速巻下
げによりフリーフォールに近い巻下げ速度が得られる
が、更に高速の巻下げが必要な場合、あるいは乱巻きや
保守点検時におけるワイヤロープの手動繰り出しが必要
な場合には、両方のネガティブクラッチを同時に解放す
れば簡単にフリーフォール状態が得られる。
【図1】本発明にかかるウインチ駆動装置の一実施例を
示す断面図である。
示す断面図である。
【図2】図1のウインチを操作する一実施例の油圧回路
図である。
図である。
【図3】図2の他の実施例の油圧回路図である。
【図4】従来のウインチ駆動装置の構造の一例を示す模
式図である。
式図である。
【図5】従来のウインチ駆動装置の構造の他の一例を示
す模式図である。
す模式図である。
【符号の説明】 1 第1遊星ギヤ列 1a サンギヤ 1b 遊星ギヤ 1c キャリヤ 1d リングギヤ 2 第2遊星ギヤ列 2a サンギヤ 2b 遊星ギヤ 2c キャリヤ 2d リングギヤ 3 ドラム 4,5 ネガティブクラッチ 28 電磁切換弁 29 パイロット式4ポート弁 30 ポンプ 31 タンク
Claims (7)
- 【請求項1】 複数のクラッチを有する遊星ギヤ列によ
り構成されるウインチ駆動装置において、前記複数のク
ラッチの何れか一つを係合することにより速度段が選択
され、前記クラッチの何れか二つを固定することにより
ブレーキ状態を、前記クラッチの全てを解放することに
よりフリーフォール状態を得ることを特徴とするウイン
チ駆動装置。 - 【請求項2】 前記複数のクラッチは2個であることを
特徴とする請求項1記載のウインチ駆動装置。 - 【請求項3】 前記駆動装置は複数の遊星ギヤ列からな
り、各遊星ギヤ列を構成する要素の何れか二つづつが、
他の遊星ギヤ列の要素の何れか二つとそれぞれ直結され
ると共に、その各直結した要素の一方を駆動源に連結
し、駆動源に最も近い遊星ギヤ列の要素のうち、前記各
直結した要素以外の要素はクラッチにより、また、前記
駆動源に最も近い遊星ギヤ列を除く遊星ギヤ列の要素の
うち、前記他の遊星ギヤ列の要素と直結した要素の他方
を別のクラッチによりそれぞれ固定することを特徴とす
る請求項1記載のウインチ駆動装置。 - 【請求項4】 前記複数の遊星ギヤ列は二段遊星ギヤ列
であり、各遊星ギヤ列のサンギヤ同士を直結して駆動源
に連結し、駆動源に近い第1遊星ギヤ列のサンギヤ以外
の要素を第2遊星ギヤ列のサンギヤ以外の要素と直結
し、前記第1遊星ギヤ列の残りの要素は第1クラッチに
より、前記第2遊星ギヤ列のサンギヤ以外の第1遊星ギ
ヤ列の要素と直結した要素は第2クラッチによりそれぞ
れ固定すると共に、前記第2遊星ギヤ列の残りの要素を
出力軸に連結したことを特徴とする請求項3記載のウイ
ンチ駆動装置。 - 【請求項5】 前記第1遊星ギヤ列のキャリヤと第2遊
星ギヤ列のリングギヤとを直結し、第1遊星ギヤ列のリ
ングギヤを第1クラッチにより、また、第2遊星ギヤ列
のリングギヤを第2クラッチによりそれぞれ固定するこ
とを特徴とする請求項4記載のウインチ駆動装置。 - 【請求項6】 前記第1および第2クラッチはばねによ
り制動され、クラッチシリンダに油圧を供給することに
より制動が開放されるネガティブクラッチであることを
特徴とする請求項4および請求項5記載のウインチ駆動
装置。 - 【請求項7】 前記2つのクラッチシリンダは変速用3
位置4ポート弁、および該変速用3位置4ポート弁に接
続したパイロット式4ポート弁を介してポンプおよびタ
ンクに接続され、前記パイロット式4ポート弁はウイン
チ駆動圧をパイロット圧とすると共に、その中立位置で
は前記変速用3位置4ポート弁の操作位置に係わらずポ
ンプポートをブロック、両クラッチシリンダをドレン
し、またその作動位置では、前記変速用3位置4ポート
弁の一方の作動位置で第1クラッチシリンダとポンプ、
第2クラッチシリンダとタンクを接続し、他方の作動位
置で第2クラッチシリンダとポンプ、第1クラッチシリ
ンダとタンクを接続することを特徴とする請求項2およ
び請求項6記載のウインチ駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2368194A JPH07206384A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | ウインチ駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2368194A JPH07206384A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | ウインチ駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07206384A true JPH07206384A (ja) | 1995-08-08 |
Family
ID=12117211
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2368194A Pending JPH07206384A (ja) | 1994-01-25 | 1994-01-25 | ウインチ駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07206384A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009152666A1 (zh) * | 2008-06-18 | 2009-12-23 | Xie Yuzhi | 动力绞车变速控制装置 |
| CN102774763A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 中国石油集团渤海石油装备制造有限公司 | 修井机液压绞车控制装置 |
| CN111533017A (zh) * | 2020-05-16 | 2020-08-14 | 济宁元昇机电股份有限公司 | 一种具有自由下放功能的全液压绞车 |
| CN112062017A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-11 | 宁波新宏液压有限公司 | 一种离合装置及应用其的绞车 |
-
1994
- 1994-01-25 JP JP2368194A patent/JPH07206384A/ja active Pending
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2009152666A1 (zh) * | 2008-06-18 | 2009-12-23 | Xie Yuzhi | 动力绞车变速控制装置 |
| US8512191B2 (en) | 2008-06-18 | 2013-08-20 | Yuzhi Xie | Variable speed control device of a power winch |
| CN102774763A (zh) * | 2011-05-13 | 2012-11-14 | 中国石油集团渤海石油装备制造有限公司 | 修井机液压绞车控制装置 |
| CN111533017A (zh) * | 2020-05-16 | 2020-08-14 | 济宁元昇机电股份有限公司 | 一种具有自由下放功能的全液压绞车 |
| CN111533017B (zh) * | 2020-05-16 | 2021-11-19 | 济宁元昇机电股份有限公司 | 一种具有自由下放功能的全液压绞车 |
| CN112062017A (zh) * | 2020-09-30 | 2020-12-11 | 宁波新宏液压有限公司 | 一种离合装置及应用其的绞车 |
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