JPH0721467U - 単軌条運搬車に於ける長尺重量物運搬用の油圧駆動台車 - Google Patents
単軌条運搬車に於ける長尺重量物運搬用の油圧駆動台車Info
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Abstract
(57)【要約】
電子出願以前の出願であるので
要約・選択図及び出願人の識別番号は存在しない。
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、支柱に支持された単軌条の上を走行 する運搬車に於いて、後方に連結されたエンジン 搭載のコントロール車によってコントロールされ る長尺重量物運搬用の油圧駆動台車に関するもの である。
(従来の技術) 従来の単軌条運搬車は、第3図で示すように搭 載されたエンジンによって駆動輪を回転させて走 行する駆動車と、この駆動車後方に牽引される荷 物積載用の台車とで構成され、台車の前後下部に は単軌条を上下のガイドローラーで挟持したロー ラー台がレールのカーブ方向に沿って上下左右に 回動するよう取付けられてある。
(考案が解決しようとする課題) 現在、土木関係者からは山等の工事現場で使用 する機材の大型化や材料の大量使用に対し、これ らを一度で何トンも運べたり、クレーン等を分解 した長尺の重量機材を運べる運搬車が要望される と共に、山の中腹や頂上に点在する数箇所の工事 現場を順次周回できるようにしたエンドレスのレ ール走行に適する運搬車が強く要望されている。
ところが、従来の運搬車をそのまま大型化して 重量物を運搬できるようにしても、台車は先頭の 駆動車に牽引されて走行するため、常に上りにな ったレール上を往復する場合はよいが、上り下り が連続したり前記エンドレスのレール上を周回し て下る時は、駆動車より何倍も重い満載の台車が 後方から駆動車の連結部分を強い力で突き押す格 好となる。そのため、連結部や駆動車の駆動輪と ガイドローラー及びレール等の傷みが早く、各所 の破損やブレーキが効かなくなって暴走したり駆 動車自体がレールから脱落して大事故につながる 可能性がある。
また、長尺の重量機材を積載できるように台車 を4メートル前後或いはそれ以上の長さにした場 合、従来の台車の支持方法ではレールからの高さ が十分でないため、レールが上下にカーブしてい る所では台車中央の底部が接触したり台車後方に 突き出した機材の先端がレールに接触して、事実 上、走行が不可能な場合がある。
(課題を解決するための手段) 本考案は以上の点を鑑み、長尺の重量機材を運 搬したりエンドレス走行に適するよう運搬車を改 良したもので、台車自体を駆動走行させるため前 後下部には、油圧モーターを取付けた減速ミッシ ョンによって同時に回転する複数の駆動輪を設け て、台車後方に前記油圧モーターを回転させる可 変油圧モーターと、これをコントロールする発進 レバーを設けたエンジン搭載のコントロール車を 牽引しながら走行するようにしてあり、前記減速 ミッションには、台車を一定の速度に保つ自動定 速ブレーキとコントロール車の発進レバーによっ て制動が解除される停車ブレーキを設けてある。
そして、ロングサイズの台車使用を可能とする ため、減速ミッションと、この近くに設けたロー ラー台とを互いに連結した状態で二段階に上下左 右へ回動するよう台車の前後下部に取付け、また 台車とコントロール車との間には、必要に応じて 延長接続器を連結させるようにしたものである。
(作用) コントロール車の可変油圧ポンプを発進レバー で作動させると、停車ブレーキの制動が解除され ると共に台車の油圧モーターが回転して複数の駆 動輪が同時に減速回転され、後方のコントロール 車を牽引した状態で台車の走行が開始される。
台車は単軌条のカーブした位置を通過する時、 減速ミッションとローラー台がカーブに沿って二 段階で上下左右に回動しながら安定走行をする。
また、台車よりも長い機材を前後に突出させた 状態で運搬する時は、台車とコントロール車の間 に延長接続器を連結させればよい。
(実施例) 本考案の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は単軌条運搬車全体の側面図を示し、1 は長尺重量物を積載できるようにしたロングサイ ズの駆動台車であって、前方下部には上部にミッ ション台2を有する減速ミッション3と、この近 くにローラー台4を配設してある。
減速ミッション3の側部には、入力軸に油圧モ ーター5、他の中間ギア軸に通常の速度よりも2 0〜30%以上速くなると遠心力でブレーキ制動 が働く自動定速ブレーキ6及び後方からのワイヤ ー操作によってブレーキ制動が解除される停車ブ レーキ7等を夫々取付けてあり、また他方の側部 で同時に減速回転する2本の出力軸には、第2図 の背面図でも示すように、上方に設けた正逆に回 転自在なガイドローラー8,8とで支柱9上部の 単軌条10を上下から挟持するよう下面の透孔1 1に係合する突起付きの駆動輪12,12を取付 けてある。
ローラー台4は上下4個の正逆に回転自在なガ イドローラー13で単軌条10を挟持してあり、 前記ミッション台2とローラー台4の上面には、 両方の台が夫々ボルト14,15を中心にして左 右に回動するよう水平板16,17と、この水平 板16,17の左右上面に突設した2枚の平行な 垂直板18,18及び19,19によって支持さ れた水平軸20,21を設けてある。
22は連結台であって、下面の前後位置へ下向 きに固定した左右2個ずつの軸受23,23及び 24,24を、下方の水平板16,17が上下に 回動するよう前記水平軸20,21に取付けてミ ッション台2とローラー台4を連結してある。ま た連結台22の上面には、この台がボルト25を 中心にして左右に回動するよう水平板26と、こ の水平板26の左右上面に突設した2枚の平行な 垂直板27,27によって支持された水平軸28 を設け、駆動台車1の前方下面に固定した左右位 置の軸受29,29を、下方の水平板26が上下 に回動するよう前記水平軸28に取付けてあり、 以上に示した同様の装置が駆動台車1の後方下部 にも設けてある。
30は駆動台車1後方のミッション台2後部に 連結した延長接続器であって、上下4個の正逆に 回転自在なガイドローラー31で単軌条10を挟 持してあり、上部にはホース止め32を設けてあ る。
33は前記延長接続器30の後部に連結した状 態で牽引されるエンジン34搭載のコントロール 車であって、エンジン34から動力が伝達された 可変油圧ポンプ35と、これをコントロールする 発進レバー36及び他の各種レバーが配設されて ある。
油圧回路は前記可変油圧ポンプ35と駆動台車 1下面に沿って配管した2本の油圧管37,37 後端にフレキシブルの油圧ホース38,38を接 続し、その中間位置は延長接続器30のホース止 め32で両側へずれ落ちないようにしてある。ま た油圧管37,37の後端近くには、T型ジョイ ント39,39を設けて後部油圧モーター5とに フレキシブルの油圧ホース40,40を接続する と共に、油圧管37,37の先端と前部油圧モー ター5間にも前記同様の油圧ホース40,40が 接続してある。
41はブレーキワイヤーで、コントロール車3 3の発進レバー36から油圧ホース38,38と 共に延長接続器30のホース止め32に適し、駆 動台車1の後部下面で二股に分けて前後の停車ブ レーキ7,7に接続してあり、発進レバー36の 操作によってブレーキ制動が解除されるように取 付けてある。
本考案の油圧駆動台車は以上のように構成され てあるから、今この作用を詳しく説明する。
コントロール車33のエンジン34を始動し、 各種レバーを所定位置にセットした後、発進レバ ー36を操作すると駆動台車1の前後にある停車 ブレーキ7,7のブレーキ制動が解除され、同時 に可変油圧ポンプ35によって前後の油圧モータ ー5,5が回転し、減速ミッション3,3を介し て計4個の駆動輪12が同時に減速回転して後方 のコントロール車33を牽引した状態で駆動台車 1の無人走行が開始される。
走行中、第4図と第5図のように単軌条10が 山や谷状にカーブした位置では、上下二段の軸受 29及び23,24によって各水平板26及び1 6,17が駆動台車1の前後位置で互いに上下へ 回動しながら通過し、また第6図のように左右に カーブした位置では、上段の連結台22及び下段 のミッション台2とローラー台4とが夫々左右に 回動しながら通過すると共に、駆動台車1から後 方に離れた位置のコントロール車33は、カーブ で生じる駆動台車1との交差角度を延長接続器3 0によって前後の連結箇所で二段階に分割された 状態で単軌条10にほぼ沿った方向から牽引され る。
そして、第7図のように下の荷物積載場所から 山の中腹や頂上にあるA,B,C地点の各工事現 場を通ってエンドレス走行させた場合、B地点ま での上り坂では駆動台車1は引力によって後方に 離れようとするコントロール車33を牽引しなが ら走行し、またB地点からC地点を通って下に戻 る下り坂では駆動台車1は延長接続器30を介し て後方のコントロール車33を常に受け止めた状 態で制御しながら走行する。
各地点での停止は、コントロール車33の発進 レバー36下端が単軌条10の支柱9に取付けら れたストッパー42に当接して戻され、油圧モー ター5,5の回転停止による制動力が働くと同時 に、ブレーキワイヤー41の開放によって停車ブ レーキ7,7の制動力が働いて駆動台車1を所定 の位置で自動停止させる。
走行中、何らかの理由によって速度が通常より も速くなると、前後の自動定速ブレーキ6,6が 遠心力によって自動的に作動して一定の速度を保 ち、また万一、コントロール車33からの油圧ホ ース40,40とブレーキワイヤー41が切断さ れた場合は、油圧モーター5,5の駆動力低下と ほぼ同時にブレーキワイヤー41から開放された 停車ブレーキ7,7が作動して駆動台車1を暴走 する前に緊急停止させる。
なお、荷物の運搬がA地点かB地点まででよい 場合は、駆動台車1はエンドレス走行させずに来 た方向へ逆走させて下へ戻るようにしてもよく、 また長尺の重量運搬物を駆動台車1の後方へ突出 させずに積載できるような場合は、延長接続器3 0を取り外してその間の油圧ホース38,38と ブレーキワイヤー41を短いものに交換するか、 または余分な長さをコントロール車33側に巻い て短く調節するようにしてもよい。
(考案の効果) 本考案の効果は以下の通りである。
(a).重い方の台車自体を先頭に油圧駆動させるこ とによって、エンドレス走行での下り坂で後方 からコントロール車33に突き押されても駆動 輪12等が受ける影響力は小さいため、長期間 安定した走行が可能となる。
(b).また、連結箇所は軽い方のコントロール車3 3を牽引したり受け止めればよいため、変形や 破損が生じにくい。
(c).駆動台車1には、直接油圧モーター5,5の 停止力と停車ブレーキ7,7の制動力が働くた め、重量物を満載した場合でも強力かつ安定し た力で確実に停止させることができる。
(d).駆動台車1は上下左右に回動する二段階の台 で支持されているため、上下にカーブした単軌 条10に対して台車底部や機材先端の接触を防 止することができると共に、ロングサイズの台 車使用が可能となる。
(e).延長接続器30を連結させることによって、 更に長い重量機材を運搬することができる。
(f).後方に離されたコントロール車33は、延長 接続器30によって単軌条10に沿った方向か ら牽引や受け止めがされるため、無理な力が加 わらず脱輪等が生じにくい。
本考案は以上で示した通り、長尺の重量物運搬 とエンドレス走行に適した効果の大なる油圧駆動 台車である。
第1図は本考案に於ける単軌条運搬車全体の側 面図、第2図は本考案の駆動台車を示す背面図、 第3図は従来の小型運搬車を示す側面図、第4図 と第5図及び第6図はカーブした単軌条に於ける 走行状態を示した側面図及び平面図、第7図は複 数の工事現場に於けるエンドレス走行の説明図で ある。 1…駆動台車、2…ミッション台、3…減速ミ ッション、4…ローラー台、5…油圧モーター、 6…自動定速ブレーキ、7…停車ブレーキ、8… ガイドローラー、9…支柱、10…単軌条、11…透 孔、12…駆動輪、13…ガイドローラー、14,15… ボルト、16,17…水平板、18,19…垂直板、20, 21…水平軸、22…連結台、23,24…軸受、25…ボ ルト、26…水平板、27…垂直板、28…水平軸、29 …軸受、30…延長接続器、31…ガイドローラー、 32…ホース止め、33…コントロール車、34…エン ジン、35…可変油圧ポンプ、36…発進レバー、37 …油圧管、38…油圧ホース、39…T型ジョイント、 40…油圧ホース、41…ブレーキワイヤー、42…ス トッパー。
Claims (2)
- 【請求項1】 駆動台車の前後下部には、減速ミッショ
ン 及び上下のガイドローラーで単軌条を挟持し たローラー台を配設し、減速ミッションには 入力軸に油圧モーター及び他の中間軸に自動 定速ブレーキと停車ブレーキを、また複数の 出力軸には、上方のガイドローラーとで単軌 条を挟持しながら下面に係合する駆動輪を夫 々設けると共に、前記減速ミッションとロー ラ台は互いに連結された状態で二段階に上下 左右へ回動するよう駆動台車下部に取付け、 また駆動台車後方には前記油圧モーターを回 転させる可変油圧ポンプ及びこの可変油圧ポ ンプと前記停車ブレーキとを同時にコントロ ールする発進レバーを備えたエンジン搭載の コントロール車を連結して牽引したことを特 徴とする単軌条運搬車に於ける長尺重量物運 搬用の油圧駆動台車。 - 【請求項2】 駆動台車とコントロール車との間には、
上 下のガイドローラーで単軌条を挟持した延長 接続器を連結した請求項1の単軌条運搬車に 於ける長尺重量物運搬用の油圧駆動台車。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990074181U JP2555802Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 単軌条運搬車に於ける長尺重量物運搬用の油圧駆動台車 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990074181U JP2555802Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 単軌条運搬車に於ける長尺重量物運搬用の油圧駆動台車 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0721467U true JPH0721467U (ja) | 1995-04-18 |
| JP2555802Y2 JP2555802Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=13539746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990074181U Expired - Lifetime JP2555802Y2 (ja) | 1990-07-11 | 1990-07-11 | 単軌条運搬車に於ける長尺重量物運搬用の油圧駆動台車 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2555802Y2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006116979A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Nikkari Co Ltd | 単軌条運搬車の荷積台車 |
| JP2013538971A (ja) * | 2010-09-14 | 2013-10-17 | デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド | 風力発電機組立体移動装置、及びこれを用いて風力発電機組立体を積荷役する方法 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62214048A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-19 | ちぐさ索道株式会社 | 単軌条運搬車の乗用台車 |
-
1990
- 1990-07-11 JP JP1990074181U patent/JP2555802Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62214048A (ja) * | 1986-03-13 | 1987-09-19 | ちぐさ索道株式会社 | 単軌条運搬車の乗用台車 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006116979A (ja) * | 2004-10-19 | 2006-05-11 | Nikkari Co Ltd | 単軌条運搬車の荷積台車 |
| JP2013538971A (ja) * | 2010-09-14 | 2013-10-17 | デウ シップビルディング アンド マリン エンジニアリング カンパニー リミテッド | 風力発電機組立体移動装置、及びこれを用いて風力発電機組立体を積荷役する方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2555802Y2 (ja) | 1997-11-26 |
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