JPH07208308A - 二重積分回路 - Google Patents

二重積分回路

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JPH07208308A
JPH07208308A JP6022185A JP2218594A JPH07208308A JP H07208308 A JPH07208308 A JP H07208308A JP 6022185 A JP6022185 A JP 6022185A JP 2218594 A JP2218594 A JP 2218594A JP H07208308 A JPH07208308 A JP H07208308A
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charging
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voltage
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祐司 梶田
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    • G05—CONTROLLING; REGULATING
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    • G05F3/00—Non-retroactive systems for regulating electric variables by using an uncontrolled element, or an uncontrolled combination of elements, such element or such combination having self-regulating properties
    • G05F3/02—Regulating voltage or current
    • G05F3/08—Regulating voltage or current wherein the variable is DC
    • G05F3/10—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics
    • G05F3/16—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices
    • G05F3/20—Regulating voltage or current wherein the variable is DC using uncontrolled devices with non-linear characteristics being semiconductor devices using diode- transistor combinations
    • G05F3/26—Current mirrors
    • G05F3/265—Current mirrors using bipolar transistors only

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 IC化した場合の外部端子数を少なくする。 【構成】 ICパッケージPの外部端子T1に定電圧電
源2の電源線が至り、外部端子T1,T2間に放電抵抗
Rdが設けられる。充電抵抗Rcを設けた充電路6が外
部端子T1,T3間に接続され、外部端子T3にはアー
スとの間にコンデンサ素子1が接続される。外部端子T
3よりスイッチ回路4を介して限流回路3を設けた放電
路7は、外部端子T4を経てアースに至っている。放電
抵抗Rdとアース間に限流駆動回路52が設けられ、該
回路52はコンパレータ51により、外部端子T2の電
圧をほぼコンデンサ電圧に等しくするような電流を流す
ように制御され、かつ、この電流に比例した放電電流が
限流回路3により流される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は入力信号に応じてコンデ
ンサ素子の充放電を行って、信号間隔をアナログ的に積
算する等の用途に使用する二重積分回路に関し、特に積
算精度が良く、IC化した場合に外部端子数を低減でき
る二重積分回路の回路構成の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる二重積分回路は、例えばエンジン
回転数に同期した入力信号に応じて充放電を行ってエン
ジンの点火進角制御を行う等の用途に使用されており
(特公昭62−17671号公報)、その回路の一例を
図6に示す。図において、積分出力を発するコンデンサ
素子1には、ICパッケージP内のスイッチ手段45を
介して定電圧電源2との間に充電用の定電流回路91が
接続されるとともに、スイッチ手段46を介してアース
との間に放電用の定電流回路92が接続されている。こ
れら定電流回路91,92はそれぞれ外部抵抗Rc´,
Rd´により設定された電流を通過せしめる。
【0003】その具体的回路構成をさらに図7で説明す
ると、定電圧電源2は抵抗21とツェナーダイオード2
2で構成されており、定電流回路91は、コレクタ・ベ
ース間を短絡したトランジスタ911と、これとベース
を共通にしコンデンサ素子1に至る充電路6中に設けら
れたトランジスタ912とよりなる電流ミラー回路であ
る。上記外部抵抗Rc´はトランジスタ911のコレク
タに接続されており、これにより、トランジスタ912
を経てコンデンサ素子1に供給される電流値が決定され
ている。スイッチ手段45は電源・アース間に直列接続
された抵抗451,452とトランジスタ453、およ
び抵抗451,452の接続点にベースを接続した短絡
用トランジスタ454より構成され、上記トランジスタ
453を導通せしめるとトランジスタ454がトランジ
スタ911のエミッタ・コレクタ間を短絡して定電流回
路91の作動を停止せしめる。これは図6のスイッチ手
段45が「切」の状態である。定電流回路92は二つの
トランジスタ921,922で構成される電流ミラー回
路で、上記外部抵抗Rd´がトランジスタ921のコレ
クタに接続されて、放電路7を構成するトランジスタ9
22を経てコンデンサ素子1より流出する電流値を決定
している。スイッチ手段を構成するトランジスタ46
は、導通時にトランジスタ921のコレクタ・エミッタ
間を短絡して定電流回路92の作動を停止せしめる。こ
れは図6のスイッチ手段46が「切」の状態である。
【0004】かかる構成の二重積分回路の出力は、図8
に示す如く、充電期間t1 の間は直線的にコンデンサ電
圧が上昇し、放電期間t2 の間は直線的にコンデンサ電
圧が低下する。例えば、任意のコンデンサ電圧Voから
定電流Icでt1 時間充電して電圧Vc(t1 )になる
と、この時の関係式は(1)式に示す如きものとなる。 Vc(t1 )=Vo+Ic・t1 /C……(1) ここでCはコンデンサ素子1の容量である。次に、上記
電圧Vcから定電流Idでt2 時間放電して再び電圧V
oに戻った場合には、次式(2)で表される。 Vo=Vc(t1 )−Id・t2 /C……(2) 上式(1),(2)より Ic・t1 =Id・t2 ……(3) である。各電流ミラー回路におけるダイオードドロップ
電圧をVF とすると、上記Ic,Idは(4)式、
(5)式となる。 Ic=(Vcc−VF )/Rc´……(4) Id=(Vcc−VF )/Rd´……(5) ここでVccは電源電圧である。したがって、上式
(3),(4),(5)よりt1 /t2 =Rc´/Rd
´となり、結局、上記時間t1 ,t2 の比と抵抗Rc
´,Rd´の比は直線関係を示す(以上第1従来例)。
【0005】同様の特性を得る二重積分回路として、図
9に示すミラー積分回路を使用したものがあり、これは
オペアンプ93の反転入力端子と出力端子間にコンデン
サ素子1が接続され、オペアンプ93の出力を積分出力
としている。オペアンプ93の非反転入力端子には定電
圧が入力され、一方、反転入力端子にはスイッチ手段4
7を介して、抵抗48,49による電源電圧の分圧電圧
が入力している。スイッチ手段47が「切」となって分
圧電圧が前記定電圧よりも低い場合にはコンデンサ素子
1が充電されて積分出力が直線的に上昇し、スイッチ手
段47が「入」となって分圧電圧が定電圧よりも高くな
ると、コンデンサ素子1が放電して積分出力は直線的に
下降する。(以上第2従来例)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記第1従
来例では、充放電電流の比を大きくし、かつコスト低減
のためにコンデンサ容量を小さくしようとしても、充電
電流が減少して電流ミラー回路の特性が悪化するため制
約があるという問題がある。また、第2従来例では、コ
ンデンサ素子の両端がアースより浮いているため、電荷
を放電せしめるためのリセット回路が複雑化する。さら
に、上記各従来例の共通の問題点として、回路全体をI
C化した場合に外部端子数が多くなることがある。すな
わち、コンデンサ素子1や充放電電流を設定する抵抗R
c´,Rd´は、設計の自由度と精度を確保するために
外付けとされ、また、図6、図9に示すように通常はI
C内で作成した定電圧を外部へ供給する必要があるた
め、これを含めて図示の例では5つの外部端子T9〜T
13(図6),T14〜T18(図9)を必要としてい
る。そこで、かかる二重積分回路を、点火進角制御の演
算部やエンジンの過回転防止用リミッタと共に一つのI
Cパッケージに収納しようとすると、その外部端子数は
例えば10個が必要となり、DIP(デュアル インラ
イン パッケージ)に収納することになる。しかしこの
場合、二重積分回路において外部端子数を一つ減らすこ
とができれば9ピンのSIP(シングル インライン
パッケージ)が使用でき、設置スペースを大幅に減少で
きる。
【0007】本発明の一の目的は、コンデンサ素子への
充電電流を小さくしても特性の悪化がなく、また、複雑
なリセット回路が不要な二重積分回路を提供することに
ある。また、本発明の他の目的は、IC化した場合の外
部端子数を少なくすることが可能な二重積分回路を提供
するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の構成によ
ると、二重積分回路は、コンデンサ素子1と、定電圧電
源2との間に充電抵抗Rcを介設して一端がアースされ
た上記コンデンサ素子1の他端を充電する充電路6と、
外部信号に応じて通過電流量を変更する限流手段3をア
ースとの間に介設した放電路7と、該放電路7を適宜上
記コンデンサ素子1の他端に接続するスイッチ手段4
と、上記コンデンサ素子1の端子電圧と上記定電圧電源
2との差電圧に比例した電流を通過せしめるべく上記限
流手段3へ外部信号を与える電流制御手段5とを具備
し、上記コンデンサ素子1の端子電圧を積分出力とした
ものである。
【0009】請求項2記載の構成によると、ICパッケ
ージP内の上記定電圧電源2に接続された電源用外部端
子T1と他の外部端子T2との間に放電抵抗Rdを接続
するとともに、上記コンデンサ素子1の他端を接続した
さらに他の外部端子T3とアース用外部端子T4との間
の放電路7に上記限流手段3を設け、上記電流制御手段
5を、放電抵抗Rdの低圧側端子電圧が上記コンデンサ
素子1の端子電圧に等しくなるように上記放電抵抗Rd
に流す電流に比例した電流を通過せしめるべく、上記限
流手段3に外部信号を与えるように設定する。
【0010】請求項3記載の構成によると、ICパッケ
ージP内の上記定電圧電源2に接続された電源用外部端
子T5と他の外部端子T7との間に上記充電抵抗Rcを
接続するとともに、上記他の外部端子T7とさらに他の
外部端子T6の間に放電抵抗Rdを接続し、上記定電圧
電源2より延びる電源線8と上記さらに他の外部端子T
6との間に上記電流制御手段5を設けて、該電流制御手
段5を、これを通過する電流に比例した電流を通過せし
めるべく、上記他の外部端子T7とアース用外部端子T
8との間の放電路7に設けた限流手段3に外部信号を与
えるように設定する。
【0011】
【作用】請求項1の構成において、スイッチ手段4によ
り放電路7とコンデンサ素子1の接続が断たれている場
合には、コンデンサ素子1は専ら充電路6により充電さ
れ、この時のコンデンサ素子1の端子電圧(コンデンサ
電圧)は上に凸の指数カーブを描いて増加する。スイッ
チ手段4により放電路7がコンデンサ素子1に接続され
ると、コンデンサ素子1からの放電が開始される。放電
路7中の限流手段3は電流制御手段5からの外部信号に
より、コンデンサ電圧と定電圧電源2の差電圧に比例し
た電流を流すから、この電流を充電電流より大きく設定
しておけばコンデンサ素子1は全体として放電状態とな
り、コンデンサ電圧は上に凸の指数カープを描いて減少
する。かくして、充電時と放電時とでコンデンサ電圧の
増減カーブが同形となるから、充放電により所定電圧間
をコンデンサ電圧が上昇下降する際の、時間t1 ,t2
と抵抗Rc,Rdとの直線関係は従来の定電流回路で充
放電を行う場合と同様に維持される。そして、本構成に
おいては、定電圧電源2とコンデンサ素子1を、電流ミ
ラー回路による定電流回路に代えて充電抵抗Rcを設け
た充電路6により結んでいるから、充電電流を小さくし
ても特性の悪化を生じることはない。また、コンデンサ
素子1は一端がアースされているから、他端を放電路7
に接続してその放電状態を持続せしめれば、充電電荷の
ないリセット状態とすることができ、特に複雑なリセッ
ト回路を設ける必要はない。
【0012】請求項2ないし請求項3記載の構成におい
てはさらに、ICパッケージ内に収納した際の外部端子
数が少なくなる。
【0013】
【実施例1】図1には二重積分回路をICパッケージP
内に収納した状態でのブロック回路図を示し、上記パッ
ケージP内に設けた定電圧電源2からは外部端子T1を
介して外部へ電源線8が延び、パッケージP外部の電源
線8と外部端子T2,T3との間にそれぞれ放電抵抗R
dと充電抵抗Rcが接続されている。コンデンサ素子1
は一端をアースに、他端を上記外部端子T3に接続して
設けてある。パッケージP内の電流制御回路5はコンパ
レータ51と、これの非反転(+)入力端子とアース用
外部端子T4間に接続された限流駆動回路52とより構
成されている。上記非反転入力端子には外部端子T2を
介して上記放電抵抗Rdの一端が接続されている。コン
パレータ51の反転(−)入力端子には外部端子T4と
の間に限流回路3が設けてあり、この限流回路3はスイ
ッチ手段4を経て上記外部端子T3に至る放電路7に接
続されている。なお、後述するように、限流回路3は限
流駆動回路52からの外部信号に応じた電流を通過せし
める。
【0014】かかる二重積分回路の詳細を図2に示す。
定電圧電源2は抵抗21とツェナーダイオード22で構
成される公知のもので、かかる定電圧電源2よりコンパ
レータ51を構成する抵抗511に定電圧が印加され
る。抵抗511を流れる電流は非反転入力端子と反転入
力端子の各ダーリントントランジスタ512,513に
供給され、これらトランジスタ512,513は出力端
子Qの電流ミラー回路を構成するトランジスタ514,
515にそれぞれ接続されている。限流駆動回路52は
コンパレータ51の出力端子Qに接続され、電流ミラー
回路を構成する二つのトランジスタ521,522より
なる。そして、限流回路3はこれらトランジスタ52
1,522とベースを共通にするトランジスタで構成さ
れている。かくして、放電抵抗Rdに接続されたトラン
ジスタ522と、放電路7に設けられたトランジスタ3
はそれぞれ、コンパレータ51の出力端子Qより供給さ
れる電流の所定倍の電流を流す。スイッチ手段4はコン
パレータ51の非反転入力端子とアースを結ぶトランジ
スタで構成され、該トランジスタ4が導通するとコンパ
レータ51は作動を停止する。これは、図1に示すスイ
ッチ手段4が「切」の状態である。
【0015】かかる構成の二重積分回路の作動を以下に
説明する。コンデンサ素子1への充電時にはスイッチ手
段を構成するトランジスタ4を導通せしめると、コンパ
レータ51が作動を停止する。これにより、限流回路の
トランジスタ3を流れる電流は零となり、コンデンサ素
子1には充電抵抗Rcを設けた充電路6により充電電流
が供給される。この間のコンデンサ電圧の変化を図3に
示し、上に凸となる指数カーブを示して増加する。
【0016】コンデンサ素子1からの放電時には上記ト
ランジスタ4を非導通とする。コンパレータ51の非反
転入力端子への電圧(すなわち放電抵抗Rdの低圧側端
子電圧)が反転入力端子への電圧(すなわちコンデンサ
電圧)よりも高いと、トランジスタ513のコレクタ電
流はトランジスタ512のコレクタ電流よりも大きくな
り、コンパレータ51の出力端子Qから電流が流出す
る。これにより、トランジスタ522,3がそれぞれ導
通して電流が流れ、コンパレータ51の非反転入力端子
への電圧が低下するとともにコンデンサ1の放電が開始
される。この時のトランジスタ3の電流は、コンパレー
タ51の非反転入力端子に入力する放電抵抗Rdの低圧
側端子電圧がコンデンサ電圧とほぼ等しくなるまで増大
し、これに伴ってトランジスタ3の電流も大きくなる。
以後は、コンデンサ電圧の低下に伴い、これに追従して
放電抵抗Rdの低圧側端子電圧を低下せしめるようにト
ランジスタ522の電流が増加し、この電流に比例して
トランジスタ3の電流が増加してコンデンサ素子1の放
電がさらに進行する。かくして、コンデンサ素子1から
の放電電流は、自身の電圧の低下に伴いこれと電源電圧
との差に比例して大きくなり、この時の比例定数は放電
抵抗Rdの大きさにより決定される。しかして、放電の
間のコンデンサ電圧の変化は図3に示す如く、上に凸と
なる指数カーブを示して減少する。これにより、任意の
電圧Voからt1 時間後に電圧Vc(t1 )まで上昇
し、その後、時間t2 で再び電圧Voに戻る際の、時間
t1 ,t2 と抵抗Rc,Rdの比の直線的関係が保たれ
る。
【0017】これを数式で確かめると、以下のようにな
る。電源電圧をVcc、コンデンサ電圧およびコンデン
サ容量をそれぞれVc,Cとすると、充電時の関係式は
次式(6)で示される。 (Vcc−Vc)/Rc=C・dVc/dt……(6) また、放電時の関係式はトランジスタ3,522の面積
比(電流比)が1:1の場合次式(7)で示される。 (Vcc−Vc)/Rc−(Vcc−Vc)/Rd=C
・dVc/dt……(7)
【0018】充電開始から時間t1 後のコンデンサ電圧
Vc(t1 )は(6)式より、 Vc(t1 )=Vcc{1−(1−Vo/Vcc)・e
xp(−t1 /Rc・C)}……(8) となる。ここで、Voはt=0の時のVcである。Vc
(t1 )から放電を開始して時間t2 後に再び電圧Vo
に戻ったとすると、この時の関係式は(7)式より、 Vo=Vcc〔1−(1−Vc(t1 )/Vcc)・e
xp{(Rc−Rd)・t2 /Rc・Rd・C)}〕…
…(9) 上式(8)、(9)を整理するとt1 /t2 =Rc/R
d−1となり、時間t1 ,t2 と抵抗Rc,Rdの比の
直線的関係が保たれている。
【0019】かくの如く本実施例によれば、コンデンサ
素子1の充電路6に電流ミラー回路は使用されず、充電
抵抗Rcが介設されているだけであるから、充電時間t
1 を長く確保するために充電電流を小さくしてもバラツ
キの増加など特性が悪化することはない。また、コンデ
ンサ素子1は一端がアースされているから、放電路7に
より放電を続行すれば簡単にコンデンサ素子1の電荷を
解消してリセットすることができる。また、IC化した
場合の外部端子数は4つであり、従来よりも一つ外部端
子数を減らすことができるから、既述の如くICパッケ
ージをDIPよりSIPへ変更して設置スペースを大幅
に削減することができる。
【0020】
【実施例2】図4において、定電圧電源2よりスイッチ
手段4を介して電流制御回路5が接続され、該回路5は
外部端子T6を経て放電抵抗Rdに接続されている。放
電抵抗Rdはコンデンサ素子1に至っている。コンデン
サ素子1から延びる放電路7には外部端子T7,T8間
に限流回路3が設けられて、後述の如く電流制御回路5
からの外部信号に応じた電流を通過せしめる。
【0021】その詳細回路を図5に示す。スイッチ手段
4は電源線8とアース間に設けられた抵抗41,42と
トランジスタ43、および抵抗41,42の接続点にベ
ースを接続したトランジスタ44より構成され、このト
ランジスタ44のコレクタに電流制御回路5が接続され
ている。電流制御回路5は二つのトランジスタ53,5
4で電流ミラー回路を構成したもので、ベースと短絡さ
れたトランジスタ54のコレクタが外部端子T6を経て
放電抵抗Rdに接続されている。トランジスタ53のコ
レクタは限流回路3へ至っている。限流回路3は電流ミ
ラー回路を構成する二つのトランジスタ31,32と抵
抗33より構成され、トランジスタ31のコレクタが上
記電流制御回路5のトランジスタ53に接続されるとと
もに、トランジスタ32はコンデンサ素子1からアース
へ至る放電路7中に介設されている。
【0022】上記構成の二重積分回路において、コンデ
ンサ素子1の放電を開始する場合にはスイッチ手段4の
トランジスタ43を導通せしめると、トランジスタ44
が導通して電流制御回路5のトランジスタ54には約
(VccーVF −Vc)/Rdの電流が流れる。ここ
で、Vccは電源電圧、VF はダイオードドロップ電
圧、Vcはコンデンサ電圧である。上記電流は電流ミラ
ーによって限流回路3のトランジスタ31へ供給され
る。トランジスタ31,32の面積比が1:2の場合、
トランジスタ31の電流の2倍の電流がトランジスタ3
2を通過する。この時のコンデンサ1からの放電電流は
トランジスタ32を通過する電流から放電抵抗Rdを流
れる電流を差し引いたものとなるから、結局、放電抵抗
Rdを流れる電流に等しくなる。
【0023】なお、IC設計上許容される範囲でトラン
ジスタ31,32の面積比を大きく設定し、放電抵抗R
dの抵抗値を大きくすれば、放電抵抗Rdを経てコンデ
ンサ1を充電する電流を極く小さくすることができる。
かかる構成によっても、放電電流は電源電圧とコンデン
サ電圧の差に比例したものとなり、放電の間のコンデン
サ電圧の変化は上記実施例と同様に、上に凸となる指数
カーブを示して減少する。かくして本実施例によっても
上記実施例1と同様の効果がある。
【0024】
【発明の効果】以上の如く、本発明によれば、充放電時
間と充放電抵抗の比の直線性を維持しつつ、コンデンサ
素子への充電電流を小さくしても特性の悪化がないとと
もに、複雑なコンデンサ素子のリセット回路も不要であ
る。また、IC化した場合の外部端子数も少なくするこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す二重積分回路のブロッ
ク回路図である。
【図2】二重積分回路の詳細回路図である。
【図3】コンデンサ電圧の時間変化を示す図である。
【図4】本発明の他の実施例を示す二重積分回路のブロ
ック回路図である。
【図5】二重積分回路の詳細回路図である。
【図6】従来例を示す二重積分回路のブロック回路図で
ある。
【図7】二重積分回路の詳細回路図である。
【図8】コンデンサ電圧の時間変化を示す図である。
【図9】他の従来例を示す二重積分回路のブロック回路
図である。
【符号の説明】
1 コンデンサ素子 2 定電圧電源 3 限流回路(限流手段) 4 スイッチ回路(スイッチ手段) 5 電流制御回路(電流制御手段) 6 充電路 7 放電路 Rc 充電抵抗

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンデンサ素子と、定電圧電源との間に
    充電抵抗を介設して一端がアースされた上記コンデンサ
    素子の他端を充電する充電路と、外部信号に応じて通過
    電流量を変更する限流手段をアースとの間に介設した放
    電路と、該放電路を適宜上記コンデンサ素子の他端に接
    続するスイッチ手段と、上記コンデンサ素子の端子電圧
    と上記定電圧電源との差電圧に比例した電流を通過せし
    めるべく上記限流手段へ外部信号を与える電流制御手段
    とを具備し、上記コンデンサ素子の端子電圧を積分出力
    としたことを特徴とする二重積分回路。
  2. 【請求項2】 ICパッケージ内の定電圧電源に接続さ
    れた電源用外部端子と他の外部端子との間に放電抵抗を
    接続するとともに、上記コンデンサ素子の他端を接続し
    たさらに他の外部端子とアース用外部端子との間の放電
    路に上記限流手段を設け、上記電流制御手段を、放電抵
    抗の低圧側端子電圧が上記コンデンサ素子の端子電圧に
    等しくなるように上記放電抵抗に流す電流に比例した電
    流を通過せしめるべく、上記限流手段に外部信号を与え
    るように設定したことを特徴とする請求項1記載の二重
    積分回路。
  3. 【請求項3】 ICパッケージ内の定電圧電源に接続さ
    れた電源用外部端子と他の外部端子との間に上記充電抵
    抗を接続するとともに、上記他の外部端子とさらに他の
    外部端子の間に放電抵抗を接続し、上記定電圧電源より
    延びる電源線と上記さらに他の外部端子との間に上記電
    流制御手段を設けて、該電流制御手段を、これを通過す
    る電流に比例した電流を通過せしめるべく、上記他の外
    部端子とアース用外部端子との間の放電路に設けた限流
    手段に外部信号を与えるように設定したことを特徴とす
    る請求項1記載の二重積分回路。
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