JPH0721876Y2 - セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 - Google Patents
セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室Info
- Publication number
- JPH0721876Y2 JPH0721876Y2 JP1986124164U JP12416486U JPH0721876Y2 JP H0721876 Y2 JPH0721876 Y2 JP H0721876Y2 JP 1986124164 U JP1986124164 U JP 1986124164U JP 12416486 U JP12416486 U JP 12416486U JP H0721876 Y2 JPH0721876 Y2 JP H0721876Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- turbine
- impeller
- side edge
- blade
- turbine impeller
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Supercharger (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、セラミックスラジアルタービン翼車を装着し
たターボチャージャーの翼車室に好適に利用される。
たターボチャージャーの翼車室に好適に利用される。
「従来の技術」 第2図は、金属製のラジアルタービン翼車を装着した従
来のターボチャージャーの翼車室を示す断面図である。
21は金属製のラジアルタービン翼車、22はタービン翼車
21のハブ部、23はタービン翼車21の翼部、24はタービン
ノズルを示し、周知のように排気はタービンノズル24を
通って、タービン翼車21に導かれ、タービン翼車21を回
転駆動させつつ、矢印の方向に沿って排気出口25から外
部に排出される。而して、タービン翼車21の回転力は同
軸上に設けられたコンプレッサー翼車(図示省略)に伝
えられて、コンプレッサー翼車を回転駆動させ、過給機
として機能するようになっている。
来のターボチャージャーの翼車室を示す断面図である。
21は金属製のラジアルタービン翼車、22はタービン翼車
21のハブ部、23はタービン翼車21の翼部、24はタービン
ノズルを示し、周知のように排気はタービンノズル24を
通って、タービン翼車21に導かれ、タービン翼車21を回
転駆動させつつ、矢印の方向に沿って排気出口25から外
部に排出される。而して、タービン翼車21の回転力は同
軸上に設けられたコンプレッサー翼車(図示省略)に伝
えられて、コンプレッサー翼車を回転駆動させ、過給機
として機能するようになっている。
一方、ターボチャージャーにおける最大の問題である加
速応答性の遅れを改善するため、タービン翼車を金属に
比して比重の小さいセラミックス製としたものが実用化
されている。
速応答性の遅れを改善するため、タービン翼車を金属に
比して比重の小さいセラミックス製としたものが実用化
されている。
「考案が解決しようとする問題点」 ところが、セラミックスは金属より破壊靱性値が低いた
め、金属製タービン翼車を装着した場合の翼車室の構造
をセラミックス製タービン翼車を装着した場合に適用す
ると、排気マニホールドからの酸化スケールの飛び込み
によって翼カケ、翼車破損等が生じ易いという問題点が
あった。
め、金属製タービン翼車を装着した場合の翼車室の構造
をセラミックス製タービン翼車を装着した場合に適用す
ると、排気マニホールドからの酸化スケールの飛び込み
によって翼カケ、翼車破損等が生じ易いという問題点が
あった。
そこで、本考案者等がセラミックスラジアルタービン翼
車について鋭意検討の結果、翼部の排気入口側にカケを
生じた場合は他の部分にカケを生ずることはなく、排気
入口側にカケが生じたときにそこから破壊が進行するこ
とが判明した。
車について鋭意検討の結果、翼部の排気入口側にカケを
生じた場合は他の部分にカケを生ずることはなく、排気
入口側にカケが生じたときにそこから破壊が進行するこ
とが判明した。
本考案は、上記の情勢に鑑みてなされたもので、セラミ
ックスラジアルタービン翼車のカケを少なくすることを
目的とする。
ックスラジアルタービン翼車のカケを少なくすることを
目的とする。
「問題点を解決するための手段」 その手段は、翼部のシュラウド側縁部と排気入口側縁部
との稜線の位置をタービンノズルより2mm以上排気出口
側に定めたところにある。
との稜線の位置をタービンノズルより2mm以上排気出口
側に定めたところにある。
「作用」 タービンノズルからスケールが飛び込んで翼部に衝突す
る際、タービンノズルから翼部に至る距離が短いため、
通常スケールの飛行範囲はタービンノズルの内径にほぼ
等しい。そして、このスケールの外径は高々2mmまでで
ある。かくして翼部のうち最も衝撃に弱い上記稜線の位
置をタービンノズルより2mm以上排気出口側に定めたこ
とにより上記稜線の位置がスケールの飛行範囲から外れ
ることとなり、スケールが上記稜線付近に衝突する可能
性が少なくなり、カケが防止される。
る際、タービンノズルから翼部に至る距離が短いため、
通常スケールの飛行範囲はタービンノズルの内径にほぼ
等しい。そして、このスケールの外径は高々2mmまでで
ある。かくして翼部のうち最も衝撃に弱い上記稜線の位
置をタービンノズルより2mm以上排気出口側に定めたこ
とにより上記稜線の位置がスケールの飛行範囲から外れ
ることとなり、スケールが上記稜線付近に衝突する可能
性が少なくなり、カケが防止される。
「実施例」 第1図に、本考案の一実施例に係るセラミックスラジア
ルタービン翼車を装着したターボチャージャーの翼車室
の断面図を示す。
ルタービン翼車を装着したターボチャージャーの翼車室
の断面図を示す。
11は窒化ケイ素焼結体よりなるラジアルタービン翼車、
12はタービン翼車11のハブ部、18はタービン翼車11の翼
部、14は孔径5mmのタービンノズル、15は排気出口、16
はタービンノズル14から排気出口15に至るまで延設され
て排気が効率良くタービン翼車11を回転駆動するように
排気の流路を形成するシュラウド、13aは翼部13のうち
シュラウド16の内面と対向し翼部肉厚相当の幅を有する
シュラウド側縁部、13bは翼部13のうちタービンノズル1
4と対向しシュラウド側縁部13aと略同等幅の排気入口側
縁部を示す。而してシュラウド16、シュラウド側縁部13
a及び排気入口側縁部13bの曲率、長さ等はシュラウド側
縁部13aと排気入口側縁部13bとの稜線13cの軸方向位置
がタービンノズル14の排気出口側最端14aより2mmだけ排
気出口側になるように設計し、翼車室を製造した。
12はタービン翼車11のハブ部、18はタービン翼車11の翼
部、14は孔径5mmのタービンノズル、15は排気出口、16
はタービンノズル14から排気出口15に至るまで延設され
て排気が効率良くタービン翼車11を回転駆動するように
排気の流路を形成するシュラウド、13aは翼部13のうち
シュラウド16の内面と対向し翼部肉厚相当の幅を有する
シュラウド側縁部、13bは翼部13のうちタービンノズル1
4と対向しシュラウド側縁部13aと略同等幅の排気入口側
縁部を示す。而してシュラウド16、シュラウド側縁部13
a及び排気入口側縁部13bの曲率、長さ等はシュラウド側
縁部13aと排気入口側縁部13bとの稜線13cの軸方向位置
がタービンノズル14の排気出口側最端14aより2mmだけ排
気出口側になるように設計し、翼車室を製造した。
上記翼車室についてタービン翼車11を8万rpmの速度で
回転させ、タービンノズル14の上流50mmの位置から30mg
の鉄球を投入し、翼部13の状態を観察した。
回転させ、タービンノズル14の上流50mmの位置から30mg
の鉄球を投入し、翼部13の状態を観察した。
比較のために第2図のように稜線23cの軸方向位置がタ
ービンノズル24の排気出口側最端よりハブ部22背面側に
なるように翼車室を製造し、上記実施例と同様に30mgの
鉄球を投入し、翼部23の状態を観察した。
ービンノズル24の排気出口側最端よりハブ部22背面側に
なるように翼車室を製造し、上記実施例と同様に30mgの
鉄球を投入し、翼部23の状態を観察した。
以上の観察結果を第1表に示す。
「効果」 稜線からのクラック進行によるカケの発生を減らすこと
ができる。かかる効果より派生して第3図に示すように
排気入口側縁部33bを軸方向に対して傾斜させることに
より、タービン効率を落とさずに一層カケ発生を少なく
することができる。
ができる。かかる効果より派生して第3図に示すように
排気入口側縁部33bを軸方向に対して傾斜させることに
より、タービン効率を落とさずに一層カケ発生を少なく
することができる。
第1図は本考案の一実施例に係るセラミックスラジアル
タービン翼車の翼車室を示す断面図、第2図は従来の翼
車室を示す断面図、第3図は本考案の他の実施例に係る
翼車室を示す断面図である。 11,21,31……ラジアルタービン翼車、13,23,33……翼
部、14,24,34……タービンノズル、15,25,35……排気出
口、13a,23a,33a……シュラウド側縁部、13b,23b,33b…
…排気入口側縁部、13c,23c,33c……稜線
タービン翼車の翼車室を示す断面図、第2図は従来の翼
車室を示す断面図、第3図は本考案の他の実施例に係る
翼車室を示す断面図である。 11,21,31……ラジアルタービン翼車、13,23,33……翼
部、14,24,34……タービンノズル、15,25,35……排気出
口、13a,23a,33a……シュラウド側縁部、13b,23b,33b…
…排気入口側縁部、13c,23c,33c……稜線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−203808(JP,A) 実開 昭59−131902(JP,U) 実開 昭62−12702(JP,U) 実開 昭61−47401(JP,U) 実開 昭61−47403(JP,U) 特公 昭60−32001(JP,B2)
Claims (1)
- 【請求項1】翼部のシュラウド側縁部と排気入口側縁部
との稜線が、タービンノズルより2mm以上排気出口側に
あることを特徴とするセラミックスラジアルタービン翼
車の翼車室
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986124164U JPH0721876Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986124164U JPH0721876Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6331226U JPS6331226U (ja) | 1988-02-29 |
| JPH0721876Y2 true JPH0721876Y2 (ja) | 1995-05-17 |
Family
ID=31015926
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986124164U Expired - Lifetime JPH0721876Y2 (ja) | 1986-08-13 | 1986-08-13 | セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0721876Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6021354B2 (ja) | 2012-02-29 | 2016-11-09 | 三菱重工業株式会社 | エンジン用過給機 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6032001A (ja) * | 1983-08-01 | 1985-02-19 | Minolta Camera Co Ltd | 反射防止膜 |
-
1986
- 1986-08-13 JP JP1986124164U patent/JPH0721876Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6331226U (ja) | 1988-02-29 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20100232970A1 (en) | Fan rotating blade for turbofan engine | |
| JP2001289050A (ja) | 可変容量ターボ過給機 | |
| GB2170866A (en) | Turbocharger | |
| CN107084004A (zh) | 用于涡轮发动机部件的冲击孔 | |
| JPS60175706A (ja) | 入口案内翼 | |
| JPH01121599A (ja) | ラジアル吐出遠心圧縮機 | |
| JPH0721876Y2 (ja) | セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 | |
| JPS58564B2 (ja) | 排気タ−ビン過給機 | |
| JP2000283086A5 (ja) | ||
| JPH0613879B2 (ja) | 遠心式圧縮機のベーン固定装置 | |
| JPS6360201B2 (ja) | ||
| JPH0721877Y2 (ja) | セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 | |
| JPH0727377Y2 (ja) | セラミックスラジアルタービン翼車の翼車室 | |
| JPH11343998A (ja) | 軸流圧縮機 | |
| JP2004027854A (ja) | ターボファンエンジン | |
| JPH0315604A (ja) | セラミックタービン翼車 | |
| JPS601326A (ja) | タ−ボチヤ−ジヤのタ−ビンハウジング | |
| JP2001055904A (ja) | 蒸気タービンのドレン分離構造 | |
| JPS6139482B2 (ja) | ||
| JPH0738641Y2 (ja) | 多段軸流タービン | |
| JPS6345401A (ja) | セラミツクスラジアルタ−ビン翼車 | |
| JPS6350629A (ja) | タ−ビンスクロ−ル | |
| JP2566030B2 (ja) | セラミック製タービンロータ | |
| JP2532531Y2 (ja) | 排気ガスタービン過給機のタービン軸抜出防止構造 | |
| JPS5879094U (ja) | 遠心式圧縮機 |